JPH06340447A - セラミックペースト組成物 - Google Patents

セラミックペースト組成物

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JPH06340447A
JPH06340447A JP8626693A JP8626693A JPH06340447A JP H06340447 A JPH06340447 A JP H06340447A JP 8626693 A JP8626693 A JP 8626693A JP 8626693 A JP8626693 A JP 8626693A JP H06340447 A JPH06340447 A JP H06340447A
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JP
Japan
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glass
component
frit
ceramic paste
ceramic
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JP8626693A
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Jun Hasegawa
純 長谷川
Yasunori Shiraishi
靖典 白石
Katsunori Watanabe
勝典 渡邊
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Nippon Sheet Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Sheet Glass Co Ltd
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Publication date
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    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B17/00Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres
    • B32B17/06Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material
    • B32B17/10Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin
    • B32B17/10005Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin laminated safety glass or glazing
    • B32B17/10009Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin laminated safety glass or glazing characterized by the number, the constitution or treatment of glass sheets
    • B32B17/10036Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin laminated safety glass or glazing characterized by the number, the constitution or treatment of glass sheets comprising two outer glass sheets
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C8/00Enamels; Glazes; Fusion seal compositions being frit compositions having non-frit additions
    • C03C8/14Glass frit mixtures having non-frit additions, e.g. opacifiers, colorants, mill-additions

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低酸素或いは無酸素雰囲気中で焼成してもペ
ースト中の黒色顔料や着色ガラス表面の有色金属酸化膜
が還元されることのないセラミックペースト組成物、及
び熱処理の際にガラス同士が接着してしまうことのない
セラミックペースト組成物を提供する。 【構成】 フリット成分60、顔料成分30、金属酸化
物(PbO2)10、樹脂成分8、溶剤22(各重量部)
の組成のセラミックペーストを、スクリーンを用いて外
側ガラス1のほぼ全面にプリントし、乾燥させた後離型
剤を散布した。そして内側ガラス3を重ね合わせ、10
分間で最高615℃まで昇温して、セラミックペースト
の焼成及びガラスの曲げ成形を同時に行った。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガラス面等の着色、特
に自動車用合わせガラスの内面側の着色や自動車用着色
ガラス面の周縁部等の更なる着色に好適なセラミックペ
ースト組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用ウインドガラスとして用いる合
わせガラスは、2枚のガラスを中間膜を介して貼り合わ
せたものであり、窓枠への取付けはポリウレタンシーラ
等によって接着する方法を採っている。そして、この接
着剤等による取り付け部が外部から見えないように、前
記合わせガラスの室内側面の周縁部に黒色の塗膜(セラ
ミックカラー)を形成している。
【0003】前記中間膜の形成材料としてはポリビニル
ブチラール(PVB)が用いられることが多いが、PV
Bは水と接触すると接着力を失うため、合わせガラスの
縁端部には中間膜剥離が生じやすい。ところが最近で
は、自動車の窓枠部のモールディングを小さくすること
が指向されているため、剥離部が外部から見える心配が
あった。
【0004】そこで、セラミックカラーを外側ガラス
(車外に面するガラス)の内側面、即ち中間膜のある側
に形成することが考えられた。しかしながら、外側ガラ
スの内側面にセラミックペーストを塗布し、外側ガラス
と内側ガラスとを重ねた後、作業工程を短縮するために
ガラスの曲面化とセラミックペーストの焼成とを兼ねた
熱処理を行うと、2枚のガラスに挟まれたセラミックペ
ーストは、酸素不足のために含有する樹脂分を充分に分
解できなくなる。そのため発生したカーボンによってガ
ラスが汚染されることがあった。またフリット中の酸化
鉛が還元されて金属鉛となるため溶融不良となり、気泡
が多量にできて色調不良(灰色に呈色)となることもあ
った。このような状態では次工程の中間膜の接着も不良
となり、剥離発生の原因ともなっていた。
【0005】上述の問題を解決する方法として、外側ガ
ラスの一面にセラミックペーストを塗布した後に、この
塗布面と反対の面側に内側用ガラスを重ね、ガラスの曲
面化とセラミックペーストの焼成とを兼ねた熱処理を行
い、その後に内側用ガラスをセラミックカラー形成面側
に移動させて中間膜を挟んで接着する技術が、例えば特
開昭55−67548号公報或いは特開昭62−306
43号公報に記載されている。また、外側ガラスの一面
にセラミックペーストを塗布、焼成し、その後別工程で
外側ガラスと内側ガラスとをリングモールド上で重ねて
加熱し、自重で曲面化する技術が特開昭62−7254
8号公報に記載されている。
【0006】さらに、消費酸素量の比較的少ない樹脂成
分を用い、また塗布厚を減らしてカーボンの発生量を減
らすことによって、ガラスの曲面化とセラミックペース
トの焼成とを一度に行う技術が特開平4−149044
号公報に記載されている。
【0007】一方、自動車ウインド用着色ガラスについ
て説明すると、この着色ガラスは熱線反射等を目的とす
るガラスであり、ガラス製板時に、フロート炉から出て
きた熱いガラスにコバルト、クロム、鉄、錫、アンチモ
ン、バナジウム、ニッケル等の金属キレート化合物溶液
をスプレー等により吹き付け、有色の金属酸化膜を形成
したものである。
【0008】上記着色ガラスは前記合せガラスとして使
用されるか、又は単層ガラスとして使用されるが、いず
れにしても窓枠に取付ける際の前記ポリウレタンシーラ
等の接着剤による取付け部が外部から見えないように周
縁部に黒色のセラミックカラーの塗膜を形成するのが一
般的である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前記特開昭55−67
548号公報或いは特開昭62−30643号公報の技
術では、熱処理後に外側ガラスと内側ガラスとを上下入
れ替える工程が必要なため煩雑であった。また、このよ
うに曲げたガラスを上下入れ替えて重ねると、相対する
ガラス曲面の曲率が異なるため中間膜を挟んだ際に均一
な接着ができない。従って、製造された合わせガラスは
耐久性が悪くまた透明性も劣るという問題があった。
【0010】また前記特開昭62−72548号公報の
技術では、セラミックペーストを焼成するための熱処理
工程及びこれに付随する冷却工程を新たに設けなくては
ならないため煩雑であり、さらに、前記特開平4−14
9044号公報の技術では、かなり良好なセラミックカ
ラーを形成できるもののやはり酸素不足は完全には解消
されず、顔料が還元されて白色化する等の問題があっ
た。
【0011】さらに、上記問題に加えて、前記ガラスの
曲面化とセラミックペーストの焼成とを兼ねた熱処理の
際に、セラミックペーストが溶融して外側ガラスと内側
ガラスとが接着されてしまうという別の問題もあった。
【0012】また、単層の着色ガラスについては、この
着色ガラスにセラミックペーストをスクリーン印刷して
ガラスを曲げる工程の曲げ炉の熱を利用してセラミック
カラーを形成しようとすると、前記有色金属酸化膜のう
ちセラミックペーストを塗布した部分が酸素不足による
還元作用のために白変したりクラックが入ってしまう。
このため着色ガラスを裏面から眺めると白濁あるいはク
ラックが見えてしまい実用に供し難かった。
【0013】本発明は、従来の技術が有するこのような
問題点を解決するためになされたものであり、その目的
とするところは、低酸素或いは無酸素雰囲気中であって
も自らが発する酸素によって充分に焼成が可能なため、
焼成時にペースト中の黒色顔料や着色ガラス表面の有色
金属酸化膜が還元されることのないセラミックペースト
組成物、及び熱処理の際にガラス同士が接着してしまう
ことのないセラミックペースト組成物を提供しようとす
るものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく第
1発明は、フリット成分、顔料成分及び樹脂成分を含有
してなるセラミックペースト組成物の前記フリット成分
として、加熱により酸素を発生するPbO2、Ir23
PtO2、PtO、Bi25、MnO2及びRb2Oの群から選
ばれる少なくとも1種の金属酸化物をさらに加えたもの
である。
【0015】また、第2発明は、フリット成分、顔料成
分及び樹脂成分を含有してなるセラミックペースト組成
物の前記フリット成分として、加熱時に結晶化するZn
O含有ガラスフリット成分(以後、結晶化フリット成分
という。)と、加熱時に結晶化しないガラスフリット成
分(以後、非結晶化フリット成分という。)との混合物
を用いるものである。
【0016】第1発明に係る前記金属酸化物は酸素を多
く結合しており、約300〜700℃迄の間で穏やかに
酸素を放出するものである。また、これらの金属酸化物
は急激な分解反応を起こすような爆発性の物質ではな
い。例えば上記PbO2(二酸化鉛)を加熱すると三酸化
二鉛となって酸素を放出し、さらに加熱すると四酸化三
鉛となってさらに酸素を放出する。従って、このような
金属酸化物をセラミックペースト組成物中に含有させる
ことによって、低酸素或いは無酸素雰囲気中においても
充分な焼成を行うことが可能となる。
【0017】これらの金属酸化物はフリット成分及び顔
料成分との合計量(以後、固形分という。)を100重
量部とした場合、1〜50重量部添加することが好まし
い。この添加量が1重量部未満では酸素発生量が不足し
てカーボンが発生したり顔料等が還元されてしまうこと
がある。また添加量が50重量部を超えると、相対的に
他の成分即ち、フリット成分、顔料成分、樹脂成分及び
溶剤の占める量が減少するため、形成されるセラミック
カラーの色調が悪くなったり、ガラス面との接着性が低
下することがある。特に、合わせガラス用にこのセラミ
ックペースト組成物を用いる場合には、10〜50重量
部の添加量とすることが好ましい。
【0018】第1発明に係るフリット成分としては、ガ
ラス同士又はガラスとセラミックカラーとの融着を防止
するために、下記のようなZnOを大量に含んだ結晶化
物が好ましい。 PbO ……20〜60重量% SiO2……10〜35 〃 ZnO ……10〜40 〃 B23…… 5〜20 〃 Al23…… 0〜 3 〃 R2O …… 0〜 5 〃 RO …… 0〜 5 〃 RO2 …… 0〜 3 〃 (但し、Rはアルカリ金属を表す)。
【0019】上記PbOが20重量%未満ではフリット
全体が溶融し難く、一方60重量%を超えると熱膨張率
が大きくなりすぎて形成されたガラス強度を低下させる
ことがある。またSiO2が10重量%未満では相対的に
他のPbOやZnOが多くなるため、熱膨張率が大きくな
りすぎて形成されたガラス強度を低下させることがあ
り、一方35重量%を超えるとフリットの軟化温度が高
くなりすぎてガラス用として不適となることがある。さ
らに、ZnOが10重量%未満では前記融着防止が不十
分となり、一方60重量%を超えるとフリット全体が溶
融し難くなることがある。またB23が5重量%未満で
はフリットが溶融しにくくなり、一方20重量%を超え
ると熱膨張率が大きくなりすぎて形成されたガラス強度
を低下させることがある。
【0020】このようなフリット成分は上記固形分10
0重量部に対して60〜85重量部添加することが好ま
しい。この添加量が60重量部未満では顔料の相対比率
が大きくなり、緻密なセラミック層が得られないことが
あり、一方、85重量部を超えると顔料の相対比率が低
くなり、遮光性が得られないことがある。
【0021】また第1発明に係る顔料成分としては、耐
熱性の黒色を呈する顔料であれば良く特に制限はない
が、例えばFe23、Cr23、CuO及びMnO2の4種
の顔料を適宜混合して、好みの色合いの黒色系顔料を調
製することも好ましい。このような顔料成分は上記固形
分100重量部に対して15〜40重量部添加すること
が好ましい。この添加量が15重量部未満ではセラミッ
ク層の遮光性が得られないので第1発明の自動車ガラス
の着色の本来の意図に反することがある。一方、40重
量部を超えると緻密なセラミック層が得られず、セラミ
ック層を形成させることができない場合がある。
【0022】第1発明に係る樹脂成分としては、前記固
形分の分散性、ガラス等の被塗布物に対する塗布性、だ
れ防止のための増粘性、及び乾燥後の付着性が良好なも
のを使用する。本発明においては、前記金属酸化物から
酸素が供給されるため酸素不足の心配が無く、従って上
記分散性等の性質を発揮するに充分な量の樹脂成分を使
用することができる。このような樹脂成分としては、従
来ロジンが主として使用されており、第1発明において
もこのロジンを使用することができる。しかし、酸素消
費量の比較的少ないアクリル系、セルロース系等の高分
子を使用する方がより好ましく、アクリル系コポリマー
とセルロース系ポリマーとを併用することが一層好まし
い。
【0023】このような樹脂成分は上記固形分100重
量部に対して0.5〜7.0重量部添加することが好ま
しい。この添加量が0.5重量部未満では、ペーストの
粘性が足りずスクリーン印刷しづらいので均一なプリン
ト膜が得られないことがあり、一方、7.0重量部を超
えると樹脂の分解に要する酸素消費量が多くなり、第1
発明の目的である酸素不足の解消にならないことがあ
る。
【0024】第1発明のセラミックペーストにはその
他、塗布性を向上させるために溶剤を添加する。
【0025】被塗布物に対して第1発明のセラミックペ
ーストを塗布するには、ポリエステル製スクリーン等に
よってプリントし、塗布量は焼成後の厚みが7〜20μ
mとなるようにする。
【0026】第1発明に係るセラミックペースト組成物
を使用した合わせガラスの製造工程の一例を図1に示
す。先ず図1(a)において、平板の外側用ガラス1の
周縁部に第1発明に係るセラミックペーストを塗布して
乾燥させ、この上に離型剤を散布して塗布層2を形成す
る。
【0027】同図(b)において、外側ガラス1の上に
内側用ガラス3を重ねて600〜700℃に加熱し、同
図(c)に示すように外側ガラス1及び内側ガラス3を
曲げると同時に塗布層2を焼成してセラミックカラー層
4とし、その後冷却する。そして同図(d)のように一
度重ねたガラスを離し、中間膜5を挟んで再度重ね合わ
せる。最後にオートクレーブ中で加熱及び加圧を行い、
目的の曲面を有する合わせガラスを完成する。
【0028】図2は、上記によってセラミックカラーを
形成した合わせガラスを、自動車のウインドガラスに適
用した一例を示す部分断面図である。同図において、合
わせガラスは外側ガラス1と内側ガラス3とをPVB等
によって形成された中間膜5で貼り合わせて構成され
る。そして内側ガラス3の室内側面の周縁部が接着剤6
を介して窓枠7に固着されている。また外側ガラス1の
内側面には第1発明に係る黒色のセラミックカラー層4
が形成されている。
【0029】図3は、セラミックカラー層のプリントパ
ターンを形成した自動車用ウインドガラスの一例を示す
平面図である。同図に示すように、セラミックカラー層
4はウインドガラスの周縁部全体に形成される。
【0030】第1発明のセラミックペースト組成物は、
上記合わせガラスの製造に利用する他、例えばガス炉等
の酸素の少ない炉内でセラミックペーストを塗布した無
色ガラスあるいは着色ガラスを焼成する場合等、低酸素
或いは無酸素雰囲気中でのセラミックカラーの形成に威
力を発揮する(この場合、ガラスは一枚板であっても二
枚以上の合わせガラスであってもよく、また板状以外の
形状であってもよい)。
【0031】一方、第2発明に係るフリット成分は、前
記結晶化フリット成分と非結晶化フリット成分との混合
物である。これらのうち、結晶化フリット成分として
は、下記組成の結晶化物が好ましい。 PbO ……40〜70重量% SiO2……10〜35 〃 ZnO ……10〜40 〃 B23…… 5〜20 〃 Al23…… 0〜 3 〃 R2O …… 0〜 5 〃 RO …… 0〜 5 〃 RO2 …… 0〜 3 〃 (但し、Rはアルカリ金属を表す)。
【0032】上記組成は、第1発明におけるフリット成
分と似ているが、PbOの含量を多めに設定して結晶化
特性を強化してある。
【0033】また、第2発明に係る非結晶化フリット成
分としては、従来公知のものを使用でき、一例として下
記の組成を挙げることができる。 PbO ……40〜70重量% SiO2……10〜45 〃 B23…… 0〜10 〃 Al23…… 0〜 3 〃 Na2O …… 0〜 5 〃 CaO …… 0〜 3 〃
【0034】前記結晶化フリット成分は、低膨張率であ
ることが知られているが、それ以外の特性として、比較
的低い温度で結晶化されるが一度結晶化されると融点以
上に加熱しないと再溶融しないという性質も持ってい
る。例えばZn系結晶化フリットの場合、約450℃で
溶融してすぐに結晶化し、650℃までは再溶融しな
い。従って、この結晶化フリットを用いればガラス同士
が接着することがない。
【0035】しかし、このような結晶化フリット単独で
は、結晶が成長し過ぎてセラミックカラー層が多孔質に
なり、その空孔中に含まれている空気や水分あるいはガ
ラス端部からこの空孔を通って浸透してくる空気や水分
が、中間膜を構成するPVBに溶け込んで中間膜の剥
離、発泡、白濁等を生じることがある。
【0036】本発明者等は、上記非結晶化フリットを結
晶化フリットと共に使用すれば、この非結晶化フリット
が前記空孔を埋めるため中間膜の剥離、発泡、白濁等を
生じないことを見出しこの第2発明を完成した。
【0037】両フリットは、結晶化フリット:非結晶化
フリットを50:50〜90:10の重量比で混合する
ことが好ましい。結晶化フリットの割合が50未満では
ガラス同士の接着が生じることがあり、また、結晶化フ
リットの割合が90を超えると前記空孔を埋め切れずに
中間膜に上記欠陥を生じることがある。しかし、この混
合比はあくまで目安であり、両フリットの軟化点を変え
ればこの範囲外であっても良好な結果を得ることができ
る。
【0038】上記の混合フリット成分中には、さらにフ
リット全成分に対して1〜10重量%のZn金属微粉末
を添加することが好ましい。この添加した微粉末が核と
なってZn結晶化が促進される。また、非結晶化フリッ
トの平均粒径を5μm以下、さらには2.5μm以下と
することも好ましい。このように非結晶化フリットの粒
径を小さくすれば、前記空孔を効率よく埋めて、より一
層緻密なセラミック層を形成することができる。
【0039】なお、第2発明に係る固形分(フリット成
分及び顔料成分との合計量)に対する混合フリット成分
の量、顔料の成分及びその量、樹脂の成分及びその量、
溶剤の添加、セラミックペーストの塗布方法、この混合
セラミックペーストを使用した合せガラスの製造方法等
は、全て第1発明に準ずる。
【0040】
【作用】第1発明において、酸素を多く結合した金属酸
化物は加熱によって酸素を放出する。従って、このよう
な酸化物をセラミックペースト組成物中に含有させる
と、低酸素或いは無酸素雰囲気中においてもペースト中
の顔料や着色ガラス表面の有色金属酸化膜が還元される
ことなく充分な焼成を行うことが可能である。
【0041】第2発明において、結晶化フリットはガラ
ス同士を接着せず、また、非結晶化フリットは結晶化フ
リットに生じる空孔を埋める作用を有する。
【0042】
【実施例】以下に第1発明及び第2発明に基づく実施
例、比較例及び参考例を説明する。実施例1 第1発明に基づく下記成分割合のセラミックペーストを
調製した。セラミックペースト 固形分(総量) 100重量部 フリット成分 60重量部 顔料成分 30 〃 金属酸化物 10 〃 ビークル(総量) 30重量部 樹脂成分 8重量部 溶剤 22 〃
【0043】上記各成分の詳細は次の通りである。フリット成分 PbO ……35重量% SiO2……20 〃 ZnO ……20 〃 B23……15 〃 Na2O…… 5 〃 CaO …… 5 〃顔料成分 Fe23、Cr23、CuO及びMnO2の混合物金属酸化物 PbO2 樹脂成分 フ゛チルメタクリレート/メチルメタクリレート=50/50コホ゜リマー 50重量% エチルセルロース 50 〃溶剤 テルピネオール
【0044】このセラミックペーストを、220メッシ
ュ/インチのポリエステルスクリーンを用いて、ガラス
板(300mm×300mm:前記外側ガラス1に該当
する。)のほぼ全面に、焼成後の厚みが10μmとなる
ようにプリントした。そしてこのプリントしたセラミッ
クペーストを乾燥させた後にこの上に離型剤を散布し、
他のガラス板(前記内側ガラス3に該当する。)を重ね
合わせ、10分間で最高615℃まで昇温することによ
って、セラミックペーストの焼成及びガラスの曲げ成形
を同時に行った。
【0045】上記の方法で形成されたセラミックカラー
は、全体が均一に黒色に発色し、ガラス同士及びガラス
とセラミックカラーとの溶融付着が発生せず、しかも光
透過率が0.1%以下の良好な遮蔽性能を有していた。
なお、本実施例でプリントされたセラミックペースト量
は約4gであり、樹脂分は約0.25gであった。即
ち、この樹脂分を完全に燃焼するためには0.0072
モルの酸素が必要であるが、上記の良好な結果から第1
発明に係る金属酸化物は、この必要酸素量を上回る充分
な酸素を供給したものと考えらる。
【0046】比較例1 セラミックペーストの組成を金属酸化物を除いた下記組
成とした以外は実施例1と同様にしてセラミックカラー
を形成した。
【0047】セラミックペースト 固形分(総量) 100重量部 フリット成分 65重量部 顔料成分 35 〃 ビークル(総量) 30重量部 樹脂成分 8重量部 溶剤 22 〃
【0048】しかし、得られたセラミックカラーは酸素
不足のために一部白色化ムラ状になってしまった。
【0049】比較例2 ビークル組成中の樹脂成分を減らして下記組成とした以
外は、比較例1と同様にしてセラミックカラーを形成し
た。 ビークル(総量) 30重量部 樹脂成分 2重量部 溶剤 28 〃
【0050】得られたセラミックカラーは全体が均一に
黒色に発色した。従って酸素不足にはならなかったもの
と考えられるが、樹脂分が少なく付着力が弱かったため
にセラミックカラー層には多数の傷ができていた。
【0051】実施例2 第1発明に基づく単層の着色ガラス用として下記成分割
合のセラミックペーストを調製した。セラミックペースト 固形分(総量) 100重量部 フリット成分 75重量部 顔料成分 25 〃 金属酸化物 20 〃 ビークル(総量) 30重量部 樹脂成分 10重量部 溶剤 20 〃
【0052】上記各成分の詳細は次の通りである。フリット成分 PbO ……58 重量% SiO2……39 〃 B23…… 2 〃 Na2O…… 0.5 〃 CaO …… 0.5 〃顔料成分 Fe23、Cr23、CuO及びMnO2の混合物金属酸化物 PbO2 樹脂成分 エチルセルロース 50重量% メチルメタクリレート 40 〃 ロジン他 10 〃溶剤 テルピネオール
【0053】このセラミックペーストを、220メッシ
ュ/インチのポリエステルスクリーンを用いて、下記表
1に記載の組成を有するCo−Fe−Cr系有色金属酸化
膜を形成した着色ガラス板(600mm×1000m
m)の周縁部に約100mm幅で焼成後の厚みが15μ
mとなるようにプリントした。そしてこの着色ガラス板
を750℃の強化炉で約2分間加熱した後プレス型で成
形し、急冷して強化ガラスとした。この強化ガラスの評
価も表1に示した。
【0054】
【表1】
【0055】表1から明らかなようにCrの含量を略3
0モル%以内とすれば、白変やクラックのない良好なセ
ラミックカラー付き着色ガラスを形成することができ
る。
【0056】比較例3 金属酸化物としてのPbO2を加えない以外は実施例2と
同様にして強化ガラスを形成した。この結果も上記表1
に示したが、どの組成においても良好な結果は得られな
かった。。
【0057】実施例3〜5、比較例4,5 下記表2に示すように、有色金属酸化膜の組成の異なる
市販の着色ガラス3種について、セラミックペーストを
下記のようにした以外は実施例2と同様にし、セラミッ
クカラー付き着色ガラスを形成して評価した。なお、着
色ガラスの焼成温度は660℃及び680℃の2種とし
た。また、使用した着色ガラスは、 [A]日本板硝子株式会社製の熱線反射ガラス(商品名
レフライトB) [B]PPGインダストリーズ社製の熱線反射ガラス [C]フォード社製の熱線反射ガラス の3種である。 実施例3……PbO2を10%添加 実施例4……PbO2を20%添加(実施例2と同組成) 実施例5……PbO2を30%添加 比較例4……PbO2加えず 比較例5……PbO2及び樹脂加えず
【0058】
【表2】
【0059】表2から明らかなように、ガラス焼成時に
酸素を発生する金属酸化物PbO2をペースト中に添加す
れば、市販の着色ガラスにセラミックカラーを容易に形
成することが可能である。
【0060】実施例6 第2発明に基づく下記成分割合のセラミックペーストを
調製した。セラミックペースト 固形分(総量) 100重量部 混合フリット成分 65重量部(結晶化フリット成分:非結晶化フ リット成分=70:30) 顔料成分 35 〃 ビークル(総量) 30重量部 樹脂成分 10重量部 溶剤 20 〃
【0061】上記各成分の詳細は次の通りである。結晶化フリット成分(軟化点520℃) PbO …… 60重量% SiO2…… 15 〃 ZnO …… 15 〃 B23…… 3 〃 Na2O…… 1 〃 CaO …… 1 〃 Zn(微粉末) 5 〃
【0062】非結晶化フリット成分(軟化点450℃) PbO …… 65重量% SiO2…… 25 〃 Al23… 2 〃 B23…… 5 〃 Na2O…… 2 〃 CaO …… 1 〃
【0063】顔料成分 Fe23、Cr23、CuO及びMnO2の混合物 樹脂成分 エチルセルロース 50重量% メチルメタクリレート 40 〃 ロジン他 10 〃溶剤 テルピネオール
【0064】上記組成及び割合のセラミックペースト
を、220メッシュ/インチのポリエステルスクリーン
を使用し、ガラス板(600mm×1000mm)の周
縁部に焼成後の厚みが10μmとなる厚さで約100m
m幅にプリントした。次にこのガラス板を550℃のボ
ックス炉で30分間平板のままで仮焼成し、離型剤を散
布し、その上に他のガラス板を重ね、所要時間10分間
で最高615℃まで昇温して曲げ成形を行った。このと
き、ガラス同士の接着は全くなかった。
【0065】そして、これらのガラス板を冷却した後、
ガラスの間にPVB製中間膜を挟み、エアオートクレー
ブ中で15Kg/cm2の圧力で貼り合わせて合せガラ
スを完成した。こうして形成した合せガラスを使用し、
100℃、2時間の条件でボイルテストを行ったが、中
間膜の発泡は全くなかった。
【0066】比較例6 非結晶化フリットを用いず、結晶化フリットの組成を下
記の通りとした以外は実施例6と同様にして、セラミッ
クカラー付き合せガラスを形成した。結晶化フリット成分 PbO …… 70重量% SiO2…… 10 〃 ZnO …… 15 〃 B23…… 3 〃 Na2O…… 1 〃 CaO …… 1 〃 Zn(微粉末) 0 〃 この合せガラスを実施例6と同様にボイルテストしたと
ころ、多量の発泡があった。
【0067】参考例 実施例6の結晶化フリット(軟化点520℃)及び非結
晶化フリット(軟化点450℃)を使用し、曲げ焼成時
の最高温度を550、570、590、610、630
及び650℃と変化し、また、結晶化フリット:非結晶
化フリットの重量比を50:50、70:30及び9
0:10と変えた以外は実施例6と同様にして合計16
種類のセラミックカラー付き合せガラスを形成した。
【0068】上記各合せガラスを形成する際の仮焼成時
のガラス同士の接着の様子、及び形成されたセラミック
カラーの空孔の様子を調べ、この結果から図4に示す曲
げ焼成時ガラス温度−フリット混合比のグラフを作成し
た。
【0069】同図において、線分a及びbに挟まれた領
域(A)は第2発明に基づく範囲であり、ガラス同士の
接着がなく、またセラミックカラーの多孔質化も生じず
良好な合せガラスを形成できた。一方、領域(B)では
ガラス同士の接着が生じ、また、領域(C)においては
セラミックカラーが多孔質となったため、好ましい合せ
ガラスを形成することができなかった。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように第1発明のセラミッ
クペースト組成物は、加熱によって酸素を発生する金属
酸化物を含有させたため、低酸素或いは無酸素雰囲気中
であっても自らが発する酸素によって充分にペースト中
の樹脂成分を焼成し、合せガラス、単層の着色ガラスの
どちらについても良好なセラミックカラーを形成するこ
とができる。また上記のように酸素不足の心配がないた
め、塗布性、増粘性、及び乾燥後の付着性等の性質を発
揮するに充分な量の樹脂を使用することができる。
【0071】第2発明のセラミックペーストと組成物
は、加熱時に結晶化するZnO含有ガラスフリット成分
と加熱時に結晶化しないガラスフリット成分との混合物
であるため、曲げ焼成時にガラス同士の接着が生じず、
形成されたセラミックペーストに空孔ができることもな
い。
【0072】また、第2発明に係る前記加熱時に結晶化
するZnO含有ガラスフリット成分と加熱時に結晶化し
ないガラスフリット成分との混合比を、50:50〜9
0:10(重量比)とすれば、上記効果をより一層高め
ることができる。
【0073】さらに、第2発明に係る前記フリット成分
中に、このフリット全成分に対して1〜10重量%の亜
鉛金属微粉末が含有されていれば、この微粉末が核とな
ってZn結晶化が促進される。
【0074】また、第2発明に係る前記加熱時に結晶化
しないガラスフリット成分が、平均粒径5μmを超えな
ければ、より一層緻密なセラミックカラーを形成するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るセラミックペースト組成物を使用
した、合わせガラスの製造工程の一例を示す断面図
【図2】本発明に係るセラミックカラーを形成した合わ
せガラスの部分断面図
【図3】本発明に係るセラミックカラーを形成した自動
車用ウインドガラスの一例を示す平面図
【図4】参考例に係る曲げ焼成時ガラス温度−フリット
混合比のグラフ
【符号の説明】
1…外側ガラス、2…塗布層、3…内側ガラス、4…セ
ラミックカラー層、5…中間膜。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フリット成分、顔料成分及び樹脂成分を
    含有してなるセラミックペースト組成物において、前記
    フリット成分は、加熱により酸素を発生するPbO2、I
    r23、PtO2、PtO、Bi25、MnO2及びRb2Oの
    群から選ばれる少なくとも1種の金属酸化物を含むこと
    を特徴とするセラミックペースト組成物。
  2. 【請求項2】 フリット成分、顔料成分及び樹脂成分を
    含有してなるセラミックペースト組成物において、前記
    フリット成分は、加熱時に結晶化するZnO含有ガラス
    フリット成分と加熱時に結晶化しないガラスフリット成
    分との混合物であることを特徴とするセラミックペース
    ト組成物。
  3. 【請求項3】 前記加熱時に結晶化するZnO含有ガラ
    スフリット成分と加熱時に結晶化しないガラスフリット
    成分との混合比は、50:50〜90:10(重量比)
    であることを特徴とする請求項2記載のセラミックペー
    スト組成物。
  4. 【請求項4】 前記フリット成分中に、このフリット全
    成分に対して1〜10重量%の亜鉛金属微粉末が含有さ
    れていることを特徴とする請求項2又は3記載のセラミ
    ックペースト組成物。
  5. 【請求項5】 前記加熱時に結晶化しないガラスフリッ
    ト成分は、平均粒径5μmを超えないことを特徴とする
    請求項2〜4のいずれか1項記載のセラミックペースト
    組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013155081A (ja) * 2012-01-30 2013-08-15 Toppan Tdk Label Co Ltd 焼成用ペースト組成物、それを用いた合わせガラス、及び、合わせガラスの製造方法
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KR20190141784A (ko) 2017-06-15 2019-12-24 나카시마 산교 가부시키가이샤 흑색 혼합 산화물 재료 및 그 제조 방법

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