JPH06349749A - 半導体製造装置 - Google Patents

半導体製造装置

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JPH06349749A
JPH06349749A JP16310493A JP16310493A JPH06349749A JP H06349749 A JPH06349749 A JP H06349749A JP 16310493 A JP16310493 A JP 16310493A JP 16310493 A JP16310493 A JP 16310493A JP H06349749 A JPH06349749 A JP H06349749A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
boat
nitrogen gas
wafer
clean
storage chamber
Prior art date
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Pending
Application number
JP16310493A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Hosaka
英二 保坂
Yoshihiro Inaizumi
吉洋 稲泉
Tomoshi Taniyama
智志 谷山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Publication date
Application filed by Kokusai Electric Corp filed Critical Kokusai Electric Corp
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Publication of JPH06349749A publication Critical patent/JPH06349749A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】半導体製造装置に於いて、処理後のウェーハの
冷却効果を向上させ、又クリーンユニットの寿命の延長
を図るものである。 【構成】反応炉1から引出されたボート5を収納するボ
ート収納室10、該ボート収納室を少なくとも循環路の
一部に含むクリーンガス循環系を有する半導体製造装置
に於いて、前記クリーンガス循環系が冷気器15を有
し、循環するクリーンガスの温度の上昇を抑制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はクリーンガス循環系を有
する半導体製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2於いて、半導体製造装置の概略を説
明する。
【0003】反応炉1は半導体製造機の上部位置に設け
られ、反応管2は該反応炉1の内部に収納されている。
該反応炉1の下部に気密なボート収納室10が形成さ
れ、該ボート収納室10にはボートエレベータ3が設け
られており、該ボートエレベータ3はウェーハ4が装填
されたボート5を反応管2内部に装入、引出しする。
【0004】ウェーハ4はウェーハカセット6に装填さ
れた状態で半導体製造機と外部との間の搬送が行われ、
ウェーハカセット6はウェーハカセット授受部7で中継
され、その後内部のカセットストッカ8に収納される。
【0005】前記ボートエレベータ3と前記カセットス
トッカ8との間にはウェーハ移載機9が設けられ、又前
記ボート収納室10と前記ウェーハ移載機9が収納され
ている空間とは連通している。
【0006】ウェーハ4の移載は、前記ボートエレベー
タ3により気密状態のボート収納室10にボート5が引
出されて行われる。前記ウェーハ移載機9によりカセッ
トストッカ8に収納されたウェーハカセット6のウェー
ハ4を保持し、該保持したウェーハ4を前記ボート5に
移載する。
【0007】上記した様に、ボートエレベータ3はボー
ト5を反応管2内に装入し、ウェーハ4が加熱され、更
に反応管2内に反応ガスが導入されることでウェーハ4
に薄膜の生成が行われ、ウェーハ4の成膜が完了すると
前記ボートエレベータ3がボート5を反応管2より気密
状態のボート収納室10に引出す。引出した直後はウェ
ーハ4、ボート5は高温であるので所定の温度迄冷却さ
れた後、前記ウェーハ移載機9によるウェーハ4の移載
が行われる。
【0008】又、ボート5がボート収納室10に引出さ
れ、冷却される間ウェーハ4の自然酸化を防止する為、
図3に示す様に前記ボート収納室10は窒素ガス雰囲気
にされる。
【0009】前記ボート収納室10には窒素ガス流入管
12が設けられ、該窒素ガス流入管12は図示しない窒
素ガス源に接続されている。該窒素ガス流入管12の下
方に送風ファンを具備したクリーンユニット13が設け
られ、該クリーンユニット13は前記ボート5が降下し
た状態で該ボート5に対向する様になっている。又前記
ボート収納室10の下端には、循環ダクト14が設けら
れている。
【0010】前記窒素ガス流入管12より流入した窒素
ガスは、前記クリーンユニット13に吸引され、前記ボ
ート5に向かって吹出される。更に、前記ボートエレベ
ータ3に沿って降下し、前記循環ダクト14を通ってク
リーンユニット13の吸引側に循環するという流れを形
成する。而して、前記ボート収納室10に引出されたボ
ート5及び該ボート5に装填されたウェーハ4は、窒素
ガス雰囲気に収納されると共に前記窒素ガス流れで冷却
される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記した様に、引出さ
れた直後のウェーハ4、ボート5は高温であるので、ウ
ェーハ4、ボート5を通過する窒素ガスが熱せられる。
熱せられた窒素ガスは前記ボートエレベータ3に沿って
降下し、更に前記循環ダクト14を通って高温状態のま
ま前記クリーンユニット13に戻ってくる。この為、前
記クリーンユニット13から流出する循環窒素ガスの温
度が上昇し、ウェーハ4の冷却効果が低下し、又高温の
ガスがクリーンユニット13を流通することでクリーン
ユニット13の寿命が短くなるという問題があった。
【0012】本発明は斯かる実情に鑑み、ウェーハの冷
却効果を向上させ、又クリーンユニットの寿命の延長を
図るものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、反応炉から引
出されたボートを収納するボート収納室、該ボート収納
室を少なくとも循環路の一部に含むクリーンガス循環系
を有する半導体製造装置に於いて、前記クリーンガス循
環系が冷気器を具備することを特徴とするものである。
【0014】
【作用】クリーンガスは冷却器により冷却され、ボート
が引出された際の炉口部の雰囲気温度の上昇を防止し、
ボートに保持されたウェーハの冷却時間を短縮し、又循
環するクリーンガスの温度上昇を抑制することでクリー
ンユニットの寿命を延長する。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照しつつ本発明の一実施例を
説明する。
【0016】図1に於いて、図3中で示したものと同一
のものには同符号を付してある。
【0017】前記ボート収納室10にはボートエレベー
タ3が設けられ、該ボートエレベータ3のエレベータア
ーム16に前記ボート5が乗載され、前記ボートエレベ
ータ3によって前記ボート5が前記反応管2内に装入、
或は反応管2から引出される様になっている。前記ボー
ト収納室10に連通する様に窒素ガス流入管12が設け
られ、該窒素ガス流入管12は図示しない窒素ガス源に
接続されている。該窒素ガス流入管12の下方に送風フ
ァンを具備したクリーンユニット13が設けられ、該ク
リーンユニット13は前記ボート5が降下した状態で該
ボート5に対向する。又前記ボート収納室10の下端に
は、循環ダクト14が設けられ、該循環ダクト14の下
流端に冷却器15が設けられる。
【0018】前記窒素ガス流入管12より流入した窒素
ガスは、前記クリーンユニット13に吸引され、前記ボ
ート5に向かって吹出される。吹出された窒素ガスは更
に、前記ボートエレベータ3に沿って降下し、前記循環
ダクト14、前記冷却器15を通ってクリーンユニット
13の吸引側に循環するという流れを形成する。
【0019】窒素ガス流れは、前記ボート5、ウェーハ
4を流通する過程で加熱され昇温するが、前記冷却器1
5を通過する過程で冷却され、前記クリーンユニット1
3には冷却された窒素ガスが吸引される。而して、前記
ボート収納室10に引出されたボート5及び該ボート5
に装填されたウェーハ4は、窒素ガス雰囲気に収納され
ると共に常に低温の窒素ガス流れで冷却される。
【0020】尚、前記冷却器は水冷式、空冷式等種々の
ものが採用でき、又冷却器は循環ダクト14の下流端で
なくとも循環する窒素ガスを冷却できるところであれば
よく、又前記循環ダクト14の壁面を冷却し、該循環ダ
クト14に冷却器の機能を持たせてもよい。更に、循環
するガスは窒素ガスの代わりに他の不活性ガス、或は清
浄な空気であってもよく、更に又前記実施例は縦型炉を
有する半導体製造装置について説明したが横型炉を有す
る半導体製造装置にも実施可能である等種々の変更が可
能である。
【0021】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、装置内
を循環するクリーンガスの温度を下げることができ、炉
口下部の温度上昇を防止できると共にウェーハの冷却時
間を短縮でき、更にクリーンユニットの寿命の延長を図
ることができる等の優れた効果を発揮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概略立面図である。
【図2】半導体製造装置の概略を示す斜視図である。
【図3】従来例を示す概略立面図である。
【符号の説明】
5 ボート 10 ボート収納室 13 クリーンユニット 14 循環ダクト 15 冷却器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反応炉から引出されたボートを収納する
    ボート収納室、該ボート収納室を少なくとも循環路の一
    部に含むクリーンガス循環系を有する半導体製造装置に
    於いて、前記クリーンガス循環系が冷気器を具備するこ
    とを特徴とする半導体製造装置。
  2. 【請求項2】 クリーンガスが不活性ガスである請求項
    1の半導体製造装置。
JP16310493A 1993-06-07 1993-06-07 半導体製造装置 Pending JPH06349749A (ja)

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JP16310493A JPH06349749A (ja) 1993-06-07 1993-06-07 半導体製造装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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