JPH0634774A - 防爆型方位測定装置 - Google Patents
防爆型方位測定装置Info
- Publication number
- JPH0634774A JPH0634774A JP18822992A JP18822992A JPH0634774A JP H0634774 A JPH0634774 A JP H0634774A JP 18822992 A JP18822992 A JP 18822992A JP 18822992 A JP18822992 A JP 18822992A JP H0634774 A JPH0634774 A JP H0634774A
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- Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 測定装置を収装した防爆容器の温度上昇を防
止して、防爆区域における方位測定の自動化を可能にす
る。 【構成】 方位検出機構を内圧防爆構造の容器４に密封
して防爆区域２内に配置し、この容器４に送気管５と排
気管６とを接続する。送気管５に送風する送風機１５と
排気管６の開口部とを非防爆区域に設け、送風機５によ
る送風を冷却する冷却機構１６を備える。
止して、防爆区域における方位測定の自動化を可能にす
る。 【構成】 方位検出機構を内圧防爆構造の容器４に密封
して防爆区域２内に配置し、この容器４に送気管５と排
気管６とを接続する。送気管５に送風する送風機１５と
排気管６の開口部とを非防爆区域に設け、送風機５によ
る送風を冷却する冷却機構１６を備える。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、可燃性ガスの発生の恐
れのあるトンネルなど、防爆区域において方位測定装置
を使用する場合の防爆手段に関する。
れのあるトンネルなど、防爆区域において方位測定装置
を使用する場合の防爆手段に関する。
【０００２】
【従来の技術】可燃性ガスの発生の恐れのあるトンネル
内部などの防爆区域において方位を測定する場合には電
気を使用するジャイロコンパスは爆発や引火の恐れがあ
るために使用できず、従来は手動式の測量器具を用いて
行っていた。
内部などの防爆区域において方位を測定する場合には電
気を使用するジャイロコンパスは爆発や引火の恐れがあ
るために使用できず、従来は手動式の測量器具を用いて
行っていた。
【０００３】
【発明の課題】しかしながら、近年ではトンネル施工の
自動化やロボット化の要求が大きく、そのためにジャイ
ロコンパスなどを用いて方位を自動的かつ連続的に測量
する必要があった。
自動化やロボット化の要求が大きく、そのためにジャイ
ロコンパスなどを用いて方位を自動的かつ連続的に測量
する必要があった。
【０００４】防爆区域であってもジャイロコンパスを密
閉した防爆容器に収納すれば使用することは一応可能で
あるが、その場合にはジャイロコンパスの発生熱により
防爆容器内の温度が上昇し、ジャイロコンパスの動作に
支障を来す恐れがあった。
閉した防爆容器に収納すれば使用することは一応可能で
あるが、その場合にはジャイロコンパスの発生熱により
防爆容器内の温度が上昇し、ジャイロコンパスの動作に
支障を来す恐れがあった。
【０００５】本発明は、上記問題点に鑑みて、測定装置
を収装した防爆容器の温度上昇を防止して、防爆区域に
おける方位測定の自動化を可能にすることを目的とす
る。
を収装した防爆容器の温度上昇を防止して、防爆区域に
おける方位測定の自動化を可能にすることを目的とす
る。
【０００６】
【課題を達成するための手段】本発明は、方位検出機構
を内圧防爆構造の容器に密封して防爆区域内に配置し、
この内圧防爆構造容器に送気管と排気管とを接続し、送
気管に送風する送風機と排気管の開口部とを非防爆区域
に設けるとともに、送風機による送風を冷却する冷却機
構を備えている。
を内圧防爆構造の容器に密封して防爆区域内に配置し、
この内圧防爆構造容器に送気管と排気管とを接続し、送
気管に送風する送風機と排気管の開口部とを非防爆区域
に設けるとともに、送風機による送風を冷却する冷却機
構を備えている。
【０００７】
【作用】送風機と冷却機構により送気管に送られた冷気
は、内圧防爆構造容器内を通って排気管開口部から非防
爆区域内に排出される。この冷気が内圧防爆構造容器内
の方位検出機構を冷却し、方位検出機構の発生熱を非防
爆区域に放出する。
は、内圧防爆構造容器内を通って排気管開口部から非防
爆区域内に排出される。この冷気が内圧防爆構造容器内
の方位検出機構を冷却し、方位検出機構の発生熱を非防
爆区域に放出する。
【０００８】
【実施例】図１〜図３に本発明の実施例を示す。
【０００９】図１はトンネル１の内部の概略の区分を示
し、切羽付近に防爆区域２が設定され、後方に非防爆区
域３が設けられている。
し、切羽付近に防爆区域２が設定され、後方に非防爆区
域３が設けられている。
【００１０】防爆区域２には切羽を掘削しながら前進す
る図示されないシールド掘進機が配設され、方位検出機
構としてジャイロコンパスが内圧防爆構造の容器４に密
封した状態でこのシールド掘進機に取り付けられる。
る図示されないシールド掘進機が配設され、方位検出機
構としてジャイロコンパスが内圧防爆構造の容器４に密
封した状態でこのシールド掘進機に取り付けられる。
【００１１】容器４にはトンネル１に沿って配設された
送気管５と排気管６が接続される。送気管５と排気管６
は後方の非防爆区域３内に配置された監視装置７に接続
される。この監視装置７はシールド掘進機に連結して非
防爆区域３内に位置する図示されない台車に搭載され
る。
送気管５と排気管６が接続される。送気管５と排気管６
は後方の非防爆区域３内に配置された監視装置７に接続
される。この監視装置７はシールド掘進機に連結して非
防爆区域３内に位置する図示されない台車に搭載され
る。
【００１２】監視装置７には図２に示すように送気管５
に送風冷却装置８を接続する送気口１５と、送気流量を
調節するバルブ９と、送気バルブ９の流量を計測して表
示する流量計１０と、非防爆区域３内に開口する排気管
６の排気口１１と、排気管６の流量を調整する排気バル
ブ１２とが設けられる。
に送風冷却装置８を接続する送気口１５と、送気流量を
調節するバルブ９と、送気バルブ９の流量を計測して表
示する流量計１０と、非防爆区域３内に開口する排気管
６の排気口１１と、排気管６の流量を調整する排気バル
ブ１２とが設けられる。
【００１３】送風冷却装置８は図３に示すようにエアー
フィルタ１４、ブロワ（送風機）１５、空気冷却機１６
及びエアータンク１７を直列に接続したものである。
フィルタ１４、ブロワ（送風機）１５、空気冷却機１６
及びエアータンク１７を直列に接続したものである。
【００１４】空気冷却機１６は二重構造のパイプの内管
の内側にブロワ１５からの送風を通し、内管と外管の間
に冷却水を導いたものであり、外管には調整バルブを備
えた冷却水の入口２０Ａと出口２０Ｂが設けられる。
の内側にブロワ１５からの送風を通し、内管と外管の間
に冷却水を導いたものであり、外管には調整バルブを備
えた冷却水の入口２０Ａと出口２０Ｂが設けられる。
【００１５】エアータンク１７は冷却された空気を一次
的に貯留するものであり、内部に結露して溜った水分を
放出するドレーン２１を備える。
的に貯留するものであり、内部に結露して溜った水分を
放出するドレーン２１を備える。
【００１６】このように構成された送風冷却装置８は監
視装置７とともに非防爆区域３内の台車に搭載される。
視装置７とともに非防爆区域３内の台車に搭載される。
【００１７】また、図に示すように容器４の排気管６の
接続部には圧力計１３が取り付けられ、この検出圧力を
表示する表示部１３Ａが監視装置７に設けられる。
接続部には圧力計１３が取り付けられ、この検出圧力を
表示する表示部１３Ａが監視装置７に設けられる。
【００１８】１４は内圧防爆容器４内の圧力が何らかの
理由で一定以上に上昇した時に、ジャイロコンパスの電
源を切断する圧力スイッチである。
理由で一定以上に上昇した時に、ジャイロコンパスの電
源を切断する圧力スイッチである。
【００１９】次に作用を説明する。
【００２０】ジャイロコンパスを使用する際は送気口１
５に接続した送風冷却装置８を運転することにより、送
気バルブ９を介して吸気管５から容器４内に冷却空気を
送り込み、同時に容器４内の空気を排気管６により非防
爆区域３内に排出する。
５に接続した送風冷却装置８を運転することにより、送
気バルブ９を介して吸気管５から容器４内に冷却空気を
送り込み、同時に容器４内の空気を排気管６により非防
爆区域３内に排出する。
【００２１】容器４内の空気の圧力と温度は送気バルブ
９と排気バルブ１２の開度調節及び空気冷却機１６の冷
却水流量の調整により制御される。
９と排気バルブ１２の開度調節及び空気冷却機１６の冷
却水流量の調整により制御される。
【００２２】すなわち、送気バルブ９と排気バルブ１２
を大きく開くことにより容器４内を通過する空気の流量
が増加し、容器４内のジャイロコンパスの発生熱が大量
の排出空気によって非防爆区域３に盛んに放出されるこ
とから容器４の温度が低下する。また、空気冷却機１６
の冷却水の流量の増減により送風温度が調整される。
を大きく開くことにより容器４内を通過する空気の流量
が増加し、容器４内のジャイロコンパスの発生熱が大量
の排出空気によって非防爆区域３に盛んに放出されるこ
とから容器４の温度が低下する。また、空気冷却機１６
の冷却水の流量の増減により送風温度が調整される。
【００２３】このようにして、送気バルブ９と排気バル
ブ１２及びの操作により容器４内はジャイロコンパスの
動作に適した温度と、外気を上回るほぼ一定した圧力と
に維持される。したがって、ジャイロコンパスは十分な
防爆条件のもとで安定的に動作し、防爆区域２における
方位測定を安全かつ自動的に行うことができる。
ブ１２及びの操作により容器４内はジャイロコンパスの
動作に適した温度と、外気を上回るほぼ一定した圧力と
に維持される。したがって、ジャイロコンパスは十分な
防爆条件のもとで安定的に動作し、防爆区域２における
方位測定を安全かつ自動的に行うことができる。
【００２４】なお、防爆区域２はシールド掘進機の前進
とともに前方へと移り、後方の非防爆区域３がこれに合
わせて前方へ拡大するが、容器４がシールド掘進機に、
監視装置７と送風冷却装置８がシールド掘進機の後方に
連結された台車上にそれぞれ搭載されているため、これ
らは掘進作業の進捗とともに移動し、ジャイロコンパス
は連続的に方位を検出し続ける。
とともに前方へと移り、後方の非防爆区域３がこれに合
わせて前方へ拡大するが、容器４がシールド掘進機に、
監視装置７と送風冷却装置８がシールド掘進機の後方に
連結された台車上にそれぞれ搭載されているため、これ
らは掘進作業の進捗とともに移動し、ジャイロコンパス
は連続的に方位を検出し続ける。
【００２５】
【発明の効果】以上のように本発明は、防爆区域に方位
検出機構を格納した内圧防爆構造の容器を配置し、この
容器に送、排気管を接続し、送気管に送風する送風機と
排気管の開口部とを非防爆区域に配置するとともに、送
風機による送風を冷却する冷却機構を備えたので、送風
機と冷却機構により送気管を介して容器内に送られた冷
気が方位検出機構を冷却し、方位検出機構の発生熱を非
防爆区域に放出して容器内の温度上昇を防止する。
検出機構を格納した内圧防爆構造の容器を配置し、この
容器に送、排気管を接続し、送気管に送風する送風機と
排気管の開口部とを非防爆区域に配置するとともに、送
風機による送風を冷却する冷却機構を備えたので、送風
機と冷却機構により送気管を介して容器内に送られた冷
気が方位検出機構を冷却し、方位検出機構の発生熱を非
防爆区域に放出して容器内の温度上昇を防止する。
【００２６】したがって、防爆区域内においてもジャイ
ロコンパスなどの方位検出機構を使用して方位を自動的
かつ連続的に検出するすることが可能となる。
ロコンパスなどの方位検出機構を使用して方位を自動的
かつ連続的に検出するすることが可能となる。
【図１】本発明の実施例の配置を示す掘削中のトンネル
内部の概略縦断面図である。
内部の概略縦断面図である。
【図２】空気の流れを説明する防爆型方位測定装置の概
略構成図である。
略構成図である。
【図３】送風冷却装置の構成を示すブロック図である。
２ 防爆区域 ３ 非防爆区域 ４ 容器 ５ 送気管 ６ 排気管 ８ 送風冷却装置 １５ ブロワ １６ 空気冷却機
Claims (1)
- 【請求項１】 方位検出機構を内圧防爆構造の容器に密
封して防爆区域内に配置し、この内圧防爆構造容器に送
気管と排気管とを接続し、送気管に送風する送風機と排
気管の開口部とを非防爆区域に設けるとともに、送風機
による送風を冷却する冷却機構を備えたことを特徴とす
る防爆型方位測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18822992A JPH0715502B2 (ja) | 1992-07-15 | 1992-07-15 | 防爆型方位測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18822992A JPH0715502B2 (ja) | 1992-07-15 | 1992-07-15 | 防爆型方位測定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0634774A true JPH0634774A (ja) | 1994-02-10 |
| JPH0715502B2 JPH0715502B2 (ja) | 1995-02-22 |
Family
ID=16220048
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18822992A Expired - Fee Related JPH0715502B2 (ja) | 1992-07-15 | 1992-07-15 | 防爆型方位測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0715502B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5868485A (en) * | 1996-04-26 | 1999-02-09 | Seiko Epson Corporation | Projection type display device |
| US6056407A (en) * | 1996-12-18 | 2000-05-02 | Seiko Epson Corporation | Projection display device |
| ITRM20100571A1 (it) * | 2010-10-29 | 2012-04-30 | Auxilium Tech Srl | Sistema per la protezione dei dispositivi elettronici a temperatura di esercizio costante in ambienti con pericolo di esplosione in atmosfera. |
-
1992
- 1992-07-15 JP JP18822992A patent/JPH0715502B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5868485A (en) * | 1996-04-26 | 1999-02-09 | Seiko Epson Corporation | Projection type display device |
| US6053616A (en) * | 1996-04-26 | 2000-04-25 | Seiko Epson Corporation | Projection type display device |
| USRE37836E1 (en) | 1996-04-26 | 2002-09-10 | Seiko Epson Corporation | Projector |
| USRE38306E1 (en) | 1996-04-26 | 2003-11-11 | Seiko Epson Corporation | Projector |
| US6056407A (en) * | 1996-12-18 | 2000-05-02 | Seiko Epson Corporation | Projection display device |
| USRE38194E1 (en) * | 1996-12-18 | 2003-07-22 | Seiko Epson Corporation | Projection display device |
| ITRM20100571A1 (it) * | 2010-10-29 | 2012-04-30 | Auxilium Tech Srl | Sistema per la protezione dei dispositivi elettronici a temperatura di esercizio costante in ambienti con pericolo di esplosione in atmosfera. |
| WO2012056391A3 (en) * | 2010-10-29 | 2013-04-11 | Auxilium Tech S.R.L. | A protection system for electronic devices in constant operating temperatures in areas having a potential risk of explosion into the atmosphere |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0715502B2 (ja) | 1995-02-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |