JPH06349539A - プレスフィット型ジャックコネクタ - Google Patents

プレスフィット型ジャックコネクタ

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JPH06349539A
JPH06349539A JP5139673A JP13967393A JPH06349539A JP H06349539 A JPH06349539 A JP H06349539A JP 5139673 A JP5139673 A JP 5139673A JP 13967393 A JP13967393 A JP 13967393A JP H06349539 A JPH06349539 A JP H06349539A
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JP
Japan
Prior art keywords
housing
jack
terminal
connector
press
Prior art date
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Application number
JP5139673A
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English (en)
Inventor
Masahiro Hamazaki
雅裕 濱崎
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 プレスフィット型ジャックコネクタに関し、
実装時におけるコネクタとしての不良発生を抑制して生
産性の向上を図ることを目的とする。 【構成】 プレスフィット型ジャックコネクタを、一端
がジャックコンタクト11a で他端が回路基板固定部11c
に形成され且つ該ジャックコンタクト部と回路基板固定
部11c 間に厚さ方向にずれた肩部が形成されているジャ
ック端子11と、複数の該ジャック端子11を位置決めして
保持するハウジング21と、該ハウジング21に係合するハ
ウジングカバー22と、ハウジング21とハウジングカバー
22とを係合させたときの接合面間に挿入される端子固定
板23とで構成し、ハウジング21に整列して位置決めされ
たジャック端子11を貫通し得る孔23c を具えた端子固定
板23に、ハウジング21の底板部上面 12a′に押圧された
ときに孔23c の周辺がジャック端子11の肩部11f を覆う
位置まで移動し得る手段23b を具えて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回路基板に圧入のみの無
半田技術で実装するプレスフィット型ジャックコネクタ
の構成に係り、特にプラグ端子に対する接続特性を左右
するジャック端子のコンタクト領域を保護した状態で回
路基板に実装し得るように該コネクタを構成することで
実装時におけるコネクタとしての不良発生を抑制して生
産性の向上を図ったプレスフィット型ジャックコネクタ
に関する。
【0002】最近のコネクタ分野では遣り取りする情報
量の増大に対応させるために多芯化や小型化が進展しつ
つあるが、回路基板への実装工数を削減するために圧入
だけで回路基板に実装し得るプレスフィット型コネクタ
(以下文中では単にコネクタとする)が多用されるよう
になってきている。
【0003】
【従来の技術】図3は従来のコネクタの構成例を説明す
る図であり、図4はコネクタへの組立方法をその治具と
共に例示説明する図、図5は回路基板への実装方法を説
明する図である。
【0004】図3でコネクタ1は、複数のジャック端子
11と該各端子11を所定ピッチのマトリックス状に圧入固
定して植設するハウジング12および該ハウジング12と係
合させたときに図示されないプラグ端子を上記各ジャッ
ク端子11のコンタクト領域にガイドさせるように成形さ
れているハウジングカバー13とで構成されている。
【0005】この内ジャック端子11は、二股に分岐した
拡幅部をコの字形に折り曲げて対面させた2個の舌片 1
1a-1,11a-2からなるジャックコンタクト11a を一端と
し、該各舌片の基部間を連結する連結部11b から他端側
に伸びる主片の端部が幅方向に膨らむ回路基板固定部11
c を持つ外部接続端子11d に形成されているものであ
り、該主片の中間所定位置の幅方向には上記ハウジング
12に固定するためのバルジ11e が上記回路基板固定部11
c より僅かに大きい幅で形成されている。
【0006】そしてこの場合の上記連結部11b は、上述
した各舌片 11a-1,11a-2の該連結部側端辺 11a′より少
なくとも板厚を超える量だけ突出した肩部11f に形成さ
れている。
【0007】なお、対面する2個の舌片 11a-1,11a-2
その長さ方向中間域で互いに接近するように湾曲して形
成されている上記ジャック端子11は、生産性の面から一
般にはフープ材の連続プレス成形機によるプレス作業で
図示の如く一定したピッチp1で連結部材11′に櫛刃状に
繋がる端子ブランク11″を成形した後その外部接続端子
域で切断して形成することが多い。
【0008】一方、該ジャック端子11をそのバルジ11e
の領域で圧入固定して植設するハウジング12は形状が有
底箱形をなすものであり、その底板部12a 内面のマトリ
ックス状所定位置には該端子11をそのバルジ11e の領域
で圧入固定し得る幅を持って該底板部12a を貫通する角
孔12b と該端子11の各舌片基部と連結部11b とを余裕を
もって収容し得る大きさの角穴12c とが繋がった状態で
形成されている。
【0009】そして、上記ジャック端子11をその外部接
続端子側から該ハウジング12の角孔12b に圧入すること
で、該端子11をそのバルジ11e の領域で該ハウジング12
に固定することができるようになっている。
【0010】また該ハウジング12の周壁内面12d と嵌合
する外壁面13a を持つハウジングカバー13は、その外壁
面13a の片側端面近傍に上記ハウジング12に対する挿入
深さを規定するためのフランジ13b を具えて形成されて
いると共に、該ハウジング12と嵌合させたときの該ハウ
ジング12の各角穴12c と対応する各位置には上記ジャッ
ク端子11のジャックコンタクト11a が余裕をもって収容
し得る大きさの角孔13c が厚さ方向に貫通して形成され
ているものである。
【0011】なお、該各角孔13c のフランジ側開口には
図示されないプラグ端子を該角孔13c にガイドせしめる
ための面取り13d が施されている。従って、該ハウジン
グカバー13をその外壁面13d と上記周壁内面12d との嵌
合で該ハウジング12に係合させると、ハウジングカバー
13の角孔13c とハウジング12の角穴12c とを直線的に対
応させることができる。
【0012】コネクタへの組立方法の一例を説明する図
4で、(4-1) はジャック端子のハウジングへの圧入方法
を示す図であり、(4-2) はコネクタへの組立方法を示し
た図である。
【0013】図の(4-1) で、図3で説明したハウジング
12内側の各角穴12c とそれに繋がる角孔12b に図3のジ
ャック端子11をその外部接続端子11d 側から挿入する
と、該各ジャック端子11はそのバルジ11e が角穴12c ひ
いては角孔12b の開口部と接する位置で止まって図示の
状態となる。
【0014】そこで、例えば整列したジャック端子11の
各舌片と平行するA方向(以下列方向とする)にジャッ
クコンタクトの対面する舌片間に挿入し得る厚さの壁面
15aが形成されている治具15を、その壁面15a が舌片間
に入るように矢印Bの如く降下させると該壁面15a の端
面 15a′が列方向に整列する各ジャック端子11の連結部
11b の上端面 11b′を一括して押圧するので、(4-2) に
示すように各ジャック端子11をそれぞれのバルジ11e の
領域で該ハウジング12に圧入固定することができる。
【0015】次いでハウジングカバー13を図3で説明し
たように該ハウジング12に係合させることでジャック端
子11が植設されたコネクタ1を構成することができる。
かかる構成になるコネクタ1では、ハウジング12の底板
部から突出するジャック端子11の外部接続端子領域を図
示されない回路基板に形成されているバイアホールに圧
入することで該回路基板に実装することができる。
【0016】しかし、この場合の該コネクタ1の回路基
板への圧入時にはジャック端子11がハウジング12への圧
入方向と逆の応力を受けることとなり、結果的にハウジ
ング12に固定されたジャック端子11にがたつきが生じた
り該ハウジング12から抜け出ることがある。
【0017】かかる点を考慮したときの回路基板への実
装方法を例示説明する図5で、(5-1) は実装時の状態を
示しまた(5-2) は実装後の状態を示したものである。す
なわち図の(5-1) で、18は図4で説明したコネクタ1を
実装する回路基板であり、上記コネクタ1の各ジャック
端子11と対応する位置には該端子11の回路基板固定部11
c が圧入されたときに該端子11を固定し得る大きさの角
孔がその周囲に導体18b を具えたバイアホール18a とし
て形成されている。
【0018】そこでハウジングカバー13を取り外した状
態のコネクタ1を外部接続端子11dの側から上記回路基
板の各バイアホール18a に挿入すると、回路基板固定部
11cとバイアホール18a の開口とが接触した位置で止ま
って図示の状態となる。
【0019】次いで、図4で説明した治具15を図4同様
に各舌片間にセッティングして押下すると該治具15の壁
面端面 15a′が各ジャック端子11と共にハウジング12の
底板部12a を押圧するので、結果的に各ジャック端子11
にがたつきや該ハウジング12からの抜け出しを発生させ
ることなくハウジング12とジャック端子11とを該回路基
板18に固定することができる。
【0020】しかる後、図4で説明した如くハウジング
カバー13を該ハウジング12に係合した後接着等の手段で
両者を一体化せしめることで、(5-1) を矢印方向から見
た(5-2) に示すようにコネクタ1の回路基板18への実装
を実現することができる。
【0021】かかるコネクタ1では、ジャック端子11の
ハウジングへの圧入固定や回路基板18に対する実装作業
等に共通した治具15が使用できるメリットがある。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ジャック端子
のハウジングへの圧入固定時と回路基板への実装時とに
各ジャック端子に接触する専用の治具を使用するため、
その使用時にジャック端子のジャックコンタクト域に変
形や損傷を与える場合があると言う問題があり、また回
路基板に実装する前のコネクタはジャック端子を保護す
るためのハウジングカバーをハウジングから着脱自在に
しておかなければならずコネクタとしては半完成状態に
あるため、コネクタとしての保管・管理に特別な配慮が
必要となると言う問題があった。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記課題は、回路基板へ
の実装手段を圧入固定とするプレスフィット型ジャック
コネクタであって、一端が対面する2個の舌片からなる
ジャックコンタクトで該各舌片の基部間を連結する連結
部から他端側に伸びる主片の端部が回路基板固定部に形
成され且つ該連結部が上記各舌片の該連結部側端辺より
少なくとも板厚を超える量だけ突出した肩部に形成され
ているジャック端子と、複数の該ジャック端子をその回
路基板固定部が底板部から整列して露出するようにそれ
ぞれの連結部を該底板部上面から沈ませて位置決め保持
する有底箱形のハウジングと、該ハウジングの周壁部で
該ハウジングに係合し得ると共にその係合時に各ジャッ
ク端子のジャックコンタクトと対応する位置に該ジャッ
クコンタクトを保護する孔が貫通して形成されているハ
ウジングカバーと、上記ハウジングと該ハウジングカバ
ーとを係合せしめたときの該両者の接合面間に挿入され
る端子固定板とを少なくとも具えて構成され、上記ハウ
ジングに整列して位置決めされたジャック端子の各連結
部領域が貫通し得る孔を具えた該端子固定板が、該ハウ
ジングの底板部上面に押圧されたときに該孔の周辺が該
ジャック端子の肩部を覆う位置まで移動し得る手段を具
えて構成されているプレスフィット型ジャックコネクタ
によって達成される。
【0024】
【作用】コネクタに組み立てたときに図3で説明したジ
ャック端子の肩部が絶縁板で押圧されるようにコネクタ
を構成すると、上述した治具を使用することなく回路基
板への実装を実現することができる。
【0025】そこで本発明ではハウジングとハウジング
カバーの間に、装着が容易で且つジャック端子の上述し
た肩部のみを覆うことができる絶縁性の端子固定板を介
在させてコネクタを構成するようにしている。
【0026】このことは完成状態のコネクタが回路基板
に実装できることを意味する。従って、治具によるジャ
ック端子の変形や損傷が減らせると同時に完成したコネ
クタとして保管・管理できるので、コネクタとしての特
性安定化と工数削減による生産性の向上を期待すること
ができる。
【0027】
【実施例】いずれも図3の矢印C方向からの側面視で表
わした図1は本発明になるコネクタの構成を組立順に説
明する原理図であり、(1) はジャック端子を示し,(2)は
該端子をハウジングに挿入した状態を示す図,(3)は本発
明に係わる端子固定板の装着状態を示す図,(4)はコネク
タに完成させたときの状態を示す図である。
【0028】また、図2は本発明になるコネクタの構成
例を説明する図である。なお、図では図3におけるジャ
ック端子とハウジング,ハウジングカバーとで構成され
るコネクタに本発明を適用させる場合を例としているの
で、図3および図4と同じ対称部材や部位には同一の記
号を付して表わしていると共に重複する説明については
それを省略する。
【0029】図1の(1) で、ジャック端子11におけるジ
ャックコンタクト11a の連結部側端辺 11a′と連結部11
b との間には図3で説明したように該端子部材の厚さを
少なくとも超える量の肩部11f が形成されている。
【0030】そこで、該端子11をその外部接続端子11d
側からハウジング12の角穴12c を経て角孔12b に挿入す
ると例えば図4で説明した治具15を利用することで、
(2) で示すように該端子11をそのバルジ11e の領域でハ
ウジング12に圧入固定することができる。
【0031】次いでハウジング12の底板部12a の上面 1
2a′に、(3) で示す如く例えば上記角穴12c とほぼ同じ
大きさの角孔14a が穿孔されている端子固定板14をジャ
ックコンタクト11a を貫通させながら矢印Dのように載
置し更に該端子固定板14を矢印E方向に移動させると、
(4) に示す如く該角孔14a の一辺近傍をジャック端子11
の上記肩部11f に掛けることができるので、該肩部11f
を端子固定板14で覆うことができる。
【0032】そこで、図4で説明したようにハウジング
カバー13を該ハウジング12に係合させることで上記端子
固定板14をハウジング12とハウジングカバー13とで挟み
込むことができるが、このことはジャック端子11がハウ
ジング12と端子固定板14とで挟持されることを意味す
る。
【0033】従って、ハウジングカバー13の上面から例
えば平坦な治具で矢印Fのように押圧して図5の回路基
板に圧入固定しても、該ジャック端子11がハウジング12
から抜け出ることがなく確実な回路基板への実装を実現
することができる。
【0034】具体的な構成例を示す図2の(2-1) で本発
明になるコネクタ2は、図3で説明したジャック端子11
と、前記ハウジング12と同じ構成で周壁内面のみが該ハ
ウジング12と異なるハウジング21、前記ハウジングカバ
ー13と同じ構成で外壁面と厚さのみが該ハウジングカバ
ー13と異なるハウジングカバー22、および上記ハウジン
グ21と該ハウジングカバー22との間に挟まれる端子固定
板23とで構成されている。
【0035】そしてハウジング12と同じ有底箱形でその
底板部12a に図3で説明した角孔12b と角穴12c とが形
成されているこの場合のハウジング21は、その周壁内面
のみが底板部近傍に残されたハウジング12と等しい周壁
内面12d とそこから外方に拡がる斜面21a および該斜面
21a に続く周壁内面21b とからなる段差面で形成されて
いるものであり、その他の部位は該ハウジング12と等し
く形成されている。
【0036】また該ハウジング21と嵌合するハウジング
カバー22は、前記ハウジングカバー13のフランジ領域を
除く厚さが該カバー13より薄く形成されていると共にそ
の外壁面のフランジ近傍には少なくとも上記ハウジング
21の周壁内面21c と嵌合し得る外壁面22a が追加されて
いるものであり、その他の部位は前記ハウジングカバー
13と等しく形成されている。
【0037】一方本発明に係わる絶縁性樹脂からなる端
子固定板23は、ハウジングカバー22を上記ハウジング21
に係合せしめたときの接合面における両者間の隙間に挿
入し得る厚さで且つ前記ハウジング12ひいては該ハウジ
ング21の底板部上面 12a′に接した状態で端子列方向に
のみ該端子部材の厚さにほぼ相当する量だけ移動し得る
ような平面的大きさを持つものであるが、各ジャック端
子11の肩部11f 側に対応する辺23a の両端近傍の2箇所
には側面視で斜面 23b′を持つ三角状の突起23b が該辺
から上記移動量を僅かに超える量で突出して形成されて
いる。
【0038】更に、該端子固定板23には上記ハウジング
21換言すれば前記ハウジング12の各角穴12c と対応する
各位置に該角穴12c とほぼ同じ大きさの角孔23c が穿孔
されているが、上記突起23b を除く外形に対する該角孔
23c の配置域は上記移動量に対応する量だけ該突起23b
形成側から離れるようにシフトさせてある。
【0039】このことは、各ジャック端子が挿入されて
いるハウジング21の底板部12a に該端子固定板23をその
斜面 23b′が下側を向くようにジャック端子に合わせて
載置すると、該固定板23自体がハウジング21の底板部に
対して上記移動量だけシフトした状態で載置されると共
に上述した突起23b の斜面域の一部がハウジング21の周
壁内面12d 上に乗り上がることを意味する。
【0040】そこで該固定板23を押下すると該固定板23
が突起23b の斜面 23b′に沿って図示F方向にほぼ所定
の移動量だけ移動するので各角孔23c がジャック端子11
の配置域に対して相対的に移動することになり、結果的
に各角孔23c がジャック端子11の肩部11f を覆った図1
の(4) で示す状態に対応させることができる。
【0041】従って以後図4の場合と同様にハウジング
カバー22を該ハウジング21に係合させ更に接着等の手段
で両者を一体化することで、矢示G方向から見た(2-2)
に示すように所要のコネクタ2を構成することができ
る。
【0042】かかるコネクタ2では、各ジャック端子11
がハウジング21と端子固定板23とに挟まれた状態にある
ため図4で説明した如き治具15を使用することなくハウ
ジングカバー22の上面を矢印Hの如く押圧するだけで図
5で説明した回路基板18に実装できるので、ジャック端
子としての変形や損傷を減らすことができると共にコネ
クタとしての保管・管理も容易化し得て生産性向上を実
現することができる。
【0043】なお、上述した説明では従来から使用して
いるジャック端子11を利用する場合を例示しているため
ハウジング21に圧入固定するのに上記治具15を使用して
いるが、かかる構成になるコネクタではジャック端子を
該ハウジング21に固定する必要がないためバルジ11e の
ないジャック端子を使用することができる。
【0044】そして特にこの場合には、該ジャック端子
をハウジング21に圧入する必要がないため上記治具15が
不必要となり、結果的に該治具15によるジャック端子と
しての変形や損傷が皆無にできると同時に回路基板18へ
の実装時の押圧治具も単純な平面治具に代えられるメリ
ットがある。
【0045】
【発明の効果】上述の如く本発明により、回路基板への
実装時におけるコネクタとしての不良発生を抑制して生
産性の向上を図ったプレスフィット型ジャックコネクタ
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明になるコネクタの構成を組立順に説明
する原理図。
【図2】 本発明になるコネクタの構成例を説明する
図。
【図3】 従来のコネクタの構成例を説明する図。
【図4】 コネクタへの組立方法をその治具と共に例示
説明する図。
【図5】 回路基板への実装方法を説明する図。
【符号の説明】
2 プレスフィット型ジャックコネクタ 11 ジャック端子 11a ジャックコンタクト 11a′ 連結部側
端辺 11b 連結部 11c 回路基板
固定部 11d バルジ 11e 外部接続
端子 11f 肩部 12 ハウジング 12a 底板部 12a′ 底板部上
面 12b 角孔 12c 角穴 12d 周壁内面 13 ハウジングカバー 13a 外壁面 13c 角孔 14 端子固定板 14a 角穴(孔) 18 回路基板 21 ハウジング 21a 斜面 21b 周壁内面 22 ハウジングカバー 22a 外壁面 23 端子固定板 23a 辺 23b 突起 23b ′斜面 23c 角孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路基板への実装手段を圧入固定とする
    プレスフィット型ジャックコネクタであって、 一端が対面する2個の舌片からなるジャックコンタクト
    (11a) で該各舌片の基部間を連結する連結部から他端側
    に伸びる主片の端部が回路基板固定部(11c) に形成され
    且つ該連結部が上記各舌片の該連結部側端辺より少なく
    とも板厚を超える量だけ突出した肩部(11f) に形成され
    ているジャック端子(11)と、 複数の該ジャック端子(11)をその回路基板固定部(11c)
    が底板部(12a) から整列して露出するようにそれぞれの
    連結部を該底板部上面(12a′) から沈ませて位置決め保
    持する有底箱形のハウジング(21)と、 該ハウジング(21)の周壁部で該ハウジング(21)に係合し
    得ると共にその係合時に各ジャック端子(11)のジャック
    コンタクトと対応する位置に該ジャックコンタクトを保
    護する孔(13c) が貫通して形成されているハウジングカ
    バー(22)と、 上記ハウジング(21)と該ハウジングカバー(22)とを係合
    せしめたときの該両者の接合面間に挿入される端子固定
    板(23)とを少なくとも具えて構成され、 上記ハウジング(21)に整列して位置決めされたジャック
    端子(11)の各連結部領域が貫通し得る孔(23c) を具えた
    該端子固定板(23)が、該ハウジング(21)の底板部上面(1
    2a′) に押圧されたときに該孔(23c) の周辺が該ジャッ
    ク端子(11)の肩部(11f) を覆う位置まで移動し得る手段
    (23b) を具えて構成されていることを特徴としたプレス
    フィット型ジャックコネクタ。
JP5139673A 1993-06-11 1993-06-11 プレスフィット型ジャックコネクタ Pending JPH06349539A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007115607A (ja) * 2005-10-24 2007-05-10 Hitachi Ltd 分割ハウジングコネクタ
JP2012216293A (ja) * 2011-03-31 2012-11-08 Nec Corp プレスフィットコネクタ

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