JPH07200351A - プログラムデバッグ方法およびプログラムデバッグ支援装置 - Google Patents
プログラムデバッグ方法およびプログラムデバッグ支援装置Info
- Publication number
- JPH07200351A JPH07200351A JP6000233A JP23394A JPH07200351A JP H07200351 A JPH07200351 A JP H07200351A JP 6000233 A JP6000233 A JP 6000233A JP 23394 A JP23394 A JP 23394A JP H07200351 A JPH07200351 A JP H07200351A
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- program
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 不正な配列要素を容易に知り得、配列要素を
使用するプログラムを効率良くデバッグすること。 【構成】 デバッグ対象のプログラムが使用する任意の
配列要素を選択し、さらにその配列要素の上限値および
下限値から成る閾値を設定し、プログラムのデバッグ中
に前記設定された閾値と前記選択した配列要素の値とを
比較し、閾値の範囲に収まらない配列要素を出力する。
使用するプログラムを効率良くデバッグすること。 【構成】 デバッグ対象のプログラムが使用する任意の
配列要素を選択し、さらにその配列要素の上限値および
下限値から成る閾値を設定し、プログラムのデバッグ中
に前記設定された閾値と前記選択した配列要素の値とを
比較し、閾値の範囲に収まらない配列要素を出力する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プログラムデバッグ方
法およびその支援装置に係り、特に構造解析や流体力学
など配列要素を使用するプログラムをデバッグする際の
プログラムデバッグ方法およびその支援装置に関するも
のである。
法およびその支援装置に係り、特に構造解析や流体力学
など配列要素を使用するプログラムをデバッグする際の
プログラムデバッグ方法およびその支援装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】構造解析や流体力学など配列要素を使用
するプログラムをデバッグする際に、不正な配列要素の
値が存在すると、計算結果が不正になったり、異常終了
してしまう。
するプログラムをデバッグする際に、不正な配列要素の
値が存在すると、計算結果が不正になったり、異常終了
してしまう。
【0003】そこで、不正な配列要素の値が存在したか
どうかを調べるために、デバッグ中に使用した配列要素
をプログラム言語の出力文によって出力し、あるいはデ
バッガによって表示出力し、利用者に調査させる方法が
実施されていた。
どうかを調べるために、デバッグ中に使用した配列要素
をプログラム言語の出力文によって出力し、あるいはデ
バッガによって表示出力し、利用者に調査させる方法が
実施されていた。
【0004】しかし、全ての配列要素を調査するといっ
た作業は負担が大きく、効率も悪いという問題があっ
た。
た作業は負担が大きく、効率も悪いという問題があっ
た。
【0005】そこで、配列要素の値を動的に参照できる
デバッガが開発されている。
デバッガが開発されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、単に配列要素
の値を2次元のマップ形式で出力するのみであるため、
配列要素の値が不正であるかどうかは、依然として利用
者自身で調査しなけれならない。このため、デバッグ効
率が依然として悪いという問題がある。
の値を2次元のマップ形式で出力するのみであるため、
配列要素の値が不正であるかどうかは、依然として利用
者自身で調査しなけれならない。このため、デバッグ効
率が依然として悪いという問題がある。
【0007】本発明の目的は、不正な配列要素を容易に
知り得、配列要素を使用するプログラムを効率良くデバ
ッグすることができるプログラムデバッグ方法および支
援装置を提供することである。
知り得、配列要素を使用するプログラムを効率良くデバ
ッグすることができるプログラムデバッグ方法および支
援装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、基本的には、デバッグ対象のプログラムが
使用する任意の配列要素を選択し、その配列要素の上限
値および下限値から成る閾値を設定する閾値設定手段
と、設定された閾値と前記選択した配列要素の値とを比
較する比較手段とを設け、前記プログラムのデバッグ中
に前記設定された閾値と前記選択した配列要素の値とを
比較し、閾値の範囲に収まらない配列要素を表示出力ま
たは印字出力するようにしたことを特徴とする。
に本発明は、基本的には、デバッグ対象のプログラムが
使用する任意の配列要素を選択し、その配列要素の上限
値および下限値から成る閾値を設定する閾値設定手段
と、設定された閾値と前記選択した配列要素の値とを比
較する比較手段とを設け、前記プログラムのデバッグ中
に前記設定された閾値と前記選択した配列要素の値とを
比較し、閾値の範囲に収まらない配列要素を表示出力ま
たは印字出力するようにしたことを特徴とする。
【0009】この場合、閾値は、負、ゼロ、正の値を含
む任意の値を設定するようにし、また多次元の配列要素
については、所望の次元を指定し、閾値との比較結果は
指定された次元の配列を2次元のマップ形式で表示する
ようにした。
む任意の値を設定するようにし、また多次元の配列要素
については、所望の次元を指定し、閾値との比較結果は
指定された次元の配列を2次元のマップ形式で表示する
ようにした。
【0010】また、本発明のプログラムデバッグ支援装
置は、デバッグ対象のプログラムが使用する任意の配列
要素を選択し、その配列要素の上限値および下限値から
成る閾値を設定する閾値設定手段と、前記プログラムの
デバッグ中に前記設定された閾値と前記選択した配列要
素の値とを比較し、閾値の範囲に収まらない配列要素を
抽出する比較手段と、この比較手段で抽出された閾値の
範囲に収まらない配列要素を出力する出力手段とを具備
させた。
置は、デバッグ対象のプログラムが使用する任意の配列
要素を選択し、その配列要素の上限値および下限値から
成る閾値を設定する閾値設定手段と、前記プログラムの
デバッグ中に前記設定された閾値と前記選択した配列要
素の値とを比較し、閾値の範囲に収まらない配列要素を
抽出する比較手段と、この比較手段で抽出された閾値の
範囲に収まらない配列要素を出力する出力手段とを具備
させた。
【0011】
【作用】上記手段によれば、プログラムのデバッグに際
し、任意の配列要素を選択したうえ、その配列要素の上
限値および下限値から成る閾値を設定しておく。する
と、プログラムのデバッグ中に、閾値と配列要素の値と
が比較され、閾値の範囲に収まらない配列要素が表示出
力または印字出力される。
し、任意の配列要素を選択したうえ、その配列要素の上
限値および下限値から成る閾値を設定しておく。する
と、プログラムのデバッグ中に、閾値と配列要素の値と
が比較され、閾値の範囲に収まらない配列要素が表示出
力または印字出力される。
【0012】これにより、配列要素の値をいちいち調べ
ることなく、不正な配列要素を極めて容易に知ることが
でき、配列要素を使用するプログラムを効率良くデバッ
グすることができ。
ることなく、不正な配列要素を極めて容易に知ることが
でき、配列要素を使用するプログラムを効率良くデバッ
グすることができ。
【0013】また、多次元の配列要素に関しては、閾値
との比較結果が2次元のマップ形式で表示される。これ
により、多次元の配列要素を使用するプログラムに関し
ても不正な配列要素を極めて容易に知ることができる。
との比較結果が2次元のマップ形式で表示される。これ
により、多次元の配列要素を使用するプログラムに関し
ても不正な配列要素を極めて容易に知ることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明を図示する実施例に基づき詳細
に説明する。
に説明する。
【0015】図1は、本発明を適用した配列要素値検証
システムの一実施例を示すシステム構成図であり、デバ
ッグ支援装置としての配列要素値検証システム9には、
ソースファイル1に格納されたデバッグ多種のソースプ
ログラムをコンパイラ2でコンパイルした時のソース解
析情報3、逐次デバッグ用ロードモジュール7、ベクト
ル/並列デバッグ用ロードモジュール8のトレース情報
10が入力され、検証結果はディスプレイ11に出力さ
れるようになっている。
システムの一実施例を示すシステム構成図であり、デバ
ッグ支援装置としての配列要素値検証システム9には、
ソースファイル1に格納されたデバッグ多種のソースプ
ログラムをコンパイラ2でコンパイルした時のソース解
析情報3、逐次デバッグ用ロードモジュール7、ベクト
ル/並列デバッグ用ロードモジュール8のトレース情報
10が入力され、検証結果はディスプレイ11に出力さ
れるようになっている。
【0016】ここで、コンパイラ2はソースファイル1
に格納された図2に示すようなFORTRANソースプ
ログラム100の字句解釈、および構文解析を行い、図
3に示すようなソース解析情報3を生成し、また逐次デ
バッグまたはベクトル/並列デバッグ用コードを生成す
るため、コンパイラ2に対する指示文により逐次デバッ
グ用オブジェクトモジュール4またはベクトル/並列デ
バッグ用オブジェクトモジュール5を生成する。
に格納された図2に示すようなFORTRANソースプ
ログラム100の字句解釈、および構文解析を行い、図
3に示すようなソース解析情報3を生成し、また逐次デ
バッグまたはベクトル/並列デバッグ用コードを生成す
るため、コンパイラ2に対する指示文により逐次デバッ
グ用オブジェクトモジュール4またはベクトル/並列デ
バッグ用オブジェクトモジュール5を生成する。
【0017】ここで、ソース解析情報3はソースプログ
ラム100中の変数I,配列A,…,…Xの名称12や
メモリ中の配列の領域の位置を示す相対アドレス13お
よびその他の情報から構成されている。
ラム100中の変数I,配列A,…,…Xの名称12や
メモリ中の配列の領域の位置を示す相対アドレス13お
よびその他の情報から構成されている。
【0018】逐次デバッグ用オブジェクトモジュール4
またはベクトル/並列デバッグ用オブジェクトモジュー
ル5はリンケージエディタ6によって連結編集され、図
4に示すような変数・配列領域70を有する逐次デバッ
グ用ロードモジュール7またはベクトル/並列デバッグ
用ロードモジュール8として生成される。
またはベクトル/並列デバッグ用オブジェクトモジュー
ル5はリンケージエディタ6によって連結編集され、図
4に示すような変数・配列領域70を有する逐次デバッ
グ用ロードモジュール7またはベクトル/並列デバッグ
用ロードモジュール8として生成される。
【0019】そして、配列要素値検証システム9を起動
すると、逐次デバッグの場合、ソース解析情報3と逐次
デバッグ用ロードモジュール7およびソースファイル中
のソースプログラムを入力し、ディスプレイ11に配列
要素の検証のための画面を表示する。また、ベクトル/
並列デバッグの場合、ベクトル/並列デバッグ用ロード
モジュール8を実行し、図5に示すように配列名管理テ
ーブル14を有するトレース情報10を取得し、次にソ
ース解析情報3とトレース情報10およびソースファイ
ル中のソースプログラムを入力し、ディスプレイ11に
配列要素の検証のための画面を表示する。
すると、逐次デバッグの場合、ソース解析情報3と逐次
デバッグ用ロードモジュール7およびソースファイル中
のソースプログラムを入力し、ディスプレイ11に配列
要素の検証のための画面を表示する。また、ベクトル/
並列デバッグの場合、ベクトル/並列デバッグ用ロード
モジュール8を実行し、図5に示すように配列名管理テ
ーブル14を有するトレース情報10を取得し、次にソ
ース解析情報3とトレース情報10およびソースファイ
ル中のソースプログラムを入力し、ディスプレイ11に
配列要素の検証のための画面を表示する。
【0020】利用者は、ディスプレイ11の配列要素の
マップ形式表示によって配列要素値の検証を行う。
マップ形式表示によって配列要素値の検証を行う。
【0021】ここで、トレース情報10はベクトル/並
列デバッグ用ロードモジュール8を実行させた際にファ
イル中に出力されるもので、このトレース情報10中の
配列名管理テーブル14は、配列名16、ファイルの要
素値アドレス17から構成され、要素値アドレス17に
よって配列名16で示される配列の要素値15を取り出
せるようになっている。
列デバッグ用ロードモジュール8を実行させた際にファ
イル中に出力されるもので、このトレース情報10中の
配列名管理テーブル14は、配列名16、ファイルの要
素値アドレス17から構成され、要素値アドレス17に
よって配列名16で示される配列の要素値15を取り出
せるようになっている。
【0022】次に、図6を参照して逐次デバッグの際の
配列値検証処理の流れについて説明する。この場合、図
2のソースプログラム100をデバッグした結果、配列
Xの結果が不正であったと仮定する。
配列値検証処理の流れについて説明する。この場合、図
2のソースプログラム100をデバッグした結果、配列
Xの結果が不正であったと仮定する。
【0023】まず、利用者は、配列要素値検証システム
9の起動に際し、逐次デバッグを行うか、ベクトル/並
列デバッグを行うかのデバッグ方法の環境設定を行う。
なお、環境設定はデバッグ方法を変更する場合について
のみ行う。
9の起動に際し、逐次デバッグを行うか、ベクトル/並
列デバッグを行うかのデバッグ方法の環境設定を行う。
なお、環境設定はデバッグ方法を変更する場合について
のみ行う。
【0024】環境設定の後、配列要素値検証システム9
を起動すると、該システム9はソースファイル中のソー
スプログラム100を取り込んだ後、図7に示すような
配列選択画面70をディスプレイ11に表示し、その配
列選択画面70中のソース表示エリアにソースプログラ
ム100を表示する。
を起動すると、該システム9はソースファイル中のソー
スプログラム100を取り込んだ後、図7に示すような
配列選択画面70をディスプレイ11に表示し、その配
列選択画面70中のソース表示エリアにソースプログラ
ム100を表示する。
【0025】そこで、利用者はスクロールバー18によ
ってデバッグしたい配列がある位置まで表示内容を更新
し、結果不正となった配列Xを発見したならば、その配
列Xをドラッグすることにより、検証対象の配列Xを選
択する。この選択操作によって配列Xは図7のように網
かけ状態になる。
ってデバッグしたい配列がある位置まで表示内容を更新
し、結果不正となった配列Xを発見したならば、その配
列Xをドラッグすることにより、検証対象の配列Xを選
択する。この選択操作によって配列Xは図7のように網
かけ状態になる。
【0026】検証対象の配列Xの選択が終了したなら
ば、システム9は図8に示す検証範囲設定画面80をデ
ィスプレイ11に表示した後、配列Xに関する配列名、
型、長さ、次元数、宣言値等の情報をソース解析情報か
ら抽出し、図示のように表示する。
ば、システム9は図8に示す検証範囲設定画面80をデ
ィスプレイ11に表示した後、配列Xに関する配列名、
型、長さ、次元数、宣言値等の情報をソース解析情報か
ら抽出し、図示のように表示する。
【0027】この状態で、利用者は、2次元表示するた
めのX軸、Y軸の情報20、検証する配列要素の範囲
(次元)21を設定する。
めのX軸、Y軸の情報20、検証する配列要素の範囲
(次元)21を設定する。
【0028】次に、利用者は、検証対象の配列Xの上限
値と下限値とから成る閾値を設定すべく、閾値設定メニ
ュー22を選択操作した後、図示しないキーボードから
閾値を入力する。この閾値としては、正、ゼロ、負の任
意の値を入力することができる。
値と下限値とから成る閾値を設定すべく、閾値設定メニ
ュー22を選択操作した後、図示しないキーボードから
閾値を入力する。この閾値としては、正、ゼロ、負の任
意の値を入力することができる。
【0029】そこで、検証動作を開始させると、システ
ム9はリンケージエディタ6によって逐次デバッグ用ロ
ードモジュール7を生成させ、この生成された逐次デバ
ッグ用ロードモジュール7を実行する(ステップ10
1)。
ム9はリンケージエディタ6によって逐次デバッグ用ロ
ードモジュール7を生成させ、この生成された逐次デバ
ッグ用ロードモジュール7を実行する(ステップ10
1)。
【0030】そして、その実行中にソース解析情報3か
ら配列要素の先頭アドレスと相対アドレス13によって
メモリ中から各配列要素の値または変数を順次取得し
(ステップ102〜104)、その配列要素の中で利用
者が選択した配列Xが出現したならば、その配列Xの値
と利用者が設定した閾値とを比較する(ステップ10
5)。この比較の結果、配列Xの値が閾値を構成する上
限値と下限値の間に収まっているかどうかを図9の検証
画面90にマップ形式で表示する(ステップ106)。
ら配列要素の先頭アドレスと相対アドレス13によって
メモリ中から各配列要素の値または変数を順次取得し
(ステップ102〜104)、その配列要素の中で利用
者が選択した配列Xが出現したならば、その配列Xの値
と利用者が設定した閾値とを比較する(ステップ10
5)。この比較の結果、配列Xの値が閾値を構成する上
限値と下限値の間に収まっているかどうかを図9の検証
画面90にマップ形式で表示する(ステップ106)。
【0031】図9においては、利用者が選択した検証対
象の配列名23、X軸およびY軸の次元24、閾値25
が上部に表示され、その下部に、配列Xの値が2次元マ
ップ形式で表示され、閾値25の範囲内に収まっている
配列値、閾値25以下の配列値、閾値25以上の配列値
が白黒表示の場合は3種類の濃淡あるいは網かけ形式の
インジケータ27でそれぞれ表示される。この場合、イ
ンジケータ27で示されるのは、配列値そのものではな
く、配列の位置である。これによって、利用者が選択し
た配列要素のどの位置の値が意図していない不正な値に
なっているかを容易に知ることができ、配列Xが結果不
正となる原因を対話形式で追及して行くことができる。
象の配列名23、X軸およびY軸の次元24、閾値25
が上部に表示され、その下部に、配列Xの値が2次元マ
ップ形式で表示され、閾値25の範囲内に収まっている
配列値、閾値25以下の配列値、閾値25以上の配列値
が白黒表示の場合は3種類の濃淡あるいは網かけ形式の
インジケータ27でそれぞれ表示される。この場合、イ
ンジケータ27で示されるのは、配列値そのものではな
く、配列の位置である。これによって、利用者が選択し
た配列要素のどの位置の値が意図していない不正な値に
なっているかを容易に知ることができ、配列Xが結果不
正となる原因を対話形式で追及して行くことができる。
【0032】なお、カラー表示の場合は、3種類の色に
よって区別されて表示される。また、n次元配列の場合
は、その次元を示す添字26を入力することにより、対
応する次元の配列を表示させることができる。
よって区別されて表示される。また、n次元配列の場合
は、その次元を示す添字26を入力することにより、対
応する次元の配列を表示させることができる。
【0033】また、検証画面90の下部の拡大メニュー
28または縮小メニュー29を選択することによってマ
ップ形式の配列値の表示サイズを自由に拡大または縮小
して表示させることができる。
28または縮小メニュー29を選択することによってマ
ップ形式の配列値の表示サイズを自由に拡大または縮小
して表示させることができる。
【0034】また、中断メニュー30を選択するか、マ
ップ形式の配列値のインジケータ27の点灯表示が終了
した時に、マップ表示の格子を選択すると、配列要素値
を参照することができる。
ップ形式の配列値のインジケータ27の点灯表示が終了
した時に、マップ表示の格子を選択すると、配列要素値
を参照することができる。
【0035】一方、閾値25は、図9(b)に示すよう
に、正の場合は「0」を白丸とし、正の方向を太線で表
示し、「0」の場合は黒丸で表示し、また「−2.0〜1.
0」のように詳細指定された場合は「−2.0〜1.0」の範
囲を太線で表示するようになっている。
に、正の場合は「0」を白丸とし、正の方向を太線で表
示し、「0」の場合は黒丸で表示し、また「−2.0〜1.
0」のように詳細指定された場合は「−2.0〜1.0」の範
囲を太線で表示するようになっている。
【0036】次に、ベクトル/並列デバッグの場合につ
いて図10のフローチャートに基づいて説明する。
いて図10のフローチャートに基づいて説明する。
【0037】この場合は、逐次デバッグの場合と同様
に、検証対象の配列を選択し、さらに閾値を設定する。
なお、ベクトル/並列デバッグの場合は複数の配列を選
択することができる。従って、図8の検証範囲設定画面
80では、希望する配列のそれぞれについて選択する。
に、検証対象の配列を選択し、さらに閾値を設定する。
なお、ベクトル/並列デバッグの場合は複数の配列を選
択することができる。従って、図8の検証範囲設定画面
80では、希望する配列のそれぞれについて選択する。
【0038】この状態でシステム9を起動すると、シス
テム9はリンケージエディタ6にベクトル/並列デバッ
グ用ロードモジュール8を作成させる(ステップ20
1)。
テム9はリンケージエディタ6にベクトル/並列デバッ
グ用ロードモジュール8を作成させる(ステップ20
1)。
【0039】そして、そのロードモジュール8を実行
し、トレース情報10を得る(ステップ202)。
し、トレース情報10を得る(ステップ202)。
【0040】配列要素のトレース情報は、ループを抜け
た直後に配列の要素値15としてトレース情報ファイル
に格納される。
た直後に配列の要素値15としてトレース情報ファイル
に格納される。
【0041】次にシステム9は、利用者が選択した配列
の個数分だけ配列要素値を取り出し、その配列要素値と
トレース情報10と比較し(ステップ203〜20
6)、図9に示したように、それぞれの配列値が閾値を
構成する上限値と下限値の間に収まっているかどうかを
検証画面90にマップ形式で表示する(ステップ20
7)。
の個数分だけ配列要素値を取り出し、その配列要素値と
トレース情報10と比較し(ステップ203〜20
6)、図9に示したように、それぞれの配列値が閾値を
構成する上限値と下限値の間に収まっているかどうかを
検証画面90にマップ形式で表示する(ステップ20
7)。
【0042】なお、図9においては、閾値の範囲内に含
まれる配列要素も識別可能にしているが、閾値の範囲内
に含まれない配列要素のみを表示するようにしてもよ
い。
まれる配列要素も識別可能にしているが、閾値の範囲内
に含まれない配列要素のみを表示するようにしてもよ
い。
【0043】また、検証結果はディスプレイに表示して
いるが、プリンタに印字出力するようにしてもよい。
いるが、プリンタに印字出力するようにしてもよい。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、デバッ
グ対象のプログラムが使用する任意の配列要素を選択
し、さらにその配列要素の上限値および下限値から成る
閾値を設定し、プログラムのデバッグ中に前記設定され
た閾値と前記選択した配列要素の値とを比較し、閾値の
範囲に収まらない配列要素を出力するようにしたので、
配列要素の値をいちいち調べることなく、不正な配列要
素を容易に知り得、結果不正あるいは異常終了となる原
因を追及し、その結果、配列要素を使用するプログラム
を効率良くデバッグすることができる。
グ対象のプログラムが使用する任意の配列要素を選択
し、さらにその配列要素の上限値および下限値から成る
閾値を設定し、プログラムのデバッグ中に前記設定され
た閾値と前記選択した配列要素の値とを比較し、閾値の
範囲に収まらない配列要素を出力するようにしたので、
配列要素の値をいちいち調べることなく、不正な配列要
素を容易に知り得、結果不正あるいは異常終了となる原
因を追及し、その結果、配列要素を使用するプログラム
を効率良くデバッグすることができる。
【0045】また、多次元の配列要素に関しては、閾値
との比較結果が2次元のマップ形式で表示される。これ
により、多次元の配列要素を使用するプログラムに関し
ても不正な配列要素を極めて容易に知ることができる。
との比較結果が2次元のマップ形式で表示される。これ
により、多次元の配列要素を使用するプログラムに関し
ても不正な配列要素を極めて容易に知ることができる。
【図1】本発明の一実施例を示すシステム構成図であ
る。
る。
【図2】配列要素を有するデバッグ対象のプログラムの
一例を示す説明図である。
一例を示す説明図である。
【図3】ソース解析情報の一例を示す説明図である。
【図4】逐次デバッグ用ロードモジュールの中の変数・
配列領域の一例を示す説明図である。
配列領域の一例を示す説明図である。
【図5】トレース情報の一例を示す説明図である。
【図6】逐次デバッグを行う時の処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図7】配列選択画面の一例を示す説明図である。
【図8】検証範囲設定画面の一例を示す説明図である。
【図9】比較検証結果を表示する検証画面の一例を示す
説明図である。
説明図である。
【図10】ベクトル/並列デバッグを行う時の処理の流
れを示すフローチャートである。
れを示すフローチャートである。
1…ソースファイル、2…コンパイラ、3…ソース解析
情報、7…逐次デバッグ用ロードモジュール、8…ベク
トル/並列デバッグ用ロードモジュール、9…配列要素
値検証システム、10…トレース情報、70…配列選択
画面、80…検証範囲設定画面、90…検証画面。
情報、7…逐次デバッグ用ロードモジュール、8…ベク
トル/並列デバッグ用ロードモジュール、9…配列要素
値検証システム、10…トレース情報、70…配列選択
画面、80…検証範囲設定画面、90…検証画面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 布広 永示 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア開発本部内 (72)発明者 山田 雅則 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア開発本部内
Claims (4)
- 【請求項1】 配列要素を使用するプログラムデバッグ
方法において、デバッグ対象のプログラムが使用する任
意の配列要素を選択し、その配列要素の上限値および下
限値から成る閾値を設定する閾値設定手段と、前記設定
された閾値と前記選択した配列要素の値とを比較する比
較手段とを設け、前記プログラムのデバッグ中に前記設
定された閾値と前記選択した配列要素の値とを比較し、
閾値の範囲に収まらない配列要素を出力することを特徴
とするプログラムデバッグ方法。 - 【請求項2】 前記閾値は、負、ゼロ、正の値を含む任
意の値であることを特徴とする請求項1記載のプログラ
ムデバッグ方法。 - 【請求項3】 多次元の配列要素については、所望の次
元を前記閾値設定手段によって指定し、閾値との比較結
果は指定された次元の配列を2次元のマップ形式で出力
することを特徴とする請求項1記載のプログラムデバッ
グ方法。 - 【請求項4】 デバッグ対象のプログラムが使用する任
意の配列要素を選択し、その配列要素の上限値および下
限値から成る閾値を設定する閾値設定手段と、前記プロ
グラムのデバッグ中に前記設定された閾値と前記選択し
た配列要素の値とを比較し、閾値の範囲に収まらない配
列要素を抽出する比較手段と、この比較手段で抽出され
た閾値の範囲に収まらない配列要素を出力する出力手段
とを備えたことを特徴とするプログラムデバッグ支援装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6000233A JPH07200351A (ja) | 1994-01-06 | 1994-01-06 | プログラムデバッグ方法およびプログラムデバッグ支援装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6000233A JPH07200351A (ja) | 1994-01-06 | 1994-01-06 | プログラムデバッグ方法およびプログラムデバッグ支援装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07200351A true JPH07200351A (ja) | 1995-08-04 |
Family
ID=11468257
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6000233A Pending JPH07200351A (ja) | 1994-01-06 | 1994-01-06 | プログラムデバッグ方法およびプログラムデバッグ支援装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07200351A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6438713B1 (en) | 1998-02-27 | 2002-08-20 | Hitachi, Ltd. | Debugger for support of debugging of program, array data displaying method in debugger, and recording medium having array data displaying program in debugger |
US7003761B2 (en) | 2000-05-18 | 2006-02-21 | Hitachi, Ltd. | Multi-process display method in debugger system |
-
1994
- 1994-01-06 JP JP6000233A patent/JPH07200351A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6438713B1 (en) | 1998-02-27 | 2002-08-20 | Hitachi, Ltd. | Debugger for support of debugging of program, array data displaying method in debugger, and recording medium having array data displaying program in debugger |
US7003761B2 (en) | 2000-05-18 | 2006-02-21 | Hitachi, Ltd. | Multi-process display method in debugger system |
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