JPH06347068A - 換気モード対応式換気扇 - Google Patents
換気モード対応式換気扇Info
- Publication number
- JPH06347068A JPH06347068A JP13848193A JP13848193A JPH06347068A JP H06347068 A JPH06347068 A JP H06347068A JP 13848193 A JP13848193 A JP 13848193A JP 13848193 A JP13848193 A JP 13848193A JP H06347068 A JPH06347068 A JP H06347068A
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- JP
- Japan
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- door
- ventilation
- ventilating fan
- condition
- sensor
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 住宅の個々の居室毎の換気システムにおい
て、それぞれの開口部の開放状態での換気扇稼働による
電力エネルギの無駄な消費を自動的に防止するための換
気モード対応式換気扇構造を提供する。 【構成】 このため、各居室の例えば窓サッシ等の建具
枠の上部に、開閉戸2または2aの開閉状態を検知する
ためのセンサS,Saまたはマイクロスイッチ等を配設
し、その検知出力信号により換気扇Fのオフ/オンを制
御するよう構成した。
て、それぞれの開口部の開放状態での換気扇稼働による
電力エネルギの無駄な消費を自動的に防止するための換
気モード対応式換気扇構造を提供する。 【構成】 このため、各居室の例えば窓サッシ等の建具
枠の上部に、開閉戸2または2aの開閉状態を検知する
ためのセンサS,Saまたはマイクロスイッチ等を配設
し、その検知出力信号により換気扇Fのオフ/オンを制
御するよう構成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、住宅のベース換気、
特に、例えば扉等の開口部による自然換気モードと、換
気扇による強制換気モードとを合理的に組合わせるため
の換気モード対応式換気扇に関するものである。
特に、例えば扉等の開口部による自然換気モードと、換
気扇による強制換気モードとを合理的に組合わせるため
の換気モード対応式換気扇に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の一般住宅における換気は、独立し
て設けられた例えばキッチン、浴室、トイレ等の各換気
扇と、外壁に面する居室に設けられた給気孔との組合わ
せにより、個々に独立して運転稼働する形式が一般的で
あった。
て設けられた例えばキッチン、浴室、トイレ等の各換気
扇と、外壁に面する居室に設けられた給気孔との組合わ
せにより、個々に独立して運転稼働する形式が一般的で
あった。
【0003】これに対して近年、各居室毎あるいは局所
換気の必要性に応じて、例えば、窓サッシ等の建具に組
込んだ換気扇も商品化され、また個々の居室毎に行う熱
交換換気方式もある。しかしながら上記建具組込み式換
気装置の場合は、つぎのような問題点があった。
換気の必要性に応じて、例えば、窓サッシ等の建具に組
込んだ換気扇も商品化され、また個々の居室毎に行う熱
交換換気方式もある。しかしながら上記建具組込み式換
気装置の場合は、つぎのような問題点があった。
【0004】1)開口部の戸や扉等を開放した状態と無
関係に換気扇が稼働するため、そのエネルギーが無駄と
なる。また、 2)戸を開放すると同時に換気扇の運転が停止しないの
で、それ用のスイッチが必要であり、その都度煩しいス
イッチ操作をしなければならない、など。
関係に換気扇が稼働するため、そのエネルギーが無駄と
なる。また、 2)戸を開放すると同時に換気扇の運転が停止しないの
で、それ用のスイッチが必要であり、その都度煩しいス
イッチ操作をしなければならない、など。
【0005】本発明は、以上のような局面にかんがみて
なされたもので、個々の居室毎の換気システムにおい
て、それぞれの開口部の開放状態での換気扇稼働による
エネルギの無駄な損失を自動的に防止すると共に、各開
口部の開閉動作の度にそのそのためのスイッチ操作等を
不要とする手段の提供を目的としている。
なされたもので、個々の居室毎の換気システムにおい
て、それぞれの開口部の開放状態での換気扇稼働による
エネルギの無駄な損失を自動的に防止すると共に、各開
口部の開閉動作の度にそのそのためのスイッチ操作等を
不要とする手段の提供を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、本発明におい
ては、この種の換気モード対応式換気扇を、住宅の開口
部建具枠に、その戸の開/閉状態を検知するためのセン
サ手段を配設し、その検知出力によりそれぞれ換気扇の
オフ/オン制御を行うよう構成することにより、前記目
的を達成しようとするものである。
ては、この種の換気モード対応式換気扇を、住宅の開口
部建具枠に、その戸の開/閉状態を検知するためのセン
サ手段を配設し、その検知出力によりそれぞれ換気扇の
オフ/オン制御を行うよう構成することにより、前記目
的を達成しようとするものである。
【0007】
【作用】以上のような本発明構成により、戸を開放した
自然換気モード時には、換気扇の稼働が自動的に停止さ
れ、一方、戸の閉鎖状態においては換気扇稼働による強
制換気が可能となり、前記自然換気モード時の無駄な電
力エネルギーの消費を防止すると共に、その都度のスイ
ッチ操作やそれ用の配線等の必要性等が解消される。
自然換気モード時には、換気扇の稼働が自動的に停止さ
れ、一方、戸の閉鎖状態においては換気扇稼働による強
制換気が可能となり、前記自然換気モード時の無駄な電
力エネルギーの消費を防止すると共に、その都度のスイ
ッチ操作やそれ用の配線等の必要性等が解消される。
【0008】
【実施例】以下に本発明を実施例に基づいて説明する。
図1に、本発明に係る換気装置が建具と一体の場合の一
実施例の正面図、図2に、図1のA−A断面拡大斜視図
を示す。
図1に、本発明に係る換気装置が建具と一体の場合の一
実施例の正面図、図2に、図1のA−A断面拡大斜視図
を示す。
【0009】(構成)図1,2において、1は建物外壁
W側に面する居室に設けられた建具としての窓サッシの
カーテンボックス部、2は、開口部に配設された引違い
戸で、その片方を開いた状態を示す。3は、左右一対の
カーテンで、カーテンボックス1内の平行する一対のカ
ーテンレール4から懸重されている。5は、天井C部の
内装壁で、その下部にカーテンボックス1が配設され、
その内部には換気扇Fを内蔵した換気通路6が形成され
ている。
W側に面する居室に設けられた建具としての窓サッシの
カーテンボックス部、2は、開口部に配設された引違い
戸で、その片方を開いた状態を示す。3は、左右一対の
カーテンで、カーテンボックス1内の平行する一対のカ
ーテンレール4から懸重されている。5は、天井C部の
内装壁で、その下部にカーテンボックス1が配設され、
その内部には換気扇Fを内蔵した換気通路6が形成され
ている。
【0010】換気通路6の外壁W側端部の給気口部には
換気フード7を備え、また室内側端部にには、室内向け
換気(排気)口グリル8が、また一対のカーテンレール
4の中間部には、カーテン3内への換気(排気)口9が
下向に開口している。室内向け換気口グリル8と換気口
9との中間には、ダンパ10が配設され、換気流をこれ
ら各換気口8/9のいずれかに切換え可能に構成されて
いる。
換気フード7を備え、また室内側端部にには、室内向け
換気(排気)口グリル8が、また一対のカーテンレール
4の中間部には、カーテン3内への換気(排気)口9が
下向に開口している。室内向け換気口グリル8と換気口
9との中間には、ダンパ10が配設され、換気流をこれ
ら各換気口8/9のいずれかに切換え可能に構成されて
いる。
【0011】この実施例の特徴は、引違い戸2の開/閉
状態を検知するためのセンサSを、開閉を普段に行う側
の戸2の建具枠の上部レール部に近接して設け、その検
出信号を、配線11を介して換気扇Fの電源スイッチま
たは制御部へ送り、‘開’状態、すなわち自然換気モー
ド時には換気扇Fをオフし、‘閉’状態、すなわち強制
換気可能モード時には、オン対応状態に接続するように
構成したことにある。なお、このセンサ手段は、各種の
近接スイッチ、もしくはマイクロスイッチ等であっても
差支えないことはもちろんである。
状態を検知するためのセンサSを、開閉を普段に行う側
の戸2の建具枠の上部レール部に近接して設け、その検
出信号を、配線11を介して換気扇Fの電源スイッチま
たは制御部へ送り、‘開’状態、すなわち自然換気モー
ド時には換気扇Fをオフし、‘閉’状態、すなわち強制
換気可能モード時には、オン対応状態に接続するように
構成したことにある。なお、このセンサ手段は、各種の
近接スイッチ、もしくはマイクロスイッチ等であっても
差支えないことはもちろんである。
【0012】(他の実施例)なお、図1,2は、換気扇
Fを含む換気装置が、カーテンボックス1に内蔵されて
一体化された事例を示したが、図3に示すように、換気
扇Fが建具と離れて独立に配設されている場合など、片
方の戸2の開閉を検知するためのセンサSまたは、両方
の戸の開閉を検知するためのセンサSa(破線で示す)
のいずれを設けるようにしてもよい。
Fを含む換気装置が、カーテンボックス1に内蔵されて
一体化された事例を示したが、図3に示すように、換気
扇Fが建具と離れて独立に配設されている場合など、片
方の戸2の開閉を検知するためのセンサSまたは、両方
の戸の開閉を検知するためのセンサSa(破線で示す)
のいずれを設けるようにしてもよい。
【0013】また、以上は、いずれも引違い戸2の場合
について説明したが、図4は、戸の形式が蝶番式の開き
戸2aである場合の事例のセンサS配設位置の一例を示
したものである。
について説明したが、図4は、戸の形式が蝶番式の開き
戸2aである場合の事例のセンサS配設位置の一例を示
したものである。
【0014】さらにまた、以上の各実施例は、センサS
によって、戸2の開閉動作に応じて直接換気扇Fをリア
ルタイムでオフ/オン制御する事例を示したが、臨時的
もしくは一時的の戸の開閉の都度、リアルタイムで上記
作動が行われると却って煩瑣であるため、例えば図5
に、その制御手段シーケンスフローの一例を示すよう
に、戸の開閉接続時間が上記煩瑣感を伴わない程度の任
意の一定時間Tを定め、図示ステップS1〜S5の手順
により所定時間T毎にセンサSで検知するようにしても
よい。この手順は図により自明であるため、逐次説明は
省略する。
によって、戸2の開閉動作に応じて直接換気扇Fをリア
ルタイムでオフ/オン制御する事例を示したが、臨時的
もしくは一時的の戸の開閉の都度、リアルタイムで上記
作動が行われると却って煩瑣であるため、例えば図5
に、その制御手段シーケンスフローの一例を示すよう
に、戸の開閉接続時間が上記煩瑣感を伴わない程度の任
意の一定時間Tを定め、図示ステップS1〜S5の手順
により所定時間T毎にセンサSで検知するようにしても
よい。この手順は図により自明であるため、逐次説明は
省略する。
【0015】また、これと同一の目的で、戸の開閉検知
は常時行い、換気扇F制御開始に適当な遅延時間を設け
るようにしても差支えない。
は常時行い、換気扇F制御開始に適当な遅延時間を設け
るようにしても差支えない。
【0016】なお、以上の各実施例は、いずれも建具が
窓サッシである場合について説明したが、本発明はこれ
のみに限定されるものでなく、他の開口部建具であって
も適用し得ることはもちろんである。
窓サッシである場合について説明したが、本発明はこれ
のみに限定されるものでなく、他の開口部建具であって
も適用し得ることはもちろんである。
【0017】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、居室の戸や窓等の開閉状態に応じて、自然換気モー
ドと強制換気モードとが合理的に切換えられて、開放状
態で換気扇を稼働する等の無駄なエネルギー消費を自動
的に防止し得ると共に、居住者がその都度スイッチ操作
等を行う必要性をなくすることができる。
ば、居室の戸や窓等の開閉状態に応じて、自然換気モー
ドと強制換気モードとが合理的に切換えられて、開放状
態で換気扇を稼働する等の無駄なエネルギー消費を自動
的に防止し得ると共に、居住者がその都度スイッチ操作
等を行う必要性をなくすることができる。
【図1】 一実施例の正面図
【図2】 図1のA−A断面拡大斜視図
【図3】 他のセンサ配線位置図例
【図4】 開き戸の場合のセンサ配線位置図例
【図5】 換気扇制御手順シーケンスフローチャートの
一例
一例
1 窓サッシ(建具)のカーテンボックス 2 引違い戸 2a 開き戸 6 換気通路 F 換気扇 S,Sa 開閉検知センサ
Claims (1)
- 【請求項1】 住宅の開口部建具枠に、その戸の開/閉
状態を検知するためのセンサ手段を配設し、その検知出
力によりそれぞれ換気扇のオフ/オン制御を行うよう構
成したことを特徴とする換気モード対応式換気扇。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13848193A JPH06347068A (ja) | 1993-06-10 | 1993-06-10 | 換気モード対応式換気扇 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13848193A JPH06347068A (ja) | 1993-06-10 | 1993-06-10 | 換気モード対応式換気扇 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06347068A true JPH06347068A (ja) | 1994-12-20 |
Family
ID=15223090
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13848193A Pending JPH06347068A (ja) | 1993-06-10 | 1993-06-10 | 換気モード対応式換気扇 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06347068A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008001634A1 (fr) * | 2006-06-28 | 2008-01-03 | Panasonic Corporation | Système de ventilation |
-
1993
- 1993-06-10 JP JP13848193A patent/JPH06347068A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008001634A1 (fr) * | 2006-06-28 | 2008-01-03 | Panasonic Corporation | Système de ventilation |
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