JPH0633894Y2 - 化粧鏡の取付構造 - Google Patents

化粧鏡の取付構造

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JPH0633894Y2
JPH0633894Y2 JP1989149966U JP14996689U JPH0633894Y2 JP H0633894 Y2 JPH0633894 Y2 JP H0633894Y2 JP 1989149966 U JP1989149966 U JP 1989149966U JP 14996689 U JP14996689 U JP 14996689U JP H0633894 Y2 JPH0633894 Y2 JP H0633894Y2
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makeup
makeup mirror
mirror
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decorative
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JP1989149966U
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JPH0387462U (ja
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文雄 坂
名保彦 近藤
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Takenaka Corp
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Takenaka Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、浴室,便所,洗面所等で使用される化粧鏡の
腐食防止を図った化粧鏡の取付構造に関する。
〔従来の技術〕
第2図に示すように、従来、浴室や洗面所等で使用され
る所謂防湿タイプの化粧鏡1は、硝子板3の一面に施し
た銀メッキ5の腐食を防止するため、その上に銅メッキ
7と裏止め塗料膜9からなる保護層11を形成している。
そして、斯かる化粧鏡1を浴室等の壁面に直接固着し、
或いは第3図に示すように周縁部が断面略コ字状に形成
された化粧枠13を浴室の壁面15に埋設し、化粧鏡1を当
該化粧枠13内に嵌め込んで、化粧鏡1の表面側と化粧枠
13の縁部をコーキング材17でコーキングしている。
〔考案が解決しようとする課題〕
このように、従来、化粧鏡1は上記保護層11によって銀
メッキ5の腐食防止が図られているが、化粧鏡1を浴室
等の壁面に直接取り付けた場合、長期に亘る使用により
化粧鏡1の端面部から銀メッキ5と保護層11の間に水分
が浸入し、そこから銀メッキ5が腐食(以下「裏面腐
食」という)してしまう欠点があった。又、端面部に塗
料を塗布して塗料膜により銀メッキ5や保護層11を被覆
することも行なわれているが、角の部分は磨減し易く銀
メッキ5等が露出し、同様に水が浸入して裏面腐食が進
行するといった不具合があった。
又、第3図に示すように化粧枠13を介して化粧鏡1を壁
面15に取り付けた構造にあっても、化粧鏡1の表面側と
化粧枠13の縁部をコーキングしたコーキング材17の厚み
が化粧枠13縁部の肉厚mに限定されてコーキングが必ず
しも十分とはいえず、長期に亘る使用によって水が化粧
枠13内に浸入して裏面腐食が進行している。
加えて、化粧鏡1の裏面腐食や破損等のために化粧鏡1
を新たに交換する場合、化粧枠13に新しい化粧鏡1を嵌
め込んで同様にコーキング材17でコーキングしても、上
記化粧枠13は湿気の多い浴室内の壁面15に埋設されてい
るため、湿気の多い雰囲気中ではコーキングが完全にで
きないといった不具合があった。
本考案は斯かる実情に鑑み案出されたもので、化粧鏡の
裏面腐食を防止する化粧鏡の取付構造を提供することを
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
斯かる目的を達成するため、本考案に係る化粧鏡の取付
構造は、ステンレス製の板材の周縁部に断面略四角形状
の突条部を一体に設けて化粧鏡の化粧枠を形成し、当該
突条部の内周面にコーキング材を介して化粧鏡を取り付
けると共に、当該化粧枠の裏面に断面L字状の係止金具
を設けて浴室等の取付部位に着脱自在としたものであ
る。
〔作用〕
本考案によれば、化粧鏡の裏面側や端面側への水の浸入
が、化粧鏡と突条部の内周面との間に充填したコーキン
グ材で阻止される。
又、化粧枠は浴室等の取付部位から取外し可能であるか
ら、化粧鏡の破損等によって化粧鏡を交換する必要が生
じた場合、取り外した化粧枠を湿気の少ない場所に搬送
して化粧鏡を交換した後、湿気の少ない雰囲気中で化粧
鏡と化粧枠との確実なコーキングが行なえる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図に基づき詳細に説明す
る。尚、上記従来例と同一のものには同一符号を付して
それらの構造説明は省略する。
図に於て、符号19はステンレス製の化粧枠で、当該化粧
枠19は、その周縁部に断面略四角形状の箱形に成形され
た突出部19aが形成されている。そして、当該突出部19a
の内周面19a′と化粧鏡1の端面部との間にコーキング
材17を充填して、化粧鏡1が取り付けられている。
又、上記化粧枠19の裏面には断面逆L字状の係止金具21
が上下に2箇所取り付けられており、当該係止金具21が
壁面15に固着された係止金具23に着脱自在に係止してい
る。そして、化粧鏡1の破損等によって化粧鏡1を交換
する必要が生じた場合に、壁面15から化粧枠19を容易に
取り外せるようになっている。
本実施例はこのように構成されているから、化粧鏡1が
装着された上記化粧枠19を浴室の壁面15に取り付けた場
合、化粧枠19はステンレス製であることから錆が発生し
ないことは勿論、上記突出部19aの内周面19a′の幅nに
亘る厚みのコーキング材17が、当該内周面19a′と化粧
鏡1の端面部との間に充填されているため、第3図に示
すコーキング材17に比し化粧鏡1の裏面側への水の浸入
をより確実に阻止することとなる。
又、化粧鏡1の破損等によって化粧鏡1を交換する必要
が生じた場合には、化粧枠19を壁面15から取り外せばよ
い。そして、取り外した化粧枠19を湿気の少ない場所に
搬送し、化粧鏡1を交換して、突条部19aの内周面19a′
と化粧鏡1の端面部との間にコーキング材17を充填した
後、係止金具21,23を介して化粧枠19を壁面15に取り付
ければよい。
このように、本実施例によれば、第3図に示す従来のコ
ーキング材17に比し、化粧枠19の周縁部に設けた突条部
19aと化粧鏡1の端面部との間に充填したコーキング材1
7の厚みが増している(m<n)ため、化粧鏡1の裏面
側や端面部への水の浸入がより確実に阻止され、その結
果、化粧鏡1の裏面腐食が確実に防止できることとなっ
た。
又、化粧鏡1の破損等によって化粧鏡1を交換する必要
が生じた場合、本実施例に於ける化粧枠19は壁面15から
簡単に取り外せるため、取り外した化粧枠19を湿気の少
ない場所に搬送して化粧鏡1を交換し、そして、化粧鏡
1と上記内周面19a′との間にコーキング材17が充填で
きる等、従来に比し湿気の少ない雰囲気中で化粧鏡1と
化粧枠19とのコーキングが行なえることとなった。従っ
て、この点からも化粧鏡1の裏面腐食が確実に防止でき
る利点を有する。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案は、ステンレス製の板材の周
縁部に断面略四角形状の突条部を一体に設けて化粧鏡の
化粧枠を形成し、当該突条部の内周面にコーキング材を
介して化粧鏡を取り付けると共に、当該化粧枠の裏面に
断面L字状の係止金具を設けて浴室等の取付部位に着脱
自在としたものであるから、化粧鏡の裏面側や端面側へ
の水の浸入がコーキング材で阻止される。
又、化粧枠は浴室等の取付部位から取外し可能であるか
ら、化粧鏡の破損等によって化粧鏡を交換する必要が生
じた場合、取り外した化粧枠を湿気の少ない場所に搬送
して化粧鏡を交換し、そして、化粧鏡と化粧枠との間に
コーキング材が充填できる等、従来に比し湿気の少ない
雰囲気中で化粧鏡と化粧枠との確実なコーキングが行な
える。
従って、本考案によれば、化粧鏡の裏面腐食が従来に比
し確実に防止できることとなった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る化粧鏡の取外構造の断
面図、 第2図は化粧鏡の断面図、 第3図は従来の化粧鏡の取付構造の断面図である。 〔主要な部分の符号の説明〕 1……化粧鏡 15……壁面 17……コーキング材 19……化粧枠 19a……突出部 19a′……内周面 21,23……係止金具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ステンレス製の板材の周縁部に断面略四角
    形状の突条部を一体に設けて化粧鏡の化粧枠を形成し、
    当該突条部の内周面にコーキング材を介して化粧鏡を取
    り付けると共に、当該化粧枠の裏面に断面L字状の係止
    金具を設けて浴室等の取付部位に着脱自在としたことを
    特徴とする化粧鏡の取付構造。
JP1989149966U 1989-12-26 1989-12-26 化粧鏡の取付構造 Expired - Lifetime JPH0633894Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1989149966U JPH0633894Y2 (ja) 1989-12-26 1989-12-26 化粧鏡の取付構造

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Publication Number Publication Date
JPH0387462U JPH0387462U (ja) 1991-09-05
JPH0633894Y2 true JPH0633894Y2 (ja) 1994-09-07

Family

ID=31696338

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4512358B2 (ja) * 2003-12-26 2010-07-28 日置電機株式会社 フィルタ素子
JP6954135B2 (ja) * 2018-01-12 2021-10-27 Toto株式会社 鏡の固定構造および鏡の固定具
JP7077723B2 (ja) * 2018-03-30 2022-05-31 Toto株式会社 鏡の固定構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5138480Y2 (ja) * 1972-02-09 1976-09-20
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JPS62181274U (ja) * 1986-05-05 1987-11-17

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JPH0387462U (ja) 1991-09-05

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