JPH06339591A - 糸監視装置 - Google Patents
糸監視装置Info
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- JPH06339591A JPH06339591A JP25551091A JP25551091A JPH06339591A JP H06339591 A JPH06339591 A JP H06339591A JP 25551091 A JP25551091 A JP 25551091A JP 25551091 A JP25551091 A JP 25551091A JP H06339591 A JPH06339591 A JP H06339591A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bobbin
- web
- thread
- flange
- optical signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05B—SEWING
- D05B57/00—Loop takers, e.g. loopers
- D05B57/28—Applications of bobbins for storing the lower thread
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05B—SEWING
- D05B59/00—Applications of bobbin-winding or -changing devices; Indicating or control devices associated therewith
- D05B59/02—Devices for determining or indicating the length of thread still on the bobbin
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 縫製する糸の端部を認識した後、使用される
糸の太さに比較的に依存しないで、所定の残り糸長さが
供される、２本糸本縫いルーパーを備えたミシンの縫製
下糸を認識するための装置を提供することである。 【構成】 ボビンコア５は反射する表面を有するウェブ
２を備えている。反射ヘッド１１と反対のウェブ２の側
で、所望の残り糸量がボビン１に巻き取られる。そし
て、糸がウェブ２の上方へ案内され、巻き取られ、ボビ
ンフランジ３とウェブ２の間の空間が糸で満たされる。
反射ヘッド１１から送信された赤外線は、糸の繰り出し
時に開口４が開放するときに、ウェブ２によって反射さ
れる。ボビンフランジ３とウェブ２の間に巻き取られ
た、糸太さに依存する糸量のほかに、開始時にボビン１
に巻き取られていた所定の残り糸長さが供される。
糸の太さに比較的に依存しないで、所定の残り糸長さが
供される、２本糸本縫いルーパーを備えたミシンの縫製
下糸を認識するための装置を提供することである。 【構成】 ボビンコア５は反射する表面を有するウェブ
２を備えている。反射ヘッド１１と反対のウェブ２の側
で、所望の残り糸量がボビン１に巻き取られる。そし
て、糸がウェブ２の上方へ案内され、巻き取られ、ボビ
ンフランジ３とウェブ２の間の空間が糸で満たされる。
反射ヘッド１１から送信された赤外線は、糸の繰り出し
時に開口４が開放するときに、ウェブ２によって反射さ
れる。ボビンフランジ３とウェブ２の間に巻き取られ
た、糸太さに依存する糸量のほかに、開始時にボビン１
に巻き取られていた所定の残り糸長さが供される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ボビンを収容する２本
糸本縫いルーパーと、光信号発信器／光信号受信器ユニ
ットとを備え、発信された光線がボビン本体内で反射
し、ボビンフランジの外面が反射しないように形成さ
れ、両フランジが少なくとも一つの孔を備え、この孔が
発信された光線および反射した光線のための通過開口と
しての働きをし、光信号発信器／光信号受信器ユニット
寄りの孔が、糸をボビンに充分に巻いた状態で、糸巻体
によって覆われる、ミシンの縫製下糸を認識するための
装置に関する。
糸本縫いルーパーと、光信号発信器／光信号受信器ユニ
ットとを備え、発信された光線がボビン本体内で反射
し、ボビンフランジの外面が反射しないように形成さ
れ、両フランジが少なくとも一つの孔を備え、この孔が
発信された光線および反射した光線のための通過開口と
しての働きをし、光信号発信器／光信号受信器ユニット
寄りの孔が、糸をボビンに充分に巻いた状態で、糸巻体
によって覆われる、ミシンの縫製下糸を認識するための
装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】ドイツ連邦共和国特許出願公開第３４４
７１３８号明細書は、下糸を監視するための装置、特に
２本糸本縫いミシンの下糸監視装置を開示している。こ
の場合、ミシンの針板の下方には、ルーパーに対向して
赤外線反射ヘッドが設けられている。ボビンケーシング
は開口を備え、ボビン自体はそのボビンフランジに、部
分円に沿って設けられた複数の孔を備えている。反射ヘ
ッドから発信され、ボビンケーシングとボビンフランジ
の開口を通過する光信号は、ボビンの後側のフランジで
反射し、同じ通路を通って反射ヘッドで再び受信され
る。ボビンフランジの開口がボビン上にある貯蔵糸によ
って覆われている間は、光線は反射しない。貯蔵糸が減
少し、開口が空くと、反射ヘッドは後側のボビンフラン
ジで反射した光線を受信し、信号をミシン制御装置に送
る。この信号は、縫製作業する女性が縫製する糸端部を
表示することによって、あるいは所定数の残りの縫い目
縫製を行い、そしてミシンが自動的に停止するようにす
ることによって、更に処理可能である。
７１３８号明細書は、下糸を監視するための装置、特に
２本糸本縫いミシンの下糸監視装置を開示している。こ
の場合、ミシンの針板の下方には、ルーパーに対向して
赤外線反射ヘッドが設けられている。ボビンケーシング
は開口を備え、ボビン自体はそのボビンフランジに、部
分円に沿って設けられた複数の孔を備えている。反射ヘ
ッドから発信され、ボビンケーシングとボビンフランジ
の開口を通過する光信号は、ボビンの後側のフランジで
反射し、同じ通路を通って反射ヘッドで再び受信され
る。ボビンフランジの開口がボビン上にある貯蔵糸によ
って覆われている間は、光線は反射しない。貯蔵糸が減
少し、開口が空くと、反射ヘッドは後側のボビンフラン
ジで反射した光線を受信し、信号をミシン制御装置に送
る。この信号は、縫製作業する女性が縫製する糸端部を
表示することによって、あるいは所定数の残りの縫い目
縫製を行い、そしてミシンが自動的に停止するようにす
ることによって、更に処理可能である。
【０００３】この装置の場合には、信号発信器から信号
受信器までの距離が比較的に長いという欠点がある。従
って、散光に基づいて、受信された光信号が比較的に弱
くなる。更に、同じ位置でボビンに巻き取られると、軸
方向にでこぼこが生じ、このでこぼこが光信号の通過の
邪魔をする。更に、縫製する糸端部を認識した後のボビ
ン上の残りの糸が、使用される糸の太さに依存する。太
い糸の場合にはその後の縫製のために短い残り糸が供さ
れるが、細い糸の場合には長い縫製が可能である。従っ
て、ミシンを設計する際に、この両者の間で妥協しなけ
ればならない。この妥協により、その都度の縫製の長い
縫い目が縫製されない前に貯蔵糸が無くなることがな
い。
受信器までの距離が比較的に長いという欠点がある。従
って、散光に基づいて、受信された光信号が比較的に弱
くなる。更に、同じ位置でボビンに巻き取られると、軸
方向にでこぼこが生じ、このでこぼこが光信号の通過の
邪魔をする。更に、縫製する糸端部を認識した後のボビ
ン上の残りの糸が、使用される糸の太さに依存する。太
い糸の場合にはその後の縫製のために短い残り糸が供さ
れるが、細い糸の場合には長い縫製が可能である。従っ
て、ミシンを設計する際に、この両者の間で妥協しなけ
ればならない。この妥協により、その都度の縫製の長い
縫い目が縫製されない前に貯蔵糸が無くなることがな
い。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明の根底をなす課
題は、送信された光の大部分が反射後再び受信され、認
識後供される残りの糸の長さが、使用される糸の太さに
比較的に依存しない、縫製する下糸端部を認識するため
の装置を提供することである。
題は、送信された光の大部分が反射後再び受信され、認
識後供される残りの糸の長さが、使用される糸の太さに
比較的に依存しない、縫製する下糸端部を認識するため
の装置を提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この課題は、ボビンコア
が半径方向外方へ延びる少なくとも一つのウェブを備
え、このウェブの表面が少なくともボビンフランジに設
けた通過開口の高さ位置で光線を反射するように形成さ
れていることによって解決される。
が半径方向外方へ延びる少なくとも一つのウェブを備
え、このウェブの表面が少なくともボビンフランジに設
けた通過開口の高さ位置で光線を反射するように形成さ
れていることによって解決される。
【０００６】ボインコア上にウェブを形成することによ
り、ボビン内での光線の道程が短縮される。それによっ
て、反射した光線の散乱が最少となり、信号受信器の利
用度合いが高まる。更に、縫製する糸の端部を認識した
後で、所定の残り長さの糸が供されるよう、ボビンに糸
を巻くことを可能にする。この残りの長さは使用される
糸の太さと無関係に調節することができる。ウェブが通
過開口の高さでのみ反射するように形成されているとき
には、反射率が高くて均一である低コストの小さな板を
製作し、ウェブに接着またはウェブに挿入可能である。
り、ボビン内での光線の道程が短縮される。それによっ
て、反射した光線の散乱が最少となり、信号受信器の利
用度合いが高まる。更に、縫製する糸の端部を認識した
後で、所定の残り長さの糸が供されるよう、ボビンに糸
を巻くことを可能にする。この残りの長さは使用される
糸の太さと無関係に調節することができる。ウェブが通
過開口の高さでのみ反射するように形成されているとき
には、反射率が高くて均一である低コストの小さな板を
製作し、ウェブに接着またはウェブに挿入可能である。
【０００７】請求項２の実施形により、糸の残り長さを
正確に調節することができる。ボビンを対称に形成する
ことにより、ボビンに糸を巻きつける、ミシンに設けた
巻取り装置への装着を、所定の方向から行う必要がな
い。
正確に調節することができる。ボビンを対称に形成する
ことにより、ボビンに糸を巻きつける、ミシンに設けた
巻取り装置への装着を、所定の方向から行う必要がな
い。
【０００８】請求項４の実施形により、ボビンに巻き取
り可能な糸貯蔵量が最大となる。請求項３と５の特徴は
ボビンの簡単な製作を可能にする。請求項６，７の実施
形は、巻取り時の糸の挿入補助部材を示している。請求
項８，９の特徴により、信号の利用率が高まる。請求項
１０の実施形はボビンの製作を容易にする。
り可能な糸貯蔵量が最大となる。請求項３と５の特徴は
ボビンの簡単な製作を可能にする。請求項６，７の実施
形は、巻取り時の糸の挿入補助部材を示している。請求
項８，９の特徴により、信号の利用率が高まる。請求項
１０の実施形はボビンの製作を容易にする。
【０００９】
【実施例】次に、図面に基づいて本発明を詳しく説明す
る。
る。
【００１０】図１と図４はそれぞれ、２本糸本縫いルー
パーの概略縦断面を示している。このルーパー（シャト
ル）はその中で用いられる下糸ボビン１だけが異なって
いる。図において同じ部品には同じ符号が付けてある。
ねじ１５によってルーパー軸１０に固定されたルーパー
９はその開放側からボビンケーシング下側部分７を収容
する。ボビンケーシング下側部分７は中央ピン８を備え
ている。この中央ピンにはボビン１を差し込み可能であ
る。ルーパー９に対向して、開放側へ向いた赤外線反射
ヘッド１１が設けられている。この赤外線反射ヘッドは
光信号を発信および受信可能である。ボビン１はボビン
コア５と、それと一体に形成されたボビンフランジ３，
３ａと、ウェブ２とからなっている。各ボビンフランジ
３，３ａには少なくとも一つの開口４，４ａが設けられ
ている。ボビンフランジ３，３ａはその外側に向いた表
面が、光を吸収する層で覆われている、特に無光沢とな
っている。ボビンコア５に形成されたウェブ２はその側
面で、すなわちボビンフランジ３，３ａの方向におい
て、少なくとも通過開口４，４ａの高さ位置で（すなわ
ち通過開口に対して）反射するよう形成されている。こ
の場合、開口４，４ａの直径に適合する、高くて特に均
一な反射度合いを有する小さな板が接着可能であるかま
たはそれに設けられた凹部に挿入可能である。簡単に製
作可能な本発明の変形では、ウェブ２の表面全部が反射
するようにしてもよい。反射面は例えばウェブ２の両側
の研磨によって形成可能である。通過開口４，４ａは中
空のボビンコア５内まで達し、ウェブ２と同じ半径方向
高さｈで終わっている。通過開口４，４ａの大きさ、ひ
いてはウェブ２の大きさは、出力信号を発生するため
に、反射ヘッド１１の受信器が必要とする光量に依存す
る。少量の光の受信で出力信号を発生し得る反射ヘッド
１１は、多くの光量を必要とする反射ヘッド１１よりも
小さな開口４，４ａを使用することを可能にする。糸巻
体を巻くための図示していない巻取り装置、いわゆる糸
巻き装置への装着時のボビン１の取扱操作を簡単にする
ために、ウェブ２はボビンコア５の中央に形成されてい
る。これににより対称となるので、方向を気にしないで
ボビン１を装着することができるだけでなく、後述する
光が進む距離がボビンケーシング下側部分７内での組み
込み位置と関係なく同じである。
パーの概略縦断面を示している。このルーパー（シャト
ル）はその中で用いられる下糸ボビン１だけが異なって
いる。図において同じ部品には同じ符号が付けてある。
ねじ１５によってルーパー軸１０に固定されたルーパー
９はその開放側からボビンケーシング下側部分７を収容
する。ボビンケーシング下側部分７は中央ピン８を備え
ている。この中央ピンにはボビン１を差し込み可能であ
る。ルーパー９に対向して、開放側へ向いた赤外線反射
ヘッド１１が設けられている。この赤外線反射ヘッドは
光信号を発信および受信可能である。ボビン１はボビン
コア５と、それと一体に形成されたボビンフランジ３，
３ａと、ウェブ２とからなっている。各ボビンフランジ
３，３ａには少なくとも一つの開口４，４ａが設けられ
ている。ボビンフランジ３，３ａはその外側に向いた表
面が、光を吸収する層で覆われている、特に無光沢とな
っている。ボビンコア５に形成されたウェブ２はその側
面で、すなわちボビンフランジ３，３ａの方向におい
て、少なくとも通過開口４，４ａの高さ位置で（すなわ
ち通過開口に対して）反射するよう形成されている。こ
の場合、開口４，４ａの直径に適合する、高くて特に均
一な反射度合いを有する小さな板が接着可能であるかま
たはそれに設けられた凹部に挿入可能である。簡単に製
作可能な本発明の変形では、ウェブ２の表面全部が反射
するようにしてもよい。反射面は例えばウェブ２の両側
の研磨によって形成可能である。通過開口４，４ａは中
空のボビンコア５内まで達し、ウェブ２と同じ半径方向
高さｈで終わっている。通過開口４，４ａの大きさ、ひ
いてはウェブ２の大きさは、出力信号を発生するため
に、反射ヘッド１１の受信器が必要とする光量に依存す
る。少量の光の受信で出力信号を発生し得る反射ヘッド
１１は、多くの光量を必要とする反射ヘッド１１よりも
小さな開口４，４ａを使用することを可能にする。糸巻
体を巻くための図示していない巻取り装置、いわゆる糸
巻き装置への装着時のボビン１の取扱操作を簡単にする
ために、ウェブ２はボビンコア５の中央に形成されてい
る。これににより対称となるので、方向を気にしないで
ボビン１を装着することができるだけでなく、後述する
光が進む距離がボビンケーシング下側部分７内での組み
込み位置と関係なく同じである。
【００１１】反射ヘッド１１から放射された赤外線はボ
ビンケーシング上側部分１３に設けられた開口１２を通
ってボビンケーシング下側部分７の内部に達し、そして
糸の引き出しによってボビン１が回転している場合に
は、ボビンフランジ３の開口４に達する。この開口４が
糸巻体によって閉鎖されるまで、光はボビンフランジ３
または糸貯蔵体によって吸収される。開口４が開放する
ほど糸貯蔵体が使い切られると、赤外線の一部がボビン
フランジ３を通過し、ウェブ２に当たり、反射する。赤
外線は開口４，１２を通って戻り、再び反射ヘッド１１
の受信器に達する。ここで、出力信号（出発信号）が発
生し、ミシンの他の制御のために使用される。これは例
えば、ミシンを直ちに停止させる働きをするかおよびま
たはミシンが止まるまでに所定の数の残りステッチを縫
製できるようにするために役立つ。糸を使い切るまでど
のくらいの縫い目を縫うことができるかを予め決める、
操作人による照明が必要である。下糸の正確な残り長さ
は、実質的に使用される糸の太さと関係なく、ボビン１
に糸を適当に巻きつけることによって決めることができ
る。その際、先ず最初に、所望の残り長さが、後で反射
ヘッド１１から離れた（図において右側の）ボビンの側
に巻き取られる。その後、糸がウェブ２を越えて案内さ
れ、ボビンフランジ３とウェブ２の間に形成された空間
に巻き取られる。光線がウェブ２の反射表面から反射す
るときには、ボビン１の前側の部分（ボビンフランジ３
とウェブ２の間）にある糸容量 − それから生じる長
さは糸の太さに依存する − と、ウェブ２の他の側に
ある正確に定められた残り長さが供される。反射ヘッド
１１とウェブの間にある糸の容量が減少すれば、糸監視
装置の精度が高まり、使用される糸の太さに左右されな
くなる。すなわち、ウェブ２がボビンフランジ３に近づ
けば近づくほど、通過開口４を完全に覆い、それによっ
てウェブ２における赤外線の反射を防止するために必要
な糸巻数が少なくなる。
ビンケーシング上側部分１３に設けられた開口１２を通
ってボビンケーシング下側部分７の内部に達し、そして
糸の引き出しによってボビン１が回転している場合に
は、ボビンフランジ３の開口４に達する。この開口４が
糸巻体によって閉鎖されるまで、光はボビンフランジ３
または糸貯蔵体によって吸収される。開口４が開放する
ほど糸貯蔵体が使い切られると、赤外線の一部がボビン
フランジ３を通過し、ウェブ２に当たり、反射する。赤
外線は開口４，１２を通って戻り、再び反射ヘッド１１
の受信器に達する。ここで、出力信号（出発信号）が発
生し、ミシンの他の制御のために使用される。これは例
えば、ミシンを直ちに停止させる働きをするかおよびま
たはミシンが止まるまでに所定の数の残りステッチを縫
製できるようにするために役立つ。糸を使い切るまでど
のくらいの縫い目を縫うことができるかを予め決める、
操作人による照明が必要である。下糸の正確な残り長さ
は、実質的に使用される糸の太さと関係なく、ボビン１
に糸を適当に巻きつけることによって決めることができ
る。その際、先ず最初に、所望の残り長さが、後で反射
ヘッド１１から離れた（図において右側の）ボビンの側
に巻き取られる。その後、糸がウェブ２を越えて案内さ
れ、ボビンフランジ３とウェブ２の間に形成された空間
に巻き取られる。光線がウェブ２の反射表面から反射す
るときには、ボビン１の前側の部分（ボビンフランジ３
とウェブ２の間）にある糸容量 − それから生じる長
さは糸の太さに依存する − と、ウェブ２の他の側に
ある正確に定められた残り長さが供される。反射ヘッド
１１とウェブの間にある糸の容量が減少すれば、糸監視
装置の精度が高まり、使用される糸の太さに左右されな
くなる。すなわち、ウェブ２がボビンフランジ３に近づ
けば近づくほど、通過開口４を完全に覆い、それによっ
てウェブ２における赤外線の反射を防止するために必要
な糸巻数が少なくなる。
【００１２】反射ヘッド１１は、その受信器の応答に影
響を与える図示していない調節装置を備えていると有利
である。その際、光信号発信器の光の強さまたはしきい
値を調節することができる。この調節装置によって、操
作人は縫い目の最も長い区間を既存の残り糸で縫うこと
ができるように、糸監視装置を個別的に調節することが
できる。受信器の感度が良くなればなるほど、あるいは
これと均等関係にある、発信される光の強さが小さくな
ればなるほど、受信器が応答できるように、通過開口４
または４ａに対して反射面積を多く開放しなければなら
ない。これは、ウェブ２とボビンフランジ３との間の糸
巻数を少なくすること、ひいては供される残りの糸の長
さの、糸１４の太さに依存する部分を減らすことと同じ
である。操作人は束縛されずに、出発信号が出た後どの
くらいの縫い目を縫うことができるかどうかを決定し、
これを数えることができる。それどころか、開始された
縫製が終了し、そしてボビン１が交換される。
響を与える図示していない調節装置を備えていると有利
である。その際、光信号発信器の光の強さまたはしきい
値を調節することができる。この調節装置によって、操
作人は縫い目の最も長い区間を既存の残り糸で縫うこと
ができるように、糸監視装置を個別的に調節することが
できる。受信器の感度が良くなればなるほど、あるいは
これと均等関係にある、発信される光の強さが小さくな
ればなるほど、受信器が応答できるように、通過開口４
または４ａに対して反射面積を多く開放しなければなら
ない。これは、ウェブ２とボビンフランジ３との間の糸
巻数を少なくすること、ひいては供される残りの糸の長
さの、糸１４の太さに依存する部分を減らすことと同じ
である。操作人は束縛されずに、出発信号が出た後どの
くらいの縫い目を縫うことができるかどうかを決定し、
これを数えることができる。それどころか、開始された
縫製が終了し、そしてボビン１が交換される。
【００１３】少ない糸容量を許容し、それでもなお図示
していない糸巻き装置への挿入方向に左右されないよう
にするために、図４の実施例では、二つのウェブ２′，
２″が設けられている。このウェブはボビンフランジ
３，３ａに対して小さな間隔ａをおいてコア５に形成さ
れている。間隔ａは、ボビン１に巻き取られる使用可能
な最も太い糸の太さよりも少しだけ大きくなるように選
択される。巻取りの際最初に、ウェブ２′と２″の間に
形成された空間に、所望の残り糸長さを巻き取らなけれ
ばならない。巻取りの際、続いて、糸がウェブ２′を越
えて案内され、ボビンフランジ３とウェブ２′の間の空
間に巻き取られる。糸の太さが最も大きい場合には、ボ
ビンの必要回転は少なくて済む。続いて、糸１４は再び
ウェブ２′上に戻され、ボビン１には糸が完全に充填さ
れる。この実施例の場合にも、ボビンフランジ３の外面
は反射する層で覆われていない。少なくともボビンフラ
ンジ３，３ａ寄りのウェブ２′，２″の側が反射するよ
う形成されている。特に高度の光沢があるように磨かれ
ている。それによって、糸監視装置は正しく機能する。
この糸監視装置の作用は前述の糸監視装置の作用と同じ
である。巻取り時に糸１４をボビンフランジ３とウェブ
２′の間の狭い中間室に確実に挿入できるようにするた
めに、ウェブ２′２″は周方向に対して接線方向に延び
る面取り部６を備えている。この面取り部はボビンコア
５直前であるいはボビンコア上で終わっている。ボビン
１の巻取り時の信号作用を高めるために、ボビンフラン
ジ３，３ａに多数の直径方向開口４，４′を設けると有
利である。部分円上にある通過開口４，４′が多ければ
多いほど、反射ヘッド１１の応答が正確になる。
していない糸巻き装置への挿入方向に左右されないよう
にするために、図４の実施例では、二つのウェブ２′，
２″が設けられている。このウェブはボビンフランジ
３，３ａに対して小さな間隔ａをおいてコア５に形成さ
れている。間隔ａは、ボビン１に巻き取られる使用可能
な最も太い糸の太さよりも少しだけ大きくなるように選
択される。巻取りの際最初に、ウェブ２′と２″の間に
形成された空間に、所望の残り糸長さを巻き取らなけれ
ばならない。巻取りの際、続いて、糸がウェブ２′を越
えて案内され、ボビンフランジ３とウェブ２′の間の空
間に巻き取られる。糸の太さが最も大きい場合には、ボ
ビンの必要回転は少なくて済む。続いて、糸１４は再び
ウェブ２′上に戻され、ボビン１には糸が完全に充填さ
れる。この実施例の場合にも、ボビンフランジ３の外面
は反射する層で覆われていない。少なくともボビンフラ
ンジ３，３ａ寄りのウェブ２′，２″の側が反射するよ
う形成されている。特に高度の光沢があるように磨かれ
ている。それによって、糸監視装置は正しく機能する。
この糸監視装置の作用は前述の糸監視装置の作用と同じ
である。巻取り時に糸１４をボビンフランジ３とウェブ
２′の間の狭い中間室に確実に挿入できるようにするた
めに、ウェブ２′２″は周方向に対して接線方向に延び
る面取り部６を備えている。この面取り部はボビンコア
５直前であるいはボビンコア上で終わっている。ボビン
１の巻取り時の信号作用を高めるために、ボビンフラン
ジ３，３ａに多数の直径方向開口４，４′を設けると有
利である。部分円上にある通過開口４，４′が多ければ
多いほど、反射ヘッド１１の応答が正確になる。
【００１４】
【発明の効果】以上説明したように本発明の糸監視装置
は、送信された光の大部分が反射後再び受信され、認識
後供される残りの糸の長さが、使用される糸の太さに比
較的に依存しないという利点がある。
は、送信された光の大部分が反射後再び受信され、認識
後供される残りの糸の長さが、使用される糸の太さに比
較的に依存しないという利点がある。
【図１】本縫いルーパーの概略断面図である。
【図２】下糸ボビンを示す図である。
【図３】図１のボビンの平面図である。
【図４】ボビンの他の実施例を示す、ルーパの概略断面
図である。
図である。
【図５】図４の下糸ボビンを示す図である。
【図６】図４のＡ−Ａ線に沿った断面図である。
１ ボビン ２ ウェブ ３，３ａ ボビンフランジ ４，４ａ 通過開口 ５ ボビンコア
Claims (10)
- 【請求項１】 ボビンを収容する２本糸本縫いルーパー
と、光信号発信器／光信号受信器ユニットとを備え、発
信された光線がボビン本体内で反射し、ボビンフランジ
の外面が反射しないように形成され、両フランジが少な
くとも一つの孔を備え、この孔が発信された光線および
反射した光線のための通過開口としての働きをし、光信
号発信器／光信号受信器ユニット寄りの孔が、糸をボビ
ンに充分に巻いた状態で、糸巻体によって覆われる、ミ
シンの縫製下糸を認識するための装置において、 ボビンコア（５）が半径方向外方へ延びる少なくとも一
つのウェブ（２）を備え、このウェブの表面が少なくと
もボビンフランジ（３，３ａ）に設けた通過開口（４，
４ａ）の高さ位置で光線を反射するように形成されてい
ることを特徴とする装置。 - 【請求項２】 ボビンコア（５）が２個のウェブ
（２′，２″）を備え、ボビンフランジ（３，３ａ）に
対するこのウェブの軸方向間隔が、使用可能な最も大き
な糸の太さよりも少しだけ大きくなるように選定されて
いることを特徴とする請求項１の装置。 - 【請求項３】 ウェブ（２，２′，２″）の表面が均一
な反射率を有することを特徴とする請求項１または２の
装置。 - 【請求項４】 通過開口（４，４ａ）とウェブ（２，
２′，２″）が同じ半径方向高さ（ｈ）に達しているこ
とを特徴とする請求項１から３までのいずれか一つの装
置。 - 【請求項５】 ウェブ（２，２′，２″）がボビンコア
（５）の外周上を延びていることを特徴とする請求項１
から４までのいずれか一つの装置。 - 【請求項６】 ウェブ（２′，２″）が糸の巻取り補助
のために、半径方向の切り欠きを備えていることを特徴
とする請求項２または３の装置。 - 【請求項７】 ウェブ（２′，２″）が外周方向に対し
て接線方向の面取り部（６）を備え、この面取り部がボ
ビンコア（５）のすぐ手前まで達していることを特徴と
する請求項２または３の装置。 - 【請求項８】 ボビンフランジ（３，３ａ）が部分円上
に均一に設けられた複数の通過開口（４，４′；４ａ，
４ａ′）を備えていることを特徴とする請求項１から５
までのいずれか一つの装置。 - 【請求項９】 ボビン（１）がウェブ（２，２′，
２″）を除いて、光を反射しないように、特に光を吸収
するように形成されていることを特徴とする請求項１か
ら８までのいずれか一つの装置。 - 【請求項１０】 通過開口（４，４′；４ａ，４ａ′）
がボビンコア（５）に半径方向に開口していることを特
徴とする請求項１から９までのいずれか一つの装置。
Applications Claiming Priority (2)
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|---|---|---|---|
| DE40310582 | 1990-10-02 | ||
| DE19904031058 DE4031058C1 (en) | 1990-10-02 | 1990-10-02 | Device for bobbin thread end to be sewn in sewing machine - comprises unit to emit light which is reflected by bobbin web to the opening height |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06339591A true JPH06339591A (ja) | 1994-12-13 |
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ID=6415379
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|---|---|---|---|
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|---|---|
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| DE (1) | DE4031058C1 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| WO2008063032A1 (en) * | 2006-11-23 | 2008-05-29 | Hoon-Sik Cho | End point detecting apparatus and method of bobbin printing bar code and winding division thread |
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1991
- 1991-10-02 JP JP25551091A patent/JPH06339591A/ja not_active Withdrawn
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