JPH06344690A - 名刺の製作方法 - Google Patents
名刺の製作方法Info
- Publication number
- JPH06344690A JPH06344690A JP13468293A JP13468293A JPH06344690A JP H06344690 A JPH06344690 A JP H06344690A JP 13468293 A JP13468293 A JP 13468293A JP 13468293 A JP13468293 A JP 13468293A JP H06344690 A JPH06344690 A JP H06344690A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- business card
- plate
- calling card
- color
- photograph
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 製作コストを軽減できるとともにレイアウト
の多様化に応じることができる名刺の製作方法を提供す
ること。 【構成】 図柄部分31を有する名刺作成用板20の上
に文字32等の情報伝達媒体を置くとともにこの情報伝
達媒体の色彩を名刺作成用板20の色彩が濃い部分では
薄くし名刺作成用板20の色彩が薄い部分では濃くして
名刺原版22を作製し、この名刺原版22を写真撮影し
て現像・プリントをする。プリントした写真を必要に応
じて所定サイズにカッティングすれば、名刺30が出来
上がる。追加注文がある時は、写真のネガフィルムを焼
き増しする。
の多様化に応じることができる名刺の製作方法を提供す
ること。 【構成】 図柄部分31を有する名刺作成用板20の上
に文字32等の情報伝達媒体を置くとともにこの情報伝
達媒体の色彩を名刺作成用板20の色彩が濃い部分では
薄くし名刺作成用板20の色彩が薄い部分では濃くして
名刺原版22を作製し、この名刺原版22を写真撮影し
て現像・プリントをする。プリントした写真を必要に応
じて所定サイズにカッティングすれば、名刺30が出来
上がる。追加注文がある時は、写真のネガフィルムを焼
き増しする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、図柄部分を有する名刺
を製作する方法に関する。
を製作する方法に関する。
【0002】
【背景技術】営業活動において名刺は欠かせない存在に
なっているが、この名刺には、渡す相手への印象を強め
るために、写真を利用したものがある。この写真名刺
は、人物、風景あるいは製品が写された図柄部分と会社
の名称及び住所、氏名等必要な文字情報が黒いインクで
印刷された余白部分とから構成されている。写真名刺を
製作する従来の方法は、図4に示されるプロセスにより
行われている。即ち、注文を受けて(ステップ50)、
文字・写真(図柄)のレイアウトをし(ステップ5
1)、さらに版下を起こし(ステップ52)、文字を製
版フィルムに記録する(ステップ53)。さらに、名刺
の基材となる写真を必要枚数プリントし(ステップ5
4)、これらの写真の上にそれぞれマットフィルムをコ
ーティングする(ステップ55)。さらに、ステップ5
3で製造された製版フィルムを使用して、マットフィル
ムの上から写真の余白部分に文字を印刷し(ステップ5
6)、さらに、所定サイズにカットして(ステップ5
7)、名刺が完成する(ステップ58)。
なっているが、この名刺には、渡す相手への印象を強め
るために、写真を利用したものがある。この写真名刺
は、人物、風景あるいは製品が写された図柄部分と会社
の名称及び住所、氏名等必要な文字情報が黒いインクで
印刷された余白部分とから構成されている。写真名刺を
製作する従来の方法は、図4に示されるプロセスにより
行われている。即ち、注文を受けて(ステップ50)、
文字・写真(図柄)のレイアウトをし(ステップ5
1)、さらに版下を起こし(ステップ52)、文字を製
版フィルムに記録する(ステップ53)。さらに、名刺
の基材となる写真を必要枚数プリントし(ステップ5
4)、これらの写真の上にそれぞれマットフィルムをコ
ーティングする(ステップ55)。さらに、ステップ5
3で製造された製版フィルムを使用して、マットフィル
ムの上から写真の余白部分に文字を印刷し(ステップ5
6)、さらに、所定サイズにカットして(ステップ5
7)、名刺が完成する(ステップ58)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】写真名刺を印刷するに
あたり、写真に直接、文字を印刷しても、インクが写真
に定着しないために、インクで名刺が汚れてしまう。そ
のため、従来の名刺製作方法では、ステップ55で示さ
れる通り、マットフィルムを基材となる写真の1枚1枚
にコーティングしなければならないので、製作コストが
かかるという問題点がある。さらに、名刺は同一内容の
ものが後日、追加注文されることが多いが、従来では、
追加注文があった場合には、ステップ50からステップ
58の工程を繰り返さなければならず、最初に製作の依
頼を受けた場合と同じコスト及び納期が必要となる。さ
らにまた、通常、文字の印刷は黒いインクで行われるた
め、色彩の濃い図柄部分に印刷ができないので、写真に
余白部分や色彩の薄い部分が必要となり、名刺のレイア
ウトが制限されるという問題点がある。
あたり、写真に直接、文字を印刷しても、インクが写真
に定着しないために、インクで名刺が汚れてしまう。そ
のため、従来の名刺製作方法では、ステップ55で示さ
れる通り、マットフィルムを基材となる写真の1枚1枚
にコーティングしなければならないので、製作コストが
かかるという問題点がある。さらに、名刺は同一内容の
ものが後日、追加注文されることが多いが、従来では、
追加注文があった場合には、ステップ50からステップ
58の工程を繰り返さなければならず、最初に製作の依
頼を受けた場合と同じコスト及び納期が必要となる。さ
らにまた、通常、文字の印刷は黒いインクで行われるた
め、色彩の濃い図柄部分に印刷ができないので、写真に
余白部分や色彩の薄い部分が必要となり、名刺のレイア
ウトが制限されるという問題点がある。
【0004】本発明の目的は、コストが軽減できるとと
もにレイアウトの多様化に応えられる名刺の製作方法を
提供するところにある。
もにレイアウトの多様化に応えられる名刺の製作方法を
提供するところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る名刺の製作
方法は、図柄部分を有する名刺作成用板、例えば、写真
等の上に文字・記号等の情報伝達媒体を付すとともにこ
の情報伝達媒体の色彩を名刺作成用板の色彩が濃い部分
では薄くし名刺作成用板の色彩が薄い部分では濃くして
名刺原版を作製し、この名刺原版を写真撮影し、撮影し
た写真を現像するとともに所定枚数プリントしたことを
特徴とする。ここで、前記写真撮影は、複数枚の名刺原
版が1枚の写真に同時に写るようにしてもよい。さらに
は、前記情報伝達媒体を名刺作成用板の上に付する工程
は、ベースフィルムに離脱可能に設けられた情報伝達媒
体のインクを名刺作成用板に転写する(通常、クロマテ
ック作業といわれる)ことにより行ってもよい。
方法は、図柄部分を有する名刺作成用板、例えば、写真
等の上に文字・記号等の情報伝達媒体を付すとともにこ
の情報伝達媒体の色彩を名刺作成用板の色彩が濃い部分
では薄くし名刺作成用板の色彩が薄い部分では濃くして
名刺原版を作製し、この名刺原版を写真撮影し、撮影し
た写真を現像するとともに所定枚数プリントしたことを
特徴とする。ここで、前記写真撮影は、複数枚の名刺原
版が1枚の写真に同時に写るようにしてもよい。さらに
は、前記情報伝達媒体を名刺作成用板の上に付する工程
は、ベースフィルムに離脱可能に設けられた情報伝達媒
体のインクを名刺作成用板に転写する(通常、クロマテ
ック作業といわれる)ことにより行ってもよい。
【0006】
【作用】注文を受けて文字・図柄等のレイアウトをした
後、版下を起こし、名刺作成用板に文字、記号等の情報
伝達媒体を転写等して付し、名刺原版を作製する。ここ
で、色彩の濃い図柄部分では、情報伝達媒体の色彩が白
等色彩の薄く、余白部分又は色彩の薄い図柄部分では、
情報伝達媒体の色彩が黒等色彩の濃いので、名刺作成用
板の背景にかかわらず情報伝達媒体をハッキリ読み取る
ことができ、いかなるレイアウトの名刺でも作成でき
る。名刺原版を写真撮影した後、D.P.E.(現像・
焼付・引伸)プリントし、所定のサイズにカットすれ
ば、従来必要としていたマットフィルムが不要になるの
で、その分、コストが軽減できる。さらに、追加注文が
ある場合には、名刺原版が撮影されたネガフィルムを必
要枚数焼き増しすればよいので、この点からも名刺製作
のコストが軽減でき、その上、従来に比べて納期を短縮
できる。
後、版下を起こし、名刺作成用板に文字、記号等の情報
伝達媒体を転写等して付し、名刺原版を作製する。ここ
で、色彩の濃い図柄部分では、情報伝達媒体の色彩が白
等色彩の薄く、余白部分又は色彩の薄い図柄部分では、
情報伝達媒体の色彩が黒等色彩の濃いので、名刺作成用
板の背景にかかわらず情報伝達媒体をハッキリ読み取る
ことができ、いかなるレイアウトの名刺でも作成でき
る。名刺原版を写真撮影した後、D.P.E.(現像・
焼付・引伸)プリントし、所定のサイズにカットすれ
ば、従来必要としていたマットフィルムが不要になるの
で、その分、コストが軽減できる。さらに、追加注文が
ある場合には、名刺原版が撮影されたネガフィルムを必
要枚数焼き増しすればよいので、この点からも名刺製作
のコストが軽減でき、その上、従来に比べて納期を短縮
できる。
【0007】
【実施例】以下に本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。図1は、本実施例に係る製作方法により製
作された名刺の斜視図である。この図において、名刺3
0は、人物の図柄部分31と、この図柄部分31の下部
に図柄と重複するように付された白抜きの文字32と、
図柄部分31以外の余白部分の上に付された黒色の他の
文字33と、この文字33の下方に引かれた黒以外の濃
い色彩のアンダーラインからなる記号34とから構成さ
れ、これらの文字32,33及び記号34から情報伝達
媒体35が構成されている。
て説明する。図1は、本実施例に係る製作方法により製
作された名刺の斜視図である。この図において、名刺3
0は、人物の図柄部分31と、この図柄部分31の下部
に図柄と重複するように付された白抜きの文字32と、
図柄部分31以外の余白部分の上に付された黒色の他の
文字33と、この文字33の下方に引かれた黒以外の濃
い色彩のアンダーラインからなる記号34とから構成さ
れ、これらの文字32,33及び記号34から情報伝達
媒体35が構成されている。
【0008】この名刺30を製作する方法は、図2のフ
ローチャートに示される通り、まず、従来と同様に、注
文を受けて(ステップ1)、文字・写真(図柄)のレイ
アウトを行い(ステップ2)、版下を起こす(ステップ
3)。その後、従来と異なり、クロマテック作業に入
る。即ち、版下の文字部分をそのままフィルムに焼いて
文字部分を透明とし、他の部分は色付として文字逆転フ
ィルムを作成し(ステップ4)、一方において、ベース
フィルムに離型剤を塗り(ステップ5)、このフィルム
に所定の色彩のインクを塗り(ステップ6)、さらに、
このベースフィルムに感光剤を塗る(ステップ7)。そ
の後、文字逆転フィルムをベースフィルムの上に重ね
(ステップ8)、フィルムを感光させた(ステップ9)
後、現像して文字以外の部分を落とし(ステップ1
0)、フィルムの文字部分に接着剤を塗る(ステップ1
1)。ここで、ステップ6で使用されるインクは、文字
32の場合では白色のインクを用い、文字33の場合で
は黒色のインクを用い、記号34では黒以外の濃い色彩
のインクを用いる。
ローチャートに示される通り、まず、従来と同様に、注
文を受けて(ステップ1)、文字・写真(図柄)のレイ
アウトを行い(ステップ2)、版下を起こす(ステップ
3)。その後、従来と異なり、クロマテック作業に入
る。即ち、版下の文字部分をそのままフィルムに焼いて
文字部分を透明とし、他の部分は色付として文字逆転フ
ィルムを作成し(ステップ4)、一方において、ベース
フィルムに離型剤を塗り(ステップ5)、このフィルム
に所定の色彩のインクを塗り(ステップ6)、さらに、
このベースフィルムに感光剤を塗る(ステップ7)。そ
の後、文字逆転フィルムをベースフィルムの上に重ね
(ステップ8)、フィルムを感光させた(ステップ9)
後、現像して文字以外の部分を落とし(ステップ1
0)、フィルムの文字部分に接着剤を塗る(ステップ1
1)。ここで、ステップ6で使用されるインクは、文字
32の場合では白色のインクを用い、文字33の場合で
は黒色のインクを用い、記号34では黒以外の濃い色彩
のインクを用いる。
【0009】その後、写真からなる名刺作成用板に文字
のインクを転写して写真の上に文字を載せる(ステップ
12)。この転写工程は、図3の(A)に示される通
り、名刺作成用板20の上にステップ11で作成したフ
ィルム21を重ね、さらに、(B)に示される通り、フ
ィルム21を名刺作成用板20に重ねた状態で擦って図
柄と重なる白色の文字32のインクを名刺作成用板20
に転写する。これにより、文字32が図柄部分の上に載
せられることになる。同様に、他の文字33及び記号3
4もステップ4からステップ12の工程により被写体2
0に転写する。以上の工程により、名刺原版22が作製
されることになる。その後、名刺原版22を写真撮影す
る(ステップ13)。この撮影は、図3の(C)に示さ
れる通り、前記名刺原版22を2枚並べた状態で行う。
撮影が終了したなら、L版のサイズでD.P.E.(現
像・焼付・引伸)プリントを行うとともに所定枚数焼き
増しする(ステップ14)。図3の(D)に示される通
り、プリントされた写真30Aには、名刺原版22が2
枚写されている。この写真30Aを図3の(E)に示さ
れる通り、中央部分及び縁を切断して所定のサイズカッ
トを行う(ステップ15)。これにより、図1に示され
る名刺30が完成する(ステップ16)。
のインクを転写して写真の上に文字を載せる(ステップ
12)。この転写工程は、図3の(A)に示される通
り、名刺作成用板20の上にステップ11で作成したフ
ィルム21を重ね、さらに、(B)に示される通り、フ
ィルム21を名刺作成用板20に重ねた状態で擦って図
柄と重なる白色の文字32のインクを名刺作成用板20
に転写する。これにより、文字32が図柄部分の上に載
せられることになる。同様に、他の文字33及び記号3
4もステップ4からステップ12の工程により被写体2
0に転写する。以上の工程により、名刺原版22が作製
されることになる。その後、名刺原版22を写真撮影す
る(ステップ13)。この撮影は、図3の(C)に示さ
れる通り、前記名刺原版22を2枚並べた状態で行う。
撮影が終了したなら、L版のサイズでD.P.E.(現
像・焼付・引伸)プリントを行うとともに所定枚数焼き
増しする(ステップ14)。図3の(D)に示される通
り、プリントされた写真30Aには、名刺原版22が2
枚写されている。この写真30Aを図3の(E)に示さ
れる通り、中央部分及び縁を切断して所定のサイズカッ
トを行う(ステップ15)。これにより、図1に示され
る名刺30が完成する(ステップ16)。
【0010】このような構成の本実施例によれば、図柄
部分31を有する名刺作成用板20、つまり名刺用写真
の上に文字32、33及び記号34の情報伝達媒体35
を転写して名刺原版22を作製し、この名刺原版22を
写真撮影し、この写真を現像するとともに所定枚プリン
トし、しかも、図柄部分31と重なる文字32の色彩を
白にし、余白部分の文字33及び記号34を黒等色彩の
濃いものにしたので、図柄部分31のレイアウトにかか
わらず文字32等の情報伝達媒体35が見やすくなり、
名刺のレイアウトの多様化に応じることができる。さら
に、従来必要とされたマットフィルムを用いないで名刺
30の製作が行えるので、名刺製作コストを軽減でき
る。しかも、名刺原版22を1度撮影すれば、ネガフィ
ルムとしてストックできるので、名刺の追加注文があっ
た場合、ステップ2〜13までの工程を省略してステッ
プ14,15のネガフィルムの焼き増し及びサイズカッ
トを行えばよく、追加の注文に対しても迅速に対応で
き、その上、製作コストをこの点からも軽減できる。さ
らに、2枚の名刺原版22を同時に写真撮影し、L版で
プリントされた1枚の写真30Aから2枚の名刺30を
作製したので、この点からも製作コストを軽減できる。
即ち、従来の写真名刺の製作方法では、1枚の写真から
1枚の名刺しか作製できないので、両者の大きさの差か
らサイズカットに際して切り除かれる写真の部分が大き
く、無駄が多い。これに対して、本実施例では名刺サイ
ズの略2倍のL版でプリントをするので、1枚の写真か
ら2枚の名刺30を作製できるとともに切り除かれる縁
の部分が少ないので、無駄がない。
部分31を有する名刺作成用板20、つまり名刺用写真
の上に文字32、33及び記号34の情報伝達媒体35
を転写して名刺原版22を作製し、この名刺原版22を
写真撮影し、この写真を現像するとともに所定枚プリン
トし、しかも、図柄部分31と重なる文字32の色彩を
白にし、余白部分の文字33及び記号34を黒等色彩の
濃いものにしたので、図柄部分31のレイアウトにかか
わらず文字32等の情報伝達媒体35が見やすくなり、
名刺のレイアウトの多様化に応じることができる。さら
に、従来必要とされたマットフィルムを用いないで名刺
30の製作が行えるので、名刺製作コストを軽減でき
る。しかも、名刺原版22を1度撮影すれば、ネガフィ
ルムとしてストックできるので、名刺の追加注文があっ
た場合、ステップ2〜13までの工程を省略してステッ
プ14,15のネガフィルムの焼き増し及びサイズカッ
トを行えばよく、追加の注文に対しても迅速に対応で
き、その上、製作コストをこの点からも軽減できる。さ
らに、2枚の名刺原版22を同時に写真撮影し、L版で
プリントされた1枚の写真30Aから2枚の名刺30を
作製したので、この点からも製作コストを軽減できる。
即ち、従来の写真名刺の製作方法では、1枚の写真から
1枚の名刺しか作製できないので、両者の大きさの差か
らサイズカットに際して切り除かれる写真の部分が大き
く、無駄が多い。これに対して、本実施例では名刺サイ
ズの略2倍のL版でプリントをするので、1枚の写真か
ら2枚の名刺30を作製できるとともに切り除かれる縁
の部分が少ないので、無駄がない。
【0011】なお、前記実施例では、名刺原版22を作
製するにあたり、ステップ4〜12に示されるクロマテ
ック作業により行ったが、本発明では、この方法に代え
て、市販されている転写紙(通常、インスタントレタリ
ングと称される)を名刺作成用板20に転写して文字を
載せる方法や、名刺作成用板20にシルク印刷をする方
法、あるいは、油性ペンにより名刺作成用板20に文字
等を手書きする方法でもよい。要するに、本発明では、
名刺原版22自体を使用するわけでないので、名刺原版
22の作製工程で、写真等の名刺作成用板20に文字3
2等のインクが一時的でも定着すればよいから、そのイ
ンクの種類も限定されない。ただし、前記実施例のよう
に、ステップ4〜12に示されたクロマテック作業によ
れば、綺麗な名刺30を製作できる。また、名刺作成用
板20として写真を使用したが、写真に代えてまたは写
真に加えて手書きのイラスト等が描かれた紙を名刺作成
用板20としてもよい。さらに、名刺原版22の写真撮
影に際して、前記実施例では2枚の名刺原版22が1枚
の写真に同時に写るようにしたが、3枚以上の名刺原版
22が1枚の写真に同時に写るようにしてもよく、ある
いは、1枚の名刺原版22のみが写るようにしてもよ
い。1枚の名刺原版22のみが1枚の写真に写るように
した場合、プリントされた写真が名刺サイズであれば、
ステップ15のカッティング作業を省略できる。
製するにあたり、ステップ4〜12に示されるクロマテ
ック作業により行ったが、本発明では、この方法に代え
て、市販されている転写紙(通常、インスタントレタリ
ングと称される)を名刺作成用板20に転写して文字を
載せる方法や、名刺作成用板20にシルク印刷をする方
法、あるいは、油性ペンにより名刺作成用板20に文字
等を手書きする方法でもよい。要するに、本発明では、
名刺原版22自体を使用するわけでないので、名刺原版
22の作製工程で、写真等の名刺作成用板20に文字3
2等のインクが一時的でも定着すればよいから、そのイ
ンクの種類も限定されない。ただし、前記実施例のよう
に、ステップ4〜12に示されたクロマテック作業によ
れば、綺麗な名刺30を製作できる。また、名刺作成用
板20として写真を使用したが、写真に代えてまたは写
真に加えて手書きのイラスト等が描かれた紙を名刺作成
用板20としてもよい。さらに、名刺原版22の写真撮
影に際して、前記実施例では2枚の名刺原版22が1枚
の写真に同時に写るようにしたが、3枚以上の名刺原版
22が1枚の写真に同時に写るようにしてもよく、ある
いは、1枚の名刺原版22のみが写るようにしてもよ
い。1枚の名刺原版22のみが1枚の写真に写るように
した場合、プリントされた写真が名刺サイズであれば、
ステップ15のカッティング作業を省略できる。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、製作コストが軽減でき
るとともにレイアウトの多様化に応えられるという効果
がある。
るとともにレイアウトの多様化に応えられるという効果
がある。
【図1】本発明の一実施例に係る名刺製作方法で製作さ
れた名刺の斜視図である。
れた名刺の斜視図である。
【図2】前記実施例のフローチャートである。
【図3】前記実施例を説明する図である。
【図4】従来例に係る名刺製作方法のフローチャートで
ある。
ある。
【符号の説明】 20 名刺作成用板 30 名刺 31 図柄部分 32、33 文字 34 記号 35 情報伝達媒体
Claims (3)
- 【請求項1】 図柄部分を有する名刺作成用板の上に文
字を含む情報伝達媒体を付すとともにこの情報伝達媒体
の色彩を名刺作成用板の色彩が濃い部分では薄くし名刺
作成用板の色彩が薄い部分では濃くして名刺原版を作製
し、この名刺原版を写真撮影し、撮影した写真を現像す
るとともに所定枚数プリントしたことを特徴とする名刺
の製作方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の名刺の製作方法におい
て、前記写真撮影は、複数枚の名刺原版が1枚の写真に
同時に写るようにしたことを特徴とする名刺の製作方
法。 - 【請求項3】 請求項1記載の名刺の製作方法におい
て、前記情報伝達媒体を名刺作成用板の上に付する工程
は、ベースフィルムに離脱可能に設けられた情報伝達媒
体のインクを名刺作成用板に転写することにより行うこ
とを特徴とする名刺の製作方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13468293A JPH06344690A (ja) | 1993-06-04 | 1993-06-04 | 名刺の製作方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13468293A JPH06344690A (ja) | 1993-06-04 | 1993-06-04 | 名刺の製作方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06344690A true JPH06344690A (ja) | 1994-12-20 |
Family
ID=15134112
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13468293A Withdrawn JPH06344690A (ja) | 1993-06-04 | 1993-06-04 | 名刺の製作方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06344690A (ja) |
-
1993
- 1993-06-04 JP JP13468293A patent/JPH06344690A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000905 |