JPH0635285B2 - 金属バー材の加工処理用供給装置 - Google Patents

金属バー材の加工処理用供給装置

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JPH0635285B2
JPH0635285B2 JP60177287A JP17728785A JPH0635285B2 JP H0635285 B2 JPH0635285 B2 JP H0635285B2 JP 60177287 A JP60177287 A JP 60177287A JP 17728785 A JP17728785 A JP 17728785A JP H0635285 B2 JPH0635285 B2 JP H0635285B2
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尚男 増田
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SHIMOMURA TOKUSHU SEIKO KK
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SHIMOMURA TOKUSHU SEIKO KK
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はその長手に対して直角の方向に供給される金属
バー材の端部を揃えて供給する金属バー材の加工処理用
供給装置に関する。
(従来技術) 一般に、金属バー材の処理作業、例えば金属バー材の端
面を自動的に面取りする装置においては、バー材の端部
をグラインダに供給し、該グラインダによってバー材の
端部の面取りを行なうものがあるが、この場合バー材の
端部を揃えてグラインダに供給しなければならない。な
ぜならば、バー材の端部が揃っていなければ面取りにバ
ラつきが生じたり、面取り不良が生じるからである。し
かしながら、従来はこのようにバー材をその端部を揃え
て供給する装置がなかったため、面取りを完全に自動化
することは困難であった。したがって、従来の面取り装
置では1日当たり直径5mmの金属バー材をせいぜい1
トン処理できる程度であった。
これに対し、バー材の端面を揃える装置としては、特公
昭60−20296号公報や特開昭50−146075
号公報に示すものが知られている。
前者は不揃状態で供給されたバー材の端面を、バー材の
供給方向に対して斜めに配置された端面修正コンベアに
当て、バー材をその長手方向に移動(横移動)させて端
面を揃えるものである。しかし、端面修正コンベアに当
たったバー材は送りベルトとは別に設けられたフリー回
転ローラ上を横移動する構造なので、慣性の影響を受け
て必要以上に移動しやすく、これを防止するための制動
装置が必要となり、また端面修正コンベアにバー材の一
端が当たると、両端の供給速度が変わってバー材が供給
方向に対して斜めに傾いてしまうので、各送りベルトに
バー材を整列させるための整列手段を設ける必要があ
り、装置全体が非常に複雑になる欠点がある。
また、後者はバー材の供給方向に対して斜めに配置した
複数のローラを回転駆動することによってバー材を横方
向に移動させて各端面を揃え板に当てて揃える機構に関
するものであるが、この場合、揃え板は固定されている
ので、斜めに移動したバー材の端面が当たったときの抵
抗によりバー材の当接端の送りが遅れるから、バー材の
姿勢が変わってしまい、再び不揃いになってしまうおそ
れがある。
(発明の技術的課題) 本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、特に
簡単な構造により効率的に金属バー材の端部を所定の位
置に揃えて供給することのできる金属バー材の加工処理
用材供給装置を提案することをその技術的課題とする。
(問題点を解決するための手段) 上記課題を解決するため、本発明に係る金属バー材の加
工処理用材供給装置は、金属バー材をその長手に対して
直角の方向に供給する第1の供給装置と、該第1の供給
装置の途中に配置されて金属バー材をその長手方向に供
給する第2の供給装置と、第2の供給装置によって供給
された金属バー材の端部を受ける無端ベルトとを備え、 上記第1の供給装置を金属バー材の長手に対して直角の
方向に張設された、表面が平滑な複数の平行な送りベル
トを金属バー材の供給方向に前段及び後段の2段に縦列
配置することによって構成し、 上記第2の供給装置を、上記前段の送りベルトと後段の
送りベルトとの間に上記送りベルトによる供給方向に対
して斜めに配置されて等速度で回転駆動される複数の送
りローラによって構成するとともに、 上記無端ベルトを、上記後段の送りベルトの一側部に、
上記第1の供給装置による金属バー材の供給方向と平行
に配置し、しかも上記無端ベルトを第1の供給装置によ
る金属バー材の供給速度と等速度で移動させることを特
徴とする。
(発明の作用、効果) 上記構成によれば、金属バー材はまず第1の供給装置に
よってその長手に直角の方向に供給され、前段の送りベ
ルトを越えたところで第2の供給装置の送りローラによ
って斜め方向に供給される。この場合、送りローラは等
速度で回転するので、各金属バー材は前段の送りベルト
により同じ姿勢を保持した状態で、等速度回転する送り
ローラによって斜め方向に移動する。したがって、金属
バー材間の平行状態な特別な機構がなくても維持され
る。
次に、金属バー材は無端ベルトに当接するが、無端ベル
トは第1の供給装置による金属バー材の供給方向と平行
に配置されているから、金属バー材は無端ベルトに当た
って端部が揃えられる。しかも、無端ベルトは第1の供
給装置による供給速度と等速度で移動するから、金属バ
ー材の姿勢は傾くことがなく、端部が揃った状態で後段
の送りベルトにより円滑にその供給方向に送られる。
このように、本発明によれば、複雑な装置がなくても金
属バー材の端部を所定の位置に揃えて供給することがで
きるので、例えば、金属バー材の端面の面取り装置に上
記供給装置を適用することにより、均一な面取りを完全
に自動的に行なうことができるので、工業的効果は非常
に大である。
(実施例) 以下、本発明の金属バー材の加工処理用供給装置を金属
バー材の面取り装置に適用した場合の例について説明す
る。
図において、符号Aは金属バー材の自動面取り装置を示
す。この自動面取り装置Aは、金属バー材給材装置40
の前方に金属バー材50の端部を揃えて供給する供給装
置1を設けるとともに、該供給装置1の両側に上記金属
バー材50の端部を面取りする一対のグラインダ30を
設けたものである。
給材装置40は、第2図及び第3図に示すように、未処
理の金属バー材50を載置する供給台41と、供給台4
1上の金属バー材50を1本1本取り出して搬送装置に
送出する取り出しローラ42とからなり、取り出しロー
ラ42は外周面上に放射状に伸びる複数の羽根を有し、
矢印方向へ回転する時に供給台41上から1本ずつ金属
バー材50を羽根内に受け取り、続いて供給装置1上に
金属バー材50を排出するように構成されている。
供給装置1は、第1図に示すように、金属バー材50を
その長手方向に直角の方向(第1図の矢印イ方向)に供
給する第1の供給装置1aと、該第1の供給装置1aの
途中に設けられて金属バー材50をその長手の方向に供
給する第2の供給装置1bと、第2と供給装置1bの端
部に設けられた無端ベルト2とから構成されている。
第1の供給装置1aはモータ(図示せず)によって駆動
される回転軸11に設けられたプーリ12、12に金属
バー材50の長手に直角の方向に張設された複数の平行
な送りベルト13、13・・・を前後方向に設けたもの
で、送りベルト13、13・・・は前段の送りベルト1
3a、13a・・・及び後段の送りベルト13b、13
b・・・の2段に縦列配置することによって構成されて
いる。給材装置40から送られた金属バー材50は第1
の供給装置1aの送りベルト13、13・・・、よって
その長手に直角の方向に供給される。なお、送りベルト
13、13・・・の表面は平滑に形成されている。
第2の供給装置1bは、前段の送りベルト13a、13
a・・・と後段の送りベルト13b、13b・・・との
間に、前段の送りベルト13a、13a・・・による金
属バー材50の供給方向に対して斜めに配置された複数
の送りローラ14、14・・・によって構成されてい
る。送りローラ14、14・・・は適宜の駆動手段によ
り全て等速度で回転駆動される。これにより、前段の送
りベルト13a、13a・・・によって供給された金属
バー材50は同じ姿勢を保持した状態で、等速度回転す
る送りローラ14、14・・・によって斜め方向に移動
される。
無端ベルト2は各第2の供給装置1bの互いに反対側の
端部に垂直に設けられたプーリ21、21に張設され、
第1の供給装置1aによる金属バー材供給方向と平行
で、第1の供給装置1aによる金属バー材50の供給速
度と等速度で移動する構成されている。
グラインダ30は上記各無端ベルト2の前部に、前後又
は上下に移動調整可能に設けられている。また、第1の
供給装置1aにおける各グラインダー30の対向位置に
は、第3図に示されるように上下一対の互いに回転速度
の異なる挟み送りベルト31、32が設けられている。
この挟み送りベルト31、32は金属バー材50を挟ん
で回転させながらその供給速度と等速で送るように設け
られている。
次に、上記構成の自動面取り装置の使用態様について説
明する。
まず、給材装置によって金属バー材50を順次供給装置
1に送ると、金属バー材50はまず第1の供給装置1a
の前段の送りベルト13a、13・・・によってその長
手に直角の方向に供給され、続いて第2の供給装置1b
が設けられた位置において送りローラ14、14・・・
とによって同じ姿勢を保持したまま第2図において斜め
左方向に送られる。送られた金属バー材50は無端ベル
ト2の表面に当接するので、斜め左方向への移動はここ
で停止する。後続の金属バー材50の端部50aも同様
にして無端ベルト2の表面に当接するから金属バー材5
0の端部50aは無端ベルト2により同じ位置に揃えら
れる。しかも、金属バー材50は送りローラ14、14
・・・を越えた位置で後段の送りベルト13b、13b
・・・によって供給されるが、無端ベルト2は第1の供
給装置1aの供給速度と等速で走行するから、金属バー
材50の端部50aが揃った状態で第1の供給装置1a
によってその供給方向に送られる。その後、金属バー材
50は挟み送りベルト31、32の間に回転子ながら挟
み送りされるとともに、この送り時にその端部は回転す
るグラインダ30の表面に接触し、その端面は面取りさ
れる。このとき金属バー材50は挟み送りベルト31、
32によってその姿勢を保持されているから、面取り時
に金属バー材50が斜めになるようなことはない。
一端が面取りされた金属バー材50は、さらに前方の斜
めの送りローラ15、15・・・によって今度は図の右
方向に送られ、同様にして金属バー材50はその右端部
50bが無端ベルト2上で揃えられた状態で上述と同じ
要領で挟み送りベルトによって送られ、グラインダ30
で右端面が面取りされる。その後、両端が面取りされた
金属バー材は排出部60に供給される。排出部60には
シャワー等を設けて金属バー材50に付着した金属粉や
汚れを除去するようにすればよい。
上述のように、金属バー材50は第1の供給装置1aと
第2の供給装置1bと無端ベルト2とによって端部を揃
えたのちにグラインダ30によって面取りするので、面
取りを正確且つ迅速に行なうことができる。因に直径5
mmと金属バー材50を面取り加工する場合、1日当た
り6トン処理することが可能であった。
なお、上記供給装置によって供給可能な金属バー材は細
材でも太材でもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る金属バー材の加工処理用材供給装
置を含む自動面取り装置の平面図、第2図及び第3図は
上記供給装置による金属バー材の供給態様を上方及び側
方からみた概要説明図、第4図は面取り態様説明図であ
る。 符号1……金属バー材の供給装置、1a……第1の供給
装置、1b……第2の供給装置、2……無端ベルト、1
3a……前段の送りベルト、13b……後段の送りベル
ト、14……送りローラ、30……グラインダ、40…
…給材装置、50……金属バー材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属バー材をその長手に対して直角の方向
    に供給する第1の供給装置と、該第1の供給装置の途中
    に配置されて金属バー材をその長手方向に供給する第2
    の供給装置と、第2の供給装置によって供給された金属
    バー材の端部を受ける無端ベルトとを備え、 上記第1の供給装置を、金属バー材の長手に対して直角
    の方向に張設された、表面が平滑な複数の平行な送りベ
    ルトを金属バー材の供給方向に前段及び後段の2段に縦
    列配置することによって構成し、 上記第2の供給装置を、上記前段の送りベルトと後段の
    送りベルトとの間に上記送りベルトによる供給方向に対
    して斜めに配置されて等速度で回転駆動される複数の送
    りローラによって構成するとともに、 上記無端ベルトを、上記後段の送りベルトの一側部に、
    上記第1の供給装置による金属バー材の供給方向と平行
    に配置し、しかも上記無端ベルトを第1の供給装置によ
    る金属バー材の供給速度と等速度で移動させることを特
    徴とする金属バー材の加工処理用供給装置。
JP60177287A 1985-08-12 1985-08-12 金属バー材の加工処理用供給装置 Expired - Lifetime JPH0635285B2 (ja)

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