JPH06345026A - ベルト収納装置付荷締機 - Google Patents

ベルト収納装置付荷締機

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JPH06345026A
JPH06345026A JP16605893A JP16605893A JPH06345026A JP H06345026 A JPH06345026 A JP H06345026A JP 16605893 A JP16605893 A JP 16605893A JP 16605893 A JP16605893 A JP 16605893A JP H06345026 A JPH06345026 A JP H06345026A
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JP
Japan
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belt
load
shaft
tightening
clamp
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JP16605893A
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English (en)
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Takeaki Murase
健明 村瀬
Toshinori Morishige
敏憲 森重
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SUTAATENGU KOGYO KK
T D S CORP KK
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SUTAATENGU KOGYO KK
T D S CORP KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ベルトの長さの調節や、余りの部分の処理が
容易な荷締め手段を提供する。 【構成】 ベルト8を通した溝付シャフト26をラチェ
ット機構により回転させ、シャフト26にベルト8を巻
付ける荷締機2と相対する付近にゼンマイの復元力を利
用してベルト8を収納する巻取装置1を平面的で、かつ
一体的に装着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種パレット、フォー
クリフト、運搬車、トラック等に適用される荷締機に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ベルトで荷締めを行う荷締機は種
々出廻っており、ベルトの幅や長さも千差万別で、特に
長さにおいては長いものでは10Mに及ぶものもあり、
使用時はともかく不使用時の始末と保管に手間取ってい
た。また一日に何回も同じような作業を繰り返す場合に
は特に不便をきたしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明が
解決しようとする問題点は従来の技術で述べたように、
使用する際は保管場所により持って来て使用し、使い終
ったら、また元に戻さなければならないわずらわしさ
や、また荷締機は有ったがベルトが見つからないとか、
またその逆とか種々の不便をきたしていた。
【0004】本発明はこのような欠点を除去するために
なされたもので、例えばパレットや運搬車等に予めベル
ト収納装置と荷締機をワンセットで装着せしめ、使用す
る際はベルトを収納装置より引出し、端末をフックに引
掛けた後荷締めを行い、解除後は自動的に巻取機に収納
させる、すこぶる便利なベルト収納装置付荷締機を提供
しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明ベルト収納装置付荷締機は、ベルトを通した
溝付シャフトをラチェット機構により回転させ、シャフ
トにベルトを巻付けてなる荷締機において、荷締機と相
対する付近にゼンマイの復元力を利用してベルトを収納
する巻取機を同一ベース上に一体的に装着し、かつ好ま
しくは平面的に配置するようにしたものである。
【0006】
【作用】上記のように構成されたベルト収納装置付荷締
機で、荷締めを行う時はベルトを任意の長さ(必要長)
に引出し、自動ストッパによりリールをストップさせ
る。次に荷を乗越してベルトのフックを母体の固定フッ
クに引掛ける。次に、ベルトの撓みをとるためベルトを
少し引いてリールのストッパを解除させ、手放せばゼン
マイの復元力によりリールは回転し、荷はゼンマイの復
元力だけ締められるためベルトの撓みはなくなる。
【0007】そこで荷締機のハンドルを数回操作して荷
締めを完了し、フォークリフト等により荷は運ばれる。
その後荷締めを解除する場合は荷締機の解除レバーとハ
ンドルを操作すれば荷締めは解除され、更にベルト先端
のフックを母体から外して手を放せば、ベルトはゼンマ
イの復元力により自動的に引込まれ収納することができ
る。
【0008】
【実施例】本発明の一実施例を図面により詳細に説明す
る。
【0009】図1は本発明ベルト収納装置付荷締機の斜
視図、図2は同じく荷締操作中の斜視図、図3は同じく
荷締終了状態を示す斜視図、図4は図1状態時の荷締機
の溝付シャフトとベルトの関係図、図5は図2、図3状
態時の溝付シャフトとベルトの関係図、図6は本発明荷
締機の使用状態を示す外観図、図7はベルト収納装置の
平面図、図8は図7の主要断面図である。
【0010】図において、ベルト収納装置1と荷締機2
はベース3に各々相対する形で固定されている。
【0011】先ずベルト収納装置1について説明する
と、図7、図8において、4はケースで、その略中央部
に固着されたシャフト5にリール6が回動自在に挿着さ
れ、サイドプレート7を複数のねじ25によりリール6
に固定し、ベルト8の収納溝24を形成すると共にシャ
フト5に設けたストップリング9によりワッシャ10を
介してサイドプレート7の中心部を押え、リール6の抜
け止めとする。
【0012】また、リール6にはベルト巻取軸部11を
形成せしめると共にその内方にはゼンマイ12を収納
し、ゼンマイ12の外端はリール6の内壁に固定し(図
示せず) 、内端はシャフト5の切欠溝13にセットす
る。他方ケース4の上面部には段付シャフト14、ワッ
シャ15、ナット16によりストッパ17が回動自在に
取付けられると共にスプリング18がストッパ17の後
部とケース4の適当な個所にストッパ17の先端19が
フリー時、ケース4の中心20の方向を向くように介在
させている。
【0013】以上のように構成した後、リール6と一体
となったサイドプレート7を廻してゼンマイ12に予備
巻きを与え、一方ベース3に固定された荷締機2のシャ
フト26の溝27を潜らせた内端をループ状にしたベル
ト8をケース4の出口21より潜らせ、スペースパイプ
23を介在してベルト22によりベルト巻取軸部11付
近にセットされる。そしてベルト8を手放せばゼンマイ
12の復元力によりベルト8はベルト収納溝24に収納
され、図1の状態が形成される。
【0014】次に、荷締機2について説明する。
【0015】この実施例の荷締機は一般に市販されてい
るラチェットバックル式のもので、図2においてハンド
ル28を手で矢印A←→Bを繰り返すと、シャフト26
がラチェット機構により一方向にのみ回転し、やがて図
5に示すようになり荷締めが完了し、ハンドル28は図
3に示すようにたたまれ、保持される機構となってい
る。
【0016】次に、本発明荷締機の荷締機の動作を説明
する。
【0017】図1の状態よりベルト8を略必要な長さだ
け引出し、ストッパ17とリール6のカム部29の係合
によりリール6をストップさせる。そしてベルト8の先
端ループ30を荷を乗越して反対側のフックに引掛けた
後、ベルト8を少し引いてストッパ17とカム部29の
係合を解除させ、手を放せばゼンマイ12の復元力によ
りベルト8は引込まれ、ベルト8の撓みを取ることがで
きる。
【0018】次に、荷締機2のハンドル28を手で図2
に示すように矢印A←→B方向に数回操作してハンドル
28をたたみ図3の状態を保持し、荷締めは完了し、図
6のような姿となる。そしてフォークリフト等により荷
は運ばれる。
【0019】その後、荷締めを解除する場合は、荷締機
2の解除レバー31とハンドル28を操作してハンドル
28を約180度に開けば、荷締機2のシャフト26が
フリーとなる。したがって、ベルト8は荷締めの反力と
ゼンマイ12の復元力によりシャフト26を巻締めとは
反対方向に回転させ、図4の状態に戻すことができる。
そしてベルト8の先端ループ30をフックから外して手
放せば、ゼンマイ8の復元力によりベルト8は自動的に
引込まれ、図1の状態に戻すことができる。
【0020】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明は荷
締機とベルト収納装置を一体的に設けたためベルトの扱
いがすこぶる容易となり、またベルトの長さの調節が自
由にできるから、どんな荷の大きさにも対応でき、その
上、余り部分のベルトの処理が容易にできるので、操作
が簡単で、ひんぱんに運搬作業を行う作業機や各種パレ
ットに用いてすこぶる効果が大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明ベルト収納装置付荷締機の斜視図であ
る。
【図2】荷締操作中の斜視図である。
【図3】荷締終了状態を示す斜視図である。
【図4】図1状態時の荷締機の溝付シャフトとベルトの
関係図である。
【図5】図2及び図3状態時の溝付シャフトとベルトの
関係図である。
【図6】本発明荷締機の使用状態を示す外観図である。
【図7】ベルト収納装置の平面図である。
【図8】図7の主要断面図である。
【符号の説明】
1 ベルト収納装置 2 荷締機 3 ベース 4 ケース 6 リール 7 サイドプレート 8 ベルト 11 ベルト巻取軸部 14 段付シャフト 17 ストッパ 18 スプリング 20 カム部 28 ハンドル 29 カム部 30 先端ループ 31 解除レバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森重 敏憲 東京都杉並区桃井4丁目4番4号 スター テング工業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベルトを通した溝付シャフトをラチェッ
    ト機構により回転させ、シャフトにベルトを巻付けてな
    る荷締機において、荷締機と相対する付近にばねの復元
    力を利用してベルトを収納する巻取装置を一体的に装着
    したベルト収納装置付荷締機。
  2. 【請求項2】 前記巻取装置と荷締機とを平面的に配置
    した請求項1記載のベルト収納装置付荷締機。
JP5166058A 1993-06-11 1993-06-11 ベルト収納装置付荷締機 Expired - Fee Related JP2816924B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020117278A (ja) * 2019-01-24 2020-08-06 ストラパック株式会社 梱包機のバンドリール

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5210195U (ja) * 1975-07-07 1977-01-24
JPS5791578U (ja) * 1980-11-26 1982-06-05
JPS58193213A (ja) * 1982-04-30 1983-11-10 積水樹脂株式会社 荷造用引締機
JPH052872U (ja) * 1991-06-28 1993-01-19 オーエツチ工業株式会社 荷締機におけるベルト把持機構

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