JPH06346104A - 焼結方法及び焼結炉 - Google Patents

焼結方法及び焼結炉

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JPH06346104A
JPH06346104A JP5157999A JP15799993A JPH06346104A JP H06346104 A JPH06346104 A JP H06346104A JP 5157999 A JP5157999 A JP 5157999A JP 15799993 A JP15799993 A JP 15799993A JP H06346104 A JPH06346104 A JP H06346104A
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JP
Japan
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sintering
chamber
sintered
tray
sintering furnace
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JP5157999A
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English (en)
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Osamu Taira
治 平
Toshiaki Kamijo
俊明 上條
Takeo Omori
健雄 大森
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Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 均質性の良い焼結体を得る焼結方法及び焼結
炉を提供する。 【構成】 被焼結体が準備室3bに搬入された後仕切り
弁9が閉じられ準備室3内の雰囲気は焼結室4と同程度
の真空雰囲気となるよう抜気され、炉仕切り弁10が開
かれて準備室3と焼結室4とが連通されプッシャー16
により被焼結体を載置したトレー15が焼結室4内に順
次押し込まれ、焼結室4内のトレー15はその都度順次
冷却室5側に移送され、その過程で被焼結体は焼結され
る。プッシャー16により被焼結体を載置したトレー1
5が準備室3から焼結室4内に押し込まれる時には、そ
れと同時に焼結室4内で焼結が完了した焼結体を載置し
たトレー15が焼結室4から冷却室5に押し出され、そ
の後焼結体が搬出された後のトレー15はプッシャー1
8、19の駆動力によりトレーリターンコンベヤ7上を
成形前置換室8に搬送される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば希土類焼結磁石を
製造するに当たり磁場中成形した被焼結体を焼結する際
に適用される焼結方法及び焼結炉に関するものである。
【0002】
【従来の技術】良く知られるように、Nd−Fe−B系
磁石等の焼結磁石は原料インゴット粉砕、混合、磁場中
成形、焼結、熱処理という工程を経て生産される。以上
の各工程の中で焼結工程は従来図3に示す焼結炉で行わ
れていた。
【0003】図3に示す焼結炉31は準備室32、第1
脱ガス室33、第2脱ガス室34、第1焼結室35、第
2焼結室36、冷却室37とからなり、磁場中成形され
た被焼結体は焼結皿38内に数10〜数100kgのロッ
トとして収納されて準備室32、第1脱ガス室33、第
2脱ガス室34、第1焼結室35、第2焼結室36、冷
却室37の順に移送され、その過程で焼結される。以上
の従来の焼結炉31では、磁場中成形された被焼結体を
多数収容した焼結皿38を準備室32に搬入して準備室
32の雰囲気を調整した後焼結皿38を第1脱ガス室3
3、第2脱ガス室34と順次移送する。焼結皿38内の
被焼結体には焼結原料粉の混合過程で樹脂潤滑材が混合
されており、第1ガス室33、第2ガス室34では被焼
結体が加熱される過程で被焼結体から潤滑材がガス化し
たガスが発生する。かかるガスは焼結の進行を妨げるも
のであるため、第1ガス室33及び第2ガス室34を移
送する過程で発生させ、焼結炉31の外部に排気する。
次に被焼結体は第1焼結室35、第2焼結室36と順次
移送される過程で所定に焼結され冷却室37において冷
却され、焼結炉31の外部に取り出される。
【0004】図4は前記焼結皿38上における被焼結体
の載置状況を示し、図に示されるように被焼結体は容器
39に収納されて焼結皿38内に多量に積層され、トレ
ー40上に載置されて焼結炉31内を搬送される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし以上の従来の焼
結方法及び焼結炉については次のような問題があった。
すなわち以上の従来の焼結方法及び焼結炉では、焼結皿
38内に百数十kgの被焼結体を収納して焼結炉31内を
移送するものであるから焼結皿38上の各被焼結体に対
する焼結温度が均一にはならず、そのため、焼結皿38
上において中心部分の被焼結体と外周部分の被焼結体と
では同一の条件による焼結が行われず、均質な焼結体を
得ることができなかった。均質な焼結体を得るために
は、被焼結体を積層せずに一段に並べることも考えられ
るが、これでは大容量の焼結炉ではエネルギ−の無駄が
生じる。
【0006】したがって本発明は以上の従来技術におけ
る問題に鑑みてなされたものであって、均質性の良い焼
結体を得ることができる焼結方法及び焼結炉を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明の焼結方
法は真空雰囲気に保持された焼結炉内に被焼結体を搬入
して焼結する焼結方法において、焼結炉内を被焼結体の
移送方向に温度勾配を持つ焼結条件に設定し、かかる焼
結炉内を移送することにより被焼結体の焼結を行うこと
を特徴とする。
【0008】前記焼結炉内に不活性ガスまたは/および
還元性キャリヤーガスを流入・排気させる様にすれば焼
結炉内を移送される被焼結体からその加熱過程で生じる
ガスがその不活性ガス等の流れにより焼結炉外に円滑に
排出される。
【0009】また本発明の焼結炉は少なくとも焼結処理
過程で真空雰囲気に保持される焼結炉本体に加熱手段を
取り付けてなる焼結炉において、前記焼結炉本体への被
焼結体の入り側から出側に向けて前記加熱手段により温
度勾配が設定可能にされると共に前記焼結炉本体内を被
焼結体を連続的に移送させる移送手段を有することを特
徴とする。
【0010】前記焼結炉本体内の真空雰囲気は通常1×
10-5〜数Torrに設定される。また前記移送手段として
は例えば焼結炉本体外側にプッシャーを配置し、かかる
プッシャーによりトレー上の焼結皿に載置された単位数
量の被焼結体が順次焼結炉本体内に搬入されると共に焼
結炉本体内を移送され、焼結後焼結炉本体外に搬出され
る機構を採用することができる。焼結皿には被焼結体を
多数段積層せず、数段以下に置くのが望ましく、一段づ
つ置くのが最も望ましい。また、焼結皿は金属、セラミ
ックス等耐熱性のものが望ましい。また前記焼結炉本体
に不活性ガスまたは/および還元性キャリヤーガスの排
気口及び導入口を設けることにより焼結炉本体内に不活
性ガス等の流れを形成することができ、その不活性ガス
等の流れにより被焼結体から昇温過程で発生するガスを
焼結炉外へ排出することができる。排気口、導入口は昇
温温度に合わせて複数配置すると、被焼結体をより清浄
に保つことができる。
【0011】前記加熱手段としては例えばグラファイト
ヒーター、モリブデンヒーター等があり、そのグラファ
イトヒーター等を焼結炉本体への被焼結体の入り側から
出側に向けて複数設置し、それらに個別の加熱条件を設
定することにより、焼結炉本体内に温度勾配を設定し所
要の焼結条件とすることができる。また前記不活性ガ
ス、還元性キャリヤーガスとしてはAr、N2、H2、N
e等がある。
【0012】
【作用】したがって本発明の焼結方法及び焼結炉によれ
ば焼結室内に搬入された被焼結体は焼結室内を移送され
る過程で焼結室内の温度勾配に従って徐々に加熱され、
焼結される。被焼結体はかかる焼結室を少量ずつ連続的
に順次移送されるので、各被焼結体の焼結条件はほぼ均
一となり、均質な焼結体を得ることができる。また被焼
結体を焼結室内を移送する際、焼結室内にはガス導入口
から不活性ガス若しくは還元性キャリヤーガスを導入す
れば、その導入されたガスが排気口から排出されて、焼
結室内には希薄な不活性ガス流が形成されるので、焼結
室内を移送される過程で被焼結体から発生するガスはそ
の希薄な不活性ガス流と共に焼結室の外に排出され、焼
結室内は適正な焼結雰囲気に保たれ、得られる焼結体の
品質に支障が生じることはない。
【0013】
【実施例】以下に本発明の焼結方法及び焼結炉の実施例
について説明する。図1、2は本発明の一実施例の焼結
炉の概略図である。図に示されるように、本発明実施例
の焼結炉1は成形室2に連続する準備室3とその準備室
3に連なる焼結室4、さらにその焼結室4に連なる冷却
室5とより成る。かかる焼結炉1は基台6上に設置され
る。
【0014】前記焼結炉1にはトレーリターンコンベヤ
7が併設され、このトレーリターンコンベヤ7は一端が
焼結炉1の冷却室5に連なり、他端が成形室2に連設さ
れる成形前置換室8に連続し、その結果成形室2、準備
室3、焼結室4、冷却室5、トレーリターンコンベヤ
7、成形前置換室8と連なるエンドレスなトレー循環路
が形成される。
【0015】前記準備室3は成形室2に直接連接される
準備室3aと、焼結室4に直接連接される準備室3bと
よりなり、成形室2と準備室3aとは仕切り弁9により
開閉可能に仕切られ、準備室3bと焼結室4とは仕切り
弁10により開閉可能に仕切られる。また、前記焼結室
4と冷却室5とは仕切り弁11により開閉可能に仕切ら
れ、さらに冷却室5からトレーリターンコンベヤ7への
移送口は仕切り弁12により開閉可能に仕切られる。加
えてトレーリターンコンベヤ7から成形前置換室8への
搬入口は仕切り弁13により開閉可能に仕切られ、さら
に成形前置換室8と成形室2とは仕切り弁14により開
閉可能に仕切られる。
【0016】前記準備室3には準備室3内のトレー15
を焼結室4内に連続して押し込みトレー15上の焼結体
を焼結室4内を連続して移送する移送手段としてのプッ
シャー16が設けられ、また前記冷却室5には冷却室5
内のトレー15をトレーリターンコンベヤ7に送り出す
ためのプッシャー17が設けられる。またトレーリター
ンコンベヤ7の各コーナー部分にはトレーリターンコン
ベヤ7上を移送されるトレー15の方向を切り換えるた
めのプッシャー18、19が設けられる。
【0017】前記焼結室4内には炉床レール20が敷設
され、その炉床レール20上をトレー15が連続的に移
送される。また各トレー15上には焼結皿21が載置さ
れ、その上に被焼結体が数段、望ましくは一段づつ載置
される。また焼結室4にはトレー15の移送方向に沿っ
てガス導入口22、23、24、25が設けられ、各ガ
ス導入口22等に隣接して排気口26、27、28が設
けられる。ガス導入口22、23、24、25、ガス排
気口26、27、28は被焼結体から発生するガスを排
除し、焼結室4内を適正な焼結雰囲気に保持するために
設置され、結果として、焼結室5内には図上矢印Gで示
す被焼結体の移送方向とは逆方向のガス流が形成するよ
う設置されるのが望ましい。また、ガス導入口、ガス排
気口は複数個設置し、各々の位置が調整可能である。
【0018】各領域で排出されたガスが焼結室全体に広
がらないよう小さな仕切り30a、30b、30cがあ
り、例えば領域Bで放出されたガスは領域Aにはあまり
流入しない。したがってA領域からD領域に向けて移送
される過程で焼結される被焼結体から焼結過程で生じる
ガスはその希薄なArガス流に乗り、それぞれの領域で
ガス排気口から焼結室4の外に排出される。その結果焼
結室5内は適正な焼結雰囲気に調整される。一方、冷却
室5には冷却ファン29が取り付けられ、かかる冷却フ
ァン29により冷却室5内に冷却用ガス吹き込まれて冷
却室5内に搬入されたトレー15上の焼結体が冷却され
る。冷却用ガスとしては、H2、Ar、N2等の還元性ガ
スまたは非酸化性ガスが望ましい。
【0019】図に示されるように焼結室4内は準備室3
から冷却室5に向けて温度勾配を持つように加熱され、
焼結室4はそのための加熱手段を備える。かかる加熱手
段には例えば公知のグラファイトヒーター等が適用さ
れ、グラファイトヒーター等を準備室3から冷却室5に
向けて複数位置に配置し、それらによる加熱条件を適宜
設定することにより焼結室4内は準備室3から冷却室5
に向けて温度勾配を持つ加熱条件となる。
【0020】したがって以上の本実施例の焼結炉1によ
れば次のようにして被焼結体の焼結が行われる。 被焼結体の成形室2から準備室3への搬入過程 被焼結体は成形室2で磁場中成形された後、トレー15
上に載置され、成形室2と準備室3a間の仕切り弁9が
開かれ、一方準備室3bと焼結室4との間の仕切り弁1
0が閉じられた状態で準備室3aを介して準備室3bに
搬入される。被焼結体が準備室3bに搬入された後、前
記仕切り弁9が閉じられ、準備室3内の雰囲気は焼結室
4と同程度の真空雰囲気となるよう抜気される。
【0021】被焼結体の準備室3から焼結室4への搬
入過程 次に炉仕切り弁10が開かれて準備室3と焼結室4とが
連通され、プッシャー16により被焼結体を載置したト
レー15が焼結室4内に押し込まれる。以上の手順で焼
結室4内には被焼結体を載置したトレー15が順次押し
込まれ、焼結室4内のトレー15はその都度順次冷却室
5側に移送される。
【0022】 焼結室4内における焼結過程 焼結室4内に搬入されたトレー15上に載置された被焼
結体は焼結室4内を順次冷却室5側に移送される過程で
焼結される。具体的には図にA領域として示す領域で被
焼結体は徐々にT1〜T2℃まで加熱され、次にB領域と
して示す領域でT3℃まで加熱され、C領域として示す
領域でT3℃に保持されて、その後D領域でT4まで降温
される。一方焼結室4内の加熱手段はA〜Dの各領域を
以上のような温度勾配で保持する。
【0023】また焼結室4内には常時ガス導入口22、
23、24、25から0.1〜20l/min程度の流
量のArガスが導入され、その導入されたArガスが排
気口26、27、28から排出されて、焼結室4内には
図上矢印Gで示す被焼結体の移送方向とは逆方向の希薄
なArガス流が形成される。
【0024】 焼結後の焼結体の焼結室4から冷却室
5への搬出過程 前記準備室3と焼結室4との間の仕切り弁10と焼結室
4と冷却室5との間の仕切り弁11とは同期して開閉さ
れ、仕切り弁10が開かれるのと同時に仕切り弁11も
開かれて、プッシャー16により被焼結体を載置したト
レー15が準備室3から焼結室4内に押し込まれる時に
は、それと同時に焼結室4内で焼結が完了した焼結体を
載置したトレー15が焼結室4から冷却室5に押し出さ
れる。
【0025】その様に焼結体がトレー15上に載置され
た状態で冷却室5内に搬入される際には冷却室5内は予
め焼結室5内と同様な雰囲気とされており、冷却室5内
に焼結体が搬入された後に準備室3と焼結室4との間の
仕切り弁10と同期して焼結室4と冷却室5との間の仕
切り弁11は閉じられる。その後冷却ファン29が駆動
されて、冷却室5内には冷却用ガスが導入されて冷却室
5内の焼結体は冷却される。次いで冷却室5からトレー
リターンコンベヤ7への移送口に設けられた仕切り弁1
2が開かれて、焼結体を載置した冷却室5内のトレー1
5はプッシャー17によりトレーリターンコンベヤ7上
に押し出され、トレーリターンコンベヤ7上を搬送され
ると共に、トレーリターンコンベヤ7上の適宜位置にお
いてトレー15上から焼結体は搬出される。なお、冷却
室5内からトレーリターンコンベヤ7にトレー15が移
送された後に前記仕切り弁12は閉じられ、それと同時
に冷却室5内は抜気されて焼結室5内と同様な雰囲気に
調整される。
【0026】 トレー15の成形前置換室8、成形室
2への循環過程 焼結体が搬出された後のトレー15はプッシャー18、
プッシャー19の駆動力によりトレーリターンコンベヤ
7上を成形前置換室8に搬送される。トレー15が搬入
された成形前置換室8では仕切り弁13、14が閉じら
れその状態で成形前置換室8内は成形室2と同様な真空
雰囲気に調整される。その後、成形前置換室8と成形室
2間の仕切り弁14が開かれて、成形前置換室8内のト
レー15が成形室2内に搬入され、成形室2内に搬入さ
れたトレー15上には磁場中成形後の未焼結の被焼結体
が載置される。以上の過程を反復することにより、成形
室2内において磁場中成形された被焼結体が順次焼結室
5内に搬入され、焼結室5にて焼結された後、順次搬出
される。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明の焼結方法及び焼結
炉によれば、焼結炉本体への被焼結体の入り側から出側
に向けて加熱手段により温度勾配を設定できるようにし
た焼結炉内を被焼結体の移送方向に温度勾配を持つよう
にし、かかる焼結炉内を被焼結体を移送する過程で焼結
を行うようにしたことにより、少量の被焼結体を連続し
て焼結する結果として均質性の良好な焼結体を効率よく
生産することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の焼結炉を示す概略側部断
面図である。
【図2】 本発明の一実施例の焼結炉を示す概略平面図
である。
【図3】 従来の焼結法に用いられた焼結炉の概略図で
ある。
【図4】 従来の焼結方法に用いられた被焼結体収納用
トレーにおける被焼結体の収納状況を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1・・・焼結炉、3・・・準備室、4・・・焼結室、5
・・・冷却室、7・・・トレーリターンコンベヤ、8・
・・成形前置換室、9,10,11,12,13,14
・・・仕切り弁、15・・・トレー、16,17,1
8,19・・・プッシャー、20・・・炉床レール、2
2,23,24,25・・・ガス導入口、26,27,
28・・・排気口、29・・・冷却ファン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空雰囲気に保持された焼結炉内に被焼
    結体を搬入して焼結する焼結方法において、焼結炉内を
    被焼結体の移送方向に温度勾配を持つ焼結条件に設定
    し、かかる焼結炉内を連続的に移送することにより被焼
    結体の焼結を行うことを特徴とする焼結方法。
  2. 【請求項2】 前記焼結炉内に不活性ガスまたは/およ
    び還元性キャリヤーガスを流入させると共に、排気する
    請求項1記載の焼結方法。
  3. 【請求項3】 少なくとも焼結処理過程で真空雰囲気に
    保持される焼結炉本体に加熱手段を取り付けてなる焼結
    炉において、前記焼結炉本体への被焼結体の入り側から
    出側に向けて前記加熱手段により温度勾配が設定可能に
    されると共に前記焼結炉本体内を被焼結体を連続的に移
    送させる移送手段を有することを特徴とする焼結炉。
  4. 【請求項4】 前記焼結炉本体が不活性ガスまたは/お
    よび還元性キャリヤーガスの導入口及び排気口を備える
    請求項3記載の焼結炉。
JP5157999A 1993-06-03 1993-06-03 焼結方法及び焼結炉 Pending JPH06346104A (ja)

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