JPH06348458A - シリアルデータ加算器 - Google Patents
シリアルデータ加算器Info
- Publication number
- JPH06348458A JPH06348458A JP13707793A JP13707793A JPH06348458A JP H06348458 A JPH06348458 A JP H06348458A JP 13707793 A JP13707793 A JP 13707793A JP 13707793 A JP13707793 A JP 13707793A JP H06348458 A JPH06348458 A JP H06348458A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- serial data
- adder
- data
- input
- output
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】複数のシリアルデータを多ビット全加算器を使
用することなく、またリアルタイムに加算する。 【構成】1ビット全加算器1の桁上がり出力端子Cout
からのデータを一時記憶器2で記憶し、次のクロックで
この記憶したデータを1ビット全加算器1の桁上がり入
力端子Cinに与える。多チャンネルのシリアルデータの
加算には、このシリアルデータ加算器を多重接続する。
用することなく、またリアルタイムに加算する。 【構成】1ビット全加算器1の桁上がり出力端子Cout
からのデータを一時記憶器2で記憶し、次のクロックで
この記憶したデータを1ビット全加算器1の桁上がり入
力端子Cinに与える。多チャンネルのシリアルデータの
加算には、このシリアルデータ加算器を多重接続する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシリアルデータ加算器、
時に2進数データの二つまたは二つを越える複数を加算
するシリアルデータ加算器に関する。
時に2進数データの二つまたは二つを越える複数を加算
するシリアルデータ加算器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の、デジタル回路でのシリアル転送
の2進数データの加算は、シリアルデータを一旦シリア
ル−パラレル変換器によりパラレルデータに変換して多
ビット全加算器で加算し、その後、再びパラレル−シリ
アル変換器により、シリアルデータに変換して行なって
いる。
の2進数データの加算は、シリアルデータを一旦シリア
ル−パラレル変換器によりパラレルデータに変換して多
ビット全加算器で加算し、その後、再びパラレル−シリ
アル変換器により、シリアルデータに変換して行なって
いる。
【0003】また多チャンネルのシリアルデータを加算
する場合は、回路規模を小さくするために、一般にはC
PUを用いたソフトウェアで全加算を行っている。
する場合は、回路規模を小さくするために、一般にはC
PUを用いたソフトウェアで全加算を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のデジ
タル回路でシリアル転送の2進数データを加算する場合
は、シリアル−パラレル変換、パラレル−シリアル変換
を通すために、回路規模が大きくなるという問題があ
る。また、多チャンネルのシリアルデータをCPU、ソ
フトウェアで加算した場合は、加算時間を多く費やすた
めリアルタイム加算は不可能になるという問題がある。
タル回路でシリアル転送の2進数データを加算する場合
は、シリアル−パラレル変換、パラレル−シリアル変換
を通すために、回路規模が大きくなるという問題があ
る。また、多チャンネルのシリアルデータをCPU、ソ
フトウェアで加算した場合は、加算時間を多く費やすた
めリアルタイム加算は不可能になるという問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のシリアルデータ
加算器は、二つのシリアルデータのそれぞれを最下位ビ
ットから同期して順次二つの入力端子のそれぞれに入力
し、加算出力端子から出力を得る1ビット加算器と、こ
の1ビット加算器から出力される桁上がりデータを記憶
し、このデータを前記同期に1ビット遅延同期して前記
1ビット加算器の桁上がりデータ入力端子に入力する一
時記憶手段とを有することにより構成され、また、この
シリアルデータ加算器の二つの入力端子の少なくとも一
つの入力端子に、他の同形のシリアルデータ加算器の加
算出力端子を接続することを繰返して二つを越える入力
端子を得て、これらの入力端子のそれぞれに他チャンネ
ルシリアルデータのそれぞれを入力して加算することに
より構成される。
加算器は、二つのシリアルデータのそれぞれを最下位ビ
ットから同期して順次二つの入力端子のそれぞれに入力
し、加算出力端子から出力を得る1ビット加算器と、こ
の1ビット加算器から出力される桁上がりデータを記憶
し、このデータを前記同期に1ビット遅延同期して前記
1ビット加算器の桁上がりデータ入力端子に入力する一
時記憶手段とを有することにより構成され、また、この
シリアルデータ加算器の二つの入力端子の少なくとも一
つの入力端子に、他の同形のシリアルデータ加算器の加
算出力端子を接続することを繰返して二つを越える入力
端子を得て、これらの入力端子のそれぞれに他チャンネ
ルシリアルデータのそれぞれを入力して加算することに
より構成される。
【0006】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0007】図1は本発明の第1の実施例の構成図であ
る。図1の実施例は1ビット全加算器1と一時記憶器2
とから構成される。1ビット全加算器は加算入力端子
A,Bおよび桁上がり入力端子Cin、ならびに加算出力
端子Y、および桁上がり出力端子Cout を有し、一時記
憶器2は1ビット全加算器1の桁上がり出力端子Cout
の出力データを入力端子Dinから入力し、シリアルデー
タ同期クロック入力端子CLKに入力されたクロックの
1クロック分記憶した後に、このデータを出力端子D
out から出力して1ビット全加算器1の桁上がり入力端
子Cinに入力する。
る。図1の実施例は1ビット全加算器1と一時記憶器2
とから構成される。1ビット全加算器は加算入力端子
A,Bおよび桁上がり入力端子Cin、ならびに加算出力
端子Y、および桁上がり出力端子Cout を有し、一時記
憶器2は1ビット全加算器1の桁上がり出力端子Cout
の出力データを入力端子Dinから入力し、シリアルデー
タ同期クロック入力端子CLKに入力されたクロックの
1クロック分記憶した後に、このデータを出力端子D
out から出力して1ビット全加算器1の桁上がり入力端
子Cinに入力する。
【0008】図2は1ビット全加算器1の真理値を示す
図で、加算入力端子A,Bおよび桁上がり入力端子Cin
の入力データ値の組合せを示す項目1〜8に対する加算
出力端子Y、および桁上がり出力端子Cout の出力デー
タの値を示している。
図で、加算入力端子A,Bおよび桁上がり入力端子Cin
の入力データ値の組合せを示す項目1〜8に対する加算
出力端子Y、および桁上がり出力端子Cout の出力デー
タの値を示している。
【0009】図3は図1の実施例の動作を説明するため
のタイムチャートで、シリアルデータ同期クロック入力
端子CLKに入力されているクロックに同期して、加算
入力端子AおよびBにそれぞれシリアルデータとして2
進数の下位ビットから、例として101001110お
よび001111010が入力された場合を示してい
る。先ずクロックに従って1ビット目の入力を行う前に
一時記憶器2をリセットし桁上り入力端子Cinの入力を
0としておく。第1ビット目として加算入力端子A,B
および桁上り入力端子Cinにそれぞれ1,0,0が入力
されると、図2に示す真理値の図に従って、加算出力端
子Yおよび桁上がり出力端子Cout からそれぞれ1およ
び0が出力される。次に第2ビット目として加算入力端
子A,Bおよび桁上り入力端子Cinにそれぞれ0,1お
よび一時記憶器2に第1ビット目の桁上がり出力端子C
out の0が1クロック遅れて出力された0が入力され、
同じく真理値の図に従って、加算出力端子Yおよび桁上
がり出力端子Cout からそれぞれ0および0が出力され
る。以降第3ビット目、第4ビット目と最終ビットまで
同様に計算され、加算出力端子Yから順次下位ビットか
ら100001011の加算出力を得る。
のタイムチャートで、シリアルデータ同期クロック入力
端子CLKに入力されているクロックに同期して、加算
入力端子AおよびBにそれぞれシリアルデータとして2
進数の下位ビットから、例として101001110お
よび001111010が入力された場合を示してい
る。先ずクロックに従って1ビット目の入力を行う前に
一時記憶器2をリセットし桁上り入力端子Cinの入力を
0としておく。第1ビット目として加算入力端子A,B
および桁上り入力端子Cinにそれぞれ1,0,0が入力
されると、図2に示す真理値の図に従って、加算出力端
子Yおよび桁上がり出力端子Cout からそれぞれ1およ
び0が出力される。次に第2ビット目として加算入力端
子A,Bおよび桁上り入力端子Cinにそれぞれ0,1お
よび一時記憶器2に第1ビット目の桁上がり出力端子C
out の0が1クロック遅れて出力された0が入力され、
同じく真理値の図に従って、加算出力端子Yおよび桁上
がり出力端子Cout からそれぞれ0および0が出力され
る。以降第3ビット目、第4ビット目と最終ビットまで
同様に計算され、加算出力端子Yから順次下位ビットか
ら100001011の加算出力を得る。
【0010】図4は本発明の第2の実施例の構成図であ
る。図4の実施例は図1の実施例を多重接続した他チャ
ンネルのシリアルデータ加算器を示していて、入力デー
タが七つある場合を例にしている。図4の実施例の多重
接続は第1のシリアルデータ加算器11の二つの加算入
力端子のそれぞれに、第2および第3のシリアルデータ
加算器12,13の加算出力端子のそれぞれを接続し、
更に第2および第3のシリアルデータ加算器12,13
の加算入力端子に第4,第5および第6のシリアルデー
タ加算器14,15および16の加算出力端子を接続し
たものである。このようにして得られたシリアルデータ
入力端子IN1,IN2,〜IN7には互いに同期のと
れた他チャンネルのシリアルデータが入力される。入力
されたシリアルデータは第1〜第6のシリアルデータ加
算器ごとに、図1で示したシリアルデータ加算器で説明
した加算が行なわれ、七つのシリアルデータを加算した
結果が第1のシリアルデータ加算器11の加算出力端子
OUTから得られる。
る。図4の実施例は図1の実施例を多重接続した他チャ
ンネルのシリアルデータ加算器を示していて、入力デー
タが七つある場合を例にしている。図4の実施例の多重
接続は第1のシリアルデータ加算器11の二つの加算入
力端子のそれぞれに、第2および第3のシリアルデータ
加算器12,13の加算出力端子のそれぞれを接続し、
更に第2および第3のシリアルデータ加算器12,13
の加算入力端子に第4,第5および第6のシリアルデー
タ加算器14,15および16の加算出力端子を接続し
たものである。このようにして得られたシリアルデータ
入力端子IN1,IN2,〜IN7には互いに同期のと
れた他チャンネルのシリアルデータが入力される。入力
されたシリアルデータは第1〜第6のシリアルデータ加
算器ごとに、図1で示したシリアルデータ加算器で説明
した加算が行なわれ、七つのシリアルデータを加算した
結果が第1のシリアルデータ加算器11の加算出力端子
OUTから得られる。
【0011】図4の実施例はシリアルデータが七つの場
合を示したが、シリアルデータ加算器の接続段数を増す
ことにより任意の数のシリアルデータを加算できる。
合を示したが、シリアルデータ加算器の接続段数を増す
ことにより任意の数のシリアルデータを加算できる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、1ビット
全加算器の桁上がり出力を記憶して1クロック分遅延し
てこの全加算器の桁上がり入力とすることにより、シリ
アルデータをパラレル信号に変換することなく加算でき
るので、小規模装置で2チャンネルなみならず多チャン
ネルのシリアルデータも加算でき、またリアルタイム性
も損なわないという効果がある。
全加算器の桁上がり出力を記憶して1クロック分遅延し
てこの全加算器の桁上がり入力とすることにより、シリ
アルデータをパラレル信号に変換することなく加算でき
るので、小規模装置で2チャンネルなみならず多チャン
ネルのシリアルデータも加算でき、またリアルタイム性
も損なわないという効果がある。
【図1】本発明の第1の実施例の構成図である。
【図2】図1の実施例における1ビット全加算器の真理
値を示す図である。
値を示す図である。
【図3】図1の実施例の動作を説明するためのタイムチ
ャートである。
ャートである。
【図4】本発明の第2の実施例の構成図である。
1 1ビット全加算器 2 一時記憶器 11,12,〜16 シリアルデータ加算器 A,B,IN1,〜IN7 加算入力端子 Cin 桁上がり入力端子 Cout 桁上がり出力端子 CLK シリアルデータ同期クロック入力端子 Din 入力端子 Dout 出力端子
Claims (2)
- 【請求項1】 二つのシリアルデータのそれぞれを最下
位ビットから同期して順次二つの入力端子のそれぞれに
入力し、加算出力端子から出力を得る1ビット加算器
と、この1ビット加算器から出力される桁上がりデータ
を記憶し、このデータを前記同期に1ビット遅延同期し
て前記1ビット加算器の桁上がりデータ入力端子に入力
する一時記憶手段とを有することを特徴とするシリアル
データ加算器。 - 【請求項2】 請求項1記載の第1のシリアルデータ加
算器の二つの入力端子の少なくとも一つの入力端子に、
他の請求項1記載のシリアルデータ加算器の加算出力端
子を接続することを繰返して得られる複数の入力端子の
それぞれに、多チャンネルのシリアルデータのそれぞれ
を入力し、前記第1のシリアルデータ加算器の加算出力
端子から出力データを得ることを特徴とするシリアルデ
ータ加算器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13707793A JPH06348458A (ja) | 1993-06-08 | 1993-06-08 | シリアルデータ加算器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13707793A JPH06348458A (ja) | 1993-06-08 | 1993-06-08 | シリアルデータ加算器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06348458A true JPH06348458A (ja) | 1994-12-22 |
Family
ID=15190366
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13707793A Pending JPH06348458A (ja) | 1993-06-08 | 1993-06-08 | シリアルデータ加算器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06348458A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08234963A (ja) * | 1995-02-24 | 1996-09-13 | Nec Corp | 演算装置 |
JP2010057019A (ja) * | 2008-08-29 | 2010-03-11 | Sony Corp | 撮像素子及び撮像装置 |
-
1993
- 1993-06-08 JP JP13707793A patent/JPH06348458A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08234963A (ja) * | 1995-02-24 | 1996-09-13 | Nec Corp | 演算装置 |
JP2010057019A (ja) * | 2008-08-29 | 2010-03-11 | Sony Corp | 撮像素子及び撮像装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000606 |