JPH06349265A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JPH06349265A
JPH06349265A JP13469993A JP13469993A JPH06349265A JP H06349265 A JPH06349265 A JP H06349265A JP 13469993 A JP13469993 A JP 13469993A JP 13469993 A JP13469993 A JP 13469993A JP H06349265 A JPH06349265 A JP H06349265A
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JP
Japan
Prior art keywords
optical disk
optical
base
optical head
optical disc
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Pending
Application number
JP13469993A
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English (en)
Inventor
Yasuo Kitada
保夫 北田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPH06349265A publication Critical patent/JPH06349265A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】光ヘッドおよび光ディスクへの塵埃付着を防止
する構造を備えた光ディスク装置に関し、小型で低価格
の構成により、光ヘッドおよび光ディスクに塵埃が付着
することを防止する光ディスク装置を実現する。 【構成】光ヘッド1および光ディスクカートリッジ3
は、ベース4、フロントパネル6、フレーム8、カバー
9および回路基板10により包囲された部屋に配置さ
れ、外部と空間的に隔離されている。これらの各部材
4、6、8、9および10は、互いに弾性材であるシー
ル材11〜14を介在して締結されることにより、部屋
の気密性を向上している。また、防塵のためのシール材
11は、ベース水平部4aとフレーム突設部8aの間に
挟み込むように配置されているため、光ヘッド1に対す
る外部振動を抑える防振脚の機能をも兼ね備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスクを交換可能
な光ディスク装置に係り、特に、光ヘッドおよび光ディ
スクへの塵埃付着を防止する構造を備えた光ディスク装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスク装置は、直径13cm(5.
25インチ)、9cm(3.5インチ)、または、30
cm(12インチ)等の光ディスクに、光ヘッドにより
情報を記録し、また、光ディスクから記録情報を再生す
る装置である。近年は、この光ディスク装置は、電子フ
ァイルまたは画像処理システム用の記憶装置として普及
してきている。この光ディスク装置の特徴は、記憶媒体
である光ディスクに大容量の情報を記録再生できること
と、光ディスクが交換自在なことである。この光ディス
ク交換のために、例えば、特開昭63−282955号
にて開示されているごとく、フロントローディング機構
が採用されている。
【0003】光ディスク装置は、前記光ディスクの可換
性という特徴を備えているが、そのため、必然的に外部
からの塵埃侵入に弱いという欠点を持っている。そこ
で、上記の光ディスク装置では、従来、塵埃侵入および
塵埃付着を防止するために、様々な対策が講じられて入
る。例えば、本出願人が先に特開平3−201285号
にて開示した、図3に示すような光ディスク装置が知ら
れている。同図において、光ディスク装置は、装置全体
を覆うフレーム20内に、光ディスクカートリッジ21
内の光ディスクに対して情報の記録再生を行う光ヘッド
22と、光ヘッド22を光ディスク半径方向に移動させ
るためのリニアモータ23と、光ディスクを保持し、回
転させるためのスピンドルモータ24と、これらを一定
の位置関係を保って保持するベース25と、ベース25
上に搭載された各機器を覆うベースカバー26と、ベー
ス25を弾性的に支持する防振脚27と、回路基板28
その他を収納した構成とされている。なお、前記光ディ
スクは、媒体を直接外部に露出させないため、および、
取扱の簡便さのために、光ディスクカートリッジ21に
収納されている。
【0004】この従来の光ディスク装置では、光ディス
クカートリッジ21、ベース25上に搭載された光ヘッ
ド22、リニアモータ23、およびスピンドルモータ2
4を、クロロプレンゴム等の防塵シール29とベースカ
バー26とを用いて、回路基板28その他の機構とは別
の、空間的に隔離した一つの部屋の中に置いてある。
【0005】このように、上記の光ディスク装置によれ
ば、光ディスク(光ディスクカートリッジ21)、光ヘ
ッド22を外部と空間的に隔離することにより、外部か
らの塵埃の侵入を防ぎ、これにより、光ディスクや光ヘ
ッド22に塵埃が付着することを防止する。また、ベー
スカバー26と防塵シール29とにより形成された部屋
を、防振脚27を通してフレーム20に固定することに
より、外部からの振動を取り除いている。
【0006】また、他の従来の光ディスク装置として、
図4に示す小型光ディスク装置は、カバー30内に、光
ディスクカートリッジ31内の光ディスクに対して情報
の記録再生を行う光ヘッド32、ベース33、回路基板
34その他の機構が設けられた構成である。この光ディ
スク装置においても、シール材を41〜46で示すよう
に各部に貼付することで、光ディスクカートリッジ31
内の光ディスクと、光ヘッド32を外部から隔離する構
造をとることにより、光ディスクや光ヘッド32に塵埃
が付着することを防止することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の図3に
示した従来の光ディスク装置は、光ディスク、光ヘッド
22を外部から空間的に隔離するためのベースカバー2
6と防塵シール29による構造と、外部からの振動を遮
断するための防振脚27と、回路基板28とがそれぞれ
他の構造と関係なく専用に設けられているため、光ディ
スク装置の小型化、低価格化には適していなかった。ま
た、図4に示した光ディスク装置も、シール材41〜4
6は防塵専用であり、また、従来からある装置に、防塵
用にシール材41〜46を付加した構成であるため、低
価格な構成ではなく、また、防振効果は得られない。
【0008】本発明の目的は、光ディスク、光ヘッドを
外部から空間的に隔離するための構造と、外部からの振
動を遮断するための構造とを共通化することにより、上
記の課題を解決した光ディスク装置を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、スピンドルモータにより回転する光ディ
スクと、この光ディスクに対して情報を記録、再生また
は消去する光ヘッドと、光ヘッドを光ディスクの半径方
向に移動させる移動機構とを、少なくとも前記光ヘッド
に対して記録信号を供給し、また光ヘッドからの信号を
再生する回路が搭載された回路基板を含む外部と空間的
に隔離された部屋に収納すると共に、この部屋を形成す
る部材の少なくとも一部を防振脚の機能を併せ有する構
造としたものである。
【0010】前記部屋は、前記光ディスクが光ディスク
カートリッジ内に収納された状態で挿入されまたは排出
する孔と、該孔を該挿入後または排出後に閉じるシャッ
タとを備えるフロントパネルと、前記光ヘッドの移動機
構を搭載した前記ベースと、該ベース、光ヘッドおよび
光ディスクカートリッジをそれぞれ覆うカバーと、前記
回路基板と、該フロントパネル、カバーおよび回路基板
が固定されるフレームとを、弾性部材を介して締結して
形成される。また、弾性部材の一部は、回路基板とフレ
ームの一部との間に設けることができる。
【0011】
【作用】本発明では、光ディスク、光ヘッドを外部から
空間的に隔離するために用いられる部材の一部を、外部
からの振動を遮断するための防振脚の機能を有する構造
としたため、光ディスク、光ヘッドを外部から空間的に
隔離するための部材と、外部からの振動を遮断するため
の部材を共通化することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の光ディスク装置の一実施例二
ついて、図面を用いて説明する。
【0013】図1は本発明の光ディスク装置の一実施例
の縦断面図、図2(A)、(B)は図1の光ディスク装
置の一部平面図および側面図を示す。両図中、同一構成
部分には同一符号を付してある。
【0014】光ヘッド1は、図1に示すように、光ディ
スク2を内蔵する光ディスクカートリッジ3の下側に配
置され、光ディスク2上に極めて微小な光スポットを形
成して、情報を記録または消去し、光ディスク2からの
情報を光電変換して再生する。
【0015】また、光ヘッド1は、図2(A)に示すよ
うに、ベース4の一部に互いに平行に形成されたコース
レール5aおよび5b上に、光ディスク2の半径方向に
移動自在に載せられている。さらに、光ヘッド1は、図
示しないリニアモータにより光ディスク2の半径方向に
移動される。上記のベース4は、図1に示すように、水
平方向に延在するベース水平部4aと、このベース水平
部4aに対して光ディスクカートリッジ3の図中左側の
位置で垂直方向に立設されたベース立設部4bとよりな
る構成とされている。
【0016】また、図1において、フロントパネル6に
は、光ディスク挿入および排出のための孔(図示せず)
が設けられている。この孔は、光ディスクカートリッジ
3が通過しているとき以外は、図示しないシャッタによ
り閉ざされている。すなわち、光ディスクカートリッジ
3が、光ディスク装置内に、図1に示すように完全に装
填されているとき、および、光ディスクカートリッジ3
が完全に排出されているときは、シャッタが閉じて外部
と空間的に隔離される。
【0017】光ディスクカートリッジ3が上記の孔より
装置の内部に挿入されると、光ディスクカートリッジ3
は、図示しないローディング機構により、光ディスク装
置の所定の位置にセットされる。同時に、光ディスク2
は、図2(A)に示すスピンドルモータ7にセットされ
て回転される。これらのローディング機構およびスピン
ドルモータ7は、ベース4上の所定の位置に固定されて
いる。
【0018】ベース4は、フレーム8に固定される。こ
のフレーム8は、図1および図2(B)に示すように、
ベース4の水平部4aと平行に、かつ、ベース水平部4
aの図1中下側で突設する突設部8aを有する、断面L
字状の構造とされている。これら光ヘッド1、光ディス
クカートリッジ3、ベース4およびスピンドルモータ7
を、図1中上方で覆うように、カバー9が、フレーム8
に固定されている。これに対し、回路基板10は、図1
のベース4およびフレーム突設部8aの下側を覆うよう
に、フレーム8に固定されている。
【0019】回路基板10は、光ヘッド1へ供給する記
録信号を生成する回路や、光ヘッド1により光ディスク
2の既記録情報を光電変換して得られた電気信号が入力
されてこれを再生する回路などが搭載されている。ま
た、図1中、光ディスクカートリッジ3の右側は、フレ
ーム8に固定されたフロントパネル6により覆われてい
る。
【0020】これらの構成で、光ディスク装置が構成さ
れている。通常、光ディスク装置は、このフレーム8を
介してシステムに組み込まれる。
【0021】また、本実施例では、光ヘッド1および光
ディスク2(光ディスクカートリッジ3)は、ベース
4、フロントパネル6、フレーム8、カバー9および回
路基板10により包囲された部屋に配置され、回路基板
10を含む外部と空間的に隔離されている。
【0022】ここで、図1および図2(B)に示すよう
に、ベース水平部4aとフレーム突設部8aとは、シー
ル材11を介在して締結され、フレーム突設部8aと回
路基板10とは、シール材12を介在して締結され、ま
た、カバー9とベース立設部4bとは、シール材13を
介在して締結され、さらに、フロントパネル6とフレー
ム8および回路基板10とは、シール材14を介在して
締結されている。これにより、上記の部屋の気密性をあ
げている。これらのシール材11〜14は、ゴム、樹
脂、発砲性のゴム等の弾力性のある、平面が口の字状の
弾性部材である。この弾性部材をシール材11〜14と
して用いることで、フロントパネル6や回路基板10な
どの多少の凹凸、反り等に拘らず、気密性を確保するこ
とができる。
【0023】ところで、光ディスク装置は、記録再生時
には、非常に微小な光スポットを光ディスク2上におい
て非常に高精度で位置決めするため、外部からの振動を
遮断する必要がある。そのため、通常は、前記したよう
に防振脚(図3の27)を用いて外部からの振動を遮断
している。
【0024】これに対し、本実施例では、前記したよう
に、防塵のためのシール材11をベース水平部4aとフ
レーム突設部8aの間に挟み込むように配置しているた
め、図1中上下方向、図2(B)中左右方向の振動は、
シール材11により吸収される。従って、本実施例によ
れば、防塵のためのシール材11が防振脚の機能を兼ね
備えることとなり、光ヘッド1や光ディスク2に対して
外部から与えられる振動を、抑えることができる。
【0025】なお、この場合、シール材11の固さを適
当に選定することにより、シール材11の固有振動数を
数十Hz程度にする必要がある。これは、光ディスク装
置はフレーム8により外部に取り付けられ、外部からの
振動をベース4に伝えないようにするためである。さら
に、他のシール材12,13および14も、ベース4を
押さえ込む構造になっているため、これらのシール材1
2〜14の固さの選択には、これらも考慮する必要があ
る。
【0026】このように選択したシール材11〜14を
用いることにより、防振脚を省略することができ、小型
の光ディスク装置においても低価格な構成で十分な防塵
効果を得ることができる。
【0027】なお、本発明は、上記の実施例に限定され
るものではなく、例えば、光ディスク2がカートリッジ
内に収納されていない状態で装置内に挿入されるような
光ディスク装置にも適用することができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、光
ディスク、光ヘッドを外部から空間的に隔離するための
部材と、外部からの振動を遮断するための部材を共通化
するようにしたため、小型で、しかも、低価格の構成に
より光ディスクや光ヘッドに塵埃が付着することを十分
に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ディスク装置の一実施例の縦断面図
である。
【図2】図1の光ディスク装置の一部平面図および側面
図である。
【図3】従来装置の一例の縦断面図である。
【図4】従来装置の他の例の縦断面図である。
【符号の説明】
1…光ヘッド、2…光ディスク、3…光ディスクカート
リッジ、4…ベース、4a…ベース水平部、4b…ベー
ス立設部、5a,5b…コースレール、6…フロントパ
ネル、7…スピンドルモータ、8…フレーム、8a…フ
レーム突設部、9…カバー、10…回路基板、11〜1
4…シール材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スピンドルモータにより回転する光ディス
    クに対して情報を記録、再生または消去する光ヘッド
    と、該光ヘッドを該光ディスクの半径方向に移動させる
    移動機構とがベース上に搭載され、該光ヘッドに対して
    記録信号を供給し、また、該光ヘッドからの信号を再生
    する回路が搭載された回路基板を有する光ディスク装置
    において、 前記光ディスク、光ヘッドおよび移動機構を少なくとも
    前記回路基板を含む外部と空間的に隔離された部屋に収
    納すると共に、該部屋を形成する部材の少なくとも一部
    を、防振脚の機能を併せ有する構造としたことを特徴と
    する光ディスク装置。
JP13469993A 1993-06-04 1993-06-04 光ディスク装置 Pending JPH06349265A (ja)

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