JPH06345091A - 折り畳み式収納パレット - Google Patents

折り畳み式収納パレット

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Publication number
JPH06345091A
JPH06345091A JP15259393A JP15259393A JPH06345091A JP H06345091 A JPH06345091 A JP H06345091A JP 15259393 A JP15259393 A JP 15259393A JP 15259393 A JP15259393 A JP 15259393A JP H06345091 A JPH06345091 A JP H06345091A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lower side
plate
side plate
pair
side plates
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP15259393A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitomo Ishida
慶友 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujita Corp
Original Assignee
Fujita Corp
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Publication date
Application filed by Fujita Corp filed Critical Fujita Corp
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Publication of JPH06345091A publication Critical patent/JPH06345091A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 組み立てや折り畳み作業を一人で容易・迅速
に行うことができる折り畳み式の収納パレットを提供す
る。 【構成】 下面に脚部14が配設された底板10と、そ
の互いに平行な一対の辺10a上に下枠21aが回動自
在に連結された一対の下部側板20と、これとほぼ同一
形状であって下枠31aが各下部側板20の上枠21b
に回動自在に連結された一対の上部側板30と、上枠6
1aが上部側板30上の両端間に回動自在に連結された
一対の支持板60とを備え、下部側板20における下枠
21aと直角な両側辺21cが一対の下部側板20の連
結部間の距離L1 の1/2以下の長さであり、支持板6
0の上枠61aが直立状態での下部側板20,20間の
距離とほぼ等しい長さである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、作業現場で使用する仮
設材や小物類を収納保管し、かつこれらの運搬の際の通
函として用いられるパレットであって、特に折り畳み可
能なものに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば建築作業現場で仮設パイプの組み
立てに用いるクランプ材等の小物は、箱形のパレットに
収納保管し、使用の際には、パレットごと現場へ運搬で
きるようにしてある。従来、このような箱形のパレット
は、非使用時には折り畳んで場所を取らないようにした
ものがあるが、組み立てや折り畳みの際にはボルト等に
よる各部材の連結又は分離作業を伴うので、作業を一人
でかつ短時間で行うことが困難であり、煩雑な作業を余
儀なくされていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な事情のもとになされたもので、その技術的課題とする
ところは、組み立てや折り畳み作業を一人で容易・迅速
に行うことができる折り畳み式の収納パレットを提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述した技術的課題は、
本発明によって有効に解決することができる。すなわち
本発明に係る折り畳み式収納パレットは、下面に所要数
の脚部が配設されたほぼ方形の底板と、この底板の互い
に平行な一対の辺上にそれぞれ下枠が回動自在に連結さ
れたほぼ長方形の一対の下部側板と、この下部側板とほ
ぼ同一形状であって下辺が前記各下部側板の上辺にそれ
ぞれ回動自在に連結された一対の上部側板と、上枠が上
部側板上の両端間にそれぞれ回動自在に連結された一対
の支持板とを備え、前記下部側板における下枠と直角な
両側辺が前記底板に連結された前記下部側板の下枠間の
距離の1/2以下の長さであり、前記支持板の上枠が前
記底板に対する前記両下部側板の間の距離とほぼ等しい
長さとなっているものである。
【0005】
【作用】上記構成の折り畳み式収納パレットは、底板
と、下部側板及び上部側板と、支持板とで箱形に組み立
てられ、底板下面の脚部間にフォークリフトの腕を差し
込んで運搬できるようになっている。組立状態において
は底板の外縁上で下部側板及び上部側板が上下に延びて
支持板によって支持されている。折り畳む場合は、まず
支持板を回転させるように持ち上げて下部側板及び上部
側板に対する支持を解除してから、下部側板及び上部側
板を互いに中折れさせ、最後に両支持板を上部側板の上
に重ねるように畳み込む。また、組み立てはその逆の手
順で行われ、すなわちまず両支持板を持ち上げることに
よって、下部側板及び上部側板を中折れ状態から上下に
ほぼ同一平面をなすように開き、次に両支持板を下部側
板と上部側板間へ向けて下方へ回転させることによっ
て、下部側板及び上部側板を支持する。
【0006】
【実施例】図1は、本発明に係る折り畳み式収納パレッ
トの好ましい一実施例を示すもので、符号10は底板で
ある。この底板10は、平面形状がほぼ長方形をなす枠
体11及びこの枠体11に格子状に架設された所要数の
桟12と、その上面に張設されたパンチングメタル13
とからなる。底板10の下面の四隅近傍には脚部14が
配設され、底板10の短辺10bの両端には上方へ突出
した軸受板15が配設され、それぞれ枠体11に固定さ
れている。
【0007】20は一対の下部側板であり、図2にも示
すように、長方形をなす枠体21と、この枠体21に張
設されたパンチングメタル22とを有する。各下部側板
20は、その枠体21における下枠21aの両端が、図
5にも示すように、底板10に固定された軸受板15の
軸受孔15aにボルト又はピン23を介して取り付けら
れており、これによって、軸受孔15a間を底板10の
長辺10aに沿って延びる軸線O1 の周りに回動可能に
なっている。この下部側板20の枠体21の下枠21a
及び上枠21bは底板10の長辺10aとほぼ同一寸法
であり、その両側の側枠21cは底板10に対する連結
部間の距離すなわち両軸受板15の軸受孔15a,15
a間の距離L1 の1/2以下の寸法となっている。
【0008】30は一対の上部側板であり、図2にも示
すように、下部側板20における枠体21とほぼ同一の
長方形をなす枠体31と、この枠体31に張設されたパ
ンチングメタル32とを有する。各上部側板30の枠体
31における下枠31aは、それぞれ一対の蝶番40を
介して下部側板20の枠体21における上枠21bに連
結されており、各上部側板30の枠体31における上枠
31bは、底板10の長辺10aとほぼ同一長さの一対
の上端枠50に、それぞれ複数の連結管51を介して回
動自在に連結されており、すなわち、下部側板20と上
部側板30は、蝶番40によって底板10の上面への中
折れ状の折り畳みが可能となっている。なお、符号33
は、上部側板30の上枠31bに設けられると共に連結
管51と当接することによって、上部側板30に対する
上端枠50の長手方向への変位を規制する幅止めリング
である。
【0009】60は一対の支持板であり、図3にも示す
ように、ほぼ長方形の枠体61と、この枠体61に張設
されたパンチングメタル62とを有する。枠体61は、
その上枠61a及び下枠61bが、底板10に対する直
立状態での両下部側板20,20の内側距離L2 (図6
参照)とほぼ等しい長さに設定されており、図4に示す
ように、上枠61aの両端から突設されたピン63が上
端枠50の両端に設けられた軸受金具52に挿入される
ことによって、上枠61aの軸線O2 を中心に回動自在
に連結されている。枠体61の両側枠61cは、下部側
板20と上部側板30を互いに同一平面をなすように垂
直に延ばした時の底板10の上面から上端枠50までの
高さH(図2及び図6参照)とほぼ等しい長さであっ
て、上端枠50の1/2以下の長さ、言い換えれば底板
10の長辺10aの1/2以下の長さに設定されてい
る。
【0010】各支持板60には、その下枠61b近傍
に、図6に示す組立状態において内側となる面に、それ
ぞれ把手64が取り付けられている。また、各支持板6
0の両側枠61cの下端(自由端)近傍には、前記組立
状態において外側へ突出した係合部としての係止ピン6
5が設けられており、この係止ピン65が底板10の軸
受板15に開設された係合孔15bと係合可能となって
いると共に、各支持板60の側枠61cの両側には、前
記組立状態において下部側板20と上部側板30の側枠
21c,31cと接触される幅止め金具66が設けられ
ている。また、各支持板60の上枠61aの両端近傍に
は、それぞれ補強板67で囲まれた開口部67aが開設
されている。
【0011】以上の構成を有する折り畳み式収納パレッ
トは、使用の際には図6に示すように箱形に組み立てら
れ、非使用時には図7に示すように折り畳まれて倉庫等
に保管される。すなわち組み立てる場合は、まず図7の
折り畳み状態において両支持板60の上面にある把手6
4を手で持ち上げることによって、支持板60を観音開
き状に開きながら上端枠50を吊り上げる。これによっ
て下部側板20及び上部側板30が中折れ状態から上下
にほぼ同一平面をなすように開かれたら、両支持板60
を下部側板20と上部側板30の間へ向けて図1の矢印
A方向へ回転させ、係止ピン65を軸受板15の係合孔
15bに係止することによって、図6に示す組立状態に
なる。この時、支持板60の両側枠61cに設けられた
幅止め金具66(図3参照)が下部側板20と上部側板
30の側枠21c,31cと接触することによって、こ
の下部側板20と上部側板30が不用意に中折れ状態に
畳み込まれるのを阻止し、箱形の組立形状を保持する。
【0012】折り畳み作業は、上述の組立作業とは全く
逆の手順で行われる。すなわち、まず図6に示す状態に
おいて支持板60の内側に存在する把手64を手で持ち
上げて図1の状態とすることによって、下部側板20及
び上部側板30に対する支持を解除してから、この下部
側板20及び上部側板30を蝶番40部分で互いに中折
れさせる。下部側板20及び上部側板30は、その側枠
21c,31cが底板10に対する下部側板20の連結
部間の距離L1 の1/2以下で、互いに同一寸法である
ため、底板10上に完全に重なるように折り畳まれる。
最後に両支持板60を上部側板30の上に重ねるように
畳み込むことによって、図7の折り畳み状態となる。こ
のため、非使用時には折り畳んで保管しておくことによ
り、省スペースを図ることができ、また、折り畳んだ状
態で運搬することによって一度に多数の収納パレットを
運搬することができる。
【0013】上述の組み立てや折り畳み作業には、ボル
ト等の連結部材の着脱作業を一切含まず、しかも底板1
0、下部側板20、上部側板30及び支持板60にパン
チングメタルを用いることによって軽量化したため、一
人でも組立作業や折り畳み作業を容易・迅速に行うこと
ができる。また、底板10をパンチングメタル13で孔
あき構造としたことによって、屋外に放置した場合でも
内部に雨水が溜ることがない。また、各脚部14,14
間にフォークリフトの腕を差し込んで持ち上げることに
よって、仮設パイプの組み立てに用いるクランプ材等の
小物を収納したままで設置位置を自由に移動することが
できる。また、開口部67aを利用して支持板60の上
枠61aに玉掛けすることができるため、クレーンで吊
り上げて移動させることもできる。
【0014】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の折り畳み式収納パレットは、互いに中折れ可能に連結
された下部側板及び上部側板を、その両側に立てられる
支持板によって支持する構造であって、その組み立てや
折り畳みには、ボルト等の連結部材の着脱作業を一切含
まないので、一人でも容易にかつ短時間で組み立て又は
折り畳みを行うことができ、労力を軽減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る折り畳み式収納パレットの好まし
い一実施例を示す組み立て又は折り畳みの過程を示す斜
視図である。
【図2】上記実施例における下部側板、上部側板及び上
端枠を示すもので、(A)は下部側板及び上部側板の外
側面と直角な方向から見た図、(B)は下部側板及び上
部側板の長手方向から見た図である。
【図3】上記実施例における支持板を示すもので、
(A)は支持板の外側面と直角な方向から見た図、
(B)は支持板の上枠及び下枠の延長方向から見た図で
ある。
【図4】上記実施例における支持板の連結構造を示す説
明図である。
【図5】上記実施例における下部側板の連結構造を示す
説明図である。
【図6】上記実施例における組立状態を示す斜視図であ
る。
【図7】上記実施例における折り畳み状態を示す斜視図
である。
【符号の説明】
10 底板 10a 長辺(平行な一対の辺) 11,21,31,61 枠体 13,22,32,62 パンチングメタル 14 脚部 15 軸受板 15b 係合孔 20 下部側板 21a,31a,61b 下枠 21b,31b,61a 上枠 21c,31c,61c 側枠 30 上部側板 40 蝶番 60 支持板 65 係止ピン(係合部)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下面に所要数の脚部が配設されたほぼ方
    形の底板と、 この底板の互いに平行な一対の辺上にそれぞれ下枠が回
    動自在に連結されたほぼ長方形の一対の下部側板と、 この下部側板とほぼ同一形状であって下辺が前記各下部
    側板の上辺にそれぞれ回動自在に連結された一対の上部
    側板と、 上枠が上部側板上の両端間にそれぞれ回動自在に連結さ
    れた一対の支持板とを備え、 前記下部側板における下枠と直角な両側辺が前記底板に
    連結された前記下部側板の下枠間の距離の1/2以下の
    長さであり、 前記支持板の上枠が前記底板に対する直立状態での前記
    両下部側板の間の距離とほぼ等しい長さであることを特
    徴とする折り畳み式収納パレット。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、底板、下部側
    板、上部側板及び支持板のうちの一部又は全部が、枠体
    にパンチングメタルを張設したものであることを特徴と
    する折り畳み式収納パレット。
  3. 【請求項3】 請求項1の記載において、一対の支持板
    は下部側板及び上部側板との係合部を有することを特徴
    とする折り畳み式収納パレット。
JP15259393A 1993-06-01 1993-06-01 折り畳み式収納パレット Withdrawn JPH06345091A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015003717A (ja) * 2013-05-22 2015-01-08 ジー・オー・ピー株式会社 折り畳み式収納台車
JP2020023318A (ja) * 2019-10-31 2020-02-13 ジー・オー・ピー株式会社 折り畳み式収納台車

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015003717A (ja) * 2013-05-22 2015-01-08 ジー・オー・ピー株式会社 折り畳み式収納台車
JP2019135154A (ja) * 2013-05-22 2019-08-15 ジー・オー・ピー株式会社 折り畳み式収納台車
JP2020023318A (ja) * 2019-10-31 2020-02-13 ジー・オー・ピー株式会社 折り畳み式収納台車

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Legal Events

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Effective date: 20000801