JPH06346722A - 消煙マフラ装置 - Google Patents
消煙マフラ装置Info
- Publication number
- JPH06346722A JPH06346722A JP5165199A JP16519993A JPH06346722A JP H06346722 A JPH06346722 A JP H06346722A JP 5165199 A JP5165199 A JP 5165199A JP 16519993 A JP16519993 A JP 16519993A JP H06346722 A JPH06346722 A JP H06346722A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- venturi
- ceramic filter
- ejector
- filter
- carbon
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Processes For Solid Components From Exhaust (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明の目的は、消煙マフラ装置よりセラミ
ックフィルタを取り出すことなく、該フィルタに付着し
たカーボンを除去して清浄に維持できる消煙マフラ装置
を提供するにある。 【構成】 本発明の消煙マフラ装置は、エンジンの排気
マニホルドに接続するものにおいて、アウタケース２内
に配設したベンチュリ９と、ベンチュリ９に一体的に装
着したセラミックフィルタ１０と、ベンチュリ９に開口
するエジェクタ８と、エジェクタ８に接続する高圧空気
給送装置６と、アウタケース２の下部に配設した燃焼室
４とを有してなることを特徴としている。
ックフィルタを取り出すことなく、該フィルタに付着し
たカーボンを除去して清浄に維持できる消煙マフラ装置
を提供するにある。 【構成】 本発明の消煙マフラ装置は、エンジンの排気
マニホルドに接続するものにおいて、アウタケース２内
に配設したベンチュリ９と、ベンチュリ９に一体的に装
着したセラミックフィルタ１０と、ベンチュリ９に開口
するエジェクタ８と、エジェクタ８に接続する高圧空気
給送装置６と、アウタケース２の下部に配設した燃焼室
４とを有してなることを特徴としている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は建設機械等の車両搭載用
の消煙マフラ装置に関する。
の消煙マフラ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】エンジン排気中のカーボンを除去するた
めの消煙マフラ装置において、カーボンはセラミックフ
ィルタに付着しても、高負荷時は排気温度によって自己
燃焼するが、負荷が低く排気温度が高くない場合には燃
焼できずフィルタは目詰りを起す。
めの消煙マフラ装置において、カーボンはセラミックフ
ィルタに付着しても、高負荷時は排気温度によって自己
燃焼するが、負荷が低く排気温度が高くない場合には燃
焼できずフィルタは目詰りを起す。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】セラミックフィルタ１
０に付着したカーボンの除去を容易にすることである。
０に付着したカーボンの除去を容易にすることである。
【０００４】本発明の目的は消煙マフラ装置よりセラミ
ックフィルタを取り出すことなく、該フィルタに付着し
たカーボンを除去して清浄に維持できる消煙マフラ装置
を提供するにある。
ックフィルタを取り出すことなく、該フィルタに付着し
たカーボンを除去して清浄に維持できる消煙マフラ装置
を提供するにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の消煙マフラ装置
は、エンジンの排気マニホルドに接続するものにおい
て、アウタケース２内に配設したベンチュリ９と、ベン
チュリ９に一体的に装着したセラミックフィルタ１０
と、ベンチュリ９に開口するエジェクタ８と、エジェク
タ８に接続する高圧空気給送装置６と、アウタケース２
の下部に配設した燃焼室４とを有してなることを特徴と
している。
は、エンジンの排気マニホルドに接続するものにおい
て、アウタケース２内に配設したベンチュリ９と、ベン
チュリ９に一体的に装着したセラミックフィルタ１０
と、ベンチュリ９に開口するエジェクタ８と、エジェク
タ８に接続する高圧空気給送装置６と、アウタケース２
の下部に配設した燃焼室４とを有してなることを特徴と
している。
【０００６】
【作用】エンジン排気は排気マニホルドから入口管３を
通ってアウタケース２内に排出され、セラミックフィル
タ１０、ベンチュリ９を経て出口管５から大気中に放出
される。この経路の中で排気中のカーボンはセラミック
フィルタ１０に付着し、高負荷時には排気温度によって
自己燃焼する。しかし、定常的負荷が低い場合には排気
経路壁に付着したカーボンが燃焼温度に至らず付着した
ままになり目詰りの原因となる。
通ってアウタケース２内に排出され、セラミックフィル
タ１０、ベンチュリ９を経て出口管５から大気中に放出
される。この経路の中で排気中のカーボンはセラミック
フィルタ１０に付着し、高負荷時には排気温度によって
自己燃焼する。しかし、定常的負荷が低い場合には排気
経路壁に付着したカーボンが燃焼温度に至らず付着した
ままになり目詰りの原因となる。
【０００７】図１〜２に示すものは第１方法の作用で高
圧空気給送装置６からエアーをエジェクタ８に圧送する
と、エアーは狭口部８ｂで流速を速め、次いで開口部８
ｃから噴射して衝撃エネルギとなり、セラミックフィル
タ１０の内壁面に沿って流れ、付着しているカーボンを
吹き飛ばす。これによってカーボンは燃焼室４に落下し
ヒータによって燃焼され、セラミックフィルタ１０の目
詰りをなくすことができる。
圧空気給送装置６からエアーをエジェクタ８に圧送する
と、エアーは狭口部８ｂで流速を速め、次いで開口部８
ｃから噴射して衝撃エネルギとなり、セラミックフィル
タ１０の内壁面に沿って流れ、付着しているカーボンを
吹き飛ばす。これによってカーボンは燃焼室４に落下し
ヒータによって燃焼され、セラミックフィルタ１０の目
詰りをなくすことができる。
【０００８】図３に示すものは第２方法の作用で一方の
弁装置１２を閉じ、他方を開いた状態にして、一方の高
圧空気給送装置６からエアーをエジェクタ８に送りエジ
ェクタ８から噴出させてセラミックフィルタ１０に付着
したカーボンを吹き飛ばし、燃焼室４で燃焼させる。
弁装置１２を閉じ、他方を開いた状態にして、一方の高
圧空気給送装置６からエアーをエジェクタ８に送りエジ
ェクタ８から噴出させてセラミックフィルタ１０に付着
したカーボンを吹き飛ばし、燃焼室４で燃焼させる。
【０００９】次に他方の弁装置１２を開き、一方を閉じ
た状態にして同様に他方のセラミックフィルタ１０に付
着したカーボンを吹き飛ばして燃焼室４で燃焼させてセ
ラミックフィルタの清掃を行なう。この第２方法は第１
方法にくらべセラミックフィルタの清掃効率を一段と向
上させることができる。
た状態にして同様に他方のセラミックフィルタ１０に付
着したカーボンを吹き飛ばして燃焼室４で燃焼させてセ
ラミックフィルタの清掃を行なう。この第２方法は第１
方法にくらべセラミックフィルタの清掃効率を一段と向
上させることができる。
【００１０】
【実施例】以下本発明の第１実施例について図１〜２を
参照して説明する。図で１は建設機械等の車両に搭載す
る消煙マフラー装置であり、２はアウタケース、３はエ
ンジンの排気マニホルド（図示せず）に接続する入口
管、４はカーボンを燃焼させるためのヒータ（図示せ
ず）を内蔵した燃焼室、５は大気開口する出口管、６は
高圧空気給送装置、７はエアーパイプ、８はエアーを噴
出するためのエジェクタ、９はアウタケース２内に配設
されたベンチュリ、１０はベンチュリ９に一体的に装着
したセラミックフィルタである。また、エジェクタ８は
エアーパイプ７に接続する側の広い開口部８ａと、前記
開口部８ａにつながる狭口部８ｂと、狭口部８ｂより広
い開口部８ｃを備えた形状をしている。ベンチュリ９も
同様に開口部９ａ、狭口部９ｂ、開口部９ｃを備えてい
る。
参照して説明する。図で１は建設機械等の車両に搭載す
る消煙マフラー装置であり、２はアウタケース、３はエ
ンジンの排気マニホルド（図示せず）に接続する入口
管、４はカーボンを燃焼させるためのヒータ（図示せ
ず）を内蔵した燃焼室、５は大気開口する出口管、６は
高圧空気給送装置、７はエアーパイプ、８はエアーを噴
出するためのエジェクタ、９はアウタケース２内に配設
されたベンチュリ、１０はベンチュリ９に一体的に装着
したセラミックフィルタである。また、エジェクタ８は
エアーパイプ７に接続する側の広い開口部８ａと、前記
開口部８ａにつながる狭口部８ｂと、狭口部８ｂより広
い開口部８ｃを備えた形状をしている。ベンチュリ９も
同様に開口部９ａ、狭口部９ｂ、開口部９ｃを備えてい
る。
【００１１】次に第１実施例の作用について説明する。
エンジン排気は排気マニホルドから入口管３を通ってア
ウターケース２内に排出され、セラミックフィルタ１
０、ベンチュリ９を経て出口管５から大気中に放出され
る。この経路の中で排気中のカーボンはセラミックフィ
ルタ１０に付着し、高負荷時には排気温度によって自己
燃焼する。しかし、定常的負荷が低い場合には経路壁に
付着したカーボンが燃焼温度に至らず付着したままにな
り目詰りの原因となる。
エンジン排気は排気マニホルドから入口管３を通ってア
ウターケース２内に排出され、セラミックフィルタ１
０、ベンチュリ９を経て出口管５から大気中に放出され
る。この経路の中で排気中のカーボンはセラミックフィ
ルタ１０に付着し、高負荷時には排気温度によって自己
燃焼する。しかし、定常的負荷が低い場合には経路壁に
付着したカーボンが燃焼温度に至らず付着したままにな
り目詰りの原因となる。
【００１２】そこで高圧空気給送装置６からエアーをエ
ジェクタ８に圧送すると、エアーは狭口部８ｂで流速を
速め、次いで開口部８ｃから噴射して衝撃エネルギとな
り、セラミックフィルター１０の内壁面に沿って流れ、
付着しているカーボンを吹き飛ばす。これによってカー
ボンは燃焼室４に落下しヒータによって燃焼され、セラ
ミックフィルタ１０の目詰りをなくすことができる。
ジェクタ８に圧送すると、エアーは狭口部８ｂで流速を
速め、次いで開口部８ｃから噴射して衝撃エネルギとな
り、セラミックフィルター１０の内壁面に沿って流れ、
付着しているカーボンを吹き飛ばす。これによってカー
ボンは燃焼室４に落下しヒータによって燃焼され、セラ
ミックフィルタ１０の目詰りをなくすことができる。
【００１３】図３に示す第２実施例は前記第１実施例に
加え、セラミックフィルタ１０の取付面とアウタケース
２の端面との間に仕切板１１を設けるとともに、出口管
５に弁装置１２を設けたものである。次に第２の実施例
の作用を図３を参照して説明する。一方の弁装置１２を
閉じ、他方を開いた状態にして、一方の高圧空気給送装
置６からエアーをエジェクタ８に送りエジェクタ８から
噴出させてセラミックフィルタ１０に付着したカーボン
を吹き飛ばし、燃焼室４で燃焼させる。次に他方の弁装
置１２を開き、一方を閉じた状態にして同様に他方のセ
ラミックフィルタ１０に付着したカーボンを吹き飛ばし
て燃焼室４で燃焼させる。
加え、セラミックフィルタ１０の取付面とアウタケース
２の端面との間に仕切板１１を設けるとともに、出口管
５に弁装置１２を設けたものである。次に第２の実施例
の作用を図３を参照して説明する。一方の弁装置１２を
閉じ、他方を開いた状態にして、一方の高圧空気給送装
置６からエアーをエジェクタ８に送りエジェクタ８から
噴出させてセラミックフィルタ１０に付着したカーボン
を吹き飛ばし、燃焼室４で燃焼させる。次に他方の弁装
置１２を開き、一方を閉じた状態にして同様に他方のセ
ラミックフィルタ１０に付着したカーボンを吹き飛ばし
て燃焼室４で燃焼させる。
【００１４】
【発明の効果】本発明は前記のとおり構成したので、セ
ラミックフィルタ１０に付着したカーボンを除去して清
浄に維持でき清掃効果が高まるとともに、清掃のために
フィルタを取り外すことなく、エアーの給送だけで前記
フィルタの再生ができるので消煙マフラ装置の維持が容
易となる。
ラミックフィルタ１０に付着したカーボンを除去して清
浄に維持でき清掃効果が高まるとともに、清掃のために
フィルタを取り外すことなく、エアーの給送だけで前記
フィルタの再生ができるので消煙マフラ装置の維持が容
易となる。
【図１】本発明の第１実施例に係る消煙マフラー装置の
断面図
断面図
【図２】図１の要部詳細図
【図３】第２の実施例を示す消煙マフラー装置の断面図
１…消煙マフラ装置、２…アウタケース、４…燃焼室、
６…高圧空気給送装置、８…エジェクタ、９…ベンチュ
リ、１０…セラミックフィルタ。
６…高圧空気給送装置、８…エジェクタ、９…ベンチュ
リ、１０…セラミックフィルタ。
フロントページの続き (72)発明者 菊池 寛 東京都千代田区内神田１−11−10コハラビ ル ボーテック株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】 エンジンの排気マニホルドに接続する消
煙マフラ装置において、アウタケース（２）内に配設し
たベンチュリ（９）と、ベンチュリ（９）に一体的に装
着したセラミックフィルタ（１０）と、ベンチュリ
（９）に開口するエジェクタ（８）と、エジェクタ
（８）に接続する高圧空気給送装置（６）と、アウタケ
ース（２）の下部に配設した燃焼室（４）とを有してな
る消煙マフラ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5165199A JPH06346722A (ja) | 1993-06-10 | 1993-06-10 | 消煙マフラ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5165199A JPH06346722A (ja) | 1993-06-10 | 1993-06-10 | 消煙マフラ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06346722A true JPH06346722A (ja) | 1994-12-20 |
Family
ID=15807723
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5165199A Withdrawn JPH06346722A (ja) | 1993-06-10 | 1993-06-10 | 消煙マフラ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06346722A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108714356A (zh) * | 2018-07-08 | 2018-10-30 | 飞潮（无锡）过滤技术有限公司 | 一种高温脱硫脱硝净化一体式装置 |
| CN108722060A (zh) * | 2018-07-08 | 2018-11-02 | 飞潮（无锡）过滤技术有限公司 | 一种新型耐高温陶瓷纤维滤管 |
-
1993
- 1993-06-10 JP JP5165199A patent/JPH06346722A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108714356A (zh) * | 2018-07-08 | 2018-10-30 | 飞潮（无锡）过滤技术有限公司 | 一种高温脱硫脱硝净化一体式装置 |
| CN108722060A (zh) * | 2018-07-08 | 2018-11-02 | 飞潮（无锡）过滤技术有限公司 | 一种新型耐高温陶瓷纤维滤管 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000905 |