JPH06347643A - 色分解光学系および色分解方法 - Google Patents

色分解光学系および色分解方法

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JPH06347643A
JPH06347643A JP5136331A JP13633193A JPH06347643A JP H06347643 A JPH06347643 A JP H06347643A JP 5136331 A JP5136331 A JP 5136331A JP 13633193 A JP13633193 A JP 13633193A JP H06347643 A JPH06347643 A JP H06347643A
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JP
Japan
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color separation
optical system
color
volume hologram
image pickup
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JP5136331A
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English (en)
Inventor
Yoshinao Taketomi
義尚 武富
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Diffracting Gratings Or Hologram Optical Elements (AREA)
  • Color Television Image Signal Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 構成が簡単で生産性が高く、かつ小型化が可
能なビデオカメラ用色分解光学系を実現する。 【構成】 反射型体積ホログラム1は色分解機能素子と
して働き、撮像レンズ2により集光される物体光3を、
赤色信号光4、緑色信号光6、青色信号光8に波長分離
し、同時にそれぞれ異なる方向に光路偏向する。これら
の信号光を撮像素子5、7、9により受光し、画像信号
を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はビデオカメラなどの画像
撮影に用いられる色分解光学系および色分解方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、スタジオ用あるいは業務用の高級
機種として、カラー画像の3原色をプリズムによる色分
解光学系を用いて色分離し、それぞれの色信号を独立し
た撮像素子で撮像することによって、解像度と色再現性
を高めたビデオカメラが用いられてきた。この種のカメ
ラは、近年、家庭用としての用途が広がり、その基幹部
品である色分解光学系の小型化、低価格化への要求が高
まっている。
【0003】一般に、この種のカメラには、撮像光束を
赤、青、緑の3原色に色分解する3色分解プリズムが用
いられる。図31に従来、一般に用いられている3色分
解プリズム(例えば、特許出願公告昭38−23724
号公報)の構成を示す。図において、41、42、43
はプリズム部材であり、44は青色の波長帯の光束を反
射するダイクロイックミラー、45は赤色の波長帯の光
束を反射するダイクロイックミラーである。プリズム部
材42と43は密着して接合され、プリズム部材41と
42とは、間に数十ミクロン間隔のエアーギャップ46
を設けて接合される。47は撮像レンズ(図示せず)を
出射した撮像光束である。ダイクロイックミラー44に
より撮像光束47から反射された青色光束48は、入射
面でもある全反射面49によって全反射されプリズム外
に出射する。同様に、ダイクロイックミラー45により
反射分離された赤色光束50は、全反射面51によって
全反射されプリズム外に出射する。ダイクロイックミラ
ー44、45を透過した光束52は緑色の波長帯とな
り、直進して出射する。図31に示す3色分解プリズム
は、このようにして撮像光束47を図32に示すような
分光特性を有する青、緑、赤の3原色の色信号光48、
50、52に分解する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
3色分解プリズムを使用する3板カメラでは、3個の固
体撮像素子から得られる各被写体像の重ね合わせを精度
良く行なう必要がある。この重ね合わせ精度が悪いと色
ズレやモアレ偽信号が発生し、画質は微妙に劣化する。
従って、3色分解プリズムからのそれぞれの出射光束を
受光する固体撮像素子の位置決めはミクロンオーダの精
度を必要とする。同様に固体撮像素子の位置安定性につ
いても同程度の精度を要し、これをレジストレーション
安定性という。3色分解プリズムはこのレジストレーシ
ョン安定性が良好であることが要求される。とくに近年
の固定撮像素子の多画素化傾向にともない画素ピッチが
減少していることから、3色分解プリズムは従来以上に
高いレジストレーション安定性が必要となる。
【0005】また、図31に示す従来の3色分解プリズ
ムの利点として、3色の色信号光48、50、52の全
てが正像であることが挙げられる。しかし、3色の色信
号光48、50、52の全てを正像とするためのエアー
ギャップ46を形成しなければならず、このためにプリ
ズム部材41と42の接合部分の面積が減少し、プリズ
ム部材41、42間の接合が弱くなる。そのため、熱膨
張、熱収縮、荷重付加などの応力により位置ズレが発生
し易く、高いレジストレーション安定性を得ることは難
しい。さらに、プリズム部材41、42間のエアーギャ
ップ46の幅を高い精度で形成しなければならないた
め、3色分解プリズムの生産性が低下する。また、ダイ
クロイックミラーは真空プロセスにより数十層の誘電体
薄膜を各プリズムの表面に積層して作製されるが、その
加工プロセスの制御、生産性などに課題があった。
【0006】本発明は上記課題を解決するもので、構成
が簡単で、かつ小型化が可能な生産性の高い色分解光学
系を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の色分解光学系は、物体光からカラー画像の構
成に必要な赤、緑、青の各色信号を分離抽出する色分解
光学系を色信号の分離およびその光路偏向を行う色分解
機能素子と3つの撮像素子から構成し、色分解機能素子
を体積ホログラムにより構成するようにしたものであ
る。
【0008】また、物体光からカラー画像の構成に必要
な赤、緑、青の各色信号を分離抽出する色分解光学系を
色信号の分離、光路偏向および結像を行う色分解機能素
子と3つの撮像素子から構成し、色分解機能素子を体積
ホログラムにより構成するようにしたものである。
【0009】
【作用】上記の構成による色分解光学系の作用を説明す
るために、まず体積ホログラムの特徴を説明する。
【0010】一般にホログラムは2つのコヒーレントな
光束をある角度で交差させ、そこに形成される干渉縞の
形状を、屈折率の分布、あるいは吸収係数の分布などの
物理量の摂動として媒体内に記録したものをいい、特
に、記録媒体の厚みが比較的厚いものを体積ホログラム
という。厚みdに比例する量Q Q=2πλd/nΛ2 が1より十分大きいとき、体積ホログラムとしての性質
が顕著になるといわれている。ここで、λは光の波長、
dは記録媒体の厚み、nはその屈折率、Λは干渉縞のピ
ッチである。2つの光束の内、一方の光束は信号光と呼
ばれ、記録される像の情報がのせられる。もう一方の光
束は参照光と呼ばれ、平面波や球面波など、容易に再現
可能な光束が選ばれることが多い。
【0011】さて、一般に用いられている、表面に微細
なピッチの溝を形成した回折格子は、厚みという観点で
見れば、高々波長オーダしかない。このような回折格子
では、特殊な溝形状を形成しない限り高次オーダの回折
光が発生し、必要な再生光に対する効率が低くなる。一
方、体積ホログラムでは、その厚み方向に進行する参照
光が、媒体内の像情報にならった物理量の摂動の影響を
受け、次第にそのエネルギを信号光の方に移行する。そ
して、ある厚みを経たときにそのエネルギ移行が最大と
なり、再生したい像情報が効率よく引き出される。さら
に、高次光の発生は抑制され、物理量を適切に選べば透
過型、反射型ともにその回折効率は100%に達する。
記録媒体の例としては、重クロム酸ゼラチン、フォトポ
リマあるいはニオブ酸リチウムに代表される電気光学結
晶などがある。
【0012】上記のプロセスで記録された像情報を再生
するには、記録に用いたのと同じ参照光によってホログ
ラムを照射する必要がある。簡便のために、平面波の場
合を考えると、その平面波の入射角度と波長を記録時と
同じにしなければならない。この条件をブラッグの条件
といい、体積ホログラムではこの条件を満たすときに、
最も効率よく像情報の再生が行われる。一方、ブラッグ
の条件を大きくはずれると、像情報は何も再生されない
ことになり、あたかも媒体内に何も記録されていないか
のように見える。
【0013】以上の説明は極めて定性的であるが、次に
ブラッグの条件からのずれ量と、回折効率、すなわち、
像情報の再生される効率とを定量的に関連付けたH.K
ogelnikによる体積ホログラムの解析結果(“C
oupled wave theory for th
ick hologram gratings,”Th
e Bell System Technical J
ournal,Vol.48,No.9,1969)を
引用し、体積ホログラムの特徴的な性質を定量的に解説
する。なお、ここでは、吸収のない位相ホログラムの場
合のみを示す。
【0014】まず、幾何学的な関係を図28に示す。図
28ではz軸方向に厚みdのある体積ホログラム50を
考え、参照光51がz軸負方向から入射し、z軸正方向
に信号光52が再生される状態を示している。これを透
過型体積ホログラムといい、一方、信号光がz軸負方向
に再生されるもの(図示せず)を反射型体積ホログラム
という。図28においてρは参照光の方向ベクトルで、
z軸となす角度をθとする。Κはグレーティングベクト
ルであり、z軸となる角度をφとする。σは信号光の方
向ベクトルであり、その方向はρ+Κなるベクトル演算
の結果決定される。
【0015】Kogelnikによると、透過型体積ホ
ログラムの回折効率ηT は(数1)で表わされる。
【0016】
【数1】
【0017】また、反射型体積ホログラムの回折効率η
R は(数2)で表わされる。
【0018】
【数2】
【0019】(数1),(数2)において、νは屈折率
変調の大きさ、媒質の厚みに比例し、光の波長に反比例
するパラメータで、ホログラムの書き込み状態の深さを
表わすものである。また、ξは光の入射角度、光の波長
に関係し、媒質の厚みに比例するパラメータで、ブラッ
グの条件からのずれの大きさを表わすものである。な
お、ν、ξともに幾何学的なパラメータφとθの関数で
もある。
【0020】以下にνとξに対して、回折効率が大きく
変化する様子をKogelnikの文献より図29、図
30を参照しながら説明する。図29は透過型体積ホロ
グラムの回折効率の変化を、横軸に角度と波長のずれ量
をとってプロットしたものである。ここでは実際の回折
効率を、誤差がない場合(ξ=0)の値η0 で正規化し
て示してあるが、そのη0 は個々のνの値に対して異な
る。このグラフから読み取れるのは、パラメータνが大
きくなるにつれて回折効率の誤差感度が大きくなること
である。図30は反射型体積ホログラムの回折効率の誤
差感度をプロットしたものである。ここではνが大きく
なるにつれて回折効率の誤差感度が小さくなることがわ
かる。
【0021】上記のように、パラメータの選択によっ
て、回折効率の誤差感度が大きく上下することがわか
る。ここでKogelnikが示したものは、νの大小
による回折効率の誤差感度である。一方、色分解光学系
で議論すべき点は、νを固定した状態で、誤差感度を小
さくする可能性があるかどうかという点である。νを固
定するということは、誤差がない状態(ξ=0)で、必
要とする回折効率を確保するような高いνの値を保った
まま固定するということで、色分解光学系の明るさを確
保する上で重要な条件である。
【0022】ここで、上記の誤差に関するパラメータξ
に着目する。ξは媒質の厚みと比例関係にあるため、ν
を固定したまま、媒質の厚みだけを薄くしたとすれば、
図29、図30のいずれの曲線も横軸に対してのみ拡大
されることがわかる。これは、ξに含まれる媒質の厚み
以外のパラメータ、すなわち、波長と入射角度の変化に
対して、誤差感度が下がることを意味する。従って、体
積ホログラムの条件を満足しつつ媒質の厚みをできるだ
け薄くする方向で、適切なパラメータを選択することに
より、ある幅を持つ光の波長帯に対して、またある幅を
持つ光の入射角に対してホログラムが高い回折効率を保
ち得ることがわかる。一例を示すと、波長許容幅±20
nm程度、入射角度許容幅±10度程度のホログラムは
容易に実現可能である。
【0023】波長に対して高い回折効率を保つ許容幅が
あるということは、色分解に必要な幅を持つ波長帯の光
を所定の方向に、あたかも鏡のように偏向することが可
能となる。また、入射角が変化しても高い回折効率を保
つということは、撮像レンズ系を経て集光されてきた物
体光を、損失なく良好に撮像素子に結像させることが可
能となる。さらに、ホログラムにレンズ機能を焼き付け
ることによって、従来の撮像レンズ系を省略することが
可能になる。
【0024】本発明は上記の構成によって、体積ホログ
ラムにより色の分解と光路偏向を行うことができるた
め、従来、製造上の課題となっていたフィルタの作製工
程、プリズムの組立工程が省略でき、同時に小型化が図
れる。さらには、ホログラムに結像機能を合わせ持たせ
ることにより撮像レンズの要らない簡素な色分解光学系
を実現できることとなる。
【0025】
【実施例】以下に本発明の一実施例の色分解光学系につ
いて、図面を参照しながら説明する。
【0026】(実施例1)図1に本発明の第1の実施例
の色分解光学系の構成を示す。図1に示すように、撮像
レンズ2を透過し、反射型体積ホログラム1に入射した
物体光3は、反射型体積ホログラム1で反射され、赤色
信号光4、緑色信号光6、青色信号光8に分解され、対
応する赤色信号用撮像素子5、緑色信号用撮像素子7、
青色信号用撮像素子9にそれぞれ入射する。上記のよう
に構成された色分解光学系について、以下に図1〜図6
を用いてその動作を説明する。図1に示すように、ホロ
グラム1は色分解機能素子として働き、撮像レンズ2に
より集光される物体光3を、赤色信号光4、緑色信号光
6、青色信号光8に波長分離し、同時にそれぞれ異なる
方向に光路偏向する。これらの信号光を撮像素子5、
7、9により捉え、画像信号を得るものである。
【0027】つぎに、反射型体積ホログラムの構成と動
作について説明する。図2(a)〜(c)に、図1に示
した体積ホログラム1の中に重ね合わされた3つのホロ
グラムの個々の構成を示す。図2(a)には、赤色信号
光4のみをある角度θR で光路偏向するためのホログラ
ム10を、図2(b)には緑色信号光6のみをある角度
θG で光路偏向するためのホログラム11を、図2
(c)には青色信号光8のみをある角度θB で光路偏向
するためのホログラム12を示す。なお、図2(a)〜
(c)では、簡便のため一つの平面上での光路偏向の例
を示したが、立体的な任意の方向への光路偏向が可能で
あることはいうまでもない。
【0028】ホログラム10、11、12は、各々に波
長に関するブラッグの条件が異なるため、ある特定の波
長についてのみ光路偏向機能を発揮するもので、それ以
外の波長については全く透明な部材としての機能しかな
い。従って、図3に示すように、これら3つのホログラ
ムを積層することにより、反射型体積ホログラム1を構
成することが可能である。また、図4に示すように、一
つの記録媒体内にホログラム10、11、12の機能を
多重焼付けすることにより、反射型体積ホログラム1を
構成することも可能である。また図5に示すように、ホ
ログラム10、11、12の内、2つのホログラム1
0、11を積層することにより、反射型体積ホログラム
1を構成することが可能である。このとき、青色信号は
反射型体積ホログラム1を透過してきた光束として得る
ことができる。また、図6に示すように、一つの記録媒
体内にホログラム10、11、12の内2つの機能を多
重焼付けすることで、反射型体積ホログラムを構成する
ことも可能である。前例と同様に、青色信号は反射型体
積ホログラムを透過してきた光束として得ることができ
る。
【0029】なお、本実施例では、ホログラム10、1
1の組合せにより赤色信号光4、緑色信号光6を反射光
束として得、透過光束として青色信号光8を得る構成に
ついて説明したが、ホログラム10と12、ホログラム
11と12といった組合せが可能であることはいうまで
もない。
【0030】図7に設計波長を640nmとしたときの
反射型体積ホログラムの特性を示す。他の設計パラメー
タは、φ=8°、θ=8°、d=5μmとした。なお、
屈折率変調Δn=0.06としたが、この値は、フォトポ
リマで容易に実現できる値である。この条件で、反射波
長帯は約39nmであった。色分解光学系としては、5
80nmから660nmの波長帯を赤色信号として取り
込む必要があるため、さらにもう一つのホログラムを重
ね合わせて構成する必要がある。図8は設計波長を60
5nmとしたときの結果であり、図7と図8を重ねるこ
とによって、図9に示すような約80nmにわたる広い
波長帯を有する反射型体積ホログラムを得ることができ
る。これが、ホログラム10の基本特性である。
【0031】図10は設計波長をそれぞれ510nm、
540nm、570nmとするホログラムを重ね合わせ
て得られた、緑色信号を得るためのホログラム11の分
光特性である。495nmから580nmまでの広い波
長幅にわたる分光特性が得られている。ここでの設計パ
ラメータは赤色信号の場合と同様、φ=8°、θ=8
°、d=5μm、Δn=0.06である。
【0032】図11は設計波長をそれぞれ433nm、
457nm、483nmとするホログラムを重ね合わせ
て得られた、青色信号を得るためのホログラム12の分
光特性である。420nmから495nmまでの広い波
長幅にわたる分光特性が得られている。ここでの設計パ
ラメータもまた同様に、φ=8°、θ=8°、d=5μ
m、Δn=0.06である。
【0033】これら個々の色信号に対する特性を有する
体積反射ホログラムによって、図32に示した色分解光
学系の可視光全域にわたる分光特性を実現できることが
わかる。
【0034】図12(a)は、最も角度許容幅の狭いホ
ログラム12の角度特性を示すグラフである。一見する
と全幅30°以上の許容幅があるように見えるが、実は
図12(b)に示すように、参照光の入射角度と、信号
光の出射角度が16°とが近接しているため、その個々
の特性がグラフ上で重なったものである。従って、実際
には図中破線で示した特性が実用的な許容幅となる。こ
れより、±7.5°の許容幅があるのがわかる。これは通
常の撮像レンズの画角に対応しており、レンズにより集
光されてきた撮像光を効率よく撮像素子上に結像できる
ことがわかる。なお、角度は媒体内(n=1.5)内での
角度であり、大気中に置き換えればスネルの法則sin
θair =n×sinθmediumにならってさらに広い受容
角を持つことがわかる。ここで、θair は大気中におけ
る光線入射角、θmediumは記録媒体中に置ける光線入射
角である。
【0035】第1の実施例において、図13に示すよう
に反射型体積ホログラム1と3つの撮像素子5、7、9
を、透明基板13を介して接着し、一体化構造の色分解
光学系を構成することもでき、使用環境下での安定性を
確保することができる。
【0036】また、図13(a)〜(c)に示すよう
に、3つの撮像素子5、7、9を同一平面上に配置する
ことができ、その位置合わせが容易になる。さらに、撮
像素子を近接した位置に配置することができるため、図
14に示すように3つの撮像素子を一つのパッケージ内
に納めることも可能であり、さらなる安定性の実現、位
置合わせの簡略化を図ることができる。
【0037】(実施例2)つぎに、本発明の第2の実施
例について図面を参照しながら説明する。
【0038】図15に本発明の第2の実施例の色分解光
学系の構成を示す。図15に示すように、透過型体積ホ
ログラム20の物体光3の入射側には、撮像レンズ2が
出射側には赤色信号光4、緑色信号光6、青色信号光8
をそれぞれ受光し、電気信号に変換する赤色信号用撮像
素子5、緑色信号用撮像素子7、青色信号用撮像素子9
が出射光の光路偏向位置にそれぞれ配置されている。
【0039】上記のように構成された色分解光学系につ
いて、図15〜図20を用いてその動作を説明する。図
15に示すように、透過型体積ホログラム20は色分解
機能素子として働き、撮像レンズ2により集光される物
体光3を、赤色信号光4、緑色信号光6、青色信号光8
に波長分離し、同時にそれぞれ異なる方向に光路偏向す
る。これらの信号光を撮像素子5、7、9により受光
し、電気信号に変換し画像信号を得る。図16(a)〜
(c)に、図15に示した体積ホログラム20の中に重
ね合わされた個々のホログラムの機能を示す。図16
(a)は赤色信号光4のみをある角度θR で光路偏向す
るためのホログラム21、図16(b)は緑色信号光6
のみをある角度θG で光路偏向するためのホログラム2
2、図16(c)は青色信号光8のみをある角度θB
光路偏向するためのホログラム23の機能を示す。本実
施例では簡便のため一つの平面上での光路偏向の例を示
したが、立体的な任意の方向への光路偏向が可能である
ことはいうまでもない。
【0040】上記のホログラム21、22、23は、各
々に波長に関するブラッグの条件が異なるため、ある特
定の波長についてのみ光路偏向機能を発揮するもので、
それ以外の波長については全く透明な部材としての機能
しかない。従って、図17に示すように、これら3つの
ホログラムを積層することにより、透過型体積ホログラ
ム20を構成することが可能である。また、図18に示
すように、一つの記録媒体内にホログラム21、22、
23の機能を多重焼付けすることにより、透過型体積ホ
ログラム20を構成することも可能である。また図19
に示すように、ホログラム21、22、23の内、2つ
のホログラム21、22を積層することにより、透過型
体積ホログラム20を構成することが可能である。この
とき、赤色信号4と、緑色信号6は、それぞれことなる
角度で光路偏向されるが、青色信号8は透過型体積ホロ
グラム20によって光路偏向されることなく、直進して
透過してきた光束として得ることができる。また、図2
0に示すように、一つの記録媒体内にホログラム21、
22、23の内、2つの機能を多重焼付けすることによ
り透過型体積ホログラム20を構成することも可能であ
る。ここでは、ホログラム21、22の組合せにより赤
色信号光4と緑色信号光6とを光路偏向して得、透過光
束として青色信号光8を得る構成を示したが、21と2
3、22と23の組合せによって、色信号の分離の仕方
を替えることが可能であることはいうまでもない。
【0041】図21は設計波長を630nmとしたとき
のホログラム21の特性の一例である。他のパラメータ
は、φ=15°、θ=15°、d=13μm、Δn=
0.023とした。この条件で、反射波長帯は約100n
mを示している。色分解光学系としては、580nmか
ら680nmの波長帯を赤色信号として取り込むことが
できる。図22は設計波長を540nmとしたときのホ
ログラム22の分光特性の一例である。495nmから
580nmまでの広い波長幅にわたる分光特性が得られ
ている。ここでの設計パラメータは、φ=15°、θ=
15°、d=11μm、Δn=0.022である。図23
は設計波長を455nmとしたときのホログラム23の
分光特性の一例である。420nmから495nmまで
の広い波長幅にわたる分光特性が得られている。ここで
の設計パラメータは、φ=15°、θ=15°、d=1
0μm、Δn=0.02である。これら個々の色信号に対
する特性のホログラムの重畳によって、図32に示した
色分解光学系の可視光全域にわたる分光特性を実現でき
ることがわかる。
【0042】図24は、3つのホログラムの中で最も角
度許容幅の狭いホログラム23の角度特性を示すグラフ
で、±1.2°の許容幅があることを示している。反射型
ホログラムに比べて許容画角が小さいが、例えばスキャ
ナなどの光学系への応用に適している。角度は媒体内
(n=1.5)内での角度であり、大気中に置き換えれば
スネルの法則sinθair =n×sinθmediumになら
ってさらに広い受容角を持つことがわかる。ここで、θ
air は大気中における光線入射角、θmediumは記録媒体
中に置ける光線入射角である。
【0043】なお、第2の実施例において、図25
(a)〜(c)に示すように透過型体積ホログラム20
と3つの撮像素子5、7、9を、透明基板24に固定
し、一体化構造の色分解光学系を構成することも可能
で、使用環境下での安定性を確保できる。また、3つの
撮像素子を同一平面上に配置することができ、その位置
合わせが容易になる。さらに、撮像素子を近接した位置
に配置することができ、一つのパッケージ内に納め、さ
らに安定性を向上させるとともに、位置合わせの簡略化
を図ることができる。上記の特長は第1の実施例に示し
た反射型体積ホログラムの場合と同様である。
【0044】(実施例3)つぎに、本発明の第3の実施
例について図面を参照しながら説明する。
【0045】図26に本発明の第3の実施例の色分解光
学系の構成を示す。図26に示すように、集光機能を持
つ反射型体積ホログラム30への物体光3の入射面側に
赤色信号光4、緑色信号光6、青色信号光8をそれぞれ
受光し、電気信号に変換する赤色信号用撮像素子5、緑
色信号用撮像素子7、青色信号用撮像素子9が反射光の
光路偏向位置にそれぞれ配置されている。
【0046】上記のように構成された色分解光学系につ
いて、以下に図26から図27を用いてその動作を説明
する。図26に示すように、反射型体積ホログラム30
は色分解機能素子として働き、物体光3を、赤色信号光
4、緑色信号光6、青色信号光8に波長分離し、さらに
それぞれ異なる方向に光路偏向して集光する。これらの
信号光を撮像素子5、7、9により受光し、電気信号に
変換して画像信号を得る。集光機能を持つ反射型体積ホ
ログラム30は、図27に示すように、略平行光束、す
なわち、略平面波として入射する物体光3を、球面波に
変換する機能を持っている。さらに、色を分離し、各々
の色信号を異なる方向に光路偏向する機能は、第1の実
施例で示した反射型ホログラム1と同様である。
【0047】このように物体光が色分解され、光路偏向
され、かつ集光されるため第1の実施例による効果に加
えて、撮像レンズの省略も可能になり、さらにより小型
化、低コスト化を図ることができる。同様に、透過型体
積ホログラムにおいて集光機能を付加することも可能で
ある。
【0048】
【発明の効果】上記の実施例の説明から明らかなように
本発明によれば、物体光の赤、緑、青の各色成分をそれ
ぞれ異なる方向に分離する機能を有するホログラムを、
体積ホログラムとして同一の空間内に重ね合わせて配置
することができる。この構成により、同一体積内に多重
化されたホログラムが色の分解と光路偏向機能を有する
ため、色分解光学系を一つの光学素子により形成するこ
とができる。そのため、従来のプリズム式光学系で製造
上の課題となっていたフィルタの作製工程、プリズムの
組立工程が省略でき、同時に飛躍的な小型化を図ること
ができる。さらに、ホログラムに集光、結像機能を合わ
せ持たせることにより撮像レンズの要らない簡素な色分
解光学系を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の色分解光学系の概略構成を
示す図
【図2】(a)は同赤色信号光を分離し光路偏向する反
射型ホログラムの作用を示す図 (b)は同緑色信号光を分離し光路偏向する反射型ホロ
グラムの作用を示す図 (c)は同青色信号光を分離し光路偏向する反射型ホロ
グラムの作用を示す図
【図3】同3枚のホログラムを積層した反射型ホログラ
ムの作用を示す図
【図4】同1枚の記録媒体内に3つの機能を多重した反
射型ホログラムの作用を示す図
【図5】同2枚のホログラムを積層した反射型ホログラ
ムの作用を示す図
【図6】同1枚の記録媒体内に2つの機能を多重した反
射型ホログラムの作用を示す図
【図7】同設計波長640nmの反射型ホログラムの特
性を示す図
【図8】同設計波長605nmの反射型ホログラムの特
性を示す図
【図9】同設計波長605,640nmのホログラムを重
畳した赤色用反射型ホログラムの特性を示す図
【図10】同設計波長510,540,570nmのホログ
ラムを重畳した緑色用反射型ホログラムの特性を示す図
【図11】同設計波長433,457,483nmのホログ
ラムを重畳した青色用反射型ホログラムの特性を示す図
【図12】(a)は同青色信号光用ホログラムの回折効
率の角度特性を示す図 (b)は同青色信号光用ホログラムの角度特性を示す図
【図13】(a)は同反射型色分解光学系における撮像
素子の配置を示す側面図 (b)は同平面図 (c)は同撮像素子の平面配置を示す平面図
【図14】同撮像素子を一つのパッケージに収納した構
成を示す平面図
【図15】同実施例2の色分解光学系の概略構成を示す
【図16】(a)は同赤色信号光を分離し光路偏向する
透過型ホログラムの作用を示す図 (b)は同緑色信号光を分離し光路偏向する透過型ホロ
グラムの作用を示す図 (c)は同青色信号光を分離し光路偏向する透過型ホロ
グラムの作用を示す図
【図17】同3枚のホログラムを積層した透過型ホログ
ラムの作用を示す図
【図18】同1枚の記録媒体内に3つの機能を多重した
透過型ホログラムの作用を示す図
【図19】同2枚のホログラムを積層した透過型ホログ
ラムの作用を示す図
【図20】同1枚の記録媒体内に2つの機能を多重した
透過型ホログラムの作用を示す図
【図21】同設計波長630nmの反射型ホログラムの
特性を示す図
【図22】同設計波長540nmの反射型ホログラムの
特性を示す図
【図23】同設計波長455nmの反射型ホログラムの
特性を示す図
【図24】同設計波長455nmの反射型ホログラムの
回折効率の角度特性を示す図
【図25】(a)は同透過型色分解光学系における撮像
素子の配置を示す側面図 (b)は同平面図 (c)は同撮像素子の平面配置を示す平面図
【図26】同実施例3の色分解光学系の概略構成を示す
【図27】同色分解光学系の作用を示す図
【図28】同透過型体積ホログラムの作用を示す図
【図29】同透過型体積ホログラムの回折効率の誤差感
度特性を示す図
【図30】同反射型体積ホログラムの回折効率の誤差感
度特性を示す図
【図31】従来の3色分解プリズムの構成を示す断面図
【図32】同分光特性を示す図
【符号の説明】
1 反射型体積ホログラム 2 撮像レンズ 3 物体光 4 赤色信号光 5 赤色信号用撮像素子 6 緑色信号光 7 緑色信号用撮像素子 8 青色信号光 9 青色信号用撮像素子 10 赤色信号光を分離し光路偏向するホログラム 11 緑色信号光を分離し光路偏向するホログラム 12 青色信号光を分離し光路偏向するホログラム 13 透明基板 20 透過型体積ホログラム 21 赤色信号光を分離し光路偏向するホログラム 22 緑色信号光を分離し光路偏向するホログラム 23 青色信号光を分離し光路偏向するホログラム 24 透明基板 30 集光機能を持つ反射型体積ホログラム

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物体光からカラー画像の構成に必要な赤、
    緑、青の各色信号を分離抽出する光学系であって、前記
    色信号の分離およびその光路偏向を行う色分解機能素子
    と3つの撮像素子を備え、前記色分解機能素子を体積ホ
    ログラムにより構成した色分解光学系。
  2. 【請求項2】色分解機能素子である体積ホログラムが2
    つの層から構成され、赤、緑、青のうち任意の2つの色
    信号のそれぞれに対して分離および光路偏向する機能を
    前記2つの層に独立に割り当てて構成した請求項1記載
    の色分解光学系。
  3. 【請求項3】色分解機能素子である体積ホログラムを3
    つの層から構成し、各層に赤、緑、青それぞれの色信号
    のみを分離および光路偏向する機能を独立に割り当てて
    構成した請求項1記載の色分解光学系。
  4. 【請求項4】色分解機能素子である体積ホログラムを1
    つの層から構成し、赤、緑、青それぞれの色信号を分離
    および光路偏向する機能を多重焼付けして構成した請求
    項1記載の色分解光学系。
  5. 【請求項5】色分解機能素子である体積ホログラムを反
    射型体積ホログラムで構成した請求項1記載の色分解光
    学系。
  6. 【請求項6】色分解機能素子である体積ホログラムを透
    過型体積ホログラムで構成した請求項1記載の色分解光
    学系。
  7. 【請求項7】色分解機能素子である体積ホログラムと3
    つの撮像素子を透明基板を介して固定し、一体化して構
    成した請求項1記載の色分解光学系。
  8. 【請求項8】3つの撮像素子を同一平面上に配置した請
    求項1記載の色分解光学系。
  9. 【請求項9】3つの撮像素子を同一パッケージ内に配置
    した請求項1記載の色分解光学系。
  10. 【請求項10】物体光からカラー画像の構成に必要な
    赤、緑、青の各色信号を分離抽出する光学系であって、
    前記色信号の分離、光路偏向および結像を行う色分解機
    能素子と3つの撮像素子から構成され、前記色分解機能
    素子を体積ホログラムにより構成した色分解光学系。
  11. 【請求項11】色分解機能素子である体積ホログラムを
    2つの層から構成し、赤、緑、青のうち任意の2つの色
    信号それぞれに対して分離、光路偏向および結像を行う
    機能を前記2つの層に独立に割り当てて構成した請求項
    10記載の色分解光学系。
  12. 【請求項12】色分解機能素子である体積ホログラムを
    3つの層から構成し、各層に赤、緑、青それぞれの色信
    号のみを分離、光路偏向および結像する機能を独立して
    割り当てて構成した請求項10記載の色分解光学系。
  13. 【請求項13】色分解機能素子である体積ホログラムを
    1つの層から構成し、赤、緑、青それぞれの色信号を分
    離、光路偏向および結像する機能を多重焼付けして構成
    した請求項10記載の色分解光学系。
  14. 【請求項14】色分解機能素子である体積ホログラムを
    反射型体積ホログラムで構成した請求項10記載の色分
    解光学系。
  15. 【請求項15】色分解機能素子である体積ホログラムを
    透過型体積ホログラムで構成したことを特徴とする請求
    項10記載の色分解光学系。
  16. 【請求項16】色分解機能素子である体積ホログラムと
    3つの撮像素子を透明基板に固定し、一体化して構成し
    た請求項10記載の色分解光学系。
  17. 【請求項17】3つの撮像素子を同一平面上に配置した
    請求項10記載の色分解光学系。
  18. 【請求項18】3つの撮像素子を同一パッケージ内に配
    置した請求項10記載の色分解光学系。
  19. 【請求項19】物体光からカラー画像の構成に必要な
    赤、緑、青の各色信号を分離抽出する方法であって、前
    記色信号の分離およびその光路偏向を体積ホログラムに
    より行う色分解方法。
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