JPH06347165A - 乾燥炉 - Google Patents

乾燥炉

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Publication number
JPH06347165A
JPH06347165A JP13433193A JP13433193A JPH06347165A JP H06347165 A JPH06347165 A JP H06347165A JP 13433193 A JP13433193 A JP 13433193A JP 13433193 A JP13433193 A JP 13433193A JP H06347165 A JPH06347165 A JP H06347165A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
drying furnace
adhesive
circuit board
printed circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP13433193A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Amano
正明 天野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP13433193A priority Critical patent/JPH06347165A/ja
Publication of JPH06347165A publication Critical patent/JPH06347165A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/22Secondary treatment of printed circuits
    • H05K3/227Drying of printed circuits

Landscapes

  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Manufacture Of Switches (AREA)
  • Push-Button Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 印刷配線板にラバーコンタクトを接着するた
めの乾燥炉であって、小型でエネルギー効率がよく、し
かも、しわの発生するおそれのない乾燥炉を提供する。 【構成】 電気ヒーター1による熱を先に加え、ある程
度全体の温度が高くなったところでマグネトロン5によ
るマイクロ波を加え、接着剤の部分のみを接着に必要な
温度まで局部的に加熱し、乾燥させる。その後、乾燥室
の出口において、冷却ファン6によりマグネトロン5を
冷却した風が送られ、さらに、冷却ファン4により室温
まで冷却される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パーソナルコンピュー
タ、ワープロ、FAXなどの電子機器に使用されるキー
ボードの製造装置に関し、特に、ポリエステルフィルム
などからなるシート状の印刷配線板にラバーコンタクト
を接着するための乾燥炉に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ラバーコンタクト型のキーボード
は、図3に示されるように、PET(ポリエチレンテレ
フタレート)などからなるシート状の印刷配線板2に、
シリコーン系の熱硬化型接着剤7を用いて、ラバーコン
タクト8を接着するようにしており、このための乾燥炉
は、図4に示されるような、電気ヒーター1を利用した
ものが主に利用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この電
気ヒーターを利用した乾燥炉は設備が大型になり、特に
大量生産を目的としたコンベア式の直線炉においては、
大きなスペースを必要とする。
【0004】また、効率という点においては、接着剤の
みを熱により乾燥させるのであるが、ラバーコンタクト
を装着した印刷配線板全体を熱するため多くの熱量を必
要とする。
【0005】これを解決するため、マイクロ波などの高
周波加熱による乾燥炉が考えられるが、高周波加熱のみ
による加熱では、接着剤の部分のみが熱せられる(印刷
配線板やラバーコンタクトよりも接着剤の電波吸収率が
高い)ため、周りとの温度差でシートがしわになり易
い。
【0006】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、小型でエネルギー消費量が少な
く、しかも、しわの発生するおそれのない乾燥炉を提供
することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の乾燥炉は、高周波と熱とを併用する乾燥炉と
するが、同時に加えれば接着剤の方が先に熱くなり、印
刷配線板の接着剤のついている部分と他の部分とで温度
差ができ、その境界面がしわになり易い。このため、本
発明では、熱を先に加え、ある程度全体の温度が高くな
ったところで高周波を加える構成としている。
【0008】また、乾燥炉の出口では次の工程に移すた
め温度を室温まで冷却しなければならないが、急激に冷
やすと、熱容量の大きいところと小さいところとで温度
差ができ、加熱する場合と同様しわになり易い。これを
防止するため、低温の熱風により冷却する必要がある
が、本発明では、高周波発生器の冷却風を利用するよう
にしている。
【0009】
【作用】上記の構成を有する本発明の乾燥炉は、高周波
と熱とを併用することにより、従来の電気ヒーターのみ
による乾燥炉に比べ、接着剤の温度を所定の温度まです
みやかに上昇させることができ、しかも、その併用にあ
たっては、熱を先に加え、ある程度全体の温度が高くな
ったところで高周波を加えるようにしているので、印刷
配線板の接着剤のついている部分と他の部分との温度差
を小さくして、しわの発生を防ぐことができる。また、
乾燥炉の出口では、高周波発生器の冷却風を利用して室
温まで徐々に冷却することができ、熱容量の大きいとこ
ろと小さいところとで温度差の発生を小さくして、しわ
の発生を防ぐことができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図1、
図2を参照して説明する。
【0011】図1は乾燥炉の概略構成を示す図であり、
接着剤7を塗布したラバーコンタクト8が印刷配線板2
の所定の位置に装着された状態で、コンベア3の入口か
ら投入される。電気ヒーター1を内蔵した乾燥室内は、
約70℃に設定されており、印刷配線板2が設定温度に
なったところで、マグネトロン(高周波発生器)5によ
り高周波(マイクロ波)が加えられる。マグネトロン5
の出力は、接着剤7が規定の温度になるよう設定され
る。コンベア3のスピードに応じて、マグネトロン5の
出力を調節し、必要があれば複数個のマグネトロン5を
設置するようにしてもよい。
【0012】なお、電気ヒーター1のみが設けられてい
る乾燥室の部分と、高周波(マイクロ波)が加えられる
乾燥室の部分との間には、たとえば、すだれ状のシール
を設けるなどして、コンベア3上の印刷配線板2の通過
を許容するが、高周波(マイクロ波)は遮へいできるよ
うにする。
【0013】乾燥室の出口には、冷却ファン6によりマ
グネトロン5を冷却した風が送られる。この冷却風は、
冷却ファン6の風量を調整して、60〜70℃程度の温
風となるようにする。これにより、印刷配線板2が徐々
に冷却され、さらに、冷却ファン4により室温まで冷却
される。
【0014】図2は、本実施例の乾燥炉におけるコンベ
ア3上の温度分布を示すもので、t1,t2はそれぞれ
約140℃、約70℃に設定されている。すなわち、シ
ート状の印刷配線板2が、PET(ポリエチレンテレフ
タレート)などのポリエステルフィルムからなる場合
は、特に熱収縮率が大きいので、高周波によって温度が
高くなる接着剤7の部分と、他の高周波により熱せられ
ない部分の温度差がなるべく少ない方がよく、その温度
差が70〜80℃程度におさまるように、電気ヒーター
1によって、あらかじめ60〜70℃程度に加熱され、
その後、高周波によって接着剤7の部分のみを、接着に
必要な温度(140℃程度)まで局部的に加熱される。
その後、60〜70℃程度のマグネトロン冷却風によっ
て徐々に冷却され、さらに、室温まですみやかに冷却さ
れる。
【0015】なお、本実施例の乾燥炉は、電気ヒーター
1とマグネトロン5とを常時作動させておき、コンベア
3の入口から投入された印刷配線板2に対して電気ヒー
ター1による熱を加えてから、マグネトロン5による高
周波を加えるようにしているので、たとえば、ロット式
に処理するようにした乾燥炉に比べ、大量の印刷配線板
2を連続的に効率よく処理することができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の乾燥炉は、印刷配線板にラバーコンタクトを接着
するための接着剤に対して、高周波により直接熱を与え
るため、接着に必要な温度になるまでの時間、エネルギ
ーが、従来の電気ヒーターを利用した乾燥炉に比べ少な
くなる。したがって、小型でエネルギー消費量の少ない
効率の良い乾燥炉が提供できる。しかも、高周波を使用
するにあたっては、電気ヒーターなどの熱を先に加え、
ある程度全体の温度が高くなったところで高周波を加え
るようにしているので、印刷配線板の接着剤のついてい
る部分と他の部分との温度差を小さくして、しわの発生
を防ぐことができる。また、乾燥炉の出口では、高周波
発生器の冷却風を利用して室温まで徐々に冷却すること
ができ、熱容量の大きいところと小さいところとで温度
差の発生を小さくして、しわの発生を防ぐことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す乾燥炉の概略構成図で
ある。
【図2】本発明の乾燥炉におけるコンベア上の温度分布
を示す図である。
【図3】ラバーコンタクト付き印刷配線板の構造を示す
図である。
【図4】従来の乾燥炉の概略構成図である。
【図5】従来の乾燥炉におけるコンベア上の温度分布を
示す図である。
【符号の説明】
1 電気ヒーター 2 印刷配線板 3 ベルトコンベア 4 冷却ファン 5 マグネトロン(高周波発生器) 6 マグネトロン用冷却ファン 7 熱硬化型接着剤 8 ラバーコンタクト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷配線板にラバーコンタクトを接着す
    るための乾燥炉において、熱を加えてから高周波を加え
    るようにしたことを特徴とする乾燥炉。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の乾燥炉において、高周波
    発生器の冷却風を乾燥炉の出口に加えるようにしたこと
    を特徴とする乾燥炉。
JP13433193A 1993-06-04 1993-06-04 乾燥炉 Pending JPH06347165A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13433193A JPH06347165A (ja) 1993-06-04 1993-06-04 乾燥炉

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JP13433193A JPH06347165A (ja) 1993-06-04 1993-06-04 乾燥炉

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JPH06347165A true JPH06347165A (ja) 1994-12-20

Family

ID=15125843

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13433193A Pending JPH06347165A (ja) 1993-06-04 1993-06-04 乾燥炉

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008304161A (ja) * 2007-06-11 2008-12-18 Seiko Engineering Kk 紙管の乾燥装置及び紙管の乾燥方法
CN107449264A (zh) * 2017-09-15 2017-12-08 四川宏图普新微波科技有限公司 一种聚四氟乙烯分散树脂颗粒湿料干燥系统及方法
CN109738325A (zh) * 2019-01-23 2019-05-10 西安理工大学 一种测试油墨印刷干燥速率的实验仪器
CN112815684A (zh) * 2021-02-02 2021-05-18 江西春兴新能源有限公司 一种蓄电池固化后极板的连续微波干燥工艺方法

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