JPH0635318B2 - 高所作業車の転倒防止装置 - Google Patents

高所作業車の転倒防止装置

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JPH0635318B2
JPH0635318B2 JP25026986A JP25026986A JPH0635318B2 JP H0635318 B2 JPH0635318 B2 JP H0635318B2 JP 25026986 A JP25026986 A JP 25026986A JP 25026986 A JP25026986 A JP 25026986A JP H0635318 B2 JPH0635318 B2 JP H0635318B2
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達也 布原
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は高所作業車の転倒防止装置に係り、詳しくは、
車体転倒の可能性のあることが検出されると、ブームの
伸長および伏倒を阻止するようにした装置に関する。こ
れは、先端にゴンドラを有するブームの過剰な伸長や伏
倒を規制して、車体の転倒防止を図る分野で利用される
ものである。
〔従来技術〕
高所作業車には、先端にゴンドラを装着した多段ブーム
が伸縮・起伏・旋回可能に取り付けられ、作業者を乗せ
たゴンドラを所望の位置に移動させることができるよう
になっている。このような種類の車体にあっては、ブー
ムの伸長は伏倒がある範囲を越えて行なわれると、車体
が転倒する危険がある。すなわち、安定脚であるアウト
リガを張り出すことにより、車体は地上に安定的に固定
されるといえども、搭乗者、ゴンドラおよびブームなど
の重量により大きなモーメントが生じる位置にゴンドラ
が変位すると、車体が転倒することになるからである。
これを解消した先行技術として、特開昭62-21700号公報
に記載された高所作業車の転倒防止装置がある。それを
略述すると、第15図〜第17図に示すように、ブーム
2の伸縮量を小さい移動量に変換しながら検出する伸縮
量検出手段8と、ブーム基台4に対するゴンドラ3〔第
4図参照〕の対応位置にあって、アウトリガ9の各張出
量に応じて車体が転倒する可能性の如何を検出するセン
サ10とを有している。そして、伸縮量検出手段8で検
出された変位量に応じて、センサ10を移動させるセン
サ移動手段11と、アウトリガ9の各張出量に対応し
て、ブーム2の伸縮および起伏による高所作業車の非転
倒範囲を形成し、ブーム2の起伏動に独立して定姿勢を
常時維持し、かつ、センサ10に対面している安全領域
表示手段12とが設けられている。アウトリガ9の各張
出量に対応して、センサ10のうち作動すべきセンサ1
0が選定され、そのセンサ10からの信号を受けて、ブ
ーム2の伸長および伏倒が阻止されるようになってい
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述の転倒防止装置にあっては、第4図に示す高所作業
車1に設けられたブーム2がホームポジション84に位
置する状態で、アウトリガ9を張り出して車体1aを固
定した後、ゴンドラ3に作業者が乗り込んでゴンドラ側
Aの操作レバーを操作すると、ブーム2は起伏・伸縮・
旋回してゴンドラ3を所望の位置に変位させることがで
きる。このとき、アウトリガ9の張出量は3段階の大小
に区分されているので、その張出量における1つの段階
を選んでアウトリガ9が張り出される。その張出量に対
するブーム2の伸縮・起伏の安全領域が異なるため、第
16図および第17図に示す3つのセンサ10a〜10
cに対応して3枚の境界板28が採用されている。その
境界板28は前述した安全領域表示手段12であり、異
なる伸縮・起伏の安全領域をセンサ10a〜10cで検
出させるために、その形状の異なる3種類の境界板28
a〜28cからなり、4つの桟25aにより形成される
空間29おいて並列に配置されている。このような転倒
防止装置はブーム2の側面などに装着されることが多い
ので、コンパクト化されることが望まれる。そして、伸
縮量検出手段8は、第9図に示すように、アウトリガ9
が張り出された状態で、伸縮シリンダ5の伸長により生
じるブーム相互の相対変位量、すなわち、第1ブーム2
Aと第2ブーム2Bとの大きい相対変位量を小さい移動
量に変換しながら検出するものである。これは、第15
図に示すように、第1ブーム2A内から矢印15方向に
進退する第2ブーム2Bに固定された傾斜ガイド部材1
6と、第1ブーム2Aに支持点17で軸承された揺動自
在な回動アーム18と、その回動アームに取り付けられ
たワイヤ19とからなっている。そのワイヤ19は、第
16図に示すように、第1ブーム2Aに取り付けられた
滑車20などで方向転換された後スプリング21により
付勢され、第15図に示す回動アーム18の先端に支承
されたローラ22が傾斜ガイド部材16に常時当接する
ようにされている。その結果、第2ブーム2Bが第1ブ
ーム2Aより進出すると、傾斜ガイド部材16が移動し
てローラ22との当接個所が変化し、スプリング21に
引っ張られたワイヤ19の先端金具23が、第1ブーム
2Aの長手方向に移動するようになっている。すなわ
ち、傾斜ガイド部材16の傾斜角度は比較的小さく選定
され、第2ブーム2Bが大きく進出してもローラ22の
矢印24方向への変位量は少なく、したがって、ワイヤ
19により移動する先端金具23の移動を少なくするこ
とができるのである。
ところで、上述の伸縮量検出手段8にあっては、傾斜ガ
イド部材16がブーム2に取り付けられているので、取
付けに伴ってブーム2の改造工事が要求されると共に、
移動量を少なくされたセンサ10a〜10cは高い精度
で移動させる必要がある。そのため、傾斜ガイド部材1
6やその周りの部材および境界板28の加工および相互
の取付精度を高くしなければならない。その結果、転倒
防止装置の製作に当たって、高精度の加工が多くなって
製作費用が嵩む問題がある。さらに、傾斜ガイド部材や
その周りの部材によるセンサの移動量を減少させる機構
にあっても精度の向上が望まれる。一方、転倒防止装置
はブームの側面などに装着されることが多いので、装置
のコンパクト化が望まれる。
本発明は上述の問題を解消するためになされたもので、
その目的は、転倒防止装置のコンパクト化が図られると
共に製造や組立における工数の低減が可能となり、ブー
ムの伸縮量に比例した移動量を発生させるための減速手
段の精度の向上を図ることができる高所作業車の転倒防
止装置を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の高所作業車の転倒防止装置の特徴を第1図を参
照して説明すると、先端にゴンドラが装着された多段ブ
ームを、伸縮および起伏させることができるようになっ
ている高所作業車にあって、ブームの伸縮に伴うワイヤ
40を巻き取り繰り出すワイヤドラム42と、そのワイ
ヤ40の移動に伴い回転するワイヤドラム42の回転を
減速させる減速手段43〔第2図参照〕と、減速された
回転を直線運動に変換し、ブームの伸縮量に比例した移
動量を発生させる移動量変換伝達手段44と、ブームの
伸縮および起伏による高所作業車の非転倒範囲がアウト
リガの各張出量に対応して形成された安全領域表示手段
33と、ブームの起伏動に独立して安全領域表示手段3
3を定姿勢に常時維持する姿勢保持手段34〔第5図参
照〕と、アウトリガの張出量を検出する張出状態検出体
35〔第6図(a)参照〕により、安全領域表示手段33
における安全領域を選定する安全領域選定手段36〔第
7図参照〕と、ブームの伸長および伏倒を阻止する作動
阻止手段37〔第8図参照〕と、移動量変換伝達手段4
4に取り付けられて移動し、安全領域表示手段33上で
ゴンドラに対応した位置をとり、かつ、作動阻止手段3
7の切換え作動を可能にする安全良否検出体38とを具
備することである。
〔作 用〕
高所作業車におけるブームの先端に装着されたゴンドラ
を伸縮および起伏させる際、アウトリガを作業に見合っ
た張出量となるように張り出させる。張出状態検出体3
5がアウトリガの張出量を検出し、その検出信号が安全
領域選定手段36に入力されると、安全領域表示手段3
3には、そのアウトリガの張出量に対応して、ブーム2
の伸縮および起伏による高所作業車1の非転倒範囲が形
成される。ブームが伸長されると、ワイヤドラム42に
巻き取られていたワイヤ44が繰り出されて、ワイヤド
ラム42が回転する。その回転は減速手段43により減
速された後、移動量変換伝達手段44に伝達されると、
ブームの伸縮量に比例した移動量が発生されるので、移
動量変換伝達手段44に取り付けられた安全良否検出体
38は、安全領域選定手段36が安全領域表示手段33
において選定した安全領域を移動する。そして、安全良
否検出体38が選定された安全領域を外れると、作動阻
止手段37が切換えられて、ブームのそれ以上の伸長や
伏倒が阻止される。一方、ブームの起伏の際に、姿勢保
持手段34は安全領域表示手段33の定姿勢を保持させ
るように作動するので、その安全領域は正確に維持され
る。作動阻止手段37が作動した後、ブームを縮小およ
び起立させることにより作動阻止手段37が復帰作動し
て、再びブームの伸長や伏倒が可能となるので、車体の
転倒が防止されながらゴンドラ3は所望位置に向けて移
動することができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ワイヤドラムと減速手段と移動量変換
伝達手段と安全領域表示手段と姿勢保持手段と安全領域
選定手段と作動阻止手段と安全良否検出体とを具備する
ので、ゴンドラの移動に伴う車体の転倒が防止され、減
速手段の採用によりブームの伸縮量を極めて小さい移動
量に変換して、装置のコンパクト化が実現されると共
に、ブームの伸縮量に比例して精度の高い安全良否検出
体の移動が可能となる。ブーム内の改造工事などが不要
となり、それに要した製造や組立における工数の削減を
図ることができる。
〔実施例〕
以下、本発明をその実施例に基づいて詳細に説明する。
第4図は高所作業車1の一例で、ブーム2の先端に設け
られたゴンドラ3を変位させるため、ゴンドラ側Aまた
は車体側Bにレバー操作装置が設けられ、ブーム2を適
宜伸縮させたり、ブーム基台4に対して起伏させたり、
そのブーム基台4を車体1aに対して旋回させることが
できるようになっている。このようなブーム2の動作は
後述する油圧回路に介在された切換弁を適宜切換えるこ
とによって行なわれるので、油圧ポンプから伸縮シリン
ダ5、起伏シリンダ6、旋回モータ7などのアクチュエ
ータに導入される作動油が切換弁を通過するだけでな
く、油タンクにドレンされる作動油もその切換弁を通過
するようになっている。そのような油圧回路には、ゴン
ドラ3の過剰な変位による車体1aの転倒を防止するた
め、ブーム2の伸長と伏倒を規制する後述する自動切換
弁が設けられている。
このような高所作業車には、第1図〜第3図に示したワ
イヤドラム42、減速手段43、移動量変換伝達手段4
4、アウトリガ9〔第4図参照〕の各張出量に対応して
形成された安全領域表示手段33、ブーム2の起伏動に
独立して安全領域表示手段33を定姿勢に常時維持する
姿勢保持手段34〔第5図参照〕、アウトリガ9の張出
量を検出する張出状態検出体35〔第6図(a)参照〕に
より、安全領域表示手段33における安全領域を選定す
る安全領域選定手段36〔第7図参照〕、ブーム2の伸
長および伏倒を阻止する作動阻止手段37〔第8図参
照〕、移動量変換伝達手段44に取り付けられて移動
し、安全領域表示手段33上でゴンドラ3に対応した位
置をとり、かつ、作動阻止手段37の切換え作動を可能
にする安全良否検出体38とを具備する転倒防止装置が
設置されている。
個々に詳しく述べると、ワイヤドラム42および減速手
段43は、第9図に示すように、アウトリガ9が張り出
されて安定にされた状態で、伸縮シリンダ5の伸長によ
り生じるブーム相互の相対変位量、すなわち、第1ブー
ム2Aと第2ブーム2Bとの大きい相対変位量を小さい
移動量に変換するものである。これは、本例にあって
は、第5図に示すように、第1ブーム2A内から矢印3
9方向に進退する第2ブーム2Bの底部2bには、ワイ
ヤ40が金具を介して取り付けられ、第1ブーム2Aの
内部下面に近接した位置を通って、第1ブーム2Aの底
部2aに設けられた挿通孔2cから、その外方に設置さ
れたシーブ41で180 度方向変換される。このワイヤ4
0はドラム42に巻き付けられるようになっていて、第
2ブーム2Bの伸長時には繰り出され、縮小時には巻き
取られる。
第1図に示すワイヤドラム42は、第1ブーム2Aの側
面2dに図示しないボルトなどで固着されている本体フ
レーム45〔第2図参照〕の内部に回転自在に収納され
ている。そのドラム42の外周は、第2ブーム2Bの全
伸長量に相当する長さのワイヤ40を巻き取ることがで
きる幅を有し、カバー42aで保護されている。ドラム
42の回転中心となる支持軸46は本体フレーム45内
の軸受に片持ち式に支承され、その先端に後述する減速
手段43である遊星歯車式減速機の太陽歯車43aが取
り付けられている。また、ワイヤドラム42の内部には
渦巻状スプリング42Aが収納され、第2ブーム2Bが
伸長するときにはスプリング42Aの弾発力に抗してワ
イヤ40が繰り出され、縮小するときにはドラム42が
スプリング42Aの弾発力で巻き取り方向に回転され
る。
この遊星歯車式減速機43にあっては、第2図に示す内
歯が刻設されると共に本体フレーム45に固定された外
輪歯車43bと、この外輪歯車43bの中心位置に備え
られた太陽歯車43aと、それに噛み合う例えば3個の
遊星歯車43cが設置されている。そして、遊星歯車4
3cが外輪歯車43bと太陽歯車43aとが形成するリ
ング状空間を自転しながら公転する。その公転による回
転が、3個の遊星歯車43cの各自転中心を結んでいる
図示しない回転部材を介して、その減速された公転が外
輪歯車43bの中心位置に取り出される。その回転部材
に移動量変換伝達手段44を構成するスプロケット47
が取り付けられているので、第2ブーム2Bの伸縮が減
速された回転でスプロケット47に伝達され、移動量変
換伝達手段44はその回転を往復動する直線運動に変換
するようになっている。
移動量変換伝達手段44は、上述のスプロケット47と
噛み合うチェーン48と従動するスプロケット49とよ
りなる。スプロケット47,49は本体フレーム45の
軸受に支承され、また、チェーン48にはスプリング5
0が介在され、無端状のチェーン48を引き締め、スプ
ロケットとチェーンの噛み合いにより生じる隙間を絞っ
ている。このような構成によると、チェーン48は、第
2ブームの伸縮量に比例して縮小された直線移動を行な
い、ゴンドラ3のブームの伸縮方向の変位が正確に再現
されることになる。
安全領域表示手段33は、揺動自在な一枚の基板32
と、その基板32に形成された複数の導電部31とより
なる。第7図に示す基板32は扇状に形成され、上述の
スプロケット47と同心位置にあって、本体フレーム4
5の軸受により支承された支持軸52を中心にして姿勢
保持のために揺動することができる。この揺動は、後述
する姿勢保持手段34〔第5図参照〕の作動によって行
なわれ、第1ブームが起伏したときにも基板32の定姿
勢を維持させることができる。なお、基板32の定姿勢
を保持するための揺動を円滑に行なわせるためのガイド
ローラ54が設けられ、基板32の円弧状の外周が当接
するようになっている。さらに、基板32やガイドロー
ラ54はカバー33a〔第2図参照〕で保護されてい
る。
基板32はプラスチック製の板材であり、その表面に通
電を可能にするための銅箔が導電部31として貼着さ
れ、第2ブーム2Bの伸縮や第1ブーム2Aの起伏によ
る高所作業車の非転倒範囲を常に検出できるようになっ
ている。一方、アウトリガ9の張出量が異なれば、非転
倒範囲が狭くなったり広くなったりするが、小さい張出
量にあっては非転倒範囲が狭いので、それに対応して銅
箔が小さい面積の導電部31aを形成し、後述するよう
に、安全領域選定手段36を介してその導電部31aに
通電が行なわれて印加状態とされる。中間の張出量に対
して導電部31aと31bとが印加状態にされ、最も大
きい張出量に対しては導電部31a,31b,31cの
全部が印加状態とされる。このように、3段階の張出量
に対応して非導電部である溝31dにより区画された導
電部31a,31b,31cにあっては、その外形を形
成する稜線31p〜31rは、許容されるブームの伸長
量と伏倒角を加味して、ゴンドラに所定の荷重が作用し
ている範囲内で、少なくとも車体が転倒しないゴンドラ
の移動軌跡に近似させかつ安全を見込んだ線とされてい
る。したがって、それらの導電部31a,31b,31
cの面内に相当する位置にゴンドラ3がある限り、車体
の安全は確保される。第1図に示す安全良否検出体38
であるブラシを導電部31に当接させながら移動させる
支持部材51は、上述したチェーン48に取り付けら
れ、その近傍に固定された2本のガイドバー55で案内
されて矢印56方向に往復動することができる。なお、
第10図に示す導電部31のうち、例えば導電部31
a,31bが印加状態であり、導電部31cが非印加状
態にあって、移動中のブラシ38の停止位置がたまたま
導電部31bから溝31dを越えて導電部31cに跨る
場合がある。停止の際にはしばしばゴンドラ3がブーム
2の慣性力などにより振動するので、それがブラシ38
にも生じ、短時間ではあるがブラシ38は導電部31b
と31cとを繰り返して接触するいわゆるチャタリング
を起こす。その結果、作動阻止手段37の自動切換弁8
1のソレノイド81Aの励磁と消磁が繰り返され損傷す
ることになる。それを防止するための信号保持タイマ5
3が介在され、導電部31からブラシ38への通電が途
絶えても、一時的に通電が保持され、一定時間が経過し
て振動が停止した後ブラシ38の通電がなければ、その
時点でソレノイド81Aを消磁するようにしている。
第5図に示す姿勢保持手段34は、上述したワイヤドラ
ム42の支持軸46と同心位置にある支持軸52に嵌入
されたスプロケット57と、それに噛み合うチェーン5
8と、第1ブーム2Aのブーム基台4に対する起伏中心
となる回動支持軸61に固着されたスプロケット59と
よりなる。姿勢保持手段34を設けることにより、起伏
シリンダ6の伸縮によって、第1ブーム2Aが起伏する
際、上述の安全領域表示手段33の基板32が常に定姿
勢を維持することができるのである。例えば第1ブーム
2Aが矢印60方向に回動支持軸61を中心として回動
されるとき、ブーム基台4に固定されたスプロケット5
9がチェーン58に噛み合っているので、チェーン58
は移動することなく、スプロケット57を逆方向に回動
させる。スプロケット57の回動角度はブーム2の起立
角度に等しくなるように設定されているので、ブーム2
が起立された全位置にあって、基板32は定姿勢を保持
する。
第6図(a)および(b)に示す張出状態検出体35は、アウ
トリガ9に設けられた接地確認用のリミットスイッチ6
2aと、張出状態検出用のリミットスイッチ62b,6
2cよりなる。リミットスイッチ62aは張り出したア
ウトリガ9が地面63に接地して、車体1aの重量を支
持したことを検知するもので、アウトリガ9を構成する
水平アーム部9Aが外筒体64と図示しない油圧ジャッ
キの伸縮で進退する内筒体65から構成され、車体を支
える外筒体64に対してガタのある内筒体65が接地に
伴って外筒体64内で仮想線のように上方に変位するこ
とを利用して、リミットスイッチ62aのオン・オフを
とることができるようにしている。他の2つのリミット
スイッチ62b,62cは、外筒体64の内部でその幅
方向の異なる位置に取り付けられ、内筒体65の上面に
固定された長さの異なるレール66b,66cとの接触
の如何によりオン・オフする。これらのリミットスイッ
チ62a〜62cは、第7図に示した電気回路内に組み
込まれ、例えばリミットスイッチ62b,62cが共に
オン、62bがオンで62cがオフ、62b,62cが
共にオフしている3つの組合せにより、安全領域選定手
段36から安全領域表示手段33の基板32における導
電部31a〜31cまたは31aと31bあるいは31
aに通電しそれを印加状態とする。本例の通電回路にあ
っては、例えばリミットスイッチ62b,62cがオン
するのは、アウトリガ9の張出量が3段階に分けられた
もののうち最大の張り出し時であり、アウトリガ9が接
地してリミットスイッチ62aがオンすると、基板32
の導電部31a〜31cが印加される。リミットスイッ
チ62bがオンで62cがオフであるときは、中間の張
り出しであり、接地されると導電部31a,31bが印
加され、リミットスイッチ62b,62cが共にオフし
ていると、最小の張出量であり、接地されると導電部3
1aのみが印加されることになる。
第1図に示す安全良否検出体38は、導電可能な銅材な
どで形成されたブラシであり、それにコード67〔第1
0図参照〕が接続される。したがって、ブラシ38が基
板32に貼着した印加されている銅箔に接触する場合を
除いてソレノイド81Aは消磁され、伸縮シリンダ5の
伸長によるブーム2の伸長および起伏シリンダ6の縮小
によるブーム2の伏倒を不可能にするように、その各シ
リンダの油圧回路における作動油がドレンされるように
なっている。このための作動阻止手段37は第8図に示
す油圧回路70に設けられた電磁切換弁81を含むよう
に構成され、油圧回路70における起伏シリンダ6の伏
倒室Cに枝設された油路Jおよび伸縮シリンダ5の伸長
室Eに枝設された油路Kと油タンク71の間に逆止弁8
2,83などと共に介在されている。その結果、上述の
導電部31からの通電が断たれると、ソレノイド81A
が消磁され図示するように閉止位置Mが開口位置Pに切
換えられ、起伏切換弁72の伏動位置Nおよび伸縮切換
弁73の伸動位置Qを介して供給された油圧ポンプ74
からの作動油が、上記の伏倒室Cおよび伸長室Eに入る
ことなく油タンク71に直接ドレンされ、起伏シリンダ
6によるそれ以上の伏倒および伸縮シリンダ5によるそ
れ以上の伸長が行なわれないようになっている。なお、
油圧回路70における75は旋回切換弁、72h,73
h,75hは第4図の位置AまたはBに設けられている
切換用操作レバーである。
以上のような構成によれば、次のように作動させること
ができる。
第4図に示す高所作業車1に設けられたブーム2がホー
ムポジション84に位置する状態で、第9図に示すよう
にアウトリガ9を、所望量張り出しかつ下方向に伸長し
て車体を固定してその安定を図る。ゴンドラ3に作業者
が乗り込んだ後所定の電源を投入すると、第8図に示す
油圧回路70の電磁切換弁81のソレノイド81Aが励
磁され、それが閉止位置Mとなって、伸縮シリンダ5な
どのアクチュエータを作動させるための作動油の供給が
可能となる。その状態で、操作位置AまたはBの操作レ
バー72h,73h,75hなどを適宜操作すると、油
圧回路70によってブーム2の起伏・伸縮・旋回などが
行なわれ、ゴンドラ3を所望の位置に変位させることが
できる。ブーム2の作動によりゴンドラ3が所望位置に
変位するとブーム2の動きを止め、ゴンドラ3において
搭乗者が所定の高所作業を行なう。
ところで、第9図の仮想線で示す位置に停止しているゴ
ンドラ3を矢印85方向に変位させる場合、ゴンドラ3
内または車体側の作業者が第8図に示す起伏シリンダ6
用の操作レバー72hを傾動して起伏切換弁72を中立
位置Sから伏倒位置Nに切換える。油圧ポンプ74から
の作動油が起伏シリンダ6の伏倒室Cに供給され、ブー
ム2が伏倒してゴンドラ3が第9図における実線で示す
位置に向かって変位する。なお、この操作と同時に他の
アクチュエータの作動させるべく操作レバー73h,7
5hを傾動すると、ブーム2はその指令に応じて旋回お
よび伸縮して、ゴンドラ3を所望の位置に変位させるこ
とができる。
このようなゴンドラ3の変位を、アウトリガ9が例えば
中間程度に張り出した状態で行なうとする。その張出量
にあっては、車体1aを転倒させることなくゴンドラ3
を移動できるのは、第7図に示す安全領域表示手段33
の基板32において、安全良否検出体であるブラシ38
〔第1図参照〕が導電部31aと導電部31bの範囲内
にあって接触しているときで、第8図の電磁切換弁81
のソレノイド81Aの励磁は維持され、作動阻止手段3
7はブーム2の伸長と伏倒を阻止しない。このような張
出量の場合、第6図(a)および(b)においてオンとなった
リミットスイッチは62bで、62cはオフとなってお
り、アウトリガ9の接地によるリミットスイッチ62a
のオンで、導電部31a,31bは安全領域選定手段3
6を介して印加状態とされる。ブラシ38はブーム2の
伸長や伏倒によりゴンドラ3の動きを模擬するように移
動するが、その移動が導電部31a,31bの範囲内に
ある限り電磁切換弁81は閉止され、上述したレバー操
作でゴンドラ3を所望の位置へ移動させることができ
る。
いま、ブラシ38の接触が導電部31bの稜線31qよ
り外れると、例えば非印加状態にある導電部31cに接
触する。ブラシ38は通電状態でなくなるのでソレノイ
ド81Aは消磁され、電磁切換弁81の機能位置がMか
らPに切換わる。その結果、作業者が操作レバー72
h,73hを傾動させて起伏切換弁72の伏倒位置Nお
よび伸縮切換弁73の伸動位置Qを介して作動油を供給
しても、起伏シリンダ6の伏倒室Cおよび伸縮シリンダ
5の伸長室Eに入ることなく、油タンク71に直接ドレ
ンされ、起伏シリンダ6によるそれ以上の伏倒および伸
縮シリンダ5によるそれ以上の伸長が阻止される。した
がって、車体の転倒が防止され、作業者は起伏シリンダ
6を伸長させてブーム2を起立させたり、伸縮シリンダ
5を縮小させたりして、ゴンドラ3を車体が転倒しない
他の位置に移動させる。ブラシ38が導電部31b内に
戻って、ソレノイド81Aが再度励磁されると、ブーム
2の伏倒および伸長が可能となり、各アクチュエータを
操作してブーム2を起伏および伸縮させることができ
る。
第11図および第12図は異なる例の安全領域表示手段
110を示す。これは、前述した安全領域表示手段33
と同じ機能を有し、アウトリガ9の張出量に応じて車体
の転倒の如何を規制する境界板28a〜28cである。
第11図に示す移動量変換伝達手段44の支持体51に
はスライダ25が取り付けられていて、ブーム2の伸縮
によるチェーン48の移動と共に矢印56方向に往復動
することができ、さらに、スライダ25には安全良否検
出体であるセンサ10a〜10cのそれぞれを1つずつ
取り付けるための桟25aがある。スライダ25が転倒
・非転倒の境界を表示した境界板28と相対的に変位す
るようになっている。そのために、桟25aの前後端が
締結部材25A,25Bで固定され、桟25aの相互間
にその境界板28のための空間29が設けられている。
上述のセンサ10a〜10cは、アウトリガ9の各張出
量に応じて車体1aの転倒の可能性の如何を検出する光
センサや近接スイッチなどであり、第2ブーム2Bが第
1ブーム2Aより進出した長さとなる伸縮シリンダ5の
伸縮量とブームの起伏角度に対応した位置をとるように
なっている。すなわち、各センサの位置が後述する機構
により達成されるブーム基台4に対するゴンドラ3の相
対位置に対応するように設定されているのである。
境界板28は、アウトリガ9の張出量を3段階に分けれ
ば、その各張出量においてブームの伸縮および起伏によ
る高所作業車の非転倒範囲をそれぞれ形成する3枚の板
である。これらの板は、垂直かつ平行な状態でスライダ
25の各桟25a間の空間29を変位するように立設さ
れ、各センサ10a〜10cに対面している。これらの
境界板28の外形状のうち稜線28p〜28rは、許容
されるブームの伸長量と伏倒角を加味して、ゴンドラに
所定の荷重が作用している範囲内で、少なくとも車体が
転倒しないゴンドラの移動軌跡に近似させかつ安全を見
込んだ線である。本例にあっては、境界板28a〜28
cの一端が姿勢保持手段34の支持軸52に固着され、
ブーム起伏に伴う支持軸52を中心にして揺動されるこ
とにより、境界板28a〜28cは定姿勢を保持するこ
とができるようになっている。
なお、上述した安全良否検出体であるセンサ10a〜1
0cのうち、作動すべきセンサを選定する安全領域選定
手段120が設けられている。第13図に示す安全領域
選定手段120における電気回路に、第6図(a)および
第6図(b)に示すスイッチ62a〜62cが組み込ま
れ、例えばオンしている上記リミットスイッチの組合せ
により、センサが選定されることになる。上述したよう
に、例えばリミットスイッチ62b,62cがオンで、
リミットスイッチ62aもオンするときは、アウトリガ
9の張出量が3段階に分けられたもののうち最大の張り
出しがなされていることを検出する。リミットスイッチ
62cと62aがオンするときは、中間の張り出しで接
地されていることを検出し、リミットスイッチ62aの
みがオンすると、最小の張出量で接地していることが検
出されるのである。そして、本例の電気回路であって
は、リミットスイッチ62aのみがオンしているとセン
サ10aのみが作動し、62aと62bがオンするとセ
ンサ10a,10bが作動し、全部のリミットスイッチ
がオンすると全部のセンサが作動する。センサ10は、
そのときのアウトリガ9の張出量に適したものだけが作
動するようになっていればよいのであるが、センサ10
bまたは10cが作動しているときに、それに対応する
境界板よりも狭い領域を表示している境界板に対応する
センサが外れてオフ信号を出しても、所望の境界板に対
応するものがオンしている限り誤信号となることがない
ように、後述するリレー回路が組まれている。
このようにして選定されたセンサは安全領域表示手段1
10の境界板28に対面している接点141,142が
接続されて、上述したようにオンとなり、後述する通電
で励磁されるリレー143で、上述した作動阻止手段3
7の電磁切換弁81のソレノイド81Aを励磁し、ブー
ム2の伸長や伏倒を阻止することができるのである。
第13図に示す安全領域選定手段120の作動を述べ
る。ゴンドラ3の変位を、アウトリガ9が例えば中間程
度に張り出した状態で行なうとする。この張出量にあっ
ては、車体1aを転倒させることなくゴンドラ3を移動
できるのは、第11図に示す境界板28bの範囲内であ
る。上述したように3つのセンサ10は、ブーム基台4
における回動支持軸61を基点にして、ゴンドラ3と相
似の位置にあるが、少なくとも境界板28bに対面する
センサ10bが作動できる状態にあればよい訳である。
ところで、このような張出量の場合、第6図(a)および
第6図(b)においてオンになるリミットスイッチは、6
2a,62bの2つである。したがって、その信号が第
13図に示すアウトリガロジック140に入力される
と、センサ10aと10bが通電状態とされる。センサ
10はブーム2の伸長や伏倒によりゴンドラ3の動きを
模擬するように移動するが、その移動がそれぞれに対面
する境界板28a,28bの範囲内にあれば、接点14
1と144が接続されてリレー143が励磁される。リ
レー143a〜143cにより接続される常開接点14
4a〜144cは並列であるので、センサ10aが境界
板28aから外れても、センサ10bが境界板28bに
直面してオンしている限りリレー145が励磁され、そ
れによって常開接点145aが接続状態を維持して、電
磁切換弁81のソレノイド81Aの励磁が維持される。
そのような状態が続く限りその弁81は閉止され、上述
したレバー操作でゴンドラ3を所望の位置へ移動させる
ことができる。
いま、センサ10bが境界板28bより外れると、その
時点ではセンサ10aも境界板28aからすでに外れた
状態にあって、リレー143a,143bは消磁され、
常開接点143a,143bも遮断状態となって電磁切
換弁81の機能位置がMからPに切換わる。その結果、
作業者が操作レバー72h,73hを傾動させて起伏切
換弁72の伏倒位置Nおよび伸縮切換弁73の伸動位置
Qを介して作動油を供給しても、起伏シリンダ6の伏倒
室Cおよび伸縮シリンダ5の伸長室Eに入ることなく、
油タンク71に直接ドレンされ、起伏シリンダ6による
それ以上の伏倒および伸縮シリンダ5によるそれ以上の
伸長が阻止される。したがって、車体の横転が防止さ
れ、作業者は起伏シリンダ6を起立させたり、伸縮シリ
ンダ5を縮小させたりして、ゴンドラ3を転倒しない他
の位置に移動させる。センサ10bが境界板28bに再
び直面すると初期と同様の状態となって電磁切換弁81
のソレノイド81Aが励磁され、ブーム2の伏倒および
伸長も可能となり、各アクチュエータを操作してブーム
2を起伏および伸縮させることができる。
第14図は前述とは異なる例の姿勢保持手段130を示
す。第1図に示した基板32をブーム2の起伏動に独立
して定姿勢に常時維持するように、基板32は平行四辺
形リンク機構で支承されている。すなわち、基板32は
第1ブーム2Aに回動軸100で回動自在に支承される
と共に、支持軸101と基台4とが1本のロッド103
で接続され、回動軸100から支持軸101までの仮想
線102の方向と距離が、基台4におけるブーム起伏中
心となる回動支持軸61とロッド103の接続点104
までの仮想線105の方向と距離に等しく設定されてい
る。
このように第11図〜第13図および第14図に示した
各実施例においても、ゴンドラ3が車体を転倒させるこ
となく所望の位置に移動することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の転倒防止装置の要部正面図、第2図は
第1図のII−II線矢視断面図、第3図は第1図のIII−I
II線矢視図、第4図はゴンドラの装着された旋回・伸縮
・起伏自在のブームを有する高所作業車の立面図、第5
図は姿勢保持手段を含む転倒防止装置の全体図、第6図
(a)は張出状態検出体の装着図、第6図(b)は同図(a)のV
I−VI線矢視図、第7図は安全領域表示手段における基
板の正面図および通電回路図、第8図は作動阻止手段を
含む油圧回路図、第9図はゴンドラの変位状態図、第1
0図は作動阻止手段と導電部の間における通電回路図、
第11図は異なる実施例における安全領域表示手段の構
成説明図、第12図は第11図のXII−XII線矢視断面
図、第13図は異なる実施例における安全領域選定手段
の電気回路図、第14図は異なる実施例における姿勢保
持手段を含む要部図、第15図は先行技術の転倒防止装
置におけるブームの伸縮量を小さい移動量に変換させる
機構の構成説明図、第16図は先行技術の転倒防止装置
におけるセンサ、その移動手段、安全領域表示手段が装
着された正面図、第17図はその平面図である。 1……高所作業車、2……ブーム、3……ゴンドラ、9
……アウトリガ、10,10a〜10c,38……安全
良否検出体(センサ,ブラシ)、33,110……安全
領域表示手段、34,130……姿勢保持手段、35…
…張出状態検出体、36,120……安全領域選定手
段、37……作動阻止手段、40……ワイヤ、42……
ワイヤドラム、43……減速手段(遊星歯車式減速
機)、44……移動量変換伝達手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端にゴンドラが装着された多段ブーム
    を、伸縮および起伏させることができるようになってい
    る高所作業車において、 ブームの伸縮に伴うワイヤを巻き取り繰り出すワイヤド
    ラムと、 そのワイヤの移動に伴い回転するワイヤドラムの回転を
    減速させる減速手段と、 減速された回転を直線運動に変換し、ブームの伸縮量に
    比例した移動量を発生させる移動量変換伝達手段と、 前記ブームの伸縮および起伏による高所作業車の非転倒
    範囲がアウトリガの各張出量に対応して形成された安全
    領域表示手段と、 ブームの起伏動に独立して安全領域表示手段を定姿勢に
    常時維持する姿勢保持手段と、 アウトリガの張出量を検出する張出状態検出体により、
    上記安全領域表示手段における安全領域を選定する安全
    領域選定手段と、 前記ブームの伸長および伏倒を阻止する作動阻止手段
    と、 移動量変換伝達手段に取り付けられて移動し、前記安全
    領域表示手段上でゴンドラに対応した位置をとり、か
    つ、前記作動阻止手段の切換え作動を可能にする安全良
    否検出体と、 を具備することを特徴とする高所作業車の転倒防止装
    置。
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