JPH0634689U - 疑似立体映像表示装置 - Google Patents

疑似立体映像表示装置

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JPH0634689U
JPH0634689U JP7777692U JP7777692U JPH0634689U JP H0634689 U JPH0634689 U JP H0634689U JP 7777692 U JP7777692 U JP 7777692U JP 7777692 U JP7777692 U JP 7777692U JP H0634689 U JPH0634689 U JP H0634689U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 奥行のある空間を表現して、そこにハーフミ
ラーの映像を重ねる疑似立体映像表示装置を提供するこ
とにある。 【構成】 直方体の後方面14及び側面16両側を内側
に向けてミラーとし、手前面をハーフミラー13とし上
下面にはジオラマ5を配し、該ハーフミラー13の光学
的手前位置に斜めにハーフミラー12を設け、該直方体
とは別に設けた映像表示部10の映像表示面を斜めに設
けた該ハーフミラー12に向けて設け、該ハーフミラー
12によってに映像表示部10に映し出される映像を直
方体内Tに位置させる疑似立体映像表示装置である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ゲームセンターやデパート、遊園地等に設置される疑似立体感を 採用した遊戯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、疑似立体感を無限反射を用いたディスプレイ装置として、矩形の箱枠の 奥面及び四方の枠面をミラー面として、手前面をハーフミラーとし、手前側から 見ると、奥面のミラー面と手前のハーフミラー面で無限空間を作り出すものが知 られ、いたるところで用いられている。 さらに図4に示すごとく実際の物体と平面画像をハーフミラーを用いて合成し 、実物の画像が重なった時の錯覚現象を利用して平面画像に立体感を呼び起こす 装置が知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来では限られた空間に無限の広がりを持ったジオラマとそこに合成される奥 行のある映像を持たせたものはなかった。 そこで、本考案では従来技術をさらに発展させて、従来にない奥行のある空間 を表現して、そこにハーフミラーの映像を重ねる疑似立体映像表示装置を提供す ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
直方体の後方面及び側面両側を内側に向けてミラーとし、手前面をハーフミラ ーとし上下面にはジオラマを配し、該ハーフミラーの光学的手前位置に斜めにハ ーフミラーを設けてある。そして、該直方体とは別に設けた映像表示部の映像表 示面を斜めに設けた該ハーフミラーに向けて設け、該ハーフミラーによってに映 像表示部に映し出される映像を直方体内に位置させる疑似立体映像表示装置とし てある。 さらに疑似立体映像表示装置の筐体前部に模擬銃を傾動自在に設け、映像表示 部に標的映像を映し出して直方体内部に映像を合成し、該映像に模擬銃を向けて 該映像を撃ち、該模擬銃の傾動を検出して銃口の向きと合成した映像の位置が一 致すれば命中映像を映像表示部に映し出す模擬銃遊戯装置とした。
【0005】
【作用】
上記構成による作用を説明すると、観察者は直方体の手前面のハーフミラーと 後面のミラーと両側面のミラーによる直方体内でのミラーによる無限反射映像を 見ることになり、直方体の手前の斜めに設けたハーフミラーで映像表示部からの 映像とを合成してみる。 そして映像表示部に映し出した標的映像を斜めに設けたハーフミラーにより直 方体の無限映像の中に合成して見ることになる。合成された標的を模擬銃で撃つ のである。
【0006】
【実施例】
本考案の疑似立体映像表示装置の一例を図面に基づき詳細に説明すると、図1 は疑似立体映像表示装置を用いた模擬銃遊戯装置である。 模擬銃遊戯装置1は断面が太L字の筐体で、該筐体下側が大人の腰程の高さで 手前に張り出した横長の基台2となっている。該基台前部には均等間隔を隔てて 模擬銃3を複数設け、該基台2の上には大人の頭を越える高さの横長矩形の映像 表示部4となっている。映像表示部4には深海を模したジオラマ5が配置してあ り、該映像表示部4内には虚像Tが浮かんで見え、該映像表示部4の上側はビル ボード部6となっている。該ビルボード部6には各模擬銃3の真上側位置にスコ ア表示部7が設けられている。
【0007】 基台2に設けた各模擬銃3は映像表示部4に銃口4aを向けて銃口4aが映像 表示部4の隅々まで向けられるように筐体にL字型のパイプ8の上端に左右上下 に傾動可能に取り付けられいる。該模擬銃3にはパイプ上端に設けた支持部8a に左右上下の銃口の向きを検出するためボリューム等の図示しない検出部が設け られている。模擬銃3の握り部3bには発射ボタン3cが取り付けられ、遊戯者 9が握り部3bを持って模擬銃3の銃口3aを映像表示部4内に向けて自由に傾 動し、発射ボタン3cを押して模擬銃3を操作することができる。
【0008】 図2には模擬銃遊戯装置の断面図を示す。基台手前には模擬銃3が設けられ、 基台2の内部ではCRT10を上側に向けて設け、該CRT10の上側の基台水 平面にはCRT面に平行に方形のフレネルレンズ11が配され、該フレネルレン ズ11の上側には映像表示部4の高さに方形のハーフミラー12を手前側を上側 に後方側を下側に斜めに設けてある。 ハーフミラー12の水平後方には方形のハーフミラー13が垂設され、該垂設 されたハーフミラー13の後方には該ハーフミラー13と同形のミラー14が該 ハーフミラー13に平行に垂設されている。該ハーフミラー13と該ミラー14 との間はジオラマ5となっている。ジオラマ5はハーフミラー13とミラー14 の上下面部の間に配され深海をモチーフしている。ジオラマ5には裏側からライ ト15によりライトアップされ、ジオラマ5を光学的に演出する。
【0009】 ハーフミラー13とミラー14の左右側面には互いに平行なミラー16、17 がミラー面を内側にして垂設されている。各々のミラーの位置関係は直方体の各 面の位置となっており、ジオラマ5が上面及び下面位置に配された形となってい る。
【0010】 図3に模擬銃遊戯装置の平面図を示すと、基台2手前に傾動自在に設けた模擬 銃3を遊戯者9が把手を握り、該基台2中側に設けたCRT10と該CRT10 の上側に斜めに配置されたハーフミラー12が設けてある。該ハーフミラー12 の後方は方形体空間である。該方形体空間の手前面はハーフミラー13となって おり、後方面は手前側がミラー面のミラーとなって、方形体空間の左右側面は内 側に向けてミラー面のミラー16、17となっている。
【0011】 上記構成の光学系の作用を説明すると、映像表示部4では奥行がハーフミラー 13とミラー14間で無限反射し、横方向の広がりが左右側面のミラー16、1 7間で反射され、奥行と横方向にワイドな疑似空間が広がる。そしてジオラマ5 が上側及び下側に配置されているので、ジオラマ5を照らすライト15が点滅す るとジオラマ5の影が際立ち立体的で怪しい雰囲気のある空間が無限に広がるよ うにハーフミラー12を透過して見えるのである。
【0012】 一方CRT10には標的映像を映し出し、CRT10に映し出された標的映像 はフレネルレンズを介してハーフミラーにて反射して遊戯者の目に映像表示部に 虚像Tとして映っているように見えるのである。フレネルレンズは凸レンズであ り、CRTの標的映像をハーフミラーにてジオラマと合成し虚像Tとして浮かび 上がらせる際に、より奥にあるようにするのである。 ハーフミラー12では映像表示部4からの無限空間にCRT10の標的映像を 合成するので、標的映像の虚像Tは無限空間内の一定空域に表示されるのである 。CRT10に映し出される標的映像をCRT10上で動かすことにより無限空 間に合成される虚像Tが動くことができる。 CRT10は横方向に連接して複数並べることにより、複数のCRT群をひと つのスクリーンとして使い複数のCRTを横断する標的映像を映すことにより、 ハーフミラー12に浮かび上がる虚像は映像表示部4を左右に横断することが可 能である。
【0013】 遊戯者9は深海の無限空間に浮かぶ標的映像の虚像Tを狙って模擬銃3を動か して構え発射ボタン3cを押して虚像Tを射つのである。遊戯者が模擬銃3を動 かすと模擬銃3の傾動部分8aに取り付けた図示しない検出部にて銃口の方向が 把握される。そしてCRT10上に表示されている標的映像が無限空間に虚像T として表示されている向きに模擬銃3の銃口が向いているときに該模擬銃3の発 射ボタン3cを押すと命中した映像がCRT10に映し出され遊戯者9には映像 表示部4に命中した虚像として映るとともにスコア表示部7にスコアが加算され る。 もし模擬銃3の銃口の向きと無限空間に浮かぶ標的映像の虚像Tの位置が一致 しないときは、CRT10上には弾痕を表示し、遊戯者9に弾が外れたことを示 すのである。
【0014】 上記構成ではCRT10は基台2の内部にCRT面を上側にして設けたが、C RTを頭上のビルボード内部にCRT面を下側にして設けてもよく、この場合は ハーフミラー12の傾きは逆にする。 CRTは複数台を連接して横方向に設けてあるが、CRTの代わりにCRT面 面に横長スクリーンを設けて裏側からプロジェクターで映像を投影してもよいし 、液晶画面としてもよい。 また、CRT10とジオラマ5を内部に持つミラー面から構成される方形体の 位置関係を入れ替えてもよく、この場合はCRT面が垂直に取り付けられ、ミラ ー面からなる方形体が上向きに取り付けられるのである。
【0015】 さらに本考案の疑似立体映像表示装置は上記実施例では模擬銃遊戯装置として あるが、これ以外にも模擬銃3を取り去り、CRT10部に魚を映し出し、ジオ ラマ5を近海の岩場にすると広大な水槽内で魚が泳いでいる水族館とすることが でき、さらにこの立体映像表示装置は商品の展示等の広告の分野でも使うことが 可能である。
【0016】
【考案の効果】
上記構成による効果を述べると、限られた大きさの筐体のなかで無限の広がり を持つジオラマと、そこに合成される奥行のある映像により不思議な空間を創る ことができ、観察者に非常に興味のある展示空間を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】疑似立体表示装置を用いた模擬銃遊戯装置であ
る。
【図2】模擬銃遊戯装置の断面図である。
【図3】模擬銃遊戯装置の平面図である。
【図4】従来技術を示す図である。
【符号の説明】
1 模擬銃遊戯装置 2 基台 3 模擬銃 4 映像表示部 5 ジオラマ 6 ビルボード 7 スコア表示部 8 パイプ 9 遊戯者 10 CRT 11 フレネルレンズ 12 ハーフミラー 13 ハーフミラー 14 ミラー 15 ライト 16 ミラー 17 ミラー T 虚像

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直方体の後方面及び側面両側を内側に向
    けてミラーとし、手前面をハーフミラーとし上下面には
    ジオラマを配し、該ハーフミラーの光学的手前位置に斜
    めにハーフミラーを設け、該直方体とは別に設けた映像
    表示部の映像表示面を斜めに設けた該ハーフミラーに向
    けて設け、該ハーフミラーによってに映像表示部に映し
    出される映像を直方体内に位置させることを特徴とする
    疑似立体映像表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、筐体前部に模擬銃を
    傾動自在に設け、映像表示部に標的映像を映し出して直
    方体内部に映像を合成し、該映像に模擬銃を向けて該映
    像を撃ち、該模擬銃の傾動を検出して銃口の向きと合成
    した映像の位置が一致すれば命中映像を映像表示部に映
    し出す模擬銃遊戯装置としたことを特徴とする疑似立体
    映像表示装置。
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