JPH063473B2 - パイロツト検出回路 - Google Patents
パイロツト検出回路Info
- Publication number
- JPH063473B2 JPH063473B2 JP3382685A JP3382685A JPH063473B2 JP H063473 B2 JPH063473 B2 JP H063473B2 JP 3382685 A JP3382685 A JP 3382685A JP 3382685 A JP3382685 A JP 3382685A JP H063473 B2 JPH063473 B2 JP H063473B2
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- JP
- Japan
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- circuit
- detection circuit
- voltage
- envelope detection
- pilot
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- Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はパイロット信号検出回路に関する。
従来のパイロット信号検出回路はパイロット信号を包絡
線検波回路によりピーク検波し、その出力電圧を基準の
電圧と比較することにより、パイロット信号の有無を検
出していた。
線検波回路によりピーク検波し、その出力電圧を基準の
電圧と比較することにより、パイロット信号の有無を検
出していた。
上述した従来のパイロット検出回路はピーク検波を行な
うために雑音信号が重畳された場合、パイロット信号が
ない時に、雑音によりパイロット信号有りと判定される
場合があり、特に高レベルの尖頭値を持つパルス性の雑
音が加わった場合に誤動作しやすくなるという欠点があ
る。
うために雑音信号が重畳された場合、パイロット信号が
ない時に、雑音によりパイロット信号有りと判定される
場合があり、特に高レベルの尖頭値を持つパルス性の雑
音が加わった場合に誤動作しやすくなるという欠点があ
る。
本発明はのパイロット検出回路は、包絡線検波回路と、
その検波電圧を前記包絡線検波回路の時定数に比べ十分
大きな時定数τで検波方向と逆方向にピーク検波を行な
う最小電圧保持回路と、その出力電圧を基準電圧と比較
し、パイロットの有無を判定する比較回路を有してい
る。
その検波電圧を前記包絡線検波回路の時定数に比べ十分
大きな時定数τで検波方向と逆方向にピーク検波を行な
う最小電圧保持回路と、その出力電圧を基準電圧と比較
し、パイロットの有無を判定する比較回路を有してい
る。
第1図は本発明のブロック図である。1はパイロット信
号入力端子、2はパイロット信号の有無の判定出力端
子、3は包絡線検波回路、4は適当な時定数をもつ最小
電圧保持回路、5は基準電圧と入力電圧を比較し判定出
力を送出する比較回路である。第1図中のV1〜V4は各
点での対グランド電圧であり、その電圧波形は第2図に
示される。第1図において第2図(a)の如き雑音の重畳
されたパイロット信号が端子1より入力されると、包絡
線検波をされた後第2図(b)の如き出力電圧V2が得られ
る。この出力電圧を時定数をもつ最小電圧保持回路へ入
力する事により、第2図(c)の如き出力電圧V3が得られ
る。この電圧を比較回路4において第2図(c)の破線で
示された基準電圧と比較することにより、端子2より、
判定出力電圧V4が送出される。
号入力端子、2はパイロット信号の有無の判定出力端
子、3は包絡線検波回路、4は適当な時定数をもつ最小
電圧保持回路、5は基準電圧と入力電圧を比較し判定出
力を送出する比較回路である。第1図中のV1〜V4は各
点での対グランド電圧であり、その電圧波形は第2図に
示される。第1図において第2図(a)の如き雑音の重畳
されたパイロット信号が端子1より入力されると、包絡
線検波をされた後第2図(b)の如き出力電圧V2が得られ
る。この出力電圧を時定数をもつ最小電圧保持回路へ入
力する事により、第2図(c)の如き出力電圧V3が得られ
る。この電圧を比較回路4において第2図(c)の破線で
示された基準電圧と比較することにより、端子2より、
判定出力電圧V4が送出される。
第3図は、本発明の一実施例であり、包絡線検波回路3
はダイオードX1、コンデンサC1および抵抗R1から
構成されており、また、最小電圧保持回路4はダイオー
ドX2、コンデンサC2および抵抗R2から構成され、
比較回路5はオペアンプIC、および基準電圧Eを発生
する電源から構成されている。
はダイオードX1、コンデンサC1および抵抗R1から
構成されており、また、最小電圧保持回路4はダイオー
ドX2、コンデンサC2および抵抗R2から構成され、
比較回路5はオペアンプIC、および基準電圧Eを発生
する電源から構成されている。
また第4図のように、包絡線検波回路3′と最小電圧保
持回路4との間にインピーダンス変換回路またはバッフ
ァ用増幅器6をそう入する事も考えられる。第4図の包
絡線検波回路3′はダイオードX1,X3、コンデンサ
C1,C3および抵抗R1から構成される。
持回路4との間にインピーダンス変換回路またはバッフ
ァ用増幅器6をそう入する事も考えられる。第4図の包
絡線検波回路3′はダイオードX1,X3、コンデンサ
C1,C3および抵抗R1から構成される。
また、最小電圧保持回路の例として第5図、6図の如き
回路が考えられ、X4はダイオード、R3は抵抗であ
り、その他の素子は第3図または第5図と同じである。
回路が考えられ、X4はダイオード、R3は抵抗であ
り、その他の素子は第3図または第5図と同じである。
以上説明したようにパイロット検出回路においてランダ
ム雑音の重畳されたパイロット信号が入力された場合、
本発明回路を用いることにより、比較回路の前で、大き
な尖頭値をもつパルス状の雑音を除去することができ、
それにより、パイロット検出誤りを低減する事ができ
る。また本発明は最小電圧保持回路を使用するために、
パイロット信号有りから断の状態になる際の検出時間
も、従来のものとほぼ同等の速さが得られる。
ム雑音の重畳されたパイロット信号が入力された場合、
本発明回路を用いることにより、比較回路の前で、大き
な尖頭値をもつパルス状の雑音を除去することができ、
それにより、パイロット検出誤りを低減する事ができ
る。また本発明は最小電圧保持回路を使用するために、
パイロット信号有りから断の状態になる際の検出時間
も、従来のものとほぼ同等の速さが得られる。
第1図は本発明の実施例のブロック図、第2図は第1図
の各点での電圧波形、第3図は本発明の第1の具体的な
回路例、第4図は本発明の第2の具体的な回路例、第5
図および第6図は最小電圧保持回路の回路図例である。 1……パイロット信号入力端子、2……判定電圧出力端
子、3……包絡線検波回路、4……適当な時定数τをも
つ最小電圧保持回路、5……比較回路、6……バッファ
用増幅器、C1〜C3……コンデンサ、R1〜R3……
抵抗、X1〜X4……ダイオード、IC……オペアン
プ、E……基準電圧、V1……入力電圧波形、V2……包
絡線検波出力電圧、V3……最小電圧保持回路出力電
圧、V4……判定出力電圧。
の各点での電圧波形、第3図は本発明の第1の具体的な
回路例、第4図は本発明の第2の具体的な回路例、第5
図および第6図は最小電圧保持回路の回路図例である。 1……パイロット信号入力端子、2……判定電圧出力端
子、3……包絡線検波回路、4……適当な時定数τをも
つ最小電圧保持回路、5……比較回路、6……バッファ
用増幅器、C1〜C3……コンデンサ、R1〜R3……
抵抗、X1〜X4……ダイオード、IC……オペアン
プ、E……基準電圧、V1……入力電圧波形、V2……包
絡線検波出力電圧、V3……最小電圧保持回路出力電
圧、V4……判定出力電圧。
Claims (1)
- 【請求項1】包絡線検波手段と、その検波出力電圧を基
準電圧回路と比較する比較回路とにより構成されるパイ
ロット検出回路において、前記包絡線検波手段が包絡線
検波回路と、これに接続され前記包絡線検波回路の時定
数に対して十分大きな時定数をもつ最小電圧保持回路と
により構成されることを特徴とするパイロット検出回
路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3382685A JPH063473B2 (ja) | 1985-02-22 | 1985-02-22 | パイロツト検出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3382685A JPH063473B2 (ja) | 1985-02-22 | 1985-02-22 | パイロツト検出回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61193077A JPS61193077A (ja) | 1986-08-27 |
JPH063473B2 true JPH063473B2 (ja) | 1994-01-12 |
Family
ID=12397292
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3382685A Expired - Lifetime JPH063473B2 (ja) | 1985-02-22 | 1985-02-22 | パイロツト検出回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH063473B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0448711U (ja) * | 1990-08-29 | 1992-04-24 |
-
1985
- 1985-02-22 JP JP3382685A patent/JPH063473B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61193077A (ja) | 1986-08-27 |
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