JPH0635405U - 簡易倉庫型空間形成構造体 - Google Patents
簡易倉庫型空間形成構造体Info
- Publication number
- JPH0635405U JPH0635405U JP8816991U JP8816991U JPH0635405U JP H0635405 U JPH0635405 U JP H0635405U JP 8816991 U JP8816991 U JP 8816991U JP 8816991 U JP8816991 U JP 8816991U JP H0635405 U JPH0635405 U JP H0635405U
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- JP
- Japan
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- space forming
- forming structure
- structure according
- wall
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来の建設工事はその規模がきわめて大き
く、そして建設工事が終るとその工事の結果できた建造
物或いは築造物等を事実上、単に維持する仕事が残され
るだけであって、恒久的な上屋の必要性がなく特殊なケ
ースを除き、上屋に係る研究がなされなかった。そこで
上記の問題点を解決することを本考案の目的とするもの
である。 【構成】 前後方向に移動自在な縦断面がほぼコの字状
の板状空間形成構造体においてその複数の構造体の間で
互いに重なり合せることを可能にすることにより、その
空間部を所望の広さに拡大或いは縮小させうるようにし
てなる簡易倉庫型空間形成構造体である。
く、そして建設工事が終るとその工事の結果できた建造
物或いは築造物等を事実上、単に維持する仕事が残され
るだけであって、恒久的な上屋の必要性がなく特殊なケ
ースを除き、上屋に係る研究がなされなかった。そこで
上記の問題点を解決することを本考案の目的とするもの
である。 【構成】 前後方向に移動自在な縦断面がほぼコの字状
の板状空間形成構造体においてその複数の構造体の間で
互いに重なり合せることを可能にすることにより、その
空間部を所望の広さに拡大或いは縮小させうるようにし
てなる簡易倉庫型空間形成構造体である。
Description
【0001】
本考案は簡易倉庫型空間形成構造体に関し、特に大型および超大型の簡易倉庫 型空間形成構造体の関し、土木作業、機械組立作業、組立製品の生産現場作業、 土木建築現場作業等で短期ばかりでなく中期、長期にわたる作業現場の風よけ、 雨よけを可能とする簡易倉庫型空間形成構造体に関する。
【0002】
従来の盛土施工法などでは撒き出し、敷き均し、転圧の作業工程によって作業 が進められてきた。そこで前述の撒き出し、転圧の作業工程では、その工程で費 やされる時間か長期になり易く、そこで時には雨が降ったり、風が吹いたりして 作業をすすめにくくなり、施工管理もしにくくなる上に工事日程がくるい、長く なってしまうので関係者はその対策に苦慮してきた。
【0003】
そこで従来の建設工事或いはそれに類似する工事などのように屋外での作業を 主にして行なわざるをえなかったのに対して、一般の機械或いは電気機械の組立 のように上屋の内部で作業を行なうことが組立作業などの工事日程をくるわせず にすみ、かつ十分その成果をあげるものと考えられるのであるが建設工事などで はその規模が他の産業の場合に比べてきわめて大きく、そして建設工事が終ると その工事の結果、できた建造物或いは築造物等を事実上、単に維持する仕事が残 されるだけであって、恒久的な上屋の必要性がなく特殊なケースを除き、上屋に 係る研究がなされなかった。そこで上記の問題点を解決することを本考案の目的 とするものである。
【0004】
次に、上記目的を達成するための具体的構成を図面に従い説明すると、前後方 向に移動自在な縦断面がほぼコの字状の板状空間形成構造体においてその複数の 構造体の間で互いに重なり合せることを可能にすることにより、その空間部を所 望の広さに拡大或いは縮小させうるようにしてなる簡易倉庫型空間形成構造体で ある。
【0005】
前後方向に移動自在な縦断面がほぼコの字状の板状空間形成構造体において、 その複数の構造体の間で互いに重なり合せうることを可能にすることにより、そ の板状空間形成部材を最小に縮小した状態から最大に拡大した状態の間で所望の 広さの空間を形成しうるのである。
【0006】
地表面或いは地表面に相当するほぼ水平な場所に互いに所望幅をあけて平行に なるように配設させられた軌条1を複列式に設け、それらの軌条1の最も内側の 軌条の上に縦断面がほぼコの字状の屋根2と壁体3とからなる空間形成構造体の 脚4の下端部を位置させ、その下端部に設けたコロ車を前記軌条1の上に移動自 在に配設し、最も内側の軌条の次に外側に位置する軌条1′同士の上に前記ほぼ コの字状の屋根2と壁体3とからなる空間形成構造体の外側を包みうる大きさの 縦断面がほぼコの字状の屋根2′と壁体3′とからなる空間形成構造体を軌条1 ′上で移動自在になるようにコロ車などを介して配設し、さらに前記屋根2′と 壁体3”とからなる空間形成構造体の外側を包みうる大きさの縦断面がほぼコの 字状の屋根2”と壁体3”とからなる空間形成構造体を軌条2”上で移動自在に なるようにコロ車などを介して配設し、これら多重の縦断面がほぼコの字状の屋 根と壁体とからなる空間形成構造体を互いに重ね合わせることにより、その占有 空間を狭くさせたりその逆に互いにその空間形成構造体の一端とそれに隣り合う 空間形成構造体の他端とがわずか重なるようにして占有空間を広くさせうるよう にし、前記空間形成構造体の壁体の脚体4の下端部と軌条との間に転倒防止用フ ック5を配設してなる簡易倉庫型空間形成構造体である。
【0007】
【効果】 比較的広い空間が必要な作業現場で恒久的に仕事をする必要がない場合でも、 雨および風を防いだ状態で仕事を進めることが重要であることは、しばしば生じ る。しかし比較的長期間を要する土木工事では、その規模が大きい点もあり上屋 をつくることなく工事をすすめることが一般的であって風雨に遭遇すると工事を 延期させることが多く、予定の期間内に工事を完成させることができないことも あった。本考案はそれらの工事現場のところに上屋を建設して、特に上屋の屋根 の部分を拡大したり、縮小したりすることによって工事を休むことなく続けるこ とにより工事の期間を短縮して工事の進み具合を促進しうるのである。 そこで、本考案は前後方向に移動自在な縦断面がほぼコの字状の板状空間形成 構造体において、その複数の構造体の間で互いに重なり合わせることを可能にす ることによって、その空間部を所望の広さに拡大或いは縮小させうるようにした ので上屋の長手方向の長さを所望の長さにすることにより、工事の能率を向上さ せうる効果がある。
【図1】本考案を施した簡易倉庫型空間形成構造体の斜
視図である。
視図である。
1 軌道 1′軌道 1”軌道 2 屋根 2′屋根 2”屋根 3 壁体 3′壁体 3”壁体 4 脚体 5 転倒防止用フック
Claims (12)
- 【請求項1】 前後方向に移動自在な縦断面がほぼコの
字状の板状空間形成構造体において、その複数の構造体
の間で互いに重なり合わせることを可能にすることによ
りその空間部を所望の広さに拡大或いは縮小させうるよ
うにしてなる簡易倉庫型空間形成構造体。 - 【請求項2】 地表面或いはそれに類似する基礎構造部
分となりうるところの左右の両側に互いに平行に位置さ
せられた複数列の案内用軌条を配設し、その軌条の上に
空間形成構造体の両側の脚部の下端部を移動可能に載置
してなる請求項1記載の簡易倉庫型空間形成構造体。 - 【請求項3】 空間形成構造体の屋根構造部分をその中
央部分をその周縁部分より高く形成し、屋根の中央部分
から周縁部分に向けてゆるやかに傾斜させて内向きにモ
ーメンドが働くようにさせてなる請求項1記載の簡易倉
庫型空間形成構造体。 - 【請求項4】 空間形成構造体の両壁面構造部分を上方
から下方に向けてわずか外向きに下方部分が拡がるよう
に傾斜させてなる請求項1記載の簡易倉庫型空間形成構
造体。 - 【請求項5】 合成樹脂製コルゲート板によって屋根と
壁を形成してなる空間形成構造体からなる請求項1記載
の簡易倉庫型空間形成構造体。 - 【請求項6】 金属波板により壁と屋根を形成してなる
空間形成構造体からなる請求項1記載の簡易倉庫型空間
形成構造体。 - 【請求項7】 鋼板によってほぼ垂直方向の壁部分とほ
ぼ水平方向の屋根部分とのみで形成した覆体からなる請
求項1記載の簡易倉庫型空間形成構造体。 - 【請求項8】 互いに重なり合う空間形成構造体の間で
一方が他方に接触しないようにさせうることを特徴にし
てなる請求項1記載の簡易倉庫型空間形成構造体。 - 【請求項9】 壁部分の下端部に設けたローラーの部分
を軌条の上に載置してなる請求項1記載の簡易倉庫型空
間形成構造体。 - 【請求項10】 転倒防止用フックの一端を軌条にか
け、そのフックの他端を壁体の下端部に固定することに
より空間形成構造体の屋根および壁体の構造部分が転倒
しないようにさせてなる請求項1記載の簡易倉庫型空間
形成構造体。 - 【請求項11】 レールなどの軌条の配設位置の内側に
土留矢板などによる突出側壁構造部分を配設させてなる
請求項1記載の簡易倉庫型空間形成構造体。 - 【請求項12】 重ね合わせうる複数の板状空間形成構
造体の一端縁部とそれに隣接する板状空間形成構造体と
の他端縁部との間で互いに係止しうる係止装置を設けて
なる請求項1記載の簡易倉庫型空間形成構造体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8816991U JPH0635405U (ja) | 1991-08-01 | 1991-08-01 | 簡易倉庫型空間形成構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8816991U JPH0635405U (ja) | 1991-08-01 | 1991-08-01 | 簡易倉庫型空間形成構造体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0635405U true JPH0635405U (ja) | 1994-05-13 |
Family
ID=13935419
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8816991U Pending JPH0635405U (ja) | 1991-08-01 | 1991-08-01 | 簡易倉庫型空間形成構造体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0635405U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101368280B1 (ko) * | 2012-04-26 | 2014-03-03 | 현대제철 주식회사 | 제품 보관용 이동형 창고 |
-
1991
- 1991-08-01 JP JP8816991U patent/JPH0635405U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101368280B1 (ko) * | 2012-04-26 | 2014-03-03 | 현대제철 주식회사 | 제품 보관용 이동형 창고 |
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