JPH07192864A - マイクロウェーブドライヤー用のダミーロード及び反射パワー減少方法 - Google Patents

マイクロウェーブドライヤー用のダミーロード及び反射パワー減少方法

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JPH07192864A
JPH07192864A JP6288238A JP28823894A JPH07192864A JP H07192864 A JPH07192864 A JP H07192864A JP 6288238 A JP6288238 A JP 6288238A JP 28823894 A JP28823894 A JP 28823894A JP H07192864 A JPH07192864 A JP H07192864A
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microwave
power
waveguide
load
paper
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Arthur M Gooray
エム.グーレイ アーサー
Kenneth C Peter
シー.ピーター ケネス
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Original Assignee
Xerox Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マイクロウェーブ発生装置およびマイクロウ
ェーブアプリケータを備えたマイクロウェーブドライヤ
ー用の整合負荷、あるいはダミーロードを提供する。 【構成】 整合負荷80は、向かい合った細い壁162
および164、向かい合った広い壁166および16
8、終端の壁170を備えた導波管160を備えてお
り、これらによってチェンバーが規定されている。この
導波チェンバー内に、焼結された炭化けい素などによる
パワー吸収体が収納されており、上記の壁のいずれかに
はパワー吸収体の放熱用のフィン174あるいは開口1
76が形成されている。さらに、パワー吸収体の前方に
は同調用のスタブが設けられており、マイクロウェーブ
の反射を抑制できるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェットプリン
ターによって付着されたインクの乾燥に関するものであ
り、さらに詳細には、マイクロウェーブドライヤーに用
いられるダミーロードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】基体(サブストレート)が高速で印刷さ
れるとき、乾燥速度は特に問題となる。画像の変形や、
用紙の変形を抑制するためのみならず、出力ローラーで
オフセットが発生しないような早い印刷速度においては
乾燥時間は短くなければならない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ドライヤーは、オフセ
ットおよびしみのない画像を定着でき、画像の乱れ、歪
み、かすれや抹消を防止したり、あるいは抑制した高画
質が得られなければならない。さらにドライヤーは、し
わやカールを抑制したり、防止できることが望ましい。
従来のドライヤーの低い速度の他に、多くのドライヤー
は不均等な乾燥で行っており、その結果、乾燥パターン
も均一ではない。乾燥時間を短くするため、赤外線乾燥
技術が採用されてきた。しかしながら、この方法は、赤
外線を加熱により温度が上昇するので、紙づまりの間に
用紙が変色する原因になる。
【0004】シューラ(Schuller)他に付与さ
れた米国特許第4,754,238号は、ハウジング内
に配置されたマイクロウェーブ吸収材料の中空体を備え
たマイクロウェーブ吸収体について説明している。少な
くとも、一つの入口と一つの出口がガス化された冷却流
体用に設けられており、このガス化された冷却流体が容
器を通過して吸収体によって吸収されたマイクロウェー
ブエネルギーにより発生した熱を運び去る。
【0005】ヒルトン(Hilton)に付与された英
国特許第1,050,493号は、印刷過程で付けられ
たインクを乾燥するために用紙のようなシート材料をマ
イクロウェーブで加熱及び/又は乾燥することが記載さ
れている。この装置は、複数の導波管部を備えており、
その側方には複数のスロットがあり、これらを通って乾
燥するためにシート材料が通過できるようになってい
る。この導波管部は曲がりくねった形状となっている。
この導波管の一方の端にマイクロウェーブ源が取り付け
られており、この導波管の他方の端にロード(負荷)が
取り付けられている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の1つは、マイク
ロウェーブドライヤーにダミーロードが着いていること
である。このマイクロウェーブドライヤーのロード(負
荷)は、導波管チェンバーの形成された導波管を備えて
いる。この導波チェンバー内にパワー吸収体が配置され
ている。さらに、パワー吸収体から熱を伝達可能なよう
に、伝達手段がパワー吸収体と共に設けられている。
【0007】本発明の他の態様は、マイクロウェーブ回
路における反射されたパワーを減少する方法であって、
このマイクロウェーブ回路はマイクロウェーブパワー発
生装置を有しており、このマイクロウェーブパワー発生
装置は、調整可能な同調用のスタブを備えたダミーロー
ドが終端に設けられたマイクロウェーブアプリケータ
(マイクロ波付与装置)と連結されている。発生したマ
イクロウェーブパワーは、マイクロウェーブアプリケー
タを介してダミーロードに印加され、このダミーロード
の温度が上昇する。そして、このダミーロードの温度を
計測し、測定された温度が所定の値に到達したときに、
反射したパワーをほぼ0まで減らすように同調用のスタ
ブを調整する。
【0008】本発明の一態様は、導波管チェンバーの形
成された導波管と、この導波管チェンバー内に設置され
たパワー吸収体と、前記パワー吸収体から熱を伝達する
ために前記パワー吸収体と共に設けられ伝達手段とを有
するマイクロウェーブドライヤー用のダミーロードであ
る。
【0009】本発明の一態様は、マイクロウェーブ回路
における反射されたパワーを減少する方法であって、こ
のマイクロウェーブ回路はマイクロウェーブパワー発生
装置を有しており、このマイクロウェーブパワー発生装
置は、調整可能な同調用のスタブを備えたダミーロード
が終端に設けられたマイクロウェーブアプリケータと連
結されており、前記マイクロウェーブ発生装置によって
マイクロウェーブパワーを発生し、この発生したマイク
ロウェーブパワーを前記マイクロウェーブアプリケータ
を介して前記ダミーロードに印加し、このダミーロード
の温度を上昇させ、前記ダミーロードの温度を計測し、
さらに、この測定された温度が所定の値に到達したとき
に、前記反射したパワーを略0まで減らすように前記同
調用のスタブを調整すること、を含む反射パワー減少方
法である。
【0010】
【実施例】図1に本発明のインクジェットプリンター1
0の概要図を示してある。このインクジェットプリンタ
ー10は給紙トレイ12を有し、その中にはインクジェ
ットプリンター10によって印刷される用紙のストック
としての複数のカットシート14が入っている。これら
の単票用紙14は、給紙トレイ12からピックアップロ
ーラー16によって剥がされ、フィードローラー18に
より用紙移送装置20に送られる。用紙移送装置20
は、複数のローラー24によって動かされる1つ、また
は複数のフィードベルト22によりシート14を印刷部
26の下に移動する。ベルト22は誘電率の低いマイク
ロウェーブパワーを透過する物質で形成されている。プ
リント部26は、用紙幅のインクジェットプリントヘッ
ドを有し、シートがそのプリントヘッドを通過している
際にシート14にインクが付着される。この用紙幅のイ
ンクジェットプリントヘッドはシートと同じ幅に複数の
プリントノズルが直線に配列されており、そのため、シ
ートの全幅にわたってインクが付着される。しかしなが
ら、本発明はタイプライターに非常に近い、画像を形成
するために周期的に、包帯状にシート14を横切って動
くインクジェットプリントヘッドを有するプリンターに
も同様に適用できる。プリント部26はインク供給部と
ページ上へのインクの付着をコントロールするのに必要
な電子機器を有している。
【0011】マイクロウェーブパワーによって加熱され
るように特別に調整されたインクが用いられることが好
ましい。そのようなインクは、それによって熱伝達量が
増加されるようにマイクロウェーブパワーと結合するよ
うにデザインされたコンパウンド(化合物)を含んでい
ることが多い。このようなコンパウンドの1つは液状の
媒体中において、少なくとも1部がイオン化するイオン
化合物である。“マイクロウェーブ乾燥を用いた印刷方
法”というタイトルのゼロックス社に譲渡された米国特
許第5,220,346号に、適したインクの1つ開示
されている。
【0012】シート14が印刷されると、シート14
は、印刷後直ちに、もしくは約5秒あるいはそれ以内
に、用紙移送装置によってマイクロウェーブドライヤー
28に運ばれる。シートは入力スロット30に入り、そ
して、出力スロット32から出てくる。用紙の下(ボト
ム)側を真空とすることを用いたり、あるいは、静止マ
ットを用いたものなどがある移送メカニズムがマイクロ
ウェーブドライヤー28を通して紙を運ぶ。シート14
がマイクロウェーブトライヤー28を通過するとマイク
ロウェーブパワーがシート14に照射され、これによっ
てシートに付着したインクを乾燥する。シート14が十
分に乾燥されると,シートは出力トレイ34に送られ
る。
【0013】コントローラ36は、周知の通り、プリン
ト部26,マイクロウェーブドライヤー28及び用紙移
送装置20を制御する。さらに、インクジェットプロセ
ッサ用の適応ドライヤーコントロールも使用できる。
“インクジェットプロセッサ用の適応ドライヤー”とい
うタイトルのゼロックス社に譲渡された米国特許第5,
214,442号には、そのような適したドライヤーコ
ントロールの1つが開示されている。
【0014】マイクロウェーブドライヤー28は乾燥速
度が速いので、基体(サブストレート)上のインクの余
分な液体は、少しでも吸収される前に印刷されたシート
の表面から蒸発させられる。さらに、ドライヤー28に
生じたマイクロウェーブパワーは、ペーパーサブストレ
ート上のインクの薄い層を効果的に乾燥させるのに十分
大きな電界を発生させる。
【0015】インクジェットプリンター10における画
質の欠陥を抑制するため、インクはプリントヘッド26
からサブストレート上に付着され、そして、印刷された
サブストレートは高速乾燥するようにドライヤー28を
通過する。このサブストレートは毎秒約2インチから2
0インチの範囲、あるいは毎分約10枚から200枚の
速さでドライヤー28を通過するのが好ましい。上述し
たプリンター10において、入口スロット30はプリン
トヘッド26から約3インチ離れた場所に設置される。
用紙スピードが毎秒2から20インチであると、サブス
トレート上にインクが着いてからドライヤーに入るまで
の合計時間は約1.5秒から0.15秒である。このよ
うに、たとえば総乾燥域が6.75インチの曲がりくね
ったドライヤーを用いると、サブストレートは5から
0.5秒でドライヤーから出てくる。
【0016】図2にマイクロウェーブドライヤー28の
一実施例を示してある。マイクロウェーブドライヤー2
8は紙がさらされる電界強度を高めるためのトラベリン
グウェーブ共振器を備えている。トラベリングウェーブ
(進行波)共振器を用いることによって、インクを効果
的に乾燥させるに十分な電界強度が比較的低い電力
(1.5kW未満)のマグネトロンで得られる。さら
に、トラベリングウェーブが用いられているので、定在
波が用いられるより熱の均一性がかなり良く、アプリケ
ータは負荷や紙、さらにインクの着いた量の差によって
はそれほど大きな影響を受けることはない。
【0017】用紙移送機構20は、複数のローラー24
によって搬送される1つ、あるいは複数のベルトにより
マイクロウェーブドライヤー28を通して紙を動かす。
マイクロウェーブドライヤー28はマイクロウェーブを
発生するマイクロウェーブゼネレータ40を備えてい
る。このマイクロウェーブゼネレータ40は、2455
MHzの固定周波数マグネトロンと、この分野の当業者
によく知られているようなマグネトロン電源を有してい
る。このようなマグネトロンは、家庭用のマイクロウェ
ーブオーブン用として一般的に用いられているものであ
り、日本の製造元から廉価に入手可能である。約500
〜1500ワットの出力範囲のマグネトロンゼネレータ
がマイクロウェーブを発生させるために良く用いられ
る。
【0018】図2で判るように、マイクロウェーブゼネ
レータ40は導波管の送り出し部(ランチャー)42に
接続されている。導波管のランチャー42はマグネトロ
ンが効果的に導波管の中に発振できるようにマグネトロ
ンにマウントされたものである。導波管ランチャー42
は断面の変わる部分43を備えている。そして、この断
面の変わる部分43によってランチャー42の出口をサ
ーキュレータ44に接続している。このサーキュレータ
は、第1ポート46,第2ポート48、および第3ポー
トもしくは主導波管フィード(供給部)50を備えてい
る。この第2ポート48は整合負荷52に接続してあ
る。
【0019】サーキュレータ44は幾つかの作動状況の
もとでもマグネトロンの安定した動作を確保するために
用いられている。このサーキュレータは非可逆フェライ
ト装置であって、マイクロウェーブゼネレータ40から
マイクロウェーブアプリケータにパワーを流せるように
してある。整合負荷52はマグネトロン40をダメージ
から守るため反射したパワーを吸収する。整合負荷52
は同調スクリューを有しており、この同調スクリューに
より電圧定在波比(VSWR)の終端が1.02未満と
なるように、この回路の微調整ができるようになってい
る。
【0020】図3に示すように、分岐誘導方向性結合器
60が主導波管フィード50に接続されている。図4に
よりさらに良く判るように、この方向性結合器(カプラ
ー)60は主導波管62と補助導波管64を備えてい
る。この主、および補助導波管は互いに第1,第2およ
び第3の分岐導波管66,68,および70によってそ
れぞれ接続されている。分岐ガイド(分岐道波管)の各
々は誘導する波長の1/4波長の公称長さである。
【0021】主導波管62は第1のアーム72および第
2のアーム74を備えている。また、補助導波管64は
第3のアーム76と第4のアーム78を備えている。パ
ワーが第1のアーム72から主導波管62に流れると、
一部のパワーは分岐導波管66,68および70を通っ
て補助導波管と連結し、また、一部のパワーは第4のア
ーム78から流れだす。第3のアーム76から第4のア
ーム78に向かって補助導波管64の中をパワーが流れ
ると、パワーの一部は主導波管と連結し、第2のアーム
74から流れだす。パワーが主および補助導波管の間で
結合されるパワー、すなわちカップリングの範囲は、分
岐ガイドの寸法によって決定される。一般に、分岐誘導
方向性結合器60は3.0dB結合器であって、以下の
寸法である。a=1.22インチ,b=1.955イン
チ,c=1.620インチ,d=0.920インチ,さ
らに、e=0.523インチ。整合端末あるいは整合負
荷80は第2のアーム74の終端となるように第2のア
ームに連結されている。
【0022】図3に示してある第1の矢印82と第2の
矢印84は、分岐誘導方向性結合器60を通るパワーの
流れを示している。第1の矢印82は、第1のアーム7
2から第4のアーム78を通って曲がりくねったアプリ
ケータ100に入るパワーの流れを示している。第2の
矢印84は、第3のアーム76から第2のアーム74に
入り、さらに、整合末端80に入るパワーの流れを示し
ている。
【0023】図2および図3に示されているように、分
岐誘導方向性結合器60は曲がりくねったアプリケータ
100につながれている。この曲がりくねったアプリケ
ータ100は、第1のマイクロウェーブガイド102を
通して結合器60の第4のアーム78からマイクロウェ
ーブパワーを受け取る。曲がりくねったアプリケータ1
00から出たパワーは、第2のマイクロウェーブガイド
104を通って、結合器60の第3のアーム76に入
る。この第2のマイクロウェーブガイド104に、マイ
クロウェーブの回路を微調整するための調整可能なフェ
イズシフターを取り付けることもできる。
【0024】図2および図3に戻って、曲がりくねった
アプリケータ100は、第1のマイクロウェーブガイド
102と接続された入力106、および第2のマイクロ
ウェーブガイド104と接続された出力108を備えて
いる。また、一枚の紙14が曲がりくねったアプリケー
タ100を通過してスロット110を通って出てくる。
この紙14は、図2には示されていないが、アプリケー
タに反対側から入る。図5に示すように、曲がりくねっ
たアプリケータ100は8つに分岐した曲がりくねった
アプリケータであって、略並行な複数のガイド部分ある
いは分岐120aから120hを備えている。それぞれ
の分岐120は、高さ2.84インチ、幅0.76イン
チである。マイクロウェーブパワーが入力106に入る
と、パワーは第1の分岐120aを最初に、分岐120
hを最後として各ブランチを通過し、出力108まで達
する。この曲がりくねったアプリケータ100の長さ
は、曲がりくねったアプリケータ100および方向性結
合器60によって構成されるトラベリングウェーブの共
振回路の電気的な有効長がガイドする波長の整数倍と等
しくなっている。しかるべき長さに調整されていると、
マイクロウェーブ回路は共振周波数で共振するトラベリ
ングウェーブ回路になる。共振システムを正しく機能さ
せるためには、システム共振周波数とマグネトロン周波
数は±5MHz以内の周波数に整合されなければならな
い。さらに、導波管のランチャー42はシステムの性能
を一回で最適にできるようにチューニング用のスクリュ
ーあるいはフェイズシフターを備えている。
【0025】図5は、結合器60と曲がりくねったアプ
リケータ100を半分にした断面を示してある。カプラ
ー60とガイド106および108は、図示するため
に、曲がりくねったアプリケータ100と同じ平面で示
してある。連続して結合された略並行なガイド区分12
0aから120hの内部は、U字型の接続区分124に
よって結合されており、これも図示してある。それぞれ
のガイド区分120は次の区分と連続しており、部材1
22により部分的に次の区分から分離されている。接続
する区分124は、マイクロウェーブパワーを一つのガ
イド区分から次のガイド区分へパワーの反射や損失が最
小な状態で伝達する。一枚の紙は、先に説明したスロッ
ト110と実質的に同じスロット126を通って入り、
スロット110を通って出る。テフロン(商標)やポリ
テトラフルオロエチレン繊維(ストリング)のようなマ
イクロウェーブを透過する素材から成るペーパーガイド
部材は、曲がりくねったアプリケータ100の上半部の
下側に一方のスロットから他方のスロットまで取り付け
られており、用紙がスロット126からスロット110
へ運ばれるときに、その中に用紙が巻き込まれるのを防
ぐ。さらに、テフロン(商標)は疎水性であり、そのた
めインクの邪魔になるとはない。スロット126とスロ
ット110は共に、図2および図6に示すように口(リ
ップ)部材128に囲まれている。図5には、口の部分
が半分だけ示されている。口用の部材128は、曲がり
くねったアプリケータの上半部の半分と下半部の半分を
含み、ガイドとして取り付けられており、曲がりくねっ
たアプリケータ100からのマイクロウェーブパワーの
漏出を妨げるために閉止装置(チョーク)としての役目
も果たしている。
【0026】マイクロウェーブパワーが、あるガイド区
分から次のガイド区分へ送られるので、各ガイド区分内
で乾燥のために活用できるパワーの量は、ガイド区分1
20aで有効な比較的大きなパワー量からガイド区分1
20hで有効な比較的小さなパワー量に変化する。たと
えば、第1のガイド区分120aにおける電界強度の最
終のガイド区分120hに対する電界強度の比は約2:
1である。
【0027】従って、浸透率の高いインクで印刷された
紙は、スロット120に入れスロット110から出し
て、すぐにインクおよび紙に最大のパワー量が印加され
るようにすることが望ましい。しかし、浸透率の低いイ
ンクで印刷された紙は、インクおよび紙に印加されるマ
イクロウェーブパワーの量が用紙がアプリケータ100
を通過するにつれて増加するようにスロット110に入
れスロット126に出してもよい。初期に多くのパワー
を印加しなければ、用紙はまずガイド区分120hを通
過するので、吸収速度の低いインクは急速に加熱され
ず、用紙の上面に付けられた吸収速度の低いインクによ
る引き起こされる斑点やはねといった画質の欠陥は共に
減り、あるいは防止できる。このように、インクがどん
なタイプであっても最終的な画質は同となる。
【0028】図6は、マニホールド150が曲がりくね
ったアプリケータ100の上に付いたマイクロウェーブ
ドライヤー28を示してある。この実施例では、アプリ
ケータ100は、場所130および131でヒンジによ
って止められており、必要なときに用紙を取り除けるよ
うにその内部へアクセスできるようになっている。この
図では、アプリケータ100およびマニホールド150
が持ち上がった位置にある。そして、マニホールド15
0は紙の上に強制的に温風を送り、循環する温風による
乾燥を行っている。熱風はマグネトロン40および整合
端末80から排気され、送風装置151により強制的に
マニホールド150の中へ送られる。このマニホールド
150はくさび型をしており、ブロワー151から強制
的に送られてきた空気を受け取る部分の高さが、そこか
ら離れた終端の高さより大きくなっている。マニホール
ド150の上面に角度をつけることにより、マニホール
ド150の上に配置されるようなフレームや機械などに
邪魔されることなく、この曲がりくねったアプリケータ
を開けることができる。図7に示すように、曲がりくね
ったアプリケータの上に形成された複数の孔152ある
いはまたスロット153を抜けて温風は通る。さらに、
図7は、曲がりくねったアプリケータの、紙面の湿った
インクの付いた側の上部に位置する側の内部を示してい
る。温風は、孔152およびスロット153を通って用
紙の湿った面に吹き当てられる。ポリスチレンのような
マイクロウェーブを透過する素材でできた複数のマイク
ロウェーブを透過するバッフル154が、空気の流れを
シートに向ける。さらに、エアーは、アプリケータの下
半部の下に位置する真空輸送によって排出される。
【0029】この複数の孔およびスロットは、導波管1
20の中におけるマイクロウェーブの反射や、導波管1
20からのマイクロウェーブの漏出を抑制し、あるいは
防止するサイズとなっている。本実施例においては、こ
れらの孔は直径3mmであり、スロットは幅が3mmで
長さが9mmである。これらの孔およびスロットの他の
組み合わせも可能であるが、スロットにより乾燥用に用
紙に向かうエアーの流れを増大させられることがわかっ
た。
【0030】約850ワットのマグネトロン40のパワ
ー出力と共に、整合負荷およびマグネトロンの固有の無
駄になっている部分から最小約150ワットの熱量が潜
在的にえられる。この整合負荷から得られるパワーの大
きさは、用紙上をインクが覆っている範囲に依存する。
たとえば、覆っている範囲が狭い場合(20%)では、
約250ワットが末端で消散され、覆っている範囲が広
い場合(60%より大)では、整合末端に捨てられるの
は50ワット未満である。このように末端80から得ら
れるエネルギーは一定ではない。
【0031】また、整合末端80で消散されるパワーの
量は、シート14に付着したインクの量、およびカプラ
ー60のタイプに依存する。用紙に付着したインクの量
が毎回既知の量であれば、整合末端80においてパワー
が散逸しないようにシステムを設計することも可能であ
る。そのようなシステムでは、カプラー60がアプリケ
ータ100に必要とされるパワー量をカップルできるよ
う設計でき、余分なパワーが端末80によって吸収され
ない。インクが覆った用紙が整合負荷でない場合は、端
末で吸収され熱量に変換されたマイクロウェーブパワー
は、対流式の乾燥用にリサイクルできる。このように、
インクの覆う領域は広範囲に変化するので、本発明は、
あらゆるタイプの印刷されたシートを幅広く乾燥でき
る。
【0032】インクや紙の負荷によって吸収されなかっ
たパワーは、ダミーロードあるいは整合負荷80により
吸収される。ダミーロードへのパワーの量は、インクや
用紙の負荷によって変わる。たとえば、文章の印刷され
た用紙は、100%覆われた用紙よりもダミーロードへ
のパワーは多くなる。従って、整合負荷は1つで余分な
パワーを広い範囲で吸収するように設計されなければな
らない。また、この負荷は入射パワーのすべて、あるい
は大部分(95%より大、定在波比1.1未満)を吸収
することが重要である。と言うのは、ダミーロードから
反射したパワーにより、例えば、定在波の発生によりシ
ステム性能の最適化が図れなくなるからである。水冷の
整合負荷は、上述の整合負荷としての要求を満たしてい
る。しかしながら、水冷の整合負荷は、定温に維持され
た水を循環させる必要があり、サーマルインクジェット
インクにより印刷された用紙を乾燥させるために用いら
れる低コストのマイクロウェーブシステムにおいて、特
にオフィス環境で使用されるものでは、実用性に欠け
る。
【0033】従って、本発明においては、水冷の整合負
荷を、余分なパワーを吸収し、吸収したパワーを熱とし
て発生し自然対流もしくは強制対流によって消散させる
物質に置き換えてある。また、この選択された吸収物質
は高温に耐えることができ、小型化できるように小さな
熱容量を備えている。
【0034】図8は整合負荷80の1つの形態を示す斜
視図である。整合負荷80は、第1および第2の向かい
合った細い壁162および164と、第1および第2の
向かい合った広い壁166および168を備えた導波管
160を有している。導波管160は、さらに、終端の
壁170を備え、これにより向かい合った細い壁162
および164,向かい合った広い壁166および168
および終端の壁170によるチェンバーが規定されてい
る。導波管160の長さは、前に記載したようにマイク
ロウェーブ回路の要求によって選択されており、マイク
ロウェーブドライヤーが進行波共振マイクロウェーブ回
路として機能するようになっている。マイクロウェーブ
パワーは、規定されたチェンバーの入口172を通って
導波管160に入る。
【0035】図8に示すように、複数のフィン174が
向かい合った広い壁166および168に付けられ、導
波管の内部からフィンに伝達された熱を受けとる。これ
らの複数のフィン174は別の部品として製造して向か
い合った広い壁の外面に取り付けられても良いし、ある
いは向かい合った広い壁の一部として形成しても良い。
フィン174のほかに、複数のスロットや開口176が
向かい合った細い壁162および164それぞれに形成
されている。同調用のスタブ178が、導波管160の
入口172に配置されている。これらのフィン174
は、熱放散を高めるよう導波管の外壁から延びるように
取りつけられた複数のコーン型や円筒形の部材に置き換
えることも可能である。同様に、開口はスロットの代わ
りに丸い孔であっても良い。フィン,突き出る部材,ホ
ールおよびスロットのいかなる組み合わせも可能であ
る。
【0036】整合負荷80は、導波管160内部に位置
するパワーの吸収体を内蔵している。このパワーの吸収
体は、損失率の高いものである。このパワーの吸収体の
誘電損失タンジェッントは0.01から0.1の範囲に
あり、あるいは、パワー吸収体の比誘電率は20を超え
るオーダーでなければならない。導波管160のチェン
バー内に位置するパワー吸収体は、インクや紙の負荷で
吸収できなかった全ての余分なパワーを吸収する。余分
なパワーを受け取ると、エネルギー吸収体は熱を発生す
る。エネルギー吸収体から除去された熱はフィン174
へ伝わり、かつ開口を通過する。
【0037】図9は、本発明において用いられているパ
ワー吸収体の一つの斜視図である。図9に示したパワー
吸収体は、階段状となった負荷(ロード)180であり
ステップテーパとしても知られている。階段状となった
ロード180は、第1のステップもしくは第1の平らな
部分182と、第2のステップもしくは第2の平らな部
分184を備えている。この階段状となったロード18
0は、導波管160のチェンバー内に位置し、第1の面
186と第2の面188は入口172を通って導波管1
60に入ってくるマイクロウェーブパワーの通路内にあ
る。背面190は、終端の壁170の内側に接してい
る。
【0038】階段状となったロード180は、炭化けい
素で形成されている。焼結された炭化けい素は、鋳造さ
れた炭化けい素より階段状となったロードに用いるのに
好ましい素材であることがわかっている。鋳造された炭
化けい素は、セメントのようなものである。しかし、焼
結された炭化けい素は、高温で鋳型に注入されてから焼
かれる。焼結された炭化けい素は、他のテストされた物
質より良いロードとなることが判明していいる。炭化け
い素は、膨張したり分解したりせずに高温まで加熱でき
る点で優れている。ステップテーパとして、炭化けい素
という素材の電気特性は広い温度範囲にわたって良く安
定している。本発明のもう一つの態様は、炭化けい素に
様々なサイズの細孔を構成できることである。小さな細
孔は、自然対流による冷却方法で用いられ、大きな細孔
は強制対流による冷却方法で用いられる。このパワー吸
収体はフェロー社(Ferro Corporation, Filtros Pland
Division, East Rochester, New York.)で製造されて
いる。
【0039】階段状となったロード180は、マグネト
ロンの特定周波数において定在波比が1.01より小の
小さな空間で動作するように設計されている。このた
め、階段状となったロード180は、他のパワー吸収体
より好まれており、この用法に用いられる幾つかの数多
くの寸法がある。寸法“a”として示されている階段状
となったロード180の幅は、約2.84インチ、ある
いは2.84インチより若干小さく、導波管160の中
に納まるようになっている。高さ“b”は、ここでは
0.67インチである導波管の幅よりわずかに短くなっ
ている。寸法“c”と付されている第1の面186の高
さは約0.335インチ、あるいは寸法“b”の高さの
半分である。寸法“d”と付されている第1のステップ
部182の露出した部分の長さは、約2.25インチ、
あるいは誘導波長の約4分の1である。寸法“e”と付
されている露出した第2のステップ部の長さは、1イン
チより大きい。寸法“e”の長さは臨界ではないが、オ
ーバーヒートを防ぐために十分な熱容量を得るのに十分
な長さでなければならない。
【0040】図10は導波管の中に設置された階段状と
なったロード180を備えた導波管160の側面を示し
てある。この図で判るように、開口176は、第1のス
テップ部182に沿って配置されており、第2のステッ
プ部184にはなく、これは第2のステップ部184は
導波管160の高さ全体にわたっているためである。導
波管160のサイドエッジに沿った開口の数量は臨界的
なものではないが、このロードを冷却するのに必要とさ
れる冷気の量を得られるように十分な数の開口が必要で
ある。開口は、第2のステップ部の隣まで配置できる。
図示してある本例の開口あるいはスロットの幅“a”は
3mmである。また、隣合った開口あるいはスロット1
76の間隔は約6mmであり、これは寸法“b”として
示されている。
【0041】図11に、ピラミッド型の先細となったパ
ワー吸収体191を示してある。ピラミッド型の先細の
パワー吸収体191も、炭化けい素で形成されており、
焼結された炭化けい素であることが望ましい。ピラミッ
ド型のボディー191は、向かい合って先細となった横
壁192および194と、向かい合って先細となった上
壁および底壁196および198を備えている。先細と
なったこれらの横壁と、先細となった上壁および底壁
は、基部200から延びており、先端202に向かって
細くなっている。寸法“a”として示されている基部の
高さは、約0.67インチ、もしくは導波管160の内
寸である。寸法“b”として示されている基部の総幅は
1.75インチである。また基部は、取り付け穴204
を備えており、基部200が終端の壁170の内面に対
して平らに据えつけられるときに取り付けねじを入れる
ようにピラミッド型のボディー191の中に形成されて
いる。取り付け穴204の位置は基部200の中心から
偏った位置にあり、機械的に都合よくなっており、その
中心は寸法“a”の2分の1、あるいは0.335イン
チっであり寸法“c”で示されている。
【0042】幾つかのピラミッド型の先細となったもの
191がテストされた。基部200の底辺から先端20
2までの“d”として示されている寸法が2.5インチ
から4インチの範囲のいずれかで良い比較的短い長さの
ピラミッド型の先細のもので良い結果が得られることが
判っている。強制対流による冷却により低い水準に温度
が維持されると、ピラミッド型の先細のものは良く機能
する。その基部を終端の壁170の内面の中心に置くこ
とによって、ピラミッド型の先細のもの191によりパ
ワーを良く吸収できる。図11に示すようにピラミッド
型の先細のものを用いると、複数のスロット176を図
8に示すように終端の壁170まで全部にわたって設け
られる。
【0043】自然対流のためスロット176の代わり
に、向かい合った細い壁162および164に追加のフ
ィンを付け足すことも可能である。しかし、負荷80を
程よい温度に保つために自然対流に頼ることは、フィン
174を横切ったりスロット176を通る強制的な空気
を供給する場合ほど満足できるものではない。たとえ
ば、負荷80を横切たり、通過する強制的なエアーを供
給することなしに負荷80に500ワットのパワーを加
えると、負荷80の温度は約500°Fに達することに
なる。このような高温では、ロードは非常に反射し易く
なる。しかし、マイクロウェーブ用のロード80が約5
00ワットのパワーを受けるときは、フィン174を横
切ったり、スロット176を通る強制的なエアーを供給
して温度を200°F前後に下げれば良い。
【0044】図12に、導波管160を通して強制的に
エアーを供給するためのファン206を備えたマイクロ
ウェーブ用のロード80の好ましい実施例を示してあ
る。エアー以外の他の冷却用の流体も、導波管を通して
その冷却用の流体を移動するのに適した部材と共に用い
ることができる。本例で使われているファンはハワード
(HOWARD)の24ボルトDCファンである。このDCファ
ン206は、出口210を介して空気を供給するための
空気取り入れ口208を備えている。出口210は、シ
ュラウドあるいはハウジング214の入口212に結合
されている。ファン206およびハウジング214は、
フィン174に伝達された熱及びスロット176を通過
した熱を取る。ハウジング214は、導波管160を取
り囲んでおり、さらに、出口あるいは排出口216を備
えいる。図12に矢印218によって示すように、エア
ーは入口208から出口210を通ってハウジング21
4の入口212に流れ、導波管160を通り、出口ある
いは排出口216から流れ出る。ハウジング214は、
向かい合った広い壁166および168に取り付けられ
たフィン174を備えた導波管160を取り囲むチェン
バーを形作っている。ハウジング214の第1の部分2
20は、図示するように導波管160の上側のフィンを
取り囲み、図12にわずかな部分だけ見える第2の部分
222は図示するように導波管160の底部に取り付け
られたフィンを取り囲んでいる。作動中は、エアーが大
気から引き込まれ、入口208を通って取り込まれる。
エアーは強制的に送られ、導波管のそれぞれ横に取り付
けられたフィンを横切らされ、また向かい合った細い壁
162および164の個々のスロット176を通され
る。
【0045】ロード80の特性は、ロード80の温度、
特にエネルギー吸収体の温度によって変化する。このた
め、ロード80は、ロードが熱い間に同調用のスタブ1
78で同調されるのが望ましい。従って、どのような紙
が印刷される場合でもその前に、ロード80が作動温度
に温まっている間に、同調スタブ178を調整すること
によってマイクロウェーブドライヤー28を最適にでき
る。ロードが熱い間に同調スタブ178を調整すること
によって、反射パワーはほとんどゼロに減少される。負
荷が熱せられ、反射がゼロに削減されると、進行共振波
回路は最大効率で動作できる。
【0046】強制的にエアーを対流して乾燥するモード
では、導波管160を通過するエアーはパワー吸収体に
よって熱せられる。この熱したエアーは、先に説明した
ように対流して乾燥のためにマニホールド150に排出
口216を接続することにより、個々の用紙を乾燥する
ために導くことができる。
【0047】本発明のさらなる特徴は、エアーシール2
24を提供していることであり、図12に示すように、
これは入口172にエアーシールを形作るように向かい
合った広い壁と向かいあった狭い壁から延びている。こ
のエアーシールは、マイクロウェーブエネルギーを透過
するテフロン(商標)シートの1枚の薄いフィルムであ
る。このエアーシール224は、マイクロウェーブアプ
リケータの残りの部分から入口172を塞いでおり、マ
イクロウェーブアプリケータ内に強制的に送られるエア
ーが入ってしまうことを防止し、これによってフィン1
74を横切たり、スロット176を通るエアーの流れを
維持している。
【0048】
【発明の効果】このように、ここで説明した本発明の特
徴を持ったマイクロウェーブ乾燥装置は、液状のインク
で印刷されることによる用紙の歪みを防止できることは
明白である。マイクロウェーブエネルギーをこのような
インクを搭載したサブストレートに印加することによ
り、しわの形成や、紙を劣化させる他の条件を効果的に
防止できる。さらに、紙やインクのロードによって吸収
されないパワーはすべて効果的に整合負荷によって吸収
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いるのに適したインクジェットプリ
ンターの概略を示す正面図である。
【図2】本発明のマイクロウェーブドライヤーの斜視図
である。
【図3】図2のマイクロウェーブドライヤーの正面図で
ある。
【図4】3つに分岐したカプラーの断面図である。
【図5】3つに分岐したカプラーと、8つのパスの曲が
りくねったアプリケータの断面図である。
【図6】本発明のマイクロウェーブドライヤーとマニホ
ールドの斜視図である。
【図7】乾燥のために暖気を対流できるように穴の開い
た曲がりくねったアプリケータの平面図である。
【図8】マイクロウェーブドライヤー用のダミーロード
の斜視図である。
【図9】階段状となったパワー吸収体の斜視図である。
【図10】マイクロウェーブドライヤー用のダミーロー
ドの側面図である。
【図11】ピラミッド型のパワー吸収体の斜視図であ
る。
【図12】冷却装置を持ったマイクロウェーブドライヤ
ー用のダミーロードの斜視図である。
【符号の説明】
10・・インクジェットプリンター 12・・給紙トレイ 14・・カット紙 16、18、24・・ローラー 20・・用紙移送装置 22・・フィードベルト 26・・印刷部 28・・マイクロウェーブドライヤー 30・・入力スロット 32・・出力スロット 40・・マイクロウェーブゼネレータ 42・・ランチャー 44・・サーキュレータ 52・・整合負荷 60・・カプラー 80・・整合端末(整合負荷) 100・・アプリケータ 160・・導波管 172・・導波チェンバーの入口 174・・放熱用のフィン 176・・開口 178・・同調用のスタブ 180・・パワー吸収体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導波管チェンバーの形成された導波管
    と、この導波管チェンバー内に設置されたパワー吸収体
    と、前記パワー吸収体から熱を伝達するために前記パワ
    ー吸収体と共に設けられ伝達手段とを有するマイクロウ
    ェーブドライヤー用のダミーロード。
  2. 【請求項2】 マイクロウェーブ回路における反射され
    たパワーを減少する方法であって、このマイクロウェー
    ブ回路はマイクロウェーブパワー発生装置を有してお
    り、このマイクロウェーブパワー発生装置は、調整可能
    な同調用のスタブを備えたダミーロードが終端に設けら
    れたマイクロウェーブアプリケータと連結されており、
    前記マイクロウェーブ発生装置によってマイクロウェー
    ブパワーを発生し、 この発生したマイクロウェーブパワーを前記マイクロウ
    ェーブアプリケータを介して前記ダミーロードに印加
    し、このダミーロードの温度を上昇させ、 前記ダミーロードの温度を計測し、さらに、 この測定された温度が所定の値に到達したときに、前記
    反射したパワーを略0まで減らすように前記同調用のス
    タブを調整すること、 を含む反射パワー減少方法。
JP6288238A 1993-11-30 1994-11-22 マイクロウェーブドライヤー用のダミーロード及び反射パワー減少方法 Pending JPH07192864A (ja)

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