JPH06351097A - スピーカ - Google Patents

スピーカ

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JPH06351097A
JPH06351097A JP5131794A JP13179493A JPH06351097A JP H06351097 A JPH06351097 A JP H06351097A JP 5131794 A JP5131794 A JP 5131794A JP 13179493 A JP13179493 A JP 13179493A JP H06351097 A JPH06351097 A JP H06351097A
Authority
JP
Japan
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frame
terminal plate
speaker
terminal board
projection
Prior art date
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Pending
Application number
JP5131794A
Other languages
English (en)
Inventor
Seisaku Kagitani
清作 鍵谷
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各種音響機器に使用されるスピーカに関し、
端子板のガタツキによる異常音の発生のないスピーカを
安価に提供することを目的とする。 【構成】 フレームの端子板取り付け部に上端に向かっ
て狭くなる傾斜型の突起を設けると共に、この端子板取
り付け部に結合される端子板18に、上記突起にはまり
込む位置にこの突起の上端部より大きく下端部より小さ
い穴24,25を設け、フレームの端子板取り付け部の
突起に端子板18の穴24,25をはめ込んで結合する
構成とすることにより、突起が穴24,25に食い込む
ことになり、スプリングバックが有っても端子板18は
フレームにしっかり固定され、ガタツキをなくすること
ができ、特定の固有振動数で共振音を発生しスピーカか
ら発生する音を阻害すると言う問題をなくすることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は各種音響機器に使用され
るスピーカに関するものである。
【0002】
【従来の技術】まず従来のスピーカについて図面を用い
て説明する。
【0003】図4は従来のスピーカの構造を示す半断面
図であり、図4において1はセンターポールを有した下
部プレート、2はリング状のマグネット、3はリング状
の上部プレートであり、これらを積層状態で結合して磁
気ギャップ4を形成した磁気回路5を構成している。6
は上記磁気回路5の上面に結合されたフレーム、7はこ
のフレーム6に結合された端子板、8は上記磁気ギャッ
プ4にはまり込むボイスコイルであり、上記フレーム6
の周縁に外周を結合した振動板9の中央に結合されてい
る。10は上記ボイスコイル8から引き出されたリード
線で終端は端子板7に接続されている。11は上記ボイ
スコイル8を支持するダンパー、12は振動板9の中央
部上面に結合されたダストキャップである。
【0004】また、図5は上記従来のスピーカに使用さ
れる端子板7を示したものであり、13はバルカナイズ
ドファイバーを打ち抜いて作られた絶縁板、14と15
はアイレット、16はリード線10を挿通して半田付け
するための穴、17はフレーム6に一体で設けられた舌
片状の端子板取り付け部6aに挿通して結合するための
穴である。
【0005】図6は上記端子板7をフレーム6に結合す
る状態を示したものであり、フレーム6に一体で設けら
れた舌片状の端子板取り付け部6aの先端のL字状に曲
がった部分を端子板7の穴17に挿入し、その先端部を
図中矢印方向にプレス加工して折り曲げて破線で示すよ
うに端子板7を挟着するようにして結合していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成ではフレーム6は冷間圧延鋼板を使用している
ために、舌片状に形成された端子板取り付け部6aの先
端をU字形に折り曲げてもスプリングバックで若干元に
戻ることになる。そのため、フレーム6と端子板7の固
定が不完全となり、ガタツキが発生し、特定の固有振動
数で共振音を発生してスピーカから発生する音を阻害す
ると言う問題点を有していた。それゆえにガタツキを防
止するためにフレーム6と端子板7の間に接着材を塗布
すると言う工程が付加されていた。
【0007】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、端子板のガタツキによる異常音の発生のないスピー
カを簡単な構成で、しかも安価に提供することを目的と
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明のスピーカは、フレームに一体で設けられた舌
片状の端子板取り付け部に上端に向かって狭くなる傾斜
型の突起を設けると共に、この端子板取り付け部に結合
される端子板に、上記突起にはまり込む位置にこの突起
の上端部より大きく下端部より小さい穴を設け、フレー
ムの端子板取り付け部の突起に端子板の穴をはめ込んで
結合する構成としたものである。
【0009】
【作用】この構成により端子板をフレームに取り付ける
際に、まず端子板に設けた穴にフレームの端子板取り付
け部に設けた突起が軽く挿入されて後、端子板取り付け
部の先端をプレス機でU字形に曲げると突起が穴に食い
込むことになり、U字形に折り曲げた部分に若干のスプ
リングバックが有っても端子板は強固に結合されてガタ
ツキをなくすることができる。
【0010】
【実施例】(実施例1)以下、本発明の一実施例につい
て図面を参照しながら説明する。なお、本発明によるス
ピーカ全体の構成は上記従来例で説明した図4の半断面
図と同じであるためにここでは省略し、異なる部分のみ
詳細に説明する。
【0011】図1は本実施例によるスピーカに使用され
る端子板18を示す斜視図であり、19はバルカナイズ
ドファイバーを打ち抜いて作られた絶縁板、20と21
はアイレット、22はリード線10を挿通して半田付け
するための穴、23はフレーム6に一体で設けられた舌
片状の端子板取り付け部6bに挿通して結合するための
穴、24と25は絶縁板19に設けられた穴である。
【0012】図2は上記本実施例による端子板18をフ
レームに結合する状態を示したものであり、同図におい
て6bはフレーム6に一体で設けられた舌片状の端子板
取り付け部で、26は上記端子板18に設けた穴24,
25にはまり合う位置に設けた突起であり、この突起2
6は上端に向かって狭くなる傾斜型に形成され、かつこ
の突起26にはまり合う端子板18の穴24,25の寸
法は、突起26の上端部より大きく下端部より小さい寸
法に形成され、図2に示すように突起26の傾斜の途中
に端子板18が結合されるようにしている。
【0013】このように構成された端子板18に設けた
穴24,25にフレーム6の端子板取り付け部6bに設
けた突起26が軽く挿入され、次に端子板取り付け部6
bの先端をプレス機でU字形に曲げると突起26が穴2
4,25に食い込むことになり、曲げ加工したU字形部
に若干のスプリングバックが有っても端子板18はフレ
ーム6の端子板取り付け部6bにしっかり固定される。
【0014】以上のように本実施例によれば、端子板1
8自身を固定するための穴23に加えて複数の穴24,
25を設け、この端子板18を固定するフレーム6の端
子板取り付け部6bに複数の突起26を設けることによ
りガタツキをなくすることができ、特定の固有振動数で
共振音を発生し、この異常音がスピーカから発生する再
生音を阻害すると言う問題点をなくすることができる。
【0015】(実施例2)以下、本発明の第2の実施例
について図面を参照しながら説明する。図3は上記第1
の実施例で説明したスピーカの端子板27を別の方法で
結合した状態を示す要部断面図であり、図3において2
7はバルカナイズドファイバーを打ち抜いて作られた絶
縁板からなる端子板で、その中央にはフレーム6に設け
た端子板取り付け部6cとの結合のために丸穴を設けて
いる。24は端子板27に設けられた複数の穴である。
6cはフレーム6に設けた端子板取り付け部であり、2
6はそれに設けた突起で、上記端子板27に設けた穴2
4に相対する位置に設けられており、突起26の先端部
の寸法は穴24の寸法より小さくなっている。28はリ
ベットであり、端子板27とフレーム6に設けた端子板
取り付け部6cとを結合するためのものであり、上記第
1の実施例と異なるのはフレーム6に設けた端子板取り
付け部6cに端子板27を結合する方法をリベット28
によるかしめ結合とした点であり、これにより得られる
効果は上記第1の実施例と同様のために詳細な説明は省
略する。
【0016】なお、上記第1の実施例ならびに第2の実
施例において端子板18,27を構成する絶縁板19の
材料はバルカナイズドファイバーとしたが、本発明はこ
れに限定されるものでなく、フェノール樹脂やガラスエ
ポキシ樹脂等のように絶縁性を有するものであれば何で
も良いことは言うまでもない。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明によるスピーカは、
端子板をフレームに結合する際に簡単な構成で端子板を
確実に、しかもガタツキなく結合することができるよう
になり、このため特定の固有振動数で共振音を発生し、
この異常音がスピーカから発生する再生音を阻害すると
いう問題をなくすることができる。また、従来のように
共振音を防止するために端子板の結合部に接着剤を塗布
する必要がなくなり、コストダウンを図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるスピーカに用い
る端子板を示す斜視図
【図2】同実施例による端子板を結合する状態を示す要
部断面図
【図3】本発明の第2の実施例による端子板を結合した
状態を示す要部断面図
【図4】本発明ならびに従来のスピーカの構成を示す半
断面図
【図5】従来のスピーカに用いる端子板を示す斜視図
【図6】従来の端子板を結合する状態を示す要部断面図
【符号の説明】
1 下部プレート 2 マグネット 3 上部プレート 4 磁気ギャップ 5 磁気回路 6 フレーム 6b,6c 端子板取り付け部 8 ボイスコイル 9 振動板 10 リード線 11 ダンパー 12 ダストキャップ 18,27 端子板 19 絶縁板 20,21 アイレット 22,23,24,25 穴 26 突起 28 リベット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気ギャップを有する磁気回路と、この
    磁気回路に結合され上端に向かって狭くなる傾斜型の突
    起を備えた舌片状の端子板取り付け部を有するフレーム
    と、このフレームの端子板取り付け部に結合され上記突
    起にはまり込む位置にこの突起の上端部より大きく下端
    部より小さい寸法に形成された穴を有した端子板と、上
    記磁気ギャップにはまり込むボイスコイルを中心に結合
    すると共に外周部が上記フレームの周縁に結合された振
    動板と、上記ボイスコイルから引き出され終端が上記端
    子板に接続されたリード線からなるスピーカ。
JP5131794A 1993-06-02 1993-06-02 スピーカ Pending JPH06351097A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5131794A JPH06351097A (ja) 1993-06-02 1993-06-02 スピーカ

Applications Claiming Priority (1)

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JP5131794A JPH06351097A (ja) 1993-06-02 1993-06-02 スピーカ

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JPH06351097A true JPH06351097A (ja) 1994-12-22

Family

ID=15066288

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JP5131794A Pending JPH06351097A (ja) 1993-06-02 1993-06-02 スピーカ

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