JPH06338903A - 輻輳制御方式 - Google Patents

輻輳制御方式

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JPH06338903A
JPH06338903A JP12855493A JP12855493A JPH06338903A JP H06338903 A JPH06338903 A JP H06338903A JP 12855493 A JP12855493 A JP 12855493A JP 12855493 A JP12855493 A JP 12855493A JP H06338903 A JPH06338903 A JP H06338903A
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Chinatsu Ikeda
千夏 池田
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  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 バーストレベルで帯域予約を行うネットワー
クにおいて、割り当て帯域を残り帯域と帯域予約失敗回
数に応じて変更することにより、スループットの低下を
抑える。 【構成】 帯域要求時にピークレートの他に最低帯域も
同時に申告し、帯域割り当て要求のコントロールセルを
受信したATM交換機において、残り帯域が十分ある場
合、ピークレートが割り当てられれば、ピークレートを
割り当て、残り帯域が少ない場合、残り帯域が最低帯域
以上あれば、残り帯域に応じて、最低帯域以上、ピーク
レート以下の帯域を割り当て、バーストの送信を開始す
る。このとき、最低帯域が残っていなければ、バースト
はブロックされ、あるバックオフ時間の後、再び帯域割
り当てを行う。再割当時には、ブロックされる確率を下
げるために、最初に要求したピークレートよりも小さい
ピークレートで帯域割当を行うことにより、ブロックの
確率を低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、非同期転送方式におけ
る輻輳制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のバースト毎に帯域を割り当てる方
式は、1991年電子情報通信学会交換研究会SSE9
1−112にて鈴木氏等により発表された「多重パス多
重リンク経路選択を用いたATM動的帯域予約方式」な
どに示されている. この論文に記載されるバーストレベ
ルの帯域割り当ては、図4に示すようにバースト転送直
前にその最大帯域のみを申告し、パス上のすべてのリン
クに最大帯域が予約できればバーストを送信し、最大帯
域が予約できなければバーストはブロックされるという
方式をとっている。なお、図4において、10,20,
30,40は、ネットワーク上のノードを示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来のバースト帯
域割り当て方式では、ネットワークのの負荷が高くなっ
た時、大きなピークレートの要求を出すと、ブロックさ
れる確率が高くなり、ネットワークのスループットが向
上しない問題がある。
【0004】本発明の目的は、上記の問題点を解決する
ため、リンクの残り帯域に応じたフレキシブルなバース
トの帯域予約における輻輳制御方式を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、発信端末と着
信端末との間を複数のノードを介して接続し、呼設定時
に発着ノード間に経路を設定し、発信端末からのバース
トの送出に先立ち、前記バーストを送信するための帯域
を前記経路上の各リンクに予約した後、バーストを転送
し、バーストの送出終了後に予約した帯域の解放を行う
非同期転送網におけるバースト帯域予約方式において、
前記発信端末は、前記バーストの送出に先立ち、最大帯
域と最低帯域を用いて帯域予約を要求し、前記経路上の
各ノードは、前記予約要求された最大帯域と最低帯域と
リンクの残り帯域とを比較し、リンクの残り帯域が最低
帯域以上であれば、リンクの残り帯域に応じて最低帯域
以上、最大帯域以下の帯域を予約し、前記発信端末は、
前記経路上の帯域予約が失敗した場合、帯域予約が成功
するまで帯域予約を繰り返し、帯域予約の失敗回数に応
じて、再帯域割当時の要求帯域を小さくし、帯域予約が
成功するまで帯域予約失敗回数とリンクの残り帯域に応
じて、前記バースト送信のための再帯域割当時の要求帯
域を小さくすることを特徴とする。
【0006】
【実施例】次に、本発明の輻輳制御方式の実施例につい
て、図面を参照して説明する。
【0007】図1は、本実施例を実施したATM網の一
例である。このATM網において、10,20,30,
40,50,60はATMノードである。各隣接ノード
間10−20,20−30,30−40,40−50,
50−60,10−60には、それぞれリンク1,2,
3,4,5,6が接続されている。各リンクのリンク容
量は150とし、発信端末70から着信端末90への通
信のためのバーチャルサーキット(VC)には、10−
20−30−40のパスおよびリンク1,2,3が設定
され、発信端末100から着信端末80への通信のため
のVCには、60−10−20−30のパスおよびリン
ク6,1,2が設定されている。
【0008】図2,図3は、本実施例による各バースト
送出時の帯域予約および再予約時の輻輳制御の動作例を
示している。
【0009】発信端末70から着信端末90へのバース
トの送出に先立ち、帯域の予約要求動作を行うために、
予約セルをノード10からノード40へ送る。この予約
要求時に、リンク1,2,3,4,5,6の残り帯域が
それぞれ、150,150,0,0,150,150で
あるとする。
【0010】発信端末70が要求する帯域は、その最大
帯域(ピーク速度)P1と最低帯域P2であり、ここで
は、P1=150、P2=10の場合を説明する。この
場合には、リンク3の残り帯域が0であり、最低帯域と
して必要なP2=10の残余がなく、図2に示すように
予約はブロックされNACKが送信側に返される。これ
と共に、すでに予約していた中継リンクの帯域は、デッ
ドロックを避けるために解放される。発信側はバックオ
フ時間経過後に、再予約動作を行う。発信端末70の再
予約時には、バースト送信がブロックされる確率を小さ
くするため、予め設定したN回のNACKを受信する
と、要求する最大帯域をP1′に下げる。図2は、N=
1,P1′=75の場合を示している。すなわち、発信
側がNACKを1回受信すると、最大帯域P1′=7
5,最低帯域P2=10で帯域予約を行う。発信端末7
0の再予約時には、リンク3,4を使用していた他の端
末からの通信が終り、全てのリンクの残り帯域が150
になったとする。全てのリンクで新しい最大帯域75以
上の帯域が残っているため、全てのリンクを新しい最大
帯域75で予約し、バースト送信を開始する。この時、
リンク1,2,3,4,5,6の残り帯域が75,7
5,75,150,150,150となる。
【0011】ここで、リンク6,1,2を使用する端末
100からの帯域予約要求があったとする。この端末1
00からも同様に最大帯域P1=150,最低帯域P2
=10で、予約要求があった場合、図3に示すように、
リンク6は残り帯域が150あるので、150予約する
が、リンク1,2は、残り帯域が75のため、75だけ
予約し、75だけ帯域が予約できたことを示すACKが
送信端末へ返される。この時、余分に帯域を予約したリ
ンク6は75だけ帯域を解放し、予約帯域を75とす
る。ACKを受信した送信端末は、ピークレート75で
バースト送信を開始し、バースト送信終了後、バースト
送信終了を示すセルが送信され、予約された帯域は解放
される。
【0012】このように、網の残り帯域に応じてフレキ
シブルに割り当て帯域を変更するため、ブロックされる
確率が減少する。
【0013】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、帯域予約失敗回数に応じて、要求する最大帯域を下
げ、また、リンクに最大帯域が残っていなくても、最低
帯域以上であれば帯域を割り当てるため、リンク容量を
いっぱいに使用するようなアプリケーションが多い網で
も、ブロック率が減少し、網の使用効率が上がる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を説明するためのネットワーク
図である。
【図2】本発明の実施例におけるバーストレベルの帯域
予約動作を説明する図である。
【図3】本発明の実施例におけるバーストレベルの帯域
予約動作を説明する図である。
【図4】従来のバーストレベルの帯域予約動作を説明す
る図である。
【符合の説明】
1,2,3,4,5,6 リンク 10,20,30,40,50,60 ノード 70,80,90,100 端末

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発信端末と着信端末との間を複数のノード
    を介して接続し、呼設定時に発着ノード間に経路を設定
    し、発信端末からバーストの送出に先立ち、前記バース
    トを送信するための帯域を前記経路上の各リンクに予約
    した後、バーストを転送し、バーストの送出終了後に予
    約した帯域の解放を行う非同期転送網におけるバースト
    帯域予約方式において、 前記発信端末は、前記バーストの送出に先立ち、最大帯
    域と最低帯域を用いて帯域予約を要求し、 前記経路上の各ノードは、前記予約要求された最大帯域
    と最低帯域とリンクの残り帯域とを比較し、リンクの残
    り帯域が最低帯域以上であれば、リンクの残り帯域に応
    じて最低帯域以上、最大帯域以下の帯域を予約し、 前記発信端末は、前記経路上の帯域予約が失敗した場
    合、帯域予約が成功するまで帯域予約を繰り返し、 帯域予約の失敗回数に応じて、再帯域割当時の要求帯域
    を小さくし、 帯域予約が成功するまで帯域予約失敗回数とリンクの残
    り帯域に応じて、前記バースト送信のための再帯域割当
    時の要求帯域を小さくすることを特徴とする輻輳制御方
    式。
JP12855493A 1993-01-06 1993-05-31 輻輳制御方法 Expired - Lifetime JP2806739B2 (ja)

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CA002112756A CA2112756C (en) 1993-01-06 1994-01-04 Burst band-width reservation method in asynchronous transfer mode (atm) network
US08/182,421 US5636212A (en) 1993-01-06 1994-01-05 Burst bandwidth reservation method in asynchronous transfer mode (ATM) network
DE69425766T DE69425766T2 (de) 1993-01-06 1994-01-05 Burstbandbreitenreservierungsverfahren für Netze mit Asynchronem Transfer Modus (ATM)
EP94100115A EP0609654B1 (en) 1993-01-06 1994-01-05 Burst band-width reservation method in an asynchronous transfer mode (ATM) network

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Effective date: 19960813