JPH06350859A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH06350859A
JPH06350859A JP5159972A JP15997293A JPH06350859A JP H06350859 A JPH06350859 A JP H06350859A JP 5159972 A JP5159972 A JP 5159972A JP 15997293 A JP15997293 A JP 15997293A JP H06350859 A JPH06350859 A JP H06350859A
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Japan
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code
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sub
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JP5159972A
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Takashi Sakayama
隆志 坂山
Yoshihiro Maei
佳博 前井
Yoshiaki Tezuka
芳明 手塚
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 サブアドレス(SUB)コマンドのコードと
端末側に設定されているコードとが一致しなかった場合
にも、適切な動作をするようなファクシミリ装置を提供
すること。 【構成】 ファクシミリ装置において、SUBコマンド
のFIFに設定されているサブアドレスのコードと、端
末側に記憶されている比較コードとを比較する手段を備
え、更に比較手段の出力に基づき、一致した場合には、
例えば親展通信を行い、不一致の場合には通信を切断す
るか、あるいは通常の受信動作を行い、プリントアウト
する通信制御部を有する。また通信を切断する際に、受
信したSUBコマンドを返送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファクシミリ装置に関
し、特に新たにCCITT勧告されたサブアドレスコマ
ンド(以下SUBと記す。)に対応したファクシミリ装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリの通信手順として
は、CCITT勧告T.30に基づき標準化された手順
が用いられている。しかし、従来の標準コマンドにおい
ては、例えば親展通信のためのサブアドレスを伝送する
ことはできなかった。そこで、CCITT勧告に新たに
SUBコマンドが追加された。このSUBコマンドは、
ファクシミリインフォメーションフィールド(以下FI
Fと記す。)がサブアドレスであることを示し、このサ
ブアドレスは、ファクシミリ手順に対して、付加的な経
路選択情報を提供するために使用されうると規定されて
いる。このSUBコマンドを使用出来るか否かは着呼側
の能力に依存し、着呼側が初期識別信号であるデジタル
識別信号(以下DISと記す。)の情報として発呼側に
通知する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のファクシミリ装
置にSUBコマンドの処理機能を追加する場合に、CC
ITT勧告では、細部の動作が不明確であり、例えば受
信したSUBコマンドのFIFのコードと、ファクシミ
リ装置に設定されたコードとが一致しない場合の処理に
ついて、適切に動作するような細部を決定しなければ実
装出来ないという問題点があった。
【0004】本発明の目的は、前記のような従来技術の
問題点を解決し、SUBコマンドのコードと端末側のコ
ードとが一致しなかった場合にも、適切な動作をするよ
うなファクシミリ装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ファクシミリ
装置において、SUBコマンドのFIFに設定されてい
るサブアドレスのコードと、端末側に記憶されている比
較コードとを比較する手段を備え、更に比較手段の出力
に基づき、一致した場合には例えば親展通信を行い、不
一致の場合には通信を切断するか、あるいは通常の受信
動作を行い、プリントアウトする通信制御部を有するこ
とを特徴とする。また通信を切断する際に、受信したS
UBコマンドを返送するようにしてもよい。
【0006】
【作用】本発明を採用したファクシミリ装置は、上記の
ような手段により、SUBコマンドのコードと端末側の
コードとが一致しなかった場合にも、適切な動作をする
ことが可能となる。また、SUBコマンドを返送するよ
うにすれば、送信側ファクシミリにおいては、サブアド
レスの不一致により切断されたことを認識することがで
きる。
【0007】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図1は、実施例における、発明に関連する
機能の概略を示す機能ブロック図である。伝送制御部2
0は、回線を介して相手ファクシミリとコマンドや画情
報の伝送を行う。SUBコマンドのFIF抽出部21は
SUBコマンドのFIFに設定されているサブアドレス
コードを抽出し記憶する。比較コード記憶部23は、パ
ネル等から入力された、例えば親展通信用メールボック
ス対応の比較コードを記憶している。コード比較部22
は、SUBコマンドのFIF抽出部21から出力される
サブアドレスコードと、比較コード記憶部23に記憶さ
れている比較コードとを比較する。
【0008】通信制御部24はコード比較部22の出力
に基づき、一致した場合には例えば親展受信の制御を行
い、不一致の場合には、回線開放部26を制御して通信
を切断し、回線を開放する。またこの際に、SUBコマ
ンドのFIF抽出部21に記憶されているコードに基づ
き、SUBコマンド作成部25を制御して、受信したS
UBコマンドを送信側ファクシミリに送り返すようにし
てもよい。
【0009】更に、通信制御部24は、パスワードコマ
ンド検出部28からパスワードコマンド受信有無情報を
入力し、比較部22の出力が不一致である場合に、パス
ワードコマンドが受信されなかった場合には、機密保護
の必要性がないものと判断し、通常の受信動作を行い、
印字部27を用いてプリントアウトする。また、比較部
22の出力が不一致である場合に、パスワードコマンド
が受信された場合には、機密保護の必要性があるものと
判断し、回線開放部26を制御して通信を切断し、回線
を開放する。このような機能を備えることにより、SU
Bコマンドを用いた通信において、各種の条件に応じて
適切な処理を行うことが可能となる。
【0010】図2は本発明のファクシミリ装置の実施例
の構成を示すブロック図である。CPU1は、ファクシ
ミリ装置全体の制御処理、およびファクシミリ伝送制御
手順処理を行う。RAM2は制御プログラムのワークエ
リヤとして使用されるメモリである。操作表示装置3
は、ファクシミリ装置を操作するための各種スイッチ、
あるいはLCD、LEDなどの表示装置からなる。読取
装置4は、例えばCCDイメージセンサ等を用いて送信
原稿を読み取る装置である。印字装置5は受信画像デー
タ等をプリントする。画像処理装置6は、画像信号と伝
送用符号間の符号化、復号化(圧縮、伸張)を行う。画
像蓄積装置7は画情報データを格納する。システム制御
部8はファクシミリ全体を制御するプログラムが格納さ
れたROMからなる。
【0011】通信制御部9は、G3あるいはG4のファ
クシミリの通信制御プログラム、およびMODEMや網
制御装置とのインターフェース回路からなる。モデム1
0は、伝送手順信号用の低速モデム(V21)と画情報
の送受信用の高速モデム(V27ter 、V29、V3
3、V17など)機能を備えた変復調装置である。網制
御装置11は電話網やISDNの回線とのインターフェ
ース回路であり、自動発着信機能を備えている。システ
ムバス12は装置内の各回路間でデータの転送を行うた
めのものである。以上のような構成のファクシミリ装置
において、本発明の特徴は、システム制御部8および通
信制御部9の制御プログラムの内容にある。
【0012】つぎに扱うデータについて説明する。図3
は、主にG3規格で使用されるバイナリー符号信号方式
のDIS信号を示すフォーマット図である。バイナリー
符号信号方式では周知のHDLCフレームを用いて、そ
のインフォメーションフィールドの先頭バイトをファク
シミリコントロールフィールド(以下FCFと記
す。)、2バイト目以降をFIFとして用いる。DIS
信号は被呼側端末の具備する受信機能を発呼側へ通知す
るための信号であり、FCFには80Hが、FIFには
受信機能の詳細情報がセットされている。このFIFの
7バイト目のビット0(ビット番号49)にはサブアド
レス受信能力の有無が表示される(1:能力有り、0:
能力無し)。なおFIFの各バイトのデータはLSBか
ら順に伝送される。
【0013】図4はSUB信号を示すフォーマットであ
る。SUB信号は前述したように、そのFIFがサブア
ドレスであることを示し、このサブアドレスは、ファク
シミリ手順に対して付加的な経路選択情報を提供するた
めに使用されうると規定されている。そしてFCFには
C2HまたはC3H(いずれであるかはDISコマンド
の伝送方向によって決定される。)がセットされ、FI
Fには20桁分のデータエリヤが用意されており、サブ
アドレスデータは下位桁から順に伝送される。
【0014】図5はRAM内に設けられた各種データエ
リヤの内容の一例を示す説明図である。図5(a)はコ
マンド受信バッファの内容を示す説明図である。受信バ
ッファには、各コマンド毎に、先頭にデータ長を示すデ
ータが記入され、続いて各コマンドのFCF及びFIF
がそのまま記憶される。図においては、まず15H(2
1)バイトのSUBコマンドが受信され、続いて15H
(21)バイトのPWD(パスワード)コマンドが受信
され、最後に9バイトのDCSコマンドが受信された例
を示している。
【0015】図5(b)は比較コード記憶部の内容を示
す説明図である。この比較コードは、例えばパネル等か
ら入力して、例えばメールボックスごとに設定されるも
のである。従って、図5(b)には1つの比較コード分
の20バイトのエリヤのみを図示しているが、複数の比
較コード記憶部が存在する場合もある。図5(b)にお
いては「123」という文字コードが下位桁から順に格
納されており、これより上位の桁には「0」の文字コー
ドが記憶されている。
【0016】図5(c)はSUBコマンドコード記憶部
の内容を示す説明図である。このSUBコマンドコード
記憶部は、SUBコマンドを受信した場合に、SUBコ
マンドのFIF部のみを下位桁から順に蓄積していくも
のである。図5(d)は、FCFコード記憶部の内容の
一例を示す説明図である。このFCFコード記憶部は、
コマンドを受信するたびに、受信したコマンドのFCF
部のみを順に蓄積していくものであり、図においては、
SUB、PWD、DCSコマンドを受信した場合の例を
示している。なお未使用の領域にはエンドマークとして
00Hが書き込まれている。
【0017】次に動作を説明する。図6は、本発明のフ
ァクシミリ装置の着信時の処理を示すフローチャートで
ある。ステップS1においては、前述したように、例え
ばボックス対応に、パネル等から比較コードを入力し、
比較コード記憶部に記憶する。ステップS2においては
着信があるまで待つ。ステップS3においては、CED
信号を送出し、続いてNSF/DIS信号を送出する。
このDIS信号においては、図3に示すFIFの7バイ
ト目のビット0(ビット番号49)を1に設定し、SU
B受信能力ありの宣言をする。ステップS4において
は、DTCあるいはDCSコマンドを受信するまで待
ち、ステップS5においては、SUBコマンドが受信さ
れたか否かが調べられる。ステップS5においてSUB
コマンドが受信されない場合にはステップS6に移行し
て通常の通信を行う。
【0018】ステップS5において、SUBコマンドが
受信された場合にはステップS7に移行する。ステップ
S7においては、図5(a)に示す受信バッファに格納
されているSUBコマンドのFIFに設定されているコ
ードを、図5(c)に示すSUBコマンドコード記憶部
に記憶する。ステップS8においては、図5(b)およ
び(c)に示す、比較コード記憶部のコードとSUBコ
マンドコード記憶部のコードが一致するか否かが調べら
れる。なお、比較コード記憶部が複数ある場合には、い
づれかの比較コード記憶部の内容とSUBコマンドコー
ド記憶部のコードが一致するか否かが調べられる。
【0019】ステップS8においてコードが一致した場
合にはステップS10に移行し、例えば親展通信を行
う。また、ステップS8においてコードが不一致の場合
にはステップS9に移行し、コード不一致時の動作を行
う。以下に、このステップS9の動作について説明す
る。図7、8は図6のステップS9のコード不一致時の
動作を示すフローチャートである。図7(a)は第1の
実施例を示すフローチャートであり、ステップS20に
おいては、DCNコマンドを送出し、ステップS21に
おいては回線を開放する。つまり、サブアドレスが不一
致の場合には通信を切断する。このようにすれば機密保
護が必要な親展原稿を他人に見られずに済む。
【0020】図7(b)は第2の実施例を示すフローチ
ャートであり、ステップS30においては、SUBコマ
ンドコード記憶部のコードをSUBコマンドのFIFに
セットし、受信したSUBコマンドを作成する。ステッ
プS31においてはSUBコマンド、DCNコマンドを
続けて送出し、ステップS32においては回線を開放す
る。このようにすれば、送信側においてはSUBコマン
ドのサブアドレスが不一致で切断されたことが認識で
き、オペレータが適切な処置をすることが可能となる。
【0021】図7(c)は第3の実施例を示すフローチ
ャートであり、ステップS40においては、通常の受信
動作を行い、プリントアウトする。つまり、サブアドレ
スが不一致の場合にはプリントアウトし、オペレータが
内容等に基づき配布できるようにする。このようにすれ
ば、誤ったサブアドレスを設定されたものも正しく配布
できる可能性が高くなる。なお、この場合にプリントア
ウトせず、オペレータ専用のボックス、あるいはサブア
ドレス誤り専用のボックスに蓄積し、オペレータのみが
プリントアウトあるいはディスプレイによる表示が出来
るようにしてもよい。
【0022】図8は不一致時の動作の第4の実施例を示
すフローチャートである。この実施例においては、パス
ワードコマンドを受信したか否かにより、受信するか否
かを判断する。ステップS50においては、図5(d)
のFCFコード記憶部の先頭アドレス(図では3000
H)をレジスタAにロードする。ステップS51におい
ては、レジスタAが示すアドレスに格納されているコー
ドをレジスタDにロードする。ステップS52において
は、レジスタDの内容とPWDコマンドのFCFコード
(A2HまたはA3H)とが一致するか否かが調べられ
る。ここで、一致する場合には、パスワードコマンドが
受信されていることになり、原稿は機密保護の必要があ
るものと判断できる。ところがSUBコマンドのサブア
ドレスが不一致であるので、ステップS53に移行して
DCNコマンドを送出し、ステップS54においては回
線を開放する。
【0023】ステップS52においてコードが不一致で
ある場合には、ステップS55に移行し、レジスタDの
内容とエンドマークコード(例えば00H)とが一致す
るか否かが調べられ、一致しない場合にはステップS5
6に移行して、レジスタAの内容を1だけインクリメン
ト(+1)し、ステップS51に戻ってつぎのコードを
比較する。ステップS55において、コードが一致する
場合にはPWDコマンドは受信されておらず、従って原
稿は機密保護の必要が無いものと判断し、通常の受信処
理を行ってプリントアウトするか、あるいは第3の実施
例で述べたような蓄積を行う。以上のような処理によ
り、それぞれの場合に対応した適切な処理を行うことが
可能となる。
【0024】図9は、図6のステップS8におけるコー
ド比較処理の一例を示すフローチャートである。ステッ
プS60においては、比較コード記憶部の先頭アドレス
(図5(b)では1000H)をCPU内のレジスタA
にロードし、またSUBコマンドコード記憶部の先頭ア
ドレス(図5(c)では2000H)をレジスタBにロ
ードする。ステップS61においては、図示しないカウ
ンタに20をセットする。ステップS62においては、
レジスタAの示すアドレスの内容(図5では1000H
番地の内容である33H)をレジスタCにロードし、レ
ジスタBの示すアドレスの内容(2000H番地の内容
である33H)をレジスタDにロードする。
【0025】ステップS63においては、レジスタCの
内容とレジスタDの内容とが一致しているか否かが調べ
られ、不一致の場合にはコード不一致となり、図6のス
テップS9に移行する。ステップS63においてコード
が一致した場合にはステップS64に移行し、カウンタ
を1だけデクリメント(−1)する。ステップS65に
おいては、カウンタ値が0であるか否かが調べられ、0
である場合には全ての桁が一致したことになるので、図
6のステップS10に移行する。しかしカウンタ値が0
でない場合にはステップS66に移行し、レジスタA、
Bの内容をそれぞれ1だけインクリメントして、ステッ
プS62に戻り、つぎの桁を比較する。
【0026】図10は、図6のステップS5のSUBコ
マンド受信有無の判断処理の一例を示すフローチャート
である。ステップS70においては、FCF記憶部の先
頭アドレス(図5(d)では3000H)をCPU内の
レジスタAにロードする。ステップS71においては、
レジスタAの示すアドレスの内容(図5(d)では30
00H番地の内容であるC2HあるいはC3H)をレジ
スタDにロードする。ステップS72においては、レジ
スタDの内容(現在はC2HあるいはC3H)とSUB
コマンドのFCFコードであるC2HあるいはC3Hと
が一致するか否かが調べられ、一致した場合にはSUB
コマンドが受信されているので、図6のステップS7に
移行する。
【0027】ステップS72において不一致である場合
にはステップS73に移行し、Dレジスタの内容とエン
ドマークコード(例えば00H)とが一致するか否かが
調べられる。ステップS73において、コードが一致し
た場合には、それ以上比較すべきコードがないので、S
UBコマンドは受信されていないことになり、図6のス
テップS6に移行する。ステップS73においてコード
が不一致であった場合にはステップS74に移行し、レ
ジスタAの内容を1だけインクリメント(+1)して、
ステップS71に戻り、次のFCFコードを比較する。
【0028】図11は、ファクシミリの通信手順の例を
示す説明図である。図11(a)は、SUBコマンドの
FIFのコードと端末側に設定されている比較コードと
が一致した場合の手順である。受信側ファクシミリは、
前述したように、DISコマンドにより、SUB受信能
力ありの表示を行い、送信側ファクシミリはこれに基づ
き、FIFにサブアドレスデータを設定したSUBコマ
ンドとDCSコマンドを送出する。受信側ファクシミリ
はサブアドレスと比較コードとを比較し、一致すれば親
展受信動作を行う。
【0029】図11(b)は、SUBコマンドのFIF
のコードと端末側に設定されている比較コードとが不一
致である場合の、第1の実施例に対応する通信手順を示
す説明図である。図においては、受信したSUBコマン
ドのコードと比較コードとが不一致であったので、受信
側ファクシミリからDCN信号を伝送し、回線を開放す
る。
【0030】図11(c)は、やはり、SUBコマンド
のFIFのコードと端末側に設定されている比較コード
とが不一致である場合の、第2の実施例に対応する通信
手順を示す説明図である。図においては、受信したSU
Bコマンドのコードと比較コードとが不一致であったの
で、受信側ファクシミリは受信したSUB信号とDCN
信号を伝送し、回線を開放する。
【0031】図11(d)は、やはり、SUBコマンド
のFIFのコードと端末側に設定されている比較コード
とが不一致である場合の、第3の実施例に対応する通信
手順を示す説明図である。図においては、受信したSU
Bコマンドのコードと比較コードとが不一致であったの
で、受信側ファクシミリは通常の受信動作を行い、プリ
ントアウトする。
【0032】図11(e)は、やはり、SUBコマンド
のFIFのコードと端末側に設定されている比較コード
とが不一致である場合の、第4の実施例に対応する通信
手順を示す説明図である。図においては、受信したSU
Bコマンドのコードと比較コードとが不一致であった場
合に、パスワードコマンドを受信している場合にかぎ
り、受信側ファクシミリからDCN信号を伝送し、回線
を開放する。この際に、第11図(c)のようにSUB
コマンドを付加してもよい。なお、パスワードコマンド
が受信されなかった場合には、図11(d)に示す手順
により、通常受信を行う。
【0033】以上、実施例を説明したが、本発明は以下
に示すような変形例も考えられる。通信の切断時には、
発呼側と被呼側のファクシミリにおいて、それぞれ切断
原因等の詳細情報をパネルに表示するか、あるいはプリ
ントアウトするようにすれば、オペレータが適切な処理
を行うことが可能となる。また図7(c)、あるいは図
8のステップS57における通常受信の場合にも、サブ
アドレス不一致であることをパネルに表示するか、ある
いは出力原稿の上端等にプリントアウトするようにして
もよい。実施例においては、サブアドレスはメールボッ
クスに対応した番号である例を示したが、例えば子機、
あるいは他の端末を示す番号であってもよいし、個別の
トレイを示すものであってもよい。
【0034】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、SU
BコマンドのFIFのコードと端末側に設定されている
比較コードとを比較し、その結果に応じて、それぞれ適
切な処理を行うことが可能となり、実用上支障のないフ
ァクシミリ装置を提供することが可能となるという効果
がある。また、コード不一致時にSUBコマンドを返送
すれば、発呼側において該SUBコマンドに誤りがあっ
たことが認識でき、オペレータが適切な処置を取ること
が可能となるという効果もある。また、パスワードコマ
ンドの有無によって、切断あるいは通常受信を行うよう
にすれば、機密の保護と通信成功率の向上をバランス良
く両立させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 発明に関連する機能を示す機能ブロック図で
ある。
【図2】 ファクシミリ装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】 DIS信号を示すフォーマット図である。
【図4】 SUB信号を示すフォーマット図である。
【図5】 各種バッファの内容を示す説明図である。
【図6】 受信処理を示すフローチャートである。
【図7】 不一致時処理の第1〜3実施例を示すフロー
チャートである。
【図8】 不一致時の処理の第4実施例を示すフローチ
ャートである。
【図9】 コード比較処理を示すフローチャートであ
る。
【図10】 SUB受信有無の判断処理を示すフローチ
ャートである。
【図11】 ファクシミリの通信手順を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1…CPU、2…RAM、3…操作表示装置、4…読取
装置、5…印字装置、6…画像処理装置、7…画像蓄積
装置、8…システム制御部、9…通信制御部、10…モ
デム、11…網制御装置、12…システムバス

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コマンド受信手段と、サブアドレスコマ
    ンドのファクシミリインフォメーションフィールドのコ
    ードを抽出する抽出手段と、比較コードを記憶する手段
    と、抽出手段により抽出されたコードと比較コードとを
    比較する手段と、比較手段の出力に基づき、通信を制御
    する通信制御手段とを備えたことを特徴とするファクシ
    ミリ装置。
  2. 【請求項2】 さらに、通信切断手段を備え、前記通信
    制御手段は比較手段の出力が不一致を示す場合には、通
    信を切断することを特徴とする請求項1に記載のファク
    シミリ装置。
  3. 【請求項3】 さらに、受信したサブアドレスコマンド
    を送出する送出手段と、通信切断手段とを備え、前記通
    信制御手段は比較手段の出力が不一致を示す場合には、
    送出手段を制御して受信したサブアドレスコマンドを送
    出し、通信を切断することを特徴とする請求項1に記載
    のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 前記通信制御手段は、比較手段の出力が
    不一致を示す場合には、通常の受信動作を行うことを特
    徴とする請求項1に記載のファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 さらに、パスワードコマンド検出手段
    と、通信切断手段とを備え、比較手段の出力が不一致を
    示す場合に、前記通信制御手段は、パスワードコマンド
    が受信された場合には通信を切断し、パスワードコマン
    ドが受信されなかった場合には通常の受信動作を行うこ
    とを特徴とする請求項1に記載のファクシミリ装置。
JP5159972A 1993-06-07 1993-06-07 ファクシミリ装置 Pending JPH06350859A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2759232A1 (fr) * 1997-01-31 1998-08-07 Canon Kk Procede et dispositif de diffusion de symboles d'information et procede et dispositif de reception de symboles d'information diffuses

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2759232A1 (fr) * 1997-01-31 1998-08-07 Canon Kk Procede et dispositif de diffusion de symboles d'information et procede et dispositif de reception de symboles d'information diffuses

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