JPH06345189A - 粉末秤量充填装置及びカプセル充填機 - Google Patents

粉末秤量充填装置及びカプセル充填機

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Publication number
JPH06345189A
JPH06345189A JP16618493A JP16618493A JPH06345189A JP H06345189 A JPH06345189 A JP H06345189A JP 16618493 A JP16618493 A JP 16618493A JP 16618493 A JP16618493 A JP 16618493A JP H06345189 A JPH06345189 A JP H06345189A
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JP
Japan
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capsule
powder
filling
cap
plate
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Application number
JP16618493A
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English (en)
Inventor
Taizo Yamamoto
泰三 山本
Motohiro Yagyu
元啓 柳生
Masakiyo Inoue
雅清 井上
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NIPPON ERANKO KK
Qualicaps Co Ltd
Original Assignee
NIPPON ERANKO KK
Qualicaps Co Ltd
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Publication date
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  • Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 煩雑な作業や複雑な調整を要することなく、
比較的容易に粉末充填量を変更することができ、しかも
少量生産する場合でも多量の余剰薬剤を必要とすること
なく、所定充填量のカプセル剤を確実に製造することが
でき、臨床試験用のサンプルカプセル剤の製造に好適に
使用される粉末秤量充填装置を得る。 【構成】 従来用いられていた間歇回転する調量円盤に
代えて、直線往復運動する調量板12を用い、調量板1
2が一方の移動限にある状態において、その一端側に形
成された調量穴123に粉末収容室13から粉末を充填
し、この状態で調量板12を移動させることなくタッピ
ングプランジャー14により調量穴123内の粉末を所
定回数突き固め、調量穴123内の粉末を成型物171
とし、次いで調量板12を移動させて他方の移動限にお
いて、充填プランジャー15により調量穴123内の粉
末成型物171を調量板12の下側へと落し、この調量
板12の下側に配置されたカプセルボディB内へと充填
するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粉末を調量板に形成し
た調量穴に導入すると共に、これをプランジャーで所定
回数突き固めて成型物とし、これをカプセルに充填する
粉末秤量充填装置及び該粉末秤量充填装置を具備したカ
プセル充填機に関する。
【0002】
【従来の技術】医薬品の開発においては、動物実験等に
よる前臨床試験により医薬としての適応可能性が認めら
れた薬物について、人体を対象としてフェーズI〜フェ
ーズIIIまでの3段階の臨床試験が行われる。この場
合、フェーズIIでは、少数の患者にその薬物を治療薬
として投与するステップがあり、その際適正な投与量を
検索するための用量設定(Dose Finding)
が行われる。
【0003】この用量設定のサンプルについては、将来
市場にでるものとほぼ同様の条件で作製する必要があ
り、ほとんどの製薬メーカでは通常の生産機を使用して
サンプルを作製しているのが現状である。
【0004】例えば、カプセル剤のサンプルは、図5〜
図10に示したようなカプセル充填機を用いて作製され
ている。即ち、図5〜図10は製品としてのカプセル剤
を製造するためのカプセル充填機であり、図中2は操作
部3を備えた基台で、この基台2上に方向規制機構部5
を具備したカプセル供給部4、カプセル移送部6、カプ
セル分離部7、粉末秤量充填装置8、カプセル連結部9
及びカプセル回収部10が設けられたものである。そし
て、上記カプセル供給部4により空カプセルを連続的に
供給すると共に、これを方向規制機構部5でキャップを
上にした正立状態で配列し、この空カプセルをカプセル
移送部6で各工程間を移送しながら、カプセル分離部7
で空カプセルをキャップとボディーとに分離し、粉末秤
量充填装置8でボディー内に粉末薬剤を充填し、カプセ
ル連結部9でキャップとボディーとを連結してカプセル
剤を製造し、カプセル回収部10で得られたカプセル剤
を回収するように構成されている。
【0005】このカプセル充填機について詳述すると、
上記カプセル供給部4には、図6に示されているよう
に、その上部に空カプセル供給ホッパー41が設けられ
ており、この空カプセル供給ホッパー41から方向規制
機構部5にキャップとボディーとを仮連結させた空カプ
セルを連続的に供給するようになっている。
【0006】上記方向規制機構部5は、図6に示されて
いるように、供給ドラム51、方向規制ドラム52及び
移し替えドラム53とからなり、これらドラム51,5
2,53が互いの周面を近接させた状態で上下方向に沿
って一列に配設されている。この方向規制機構部5の最
上部に配設された供給ドラム51には、カプセルが収容
される27個の収容ポケット511が周面部に周方向に
沿って形成されており、供給ドラム51が図中反時計回
り方向に回転することにより、空カプセルが上記供給ホ
ッパー41から収容ポケット511に順次供給収容され
るようになっている。そして、この収容ポケット511
に収容された空カプセルは、供給ドラム51が回転する
ことにより該ドラム51の下側へと運ばれ、方向規制ド
ラム52へと移されるようになっている。
【0007】上記方向規制ドラム52は、上記供給ドラ
ム51より小径に形成されており、その周面部には3個
1組の方向規制ポケット521が互いに等間隔ずつ離間
して3組形成されており、方向規制ドラム52が図中時
計回り方向に上記供給ドラム51と同一周面速度で回転
することにより、供給ドラム51の収容ポケット511
からこの方向規制ポケット521に空カプセルが移され
るようになっている。この場合、上記方向規制ポケット
521はカプセルが横方向(周方向)に収容される略楕
円状の上部と、該上部の一端部に連通していると共に、
カプセルのキャップ部分は進入不可能でボディー部分の
みが進入可能な径に調整された底部とから構成されてお
り、このため、ボディー側からこの方向規制ポケット5
21に進入したカプセルは、そのボディー部分がポケッ
トの底部にまで進入し、キャップを上(ドラム周面側)
にした正立状態で方向規制ポケット521内に完全に収
容され、一方キャップ側からこの方向規制ポケット52
1内に進入したカプセルは、キャップの径がポケット底
部の径よりも大きいために底部にまで進入することがで
きず、方向規制ドラム52の周面からボディー部分を突
出させた状態で方向規制ポケット521内に収容される
ことになる。そして、ボディー部分が突出した状態のカ
プセルは、方向規制ドラム52が回転していくことによ
り該方向規制ドラム52の周面に沿って配設されたガイ
ド板522にその突出部分が当接してキャップ部分を方
向規制ドラム52の回転方向前方にして倒れた状態で方
向規制ポケット521の上部に収容保持される。
【0008】そして、この状態で方向規制ドラム52が
図中時計回り方向に回転していき、該ドラム52の下側
において上記移し替えドラム53に移される。この移し
替えドラム53は、上記方向規制ドラム52と同一径に
形成されており、その周面部には方向規制ドラム52と
同様に3個1組の移し替えポケット531が互いに等間
隔ずつ離間して3組形成されていると共に、移し替えド
ラム53が図中反時計回り方向に上記方向規制ドラム5
2と同一周面速度で回転することにより、方向規制ドラ
ム52の方向規制ポケット521からこの移し替えポケ
ット531に空カプセルが移されるようになっている。
【0009】この場合、上記方向規制ドラム52の方向
規制ポケット521内に正立状態で収容されたカプセル
は、そのままキャップ側から移し替えポケット531内
に進入し、ボディー側を上(ドラム周面側)にした倒立
状態で収容され、また方向規制ポケット521の上部に
倒れた状態で収容されたカプセルもキャップ部分をドラ
ム回転方向前方にした状態となっているので、キャップ
側から移し替えポケット531内に進入し、ボディーを
上(ドラム周面側)にした倒立状態で収容される。
【0010】そして、この移し替えドラム53に移され
たカプセルは、該移し替えドラム53が回転することに
より下側へと移動し、移し替えドラム53の下方に配設
された往復差し替えユニット54の差し替えポケットに
すべてボディー側から移され、更にこの往復差し替えユ
ニット54からカプセル移送部6へと引き渡される。
【0011】このように、カプセル供給ホッパー41か
ら供給された空カプセルは上記3つのドラム51,5
2,53を通過する際にすべてキャップを上にした正立
状態に揃えられて往復差し替えユニット54の差し替え
ポケットに整列配置され、更に移送部6へと引き渡され
るようになっている。
【0012】この場合、上記供給ドラム51には、27
個の収容ポケット511がドラム周面部に均一に設けら
れているのに対し、方向規制ドラム52には3個1組の
方向規制ポケット521が3組設けられているだけであ
る。このため、供給ドラム51の収容ポケット511に
収容されたカプセルは3個おきに3個ずつ方向規制ドラ
ムに移されることになり、ホッパー41から供給ドラム
51に供給されたカプセルは、供給ドラム51の1周目
には方向規制ドラム52に移されることなく、再びホッ
パー41からの供給部を通過した後、2周目に方向規制
ドラム52に移されるようになっている。従って、ホッ
パー41からの供給時に収容ポケット511にカプセル
がうまく収容されず、空の状態の収容ポケットが511
が生じたとしても、2回目にホッパー41からのカプセ
ル供給部を通過する際にこの空のポケットにカプセルが
収容され、このため方向規制ドラム52に空の方向規制
ポケット521を生じることなく、確実にカプセルが方
向規制ドラム52に供給されるようになっている。従っ
て、欠損を生じることなく、確実にカプセルを整列配置
して移送部6へと引き渡すことができる。
【0013】なお、図面及び説明の便宜上上記各ドラム
51,52,53の各ポケット511,521,531
はいずれも一列しか示していないが、同様のポケットが
各ドラムごとにそれぞれ回転軸方向に沿って複数列形成
されており、各列において上記と同様の動作が行われる
ようになっている。
【0014】移送部6に引き渡されたカプセルは、この
移送部6により各工程間を移送されながら分離され、薬
剤が充填され、連結され、回収される。この移送部6
は、図5,6に示されているように、円盤状のキャップ
移送盤61とボディー移送盤62とをキャップ移送盤6
1を上、ボディー移送盤62を下にし、互いに所定間隔
離間して同心に配設し、これらキャップ移送盤61とボ
ディー移送盤62とが同期的に間歇回転運動するように
構成したものである。
【0015】上記キャップ移送盤61には、その周縁部
に上記往復差し替えユニット54の差し替えポケットに
対応して配列された複数のキャップポケット611から
なるポケット群がキャップ移送盤61の間歇回転運動の
一回転角度ごとに設けられていると共に、上記ボディー
移送盤62にはこのキャップポケット611に対応して
ボディーポケット621(図7,10参照)が設けられ
ており、上記キャップポケット611は図7に示されて
いるように、カプセルAB(以下、カプセルのキャップ
をA、ボディーをB、キャップとボディーを連結した状
態のカプセルをABとする)のキャップAが収容保持可
能な上部とボディーBのみが通過可能な径に形成された
貫通穴状の下部とから構成され、また上記ボディーポケ
ット621はカプセルのボディーBが収容保持可能な上
部とボディーBが通過不可能な径に形成された貫通穴状
の下部とから構成されている。
【0016】この移送部6に上記方向規制機構部5によ
り正立状態で配列された空カプセルが上記往復差し替え
ユニット54から移し替えられ、この場合移送部6の上
記キャップ移送盤61のキャップポケット611内に該
キャップ移送盤61の一回転角度部分で投入されるが、
このとき図7(A)に示されているように、カプセルA
BはそのボディーB側からキャップポケット611に進
入し、キャップA部分がこのキャップポケット611内
に完全に収容されると共に、ボディーB部分がキャップ
移送盤61から突出した状態となる。そして、この状態
でキャップ移送盤61及びボディー移送盤62が回転す
ることにより、カプセルABがカプセル分離部7に移送
される。
【0017】カプセル分離部7は、図7に示したよう
に、上下動可能なアーム71及び基部72の上下動によ
り伸縮する連絡管73が上記キャップ移送盤61とボデ
ィー移送盤62との間に配設されていると共に、ボディ
ー移送盤62の下面側に近接してボディーポケット62
1内を吸引する排気機構の吸引口74が配設されてなる
ものである。
【0018】そして、このカプセル分離部7にカプセル
ABが移送されてくると(図7(A)参照)、図7
(B)に示したように、アーム71が上昇すると共に基
部72が降下し、連絡管73が伸長してキャップ移送盤
61のキャップポケット611とボディー移送盤62の
ボディーポケット621とが連通した状態となる。そし
て、この状態で吸引口74からボディーポケット62
1、連絡管73及びキャップポケット611内が吸引さ
れる。これにより、カプセルのボディーBが連絡管73
を通してボディーポケット621内に吸引収容されると
共に、キャップポケット611の下部を通過できないキ
ャップAがキャップポケット611内に残され、カプセ
ルABがキャップAとボディーBとに分離される。
【0019】次に、分離されたキャップAとボディーB
とは、キャップ移送盤61及びボディー移送盤62が回
転することにより、粉末秤量充填装置8による薬剤充填
セクションへと移送され、ボディーB内に粉末薬剤が秤
量充填される。
【0020】粉末秤量充填装置8は、図8に示したよう
に、複数の調量穴811が上記ボディーポケット621
に対応して形成された調量円板81を具備している。こ
の調量円盤81は、上記キャップ移送盤61及びボディ
ー移送盤62と同期的に間歇回転運動するようになって
おり、またその周縁部の一部がキャップ移送盤61とボ
ディー移送盤62との間に挿入され、ボディー移送盤6
2の上面に近接した状態となっている。
【0021】また、この調量円板81の上面側には、第
1〜3の3個の粉末薬剤充填室82a,82b,82c
が設けられている。第1粉末薬剤充填室82aには、粉
末薬剤を供給する供給パイプ83aから粉末薬剤が供給
され、これを撹拌ブレード83bで撹拌することによ
り、粉末薬剤を調量円盤81の調量穴811に流し込む
ようになっており、次いでこの調量穴811内の粉末薬
剤が第2粉末薬剤充填室82b及び第3粉末薬剤充填室
82cにおいて、順次タッピングプランジャー84b,
84cで突き固められて成型されるようになっている。
【0022】更に、調量円板81の上面側には、上記第
3粉末薬剤充填室82cより回転方向後側に薬剤掻き取
り室82dが設けられていると共に、この薬剤掻き取り
室82dと対向して調量円盤81の下面側には押し上げ
プランジャー84dが上下動可能に配設されている。そ
して、上記第2,3粉末薬剤充填室82b,82cで突
き固めて成型した薬剤成型物を押し上げプランジャー8
4dで所定量押し上げ、該薬剤成型物の調量円板81の
上面から突出した部分を調量円板81が回転することに
より薬剤掻き取り室82dの周壁で掻き取り、薬剤量を
調節するようになっている。
【0023】そして、調量円板81が回転することによ
り調量穴811内の薬剤成型物が上記移送部6のボディ
ー移送盤62上に移動され、調量穴811の上方に上下
動可能に配設された充填プランジャー84eが降下し
て、調量穴811内の薬剤成型物をボディーポケット6
21内のカプセルボディーB内に落し込み、薬剤をカプ
セルボディーB内に充填するようになっている。
【0024】なお、図8中85は第1粉末薬剤充填室8
2a内の粉末薬剤量を検知するセンサー、86は調量穴
811の下端口を閉塞する固定底板、87は粉末薬剤供
給用のホッパー、88は薬剤供給管83a内に配設され
た供給フィーダを駆動するためのモータ、89は薬剤掻
き取り室82dで掻き取った粉末薬剤を第1粉末薬剤充
填室82aに移送する掻き取り粉末の移送路である。
【0025】この粉末秤量充填装置8により薬剤が充填
されたカプセルボディーB及びキャップAは、移送部6
によりカプセル連結部9(図5参照)に移送され、この
カプセル連結部9でカプセルのボディーBとキャップA
とが連結される。
【0026】カプセル連結部9は、図9に示したよう
に、キャップ移送盤61の周縁部上面に近接して、キャ
ップポケット611上面を閉塞するように配設されたキ
ャップ押え板91と、キャップ移送盤61とボディー移
送盤62との間に上下動可能に配設され、キャップポケ
ット611及びボディーポケット621に対応して貫通
穴状のアジャスト穴921が形成された補助アーム92
と、ボディー移送盤62の下面側に上記ボディーポケッ
ト621に対応して上下動可能に配設された連結プラン
ジャー93とから構成されおり、上記補助アーム92の
上下運動と連結プランジャーの上下運動とが連動するよ
うになっている。
【0027】このカプセル連結部9に薬剤が充填された
カプセルボディーB及びキャップAが移送されてくる
と、上記連結プランジャー93が上昇し、その先端部が
ボディーポケット621内に進入してカプセルボディー
Bを押し上げ、ボディーBを補助アーム92のアジャス
ト穴921内に移す。そして、連結プランジャー93の
上昇運動に連動して補助アーム92が上昇し、補助アー
ム92の上面がキャップ移送盤61の下面に当接してア
ジャスト穴921とキャップポケット611とが連通し
た状態となる。この状態で、更に連結プランジャー93
が上昇してボディーBを押し上げ、ボディーBの上端を
キャップポケット611内のキャップA下端当接させ、
更にボディーBを押し上げてボディーBとキャップAと
を連結する。この時、キャップAの上端がキャップ押え
板91に当接して固定され、確実にボディーBとキャッ
プAとが連結されるようになっている。
【0028】このように、薬剤が充填されたボディーB
とキャップAとが連結されてカプセル剤ABが製造さ
れ、次いでこのカプセル剤ABはキャップ移送盤61の
キャップポケット611に保持されたまま、このキャッ
プ移送盤61が回転することにより回収部10(図5参
照)に移送され、この回収部10で得られたカプセル剤
ABが回収される。
【0029】回収部10は、図10に示したように、キ
ャップ移送盤61とボディー移送盤62との間に、キャ
ップポケット611に対応して上下動可能に配設された
排出プランジャー101と、キャップ移送盤61の上面
から基台2の外方に至る回収管102とを具備してな
り、回収管102の一端部の下面は上記キャップ移送盤
61上面に近接して配置され、その底壁にキャップポケ
ット611に対応してカプセル回収孔が穿設されている
と共に、回収管102の他端側は装置の外側に向けて傾
斜している。また、回収管102の一端側内部には、エ
アーシリンダー103により進退運動するスクレーバー
104が配設されている。
【0030】この回収部10に上記カプセル剤ABが移
送されてくると、排出プランジャー101が上昇し、カ
プセル剤ABを押し上げてキャップポケット611から
押し出すと共に、回収管102内にカプセル回収孔を通
して排出する。すると、上記スクレーバー104がこれ
らカプセル剤ABを回収管102の一端側傾斜部へと押
しやり、カプセル剤ABが回収管102の傾斜部を自重
により流れて、装置外へと排出回収される。
【0031】
【発明が解決しようとする課題】従来は、このようなカ
プセル剤生産用のカプセル充填機を用いて、臨床試験用
のサンプルも製造しているが、このような通常の生産機
は量産を目的として構成されたもので、本来臨床試験用
サンプルの作製等の少量生産には適さず、特に粉末秤量
充填装置8の充填機構が非常に複雑で、薬剤の充填量を
変更する場合などの調整に多大の労力を要し、しかも少
量のカプセル剤を生産する場合でも多量の充填薬剤が必
要である。
【0032】即ち、上記粉末秤量充填装置8(図8参
照)は、上述したように、調量円盤81の周縁部に多数
の調量穴811からなる調量穴群を複数群設け、この調
量円盤81を間歇回転運動させることにより、第1粉末
薬剤充填室82aで粉末薬剤を調量穴811に充填し、
第2,3粉末薬剤充填室82b,82cでタッピングプ
ランジャー84b,84cにより調量穴811内の粉末
薬剤を突き固め、薬剤掻き取り室82dで余分な薬剤を
掻き取り、充填セクションで充填プランジャー84eに
より薬剤成型物をボディー移送盤62のボディーポケッ
ト621内のカプセルボディーBに充填するようになっ
ている。
【0033】このため、間歇回転運動する調量円盤81
を、その調量穴811と各プランジャー84b〜e及び
ボディー移送盤62のボディーポケット621とが一致
した状態で停止させること、即ち位置決めに極めて高度
な精度が要求され、非常に複雑な位置決め機構を必要と
する。また、各プランジャー84b〜eの上下運動と、
調量円盤81の回転停止時とを正確に一致させなければ
ならず、これらの同期をとるための同期機構も非常に複
雑なものとなる。
【0034】ここで、カプセルの号数を変える場合や同
じ号数のカプセルでもその充填量を変える場合には、調
量円盤81を所望の内容積を有する調量穴が形成された
他の調量円盤に交換することが行われるが、この場合図
8から分かるように、調量円盤81の上方に配置された
各薬剤粉末充填室82a〜c、薬剤掻き取り室82d及
び各プランジャー84b〜eなどを取外さなければなら
ず、また新しい調量円盤を取付けた後、複雑な位置決め
機構及び同期機構を調整しなければならない。このた
め、充填量の変更に非常な長時間を要すると共に、その
作業も極めて煩雑なものである。
【0035】また、図8の粉末秤量充填装置は、調量円
盤81を間歇回転させながら、複数組の調量穴811群
に対して、粉末薬剤の充填、タッピングプランジャーに
よる成型、掻き取りによる薬剤量調整、及び薬剤成型物
のカプセルボディーへの充填を連続的に行うことによ
り、高い処理能力が得られ、優れた量産性を有する一
方、少量のカプセル剤を製造するだけでよい場合でも確
実に調量穴811内に所定量の薬剤を充填するために製
造するカプセル剤数に比べてかなりの余剰薬剤を必要と
する。また、粉末秤量充填装置8は上述したように複雑
な機構を必要とするため、装置全体がどうしても大きく
なってしまうという欠点がある。
【0036】このため、このような粉末秤量充填装置8
が装備された図5〜10のような通常の生産機は、少量
の薬剤から薬剤充填量の異なる複数種のカプセル剤をそ
れぞれ少量ずつ生産する必要がある臨床試験用サンプル
の作製には不向きである。
【0037】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、煩雑な作業や複雑な調整を要することなく、比較的
容易に粉末充填量を変更することができ、しかも少量生
産する場合でも多量の余剰薬剤を必要とすることなく、
所定充填量のカプセル剤を確実に製造することができ、
臨床試験用のサンプルカプセル剤の製造に好適に使用さ
れる粉末秤量充填装置、及び該充填装置を用いたカプセ
ル充填機を提供することを目的とする。
【0038】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、所定量の粉末を秤量し、ボディーとキャッ
プとに分離したカプセルのボディー内に充填する粉末秤
量充填装置であって、基台上に直線往復運動可能に配設
され、その一端側に所定の内容積を有する調量穴が形成
された調量板と、該調量板上に接して又は近接して配置
固定され、充填用粉末が収容される粉末収容室と、基台
上に上下動可能に配設され、先端部が上記粉末収容室内
に位置すると共に、降下することにより、その先端部が
一方の移動限にある上記調量板の調量穴内に進入するタ
ッピングプランジャーと、他方の移動限にある上記調量
板の上方に上下動可能に配設され、降下することによ
り、その先端部が上記調量板の調量穴内に進入する充填
プランジャーとを具備してなり、上記調量板が一方の移
動限にある状態で、上記タッピングプランジャーを所定
回数上下動させて、粉末収容室内の粉末を調量板の調量
穴内に充填すると共にこれを突き固め、この調量板を他
方の移動限に移動させてカプセルのボティーが配置され
た充填部に上記調量穴を移動させ、上記充填プランジャ
ーを降下させて調量穴内に充填された粉末成型物をカプ
セルのボディー内に落し込むように構成したことを特徴
とする粉末秤量充填装置を提供する。
【0039】また、本発明は、この粉末秤量充填装置を
用いたカプセル充填機として、キャップとボディーとを
仮連結させた状態の空カプセルを連続的に供給するカプ
セル供給手段と、該空カプセルをキャップを上にした正
立状態で配列する方向規制手段と、配列された空カプセ
ルを移送する移送手段と、空カプセルをキャップとボデ
ィーとに分離するカプセル分離手段と、分離したカプセ
ルのボディー内に粉末を充填する粉末充填手段と、粉末
充填後にカプセルのボディーとキャップとを連結するカ
プセル連結手段と、得られたカプセル充填物を回収する
回収手段とを具備し、カプセル供給手段から空カプセル
を連続的に供給し、これを方向規制手段でキャップを上
にした正立状態で配列し、この空カプセルを移送手段で
各工程間を移送しながら、カプセル分離手段で空カプセ
ルをキャップとボディーとに分離し、充填手段でボディ
ー内に粉末を充填し、カプセル連結手段でキャップとボ
ディーとを連結してカプセル充填物を製造し、回収手段
でカプセル充填物を回収するように構成されたカプセル
充填機において、粉末充填手段として、上記粉末秤量充
填装置を用いたことを特徴とするカプセル充填機を提供
する。
【0040】
【作用】本発明の粉末秤量充填装置は、上記のように、
従来の間歇回転する秤量円盤に代えて、直線往復運動す
る秤量板を用いると共に、粉末を秤量板の秤量穴に充填
する粉末収容室内にタッピングプランジャーを設けたも
ので、これにより煩雑な作業や複雑な調整を要すること
なく、比較的容易に粉末充填量を変更することができ、
しかも少量生産する場合でも多量の余剰薬剤を必要とす
ることなく、所定充填量のカプセル剤を確実に製造する
ことが可能となったものである。
【0041】即ち、本発明の粉末秤量充填装置は、上記
直線往復運動可能な秤量板が一方の移動限にある状態に
おいて、その一端側に形成された調量穴に上記粉末収容
室から粉末を充填し、この状態で調量板を移動させるこ
となくタッピングプランジャーにより調量穴内の粉末を
所定回数突き固め、調量穴内の粉末を成型物とし、次い
で調量板を移動させて他方の移動限において、充填プラ
ンジャーにより調量穴内の粉末成型物を調量板の下側へ
と落し、この調量板の下側に配置されたカプセルボディ
内へと充填するように構成されたものである。
【0042】このように、本発明の粉末秤量充填装置
は、調量板を往復直線運動としたことにより、位置決め
操作が必要なタッピング位置及びカプセルボディーへの
粉末充填位置が調量板の直線往復運動の両移動限位置と
なり、このため特別な位置決め機構を要することなく、
正確な位置決めを行うことができる。また、調量板を取
換える場合には、回転する円盤のように軸に固定する必
要がなく、例えば後述の実施例に示すように、調量板を
スライドアームにそのスライド方向沿って着脱可能な構
成とすることにより、他の部品を取り外したり特別な調
整操作を必要とすることなく、極めて容易に調量板の交
換を行うことができるものである。従って、回転する調
量円盤を用いた装置に比べて、はるかに容易に粉末充填
量を変更することができる。
【0043】また、調量板の一端側に形成された調量穴
に調量板の一方の移動限で粉末収容室から粉末を充填
し、これをタッピングプランジャーで突き固めて成型
し、調量板を他方の移動限に移動させてこの粉末成型物
をカプセルボディーに充填した後、再び調量板を一方の
移動限に移動させて同様に充填、成型、移動、ボディー
への充填を行うようになっていることにより、即ち一の
調量穴を用いて粉末の充填、成型、移動、ボディーへの
充填を行い、確実にカプセルボディー内に粉末を充填し
た後、再び同一の調量穴を用いて同様に粉末の秤量充填
操作を行うようになっているので、1回ごとの充填操作
を確実に行った後、次の充填操作を行うことになり、こ
のため余剰粉末の必要量を非常に少なくすることができ
る。
【0044】従って、本発明の粉末秤量充填装置は、少
量の薬剤から薬剤充填量の異なる複数種のカプセル剤を
それぞれ少量ずつ生産する必要がある臨床試験用サンプ
ルの作製に好適に使用されるものである。
【0045】更に、本発明の粉末秤量充填装置は、複雑
な位置決め機構や同期機構を必要とすることなく、更に
粉末を突き固めて成型するタッピングプランジャーも一
のプランジャーで所定回数タッピングするようになって
おり、しかも粉末の充填を行う粉末収容室内にこのタッ
ピングプランジャーが配設されているので、複雑な位置
決め機構や同期機構を要し、かつ粉末充填セクション、
2つのタッピングセクション、掻き取りセクション、及
び粉末成型物のカプセルボディーへの充填セクションの
5つの工程セクションを有する従来の充填装置に比べ
て、はるかに小型化することができる。
【0046】また、本発明のカプセル充填機は、上記本
発明の粉末秤量充填装置を粉末充填手段として用いたも
ので、カプセル供給手段、方向規制手段、移送手段、カ
プセル分離手段、カプセル連結手段及び回収手段を具備
し、カプセル供給手段から空カプセルを連続的に供給
し、これを方向規制手段でキャップを上にした正立状態
で配列し、この空カプセルを移送手段で各工程間を移送
しながら、カプセル分離手段で空カプセルをキャップと
ボディーとに分離し、本発明充填装置でボディー内に粉
末を充填し、カプセル連結手段でキャップとボディーと
を連結してカプセル充填物を製造し、回収手段でカプセ
ル充填物を回収するようにしたものである。即ち、上記
本発明の粉末秤量充填装置によりカプセルのボディー内
に粉末を秤量充填する際に、カプセルの供給、分離、粉
末充填後のカプセル連結、及び得られたカプセル充填物
の回収作業を自動で行うように構成したものである。
【0047】従って、本発明のカプセル充填機によれ
ば、上記本発明の粉末秤量充填装置を粉末充填手段とし
て用いたことにより、煩雑な作業や複雑な調整を要する
ことなく、比較的容易に粉末充填量を変更することがで
き、しかも少量生産する場合でも多量の余剰薬剤を必要
とすることなく、所定充填量のカプセル剤を確実に製造
することができ、臨床試験用のサンプルカプセル剤の製
造にも好適に使用することができる。
【0048】
【実施例】以下、本発明の実施例につき、図面を参照し
て説明する。図1〜図4は、本発明の一実施例にかかる
カプセル充填機を示すものである。このカプセル充填機
は、図5〜10に示した上記従来のカプセル充填機と同
様に、操作部3を備えた基台2上に、方向規制機構部5
を具備したカプセル供給部4、カプセル移送部6、カプ
セル分離部7、粉末秤量充填装置1、カプセル連結部9
及びカプセル回収部10が設けられたものであり、粉末
秤量充填装置1以外は図5〜10のカプセル充填機と同
様であるので、これらの部分については図5〜10のカ
プセル充填機と同一の参照符号を符してその説明を省略
する。
【0049】上記粉末秤量充填装置1は、本発明の一実
施例にかかるもので、カプセル供給部4から供給される
と共に、方向規制機構部5により正立状態で整列され、
カプセル分離部7でキャップAとボディーBとに分離さ
れ、移送部6により移送されてきたカプセルのボディー
B内に、粉末薬剤を秤量充填するものであり、図2〜4
に示した構成とされている。
【0050】図中11は内部に駆動機構(図示せず)が
収容された四角台状の装置本体(基台)であり、この装
置本体11上に調量板12、粉末収容室13、タッピン
グプランジャー14、充填プランジャー15が配設さ
れ、上記粉末秤量充填装置1が構成されている。
【0051】上記調量板12は、図3,4に示したよう
に、四角板状の調量板基体121の一端部両側縁部に固
定用突出部122,122を突設したもので、その調量
板基体121の一端部には、所定の内容積を有する円柱
貫通穴状の調量穴123が3個ずつ5列に整列して穿設
されている。
【0052】この調量板12は、装置本体11上に直線
往復運動可能に設けられたリニアーシャフト124,1
24に上記固定用突出部122,122をねじ止めする
ことにより、装置本体11上に取り付けられており、こ
の場合リニアーシャフト124,124の先端側を固定
用突出部122,122に設けられた取付け穴に嵌入
し、固定用突出部122,122の一端側外方からリニ
アーシャフト124,124先端にねじ125,125
を螺着して固定することにより、調量板12がリニアー
シャフト124,124にがたつきなくしっかりと固定
されるようになっている。なお、図中126,126は
ワッシャーである。
【0053】この調量板12が固定される上記リニアー
シャフト124,124は、装置本体11上に設けられ
たリニアー軸受127,127に挿通した状態で支持さ
れ、装置本体11内の駆動機構により直線往復運動する
ようになっており、このリニアーシャフト124,12
4に固定された調量板12を直線往復運動させるように
なっている。
【0054】この調量板12上には、図2,3に示され
ているように、円筒状の粉末収容室13が設けられてお
り、その下端面が調量板12上面に接した状態又は近接
した状態になっていると共に、調量板12が一方の移動
限(図中、左側移動限)にあるとき、この粉末収容室1
3の真下に上記調量穴123が位置するようになってい
る。
【0055】この粉末収容室13には、粉末供給ホッパ
ー16が接続されており、この粉末供給ホッパー16か
ら充填用の粉末薬剤が粉末収容室13に供給され、粉末
収容室13内に常に一定量の粉末薬剤が収容された状態
となるようになっている。
【0056】また、粉末収容室13内底部には、モータ
131により駆動される円形板状の振動板132が配設
されている。この振動板132には上記調量穴123と
同様に配列されたプランジャー挿通穴133が穿設され
ており、調量板12が一方の移動限にある状態におい
て、このプランジャー挿通穴133と調量板12の調量
穴123とが一致するようになっている。この場合、振
動板132は上記モータ131により公転振動するよう
になっているものであるが、プランジャー挿通穴133
は調量穴123よりも大径に形成されており、振動板1
32の振動時でも調量穴123が閉塞されてしまうこと
がないようになっている。なお、特に図示していない
が、振動板132及びモータ131を具備した振動機構
134は、調量板12に接触することなく、上記装置本
体11に直接的に固定されており、振動板132の振動
が調量板12の運動に影響しないようになっている。
【0057】また、この粉末収容室13の上方には、調
量穴123と同様に整列配置されたタッピングプランジ
ャー14が上下動可能に配置されており、その先端側が
粉末収容室13内に位置していると共に、降下すること
によりその先端部が振動板132のプランジャー挿通穴
133を通って一方の移動限にある調量板12の調量穴
123内に進入するようになっている。
【0058】このタッピングプランジャー14は、後述
するように、上下動することによって調量穴123内の
粉末を突き固めて薬剤成型物を成型するが、該タッピン
グプランジャー14は、プランジャー支持体141のシ
リンダー部142内に、その基端部が摺動可能に嵌合さ
れて支持されていると共に、シリンダー部142の最深
部とプランジャー14の基端との間にコイルバネ143
が介装されており、このコイルバネ143の弾発力を調
節することにより、薬剤成型物を成型する際の圧縮圧を
調節することができるようになっている。
【0059】上記装置本体11の一端側(図中右側)上
方には、調量板12の調量穴123と同様に整列配置さ
れた充填プランジャー15が上下動可能に配設されてお
り、この充填プランジャー15は、降下することにより
他方の移動限に移動した状態の調量板12(図2,3
中、参照符号12’で示した状態の調量板)の調量穴1
23内に進入するようになっている。
【0060】この粉末秤量充填装置1は、図1に示され
ているように、カプセル充填機の基台2上に設置された
ものであるが、この場合、図2,3に示されているよう
に、上記充填プランジャー15及び他方の移動限にある
調量板12(図2,3中の参照符号12’)の一端側が
移送部6のキャップ移送盤61とボディー移送盤62と
の間に挿入された状態になるように設置されている。ま
た、特に図示していないが、基台2の内部に収容された
カプセル充填機の駆動部とこの粉末秤量充填装置1の装
置本体11内に収容された駆動機構とがカップリング装
置により接続されており、この粉末秤量充填装置1はカ
プセル充填機の駆動部から駆動力を得て動作すると共
に、カプセル供給部4、方向規制機構部5、カプセル移
送部6、カプセル分離部7、カプセル連結部9及びカプ
セル回収部10(図1参照)の動作と連動して動作する
ようになっている。
【0061】次に、この粉末秤量充填装置1の動作につ
いて説明する。この粉末秤量充填装置1は、上記のよう
に、カプセル充填機のカプセル供給部4、方向規制機構
部5、カプセル移送部6、カプセル分離部7、カプセル
連結部9及びカプセル回収部10(図1参照)の動作と
連動して動作し、カプセル供給部4から供給されると共
に、方向規制機構部5により正立状態で整列され、カプ
セル分離部でキャップAとボディーBとに分離され、移
送部6により移送されてきたカプセルのボディーB内
に、粉末薬剤を所定量秤量して充填するものである。
【0062】この場合、まず粉末供給ホッパー16から
充填用の粉末薬剤17(図2参照)を粉末収容室13内
に導入し、該粉末収容室13内を所定量の粉末薬剤で満
たし、振動板132を振動させて粉末収容室13内の粉
末薬剤を17を均一にすると共に、空気を粉末内に含ま
せ粉末の流動性を向上させておく。なお、この状態で
は、タッピングプランジャー14は、上昇した状態とな
っている。
【0063】この状態で、調量板12を一方の移動限に
移動させて、調量穴123を粉末収容室13の真下へと
移動させ、粉末薬剤17を各調量穴123内に流し込
む。次いで、タッピングプランジャー14を所定回数
(通常1〜3回程度)上下動させて、その先端で調量穴
123内に導入された粉末薬剤を突き固め、円柱状の薬
剤成型物171とする。
【0064】この場合、タッピングプランジャー14に
よるタッピング回数及びコイルバネ143の弾発力を調
節することにより、薬剤成型物171の密度を変化させ
ることができ、これにより充填量を調節することができ
る。即ち、タッピング回数を増やすことにより、またコ
イルバネ143の弾発力を強くすることにより、薬剤成
型物171の密度を高めて充填量を多くすることがで
き、一方タッピング回数を減らすことにより、またコイ
ルバネ143の弾発力を小さくすることにより、薬剤成
型物171の密度を低くして充填量を減らすことができ
る。
【0065】次いで、タッピングプランジャー14を上
昇させてその先端部を調量穴123内から退出させた
後、調量板12を他方の移動限に移動させてその一端部
をボディー移送盤62上に移す。この時、調量板12の
調量穴123とボディー移送盤62のボディーポケット
621とが一致した状態となり、この状態で充填プラン
ジャー15を降下させてその先端部を調量穴123内に
進入させ、内部の薬剤成型物171を調量板12’の下
側へと押し出してボディーポケット621内に収容され
たカプセルボディーB内に落し込むことより、粉末薬剤
をカプセルボディーB内に充填する。
【0066】ここで、タッピングプランジャー14によ
り粉末薬剤を突き固めて薬剤成型物171を成型し、こ
れをカプセルボディーB上に移動させる際、タッピング
プランジャー14の先端部を調量穴123内から退出さ
せた後、調量板12を他方の移動限に移動させるまでの
間に、調量穴123内の薬剤成型物171上方に形成さ
れた空間部に粉末薬剤が流れ込むが、この流れ込みによ
る薬剤量増加分は薬剤成型物171の体積により決定さ
れ、薬剤成型物171の体積が一定であればその増加分
も常に一定である。従って、この流れ込みによる薬剤量
増加分を考慮して薬剤成型物171の体積を設定するこ
とにより、(上記タッピング回数及びコイルバネの弾発
力を調節することにより設定できる。)粉末薬剤を正確
に秤量充填することができる。
【0067】そして、充填プランジャー15が上昇して
その先端部が調量穴123から退出した後、調量板12
が一方の移動限へと移動すると共に、薬剤成型物171
が充填されたカプセルボディーBは、ボディー移送盤6
2が回転することにより、カプセルキャップAと共にカ
プセル連結部9(図1参照)へと移送され、薬剤充填セ
クション18には、次のカプセルボディー及びキャップ
が移送されてきて、再び上記動作が繰り返され、連続的
に粉末薬剤の秤量充填が行われる。
【0068】なお、この粉末薬剤充填装置1により薬剤
充填を行うまでの、空カプセルの供給動作、空カプセル
の方向規制動作及びカプセルの分離動作、粉末薬剤充填
装置1により薬剤充填を行った後の、カプセルの連結動
作及びカプセルの回収動作は、上述した図5〜10の装
置と同様であるので、その説明を省略する。
【0069】本実施例の粉末秤量充填装置1によれば、
調量板12を往復直線運動としたことにより、位置決め
操作が必要なタッピングプランジャー14によるタッピ
ング位置及びカプセルボディーBへの充填位置が調量板
12の直線往復運動の両移動限位置となり、このため特
別な位置決め機構を要することなく、正確な位置決めを
行うことができる。また、カプセルの号数や薬剤充填量
を変えるために調量板12を取換える場合には、回転す
る調量円盤のように軸に固定する必要がなく、図4
(B)に示されているように、ねじ125,125を取
り外し、調量板12をリニアーシャフト124,124
のスライド方向に沿って取り外すことにより、他の部品
を取り外したり特別な調整操作を必要とすることなく、
極めて容易に調量板12の交換を行うことができるもの
である。従って、回転する調量円盤を用いた装置に比べ
て、はるかに容易に粉末充填量を変更することができ
る。
【0070】また、調量板12の一方の移動限で調量板
12の一端部に形成された調量穴123に粉末収容室1
3から粉末を充填し、これをタッピングプランジャー1
4で突き固めて成型し、調量板12を他方の移動限に移
動させてこの成型物171をカプセルボディーBに充填
した後、再び調量板12を一方の移動限に移動させて同
様に充填、成型、移動、カプセルボディーBへの充填を
行うようになっているので、即ち一の調量穴123を用
いて粉末薬剤の充填、成型、移動、カプセルボディーへ
の充填を行い、カプセルボディーBに確実に粉末薬剤を
充填した後、再び同一の調量穴123を用いて同様に粉
末薬剤の秤量充填操作を行うようになっているので、1
回ごとの充填操作を確実に行った後、次の充填操作を行
うことになり、このため余剰粉末の必要量を非常に少な
くすることができる。
【0071】従って、本実施例の粉末秤量充填装置1
は、少量の薬剤から薬剤充填量の異なる複数種のカプセ
ル剤をそれぞれ少量ずつ生産する必要がある臨床試験用
サンプルの作製にも、好適に対応できるものである。
【0072】また、本発明の粉末秤量充填装置1は、複
雑な位置決め機構や同期機構を必要とすることなく、更
に粉末薬剤を突き固めて成型するタッピングプランジャ
ー14も一のプランジャーで所定回数タッピングするよ
うになっており、しかも粉末薬剤の充填を行う粉末収容
室13内にこのタッピングプランジャー14が配設され
ているので、複雑な位置決め機構や同期機構を要し、か
つ粉末充填セクション、2つのタッピングセクション、
掻き取りセクション、及び粉末成型物のカプセルボディ
ーへの充填セクションの5つの工程セクションを有する
従来の充填装置8(図8参照)に比べて、はるかに小型
化することができる。
【0073】更に、本実施例の粉末秤量充填装置1はカ
プセル充填機の基台2上に設置して、この基台2から駆
動力を得ると共に、移送部6等の動作と同期をとるよう
に構成されているので、粉末秤量充填装置1をユニット
化し、図5〜図10に示したような量産を目的とした充
填機に組付けることが可能なように構成することがで
き、これにより従来の粉末秤量充填装置8部分を本実施
例の粉末秤量充填装置1に組み替えることにより、常時
は生産に用いている図5〜図10に示したようなカプセ
ル充填機をサンプル作製等に適した少量生産用のカプセ
ル充填機として使用することもできる。
【0074】また、このような粉末秤量充填装置1を用
いた本実施例のカプセル充填機によれば、煩雑な作業や
複雑な調整を要することなく、比較的容易に粉末充填量
を変更することができ、しかも少量生産する場合でも多
量の余剰薬剤を必要とすることなく、所定充填量のカプ
セル剤を確実に製造することができ、臨床試験用のサン
プルカプセル剤の製造にも好適に使用することができ
る。
【0075】なお、本発明の粉末秤量充填装置及びカプ
セル充填機は上記実施例に限定されるものではなく、例
えば粉末秤量充填装置における調量板12の固定構造
(着脱構造)や、カプセル充填機におけるカプセル供給
部4、方向規制機構部5、移送部6、カプセル分離部
7、カプセル連結部9及び回収部10等は適宜変更する
ことができ、その他の構成についても本発明の要旨を逸
脱しないかぎり、種々変更して差し支えない。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の粉末秤量
充填装置及びカプセル充填機によれば、煩雑な作業や複
雑な調整を要することなく、比較的容易に粉末充填量を
変更することができ、しかも少量生産する場合でも多量
の余剰薬剤を必要とすることなく、所定充填量のカプセ
ル剤を確実に製造することができ、臨床試験用のサンプ
ルカプセル剤の製造にも好適に使用されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるカプセル充填機を示
すもので、(A)は平面図、(B)は側面図である。
【図2】本発明の一実施例にかかる粉末秤量充填装置を
示す一部を断面とした側面図である。
【図3】同粉末秤量充填装置を示す一部を断面とした部
分斜視図ある。
【図4】同粉末秤量充填装置を構成する調量板部分を示
す部分図であり、(A)は平面図、(B)は分解図であ
る。
【図5】従来のカプセル充填機を示す平面図である。
【図6】同カプセル充填機を示す一部を断面とした側面
図である。
【図7】同カプセル充填機を構成するカプセル分離部を
示す部分断面図であり、(A)は分離前の状態、(B)
は分離後の状態である。
【図8】同カプセル充填機を構成する従来の粉末秤量充
填装置を示す一部を断面とした部分斜視図である。
【図9】同カプセル充填機を構成するカプセル連結部を
示す部分断面図である。
【図10】同カプセル充填機を構成する回収部を示す部
分断面図である。
【符号の説明】
1 粉末秤量充填装置(本発明品) 11 装置本体(基台) 12 調量板 121 調量板基体 122 固定用突出部 123 調量穴 124 リニアーシャフト 127 リニアー軸受 13 粉末収容室 131 モータ 132 振動板 133 プランジャー挿通穴 14 タッピングプランジャー 141 プランジャー支持体 143 コイルバネ 15 充填プランジャー 16 粉末供給ホッパー 17 粉末薬剤 18 充填セクション 2 基台 3 操作部 4 カプセル供給部 41 空カプセル供給用ホッパー(カプセル供給手段) 5 方向規制機構部(方向規制手段) 6 移送部 61 キャップ移送盤 611 キャップポケット 62 ボディー移送盤 621 ボディーポケット 7 カプセル分離部(カプセル分離手段) 73 連絡管 74 排気機構 8 粉末秤量充填装置(粉末充填手段)(従来品) 9 カプセル連結部(カプセル連結手段) 91 押え板 92 補助アーム 93 連結プランジャー 10 回収部(回収手段) 101 排出プランジャー 102 回収管 103 エアーシリンダー 104 スクレーバー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定量の粉末を秤量し、ボディーとキャ
    ップとに分離したカプセルのボディー内に充填する粉末
    秤量充填装置であって、基台上に直線往復運動可能に配
    設され、その一端側に所定の内容積を有する調量穴が形
    成された調量板と、該調量板上に接して又は近接して配
    置固定され、充填用粉末が収容される粉末収容室と、基
    台上に上下動可能に配設され、先端部が上記粉末収容室
    内に位置すると共に、降下することにより、その先端部
    が一方の移動限にある上記調量板の調量穴内に進入する
    タッピングプランジャーと、他方の移動限にある上記調
    量板の上方に上下動可能に配設され、降下することによ
    り、その先端部が上記調量板の調量穴内に進入する充填
    プランジャーとを具備してなり、上記調量板が一方の移
    動限にある状態で、上記タッピングプランジャーを所定
    回数上下動させて、粉末収容室内の粉末を調量板の調量
    穴内に充填すると共にこれを突き固め、この調量板を他
    方の移動限に移動させカプセルのボティーが配置された
    充填部に上記調量穴を移動させ、上記充填プランジャー
    を降下させて調量穴内に充填された粉末成型物をカプセ
    ルのボディー内に落し込むように構成したことを特徴と
    する粉末秤量充填装置。
  2. 【請求項2】 粉末収容室内の粉末を均一にならすと共
    に、該粉末を調量板の調量穴に流し込む振動板を粉末収
    容室内に配設した請求項1記載の粉末秤量充填装置。
  3. 【請求項3】 キャップとボディーとを仮連結させた状
    態の空カプセルを連続的に供給するカプセル供給手段
    と、該空カプセルをキャップを上にした正立状態で配列
    する方向規制手段と、配列された空カプセルを移送する
    移送手段と、空カプセルをキャップとボディーとに分離
    するカプセル分離手段と、分離したカプセルのボディー
    内に粉末を充填する粉末充填手段と、粉末充填後にカプ
    セルのボディーとキャップとを連結するカプセル連結手
    段と、得られたカプセル充填物を回収する回収手段とを
    具備し、カプセル供給手段から空カプセルを連続的に供
    給し、これを方向規制手段でキャップを上にした正立状
    態で配列し、この空カプセルを移送手段で各工程間を移
    送しながら、カプセル分離手段で空カプセルをキャップ
    とボディーとに分離し、充填手段でボディー内に粉末を
    充填し、カプセル連結手段でキャップとボディーとを連
    結してカプセル充填物を製造し、回収手段でカプセル充
    填物を回収するように構成されたカプセル充填機におい
    て、上記粉末充填手段として、請求項1又は2記載の粉
    末秤量充填装置を用いたことを特徴とするカプセル充填
    機。
  4. 【請求項4】 同期的に間歇回転運動する円盤状のキャ
    ップ移送盤とボディー移送盤とを、キャップ移送盤を
    上、ボディー移送盤を下にし、互いに所定間隔離間して
    同心に配置すると共に、キャップ移送盤にカプセルのキ
    ャップが収容保持可能でボディーのみが通過可能な貫通
    穴状のキャップポケットを設け、かつボディー移送盤に
    カプセルのボディーが収容保持可能な貫通穴状のボディ
    ーポケットを設けた移送手段と、上記キャップポケット
    とボディーポケットとを連通させる連絡管、及びこの連
    絡管により連通状態となったキャップポケット内及びボ
    ディーポケット内をボディー移送盤の下側より吸引する
    排気機構により構成されたカプセル分離手段とを具備し
    てなり、上記キャップ移送盤のキャップポケット内に方
    向規制手段により正立状態で配列した空カプセルを収容
    し、キャップ移送盤及びボディー移送盤の一回転角度位
    置において、上記連絡管でボディーポケットとキャップ
    ポケットとを連通させ、上記排気機構により連通状態と
    なったキャップポケット内及びボディーポケット内をボ
    ディー移送盤の下側から吸引し、カプセルのキャップを
    キャップポケット内に残して、カプセルのボディーを連
    絡管を通してボディーポケット内に吸引収容することに
    より、空カプセルを分離するように構成され、粉末秤量
    充填装置が、他方の移動限にある調量板の一端部が上記
    キャップ移送盤とボディー移送盤との間に進入し、調量
    板の調量穴とボディー移送盤のボディーポケットとが一
    致するように設置された請求項3記載のカプセル充填
    機。
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