JPH0633950A - クラッチカバー組立体 - Google Patents

クラッチカバー組立体

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Publication number
JPH0633950A
JPH0633950A JP18705392A JP18705392A JPH0633950A JP H0633950 A JPH0633950 A JP H0633950A JP 18705392 A JP18705392 A JP 18705392A JP 18705392 A JP18705392 A JP 18705392A JP H0633950 A JPH0633950 A JP H0633950A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure plate
clutch cover
cover assembly
inner peripheral
diaphragm spring
Prior art date
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Pending
Application number
JP18705392A
Other languages
English (en)
Inventor
Genryu Nakane
根 源 隆 中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP18705392A priority Critical patent/JPH0633950A/ja
Publication of JPH0633950A publication Critical patent/JPH0633950A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 前記プレッシャープレートの剛性や遠心力に
対する破壊強度が低下することなく、むしろ遠心力に対
する破壊強度を向上させた軽量小型のクラッチカバー組
立体を提供することにある。 【構成】 少なくともクラッチカバー(1)とダイヤフ
ラムスプリング(3)とプレッシャープレート(2)を
備えたクラッチカバー組立体において、前記プレッシャ
ープレート(2)の内周端に強度用リブ(11)を設け
たことを特徴とするクラッチカバー組立体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明のクラッチカバー組立体
は、車両、船舶、工作機械等に利用することができる。
【0002】
【従来の技術】従来型のクラッチカバー組立体について
は、特開昭62−220719号に開示されているもの
が従来技術として公知である。前記従来技術は、フライ
ホイールに固定されたクラッチカバーと、前記フライホ
イールとでクラッチデイスクを挟圧するプレッシャープ
レートと、前記プレッシャープレートを付勢するべく前
記クラッチカバーに支承されたダイヤフラムスプリング
を備えたクラッチカバー組立体が開示されている。
【0003】近年は車両燃費向上からクラッチの軽量小
型化ニーズが高まっておりクラッチカバー組立体の部品
で重量の最も大きなプレッシャープレートの軽量化が課
題となっており、前記した一般的なクラッチカバー組立
体においては、プレッシャープレートの薄肉化が一般的
に考えられている。しかし、プレッシャープレート肉厚
を単に薄肉化するとプレッシャープレートの剛性が低下
してクラッチディスクの摩擦面が偏摩粍したり遠心力に
対する破壊強度が低下する不具合が生じ実用化が困難で
あった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の課題
としては、前記プレッシャープレートの剛性や遠心力に
対する破壊強度が低下することなく、むしろ遠心力に対
する破壊強度を向上させた軽量小型のクラッチカバー組
立体を提供する事にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明においては、少なくともクラッチカバーとダイ
ヤフラムスプリングとプレッシャープレートを備えたク
ラッチカバー組立体において、前記プレッシャープレー
トの内周端に強度用リブを設けたことを特徴とするクラ
ッチカバー組立体とした。
【0006】
【作用】上記クラッチカバー組立体によれば、プレッシ
ャープレートの内周端に強度用リブを設けたことによ
り、プレッシャープレートの剛性は向上すると共に遠心
力に対し引張応力が最も大きい内周部の強度が向上する
ので遠心力に対する破壊強度も向上する。さらに、強度
リブは内周端に設けたためクラッチカバー、ピボットリ
ング等と緩衝しないため従来の装置よりプレッシャープ
レート全体を薄く出来る分、回転軸方向の高さを小さく
出来る。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。
【0008】図2は本発明に基づいたクラッチカバー組
立体の平面図であり、図1は図2のA−A断面図であ
る。図において1はクラッチカバーであり、図示しない
エンジンのフライホイールに固定されている。2はプレ
ッシャープレートであり、フライホイールとによって図
示しないクラッチデイスクを挟圧する。ダイヤフラムス
プリング3は前記クラッチカバー1の内周端に円周上等
分に設けられた折曲部において、ピボットリング4、5
を介して挟圧されることによって前記クラッチカバー1
に取付けられている。前記ダイヤフラムスプリング3
は、その外周端において前記プレッシャープレート2の
突起6と当接し、更に、前記プレッシャープレート2に
円周上等分位置にボルト7によって固定されたリトラク
トスプリング8のカール部9と係合している。又、前記
ダイヤフラムスプリング3には一般的なダイヤフラムス
プリングと同様に、その内周端よりスリット部10が複
数個設けられている。
【0009】図4は前記プレッシャープレート2の正面
図、図3は図4のB−B断面図である。図において11
は、前記プレッシャープレート2の内周端に設けられた
強度用リブであり、実施例では円周上連続したものであ
る。前記強度用リブ11によって、前記プレッシャープ
レート2は強度が向上するため、高速度で回転した時に
も破断しにくい。尚図4において12は前記プレッシャ
ープレート2の冷却用リブであって、前記プレッシャー
プレート2の回転時に大気をプレッシャープレート2の
内周部から外周部へ向けて流す働きをする。
【0010】次に、前記クラッチカバー組立体の作動に
ついて説明する。
【0011】非作動状態にある前記クラッチカバー組立
体は、前記ダイヤフラムスプリング3が前記クラッチカ
バー1に取付けられる際に、その外周端が前記プレッシ
ャープレート2の突起6から押圧されるため、前記プレ
ッシャープレート2が前記ダイヤフラムスプリング3か
らその反力を受けて、クラッチデイスクをフライホイー
ルに向けて付勢している。
【0012】車両の図示しないクラッチベダルが踏まれ
クラッチケースに取付けられたレリーズフォークが作動
することによって、やはり図示しないレリーズベアリン
グが移動して、前記ダイヤフラムスプリング3の内周端
13を図1において左方向に押圧すると、前記ダイヤフ
ラムスプリング3は前記ピボットリング4、5によって
挟圧されている部位を支点として反り返り、その外周端
は図1において右方向に移動する。この時、前記プレッ
シャープレート2は前記ダイヤフラムスプリング3から
の付勢力が解除されるのと同時に、前記リトラクトスプ
リング8を介して前記ダイヤフラムスプリング3によっ
て図1において右方向に引っ張られて同方向に移動する
ため、クラッチデイスクを押圧する力も解除される。ク
ラッチペダルが原位置に戻され、前記プレッシャープレ
ート2が再び前記ダイヤフラムスプリング3からの付勢
力を受ける作動は、前記したレリーズ作動の逆であるだ
けであるので、ここでは説明を省略する。
【0013】図1においてわかるように、前記強度用リ
ブ11は前記プレッシャープレート2の内周端に設けら
れているため、前記クラッチカバー1、或いは前記ピボ
ットリング4、5等とは互いの位置が径方向でずれてお
り、これらに緩衝することはない。又、前記強度用リブ
11は前記プレッシャープレート2の内周端に設けられ
ているため、前記プレッシャープレート2の重量の増加
を最小限に抑えられる。又前記強度用リブによりプレッ
シャープレートの剛性アップ、遠心力による破壊強度ア
ップ分だけ前記プレッシャープレートを薄くする事が可
能となり軽量、小型化が実現出来る。
【0014】尚、本発明による強度用リブの形状は、前
記した実施例に限定されるものではなく、本発明の目的
を満足する範囲内において種々の変更は可能である。
【0015】
【発明の効果】本発明によるように、プレッシャープレ
ートの内周端に強度用リブを設けたので、プレッシャー
プレートが高回転時にも破断することがないため、クラ
ッチカバー組立体を高回転用エンジンにも適用でき、
又、クラッチカバー組立体自体も軽量小型化出来る。
【0016】更に、クラッチカバー組立体の構造を大幅
に変更することもないため、プレッシャープレート以外
の部品を従来品と共用でき、低コスト化が実現できる。
【0017】又、強度用リブはプレッシャープレートの
内周端に設けているため、プレッシャープレートの重量
の増加は最小限に抑えられ、むしろ薄肉化が出来る分軽
量、小型化出来るので車両の軽量化、或いは燃費向上に
も有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクラッチカバー組立体の断面図
【図2】本発明のクラッチカバー組立体の平面図
【図3】本発明のプレッシャープレートの断面図
【図4】本発明のプレッシャープレートの平面図
【符号の説明】
1 クラッチカバー 2 プレッシャープレート 3 ダイヤフラムスプリング 11 強度用リブ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともクラッチカバーとダイヤフラ
    ムスプリングとプレッシャープレートを備えたクラッチ
    カバーの組立体において、前記プレッシャープレートの
    内周端に強度用リブを設けたことを特徴とするクラッチ
    カバー組立体。
  2. 【請求項2】 前記強度用リブは円周上に連続したもの
    であることを特徴とする請求項1を満足するクラッチカ
    バー組立体。
JP18705392A 1992-07-14 1992-07-14 クラッチカバー組立体 Pending JPH0633950A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18705392A JPH0633950A (ja) 1992-07-14 1992-07-14 クラッチカバー組立体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18705392A JPH0633950A (ja) 1992-07-14 1992-07-14 クラッチカバー組立体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0633950A true JPH0633950A (ja) 1994-02-08

Family

ID=16199353

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18705392A Pending JPH0633950A (ja) 1992-07-14 1992-07-14 クラッチカバー組立体

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JP (1) JPH0633950A (ja)

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