JPH0633937Y2 - 液体の揮散装置 - Google Patents
液体の揮散装置Info
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- JPH0633937Y2 JPH0633937Y2 JP1990032151U JP3215190U JPH0633937Y2 JP H0633937 Y2 JPH0633937 Y2 JP H0633937Y2 JP 1990032151 U JP1990032151 U JP 1990032151U JP 3215190 U JP3215190 U JP 3215190U JP H0633937 Y2 JPH0633937 Y2 JP H0633937Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、液体の揮散装置、詳しくは容器本体に収容
された芳香若しくは消臭のための液体を空気中に揮散さ
せるための揮散装置に関するものである。
された芳香若しくは消臭のための液体を空気中に揮散さ
せるための揮散装置に関するものである。
芳香や消臭若しくは防臭の目的で揮発性の液体を空気中
に揮散させるため、多くの揮散装置が提案されている。
に揮散させるため、多くの揮散装置が提案されている。
かゝる揮散装置の多くは、例えば実公昭62−2047号に示
されるように、吸水性および可撓性を有するポリエチレ
ン粒子の焼結棒を素材として揮散部材となる大径の頭部
と、該頭部の下面に連設する液を吸い上げるための小径
の芯部材とを一体的に成形して芯体を形成し、該芯体を
壜容器の口部に設けた中栓に、頭部の一部が中栓上に突
出露出する状態で保持すると共に、芯部材の先端を中栓
の底面に設けた貫通孔を介して壜容器内に垂下し、壜容
器中の薬液を芯部材を通じて頭部に吸い上げ、中栓上に
突出露出した頭部から空気中に揮散するよう構成された
ものてある。
されるように、吸水性および可撓性を有するポリエチレ
ン粒子の焼結棒を素材として揮散部材となる大径の頭部
と、該頭部の下面に連設する液を吸い上げるための小径
の芯部材とを一体的に成形して芯体を形成し、該芯体を
壜容器の口部に設けた中栓に、頭部の一部が中栓上に突
出露出する状態で保持すると共に、芯部材の先端を中栓
の底面に設けた貫通孔を介して壜容器内に垂下し、壜容
器中の薬液を芯部材を通じて頭部に吸い上げ、中栓上に
突出露出した頭部から空気中に揮散するよう構成された
ものてある。
前記公知の液体の揮散装置は、容器中に収容された液を
吸い上げるための芯部材と、吸い上げた液を空気中に揮
散させるための揮散部材とを一体的に同質の材料で成形
したもので、揮散機構を構成する芯本体が頭部との連結
部や軸部分において折れ易く、芯本体が損傷すると揮散
部材としての使用ができない。
吸い上げるための芯部材と、吸い上げた液を空気中に揮
散させるための揮散部材とを一体的に同質の材料で成形
したもので、揮散機構を構成する芯本体が頭部との連結
部や軸部分において折れ易く、芯本体が損傷すると揮散
部材としての使用ができない。
また、前記揮散装置は、揮散部材となる頭部と芯本体と
を同一の素材、すなわち、ポリエチレン粒子の焼結体を
使用して一体的に形成しているので、容器本体の形状が
大きいほど、あるいは揮散量を多くせんとすればなるほ
ど頭部自体の形状を大きくする必要が生じ、頭部と芯本
体との毛細管力が同一のため、頭部を大きくすれば芯本
体から吸い上げる液体の量も多くする必要があるので、
芯本体の径も当然太くせざるを得ず、収納された液の減
少状態を目視によって判断できるようガラス性の壜容器
に使用した場合には、外観上の体裁が悪くなるという欠
点を有していた。
を同一の素材、すなわち、ポリエチレン粒子の焼結体を
使用して一体的に形成しているので、容器本体の形状が
大きいほど、あるいは揮散量を多くせんとすればなるほ
ど頭部自体の形状を大きくする必要が生じ、頭部と芯本
体との毛細管力が同一のため、頭部を大きくすれば芯本
体から吸い上げる液体の量も多くする必要があるので、
芯本体の径も当然太くせざるを得ず、収納された液の減
少状態を目視によって判断できるようガラス性の壜容器
に使用した場合には、外観上の体裁が悪くなるという欠
点を有していた。
一方、中栓に保持された揮散部材とは別に、芯部材を熱
可塑性樹脂等で成形し、その先端を容器中の液に浸漬
し、基端の頂部を前記揮散部材の底面に面接触させるこ
とによって連結させる方式のものも知られているが、こ
の方式の揮散装置は、芯部材を確実に揮散部材に対して
接触保持させるために中栓に特別な栓体保持部を設ける
必要があるため、製品のコストが上昇するという欠点を
有していた。
可塑性樹脂等で成形し、その先端を容器中の液に浸漬
し、基端の頂部を前記揮散部材の底面に面接触させるこ
とによって連結させる方式のものも知られているが、こ
の方式の揮散装置は、芯部材を確実に揮散部材に対して
接触保持させるために中栓に特別な栓体保持部を設ける
必要があるため、製品のコストが上昇するという欠点を
有していた。
この考案はかゝる現状に鑑み、液体を保持する容器内に
一端を浸漬する芯体をできるだけ体裁良く細くしても、
液体の揮散が確実に行われ、しかも構造が簡単な揮散装
置を提供することを目的としたものである。
一端を浸漬する芯体をできるだけ体裁良く細くしても、
液体の揮散が確実に行われ、しかも構造が簡単な揮散装
置を提供することを目的としたものである。
前記目的を達成するため、この考案の液体の揮散装置
は、先端部を容器内に収容された液体に浸漬する芯部材
を熱可塑性合成樹脂からなる径の細い異形モノフィラメ
ントで形成すると共に、該芯部材の基端部を、芯部材よ
り毛細管力の大きい多孔質体で形成された揮散部材の下
面から突き刺し、もって揮散部材に芯部材を接触保持さ
せたものである。
は、先端部を容器内に収容された液体に浸漬する芯部材
を熱可塑性合成樹脂からなる径の細い異形モノフィラメ
ントで形成すると共に、該芯部材の基端部を、芯部材よ
り毛細管力の大きい多孔質体で形成された揮散部材の下
面から突き刺し、もって揮散部材に芯部材を接触保持さ
せたものである。
この考案において、芯部材は、例えばポリアセタール、
ナイロン、ポリオレフィン等の熱可塑性合成樹脂からな
る異形モノフィラメントから構成されるもので、得よう
とする芯本体の横断面形状と相似形のダイスを用いて押
出成形機により成形するものであるが、フィラメントを
集束結合して成形したものであってもよい。
ナイロン、ポリオレフィン等の熱可塑性合成樹脂からな
る異形モノフィラメントから構成されるもので、得よう
とする芯本体の横断面形状と相似形のダイスを用いて押
出成形機により成形するものであるが、フィラメントを
集束結合して成形したものであってもよい。
前記素材で形成した芯部材は、直径1mm程度の線状のも
のであっても、吸水性および可撓性に優れ、硬度の大き
いものである。
のであっても、吸水性および可撓性に優れ、硬度の大き
いものである。
また、前記揮散部材は、芯部材よりも毛細管力の大きい
多孔質体から構成されるものであれば特にその材質には
何らの制限もないが、熱可塑性合成樹脂からなる繊維を
熱融着によって集束結合した比較的硬性の少ないものを
使用するのが好ましい。
多孔質体から構成されるものであれば特にその材質には
何らの制限もないが、熱可塑性合成樹脂からなる繊維を
熱融着によって集束結合した比較的硬性の少ないものを
使用するのが好ましい。
前記揮散部材への芯部材の保持は、芯部材の硬性がきわ
めて大きいので、揮散部材の下面の中央に芯部材の基端
を位置させて突き刺すことによって容易に行うことがで
きる。
めて大きいので、揮散部材の下面の中央に芯部材の基端
を位置させて突き刺すことによって容易に行うことがで
きる。
前記揮散部材を容器本体に保持するための保持部材は、
開口縁部に容器本体の口部と係合するフランジを有する
と共に、その外周面部が容器本体の口部の内周面部と密
着する有底の筒状体を合成樹脂で一体成形したもので、
その底面の中央部には、芯部材を貫通させるための孔が
形成されたものであるが、芯部材をより確実に揮散部材
に接触保持させるために芯部材の基端部の一部を係合保
持する芯保持部材を収納するための孔を有する筒状の連
設部を設けたものであってもよい。
開口縁部に容器本体の口部と係合するフランジを有する
と共に、その外周面部が容器本体の口部の内周面部と密
着する有底の筒状体を合成樹脂で一体成形したもので、
その底面の中央部には、芯部材を貫通させるための孔が
形成されたものであるが、芯部材をより確実に揮散部材
に接触保持させるために芯部材の基端部の一部を係合保
持する芯保持部材を収納するための孔を有する筒状の連
設部を設けたものであってもよい。
なお、この保持部材は、有底の筒状体の内周面に通気孔
を形成するため、上端から下端に到る複数の凸条のリブ
が所定の間隔を存して配設されている。
を形成するため、上端から下端に到る複数の凸条のリブ
が所定の間隔を存して配設されている。
この考案の液体の揮散装置は、揮散装置を構成する芯部
材を熱可塑性樹脂からなる径の細い異形モノフィラメン
トで形成すると共に、揮散部材を前記芯部材よりも毛細
管力の大きい多孔質体で成形し、先端部を容器内に収容
された液体に浸漬させた芯部材の基端部を、前記揮散部
材の下面に突き刺し、もって揮散部材に芯部材を接触保
持するように構成したので、揮散部材に対して芯部材の
接触面積が多く、しかも芯部材に対して揮散部材の毛細
管力が大きいので、径の細い芯部材を使用しても充分な
揮散量を確保することができる。
材を熱可塑性樹脂からなる径の細い異形モノフィラメン
トで形成すると共に、揮散部材を前記芯部材よりも毛細
管力の大きい多孔質体で成形し、先端部を容器内に収容
された液体に浸漬させた芯部材の基端部を、前記揮散部
材の下面に突き刺し、もって揮散部材に芯部材を接触保
持するように構成したので、揮散部材に対して芯部材の
接触面積が多く、しかも芯部材に対して揮散部材の毛細
管力が大きいので、径の細い芯部材を使用しても充分な
揮散量を確保することができる。
また、揮散機構の組み立てに際しては、揮散部材に芯部
材の基端部を突き刺すことで両者を確実に接触保持させ
ることができるので、揮散装置の組み立てがきわめて簡
単かつ容易となる。
材の基端部を突き刺すことで両者を確実に接触保持させ
ることができるので、揮散装置の組み立てがきわめて簡
単かつ容易となる。
さらに、揮散部材と、芯部材とは素材の異なるものを使
用することができるので、容器本体に収容する液体や揮
散量の多寡等によって揮散部材と芯部材との組み合わせ
を自由に変更することができるので、揮散装置の設計上
における自由度が非常に広くなる。
用することができるので、容器本体に収容する液体や揮
散量の多寡等によって揮散部材と芯部材との組み合わせ
を自由に変更することができるので、揮散装置の設計上
における自由度が非常に広くなる。
以下、この考案の液体の揮散装置の実施例を添付の図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
第1図はこの考案の液体の揮散装置の一例を示すもの
で、1はガラス製の容器本体、2は合成樹脂で一体成形
された揮散部材6を保持するための保持部材で、容器本
体1の口部1aの内周面と密接する外周面を有する有底の
筒状体の開口縁部に口部1a縁と係合するフランジを設
け、その底部に芯部材5を挿通するための孔3を形成す
ると共に、内周壁に上端から下端に達する複数の凸条の
リブを所定間隔で配設して通気孔を形成したもので、該
保持部材2は容器本体1の口部1a内に嵌合したのち、そ
のフランジ部を中栓部材4によって抑えて容器本体1か
ら抜け落ちないよう構成されている。
で、1はガラス製の容器本体、2は合成樹脂で一体成形
された揮散部材6を保持するための保持部材で、容器本
体1の口部1aの内周面と密接する外周面を有する有底の
筒状体の開口縁部に口部1a縁と係合するフランジを設
け、その底部に芯部材5を挿通するための孔3を形成す
ると共に、内周壁に上端から下端に達する複数の凸条の
リブを所定間隔で配設して通気孔を形成したもので、該
保持部材2は容器本体1の口部1a内に嵌合したのち、そ
のフランジ部を中栓部材4によって抑えて容器本体1か
ら抜け落ちないよう構成されている。
芯部材5は、ポリアセタールを所定の形状を有するダイ
スを用いて押出成形機で押し出すことによって、径の細
い異形フィラメントによって成形したもので、吸水性お
よび可撓性、並びに硬性に優れたものである。
スを用いて押出成形機で押し出すことによって、径の細
い異形フィラメントによって成形したもので、吸水性お
よび可撓性、並びに硬性に優れたものである。
揮散部材6は、前記芯部材5よりも毛細管力の大きい多
孔質体、例えば合成樹脂を熱融着等で集束結合したもの
を使用して円柱状に成形したもので、きわめて硬性の小
さなものである。
孔質体、例えば合成樹脂を熱融着等で集束結合したもの
を使用して円柱状に成形したもので、きわめて硬性の小
さなものである。
しかして、組み立てに際しては、容器本体1の口部1aに
保持部材2を装着したのち、あらかじめ揮散部材6の下
面の中心部に芯部材5の基端を突き刺して両者を接触保
持させて揮散機構を構成したのち、芯部材5の先端を保
持部材2の底部に形成した孔3から液体を収容した容器
本体1内に垂下させ、揮散部材6を保持部材2にその上
部が保持部材2の口縁部より突出した状態で保持し、中
栓部材4を容器本体1の口部に嵌合固定するもので、容
器本体1内の揮発性の液体は、芯部材5によって揮散部
材6に吸い上げられ、揮散部材6を充分に浸潤したの
ち、揮散部材6から空気中に揮散される。
保持部材2を装着したのち、あらかじめ揮散部材6の下
面の中心部に芯部材5の基端を突き刺して両者を接触保
持させて揮散機構を構成したのち、芯部材5の先端を保
持部材2の底部に形成した孔3から液体を収容した容器
本体1内に垂下させ、揮散部材6を保持部材2にその上
部が保持部材2の口縁部より突出した状態で保持し、中
栓部材4を容器本体1の口部に嵌合固定するもので、容
器本体1内の揮発性の液体は、芯部材5によって揮散部
材6に吸い上げられ、揮散部材6を充分に浸潤したの
ち、揮散部材6から空気中に揮散される。
第2図はこの考案の液体の揮散装置の他の実施例を示す
もので、11はガラス製の容器本体、12は合成樹脂材料か
らなる揮散部材13の保持部材であって、外周面が容器本
体11の口部11aの内周面と密接する有底の筒状体の開口
縁部に前記口部11aと接するフランジを一体的に設ける
と共に、内周面部に上端から下端に達する凸条からなる
複数のリブを所定の間隔を存して配設し、かつその底部
の中央に段部を介して芯部材16を挿通するための孔14を
底部に設けた円筒状の連設部15を一体的に垂設したもの
である。
もので、11はガラス製の容器本体、12は合成樹脂材料か
らなる揮散部材13の保持部材であって、外周面が容器本
体11の口部11aの内周面と密接する有底の筒状体の開口
縁部に前記口部11aと接するフランジを一体的に設ける
と共に、内周面部に上端から下端に達する凸条からなる
複数のリブを所定の間隔を存して配設し、かつその底部
の中央に段部を介して芯部材16を挿通するための孔14を
底部に設けた円筒状の連設部15を一体的に垂設したもの
である。
芯部材16は、熱可塑性合成樹脂からなる径の細い異形モ
ノフィラメントで構成されたもので、前記揮散部材13は
この芯部材16よりも毛細管力の大きい多孔質体、例えば
熱可塑性合成繊維を熱融着等で集束結合し、円柱状に成
形したものから構成される。
ノフィラメントで構成されたもので、前記揮散部材13は
この芯部材16よりも毛細管力の大きい多孔質体、例えば
熱可塑性合成繊維を熱融着等で集束結合し、円柱状に成
形したものから構成される。
17は前記容器本体11に嵌着する保持部材12の連設部15に
設けられる芯保持部材で、ポリエステル繊維を接着剤で
集束結合したものを円柱状に成形し、その中央部に前記
芯部材16を貫通させるための孔を形成したものである
が、前記芯部材16はきわめて硬性を有するので、芯保持
部材17の上面の中央部に芯部材16の先端を位置せしめた
のち、適宜の手段によって押し込むことにより芯部材16
を貫通させることができる。
設けられる芯保持部材で、ポリエステル繊維を接着剤で
集束結合したものを円柱状に成形し、その中央部に前記
芯部材16を貫通させるための孔を形成したものである
が、前記芯部材16はきわめて硬性を有するので、芯保持
部材17の上面の中央部に芯部材16の先端を位置せしめた
のち、適宜の手段によって押し込むことにより芯部材16
を貫通させることができる。
なお、この芯保持部材17を芯部材16よりも毛細管力が大
きく、かつ揮散部材13よりも小さな毛細管力を有する素
材で硬性にすることによって、一層芯部材16から揮散部
材13への液体の吸い上げが迅速かつ円滑に行うことがで
きる。
きく、かつ揮散部材13よりも小さな毛細管力を有する素
材で硬性にすることによって、一層芯部材16から揮散部
材13への液体の吸い上げが迅速かつ円滑に行うことがで
きる。
また、前記実施例においては、芯保持部材17を毛細管力
を有する素材で構成したが、必ずしも毛細管力を有する
素材で構成する必要はなく、例えば合成樹脂材料によっ
て中心部に使用せんとする芯部材の径とほゞ同径の孔を
形成したものでもよい。
を有する素材で構成したが、必ずしも毛細管力を有する
素材で構成する必要はなく、例えば合成樹脂材料によっ
て中心部に使用せんとする芯部材の径とほゞ同径の孔を
形成したものでもよい。
さらに、毛細管力を有する芯保持部材であっても、硬性
が大きいものであれば、その中心部に予め使用せんとす
る芯部材の径と同径の孔を形成しておき、該孔に芯部材
を貫通保持させて使用するものである。
が大きいものであれば、その中心部に予め使用せんとす
る芯部材の径と同径の孔を形成しておき、該孔に芯部材
を貫通保持させて使用するものである。
なお、図中18は、容器本体11の口部11aに嵌合保持する
保持部材12を抑えるための中栓部材である。
保持部材12を抑えるための中栓部材である。
しかして、組み立てに際しては、まず容器本体11の口部
11aに保持部材12を装着し、該保持部材12の連設部15内
に、あらかじめ中央部に適宜手段によって芯部材16の基
端部を貫通保持した芯保持部材17を落とし込み、芯部材
16の先端部を連設部15の孔14から突出させて容器本体11
の液中に浸漬したのち、保持部材12の筒状体内に揮散部
材13を押し込めば、芯部材16の基端部が揮散部材13の底
面から内部に突出し、芯部材16と芯保持部材17および揮
散部材13が一体的に連結するため、容器本体11に収容さ
れた液は芯部材16を通じて揮散部材13に吸い上げられ、
揮散部材13を充分に浸潤したのち、揮散部材13から空気
中に揮散される。
11aに保持部材12を装着し、該保持部材12の連設部15内
に、あらかじめ中央部に適宜手段によって芯部材16の基
端部を貫通保持した芯保持部材17を落とし込み、芯部材
16の先端部を連設部15の孔14から突出させて容器本体11
の液中に浸漬したのち、保持部材12の筒状体内に揮散部
材13を押し込めば、芯部材16の基端部が揮散部材13の底
面から内部に突出し、芯部材16と芯保持部材17および揮
散部材13が一体的に連結するため、容器本体11に収容さ
れた液は芯部材16を通じて揮散部材13に吸い上げられ、
揮散部材13を充分に浸潤したのち、揮散部材13から空気
中に揮散される。
前記芯部材5及び16は、いずれも揮散部材6及び13が有
する毛細管力よりも弱い毛細管力のものを使用すること
は既に述べたが、以下芯部材5及び16の好ましい実施例
を第3図(a)〜(c)を引用しながら説明する。
する毛細管力よりも弱い毛細管力のものを使用すること
は既に述べたが、以下芯部材5及び16の好ましい実施例
を第3図(a)〜(c)を引用しながら説明する。
第3図(a)に示す芯部材を構成する異形モノフィラメ
ント21は、中心部22を有し、該中心部22から6本の突出
片23を放射状に一体的に形成すると共に、各突出片23の
先端部に、隣接する一方の突出片23の先端に向けて同方
向に突出する各1本の枝状突出片24をそれぞれ設けたも
ので、中心部22と各突出片23及び各枝状突出片24とによ
って形成されるほゞ三角形の細隙25の部分で流抵抗の小
さい必要最小限度の毛細管力を発揮して十分な液の流量
を確保し得る構造のものである。
ント21は、中心部22を有し、該中心部22から6本の突出
片23を放射状に一体的に形成すると共に、各突出片23の
先端部に、隣接する一方の突出片23の先端に向けて同方
向に突出する各1本の枝状突出片24をそれぞれ設けたも
ので、中心部22と各突出片23及び各枝状突出片24とによ
って形成されるほゞ三角形の細隙25の部分で流抵抗の小
さい必要最小限度の毛細管力を発揮して十分な液の流量
を確保し得る構造のものである。
しかして、前記各突出片23は、中心部22から先端方向に
向けて次第に幅が広くなるよう構成すると共に、側壁面
を波状に形成することによって更に液体の吸い上げに適
した毛細管を形成することができる。
向けて次第に幅が広くなるよう構成すると共に、側壁面
を波状に形成することによって更に液体の吸い上げに適
した毛細管を形成することができる。
第3図(b)に示す芯部材を構成する異形モノフィラメ
ント31は、中心部32を有し、該中心部32から放射状に突
出形成した6本の突出片33の先端部に、隣接する一方の
突出片33の先端部に向けて同方向に枝状突出片34aをそ
れぞれ突設すると共に、1つおきの突出片33の側壁から
隣接する他の突出片33の側壁に向けて、前記枝状突出片
34aの内側に、該枝状突出片34aよりも小さい枝状突出片
34bを突設したものである。
ント31は、中心部32を有し、該中心部32から放射状に突
出形成した6本の突出片33の先端部に、隣接する一方の
突出片33の先端部に向けて同方向に枝状突出片34aをそ
れぞれ突設すると共に、1つおきの突出片33の側壁から
隣接する他の突出片33の側壁に向けて、前記枝状突出片
34aの内側に、該枝状突出片34aよりも小さい枝状突出片
34bを突設したものである。
しかして、中心部32と突出片33及び該突出片33に一体的
に突設された枝状突出片34aで形成される細隙35a、及び
中心部32と小さい枝状突出片34bとの間に形成された細
隙35b並びに大小の枝状突出片34a,34bで形成された細隙
35cによって前記第3図(a)の異形モノフィラメント
よりも強化された毛細管力で液を吸い上げることができ
ると共に、第3図(a)の細隙25と同一の細隙35aによ
り十分な液の流量を確保できるものである。
に突設された枝状突出片34aで形成される細隙35a、及び
中心部32と小さい枝状突出片34bとの間に形成された細
隙35b並びに大小の枝状突出片34a,34bで形成された細隙
35cによって前記第3図(a)の異形モノフィラメント
よりも強化された毛細管力で液を吸い上げることができ
ると共に、第3図(a)の細隙25と同一の細隙35aによ
り十分な液の流量を確保できるものである。
第3図(c)に示す芯部材を構成する異形モノフィラメ
ント41は、中心部42を有し、該中心部42から放射状に突
出して形成した6本の突出片43のそれぞれに、前記第3
図(b)の枝状突出片34aと34bに相当する大小の枝状突
出片44a,44bを設けて、さらに細分化した細隙45a,45bを
形成したもので、第3図(a)の異形モノフィラメント
よりも更に強化された毛細管力で十分に液を吸い上げる
ことができるものである。
ント41は、中心部42を有し、該中心部42から放射状に突
出して形成した6本の突出片43のそれぞれに、前記第3
図(b)の枝状突出片34aと34bに相当する大小の枝状突
出片44a,44bを設けて、さらに細分化した細隙45a,45bを
形成したもので、第3図(a)の異形モノフィラメント
よりも更に強化された毛細管力で十分に液を吸い上げる
ことができるものである。
これら第3図(a)〜(b)の各異形モノフィラメント
21,31及び41で構成された芯部材の持つ毛細管力の大き
さは、21<41となり、31は双方の毛細管力を併せ持つ
が、芯部材を突刺して接触保持するための揮散部材がこ
れらの異形モノフィラメントからなる芯部材5、16より
も大きい毛細管力とする必要上、毛細管力の比較的弱い
異形モノフィラメント21又は31を使用する方が揮散装置
の設計においてより大きな自由度があって好ましい。
21,31及び41で構成された芯部材の持つ毛細管力の大き
さは、21<41となり、31は双方の毛細管力を併せ持つ
が、芯部材を突刺して接触保持するための揮散部材がこ
れらの異形モノフィラメントからなる芯部材5、16より
も大きい毛細管力とする必要上、毛細管力の比較的弱い
異形モノフィラメント21又は31を使用する方が揮散装置
の設計においてより大きな自由度があって好ましい。
この考案の液体の揮散装置は、熱可塑性合成樹脂からな
る径の細い異形モノフィラメントを芯部材とすると共
に、該芯部材よりも毛細管力の大きい多孔質体で揮散部
材を構成したので、揮散部材を容器本体の大きさに合わ
せて大きくしても、液を吸い上げる毛細管力が芯部材よ
りも強いため、芯部材自体は径の細い線状のものでよ
く、その結果ガラス製など容器本体内の液体が見えるも
のにあっては外観上の体裁がきわめてよい。
る径の細い異形モノフィラメントを芯部材とすると共
に、該芯部材よりも毛細管力の大きい多孔質体で揮散部
材を構成したので、揮散部材を容器本体の大きさに合わ
せて大きくしても、液を吸い上げる毛細管力が芯部材よ
りも強いため、芯部材自体は径の細い線状のものでよ
く、その結果ガラス製など容器本体内の液体が見えるも
のにあっては外観上の体裁がきわめてよい。
とくに、この考案の液体の揮散装置は、毛細管力の異な
る素材を使用して芯部材と揮散部材を構成し、芯部材の
基端部を揮散部材に直接突き刺して両者を接触保持する
よう構成したので、芯部材と揮散部材との接触面積が大
きく、揮散部材に充分な液を供給することができると共
に、芯部材の一端を膨出させて頭部を一体成形すると共
に、該頭部を揮散部材としている従来の液体の揮散装置
に比して、揮散装置の製造がきわめて簡単かつ容易で、
外観上体裁のよいきわめて径の細い芯部材を使用するこ
とができ、しかも取り扱い中に芯部材が損傷しても、芯
部材のみの取り替えによって揮散装置を使用することが
できる。
る素材を使用して芯部材と揮散部材を構成し、芯部材の
基端部を揮散部材に直接突き刺して両者を接触保持する
よう構成したので、芯部材と揮散部材との接触面積が大
きく、揮散部材に充分な液を供給することができると共
に、芯部材の一端を膨出させて頭部を一体成形すると共
に、該頭部を揮散部材としている従来の液体の揮散装置
に比して、揮散装置の製造がきわめて簡単かつ容易で、
外観上体裁のよいきわめて径の細い芯部材を使用するこ
とができ、しかも取り扱い中に芯部材が損傷しても、芯
部材のみの取り替えによって揮散装置を使用することが
できる。
また、芯部材の揮散部材への挿入深度を調節することに
よって液体の揮散量を変化させることができ、底部に芯
保持部材を装着するための連設部を有する保持部材を使
用し、芯部材の基端部を前記連設部に設けた芯保持部材
を貫通させて揮散部材に接触保持させることによって、
芯部材と揮散部材との嵌合保持をより確実にすることが
できるなど実用上多大の利点を有する。
よって液体の揮散量を変化させることができ、底部に芯
保持部材を装着するための連設部を有する保持部材を使
用し、芯部材の基端部を前記連設部に設けた芯保持部材
を貫通させて揮散部材に接触保持させることによって、
芯部材と揮散部材との嵌合保持をより確実にすることが
できるなど実用上多大の利点を有する。
第1図はこの考案の液体の揮散装置の一実施例を示す一
部切欠き正面図、第2図はこの考案の液体の揮散装置の
他の実施例を示す一部切欠き正面図、第3図はこの液体
の揮散装置に使用する芯部材の断面図であって、(a)
はその一例を、(b)は他の例を、(C)はさらに他の
例を示すものである。 1,11……容器本体 2,12……保持部材 3,14……孔 5,16……芯部材 6,13……揮散部材 15……連設部 17……芯保持部材 21,31,41……異形モノフィラメント
部切欠き正面図、第2図はこの考案の液体の揮散装置の
他の実施例を示す一部切欠き正面図、第3図はこの液体
の揮散装置に使用する芯部材の断面図であって、(a)
はその一例を、(b)は他の例を、(C)はさらに他の
例を示すものである。 1,11……容器本体 2,12……保持部材 3,14……孔 5,16……芯部材 6,13……揮散部材 15……連設部 17……芯保持部材 21,31,41……異形モノフィラメント
Claims (2)
- 【請求項1】容器本体の口部に着脱自在に設けた保持部
材に液体を揮散させるための揮散部材を設け、該揮散部
材の下部に先端を前記容器本体内の液体中に浸漬させて
なる芯部材の基端を一体的に若しくは面接触によって連
結してなる液体の揮散装置において、前記芯部材を熱可
塑性合成樹脂からなる径の細い異形モノフィラメントで
構成すると共に、前記揮散部材を芯部材より毛細管力の
大きい多孔質体で構成し、該多孔質体で形成された揮散
部材の下面から前記芯部材の基端部を突き刺し、もって
揮散部材に芯部材を接触保持させたことを特徴とする液
体の揮散装置。 - 【請求項2】請求項1に記載の液体の揮散装置におい
て、前記揮散部材を載置する保持部材の下部に筒状の連
設部を一体的に設け、該連設部に芯保持部材を装着し、
先端部を容器本体中の液に浸漬した芯部材の基端部を連
設部に設けられた芯保持部材を貫通させて揮散部材の下
面に突き刺し、もって揮散部材に芯部材を接触保持させ
たことを特徴とする液体の揮散装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990032151U JPH0633937Y2 (ja) | 1990-03-28 | 1990-03-28 | 液体の揮散装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990032151U JPH0633937Y2 (ja) | 1990-03-28 | 1990-03-28 | 液体の揮散装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03122846U JPH03122846U (ja) | 1991-12-13 |
| JPH0633937Y2 true JPH0633937Y2 (ja) | 1994-09-07 |
Family
ID=31535057
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990032151U Expired - Lifetime JPH0633937Y2 (ja) | 1990-03-28 | 1990-03-28 | 液体の揮散装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0633937Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE602004006013T2 (de) * | 2003-11-10 | 2008-01-03 | Givaudan S.A. | Gerät zur diffusion von flüchtigen flüssigkeiten |
| JP5194206B2 (ja) * | 2006-11-13 | 2013-05-08 | 株式会社ルミカ | 揮発性剤の揮散具 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0644432Y2 (ja) * | 1986-10-21 | 1994-11-16 | 平成香料株式会社 | 香りを芳香させる装置 |
| JPS63166243U (ja) * | 1987-04-17 | 1988-10-28 |
-
1990
- 1990-03-28 JP JP1990032151U patent/JPH0633937Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03122846U (ja) | 1991-12-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |