JPH0634015B2 - 自動分析装置 - Google Patents

自動分析装置

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JPH0634015B2
JPH0634015B2 JP58128859A JP12885983A JPH0634015B2 JP H0634015 B2 JPH0634015 B2 JP H0634015B2 JP 58128859 A JP58128859 A JP 58128859A JP 12885983 A JP12885983 A JP 12885983A JP H0634015 B2 JPH0634015 B2 JP H0634015B2
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reaction
sample
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automatic analyzer
line
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正和 日根野
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Shimadzu Corp
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N35/00Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
    • G01N35/10Devices for transferring samples or any liquids to, in, or from, the analysis apparatus, e.g. suction devices, injection devices

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  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、ディスクリート型の自動分析装置に関し、特
に、酵素活性測定用のディスクリート型の自動分析装置
に関する。
酵素は生体内の化学反応の多くに関与しており、しか
も、基質特異性を高いので、酵素を分析試薬として利用
して、生体内成分の分析を行うことができる。体液や生
検による組織試料の酵素活性は臨床分析で特に測定され
るが、本発明の装置は、試料が体であればよく、臨床検
査にとどまることなく、生化学、有機化学、食品化学、
植物化学、農芸化学、微生物学、薬理学、動物等の臨床
化学など、その理由分野は大きい。
(ロ)従来技術 一般に、自動分析装置は、臨床化学検査の如く、多数の
検体を同一の手法で、しかも、精密な温度調整下で、分
析する場合に適している。しかし、装置の複雑化は当然
の帰結であり、したがって、大型化する傾向にある。
従来、一般にディスクリート方式の自動分析装置、殊に
ターンテーブル方式のものでは、一定の光路長が採り易
く、しかも測光が容易となるところから、反応ラインを
一列に設けていた。しかし、この方法では、一定時間毎
に間欠送りをさせて、分析を行うので、時間当りの検体
処理数は、この動作間隔に律せられ、その処理数を向上
させるには、自ずと限界がある。一ラインの反応管兼測
定容器の数を増して検体処理数を増すとしても、ターン
テーブルの径を大きくするとか、装置の大型化は避けら
れない。しかも、反応ラインが一列であるため、異なる
分析項目を続けて行なう場合には、、洗浄、乾燥等を一
定の限られた時間内で行うため、前回の分析による汚染
は避けることができない。また、分析項目に対応して、
自動分析装置を備えることは不経済でもあり、場所的に
も問題がある。
一方、複数個の反応ラインをもつディスクリート型の自
動分析装置にあっても、複数個の反応ライン上の反応管
兼測定容器に、従来の検体分注器を使用して順次分注す
るのでは時間がかかり、反応ラインを並設するにもその
数に制限があった。また、複数本の分注ノズルを使用し
て、2搬送周期以上で反応管兼測定容器に分注しても、
測定の際には時間は2倍以上かかるという欠点があっ
た。
(ハ)目 的 本発明は、このような従来のディスクリート方式の自動
分析装置の欠点を克服するものであり、二個以上の反応
ラインに一定の時間内で分注することを、装置を大型化
することなしに解決したものであって、異なる分析項目
を同時に測定できる自動分析装置を提供するものであ
る。
(ニ)構 成 本発明は、同心状に配列されている複数の反応ライン
と、反応ラインの数より少ない複数の検体分注ノズルお
よび分注ノズル案内装置を有する検体分注装置を備えた
自動分析装置であって、夫々の反応ラインは、二個以上
の反応管を一例に配置して形成され、夫々の反応ライン
中の総ての反応管は、夫々、隣接のラインの反応管と半
径方向に並んで配置されており、また、分注ノズル案内
装置は反応管の寸法内の間隔で該半径方向に伸びる二個
以上の分注ノズル案内路が形成されており、該分注ノズ
ル案内路の少なくとも一つは二個以上の反応管にまたが
って構成するとともに、二個以上の反応管にまたがって
分注ノズルを半径方向に移動させる機構が設けられてい
ることを特徴とする自動分析装置にある。
本発明の自動分析装置において、文注装置の分注ノズル
案内路は、容器寸法というきめて制限された巾内に、複
数個設ける関係上、線状にかつ並行して設けるのが好ま
しい。また、案内路の長さは、その分担する範囲の反応
ラインの位置に応じて、設計上適宜定められる。
本発明において「反応管」の用語は、反応管兼測定容器
として、分析に必要な反応が行えると共に、直接測光方
式における測定セルとして充分に機能するものを意味
し、また、分析に必要な反応を行う反応容器いわゆる反
応管をも意味する。反応容器の場合には、直接測光方式
でなく、例えば、フローセル等に反応容器内検体試料を
移して測定を行う。特に、反応管兼測定容器は、総ての
ラインの容器の寸法を等しくするのが、操作上、区別な
く使用できるので好ましい。また、このようにすること
によって、反応管兼測定容器は、画一化され、機械化を
容易にし、装置の複雑化を回避することができる。
本発明において、各ラインの反応容器及び反応管兼測定
容器を進行方向に対して、ある一定の方向で一列に並べ
ることにより、検体分注器、試薬分注器、撹拌器、廃液
吸引器等は、総てその方向に一列に配置できるので、装
置の複雑化は解消される。測光装置は、必ずしも総てを
一定方向に一列に並べて設ける必要はなく、適宜各ライ
ン毎に、例えば、半径方向にラインを挟んで、分光光度
計すなわち、光源プリズム、測光器等を配置することが
できる。光源は測定ラインに対し上方、下方のいずれの
位置にも取付可能であり、分析項目に応じ分光光度計の
種類を適宜取り替えることができることはいうまでもな
い。
前記一定方向は、例えば、ターンテーブル方式の場合
は、半径方向が好ましく、反応ラインの反応容器及び反
応管兼測定容器は、円形に並んで配設すると場所をとら
ないので好ましい。
(ホ)実施例 図は、本発明の自動分析装置の一実施例についての検体
分注部分の概略の平面図である。
本発明の自動分析装置における分注装置は、従来の公知
の分注機構のものである。即ち分注ノズル案内路2を有
する文注ノズル案内装置1を具備するものである。この
検体分注ノズル案内装置1は、ターンテーブルの中心に
向って、延在しており、各ノズル案内路2は、該ノズル
案内装置1において、ターンテーブルの中心に向って平
行に設けられている。分注ノズル3、3′は、夫々のノ
ズル案内路2に移動自在に設けられており、半径方向へ
の分注ノズル3、3′の移動は水平方向駆動機構(図示
せず。)によって行われる。ノズル案内装置1における
分注ノズル3、3′の移動距離は、分担する反応ライン
4の位置に応じて変るが、この移動距離については、分
析項目やその数等のより適宜調整可能である。上下方向
の動作は、上下方向駆動機構(図示せず。)によって行
われる。
サンプルラック6とターンテールブの間には、該ノズル
案内装置1の下側に位置して、残液排出器8及びノズル
洗浄器9が設けられる。
分注ノズル3、3′は、水平方向駆動機構(図示せ
ず。)により、分注ノズル案内装置1の分注ノズル案内
路2に案内されて、検体吐出の位置に到り、目的の反応
管兼測定容器5、5′に検体を分注する。
検体吸引のときは、上下方向駆動機構が動作してノズル
をサンプリング7の位置に下げて検体吸引を行うように
してある。
複数個の反応ライン4を有する自動分析装置において、
反応ライン4上を間欠的に搬送される反応管兼測定容器
5の一搬送周期(1ステップ)の停止時間内に、サンプ
ルラック又はターンテーブル6の上の1つのサンプルカ
ツプ7に、2本の検体分注ノズル3,3′が、同時に検
体を吸引に行き、1本目のノズル3が吸引した検体を1
列目から4列目までの反応ラインの反応管兼測定容器に
順次吐出分注し、これと同じ停止時間内において、2本
目の文注ノズル3′に吸引した検体を、5列目から8列
目までの反応ラインの反応管兼測定容器に分注する。
かくして、一搬送周期の停止時間内に、総ての反応ライ
ンの所定の反応管兼測定容器に、同一検体を分注するこ
とができる。
分注後、2本のノズルは残液吐出器8の位置及びノズル
洗浄器9の位置において、それぞれノズルに残った残液
を排出し、洗浄して、再びサンプルカップの位置に戻る
が、この間にサンプルラック6は移動してその位置に
は、新しいサンプルカップが到着し、分注ノズル3、
3′は新しいサンプルを吸引する。そして、以下順次前
の動作をくり返す。
以上、直接測光方式のターンテーブル型の自動分析装置
を中心に説明したが、本発明は、ターンテーブルのみに
限定されるものではなく、例えば、移動コンベヤー方式
にも適用できるものであり、その他の自動分析装置にも
適用できることは言うまでもない。また、分注ノズル案
内路2の本数及び文注ノズル3、3′の移動行程は、適
宜変更可能であり、本実施例により何ら限定されるもの
ではない。
(ヘ)効 果 本発明によって、多数並列に並べられた反応ラインに、
間欠送りの停止時間という限られた時間内において、所
定の検体分注を的確に行うとができる。したがって、分
注操作が測定時間に影響を及ぼすこともなく、自動分析
操作を円滑に行うことができることは、本発明の効果の
一つといえる。
さらに、本発明により、反応ラインを多数、並設するこ
とが可能となるから、例えば、同一検体を多数のライン
に分注して、ライン毎の項目に相違する分析を、同時に
行うことができ、分析時間は著しく短縮される。
したがって、例えば、臨床分析については、本発明の自
動分析装置によると、一定時間内に臨床分析の分析項目
の数に関係なく分析できるので、その要する時間は従来
の分析時間に比して著しく短縮され、その影響は大き
い。
このように、本発明の自動分析装置は、処理量に比較し
て、複雑な構造をとることもなく、大型化を回避できる
ので、本発明は、自動分析装置の簡単化、小型化をはか
ったものとして、利用価値は大きいものといえる。
【図面の簡単な説明】
図は、本発明の自動分析装置の一実施例の検体分注部の
概略の平面図である。1は、検体分注ノズル案内装置、
2はノズル案内路、3,3′は分注ノズル、4は反応ラ
イン、5、5′は反応管兼測定容器、6はサンプルラッ
ク、7はサンプルカップ、8は残液排出器、9はノズル
洗浄器を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同心状に配列されている複数の反応ライン
    と、反応ラインの数より少ない複数の検体分注ノズルお
    よび分注ノズル案内装置を有する検体分注装置を備えた
    自動分析装置であって、 夫々の反応ラインは、二個以上の反応管を一列に配置し
    て形成され、夫々の反応ライン中の総ての反応管は、夫
    々、隣接のラインの反応管と半径方向に並んで配置され
    ており、また、分注ノズル案内装置は反応管の寸法内の
    間隔で該半径方向に伸びる二個以上の分注ノズル案内路
    が形成されており、該分注ノズル案内路の少なくとも一
    つは二個以上の反応管にまたがって構成するとともに、
    二個以上の反応管にまたがって分注ノズルを半径方向に
    移動させる機構が設けられていることを特徴とする自動
    分析装置。
JP58128859A 1983-07-15 1983-07-15 自動分析装置 Expired - Lifetime JPH0634015B2 (ja)

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JP58128859A JPH0634015B2 (ja) 1983-07-15 1983-07-15 自動分析装置

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JP58128859A JPH0634015B2 (ja) 1983-07-15 1983-07-15 自動分析装置

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JPS6021456A JPS6021456A (ja) 1985-02-02
JPH0634015B2 true JPH0634015B2 (ja) 1994-05-02

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5342277B2 (ja) * 1974-03-27 1978-11-10
JPS554523A (en) * 1978-06-24 1980-01-14 Nippon Tectron Co Ltd Sample dispenser in automatic chemical analytical apparatus
JPS56105646A (en) * 1980-01-28 1981-08-22 Nec Corp Manufacture of semiconductor device

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JPS6021456A (ja) 1985-02-02

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