JP3004519U - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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Publication number
JP3004519U
JP3004519U JP1994005666U JP566694U JP3004519U JP 3004519 U JP3004519 U JP 3004519U JP 1994005666 U JP1994005666 U JP 1994005666U JP 566694 U JP566694 U JP 566694U JP 3004519 U JP3004519 U JP 3004519U
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JP
Japan
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image
observer
display device
mirror
half mirror
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1994005666U
Other languages
English (en)
Inventor
卓 市原
裕 村上
雅美 池田
Original Assignee
株式会社電通プロックス
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  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 映像が奥行き感を与えるとともに、映像を前
後方向に移動するように見せることができる表示装置を
提供する。 【構成】 表示装置は、ミラー面またはミラー面の延長
面が平行であるとともに観察者Mの一定の視線方向に対
して一定角度で傾斜し、前記視線方向に間隔をおいて配
置された複数のハーフミラー21、22、23と、映像
面35が観察者M側にあり、ハーフミラー21,22,
23で形成される、映像面35の虚像53が観察者Mの
視界内に入るようにハーフミラー21,22,23ごと
に配置された複数の映像投影装置31,32,33とを
備えている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、動く映像や文字を表示する表示装置に関する。この考案の表示装 置は広告、教育、娯楽などに利用される。
【0002】
【従来の技術】
広告手段として高い宣伝効果を得るために動く展示物、映画、テレビなど動 的要素を含む手段が用いられている。また、授業や講演においても聴講者の理解 を助け、あるいは注意をひくためにも上記のような手段が利用されている。これ らの分野では現在でも更に変化のある多様な表現が可能な表示装置が求められて いる。
【0003】 このような表示装置の一つとして、ビデオモニタ等の映像面をハーフミラーを 用いて反射し動く映像や文字を表示することも行われている。たとえば、特開昭 60−84573号公報で開示された表示装置は、観察者の前方に配置されたハ ーフミラーと、観察者側に配置され、ハーフミラーに映像を投影するための映像 装置と、観察者とは反対側に配置された物体または映像面とを備えている。観察 者側よりハーフミラー面に物体または映像を映して反射像を形成し、ハーフミラ ー越しにハーフミラーの背後に形成した反射像と、物体像または映像面上の映像 をハーフミラー面を通して重ね合わせる。この表示装置では、静止映像と動映像 とを、あるいは動映像と動映像とを自由に組み合わせることができ、多様な映像 を表示することができる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の表示装置では、映像が同一面上に見え、映像に奥行き感が なかった。また、動く映像では映像がハーフミラー面内を動き、観察者に向かっ て前後には移動しないので、興趣を欠いていた。
【0005】 この考案は、映像に奥行き感を与えるとともに、映像を前後に移動するように 見せることができる表示装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案の表示装置は、ミラー面またはミラー面の延長面が平行であるととも に観察者の一定の視線方向に対して一定角度で傾斜し、前記視線方向に間隔をお いて配置された複数のハーフミラーと、映像面が観察者側にあり、ハーフミラー で形成される、映像面の虚像が観察者の視界内に入るようにしてハーフミラーご とに配置された複数の映像投影装置とを備えている。
【0007】 ハーフミラーの傾斜角度は、観察者の視線方向によって決める。たとえば、視 線方向が水平となる表示装置では、ミラー面が水平面に対して45゜となるよう にハーフミラーを配置する。また、観察者の視線方向が水平方向より45゜下方 に向かって傾斜している場合、ミラー面が垂直となるようにハーフミラーを配置 する。ハーフミラー間の間隔は等間隔でなくてもよく、各ハーフミラーに投影す る映像によって間隔を適宜選択する。
【0008】 映像投影装置として、ビデオモニタ、またはビデオプロジェクタ、フィルム映 写装置もしくはスライドプロジェクタのスクリーンなどが用いられる。ハーフミ ラーに投影する映像の内容によっては、1枚のハーフミラーについて複数の映像 投影装置を配置してもよい。
【0009】 また、ハーフミラーの前あるいは後に表示物体を配置してもよい。表示物体と して、広告対象の商品や器具や動植物その他の実物または模型などが、反射像と 重ねられる表示物体として用いられる。
【0010】
【作用】
各映像投影装置により、ハーフミラーのそれぞれに映像を投影する。投影され た映像の虚像が、ハーフミラー面に対して観察者側とは反対側に形成される。各 ハーフミラーの反射像は、一つに合成されて見える。ハーフミラーは観察者の視 線方向に間隔をおいて配置されているので、ハーフミラーに投影された映像は視 線方向に間隔をおいて見え、奥行き観を生じる。また、一つのハーフミラーに映 っている映像が消失すると同時に、その映像が他のハーフミラーに映し出される ように映像を作製すると、映像が前後に移動したように見える。
【0011】
【実施例】
図1〜図3はこの考案の実施例を示すものであり、水族館に似せた表示装置で ある。図1は表示装置の一部断面斜視図、図2は正面図、および図3は縦断側面 図である。
【0012】 暗室11は箱形をしており、内部は仕切り板12、13で上下三つの室15、 16、17に仕切られている。三つの室のうち中央がミラー室15、その上がモ ニタ室16、ミラー室15の下が機器室17となっている。ミラー室15の前面 18に、観察窓19が設けられている。観察窓19は、観察者Mがほぼ水平な視 線でミラー室15の内部をのぞける高さの位置にある。
【0013】 ミラー室15内には、水平面に対して45゜傾斜した3枚のハーフミラー21 、22、13が暗室11の奥に向かって等間隔に配置されている。各ハーフミラ ー21、22、23の反射率および透過率はそれぞれ等しい。
【0014】 モニタ室16内には、ビデオモニタ31、32、33が映像面35を下にして 上段の仕切り板12の上に載っている。ビデオモニタの映像面35が水平でハー フミラー面に向かうようにして、各ハーフミラー21、22、23に2台のビデ オモニタ31、32、33がそれぞれ配置されている。
【0015】 機器室17は、上記各ビデオモニタ31、32、33にそれぞれ接続されたビ デオテープレコーダまたはビデオディスクプレイヤー41、42、43を収納し ている。各ビデオテープレコーダまたはビデオディスクプレイヤー41、42、 43は必要に応じて映像信号の出力が互いに同期するようにコントローラ45で 制御されており、各ビデオモニタ31、32、33にそれぞれ異なる映像信号を 送り出す。
【0016】 下段の仕切り板12の上に砂、小石、海草などの模型51が置かれている。
【0017】 上記のように構成された表示装置において、ビデオモニタ31、32、33は 遊泳する魚の映像53をハーフミラー31、32、33に投影する。観察者Mは 、観察窓寄り、中間そしてその奥の三箇所の位置で魚が遊泳しているように見え るので、映像に奥行きを感じる。また、たとえば第1のハーフミラー31に映っ ている魚の映像53が消失すると同時に、その魚の映像53が第2のハーフミラ ー32に映し出されるように映像を作製すると、魚が観察窓寄りから暗室11の 中間の位置に移動したように見える。
【0018】 図4は、この考案の他の実施例を示している。なお、上記実施例と同様の装置 および部材には同一の参照符号を付け、その詳細な説明は省略する。
【0019】 3枚のハーフミラー21、22、23が、ミラー面を垂直にし、観察者Mの視 線方向に対し、かつ上下に間隔をおいて配置されている。各ハーフミラー21, 22,23に対応してビデオモニタ31、32、33が、映像面35がハーフミ ラー21、22、23に対して観察者M側にあるようにして設けられている。ビ デオモニタ31、32、33は、ハーフミラー21、22、23で形成される、 映像面35の虚像53が観察者Mの視界内に入るように、かつ観察者Mの視線方 向に間隔をおいて形成されるように配置されている。したがって、ハーフミラー に投影された映像に奥行き観を生じる。
【0020】
【考案の効果】
この考案では、ハーフミラーに投影された映像は、観察者の視線方向に間隔を おいて見えるので、映像に奥行き観が生じる。また、映像が前後に移動したよう に見せることができる。したがって、観察者に一層の興趣を与えることができる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例を示すものであり、表示装置
の一部断面斜視図である。
【図2】図1の表示装置の正面図である。
【図3】図1に示す表示装置の縦断側面図である。
【図4】この考案の表示装置の他の実施例を示す側面図
である。
【符号の説明】 11 暗室 12、13 仕切り板 15 ミラー室 16 モニタ室 17 機器室 19 観察窓 21、22、23 ハーフミラー 31、32、33 ビデオモニタ 35 ビデオモニタの映像面 41、42、43 ビデオテープレコーダ(またはビデ
オディスクプレイヤー) 45 コントローラ 51 模型 53 魚の映像 M 観察者

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミラー面またはミラー面の延長面が平行
    であるとともに観察者の一定の視線方向に対して一定角
    度で傾斜し、前記視線方向に間隔をおいて配置された複
    数のハーフミラーと、映像面が観察者側にあり、ハーフ
    ミラーで形成される、映像面の虚像が観察者の視界内に
    入るようにしてハーフミラーごとに配置された複数の映
    像投影装置とを備えた表示装置。
JP1994005666U 1994-05-24 1994-05-24 表示装置 Expired - Lifetime JP3004519U (ja)

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JP1994005666U JP3004519U (ja) 1994-05-24 1994-05-24 表示装置

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JP1994005666U JP3004519U (ja) 1994-05-24 1994-05-24 表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3004519U true JP3004519U (ja) 1994-11-22

Family

ID=43140444

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JP1994005666U Expired - Lifetime JP3004519U (ja) 1994-05-24 1994-05-24 表示装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05103350A (ja) * 1991-10-03 1993-04-23 Sanyo Electric Co Ltd 液晶立体プロジエクタ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05103350A (ja) * 1991-10-03 1993-04-23 Sanyo Electric Co Ltd 液晶立体プロジエクタ

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