JPH06345131A - 包装容器 - Google Patents

包装容器

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JPH06345131A
JPH06345131A JP5166211A JP16621193A JPH06345131A JP H06345131 A JPH06345131 A JP H06345131A JP 5166211 A JP5166211 A JP 5166211A JP 16621193 A JP16621193 A JP 16621193A JP H06345131 A JPH06345131 A JP H06345131A
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JP
Japan
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layer
packaging container
laminated material
thermoplastic polyester
resin
Prior art date
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JP5166211A
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English (en)
Inventor
Yoichiro Inoue
洋一郎 井上
Shinichi Sekine
伸市 関根
Yuzo Fukawa
雄三 府川
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Kyodo Printing Co Ltd
Original Assignee
Kyodo Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 飲食品の高温充填、飲食品充填後の電子レン
ジによる加熱、または熱殺菌の際に変形あるいは白化し
たり、容器表面の光沢が損なわれることがなく、しかも
透明性に優れた包装容器を提供する。 【構成】 PET樹脂の中間層23と、PAR樹脂40
〜55重量%とPET樹脂60〜45重量%とのブレン
ド樹脂からなる内層21、外層22とにより積層材11
aを構成し、この積層材全体に対するブレンド層の割合
を10重量%以上、20重量%未満とする。この積層材
11aを真空・圧空成形してフランジ部13を有する容
器本体11を作製する。このフランジ部13にヒートシ
ールされる蓋体31は、そのシーラント層をPET樹脂
で形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラスチック容器本体
と、該容器本体の上部開口に設けたフランジ部にヒート
シールされる蓋体とからなる包装容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、食品・飲料等の容器として、上記
構造の包装容器が多用されている。この容器では、内部
に食品・飲料等を充填したのち、一般に85〜90℃の
温水による熱殺菌処理が行われる。このため、この種の
包装容器では、前記熱殺菌処理に十分耐える耐熱性が必
要であると共に、販売では内部の充填物が見やすいよう
に透明性であることが望ましい。
【0003】現在市販されている包装容器の容器本体と
して、ポリプロピレン層/エチレン・ビニルアコール共
重合体層/ポリプロピレン層からなる積層材を用いたも
の、ポリプロピレン層/鉄層/ポリプロピレン層からな
る積層材を用いたものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の容器本体では、前記熱殺菌処理に十分耐え得るもの
で、透明性が十分なものはなかった。
【0005】本発明は、食品・飲料等の容器に用いられ
るポリアリレート樹脂を含む積層体の観点から上記問題
点を解決しようとするもので、飲食品の高温充填、飲食
品充填後の電子レンジによる加熱、または熱殺菌の際に
変形あるいは白化したり、容器表面の光沢が損なわれる
ことがなく、しかも透明性に優れた包装容器を安価に提
供すること目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の包装容
器は、上部開口にフランジ部を有するプラスチック製の
容器本体と、前記フランジ部にヒートシールされる蓋体
とからなる包装容器において、前記容器本体を、ポリア
リレート樹脂と熱可塑性ポリエステル樹脂とのブレンド
層と、熱可塑性ポリエステル樹脂層との積層材で構成
し、前記ブレンド層は前記積層材全体の20重量%未満
とし、前記ポリアリレート樹脂は前記ブレンド層全体の
40重量%以上としたことを特徴とする。
【0007】請求項2に記載の包装容器は、前記ポリア
リレート樹脂を前記ブレンド層全体の40重量%以上、
55重量%以下としたことを特徴とする。
【0008】請求項3に記載の包装容器は、前記積層材
を、熱可塑性ポリエステル樹脂からなる中間層と、該中
間層の両側に設けた前記ブレンド層とからなることを特
徴とする。
【0009】請求項4に記載の包装容器は、前記蓋体
を、前記フランジ部に溶着されるヒートシール層を熱可
塑性ポリエステル樹脂で構成したことを特徴とする。
【0010】請求項5に記載の包装容器は、前記積層材
を構成する熱可塑性ポリエステル樹脂、および前記蓋体
を構成する熱可塑性ポリエステル樹脂をポリエチレンテ
レフタレート樹脂としたことを特徴とする。
【0011】以下、本発明を、まず容器本体について詳
細に説明する。容器本体を構成する熱可塑性ポリエステ
ル樹脂(前記ブレンド層、前記熱可塑性ポリエステル樹
脂層)としては、以下のものが好適に使用できる。すな
わち、前者としてはエチレンテレフタレート単位、ある
いはブチレンテレフタレート単位をそれぞれ繰り返し単
位とする線状ポリエチレンテレフタレートホモポリマ
ー、あるいは線状ポリブチレンテレフタレートホモポリ
マーが好ましいが、テレフタール酸の一部をフタール
酸、イソフタル酸、琥珀酸、アジピン酸、セバシン酸、
ドデカンジカルボン酸、ヘキサヒドロテレフタル酸、
2,6−ナフタレンジカルボン酸、2,5−ジブロムテ
レフタル酸、ジフェニルジカルボン酸、トリメリット
酸、ピロメリット酸等に置き換えてもよく、またエチレ
ングリコールの一部をプロピレングリコール、ジエチレ
ングリコール、テトラエチレングリコール、ポリエチレ
ングリコール、ポリテトラメチレングリコール、1,6
−ヘキサンジオール、トリメチレングリコール、ネオペ
ンチルグリコール、P−キシレングリコール、1,6−
シクロヘキサンジメタノール、ビスフェノールA、グリ
セリン、ペンタエリスリトール、トリメタノールプロパ
ン、トリメタノールベンゼン、トリエタノールベンゼン
等に置き換えてもよい。
【0012】上記熱可塑性ポリエステル樹脂の中で、特
に好ましいのはポリエチレンテレフタレート樹脂(以
下、必要に応じてPETと略記する)であり、また、充
填する飲食品が日本酒、洋酒、果実酒等のような酒精飲
料である場合には、前記積層材を構成する熱可塑性ポリ
エステル樹脂(ブレンド層、および熱可塑性ポリエステ
ル樹脂層)として、固有粘度(フェノール50重量部/
テトラクロルエタン50重量部の溶液中、25℃で測定
した溶液粘度から求めたもの)が0.5〜1.4の範囲
にあるものを使用するのが好ましく、0.6〜1.2の
範囲が更に好ましい。
【0013】一方、容器本体を構成するポリアリレート
樹脂(以下、必要に応じてPARと略記する)は、芳香
族ジカルボン酸またはその機能誘導体と、二価フェノー
ルまたはその機能誘導体とから得られるものである。こ
の場合、ポリアリレート樹脂の調製に用いられる芳香族
ジカルボン酸としては、二価フェノールと反応し満足な
重合体を与えるものであれば、いかなるものでもよく一
種または、二種以上を混合して用いられる。好ましい芳
香族ジカルボン酸としてはテレフタル酸、イソフタル酸
が挙げられるが、これらの混合物は、溶融加工性および
総合的性能の面で特に好ましい。この混合物ではその混
合比は格別限定されるものではないが、テレフタル酸/
イソフタル酸=9/1〜1/9(モル比)が好ましく、
溶融加工性、性能のバランスの点で7/3〜3/7(モ
ル比)が特に好ましい。
【0014】また、ポリアリレート樹脂の調製に用いら
れる二価フェノールの具体例としては2,2−ビス(4
−ヒドロキシフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−
ヒドロキシ−3,5−ジブロモフェニル)プロパン、
2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジクロロフェ
ニル)プロパン、4,4−ジヒドロキシジフェニルスル
ホン、4,4−ジヒドロキシジフェニルエーテル、4,
4−ジヒドロキシジフェニルスルフィド、4,4−ジヒ
ドロキシジフェニルケトン、4,4−ジヒドロキシジフ
ェニルメタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5
−ジメチルフェニル)プロパン、1,1−ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)エタン、1,1−ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)シクロヘキサン、4,4−ジヒドロキシ
ジフェニル、ベンゾキノン等が挙げられる。これらは単
独で使用してもよいし、二種以上を混合して用いてもよ
い。
【0015】上記二価フェノールはパラ置換体である
が、他の異性体を使用してもよく、これらの二価フェノ
ールとしてエチレングリコール、プロピレングリコール
等を用いることができる。二価フェノールの中で最も代
表的なものは、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)プロパン、通常ビスフェノールAと呼ばれているも
のであり、総合的な物性面から最も好ましい。
【0016】したがって、本発明において最も好ましい
ポリアリレート樹脂は、テレフタル酸とイソフタル酸と
の混合物または、これらの機能誘導体の混合物(但し、
テレフタル酸残基とイソフタル酸残基とのモル比は9/
1〜1/9、特に7/3〜3/7)と二価フェノール、
特にビスフェノールAまたはその機能誘導体とから得ら
れるものである。また、本発明に用いられるポリアリレ
ート樹脂の分子量は約7,000〜100,000の範
囲が、物性および押出加工性の点から好ましい。
【0017】さらに、容器本体を構成する前記積層材
は、いわゆる多層フィルムであって、例えば押出しラミ
ネート法または共押出し法により得られるものである。
そして、この積層構造としては、熱可塑性ポリエステル
樹脂からなる中間層と、該中間層の両側に設けた前記ブ
レンド層とからなるもの(例えば、PAR +PET / PET /P
AR +PET の三層からなるもの)や、反対にブレンド層
からなる中間層と、該中間層の両側に設けた熱可塑性ポ
リエステル樹脂層とからなるもの(例えば、PET/ PAR
+PET / PET の三層からなるもの)が挙げられる。また
三層構造に限らず五層構造等に構成することもできる
(例えば、PAR +PET / PET / PAR +PET /PET / PAR
+PET からなるものや、PET / PAR +PET / PET / PAR
+PET / PETからなるもの)も可能である。これらの
中、熱可塑性ポリエステル樹脂からなる中間層と、該中
間層の両側に設けた前記ブレンド層とからなるもの、特
にPAR +PET / PET / PAR +PET の三層からなるものが
好ましく、耐熱性、特にボイル処理時の白化防止効果が
良好となるうえ、再生PET の有効利用が図れ、しかも内
外層に共通の成分PET が含まれているので内外層の溶着
性が高まるという利点がある。
【0018】また、本発明は、前記ブレンド層における
ポリアリレート樹脂の割合は40重量%以上とするもの
であり、該樹脂の割合の増大と共に耐熱性が向上する
が、押出成形の成形性および、包装容器のコストを考慮
すると40〜75重量%、特に40〜55重量%が好ま
しい。
【0019】つぎに、前記容器本体にヒートシールされ
る蓋体について説明すると、この蓋体を構成する積層材
としては、(1) 全体をプラスチックで構成したもの、
(2) 金属層とプラスチック層とを積層したもの、(3) 金
属からなる中間層と該中間層の両側に積層したプラスチ
ック層とからなるものが使用できる。また、(2) ,(3)
の積層材は接着剤を用いて貼り合わせる方法、または前
記した押出しラミネート法もしくは共押出し法により得
ることができる。前記積層材の具体例としては、上記
(1) としてPET層単独からなるもの、前記容器本体と
同じくPET / PAR +PET / PET の三層からなるものが、
(2) としてアルミニウム箔とPETフィルムとを直接、
または接着剤を介して積層したものが、(3) としてポリ
プロピレンフィルム/ 接着剤/ アルミニウム箔/ 接着剤
/PETフィルムからなるものが、それぞれ挙げられる。
(2) ,(3) においては、容器本体のフランジ部との溶着
性を考慮して、PET層をヒートシール層すなわちシー
ラント層とするべきであり、本発明では容器フランジ部
の表面層中にPAR成分を含有しているので親和性が増
大し、蓋体のヒートシール強度を向上させることができ
る。
【0020】
【作用】請求項1に記載の包装容器では、容器本体の耐
熱性、透明性、紫外線バリア性が良好となる。
【0021】請求項2に記載の包装容器では、容器本体
の成形性が良くなって大量生産が可能となる。
【0022】請求項3に記載の包装容器では、前記積層
材を前記ブレンド層からなる中間層と、該中間層の両側
に設けた熱可塑性ポリエステル樹脂とで構成した場合等
に比べて、耐熱性が更に向上する。
【0023】請求項4に記載の包装容器では蓋体を、ヒ
ートシール法や高周波シール法により簡便、確実に溶着
させることができる。
【0024】請求項5に記載の包装容器では、再生PE
Tすなわちポリエチレンテレフタレート樹脂の再生品が
使用できるので、より安価に製造可能となるうえ、PE
T製品の廃棄物による環境問題の解消にも貢献できる。
【0025】
【実施例】次に、本発明の実施例を、図面に基づいて説
明する。 実施例 図1は包装容器1の断面図で、11は容器本体、12は
胴部、13はフランジ部、31は蓋体、32は遮蔽部、
33はフランジ部である。図2は容器本体11の斜視
図、図3は容器本体11を構成する積層材11aの拡大
断面図であり、図4は蓋体31の斜視図、図5は蓋体3
1を構成する積層材31aの拡大断面図である。
【0026】図3に示すようにPAR樹脂を40〜75
重量%含有するPETとPARとのブレンド樹脂を内層
21と外層22に、一般グレードのPET樹脂を中間層
23にそれぞれ用いてサンドイッチ型の積層シートすな
わち積層材11aを作製し、これを真空・圧空成形する
ことにより、図2に示す容器本体11を得た。この場
合、積層シートの厚さは0.6mm(但し、内層と外層
は、厚さを互いに等しくした)とし、それぞれについ
て、PAR樹脂の割合は30,35,40,45,5
0,55,60,75重量%の8水準、積層シート全体
に対するブレンド層の割合を10,15,20,25重
量%(この値は、中間層23の厚さに対する内外層2
1,22の合計厚さを増大することにより増大させるこ
とができる)の3水準とした。したがって、積層シート
全体に対するPAR樹脂の割合は、[表1]〜[表4]
に示す通りとなる。このPAR樹脂の割合(重量%)
は、全体のブレンド層割合(重量%)と、ブレンド層の
PAR率(重量%)とを掛け合わせて得た値を100で
割って求めたものである。
【0027】一方、図5に示すように厚さ100μmの
ポリプロピレンフィルム41と、厚さ35μmのアルミ
ニウム箔43と、厚さ25μmのPETフィルム45と
を接着剤42,44を介して接着して積層シートすなわ
ち積層材31aを作製し、これを圧縮成形(熱成形)す
ることにより、図4に示す蓋体31を得た。
【0028】得られた容器本体11にpH4.0未満の
果汁をホット充填し、蓋体31を容器本体11のフラン
ジ部13にヒートシールしたのち、この包装容器1を8
0℃×20分、85℃×20分の条件で熱殺菌処理を行
い、容器本体11の白化、変形の有無とその程度を観察
することにより耐熱性を調べた。ヒートシールでは、蓋
体31のPETフィルム45をシーラント層とした。
【0029】べつに、各積層材11aの成形性、および
蓋体31のヒートシール性についても調査した。
【0030】以上による耐熱性、成形性の試験結果を、
包装容器(デガート)の製造コストと併せて[表1]〜
[表4]に示す。[表1]〜[表4]において、耐熱性
の○印は容器本体の白化、変形のいずれも認められない
ものを示し、△印は僅かに白化が見られたものを示す。
また、成形性については、金型の形状通りに成形されて
いるかどうか外観により判断し、○印は良好、△印はや
や不満足ではあるが使用可能なものを、×印は成形性不
良を示す。
【0031】
【表1】
【0032】
【表2】
【0033】
【表3】
【0034】
【表4】
【0035】[表1]〜[表4]から、容器本体を、ポ
リアリレート樹脂と熱可塑性ポリエステル樹脂とのブレ
ンド層と、熱可塑性ポリエステル樹脂層との積層材で構
成し、前記ブレンド層を前記積層材全体の20重量%未
満とし、前記ポリアリレート樹脂を前記ブレンド層全体
の40重量%以上とすることにより、80℃〜85℃×
20分の熱殺菌処理に耐える、耐熱性に優れた包装容器
が得られるうえ、蓋体のヒートシール性が安定し、シー
ル温度を広い範囲で設定することが可能となること、特
に、ポリアリレート樹脂をブレンド層全体の40重量%
以上、55重量%以下とすることにより成形性が良好
で、ポリアリレート樹脂の使用量を最小限に抑えられ、
しかも低コストの包装容器が得られることがわかる。
【0036】
【発明の効果】以上の説明で明らかように、本発明は、
以上のような構成としたことにより、高価なポリアリレ
ート樹脂の使用量を最小限に抑えると同時に、以下のよ
うな種々の効果がある。請求項1に記載の包装容器で
は、飲食品の高温充填、飲食品充填後の電子レンジによ
る加熱、または熱殺菌の際に変形あるいは白化したり、
容器表面の光沢が損なわれることがなく、しかも透明性
および紫外線バリア性に優れた包装容器となる効果があ
る。請求項2に記載の包装容器では、容器本体の成形性
が良好で大量生産が可能となる。請求項3に記載の包装
容器では、積層材の層構成を所定のものに設定すること
により、他の層構成に比べて耐熱性が更に向上する。請
求項4に記載の包装容器では、蓋体をヒートシールや高
周波シール法で確実に溶着させることができ、シール温
度範囲も広くなる効果がある。請求項5に記載の包装容
器では、より安価に製造可能となるうえ、PET廃棄物
による環境問題の解消にも貢献することができる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る包装容器の断面図であ
る。
【図2】図1実施例に係る容器本体の斜視図である。
【図3】図2の容器本体を構成する積層材の拡大断面図
である。
【図4】図1実施例の容器本体にヒートシールされる蓋
体の斜視図である。
【図5】図4の蓋体を構成する積層材の拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
1 包装容器 11 容器本体 11a 積層材 12 胴部 13 フランジ部 21 内層(ブレンド樹脂) 22 外層(ブレンド樹脂) 23 中間層(PET樹脂) 31 蓋体 31a 積層材 32 遮蔽部 33 フランジ部 41 ポリプロピレンフィルム 42 接着剤 43 アルミニウム箔 44 接着剤 45 PETフィルム

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部開口にフランジ部を有するプラスチ
    ック製の容器本体と、前記フランジ部にヒートシールさ
    れる蓋体とからなる包装容器において、前記容器本体
    を、ポリアリレート樹脂と熱可塑性ポリエステル樹脂と
    のブレンド層と、熱可塑性ポリエステル樹脂層との積層
    材で構成し、前記ブレンド層は前記積層材全体の20重
    量%未満とし、前記ポリアリレート樹脂は前記ブレンド
    層全体の40重量%以上としたことを特徴とする包装容
    器。
  2. 【請求項2】 前記ポリアリレート樹脂は前記ブレンド
    層全体の40重量%以上、55重量%以下としたことを
    特徴とする請求項1に記載の包装容器。
  3. 【請求項3】 前記積層材は、熱可塑性ポリエステル樹
    脂からなる中間層と、該中間層の両側に設けた前記ブレ
    ンド層とからなることを特徴とする請求項1または2に
    記載の包装容器。
  4. 【請求項4】 前記蓋体は、前記フランジ部に溶着され
    るヒートシール層を熱可塑性ポリエステル樹脂で構成し
    たことを特徴とする請求項1に記載の包装容器。
  5. 【請求項5】 前記積層材を構成する熱可塑性ポリエス
    テル樹脂、および前記蓋体を構成する熱可塑性ポリエス
    テル樹脂をポリエチレンテレフタレート樹脂としたこと
    を特徴とする請求項4に記載の包装容器。
JP5166211A 1993-06-11 1993-06-11 包装容器 Pending JPH06345131A (ja)

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