JPH06348542A - 計算機システムテスト支援装置 - Google Patents

計算機システムテスト支援装置

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Publication number
JPH06348542A
JPH06348542A JP5167397A JP16739793A JPH06348542A JP H06348542 A JPH06348542 A JP H06348542A JP 5167397 A JP5167397 A JP 5167397A JP 16739793 A JP16739793 A JP 16739793A JP H06348542 A JPH06348542 A JP H06348542A
Authority
JP
Japan
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test data
test
unit
data
screen
Prior art date
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Pending
Application number
JP5167397A
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English (en)
Inventor
Yasumasa Otomo
康雅 大友
Osamu Endo
修 遠藤
Akio Katono
昭夫 上遠野
Masao Yamagishi
正男 山岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Engineering Co Ltd, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Engineering Co Ltd
Priority to JP5167397A priority Critical patent/JPH06348542A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画面フォーマット(入力データの表示位置)
を意識せずに、単体テストデータを容易にかつ迅速に作
成すると共に、総合テストデータの作成を容易とするこ
とにある。 【構成】 計算機1と端末2からなる計算機システムに
おいて、テスト対象システム4から画面フォーマット9
を取り込んでディスプレイ5に表示し、表示された画面
フォ−マットに従って単体テストデータの作成を行な
い、単体テストデータファイル15に登録する機能を有
するテストデータ作成手段12と、単体テストデータを
組み合わせて総合テストデータの作成を行ない、総合テ
ストデータファイル16に登録するテストデ−タ編集手
段13と、登録済の単体テストデ−タまたは総合テスト
データを取り込んで、テストデータをディスプレイ5に
自動的に設定し、画面プログラム8、ユーザプログラム
10、データベース11のテストを自動的に行なうテス
ト実行手段14から構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、端末画面からの入力デ
ータに基づいて処理を行なう計算機システムテスト支援
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】端末画面からの入力データに基づいて処
理を行なう計算機システムの、従来のテスト方法を図1
5に示す。図15は、従来の単体テスト及び総合テスト
の方法を示したものである。従来のテスト方法は、単体
テスト及び総合テストの両方とも、ユーザ設定の場合、
ユーザがテスト対象システムの画面をディスプレイ5に
表示し、この画面からキーボード6を用いてテストデー
タを直接設定して(ブロック10または40)、送信
(または実行)キーで画面プログラムを起動し、単体テ
ストまたは総合テストを実施するか(ブロック20また
は50)、あるいは、カード入力またはフロッピィディ
スク(以下、F/Dと称する)入力の場合、入力データ
を予めカードベースかF/Dベースでオフライン的に作
成して、単体テストデータファイル15または総合テス
トデータファイル16に登録しておき、テスト実行時に
画面メモリに順次設定して、画面プログラムに起動をか
け、単体テストまたは総合テストを実施する(ブロック
20または50)方式であり、それぞれバグ有無の判定
を行ない(ブロック30または60)、テストを終了す
る。このため、図15に示す従来のテスト方法には、次
のような問題がある。すなわち、ユーザが直接テストデ
ータを設定する方式は、バグ対策等の再テスト時に同一
データを設定しなおす必要がある。また、カードベース
またはF/Dベースでテストデータを作成する方式は、
テストデータの再利用は可能であるが、テストデータ作
成時に画面のフォーマット(画面の行列等のデータの表
示位置)を意識して作成しなければならない。また、総
合テストは単体テストとテスト手順が異なるため、テス
トデータを別々に作成しなければならない。また、従来
の技術として、特開平2ー181238号公報に記載の
ように、画面からの入力項目に対応するテストデータと
入力項目の組合せデータを予めカードベースでオフライ
ン的に作成するものがある。しかし、この従来技術に
は、次のような問題がある。すなわち、この従来技術
は、画面からの入力項目に対応するテストデータと入力
項目の組合せデータを予めカードベースでオフライン的
に作成しているため、テストデータ作成時に、テスト対
象システムの画面フォーッマット(画面の行列等のデー
タの表示位置)を意識しなければならず、従って、画面
数や各画面の入力項目数が多い場合に、画面フォーマッ
トに合わせてテストデータを作成するのに時間がかか
る。また、この従来技術は、画面からの入力データの組
み合わせ洩れを防止するために、画面単体に着目したテ
スト方式であり、テスト対象システムの総合テストにつ
いての配慮がなされていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、テス
ト対象システムの画面フォーマットを取り込んで端末に
表示し、ユーザがそのフォーマットに従ってオンライン
の画面操作と同様に単体テストデータを作成すると共
に、作成した単体テストデータを組合せて総合テストデ
ータを作成するに好適な計算機システムテスト支援装置
を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的は、計算機上に
あるテスト対象システムの画面フォーマットをディスプ
レイに表示し、表示された画面フォーマットに従って作
成した単体テストデータを計算機の単体テストデータフ
ァイルに登録するテストデータ作成手段と、単体テスト
データファイルに登録されている単体テストデータの名
称を取り込んでディスプレイに一覧表形式で表示し、総
合テストの手順に合わせて単体テストデータ名称を選択
することによって作成した総合テストデータを計算機の
総合テストデータファイルに登録するテストデータ編集
手段と、ユーザの指定により、登録されている単体テス
トデータあるいは総合テストデータを単体テストデータ
ファイルあるいは総合テストデータファイルから取り込
んで、テストを自動的に実行するテスト実行手段を設け
ることにより、達成される。
【0005】
【作用】本発明は、テスト対象システムの画面フォーマ
ットを取り込んでディスプレイに表示し、表示された画
面フォーマットに従ってデータ設定を行なうので、画面
フォーマット(入力データの表示位置)を意識する必要
がなく、オンラインの画面操作と同様に単体テストデー
タを作成することが可能となり、単体テストデータの作
成が容易かつ迅速となる。また、単体テストデータを組
み合わせて総合テストデータを作成することが可能とな
り、総合テストデータの作成が容易となる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1は、本発明の一実施例である計算機シス
テムテスト支援装置の全体構成を示す。図1において、
1は計算機、2は端末を示し、計算機1は、画面プログ
ラム8、画面フォーマット9、ユーザプログラム10及
びデータベース11からなるテスト対象システム4と、
単体テストデータファイル15、総合テストデータファ
イル16から構成する。端末2は、ディスプレイ5、キ
ーボード6及びプリンタ7と、テストデータ作成処理手
段12、テストデータ編集処理手段13及びテスト実行
処理手段14とから構成する。ここで、テストデータ作
成処理手段12、テストデータ編集処理手段13、テス
ト実行処理手段14、単体テストデータファイル15及
び総合テストデータファイル16がテスト支援装置3と
して機能する。テストデータ作成処理手段12は、計算
機1上にあるテスト対象システム4の画面フォーマット
9を端末2に取り込んでディスプレイ5に表示し、表示
された画面フォーマットに従ってキーボード6からユー
ザが作成した単体テストデータを計算機1の単体テスト
データファイル15に登録する処理を行なう。テストデ
ータ編集処理手段13は、単体テストデータファイル1
5に登録されている単体テストデータの名称を取り込ん
で端末2のディスプレイ5に一覧表形式で表示し、総合
テストの手順に合わせて単体テストデータ名称をユーザ
が選択することによって作成した総合テストデータを計
算機1の総合テストデータファイル16に登録する処理
を行なう。テスト実行処理手段14は、ユーザの指定に
より、登録されている単体テストデータあるいは総合テ
ストデータを単体テストデータファイル15あるいは総
合テストデータファイル16から取り込んで、テストデ
ータをディスプレイ5に自動的に設定し、画面プログラ
ム8、ユーザプログラム10、データベース11のテス
トを自動的に実行する処理を行なう。
【0007】図2に、本実施例による単体テスト及び総
合テストの方法を示す。本実施例では、ブロック10で
単体テストデータを作成する。これはテストデータ作成
処理手段12がテスト対象システム4の画面フォーマッ
ト9を取り込み、その画面フォーマットに従って単体テ
ストデータをユーザが作成する。この単体テストデータ
を単体テストデータファイル15に登録する。次に、ブ
ロック20で単体テストを実施する。これはテスト実行
処理手段14が登録されている単体テストデータを単体
テストデータファイル15から取り込んで、単体テスト
を自動的に実行する。ブロック30でバグ有無を判定す
る。バグが有れば単体テストを繰り返す。バグが無けれ
ば、ブロック40で総合テストデータを作成する。これ
はテストデータ編集処理手段13が単体テストデータフ
ァイル15に登録されている単体テストデータの名称を
取り込み、総合テストの手順に合わせて単体テストデー
タ名称をユーザが選択することによって総合テストデー
タを作成する。次に、ブロック50で総合テストを実施
する。これはテスト実行処理手段14が登録されている
総合テストデータを総合テストデータファイル16から
取り込んで、総合テストを自動的に実行する。ブロック
60でバグ有無を判定する。バグが有れば総合テストを
繰り返す。バグが無ければテストを終了する。本実施例
では、オンラインの画面操作と同様に単体テストデータ
を作成することが可能となり、テストデータ作成時にオ
ペレータは画面フォーマットを意識する必要がない。ま
た、作成した単体テストデータを単体テストデータファ
イル15に登録しておき、テストデータ編集処理13が
登録されている単体テストデータを組み合わせて総合テ
ストデータを作成することが可能となる。
【0008】図3に、単体テストデータ作成時のテスト
データ作成処理手段12のフローを示す。テストデータ
作成処理手段12は、ユーザの選択によって新規作成と
修正に分岐する(ブロック10)。テストデータを新規
に作成する場合、ユーザは先ず単体テストデータを作成
する画面の画面フォーマット名称を入力する(ブロック
20)。テストデータ作成処理手段12は、入力された
画面フォーマット名称に対応する画面フォーマット9を
テスト対象システム4から取り込み(ブロック30)、
画面フォーマットをディスプレイ5に表示する(ブロッ
ク40)。ここで、オンラインの画面操作ではデータ設
定後、送信(または実行)キーの操作が必要となる。こ
のファンクションキーの操作により画面プログラム8が
起動され、ディスプレイ5に表示されている設定データ
を取り込む。従って、この操作を模擬するため、単体テ
ストデータにファンクションキーコードを付加する機能
が必要となる。このため、テストデータ作成処理手段1
2は、画面フォーマット表示時にファンクションキーの
選択エリアを併せて表示する(ブロック50)。ユーザ
は、表示された画面フォーマットに従って、オンライン
操作と同様にテストデータを設定する(ブロック6
0)。次に、選択エリアから必要なファンクションキー
を選択し、テストデータ作成処理手段12は選択された
ファンクションキーに対応するコードを単体テストデー
タに付加する(ブロック70)。この様にして作成した
単体テストデータに名称を付けて単体テストデータファ
イル15に登録する(ブロック80)。この時、単体テ
ストデータファイル15には、単体テストデータ名称、
画面フォーマット名称、テストデータ、ファンクション
キーコードが格納される。一方、単体テストデータを修
正する場合、ユーザは単体テストデータファイル15に
登録されている単体テストデータを選択する(ブロック
90)。単体テストデータファイル15には、テスト対
象システム4の画面フォーマット名称が格納されている
ので、テストデータ作成処理手段12は該当する画面フ
ォーマット9をテスト対象システム4から取り込み、デ
ィスプレイ5に表示する。また、単体テストデータファ
イル15に格納されているテストデータとファンクショ
ンキー選択エリアを併せて表示する(ブロック100〜
120)。ユーザは、表示されているテストデータを修
正後、必要ならばファンクションキーの修正を行なう
(ブロック130〜140)。そして、別の単体テスト
データ名称を入力して、単体テストデータファイル15
に登録する(ブロック150)。
【0009】単体テストデータ作成時の手順を具体的に
説明する。図4は、テスト対象システム4の画面フォー
マット9の例、「部品管理画面」と「部品一覧画面」
(画面の縦横の1、2、3、…、は表示位置を示す行列
データ)を示し、本実施例は、これらの画面プログラム
8に対する単体テスト及び総合テストを実施するものと
する。図5に、図4に示す「部品管理画面」に対する単
体テストデータの作成手順を示す。図4に示す「部品管
理画面」が登録・照会・修正・削除の4つの機能を有す
る画面であるとすると、先ず、図5のブロック10〜4
0に示す様に、各機能に対する正常データを作成し、単
体テスト1〜4(単体テストデータ名称)として単体テ
ストデータファイル15に登録する。次に、図5のブロ
ック50〜80に示す様に、部品登録正常データ(単体
テスト1)の一部を修正して、各入力項目(処理区分・
部品NO・部品型式・数量)が入力異常となる様なデー
タを作成し、単体テスト5〜8(別の単体テストデータ
名称)として単体テストデータファイル15に登録す
る。図6に、図5のブロック10の部品登録正常データ
の作成例を示す。ユーザが「部品管理画面」のフォーマ
ット名称を入力すると、テストデータ作成処理手段12
はテスト対象システム4から該当する画面フォーマット
9を取り込んで、「部品管理画面」の画面フォーマット
と図6に示す様なファンクションキー選択エリアを表示
する。次に、ユーザは、図6に示す様に、処理区分とし
て〔1〕、部品NOとして〔0001〕、部品型式とし
て〔ABCD〕、数量として〔1234〕を入力し、フ
ァンクションキー選択エリアで送信キーを選択する。そ
して作成したテストデータを単体テスト1として登録す
る。図5のブロック50の様に単体テストデータを修正
する場合、ユーザは単体テストデータファイル15に登
録されている単体テストデータを選択する。図5のブロ
ック50では単体テスト1を選択する。テストデータ作
成処理手段12は、選択されたテストデータの単体テス
トデータファイル15を参照して、テスト対象システム
4から「部品管理画面」の画面フォーマット9を取り込
み、図6に示す様に、単体テストデータファイル15に
格納されているテストデータとファンクションキー選択
エリアとを併せて表示する。次に、ユーザは、処理区分
のデータを入力異常となる様に修正する。図6の例で
は、処理区分を〔1〕から例えば〔5〕に修正すれば、
1≦処理区分≦4であるから、処理区分5は入力異常と
なる。そして修正したテストデータを単体テスト5とし
て単体テストデータファイル15に登録する。図7は、
図6で作成した部品登録正常データ(単体テスト1)の
単体テストデータファイル15の内容を示したものであ
る。単体テストデータファイル15には、登録時に入力
した単体テストデータ名称、作成時に指定した画面フォ
ーマット名称、画面フォーマット9に従って設定したテ
ストデータと入力位置(行、列)、ファンクションキー
選択エリアで選択したファンクションキーコードが格納
されている。ここで、従来のテスト方法では、単体テス
トデータの作成時に、テストデータ〔1〕、〔000
1〕、〔ABCD〕、〔1234〕を入力するに際し、
表示位置を意識してすなわち行列データを入力すること
が必要であったが、本実施例では、行列データを入力す
る必要がなく、テストデータのみの入力で単体テストデ
ータを作成することができるので、テストデータの作成
が容易かつ迅速となる。図8に、図4の「部品一覧画
面」に対する単体テストデータの作成手順を示す。図4
に示す「部品一覧画面」は部品NOの機能を有する画面
であり、先ず、図8のブロック10に示す様に、正常デ
ータを作成し、単体テスト9(単体テストデータ名称)
として単体テストデータファイル15に登録する。次
に、図8のブロック20に示す様に、部品NOを修正し
て、部品NOが入力異常となる様なデータを作成し、単
体テスト10(別の単体テストデータ名称)として単体
テストデータファイル15に登録する。この「部品一覧
画面」についても、前述の「部品管理画面」と同様の作
用効果を奏する。
【0010】次に、図9に、単体テストデータファイル
15に登録されている単体テストデータを組み合わせて
総合テストデータを作成するためのテストデータ編集処
理手段13のフローを示す。テストデータ編集処理手段
13は、ユーザの要求により、図10に示す様に単体テ
ストデータファイル15に登録されている単体テストデ
ータの名称一覧とファンクションキー選択エリアを表示
する(ブロック10〜20)。図10は、図5と図8で
登録した単体テスト(1〜10)データの表示例であ
る。ユーザは、総合テストの手順に従って、単体テスト
データ一覧に表示されている単体テストデータとファン
クションキー選択エリアに表示されているファンクショ
ンキーの選択を行ない、総合テストデータを作成する。
ここで、ユーザによって選択された単体テストデータと
ファンクションキーは、図10の総合テストデータ表示
エリアに表示される(ブロック30〜70)。そして、
作成した総合テストデータに名称を付けて総合テストデ
ータファイル16に登録する(ブロック80)。
【0011】図11は、総合テストの手順とそれに対応
する単体テストデータとファンクションキーを示す。図
11の総合テストの手順は、下記の様になる。 (1)ファンクションキーの操作により、図4の「部品管
理画面」を表示する。(ブロック10) (2)「部品管理画面」の登録機能で部品データを登録す
る。(ブロック20) (3)登録した部品データを照会機能で確認する。
(ブロック30) (4)ファンクションキーの操作により、図4の「部品一
覧画面」を表示する。(ブロック40) (5)「部品管理画面」で登録した部品データを「部品一
覧画面」で確認する。(ブロック50) (6)ファンクションキーの操作により、「部品管理画
面」を表示する。(ブロック60) (7)登録した部品データを修正機能で修正する。
(ブロック70) (8)修正した部品データを照会機能で確認する。
(ブロック80) (9)ファンクションキーの操作により、「部品一覧画
面」を表示する。(ブロック90) (10)「部品管理画面」で修正した部品データを「部品
一覧画面」で確認する。
(ブロック100) ブロック10の「部品管理画面」の表示は、ユーザのフ
ァンクションキー操作によるものである。従って、ユー
ザは図10のファンクションキー選択エリアから「部品
管理画面」が割付けられているファンクションキーを選
択する(ブロック110)。ブロック20の部品データ
登録は図5のブロック10で作成した部品登録正常デー
タを使用する。従って、ユーザは図10の単体テストデ
ータ一覧で単体テスト1を選択する(ブロック12
0)。以下同様にして、総合テストの手順に従って単体
テストデータとファンクションキーを選択し、総合テス
トデータを作成する。そして、作成した総合テストデー
タを、総合テスト1として総合テストデータファイル1
6に登録する(ブロック210)。図12は、図11の
総合テストデータ作成手順に従って作成した総合テスト
データの例である。ここで、図4に示す「部品管理画
面」はPF1のファンクションキー操作によって表示さ
れるものとする。また、「部品一覧画面」はPF2のフ
ァンクションキー操作によって表示されるものとする。
図13は、図12の総合テストデータの総合テストデー
タファイル16の内容である。総合テストデータファイ
ル16には、登録時に入力した総合テストデータ名称、
単体テストデータ一覧で選択した単体テストデータ名
称、ファンクションキー選択エリアで選択したファンク
ションキーコードが格納されている。
【0012】次に、図14に、テスト実行処理手段14
のフローを示す。テスト実行処理手段14は、ユーザの
選択によって単体テスト実行と総合テスト実行に分岐す
る(ブロック10)。単体テストを実行する場合、ユー
ザは、予めテスト対象システム4内の画面をファンクシ
ョンキー操作により、ディスプレイ5に表示しておく。
そして、単体テストデータファイル15に格納されてい
る単体テストデータを選択する(ブロック20)。テス
ト実行処理手段14は、選択された単体テストデータの
単体テストデータファイル15に格納されているデータ
をディスプレイ5に表示し、ファンクションキーコード
を発行する(ブロック30〜40)。これにより、テス
ト対象システム4の画面プログラム8が起動され、テス
ト実行処理手段14によって設定されたテストデータを
取り込み、処理を開始する。総合テストを実行する場
合、ユーザは、総合テストデータファイル16に登録さ
れている総合テストデータを選択する(ブロック5
0)。テスト実行処理手段14は、選択された総合テス
トデータの総合テストデータファイル16に格納されて
いるデータがファンクションキーか判定する(ブロック
60)。格納されているデータがファンクションキーの
場合には、該当するファンクションキーコードを発行
し、テスト対象システム4の画面プログラム8を起動す
る(ブロック70)。これにより、テスト対象画面4が
ディスプレイ5に表示される。また、格納されているデ
ータが単体テストデータの名称の場合は、単体テストデ
ータファイル15の単体テストデータを参照する。そし
て、単体テスト実行と同様に単体テストデータファイル
15に格納されているテストデータを表示して、ファン
クションキーコードを発行する(ブロック80〜9
0)。これにより、テスト対象システム4の画面プログ
ラム8が起動され、テスト実行処理手段14によって設
定されたテストデータを取り込み、処理を開始する。テ
スト実行処理手段14は、選択された総合テストデータ
ファイル16の全てのデータが終了したか判定し、未終
了の場合は、次のテストデータに対して同様の処理を行
なう(ブロック100)。図12で作成した総合テスト
データ(総合テスト1)を実行する場合、ユーザは、総
合テストデータファイル16の総合テスト1を選択す
る。テスト実行処理手段14は、総合テストデータファ
イル16の総合テスト1のデータを参照し、データがフ
ァンクションキーデータであるかを判定する。図13に
よれば、総合テスト1の最初のデータはPF1のファン
クションキーであるため、テスト実行処理手段14はP
F1に対応するファンクションキーコードを発行して、
テスト対象システム4の画面プログラム8を起動する。
起動されたテスト対象システム4の画面プログラム8
は、図4に示す「部品管理画面」のフォーマットをディ
スプレイ5に表示する。テスト実行処理手段14は、図
13の総合テスト1の次のデータを参照し、次のデータ
が単体テストデータの名称(単体テスト1)であるた
め、図7に示す単体テストデータファイル15の単体テ
スト1のテストデータをディスプレイ5に表示する。こ
の結果、ディスプレイ5は、図6に示す様に、「部品管
理画面」に対してユーザがテストデータを設定した場合
と同様となる。さらに、テスト実行処理手段14は、図
7に示すファンクションキーコード(送信)を発行す
る。これにより、テスト対象システム4の画面プログラ
ム8が起動され、ディスプレイ5に表示されているデー
タを取り込み、オンライン処理を開始する。以下同様に
して、図13に示す総合テスト1のデータに対する処理
が行なわれ、総合テスト1が実行される。本実施例で
は、単体テストデータを組み合わせて総合テストデータ
を作成することが可能であるので、テストデータの作成
が容易となる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明により、テ
スト対象システム4の画面フォーマット9に従って単体
テストデータを作成することができ、画面フォーマット
(入力データの表示位置)を意識せずに、単体テストデ
ータを容易にかつ迅速に作成することが可能となる。ま
た、単体テストデータを組み合わせて総合テストデータ
を作成することが可能となり、テストデータの作成が容
易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である計算機システムテスト
支援装置の全体構成
【図2】本発明によるテスト方法
【図3】テストデータ作成処理手段のフロー
【図4】テスト対象システムの画面フォーマット例
【図5】部品管理画面に対する単体テストデータ作成手
【図6】単体テストデータの作成例
【図7】単体テストデータファイルの単体テストデータ
の内容
【図8】部品一覧画面に対する単体テストデータ作成手
【図9】テストデータ編集処理手段のフロー
【図10】テストデータ編集処理手段の総合テストデー
タ作成前の画面表示例
【図11】総合テストデータ作成手順
【図12】テストデータ編集処理手段の総合テストデー
タ作成後の画面表示例
【図13】総合テストデータファイルの総合テストデー
タの内容
【図14】テスト実行処理手段のフロー
【図15】従来のテスト方法
【符号の説明】
1 計算機 2 端末 3 テスト支援装置 4 テスト対象システム 5 ディスプレイ 6 キーボード 7 プリンタ 8 画面プログラム 9 画面フォーマット 10 ユーザプログラム 11 データベース 12 テストデータ作成処理手段 13 テストデータ編集処理手段 14 テスト実行処理手段 15 単体テストデータファイル 16 総合テストデータファイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上遠野 昭夫 茨城県日立市幸町三丁目2番1号 日立エ ンジニアリング株式会社内 (72)発明者 山岸 正男 茨城県日立市幸町三丁目2番1号 日立エ ンジニアリング株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末画面から入力したデータに基づいて
    処理を行なう計算機システムのテスト支援装置におい
    て、テスト対象システムの画面フォーマットを端末に取
    り込んで表示し、画面フォーマットに従って作成した単
    体テストデータを計算機のデータベース上に登録するテ
    ストデ−タ作成手段と、登録されている単体テストデー
    タを取り込んでテストを実行するテスト実行手段を有
    し、単体テストデータを端末の画面操作により作成する
    ことを特徴とする計算機システムテスト支援装置。
  2. 【請求項2】 端末画面から入力したデータに基づいて
    処理を行なう計算機システムのテスト支援装置におい
    て、テスト対象システムの画面フォーマットを端末に取
    り込んで表示し、画面フォーマットに従って作成した単
    体テストデータを計算機のデータベース上に登録するテ
    ストデ−タ作成手段と、データベース上に登録されてい
    る単体テストデータを組み合わせて総合テストデータを
    作成し、計算機のデータベース上に登録するテストデー
    タ編集手段と、総合テストデータを取り込んでテストを
    実行するテスト実行手段を有し、端末の画面操作により
    データベース上に登録されている単体テストデータを組
    み合わせて総合テストデータを作成することを特徴とす
    る計算機システムテスト支援装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、テス
    トデータ作成処理手段は、設定または修正された単体テ
    ストデータにファンクションキーコードを付加し、か
    つ、名称を付けて登録する単体テストデータを形成する
    ことを特徴とする計算機システムテスト支援装置。
  4. 【請求項4】 請求項2において、テストデータ編集手
    段は、登録する総合テストデータを登録時に入力する総
    合テストデータ名称、単体テストデータ一覧から選択し
    た単体テストデータ名称及びファンクションキーコード
    を付けて形成することを特徴とする計算機システムテス
    ト支援装置。
JP5167397A 1993-06-14 1993-06-14 計算機システムテスト支援装置 Pending JPH06348542A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5167397A JPH06348542A (ja) 1993-06-14 1993-06-14 計算機システムテスト支援装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008242540A (ja) * 2007-03-26 2008-10-09 Fujitsu Ltd テスト仕様書生成プログラム、およびテスト仕様書生成装置

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