JPH06340548A - カルシトニン遺伝子関連ペプチド類の水溶液組成物 - Google Patents

カルシトニン遺伝子関連ペプチド類の水溶液組成物

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JPH06340548A
JPH06340548A JP6064744A JP6474494A JPH06340548A JP H06340548 A JPH06340548 A JP H06340548A JP 6064744 A JP6064744 A JP 6064744A JP 6474494 A JP6474494 A JP 6474494A JP H06340548 A JPH06340548 A JP H06340548A
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JP
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aqueous solution
cgrp
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composition
solution
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JP6064744A
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Motohiro Ogishima
素弘 荻島
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 カルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGR
P)類を有効成分とする水溶液組成物において、モル濃
度が0.1〜200mMの酢酸、乳酸などのモノカルボ
キシ化合物および/またはその水可溶性塩で構成され、
pHが4〜5かつイオン強度がμ=0.005〜1.0
であるCGRP類の水溶液組成物およびCGRP類を有
効成分とする点滴静注用輸液組成物において、該水溶液
組成物を含有してなる点滴静注用輸液組成物である。 【効果】 緩衝剤としてそのモル濃度が0.1〜200
mMの酢酸、乳酸などのモノカルボキシ化合物および/
またはその水溶性塩を使用し、pHを4〜5の範囲、イ
オン強度をμ=0.005〜1.0の範囲にCGRP類
の水溶液を調製することにより、40℃で1ヵ月保存し
ても熱に対して安定であり、かつ光に対しても安定なC
GRP類の水溶液組成物並びに、点滴期間内において安
定な輸液組成物を提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、医薬品として有用なカ
ルシトニン遺伝子関連ペプチド(以下、CGRPと略称
する)類を有効成分とする水溶液組成物および該水溶液
組成物を含有してなる点滴静注用輸液組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】CGRP類はカルシトニンと構造的に異
なっているが、カルシトニンと同じ遺伝子から導かれる
1群のペプチドであって、ヒト、ニワトリ、ラット、ブ
タなどの由来のCGRP類およびその誘導体が知られて
いる。
【0003】ヒトCGRP(h−CGRP)は骨代謝、
中枢神経系に作用するペプチドとして知られている〔N
ature,308(19),746−748(198
4)、FEBS Letters,183(2),40
3(1985)、Neuropeptides,4,4
25−434(1984)、Nature,313
(3),54−56(1984)〕。また、ブタCGR
P(p−CGRP)は心拍数上昇作用を有するペプチド
として知られている〔Neuropeptides,
9,75−82(1987)〕。更に、ラットCGRP
(r−CGRP)は血管拡張作用、胃酸分泌抑制作用な
どを有するペプチドとして知られている〔Britis
h J.Pharmacol.,86,544(198
5)、Regulatory Peptides,1
2,81−89(1985)〕。
【0004】また、h−CGRP誘導体、ニワトリCG
RP(c−CGRP)およびc−CGRP誘導体は血清
カルシウム、リン低下作用活性を有するペプチドとして
知られている(特開昭62−129297号公報、特開
昭63−126894号公報、特開昭63−25849
0号公報、特開昭64−26598号公報)。
【0005】一般に、CGRP類のような生理活性ポリ
ペプチド類は注射投与製剤として製剤化されることが多
い(特開昭63−258490号公報、特開昭63−1
26894号公報、特開昭64−26598号公報、特
開平2−138196号公報、特開平2−229119
号公報、特表平2−502011号公報、国際特許公開
90/12815)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】CGRP類は上記のご
とく、多くの特異的且つ有用な作用を持つ生理活性ペプ
チドであり、幅広い臨床応用が期待されている。CGR
P類を含有する注射剤としては、牛血清アルブミンを含
有したクエン酸緩衝液に溶解した注射剤が知られている
(特開昭63−258490号公報、特開昭64−26
598号公報、特開平2−138196号公報)。牛血
清アルブミンを含有した酢酸ナトリウム水溶液に溶解し
た注射剤が知られている(特開平2−229119号公
報)。
【0007】また、牛血清アルブミンとラクトースを含
有した生理食塩水に溶解した注射剤が知られている(国
際特許公開90/12815)が、これらの製剤は牛血
清アルブミンなどの人以外の高分子蛋白質が抗原性など
の問題があり好ましくない。さらに、ラクト−スを含有
する生理食塩水に溶解した注射剤が知られている(特表
平2−502011号公報)が、既存の熱安定性試験で
は、CGRP類の活性が低下し、安定な注射剤が得られ
ないという欠点があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は上記のごとく
問題点に鑑み、且つ従来克服されていない注射剤の欠点
を解決すべく種々研究を続けた結果、熱安定性だけでな
く光安定性に対しても安定な注射剤が得られることを見
出した。さらに、前記注射剤を点滴静注用輸液に添加し
て点滴静注しても、有効成分であるCGRP類は、その
点滴静注期間において失活することなく安定に存在する
ことを見出し、本発明を完成したものである。
【0009】すなわち、本発明は、CGRP類を有効成
分とする水溶液組成物において、モル濃度が0.1〜2
00mMのモノカルボキシ化合物および/またはその水
可溶性塩で構成され、pHが4〜5かつイオン強度がμ
=0.005〜1.0であることを特徴とするCGRP
類の水溶液組成物を提供するものである。
【0010】また、本発明は、CGRP類を有効成分と
する点滴静注用輸液組成物において、モル濃度が0.1
〜200mMのモノカルボキシ化合物および/またはそ
の水可溶性塩で構成され、pHが4〜5かつイオン強度
がμ=0.005〜1.0であるCGRP類の水溶液組
成物を含有することを特徴とする点滴静注用輸液組成物
を提供するものである。
【0011】先ず、本発明の有効成分であるCGRP類
とは、CGRP、その誘導体またはそれらの塩である。
CGRPおよびその誘導体は公知のペプチド合成法、例
えば液相法、固相法により製造される。CGRPの例と
しては、h−α−CGRP、h−β−CGRP、c−C
GRP、r−α−CGRP、r−β−CGRP、p−C
GRPなどが挙げられる。
【0012】前記の誘導体の例としては、デスアラニル
−デアミノ−h−α−CGRP、デスアラニル−デアミ
ノ−h−β−CGRP、デスアラニル−〔Asu2,7
−h−α−CGRP、デスアラニル−〔Asu2,7 〕−
h−β−CGRP、〔Asn 3 ,Phe15,Gly23
−h−α−CGRP、デスアラニル−デアミノ−〔As
3 ,Phe15,Gly23〕−h−α−CGRP、〔A
sn3 ,Asp14,Gly23〕−h−α−CGRP、
〔Asn3 ,Asp14,Phe15〕−h−α−CGR
P、デスアラニル−デアミノ−〔Asn3 ,Asp14
Phe15〕−h−α−CGRP、〔Asp14〕−h−α
−CGRP、デスアラニル−デアミノ−〔Asp14〕−
h−α−CGRP、〔Asn3 ,Glu14,Gly23
−h−α−CGRP、デスアラニル−デアミノ−〔As
3 ,Glu14,Gly23〕−h−α−CGRP、〔A
sn3 ,Glu14,Phe15〕−h−α−CGRP、デ
スアラニル−デアミノ−〔Asn3 ,Glu14,Phe
15〕−h−α−CGRP、〔Glu14〕−h−α−CG
RP、デスアラニル−デアミノ−〔Glu14〕−h−α
−CGRP、デスアラニル−〔Asu2,7 〕−c−CG
RP、デスアラニル−〔Asp3 ,Asu2,7 〕−c−
CGRP、デスアラニル−デアミノ−c−CGRP(D
ADA−c−CGRP)、デスアラニル−デアミノ−
〔(4−F−Phe)37〕−c−CGRPなどが挙げら
れる。
【0013】本発明のCGRP類の水溶液組成物を製造
するには、モノカルボキシ化合物および/またはその水
可溶性塩を含有する緩衝液にてpHを調整し、且つこの
イオン強度を算出し、必要に応じて塩化ナトリウム、塩
化カリウムなどの非毒性の強電解質無機塩類を添加して
イオン強度を調整し、有効成分であるCGRP類を溶解
するものである。
【0014】モノカルボキシ化合物および/またはその
水可溶性塩を含有する緩衝液は、医療上添加が可能なモ
ノカルボキシ化合物および/またはその水可溶性塩を含
有する緩衝液で、最終組成物のpHを4〜5の範囲に保
つことが可能な緩衝作用を有すればよい。
【0015】上記の医療上添加が可能なモノカルボキシ
化合物またはその塩は、分子内にカルボキシル基1個を
持つ有機化合物またはその塩であり、例えば、酢酸、乳
酸またはその塩である酢酸ナトリウム、酢酸カリウム、
乳酸ナトリウム、乳酸カリウムなどが挙げられる。特に
酢酸またはその塩が好適である。これらモノカルボキシ
化合物および/またはその塩を1種または2種以上混合
するか、あるいはさらに、水酸化ナトリウム、塩酸など
でpH4〜5の範囲に調整して用いる。
【0016】pH緩衝剤の使用量は、CGRP類水溶液
組成物のpH4〜5に緩衝し得る最低量で良く、本組成
物が注射剤などに使用される場合、その使用量は0.1
〜200mMであり、好ましくは1〜100mMであ
り、更に好ましくは10〜100mMである。しかしな
がら、緩衝能力の低下から、例えば、ガラス容器からの
アルカリ溶出物の外的要素により、pHの変動が生じる
場合には、ガラス容器の内面を脱アルカリ処理などの特
殊加工した容器あるいは外的にpH変動を引き起こさな
いように特殊容器にすることが望ましい。
【0017】イオン強度は電気伝導度計を用いて測定す
ることができる。本発明においてイオン強度とは、例え
ばエムエス機器(株)電気伝導度計ModelCD−3
5MIIを使用して0.15M塩化ナトリウムの電気伝導
度をイオン強度0.15とし、これを標準イオン強度と
してイオン強度が0.005〜1.0になるように、必
要に応じて、塩化ナトリウム、塩化カリウムなどを添
加、調整して得た値である。好ましくはイオン強度μ=
0.01〜0.5、さらに好ましくは0.1〜0.5に
調整することがよい。有効成分であるCGRP類の含有
量は溶液1ml当たり0.001〜5000μgであ
る。
【0018】このようにして得られたCGRP類の水溶
液組成物は、例えば医薬用ガラス容器に注入して、注射
剤とすることができる。本水溶液組成物は、熱または光
に対する優れた安定性を示し、医療用水溶液注射剤とし
て十分に耐え得る組成物である。
【0019】CGRP類の輸液組成物は輸液ボトルに前
記のCGRP類の水溶液組成物を注入すれば良く、注入
後速やかに点滴静注される。輸液としては輸液用として
用いられるものであれば何でも良く、例えば、ブドウ糖
製剤、マンニトール製剤等の糖類剤、生理食塩液類、混
合アミノ酸製剤や乳酸ナトリウム・無機塩類・糖類剤、
リンゲル製剤等が挙げられる。上記の輸液ボトルとして
は、ガラス製、プラスチック製のいづれであっても良
い。
【0020】上記のCGRP類を含む輸液組成物は長期
間、例えば1週間ないし1ヶ月以上保存した場合には、
CGRP類が失活することによりその含量が低下する
が、通常の点滴期間内においては、含有するCGRP類
は失活することなく安定に存在し、CGRP類の有効量
を効率よく点滴静注することができる。
【0021】
【実施例】次に実施例および参考例を挙げて本発明を具
体的に説明するが、これにより本発明は限定されるもの
ではない。尚、実施例および参考例で用いたCGRP類
は、前記の公知文献に従って、全て旭化成工業(株)で
合成したものを使用した。
【0022】実施例1 酢酸ナトリウム(3水和物)0.544g、塩化ナトリ
ウム1.8gを水に溶解して200mlの溶液を得、こ
れをA液とする。別に酢酸0.24g、塩化ナトリウム
1.8gを水に溶解して200mlの溶液を得、これを
B液とする。A液100mlにB液167mlを加えて
混合し、pH4.5、イオン強度0.17に調整した。
このようにして得られた溶液100mlにDADA−c
−CGRP1mgを溶解して、水溶液組成物を得た。こ
のCGRP水溶液組成物を無菌濾過後、ガラスアンプル
に1mlずつ充填した。操作はすべて無菌的に行った。
以下に示す実施例および参考例はすべて実施例1と同様
に無菌的に調製した。
【0023】実施例2 酢酸ナトリウム(3水和物)0.544g、塩化ナトリ
ウム1.8gを水に溶解して200mlの溶液を得た。
これに1N塩酸2.35mlを加えて混合し、pH4.
5、イオン強度0.17に調整した。このようにして得
られた溶液100mlにDADA−c−CGRP1mg
を溶解し、水溶液組成物を得た。
【0024】実施例3 前記の実施例1と同様にして調製した。ただし、A液の
酢酸ナトリウム(3水和物)を1.36gとし、B液の
酢酸を0.6gに変更して調製した。
【0025】実施例4 前記の実施例2と同様にして調製した。ただし、得られ
た溶液100mlにDADA−c−CGRPを10mg
溶解し、水溶液組成物を得た。
【0026】実施例5 60%乳酸ナトリウム0.75g、塩化ナトリウム1.
8gを水に溶解して200mlの溶液を得た。この溶液
に1N塩酸0.54mlを加えて混合し、pH4.5、
イオン強度0.16に調整した。このようにして得られ
た溶液100mlにDADA−c−CGRP1mgを溶
解し、水溶液組成物を得た。
【0027】実施例6 60%乳酸ナトリウム1.87g、塩化ナトリウム1.
8gを水に溶解して200mlの溶液を得た。この溶液
に1N塩酸0.72mlを加えて混合し、pH4.5、
イオン強度0.17に調整した。このようにして得られ
た溶液100mlにDADA−c−CGRP1mgを溶
解し、水溶液組成物を得た。
【0028】実施例7 60%乳酸ナトリウム0.75g、塩化ナトリウム1.
8gを水に溶解して200mlの溶液を得た。この溶液
1mlを0.9%(W/V)塩化ナトリウム溶液で20
0mlに希釈した。この溶液に0.02N塩酸0.56
mlを加えて混合し、pH4.5、イオン強度0.15
に調整した。このようにして得られた溶液100mlに
DADA−c−CGRP1mgを溶解し、水溶液組成物
を得た。また、希薄なpH緩衝液は通常のガラスアンプ
ルではpH変動を生じ易いので、脱アルカリ処理を施し
たガラスアンプルを使用した。
【0029】実施例8 60%乳酸ナトリウム0.75g、塩化ナトリウム1.
8gを水に溶解して200mlの溶液を得た。この溶液
10mlを0.9%(W/V)塩化ナトリウム溶液で2
00mlに希釈した。これに、0.02N塩酸2.1m
lを加えて混合し、pH4.5、イオン強度0.16に
調整した。このようにして得られた溶液100mlにD
ADA−c−CGRP1mgを溶解し、水溶液組成物を
得た。また、実施例7と同様にして脱アルカリ処理を施
したガラスアンプルを使用した。
【0030】実施例9 前記の実施例2と同様に調製した。ただし、1N塩酸を
1.30ml使用し、pH4.8、イオン強度0.17
に調整した。
【0031】実施例10 前記の実施例2と同様に調製した。ただし、1N塩酸を
3.2ml使用し、pH4.0、イオン強度0.17に
調整した。さらに、DADA−c−CGRPの代わりに
h−α−CGRP1mgを使用して水溶液組成物を得
た。
【0032】実施例11 前記の実施例1と同様に調製した。ただし、DADA−
c−CGRPの代わりにh−α−CGRP1mgを使用
して水溶液組成物を得た。
【0033】実施例12 前記の実施例2と同様に調製した。ただし、酢酸ナトリ
ウム(3水和物)を1.36gとし、1N塩酸を5.7
1mlとし、pH4.5、イオン強度0.18に調整し
た。さらに、DADA−c−CGRPの代わりにh−α
−CGRP1mgを使用して水溶液組成物を得た。
【0034】前記の実施例1〜12の水溶液組成物、そ
の濃度、pHおよびイオン強度を表1に示す。尚、表中
の(*)印は脱アルカリ処理したガラスアンプルを使用
したことを示す。以下の表2、4および5においでも同
じである。
【0035】
【表1】
【0036】参考例1 酢酸ナトリウム(3水和物)0.544gを水に溶解し
て200mlの溶液を得た。この溶液1mlを水で20
0mlに希釈した。これに、0.02N塩酸0.94m
lを加えて混合し、pH4.5に調整した。このように
して得られた溶液100mlにDADA−c−CGRP
1mgを溶解し、水溶液組成物を得た。また、希薄なp
H緩衝液は通常のガラスアンプルではpH変動を生じ易
いので、脱アルカリ処理を施したガラスアンプルを使用
した。
【0037】参考例2 酢酸ナトリウム(3水和物)0.544gを水に溶解し
て200mlの溶液を得た。この溶液10mlを水で2
00mlに希釈した。これに、0.02N塩酸5.7m
lを加えて混合し、pH4.5、イオン強度0.005
に調整した。このようにして得られた溶液100mlに
DADA−c−CGRP1mgを溶解し、水溶液組成物
を得た。また、希薄なpH緩衝液は通常のガラスアンプ
ルではpH変動を生じやすいので、脱アルカリ処理を施
したガラスアンプルを使用した。
【0038】参考例3 参考例1で得たpH4.5、0.1mM酢酸ナトリウム
pH緩衝液の調製において、塩化ナトリウムの濃度を3
mMとなるように塩化ナトリウムを加えた溶液を調製し
た。これにDADA−c−CGRPが10μg/mlと
なるように溶解し、水溶液組成物を得た。また、希薄な
pH緩衝液は通常のガラスアンプルではpH変動を生じ
易いので、脱アルカリ処理を施したガラスアンプルを使
用した。前記の参考例1〜3の組成物、その濃度、pH
及びイオン強度を表2に示す。
【0039】
【表2】
【0040】実施例13 酢酸ナトリウム(3水和物)0.544gを水に溶解し
て200mlの溶液を得た。この溶液50mlを水で2
00mlに希釈した。これに、0.02N塩酸を0.9
4mlを加えて混合し、pH4.5に調整した。このよ
うにして得られた溶液100mlにDADA−c−CG
RP1mgを溶解し、水溶液組成物を得た。
【0041】実施例14 酢酸ナトリウム(3水和物)0.544gを水に溶解し
て200mlの溶液を溶解した。これに1N塩酸を2.
35mlを加えて混合し、pH4.5、イオン強度0.
021に調整した。このようにして得られた溶液100
mlにDADA−c−CGRP1mgを溶解し、水溶液
組成物を得た。
【0042】実施例15〜17 酢酸ナトリウム(3水和物)1.36g、2.72gお
よび5.44gを各々水に溶解して200mlの溶液を
得た。これらに各々1N塩酸を加えて混合し、pH4.
5、イオン強度0.053、0.105および0.21
に調整した。このようにして得た溶液100mlに各々
DADA−c−CGRP1mgを溶解し、水溶液組成物
を得た。前記の実施例13〜17の組成物、その濃度、
pHおよびイオン強度を表3に示す。
【0043】
【表3】
【0044】実施例18〜22 酢酸ナトリウム(3水和物)0.544gを水に溶解し
て200mlの溶液を得た。この溶液1mlを水で20
0mlに希釈した。これに0.02N塩酸0.94ml
を加えて混合し、pH4.5に調整した。このようにし
て得た各々の水溶液に塩化ナトリウムの濃度を各々1
0、50、150、500、1000mMとなるように
塩化ナトリウムを加え、5種類の溶液を調製した。これ
らに各々DADA−c−CGRPが10μg/mlとな
るように溶解し、水溶液組成物を得た。また、希薄なp
H緩衝液は通常のガラスアンプルではpH変動を生じ易
いので、脱アルカリ処理を施したガラスアンプルを使用
した。前記の実施例18〜22の組成物、その濃度、p
Hおよびイオン強度を表4に示す。
【0045】
【表4】
【0046】参考例4〜10 本発明品と対照にするため、参考例として表5に示すよ
うな組成物、その濃度、pHおよびイオン強度を有する
水溶液組成物を調製した。
【0047】
【表5】
【0048】参考例11〜12 本発明品と対照にするため、参考例として表6に示すよ
うな組成物、その濃度、pHおよびイオン強度を有する
水溶液組成物を調製した。
【0049】
【表6】
【0050】実施例23 酢酸ナトリウム(3水和物)0.544g、塩化ナトリ
ウム1.8gを水に溶解して200mlの溶液を得た。
これに1Nの塩酸2.35mlを加えて混合し、pH
4.5、イオン強度0.17に調整した。このようにし
て得られた溶液100mlにDADA−c−CGRP5
0mgを溶解し、水溶液組成物を得た。このCGRP水
溶液組成物を無菌濾過後、ガラスアンプルに1mlずつ
充填し、0.5mg/mlのDADA−c−CGRPの
水溶液組成物を得た。操作はすべて無菌的に行った。上
記の水溶液組成物1mlを点滴直前に生理食塩液類(大
塚生食注、大塚製薬工場)100mlに添加し、輸液組
成物を得た。
【0051】実施例24 酢酸ナトリウム(3水和物)0.544g、塩化ナトリ
ウム1.8gを水に溶解して200mlの溶液を得た。
これに1Nの塩酸2.35mlを加えて混合し、p4.
5、イオン強度0.17に調整した。このようにして得
られた溶液100mlにDADA−c−CGRP25m
gを溶解し、水溶液組成物を得た。このCGRP水溶液
組成物を無菌濾過後、ガラスアンプルに1mlずつ充填
し、0.25mg/mlのDADA−c−CGRPの水
溶液組成物を得た。操作はすべて無菌的に行った。上記
の水溶液組成物1mlを点滴直前に生理食塩液類(大塚
生食注、大塚製薬工場)100mlに添加し、輸液組成
物を得た。
【0052】実施例25 酢酸ナトリウム(3水和物)0.544g、塩化ナトリ
ウム1.8gを水に溶解して200mlの溶液を得た。
これに1Nの塩酸2.35mlを加えて混合し、pH
4.5、イオン強度0.17に調整した。このようにし
て得られた溶液100mlにDADA−c−CGRP5
0mgを溶解し、水溶液組成物を得た。このCGRP水
溶液組成物を無菌濾過後、ガラスアンプルに1mlずつ
充填し、0.5mg/mlのDADA−c−CGRPの
水溶液組成物を得た。操作はすべて無菌的に行った。上
記水溶液組成物1mlを点滴直前に生理食塩液類(生食
液「小林」、小林製薬工業)100mlに添加し、輸液
組成物を得た。
【0053】実施例26 酢酸ナトリウム(3水和物)0.544g、塩化ナトリ
ウム1.8gを水に溶解して200mlの溶液を得た。
これに1Nの塩酸2.35mlを加えて混合し、pH
4.5、イオン強度0.17に調整した。このようにし
て得られた溶液100mlにDADA−c−CGRP5
0mgを溶解し、水溶液組成物を得た。このCGRP水
溶液組成物を無菌濾過後、ガラスアンプルに1mlずつ
充填し、0.5mg/mlのDADA−c−CGRPの
水溶液組成物を得た。操作はすべて無菌的に行った。上
記の水溶液組成物1mlを点滴直前にブドウ糖製剤(5
%大塚糖液、大塚製薬工場)100mlに添加し、輸液
組成物を得た。
【0054】実施例27 酢酸ナトリウム(3水和物)0.544g、塩化ナトリ
ウム1.8gを水に溶解して200mlの溶液を得た。
これに1Nの塩酸2.35mlを加えて混合し、pH
4.5、イオン強度0.17に調整した。このようにし
て得られた溶液100mlにDADA−c−CGRP5
0mgを溶解し、水溶液組成物を得た。このCGRP水
溶液組成物を無菌濾過後、ガラスアンプルに1mlずつ
充填し、0.5mg/mlのDADA−c−CGRPの
水溶液組成物を得た。操作はすべて無菌的に行った。上
記の水溶液組成物1mlを点滴直前にブドウ糖製剤(グ
ルノン―5%、扶桑薬品工業)100mlに添加し、輸
液組成物を得た。
【0055】実施例28 酢酸ナトリウム(3水和物)0.544g、塩化ナトリ
ウム1.8gを水に溶解して200mlの溶液を得た。
これに1Nの塩酸2.35mlを加えて混合し、pH
4.5、イオン強度0.17に調整した。このようにし
て得られた溶液50mlにDADA−c−CGRP50
mgを溶解し、水溶液組成物を得た。このCGRP水溶
液組成物を無菌濾過後、ガラスアンプルに1mlずつ充
填し、1mg/mlのDADA−c−CGRPの水溶液
組成物を得た。操作はすべて無菌的に行った。上記の水
溶液組成物1mlを点滴直前に乳酸ナトリウム・無機塩
類・糖類剤(ソリタ―T3号、清水製薬)200mlに
添加し、輸液組成物を得た。
【0056】実施例29 酢酸ナトリウム(3水和物)0.544g、塩化ナトリ
ウム1.8gを水に溶解して200mlの溶液を得た。
これに1Nの塩酸2.35mlを加えて混合し、pH
4.5、イオン強度0.17に調整した。このようにし
て得られた溶液50mlにDADA−c−CGRP50
mgを溶解し、水溶液組成物を得た。このCGRP水溶
液組成物を無菌濾過後ガラスアンプルに1mlずつ充填
し、1mg/mlのDADA−c−CGRPの水溶液組
成物を得た。操作はすべて無菌的に行った。上記の水溶
液組成物1mlを点滴直前に乳酸リンゲル液(ラテック
ス注、大塚製薬工場)250mlに添加し、輸液組成物
を得た。
【0057】実施例30 酢酸ナトリウム(3水和物)0.544g、塩化ナトリ
ウム1.8gを水に溶解して200mlの溶液を得た。
これに1Nの塩酸2.35mlを加えて混合し、pH
4.5、イオン強度0.17に調整した。このようにし
て得られた溶液50mlにDADA−c−CGRP25
mgを溶解し水溶液組成物を得た。このCGRP水溶液
組成物を無菌濾過後ガラスアンプルに1mlずつ充填
し、0.5mg/mlのDADA−c−CGRPの水溶
液組成物を得た。操作はすべて無菌的に行った。上記の
水溶液組成物1mlを点滴直前に混合アミノ酸製剤(ハ
イ・プレアミン注―10%、扶桑薬品工業)100ml
に添加し、輸液組成物を得た。
【0058】実施例31 酢酸ナトリウム(3水和物)0.544g、塩化ナトリ
ウム1.8gを水に溶解して200mlの溶液を得た。
これに1Nの塩酸2.35mlを加えて混合し、pH
4.5、イオン強度0.17に調整した。このようにし
て得られた溶液100mlにDADA−c−CGRP1
0mgを溶解し、水溶液組成物を得た。このCGRP水
溶液組成物を無菌濾過後、ガラスアンプルに1mlずつ
充填し、0.1mg/mlのDADA−c−CGRPの
水溶液組成物を得た。操作はすべて無菌的に行った。上
記の水溶液組成物1mlを点滴直前に生理食塩液類(大
塚生食注、大塚製薬工場)100mlに添加し、輸液組
成物を得た。
【0059】
【発明の効果】
1.安定性試験 前述の実施例で得た本発明の水溶液組成物1〜22およ
び参考例1〜12で得た水溶液組成物の各々を40゜C
にて1ヶ月保存した後、その安定性を次の測定条件によ
る高速液体クロマトグラフィー(HPLC)を用いてC
GRP類の含量を測定し、アンプル充填後の含量を10
0%としてその残存率を求めた。
【0060】<HPLC測定条件> カラム:YMC AM−302 ODS S−5 12
0(YMC社製)内径4.6×150mm 移動相:0.1%トリフルオロ酢酸(TFA):アセト
ニトリル=70:30 流速 :1ml/分 検出 :220nm 実施例1〜12の水溶液組成物のCGRP類の残存率を
表7に示した。
【0061】
【表7】
【0062】以上の結果から、本発明の水溶液組成物は
40℃、1カ月の保存条件で安定であることが判明し
た。参考例1〜2の水溶液組成物および実施例13〜1
7の水溶液組成物のCGRP類の残存率を表8に示し
た。
【0063】
【表8】
【0064】以上の結果から、CGRP類の水溶液組成
物の熱に対する安定性に必要な緩衝液のモル濃度は5m
Mから200mMの間で安定であることが認められた。
また、緩衝液のモル濃度が5mM以上であれば、イオン
強度が0.005であっても安定であることが認められ
た。
【0065】前記参考例3の水溶液組成物および実施例
18〜22の水溶液組成物のCGRP類の残存率を表9
に示した。
【0066】
【表9】
【0067】以上の結果から、CGRP類の水溶液組成
物はイオン強度が0.01〜1.0の間において、熱に
対して安定であることが認められた。また、イオン強度
が0.01以上あれば、緩衝液のモル濃度が0.1mM
以上であれば熱に対して安定であることが認められた。
【0068】本発明以外の参考例4〜10の水溶液組成
物のCGRP類の残存率を表10に示した。
【0069】
【表10】
【0070】上記の結果から、水や食塩水に溶かした水
溶液組成物は熱安定性効果がなく、さらに、クエン酸、
酒石酸、リン酸、ホウ酸などの緩衝液でも、本発明で用
いる酢酸または乳酸緩衝液に比べて、明らかに熱安定性
効果が認められなかった。
【0071】本発明以外の参考例11〜12の水溶液組
成物のCGRP類の残存率を表11に示した。
【0072】
【表11】
【0073】上記の結果から、緩衝液のモル濃度が0.
1〜200mM、イオン強度が0.005〜1.0の範
囲であつても、pHが4〜5の範囲外の水溶液組成物
は、本発明の水溶液組成物に比べて明らかに熱安定性効
果が認められなかった。
【0074】上記の種々の測定結果から、緩衝液として
酢酸または乳酸緩衝液を用いる本発明の水溶液組成物は
他のクエン酸などの緩衝液を用いる対照品とは明らかに
異なり、優れた熱安定性を示した。また、この効果はモ
ル濃度が0.1〜200mMであり、且つイオン強度が
0.005〜1.0、さらにpHが4〜5の間が好まし
い条件であることが明らかとなった。
【0075】2.光安定性試験 前記の実施例2および5、前記の参考例6、7、8およ
び9で得た各水溶液組成物について下記の光安定性試験
を行った後、その安定性を前述の高速液体クロマトグラ
フィー(HPLC)を用いてCGRP類の含量を測定
し、アンプル充填後の含量を100%として残存率を求
めた。 <光安定性試験条件> 光条件:3,000 Lux/時間 温度 :25°C 各被験品のCGRP類の1カ月後の残存率を表12に示
した。
【0076】
【表12】
【0077】上記の結果から、緩衝液としてクエン酸、
酒石酸、リン酸およびホウ酸緩衝液を用いた水溶液組成
物は極めて光に対して不安定であったのに対し、緩衝液
として酢酸および乳酸緩衝液を用いる本発明の水溶液組
成物は光に対して極めて安定であることが判明した。
【0078】3.輸液組成物の安定性試験 本発明の輸液組成物は用時調製され、速やかに数時間の
うちに使用されるので、数時間の安定性が得られれば十
分である。そこで、実施例23〜25で得た輸液組成物
を室温で6時間の点滴試験を行った。その安定性を前述
のHPLC測定条件を用いてCGRP類の含量を測定
し、輸液ボトルにCGRP類を加えた後の含量を100
%としてその残存率を求めた。尚、点滴試験の方法は、
輸液ボトルに点滴用チューブを装着し、一定流速で液を
流し、経時的にサンプリングを行った。測定した結果は
表13の通りである。
【0079】
【表13】
【0080】上記の結果から、輸液ボトル中のCGRP
類は点滴の6時間後でも十分に安定であることが判明し
た。従って、CGRP類を有効成分とする水溶液組成物
を輸液ボトルに注入することによって用事に調製された
輸液組成物は、室温で6時間においても安定であること
から、安定なCGRP類の輸液組成物を提供することが
できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C07K 99:46

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カルシトニン遺伝子関連ペプチド類を有
    効成分とする水溶液組成物において、モル濃度が0.1
    〜200mMのモノカルボキシ化合物および/またはそ
    の水可溶性塩で構成され、pHが4〜5かつイオン強度
    がμ=0.005〜1.0であることを特徴とするカル
    シトニン遺伝子関連ペプチド類の水溶液組成物。
  2. 【請求項2】 モノカルボキシ化合物が酢酸である請求
    項1記載の水溶液組成物。
  3. 【請求項3】 モノカルボキシ化合物が乳酸である請求
    項1記載の水溶液組成物。
  4. 【請求項4】 カルシトニン遺伝子関連ペプチド類を有
    効成分とする点滴静注用輸液組成物において、モル濃度
    が0.1〜200mMのモノカルボキシ化合物および/
    またはその水可溶性塩で構成され、pHが4〜5かつイ
    オン強度がμ=0.005〜1.0であるカルシトニン
    遺伝子関連ペプチド類の水溶液組成物を含有することを
    特徴とする点滴静注用輸液組成物。
  5. 【請求項5】 モノカルボキシ化合物が酢酸である請求
    項4記載の点滴静注用輸液組成物。
  6. 【請求項6】 モノカルボキシ化合物が乳酸である請求
    項4記載の点滴静注用輸液組成物。
JP6064744A 1993-04-08 1994-04-01 カルシトニン遺伝子関連ペプチド類の水溶液組成物 Withdrawn JPH06340548A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2128966A1 (es) * 1996-01-31 1999-05-16 Therapicon Srl Composiciones farmaceuticas parenterales a base de calcitoninas sinteticas, de ph controlado, con bajo indice de dolor y buena estabilidad.

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2128966A1 (es) * 1996-01-31 1999-05-16 Therapicon Srl Composiciones farmaceuticas parenterales a base de calcitoninas sinteticas, de ph controlado, con bajo indice de dolor y buena estabilidad.

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