JPH06345227A - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置

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Publication number
JPH06345227A
JPH06345227A JP15790493A JP15790493A JPH06345227A JP H06345227 A JPH06345227 A JP H06345227A JP 15790493 A JP15790493 A JP 15790493A JP 15790493 A JP15790493 A JP 15790493A JP H06345227 A JPH06345227 A JP H06345227A
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JP
Japan
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Pending
Application number
JP15790493A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Takigawa
努 滝川
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Nippon Giken Co Ltd
Original Assignee
Nippon Giken Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構成が簡単であって安価であり、しかも運転
音が小さく掃除も容易な搬送装置を提供すること。 【構成】 直線状の搬入路11及び搬出路12と曲がった誘
導路13で構成した搬送路10に並列的に設けられる複数の
搬送手段20が、搬出路端の水平な軸線L1に対して回転し
駆動装置によって駆動される駆動プーリ21と、搬入路端
の水平な軸線L2に対して回転するアイドラプーリ22と、
搬入路端線L3と搬出路端線L4の交点O1を中心とし搬入路
端線L3に対して傾斜する半径線R1に沿って配置され垂直
線に対して中心側へ所定量傾斜した軸線に対して回転す
る上下一対の搬入側誘導プーリ23と、搬出路端線L4に対
して傾斜する半径線R2に沿って配置され垂直線に対して
中心側へ所定量傾斜した軸線に対して回転する上下一対
の搬出側誘導プーリ24と、各プーリに巻装された無端ロ
ープ26を備えていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば病院・事業所・
学校・大型食堂等集団給食を実施している場所におい
て、給食後にトレイ(下膳トレイ)と食器類が残飯残菜
とともに返却されるときに使用される搬送装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】上記した搬送装置としては、通常、スラ
ットコンベアと呼ばれるものがある。このスラットコン
ベアは、搬送路に沿って連続的に配置した多数の短冊状
スラットをチェーン駆動して移動させるものであり、搬
送路が曲がっている場合にも下膳トレイを的確に搬送す
るといった利点はある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たスラットコンベアにおいては、多数のスラットをチェ
ーン駆動するものであるため、高価であるばかりか、運
転音が大きく掃除がしずらい等の問題がある。本発明
は、上記した各問題に対処すべくなされたものであり、
その目的は構成が簡単であって安価であり、しかも運転
音が小さく掃除も容易な搬送装置を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的は、直線状
の搬入路と直線状の搬出路を曲がった誘導路で接続して
構成した搬送路に並列的に設けられる複数の搬送手段
が、前記搬出路の搬出側端部に配置されて水平な軸線に
対して回転し駆動装置によって駆動される駆動プーリ
と、前記搬入路の搬入側端部に配置されて水平な軸線に
対して回転するアイドラプーリと、前記搬入路の搬出端
に対して直交する水平な搬入路端線と前記搬出路の搬入
端に対して直交する水平な搬出路端線との交点を中心と
して前記搬入路端線に対して搬出側に所定角傾斜する半
径線に沿って配置され垂直線に対して中心側へ所定量傾
斜した軸線に対して回転する上下一対の搬入側誘導プー
リと、前記搬出路端線に対して搬入側に所定角傾斜する
半径線に沿って配置され垂直線に対して中心側へ所定量
傾斜した軸線に対して回転する上下一対の搬出側誘導プ
ーリと、前記各プーリに巻装された無端ロープを備えて
いることを特徴とする搬送装置によって達成される。
【0005】
【作用】本発明による搬送装置においては、上記した構
成によって上側の搬入側誘導プーリの一部と上側の搬出
側誘導プーリの一部が搬入側から搬出側へ搬送される無
端ロープより僅かに上方へ突出する。このため、駆動装
置によって各駆動プーリが回転駆動され、これによって
各無端ロープが駆動されるとともに各プーリが回転して
いる状態にて、搬入路の搬入側にて搬入側から搬出側へ
搬送される無端ロープ上に例えば下膳トレイ等被搬送物
が載せられると、被搬送物は無端ロープによって搬入路
を真っすぐに送られるものの、曲がった誘導路の搬入側
では無端ロープより僅かに上方へ突出する部分をそれぞ
れ有する中心側の搬入側誘導プーリから外側の搬入側誘
導プーリへと順に被搬送物の底面が乗り上げるように係
合して各搬入側誘導プーリの回転により被搬送物が誘導
路に沿って送られるように搬送方向を変えられ、また誘
導路の搬出側では無端ロープより僅かに上方へ突出する
部分をそれぞれ有する中心側の搬出側誘導プーリから外
側の搬出側誘導プーリへと順に被搬送物の底面が乗り上
げるように係合して各搬出側誘導プーリの回転により被
搬送物が搬出路に沿った方向に搬送方向を変えられる。
したがって、被搬送物は搬入路に沿った搬送方向から搬
出路に沿った搬送方向に変更され、搬出路を再び無端ロ
ープによって真っすぐに送られる。
【0006】
【実施例】以下に、本発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。図1は本発明による搬送装置Aを示してい
て、この搬送装置Aは搬送路10とこの搬送路10に設
けた3条の搬送具20等によって構成されている。搬送
路10は、フレーム30によって形成されていて、直線
状の搬入路11と直線状の搬出路12と、これらを接続
する略90度曲がった誘導路13によって構成されてお
り、誘導路13には平板31が配設されている。また誘
導路13のアウトコーナ側にはガイド機能をもった円弧
状のプレート32が取り付けられている。
【0007】各搬送具20は、図1及び図2にて示した
ように、搬出路12を形成するフレーム30の搬出側端
部に略水平な軸線L1に対して回転可能に取り付けたシ
ャフト41に一体的に取り付けられて図示しない駆動装
置によって回転駆動される駆動プーリ21と、搬入路1
1を形成するフレーム30の搬入側端部に略水平な軸線
L2に対して回転不能に取り付けたシャフト42に回転
可能に取り付けたアイドラプーリ22と、誘導路13に
設けた平板31に取り付けたそれぞれ上下一対の搬入側
誘導プーリ23,搬出側誘導プーリ24及び中間誘導プ
ーリ25と、各プーリ21〜25に巻装された無端ロー
プ26によって構成されている。なお、上記した各無端
ロープ26は同一素材、すなわち摩擦係数が0.125 前後
の合成樹脂で形成された丸ベルトであり、下膳トレイT
との係合面にて十分な摩擦係合力が得られるようになっ
ている。また、上記各プーリ23,24,25は同一素
材の合成樹脂で形成されていて、下膳トレイTとの係合
面にて十分な摩擦係合力が得られるようになっている。
【0008】上下一対の搬入側誘導プーリ23は、図1
〜図3に示したように、搬入路11の搬出端に対して直
交する水平な搬入路端線L3と搬出路12の搬入端に対
して直交する水平な搬出路端線L4との交点O1を中心
として搬入路端線L3に対して搬出側に所定角(略15
度)傾斜する半径線R1に沿って配置され垂直線Loに
対して中心側へ所定量(略15度)傾斜した軸線L5に
沿って平板31に固着したシャフト43の上下両端にベ
アリングBを介してそれぞれ回転可能に組付けられてい
る。上下一対の搬出側誘導プーリ24は、搬出路端線L
4に対して搬入側に所定角(略15度)傾斜する半径線
R2に沿って配置され、搬入側誘導プーリ23と同様
に、垂直線に対して中心側へ所定量(略15度)傾斜し
て平板31に固着したシャフトの上下両端にベアリング
(共に図示省略)を介してそれぞれ回転可能に組付けら
れている。上下一対の中間誘導プーリ25は、両半径線
R1,R2に対して略30度傾斜する半径線R3に沿っ
て配置され、搬入側誘導プーリ23と同様に、垂直線に
対して中心側へ所定量(略15度)傾斜して平板31に
固着したシャフトの上下両端にベアリング(共に図示省
略)を介してそれぞれ回転可能に組付けられている。
【0009】上記のように構成した本実施例において
は、搬入側誘導プーリ23の一つを例として図3に示し
たように、上側の各誘導プーリ23,24,25の一部
が搬入側から搬出側へ搬送される無端ロープ26より僅
かに上方へ突出していて、図示省略した駆動装置を起動
させて各駆動プーリ21を回転駆動させると、各プーリ
21〜25に巻装した3条の無端ロープ26が平板31
より上方にて搬入側から搬出側へと送られるとともに平
板31の下方にて搬出側から搬入側へと送られる。この
ため、搬入路11の搬入側にて搬入側から搬出側へ搬送
される3条の無端ロープ26上に食器類(図示省略)を
載せた下膳トレイTを載せると、下膳トレイTは無端ロ
ープ26によって搬入路11を真っすぐに送られるもの
の、曲がった誘導路13の搬入側では無端ロープ26よ
り僅かに上方へ突出する部分を有する中心側の搬入側誘
導プーリ23から外側の搬入側誘導プーリ23へと順に
下膳トレイTの底面が乗り上げるように係合して各搬入
側誘導プーリ23の回転により下膳トレイTが誘導路1
3に沿って送られるように搬送方向を変えられ、また誘
導路13の中間では無端ロープ26より僅かに上方へ突
出する部分を有する中心側の中間誘導プーリ25から外
側の中間誘導プーリ25へと順に下膳トレイTの底面が
乗り上げるように係合して各中間誘導プーリ25の回転
により下膳トレイTが誘導路13に沿って送られるよう
に搬送方向を変えられ、また誘導路13の搬出側では無
端ロープ26より僅かに上方へ突出する部分を有する中
心側の搬出側誘導プーリ24から外側の搬出側誘導プー
リ24へと順に下膳トレイTの底面が乗り上げるように
係合して各搬出側誘導プーリ25の回転により下膳トレ
イTが搬出路13に沿った方向に搬送方向を変えられ
る。したがって、下膳トレイTは搬入路11に沿った搬
送方向から搬出路12に沿った搬送方向に変更され、搬
出路12を再び無端ロープ26によって真っすぐに送ら
れる。
【0010】上記実施例では、両プーリ23,24間に
プーリ25を設けて本発明を実施したが、各半径線R
1,R2の搬入路端線L3,搬出路端線L4に対する傾
斜角、すなわち各プーリ23,24の配設位置及び各プ
ーリ23,24を支承するシャフト43の垂直線Loに
対する傾斜角を適宜に変更することにより、プーリ25
を省略して実施することも可能である。
【0011】また、上記実施例においては、3条の搬送
具20を用いて本発明を実施したが、2条または4条以
上の搬送具20を用いて本発明を実施することも可能で
ある。また、上記実施例においては、誘導路13のアウ
トコーナー側にプレート32を取付けて実施したが、プ
ーリ23,24,25が所期のレイアウトで配置されて
おれば、プレート32に接触することなく下膳トレイT
が搬送方向を90度変更されて搬送されるため(実験に
より確認してある)、プレート32を無くして本発明を
実施することも可能である。
【0012】
【発明の効果】以上要するに、本発明による搬送装置に
おいては、各搬送手段(搬送具20)が、駆動プーリ
(21)とアイドラプーリ(22)と上下一対の搬入側
誘導プーリ(23)と上下一対の搬出側誘導プーリ(2
4)と無端ロープ(26)を備えるだけの構成であって
構成部品数が少ないため、安価に製作することができ
る。また、無端ロープ(26)と両プーリ(23,2
4)で被搬送物(下膳トレイT)を搬送するものである
ため、従来のスラットコンベアに比して運転音が小さく
しかも掃除がしやすいといった利点があり、実用上極め
て有益である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による搬送装置の一実施例を示す一部
省略平面図である。
【図2】 図1の2−2線に沿った横断側面図である。
【図3】 図2の部分拡大断面図である。
【符号の説明】
10…搬送路、11…直線状の搬入路、12…直線状の
搬出路、13…曲がった誘導路、20…搬送手段、21
…駆動プーリ、22…アイドラプーリ、23…上下一対
の搬入側誘導プーリ、24…上下一対の搬出側誘導プー
リ、26…無端ロープ、O1…交点、Lo…垂直線、L
1,L2…水平な軸線、L3…搬入路端線、L4…搬出
路端線、L5…傾斜した軸線、R1,R2…半径線。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直線状の搬入路と直線状の搬出路を曲が
    った誘導路で接続して構成した搬送路に並列的に設けら
    れる複数の搬送手段が、前記搬出路の搬出側端部に配置
    されて水平な軸線に対して回転し駆動装置によって駆動
    される駆動プーリと、前記搬入路の搬入側端部に配置さ
    れて水平な軸線に対して回転するアイドラプーリと、前
    記搬入路の搬出端に対して直交する水平な搬入路端線と
    前記搬出路の搬入端に対して直交する水平な搬出路端線
    との交点を中心として前記搬入路端線に対して搬出側に
    所定角傾斜する半径線に沿って配置され垂直線に対して
    中心側へ所定量傾斜した軸線に対して回転する上下一対
    の搬入側誘導プーリと、前記搬出路端線に対して搬入側
    に所定角傾斜する半径線に沿って配置され垂直線に対し
    て中心側へ所定量傾斜した軸線に対して回転する上下一
    対の搬出側誘導プーリと、前記各プーリに巻装された無
    端ロープを備えていることを特徴とする搬送装置。
JP15790493A 1993-06-02 1993-06-02 搬送装置 Pending JPH06345227A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106736336A (zh) * 2016-11-11 2017-05-31 鞍山三冶建筑工程有限公司 移动式皮带更换系统及皮带更换方法
CN111301942A (zh) * 2020-02-27 2020-06-19 中车齐齐哈尔车辆有限公司 输送机

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106736336A (zh) * 2016-11-11 2017-05-31 鞍山三冶建筑工程有限公司 移动式皮带更换系统及皮带更换方法
CN106736336B (zh) * 2016-11-11 2018-07-31 鞍山三冶建筑工程有限公司 移动式皮带更换系统及皮带更换方法
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