JPH06340005A - 工業用布及びその製造方法 - Google Patents
工業用布及びその製造方法Info
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- JPH06340005A JPH06340005A JP3330378A JP33037891A JPH06340005A JP H06340005 A JPH06340005 A JP H06340005A JP 3330378 A JP3330378 A JP 3330378A JP 33037891 A JP33037891 A JP 33037891A JP H06340005 A JPH06340005 A JP H06340005A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
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-
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- D06N—WALL, FLOOR, OR LIKE COVERING MATERIALS, e.g. LINOLEUM, OILCLOTH, ARTIFICIAL LEATHER, ROOFING FELT, CONSISTING OF A FIBROUS WEB COATED WITH A LAYER OF MACROMOLECULAR MATERIAL; FLEXIBLE SHEET MATERIAL NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 融合及び積層ベルトの表面に組織化パターン
が表われないようにする。 【構成】 ベルトは、エンドレスに組織化されたベース
布21とここに取付けられたプラスチックコーティング
層25、26から成り、これらコーティング層25、2
6のうちいくつかが、内部にけい酸塩部材を含む。
が表われないようにする。 【構成】 ベルトは、エンドレスに組織化されたベース
布21とここに取付けられたプラスチックコーティング
層25、26から成り、これらコーティング層25、2
6のうちいくつかが、内部にけい酸塩部材を含む。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は工業用の布に関するもの
であり、かつさらに特定すれば、コーティングした融合
及び積層ベルト及びその製造方法に関するものである。
であり、かつさらに特定すれば、コーティングした融合
及び積層ベルト及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】融合及び積層に使用するエンドレスベル
トは周知であり、これらベルトは、ここに取付けたポリ
テトラフルオロエチレン(P.T.F.E)製のコーテ
ィングを有するベース布から成る。ベース布は、通常端
部を有する組織化した形のものであり、端部は後で結合
するものであるが、一方このような布はエンドレスに組
織化し、それにより継目マークを避けるようにすると有
利である。
トは周知であり、これらベルトは、ここに取付けたポリ
テトラフルオロエチレン(P.T.F.E)製のコーテ
ィングを有するベース布から成る。ベース布は、通常端
部を有する組織化した形のものであり、端部は後で結合
するものであるが、一方このような布はエンドレスに組
織化し、それにより継目マークを避けるようにすると有
利である。
【0003】表面を平滑化することは、融合及び積層ベ
ルトにおいて、特に高品質の繊細な布積層体に関連して
使用するベルトの場合、重要な問題であり、かつその下
にある組織化パターンがベルト表面で過度に目立つと、
布積層体に許容できないマークを形成することがある。
ルトにおいて、特に高品質の繊細な布積層体に関連して
使用するベルトの場合、重要な問題であり、かつその下
にある組織化パターンがベルト表面で過度に目立つと、
布積層体に許容できないマークを形成することがある。
【0004】
【発明の目的】本発明の基本的目的は、最終製品のマー
ク形成に関して改善した特性を有する融合又は積層ベル
トを提供することにある。
ク形成に関して改善した特性を有する融合又は積層ベル
トを提供することにある。
【0005】
【発明の構成】本発明によれば、エンドレスに組織化さ
れたベース布及びここに取付けられたプラスチックコー
ティング材料製の薄い多重層を有し、前記コーティング
層のうち少なくともいくつかが、内部にけい酸塩部材を
有し、それにより布のすきまをマスクし、かつベルト表
面にベース布の表面形状が表われることを実質的に防止
する工業用布、及び特に融合又は積層ベルトが提案され
ている。
れたベース布及びここに取付けられたプラスチックコー
ティング材料製の薄い多重層を有し、前記コーティング
層のうち少なくともいくつかが、内部にけい酸塩部材を
有し、それにより布のすきまをマスクし、かつベルト表
面にベース布の表面形状が表われることを実質的に防止
する工業用布、及び特に融合又は積層ベルトが提案され
ている。
【0006】けい酸塩部材は、20〜250ミクロンの
直径を有するガラスビードを含むと有利である。
直径を有するガラスビードを含むと有利である。
【0007】本発明は、工業用布、特に融合又は積層ベ
ルトの製造方法も含み、この方法は、組織化されたベー
ス布を準備し、かつ前記ベース布にプラスチックコーテ
ィング材料製の薄い多重コーティング層を取付けるステ
ップを含み、コーティング層のうち少なくとも1つがけ
い酸塩部材を含み、かつけい酸塩部材を含むこれらコー
ティング層又はそのうち少なくとも1つが、リックコー
ティング技術によって取付けられている。
ルトの製造方法も含み、この方法は、組織化されたベー
ス布を準備し、かつ前記ベース布にプラスチックコーテ
ィング材料製の薄い多重コーティング層を取付けるステ
ップを含み、コーティング層のうち少なくとも1つがけ
い酸塩部材を含み、かつけい酸塩部材を含むこれらコー
ティング層又はそのうち少なくとも1つが、リックコー
ティング技術によって取付けられている。
【0008】有利な構成によれば、けい酸塩部材を含む
コーティング層を取付ける前に、ベース布に接着剤コー
ティングを行う。
コーティング層を取付ける前に、ベース布に接着剤コー
ティングを行う。
【0009】
【実施例】本発明の実施例を以下図面により詳細に説明
する。
する。
【0010】図面及び特にその図1によれば、積層ベル
トを提供するため組織化された(すなわち織られた又は
編まれた)ベース布をコーティングする際、エンドレス
に組織化された布11は、タンク15内に収容されたコ
ーティング材料供給部の上方に互いに離して配置した複
数の水平ローラ12、13、14上に張力を加えて支持
されており、かつタンク15内にあるコーティング材料
16に連続的に引込まれかつここから引出され、ここか
ら材料を吸収する。
トを提供するため組織化された(すなわち織られた又は
編まれた)ベース布をコーティングする際、エンドレス
に組織化された布11は、タンク15内に収容されたコ
ーティング材料供給部の上方に互いに離して配置した複
数の水平ローラ12、13、14上に張力を加えて支持
されており、かつタンク15内にあるコーティング材料
16に連続的に引込まれかつここから引出され、ここか
ら材料を吸収する。
【0011】タンク15は持上げられかつ下降させら
れ、ローラ12、13、14上に存在する時間にわたっ
てベルト17にコーティング材料16を接触させるよう
にし、その運動の大きさは、必要なコーティングステッ
プの特性に応じて、ベルト17の低い方の部分18がコ
ーティング材料16内に沈むように、又は単にその表面
19に接触するだけにすると有利である。
れ、ローラ12、13、14上に存在する時間にわたっ
てベルト17にコーティング材料16を接触させるよう
にし、その運動の大きさは、必要なコーティングステッ
プの特性に応じて、ベルト17の低い方の部分18がコ
ーティング材料16内に沈むように、又は単にその表面
19に接触するだけにすると有利である。
【0012】図示した装置には3つのローラが設けられ
ており、このようなローラのうち2つ12、13は、共
通のレベルのところに配置されており、かつ布11ない
しベルト17を支持するために使われ、また第3のロー
ラ14は、それより低いレベルにあり、かつガイドロー
ラの性質に従って布ないしベルトの下側部分の位置を決
めるためのものである。上側ローラ12、13のうち少
なくとも一方は駆動され、ローラ装置の回りで布ないし
ベルトを進めるようになっている。
ており、このようなローラのうち2つ12、13は、共
通のレベルのところに配置されており、かつ布11ない
しベルト17を支持するために使われ、また第3のロー
ラ14は、それより低いレベルにあり、かつガイドロー
ラの性質に従って布ないしベルトの下側部分の位置を決
めるためのものである。上側ローラ12、13のうち少
なくとも一方は駆動され、ローラ装置の回りで布ないし
ベルトを進めるようになっている。
【0013】処理ステップは図1に示してあり、かつ連
続的に浸漬コーティングステップb〜e、リックコーテ
ィングステップf〜g、2つの浸漬コーティングステッ
プh〜k、及び別のリックコーティングステップl〜m
を含み、それぞれのステップは、取付けた層の乾燥ない
し燒結c,e,g,i,k及びmを含んでいる。
続的に浸漬コーティングステップb〜e、リックコーテ
ィングステップf〜g、2つの浸漬コーティングステッ
プh〜k、及び別のリックコーティングステップl〜m
を含み、それぞれのステップは、取付けた層の乾燥ない
し燒結c,e,g,i,k及びmを含んでいる。
【0014】ベース布(図2参照)は、平織り構造のも
のであり、かつ1100d.texのケブラー又はテク
ノーラのマルチフィラメント糸22、23から織られて
おり、織機内のたて糸及びよこ糸の密度は、11.22
及び9.45糸/cmである。布の重量は225g/m
2 であり、布の厚さは0.36mmである。
のであり、かつ1100d.texのケブラー又はテク
ノーラのマルチフィラメント糸22、23から織られて
おり、織機内のたて糸及びよこ糸の密度は、11.22
及び9.45糸/cmである。布の重量は225g/m
2 であり、布の厚さは0.36mmである。
【0015】ベース布に張力を加えた場合、その長さは
ほぼ1.9%増加するが、一方幅はほぼ4.4%減少
し、布の厚さは0.43mmにまで増加する。
ほぼ1.9%増加するが、一方幅はほぼ4.4%減少
し、布の厚さは0.43mmにまで増加する。
【0016】最初の浸漬コーティングステップは、ベー
ス布21に接着コート24を取付けるために行われ、か
つ混合物はポリテトラフルオロエチレンの接着材料にす
ぎない。ベース布の支持面にコーティング層25aを形
成する最初のリックコーティングステップ、及び布の両
面にコーティング材料を取付ける残りの浸漬コーティン
グステップ、すなわち布のそれぞれの側にコーティング
層を形成する織物充てんステップのため、混合物はけい
酸塩部材も含み、このけい酸塩部材は、代表的には53
〜105ミクロン、なるべくほぼ90ミクロンの単一寸
法の直径を有する固体ガラスビードである。実際に単一
寸法のビードを使用すれば、所定の直径範囲でランダム
に分散した寸法のビードを使用した場合と比較して、織
物の充てんが改善されると信じられている。代表的には
けい酸塩部材は、乾燥ないし燒結したPTFEコーティ
ング材料に対して同様な重量として当該のコーティング
層内にある。最後のコーティングステップは、内部に金
属粒子ないし薄片を含んだP.T.F.Eのトップコー
ト27を取付ける。通常付加的な織物最終コーティング
ステップが行われるが、このような付加的なステップは
図1に示されていない。
ス布21に接着コート24を取付けるために行われ、か
つ混合物はポリテトラフルオロエチレンの接着材料にす
ぎない。ベース布の支持面にコーティング層25aを形
成する最初のリックコーティングステップ、及び布の両
面にコーティング材料を取付ける残りの浸漬コーティン
グステップ、すなわち布のそれぞれの側にコーティング
層を形成する織物充てんステップのため、混合物はけい
酸塩部材も含み、このけい酸塩部材は、代表的には53
〜105ミクロン、なるべくほぼ90ミクロンの単一寸
法の直径を有する固体ガラスビードである。実際に単一
寸法のビードを使用すれば、所定の直径範囲でランダム
に分散した寸法のビードを使用した場合と比較して、織
物の充てんが改善されると信じられている。代表的には
けい酸塩部材は、乾燥ないし燒結したPTFEコーティ
ング材料に対して同様な重量として当該のコーティング
層内にある。最後のコーティングステップは、内部に金
属粒子ないし薄片を含んだP.T.F.Eのトップコー
ト27を取付ける。通常付加的な織物最終コーティング
ステップが行われるが、このような付加的なステップは
図1に示されていない。
【0017】従って接着コート24は、ベルトのそれぞ
れの側における2つの層から成り、250g/m2 の合
計コーティング重量になっているが、一方それぞれ3つ
のコーティング層と2つのコーティング層を含む織物充
てんコート25、26は、400g/m2 の合計重量を
有する。それぞれが2つの層を含む最終又はトップコー
ト27は、100g/m2 の合計重量を有する。コーテ
ィングしたベルトの仕上げ厚さは、0.69mmであ
る。
れの側における2つの層から成り、250g/m2 の合
計コーティング重量になっているが、一方それぞれ3つ
のコーティング層と2つのコーティング層を含む織物充
てんコート25、26は、400g/m2 の合計重量を
有する。それぞれが2つの層を含む最終又はトップコー
ト27は、100g/m2 の合計重量を有する。コーテ
ィングしたベルトの仕上げ厚さは、0.69mmであ
る。
【0018】布は図2に概略的に示してあり、ベース布
への次のコーティング層の付着を促進する接着層がマル
チフィラメント糸の表面にしみ込み、かつ布内のすき間
を橋絡し、またガラスビードが凹所をふさぐために役立
ち、かつ接着層によって規制されて、特に支持面におい
てベルトにほぼ平らな外面を与えるために役立つことは
明らかであり、トップコートは、かなり一定の厚さを有
し、従って織物充てん層により形成されたものと同様な
性質の表面形を有する。もちろんコーティング後にベル
トをカレンダ処理することは明らかである。
への次のコーティング層の付着を促進する接着層がマル
チフィラメント糸の表面にしみ込み、かつ布内のすき間
を橋絡し、またガラスビードが凹所をふさぐために役立
ち、かつ接着層によって規制されて、特に支持面におい
てベルトにほぼ平らな外面を与えるために役立つことは
明らかであり、トップコートは、かなり一定の厚さを有
し、従って織物充てん層により形成されたものと同様な
性質の表面形を有する。もちろんコーティング後にベル
トをカレンダ処理することは明らかである。
【0019】本発明は、前記実施例の細部に限定される
ものではない。なぜなら当該技術分野の専門家にとって
その変形は容易だからである。それ故に例えば接着コー
トはベース布への織物充てん層の付着を改善するもので
はあるが、場合によってはこれら接着コートは省略して
もよい。
ものではない。なぜなら当該技術分野の専門家にとって
その変形は容易だからである。それ故に例えば接着コー
トはベース布への織物充てん層の付着を改善するもので
はあるが、場合によってはこれら接着コートは省略して
もよい。
【0020】織物充てん層の数は、特定の要求に従って
変えてもよく、かつ1つより多くのこれらの層をリック
コーティングによって取付けてもよい。PTFE分散体
の固体含有量は50%でよく、実際には固体含有量をそ
れより増加すると、すなわち70%にすると、それによ
りコーティングが布組織構造の輪郭を表わす傾向が減少
するので有利である。固体含有量を増加すれば、織物充
てん及びPTFEの乾燥ないし燒結が容易になり、かつ
使用する際のベルトの熱特性に有利な作用を及ぼす。
変えてもよく、かつ1つより多くのこれらの層をリック
コーティングによって取付けてもよい。PTFE分散体
の固体含有量は50%でよく、実際には固体含有量をそ
れより増加すると、すなわち70%にすると、それによ
りコーティングが布組織構造の輪郭を表わす傾向が減少
するので有利である。固体含有量を増加すれば、織物充
てん及びPTFEの乾燥ないし燒結が容易になり、かつ
使用する際のベルトの熱特性に有利な作用を及ぼす。
【0021】その他の組織構造及びその他の糸、例えば
ガラス糸ももちろん使用でき、かつPTFEコーティン
グ材料は、目的とする最終用途に従ってベルトに必要な
特性を持込むのに適当な添加物を含んでいてもよい。例
えば織物充てん層及び/又はトップコートに金属化ビー
ドを使用し、従ってトップコート内に金属の粒子ないし
薄片を含む必要がないようにすると有利とわかった。
ガラス糸ももちろん使用でき、かつPTFEコーティン
グ材料は、目的とする最終用途に従ってベルトに必要な
特性を持込むのに適当な添加物を含んでいてもよい。例
えば織物充てん層及び/又はトップコートに金属化ビー
ドを使用し、従ってトップコート内に金属の粒子ないし
薄片を含む必要がないようにすると有利とわかった。
【図1】本発明の方法ステップを実施例の例示として示
す図である。
す図である。
【図2】図1の方法によりコーティングした布の縦断面
図である。
図である。
11 布 12 ローラ 13 ローラ 14 ローラ 15 タンク 16 コーティング材料 17 ベルト 18 下側部分 19 表面 21 ベース布 22 糸 23 糸 24 接着剤コート 25 コーティング層 26 コーティング層 27 トップコート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // D06M 15/00
Claims (11)
- 【請求項1】 エンドレスに組織化されたベース布及び
ここに取付けられたプラスチックコーティング材料製の
薄い多重層を有し、前記コーティング層のうち少なくと
もいくつかが、内部にけい酸塩部材を有し、それにより
布のすきまをマスクし、かつベルト表面にベース布の表
面形状が表われることを実質的に防止することを特徴と
する工業用布、特に融合又は積層ベルト。 - 【請求項2】 けい酸塩部材が、20〜250ミクロン
の直径を有するガラスビードを含む、請求項1記載の工
業用布。 - 【請求項3】 けい酸塩部材が、ほぼ90ミクロンの単
一寸法を有する直径を有する、請求項1又は2記載の工
業用布。 - 【請求項4】 けい酸塩部材が、コーティング材料に対
して同様な重量としてそれぞれのコーティング層内に存
在する、請求項1〜3の1つに記載の工業用布。 - 【請求項5】 薄い多重層が、組織化ベース布に取付け
られる少なくとも1つの接着層を有する、請求項1〜4
の1つに記載の工業用布。 - 【請求項6】 組織化されたベース布を準備し、かつ前
記ベース布にプラスチックコーティング材料製の薄い多
重コーティング層を取付けるステップを含み、コーティ
ング層のうち少なくとも1つがけい酸塩部材を含み、か
つけい酸塩部材を含むこれらコーティング層又はそのう
ち少なくとも1つが、リックコーティング技術によって
取付けられていることを特徴とする工業用布、特に融合
又は積層ベルトの製造方法。 - 【請求項7】 それぞれのコーティング層が、次の層の
取付けの前に乾燥/燒結される、請求項6記載の方法。 - 【請求項8】 コーティング層が、リックコーティング
と浸漬コーティングの技術の組合わせにより取付けられ
る、請求項6又は7記載の方法。 - 【請求項9】 けい酸塩部材を含む層を取付ける前に、
ベース布に接着剤コーティングを行うステップを含む、
請求項6〜8の1つに記載の方法。 - 【請求項10】 けい酸塩部材が、コーティング材料に
対して同様な重量としてそれぞれのコーティング層内に
存在する、請求項6〜9の1つに記載の方法。 - 【請求項11】 カレンダ処理を行うステップを含む、
請求項6〜10の1つに記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB909027143A GB9027143D0 (en) | 1990-12-14 | 1990-12-14 | Industrial fabrics |
GB9027143.8 | 1990-12-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06340005A true JPH06340005A (ja) | 1994-12-13 |
JP2530961B2 JP2530961B2 (ja) | 1996-09-04 |
Family
ID=10687002
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3330378A Expired - Lifetime JP2530961B2 (ja) | 1990-12-14 | 1991-12-13 | 工業用布及びその製造方法 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0490661B1 (ja) |
JP (1) | JP2530961B2 (ja) |
KR (1) | KR0162496B1 (ja) |
DE (1) | DE69125583T2 (ja) |
GB (2) | GB9027143D0 (ja) |
IE (1) | IE65405B1 (ja) |
TW (1) | TW221799B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102517919A (zh) * | 2011-12-11 | 2012-06-27 | 林炳忠 | 一种皮革的生产方法 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5421450A (en) * | 1994-05-31 | 1995-06-06 | Chukoh Chemical Industries, Ltd. | Heat-resistant, laminated conveyer belt |
GB9416076D0 (en) * | 1994-08-09 | 1994-09-28 | Courtaulds Aerospace Ltd | Textille composites |
GB9601525D0 (en) * | 1996-01-25 | 1996-03-27 | Scapa Group Plc | Industrial fabrics |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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