JP2522152B2 - バ―ストサ―バ―蓄積交換方法 - Google Patents

バ―ストサ―バ―蓄積交換方法

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ATM(非同期転送モ
ード)をはじめとするパケット交換方式に関する。
【0002】
【従来の技術】ATMやパケット交換方式において、網
の輻輳を避けるために情報転送に先立って情報転送に必
要な帯域を予約し、予約が成功する、つまり必要な帯域
が割り当てられた後で情報を転送するような交換方式
(FRP)が、例えば、H.Suzuki,et.a
l.によりIEEE INFOCOM1991において
“Fast Bandwidth Reservati
on Scheme with Multi−link
& Multi−path Routing inA
TM Networks”に記載のFRP方式として提
案されている。このFRP方式を図12と図13を用い
て説明する。図12に示すように端末xから端末yまで
は、リンク0、リンク1、リンク2、リンク3、リンク
4、リンク5、リンク6がこの順に接続されており、j
=0,1,2,3,4,5に対してリンクjとリンクj
+1の間には、スイッチj+1がある。端末xは、送信
すべき情報が発生したらすぐに情報転送に必要な帯域B
を確保するための予約要求パケットをリンク0に送出す
る。リンク0は、端末xと端末y以外の端末の情報転送
にも使用されている可能性があるため、もし要求された
帯域Bが確保できない場合(失敗した場合)には、予約
失敗パケットを端末xに返す。帯域Bが確保できる場合
(成功した場合)には、帯域Bを確保し、さらに前記予
約要求パケットをリンク1に送る。リンク1、リンク
2、リンク3、リンク4およびリンク5でもリンク0で
行われたのと同様の手順で帯域予約が試みられる。リン
ク6は、端末yが独占使用できるため、予約の必要はな
いものとする。帯域予約がリンク0からリンク5まで全
て成功し、端末xから端末yまでの帯域が確保できた場
合には、端末xは情報を端末yに送る。一方、たった1
つのリンクでも予約が失敗した場合には、帯域予約に失
敗したリンクから端末xに予約失敗パケットが送り返さ
れる。予約失敗の場合には、端末xからリンクまでの帯
域予約は、キャンセルされ、予約帯域は解放される。こ
の失敗は、電話網でいうところの呼損に相当し、失敗確
率は、網の品質となる。ここでは、この失敗を、ブロッ
クと呼び、その確率をブロック率と呼ぶ。図13は、F
RP通信を用いた場合の送信端末xと受信端末yの制御
信号および情報転送のダイアグラム例である。図13で
は、第1回目のブロックがリンク1で、第2回目のブロ
ックがリンク4で、第3回目のブロックがリンク2で発
生した、第3回目のブロックのあと、帯域予約がリンク
1からリンク5まで成功し、情報転送した場合を示して
いる。
【0003】このとき、上記FRP方式では、図13の
例で示したようにリンク1からリンク4までのいずれか
一つのリンクでも帯域予約に失敗すると、他のリンクの
予約の正否に関わらず、情報がブロックされることにな
る。従って、送受信端末間の(エンドエンドの)ブロッ
ク率は、一般にリンク数が多くなるほど高くなる。例え
ば、今各リンクのブロック確率が他のリンクに関わらず
独立で、それぞれgだとし、送受信端末間の経由リンク
数をKとすると、エンドエンドのブロック率Gは、全て
のリンクで予約が同時に成功する確率(1−g)K の補
事象であるので、G=1−(1−g)K で表される。例
えば、gが0.01の場合、Kを1から増やしていく
と、Gは、約0.01、約0.02、約0.03という
ように増加する。公衆の電話網設計では、gとして前記
例のような0.01、あるいは0.001といった値が
使用されるので、Gは、G=Kgのように近似できる。
従って、多数のリンクを経由せざるを得ない場合、例え
ば遠距離通信ではブロック率が非常に大きくなり、極め
て悪い通信品質となってしまうことが問題となる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、通信を行いた
い情報源をx、情報源xからの情報を受信する先をyと
し、送信情報源xは、xとyの通信ルート上には、複数
のリンクおよび交換ノードあるいは多重化ノードがあ
り、送信情報源xは、情報をパケット転送するのに必要
な帯域を全てのリンクで確保した上で受信先yに対して
パケット交換を行うATM交換方式において、制御情報
を処理する機能、パケットをバッファに蓄積する機能、
バッファ使用が可能であることを伝達する機能、帯域を
設定開放する機能を備えるバーストサーバーをN個(1
≦N)、xとyの通信ルート上にある複数の交換ノード
あるいは多重化ノード上に置く、あるいはノードに接続
しておき、送信側に最も近いバーストサーバーから最も
遠いバーストサーバーまでに順にバーストサーバー1、
バーストサーバー2、・・・、バーストサーバーNの番
号をつけ、送信情報源xをバーストサーバー0,受信先
yをバーストサーバーN+1としたとき、バーストサー
バー0は、バーストサーバー0からバーストサーバー
j、ただし1≦j≦N+1までの全てのリンクに帯域を
確保後、バーストサーバーjのバッファ使用可能性を調
べる手段を用い、使用が可能である場合に、バーストサ
ーバーjにパケットを送出し、送出終了後、バーストサ
ーバー0からバーストサーバーjまでの帯域を開放し、
次いで、バーストサーバーjは、前記バーストサーバー
0と同様にバーストサーバーjからバーストサーバーj
+h、ただし1≦j+h≦N+1までの全てのリンクに
帯域を確保後、バーストサーバーj+hのバッファ使用
可能性を調べる手段を用い、使用が可能である場合に、
バーストサーバーjから送られたパケットをバーストサ
ーバーj+hに送出し、送出終了後、パケットが占有し
ていたバーストサーバーjのバッファを開放し、バース
トサーバーjからバーストサーバーj+hまでの全ての
リンクの帯域を開放するという手順を繰り返し、バース
トサーバー0からバーストサーバーN+1へ情報を転送
することを特徴とする。
【0005】また本発明は、通信を行いたい情報源を
x、情報源xからの情報を受信する先をyとし、送信情
報源xは、xとyの通信ルート上にある複数のリンクお
よび交換ノードあるいは多重化ノードにおいて、情報を
パケット転送するのに必要な帯域を確保した上で受信先
yに対してパケット交換を行うATM交換方式におい
て、制御情報を処理する機能、パケットをバッファに蓄
積する機能、バッファ使用が可能であることを伝達する
機能、帯域を設定開放する機能を備えるバーストサーバ
ーをN個(1≦N)、xとyの通信ルート上にある複数
の交換ノードあるいは多重化ノード上に置く、あるいは
ノードに接続しておき、送信側に最も近いバーストサー
バーから最も遠いバーストサーバーまでに順にバースト
サーバー1、バーストサーバー2、・・・、バーストサ
ーバーNの番号をつけ、送信情報源xをバーストサーバ
ー0、受信先yをバーストサーバーN+1としたとき、
j=0を初期値とし、バーストサーバーN+1に情報が
送られるまで、 送信すべき情報を持っているバーストサ
ーバーjは、バーストサーバーjからバーストサーバー
j+h(ただし1≦j+h≦N+1)まで、全てのリン
クで帯域の確保を試みる手順Bを実行し、 前記全てのリ
ンクで帯域確保が成功した場合には、バーストサーバー
j+hは、前記手順Bを実行し、 バーストサーバーjか
らバーストサーバーN+1までの全てのリンクで帯域確
保に成功した場合には、バーストサーバーjは、バース
トサーバーN+1へパケットを送出し、送出後、バース
トサーバーjからバーストサーバーN+1までの帯域を
開放するという手順Dを実行し、 バーストサーバーk
(j<k≦N)とバーストサーバーk+h(j<k+h
≦N)の間にあるリンクfで前記帯域確保に失敗した場
合には、リンクfからバーストサーバーkまでの全リン
クの予約を取り消し、バーストサーバーkのバッファ使
用可能性を調べるという手順Eを行い、手順Eにおい
て、バーストサーバーkのバッファの使用が可能である
場合に、バーストサーバーjは、パケットをバーストサ
ーバーkに送出し、送出終了後、該パケットが占有して
いたバーストサ ーバーjのバッファを解放し、バースト
サーバーjからバーストサーバーkまでの全てのリンク
の予約帯域を開放する手順Cを実行し、 手順Eにおい
て、該バーストサーバーkの使用が不可能である場合に
は、バーストサーバーk−i(ただしj<k−i<k)
をバーストサーバーkと見なして前記手順Cを実行する
ことを特徴とする。
【0006】
【作用】基本的なアイデアは、同時に予約するリンク数
を減らすことで、従来の技術の項で説明したブロック率
Gの算出式、G=Kgのリンク数Kを小さくするもので
ある。エンドエンドのルート中に、情報を蓄積する機能
および、端末と同等の帯域予約機能を持つサーバーを置
き、サーバーを仮想的に受信相手とみなすことで、受信
相手までのリンク数を減らすことができる。つまり、送
受信端末は、直接通信するのではなく、その経路上に置
かれてあるバーストサーバーを用いて、送信端末とバー
ストサーバー、バーストサーバーとサーバーとは別のバ
ーストサーバー、バーストサーバーと受信端末というよ
うな組み合わせで個別に順次通信を行えば、同時に予約
するリンク数を減らすことができる。また、情報を蓄積
するためのサーバーのバッファ容量が小さい場合には、
バッファの利用状況を知った上で情報転送を行うことに
より、バッファのオーバーフローによる情報の廃棄をな
くすことができる。
【0007】また、送受信端末は、全てのリンクで予約
が成功するならば、受信相手と直接通信し、予約が失敗
した場合には、予約が成功したリンクだけを用いて、そ
の経路上に置かれてあるバーストサーバーを仮想受信相
手とみなして通信することでやはり同時に予約すべきリ
ンク数を減らすことができる。
【0008】これらの結果としてブロック率Gを小さく
することができる。また、バッファ容量が小さい場合に
は、情報を蓄積するためのサーバーのバッファの利用状
況を知った上で情報転送を行うことにより、バッファの
オーバーフローによる情報の廃棄をなくすことができ
る。
【0009】
【実施例】次に、図面を用いて本発明の実施例について
説明する。
【0010】図1において、送信端末xは、便宜上バー
ストサーバー0と呼ばれ、受信端末yはバーストサーバ
ー3と呼ばれる。リンク0、スイッチ1、リンク1、ス
イッチ2、リンク2、スイッチ3、リンク3、スイッチ
4、リンク4、スイッチ5、リンク5、スイッチ6、リ
ンク6、バーストサーバー3がこの順にバーストサーバ
ー0に接続されている。また、バーストサーバー1がス
イッチ3に、バーストサーバー2がスイッチ5にそれぞ
れ接続されている。
【0011】以下の説明では、説明を簡単にするため
に、送受信端末間の通信経路は予め定まっているものと
するが、予め定められているのではなく、予約を行いな
がら経路が決められるような方式でも、同じ実施例とな
る。各バーストサーバーは、経路上で経由するリンクと
バーストサーバー順序を予め知っている。例えば、ルー
ティングテーブルとして、経由するリンク、バーストサ
ーバーのリストをテーブルに持つことが可能である。
【0012】図4は、バーストサーバー1の持つテーブ
ルの例である。また、予約の際に予約パケットが経由し
たリンクおよびバーストサーバーの名前をパケットのペ
イロードのルーティング領域に書き込む方式も可能であ
る。
【0013】図5は、バーストサーバー0から送られた
予約パケットがリンク3からリンク4に向かうときの前
記ルーティング領域の内容の例である。図5において、
ヘッダには、パケットの宛先、パケットの送信元、およ
びパケットの型が記載され、パケットのペイロードの一
部の領域には、ルーティング領域があり、ルーティング
領域にはパケットの経由したリンク、スイッチ、バース
トサーバーの名前が経由順に記載されている。図5の例
では、パケットは、リンク1、リンク2、バーストサー
バー1、リンク3をこの順に経由したことを示す。
【0014】各スイッチは、図6に示すように、一般的
なATMスイッチが持つような、パケットスイッチング
機能のためのバッファスイッチ601と帯域管理装置6
02を持つ。帯域予約パケットは、入力線603から帯
域管理装置602に送られ、帯域管理装置602は、後
述するように予約パケットあるいは、予約失敗パケット
あるいは帯域キャンセルパケットあるいは帯域解放パケ
ットといった制御パケットを作成し、隣接のバーストサ
ーバーあるいは、リンクを通して隣接のスイッチに送る
ようにパケットヘッダを作成し、バッファスイッチ60
1に信号線604を用いて入力する機能を持つ。バッフ
ァスイッチ601は、入力されたパケットのヘッダに書
かれている宛先にパケットを振り分け、出力線605を
用いて適当な宛先に情報および制御パケットを出力する
機能を持つ。
【0015】各バーストサーバーは、図7に示すように
情報蓄積のためのパケットバッファ701およびバッフ
ァ使用状況管理装置710および帯域予約機能702を
もつ。パケットバッファ701は、入力線703から送
りこまれる情報を蓄積し、帯域予約機能702から信号
線704を通して、出力指令を受け取った場合には、情
報を適当な宛先に送るべく、出力線705を通して情報
を送出する。バッファ使用状況管理装置710は、バッ
ファの使用状況を常に監視し、バッファの空容量、バッ
ファの使用領域の増加度合、所定の容量を越える度合と
いった使用状況を保持している。バッファ使用状況管理
装置710は、本実施例では、帯域予約パケットがバー
ストサーバーの使用可否を問い合わせてきたときに、予
約パケットの要求する情報転送に必要なバッファ空容量
が確保できるかどうかを判断し、可否を回答するものと
する。ただし、バッファ使用状況管理装置710が、バ
ッファの空容量が不足している場合には、サーバー使用
休止パケットを網内の他のバーストサーバーや端末に送
付し、この後バッファの空容量が十分になったときにサ
ーバー復活パケットを網内の他のバーストサーバーや端
末に送付することでサーバーの使用可否を回答する実施
例もありうる。バーストの空容量が十分であるかどうか
の判断は、本実施例では、バッファの空容量が転送され
る情報の最大サイズよりも大きいか否かで、それぞれ、
バッファの使用可能、使用不可能を回答するものとする
が、帯域予約パケットに転送すべき情報のサイズを記載
して、サイズを空容量と比較する方式の実施例も可能で
ある。帯域予約機能702は、予約パケットあるいは、
予約失敗パケットあるいは帯域キャンセルパケットある
いは帯域解放パケットといった制御パケットを入力線7
03から受け取り、後述するように適当な処理を行い、
パケットに対応する制御パケットを作成し、出力線70
5を通して隣接のスイッチあるいはバーストサーバーに
送るように出力する。パケットバッファ701に送信す
べき情報が蓄積されている場合には、バーストサーバー
はあたかも送信端末のように振る舞う。このとき、帯域
予約機能702は、情報が要求する帯域を通信相手のバ
ーストサーバーまで確保するように制御パケットを出力
線705へ送出する。さらに、帯域予約機能702は、
予約成功パケットを受け取ったときに、パケットバッフ
ァ701にある情報を適当な宛先に送出するように、パ
ケットバッファ701を制御する。
【0016】f=1,2,3,4,5について、リンク
fの帯域は、スイッチfの帯域管理装置が管理する。ま
た、説明の簡単化のため、リンク0およびリンク6は、
バーストサーバー0およびバーストサーバー3がそれぞ
れ独占的に使用できるため帯域管理や帯域予約の必要が
ないもの、あるいはリンク0およびリンク6では、帯域
予約は、必ず成功するものとする。
【0017】第1の実施例について図1を用いて説明す
る。第1の実施例は、バーストサーバー間でステップバ
イステップに情報を通信する方式である。
【0018】バーストサーバー0は、バーストサーバー
1までの経路上の全てのリンクで所要帯域を予約するよ
う要求する予約要求パケットをリンク1宛てに送る。こ
の予約パケットを受け取ったスイッチ1では、帯域管理
装置が、要求帯域がリンク1の未割当帯域よりも大きい
場合には、要求パケットにリンク1で予約失敗した旨を
記載し、パケットヘッダを予約失敗パケットを表す型に
書き換えた上で、バーストサーバー0宛てに予約失敗パ
ケットを送り返す。この場合には、ブロックとなるた
め、バーストサーバー0は、再度予約要求を行うことに
なる。
【0019】一方、スイッチ1の帯域管理装置は、要求
帯域がリンク1の未割当帯域よりも小さければ、要求帯
域を割り当て、未割当帯域から要求帯域を引く。さらに
パケットをリンク2宛に送る。予約パケットを受け取っ
たスイッチ2では、帯域管理装置が、要求帯域が未割当
帯域よりも大きい場合には、要求パケットにリンク2で
予約失敗した旨を記載し、パケットヘッダを予約失敗パ
ケットを表す型に書き換えた上で、バーストサーバー0
宛に予約失敗パケットを送り返す。スイッチ1では、予
約失敗パケットを受け取った場合、リンク1の予約帯域
を解放する。この場合には、ブロックとなるため、バー
ストサーバー0は、再度予約要求を行うことになる。
【0020】一方、スイッチ2の帯域管理装置は、要求
帯域がリンク2の未割当帯域よりも小さければ、要求帯
域を割り当て、未割当帯域から要求帯域を引く。さらに
パケットをバーストサーバー1へ送る。
【0021】バーストサーバー1は、予約パケットの到
着により、リンク1とリンク2の予約が成功しているこ
とを確認する。また、バーストサーバー1が持つバッフ
ァ使用状況管理装置710の使用可否判断が使用可能で
ある場合には、予約成功パケットをバーストサーバー0
宛に送り返す。予約成功パケットを受け取ったバースト
サーバー0は、情報をバーストサーバー1に送る。情報
送出後、バーストサーバー0は、リンク予約解放パケッ
トをバーストサーバー1までの全リンクに送る。スイッ
チ1およびスイッチ2の帯域管理装置は、それぞれリン
ク1およびリンク2の未割当帯域に情報が使用していた
帯域分だけ加える。また、バーストサーバー1が持つバ
ッファ使用状況管理装置710の使用可否判断が使用不
可能である場合には、要求パケットにバーストサーバー
1で予約失敗した旨を記載し、パケットヘッダを予約失
敗パケットを表す型に書き換えた上で、バーストサーバ
ー0宛に予約失敗パケットを送り返す。この場合には、
ブロックとなるため、バーストサーバー0は、再度予約
要求を行うことになる。
【0022】次いで、バーストサーバー1は、バースト
サーバー0として、リンク3は、リンク1として、リン
ク2は、リンク4として、スイッチ3は、スイッチ1と
して、スイッチ4は、スイッチ2として前記手順を繰り
返す。すなわち、バーストサーバー1は、バーストサー
バー2までの経路上の全てのリンクで所要帯域を予約す
るよう要求する予約要求パケットをリンク3宛に送る。
予約パケットを受け取ったスイッチ3では、帯域管理装
置が、要求帯域がリンク3の未割当帯域よりも大きい場
合には、要求パケットにリンク3で予約失敗した旨を記
載し、パケットヘッダを予約失敗パケットを表す型に書
き換えた上で、バーストサーバー1宛に予約失敗パケッ
トを送り返す。この場合には、ブロックとなるため、バ
ーストサーバー1は、再度予約要求を行うことになる。
【0023】一方、スイッチ3の帯域管理装置は、要求
帯域がリンク3の未割当帯域よりも小さければ、要求帯
域を割り当て、未割当帯域から要求帯域を引く。さらに
パケットをリンク4へ送る。予約パケットを受け取った
スイッチ4では、帯域管理装置が、要求帯域がリンク4
の未割当帯域よりも大きい場合には、要求パケットにリ
ンク4で予約失敗した旨を記載し、パケットヘッダを予
約失敗パケットを表す型に書き換えた上で、バーストサ
ーバー1宛に予約失敗パケットを送り返す。スイッチ3
では、予約失敗パケットを受け取った場合、リンク3の
予約帯域を解放する。この場合には、ブロックとなるた
め、バーストサーバー1は、再度予約要求を行うことに
なる。
【0024】一方、スイッチ4の帯域管理装置は、要求
帯域がリンク4の未割当帯域よりも小さければ、要求帯
域を割り当て、未割当帯域から要求帯域を引く。さらに
パケットをバーストサーバー2へ送る。
【0025】バーストサーバー2は、予約パケットの到
着により、リンク3とリンク4の予約が成功しているこ
とを確認する。また、バーストサーバー2が持つバッフ
ァ使用状況管理装置710の使用可否判断が使用可能で
ある場合には、予約成功パケットをバーストサーバー1
宛に送り返す。予約成功パケットを受け取ったバースト
サーバー1は、情報をバーストサーバー2に送る。情報
送出後、バーストサーバー1は、リンク予約解放パケッ
トをバーストサーバー2までの全リンクに送る。スイッ
チ3およびスイッチ4の帯域管理装置は、それぞれリン
ク3およびリンク4の未割当帯域に情報が使用していた
帯域分だけ加える。また、バーストサーバー2が持つバ
ッファ使用状況管理装置710の使用可否判断が使用不
可能である場合には、要求パケットにバーストサーバー
2で予約失敗した旨を記載し、パケットヘッダを予約失
敗パケットを表す型に書き換えた上で、バーストサーバ
ー1宛に予約失敗パケットを送り返す。この場合には、
ブロックとなるため、バーストサーバー1は、再度予約
要求を行うことになる。
【0026】次いで、バーストサーバー2は、バースト
サーバー3までの経路上の全てのリンクで所要帯域を予
約するよう要求する予約要求パケットをリンク5宛に送
る。予約パケットを受け取ったスイッチ5では、帯域管
理装置が、要求帯域がリンク5の未割当帯域よりも大き
い場合には、要求パケットにリンク5で予約失敗した旨
を記載し、パケットヘッダを予約失敗パケットを表す型
に書き換えた上で、バーストサーバー2宛に予約失敗パ
ケットを送り返す。この場合には、ブロックとなるた
め、バーストサーバー2は、再度予約要求を行うことに
なる。
【0027】一方、スイッチ5の帯域管理装置は、要求
帯域がリンク5の未割当帯域よりも小さければ、要求帯
域を割り当て、未割当帯域から要求帯域を引く。さらに
パケットをバーストサーバー3へ送る。
【0028】バーストサーバー3は、予約パケットの到
着により、リンク5の予約が成功していることを確認す
る。また、バーストサーバー3が持つバッファ使用状況
管理装置710の使用可否判断が使用可能である場合に
は、予約成功パケットをバーストサーバー2宛に送り返
す。予約成功パケットを受け取ったバーストサーバー2
は、情報をバーストサーバー3に送る。情報送出後、バ
ーストサーバー2は、リンク予約解放パケットをバース
トサーバー3までの全リンクに送る。スイッチ5の帯域
管理装置は、リンク5の未割当帯域に情報が使用してい
た帯域分だけ加える。また、バーストサーバー3が持つ
バッファ使用状況管理装置710の使用可否判断が使用
不可能である場合には、要求パケットにバーストサーバ
ー2で予約失敗した旨を記載し、パケットヘッダを予約
失敗パケットを表す型に書き換えた上で、バーストサー
バー2宛に予約失敗パケットを送り返す。この場合に
は、ブロックとなるため、バーストサーバー2は、再度
予約要求を行うことになる。
【0029】図2は、以上の動作によって、バーストサ
ーバー3がバーストサーバー0からの情報を受信する様
子を示すダイアグラムである。
【0030】第2の実施例を図1を用いて説明する。第
2の実施例は、リンクの予約が成功する限りできるだけ
先のバーストサーバーまで予約を完了することを試み、
予約に失敗した場合には、予約を失敗したリンクから戻
った最初のバーストサーバーまで情報を送り、バースト
サーバーが前記手順を繰り返す方式である。
【0031】送信すべき情報を持っているバーストサー
バーを送信サーバーと呼ぶ。最初は、バーストサーバー
0がソースサーバーである。また、情報の送り先バース
トサーバーを受信すべきバーストサーバーを受信サーバ
ーと呼ぶ。受信サーバーは、バーストサーバー3で固定
である。
【0032】以下の手順を再帰的に繰り返して、受信サ
ーバーに情報を転送する。
【0033】手順:手順始まり。
【0034】「送信サーバーは、送信サーバーから受信
サーバーまでの経路上の全てのリンクで所要帯域を予約
するよう要求する予約パケットを受信サーバー宛に送
る。
【0035】予約パケットを受け取ったスイッチj,j
=1,2,3,4では、帯域管理装置が、要求帯域がリ
ンクjの未割当帯域よりも小さければ、要求帯域を割り
当て、未割当帯域から要求帯域を引く。さらにパケット
をリンクj+1宛に送る。
【0036】予約パケットを受け取ったスイッチ5で
は、帯域管理装置が、要求帯域がリンク5の未割当帯域
よりも小さければ、要求帯域を割り当て、未割当帯域か
ら要求帯域を引く。さらにパケットをバーストサーバー
3宛に送る。バーストサーバー3では、受信サーバーま
でのリンクで予約成功した旨を記載し、予約成功パケッ
トを送信サーバーに送る。予約成功パケットを受け取っ
た受信サーバーは、情報を受信サーバーに送る。情報送
出後、送信サーバーは、リンク予約解放パケットを受信
サーバーまでの全リンクに送る。各スイッチj,j=
1,2,3,4,5の帯域管理装置は、リンクjの未割
当帯域に情報が使用していた帯域分だけ加える。
【0037】予約パケットを受け取ったスイッチj,j
=1,2,3,4,5では、帯域管理装置が、要求帯域
がリンクjの未割当帯域よりも大きい場合には、要求パ
ケットのリンクjで予約失敗した旨を記載し、パケット
ヘッダを予約失敗パケットと表す型に書き換えた上で、
予約失敗リンクの直前にあるバーストサーバー(これを
仮受信サーバーと呼ぶ)宛に予約失敗パケットを送り返
す。つまり、リンク1およびリンク2が予約失敗リンク
である場合には、バーストサーバー0宛に、またリンク
3およびリンク4が予約失敗リンクである場合には、バ
ーストサーバー1宛に、またリンク5が予約失敗リンク
である場合には、バーストサーバー2宛に予約失敗パケ
ットが送られる。
【0038】各リンクでは、予約失敗パケットを受け取
った場合、リンクkを管理するスイッチkの帯域管理装
置は、リンクkの未割当帯域を前記予約パケットが予約
していた帯域分だけ加え、予約をキャンセルする。
【0039】予約失敗パケットを受け取った仮受信サー
バーが、送信サーバーである場合には、予約ブロックと
なるため、送信サーバーは、あらかじめ定められた待ち
時間の後に、この手順を繰り返す。
【0040】逆に予約失敗パケットを受け取った仮受信
サーバーが、送信サーバーでない場合には、予約失敗パ
ケットを受け取った仮受信サーバーでは、仮受信サーバ
ーが持つバッファ使用状況管理装置710の使用可否判
断が使用可能である場合には、仮受信サーバーまでのリ
ンクで予約成功した旨を記載し、予約失敗パケットのパ
ケットヘッダを予約成功パケットを表す型に書き換えた
上で、予約成功パケットを送信サーバーに送る。また、
仮受信サーバーが持つバッファ使用状況管理装置710
の使用可否判断が使用不可能である場合には、予約失敗
パケットを、送信サーバー宛に送り返す。この場合に
は、ブロックとなるため、送信サーバーは、再度本手順
を繰り返すことになる。
【0041】予約成功パケットを受け取った送信サーバ
ーは、情報を仮受信サーバー−に送る。情報送出後、送
信サーバーは、リンク予約解放パケットを仮受信サーバ
ーまでの全リンクに送る。各スイッチj,j=1,2,
3,4,5の帯域管理装置は、リンクjの未割当帯域に
情報が使用していた帯域分だけ加える。さらに、このと
き、情報は、仮受信サーバーに受信されるので、今度
は、仮受信サーバーを送信サーバーとし、手順を繰り返
す。」手順終わり。
【0042】たとえば、リンク1,2,3,5は、要求
される帯域を予約するだめの未割当帯域を持っており、
リンク4だけが一時的に未割当帯域を持っていない場合
には、次のようになる。バーストサーバー0は、予約パ
ケットを用いて、リンク1の予約を試み、予約が成功
し、引き続きリンク2の予約を試み、予約が成功し、引
き続きリンク3の予約を試み、予約が成功し、引き続き
リンク4の予約を試みる。リンク4では、予約は不運に
も失敗となり、予約失敗パケットがバーストサーバー1
に送られ、リンク3の予約もキャンセルされる。バース
トサーバー1は、仮受信サーバーとなり、バーストサー
バー0とバーストサーバー1は、リンク1,2の予約帯
域を用いて、情報転送する。次にバーストサーバー1
は、予約パケットを用いて、リンクの予約を試みる。幸
運にもリンク4の予約が成功し、引き続きリンク5の予
約を試み、予約が成功する。このとき、予約パケット
は、バーストサーバー3に到着し、バーストサーバー3
からバーストサーバー1に予約成功パケットが送られ、
バーストサーバー1とバーストサーバー3は、リンク
1,2の予約帯域を用いて、情報転送する。図3に、以
上の例による通信のダイアグラムを示す。
【0043】また、前記第1の実施例および第2の実施
例において、十分なバッファ容量を持つ実施例では、各
バーストサーバーは、バッファ使用状況管理装置710
を持たず、かつバーストサーバーのバッファの使用可否
を問い合わせる手順も持たない構成が可能である。実施
例の動作は、前記第1の実施例および第2の実施例にお
いて、バッファ使用に関して常に使用可能状態にあるも
のとしたときの動作と同一の動作となる。
【0044】また、前記第1の実施例および第2の実施
例において、必ずしも経路上の全てのバーストサーバー
を使用する必要はなく、端末あるいは網の判断により限
定したバーストサーバーだけを使用する構成も可能であ
る。
【0045】前記限定するバーストサーバーを選ぶため
の選択機能を送信源に付加する構成も可能である。ま
た、前記限定するバーストサーバーを選ぶための選択機
能を網内に設置する構成も可能である。選択機能は、網
の負荷状況等の動的な情報や送受信間のリンク数等の静
的な情報を用いて、前記限定するバーストサーバーを決
定する。図8は、図1に、送信端末に選択機能801が
付加された構成例および網内に選択機能802を持つ構
成例を示している。図8に示す例において、端末に置か
れた選択機能801は、送受信間のリンク数から、使用
するサーバーを選択する手順を、リンク数の1/3倍ま
での数のバーストサーバーを、送受信間の経路上にある
全てのバーストサーバーからランダムに選ぶ手順を備え
ている。網内に置かれた選択機能においても同様の手順
を用いることができる。
【0046】なお、本実施例では、バーストサーバー
が、スイッチ、リンクといった網機能の一部として動作
しているが、バーストサーバーが網と独立して運用され
る構成の実施例および、網機能の一部としてのバースト
サーバーと網と独立なバーストサーバーが混在する構成
も可能である。
【0047】また、前記第1の実施例および第2の実施
例において、任意のバーストサーバーj、ただしj≠0
から情報を送るためにバーストサーバーjから予約パケ
ットを送る際に、バーストサーバーh、ただしh<jが
予約した帯域と同じ大きさの帯域あるいは異なる大きさ
の任意の帯域を予約する構成も可能である。図9は、第
2の実施例において前記帯域変更を行う帯域変更機能9
09をバーストサーバー1に付加した構成例である。例
えば、バーストサーバー0が帯域Bの予約を要求したと
きに、リンク1,2,3,5は、要求される帯域Bを予
約するだけの未割当帯域を持っており、リンク4だけが
一時的に未割当帯域を持っていない場合には、前記帯域
変更機能を用いて次のような通信が可能になる。バース
トサーバー0は、予約パケットを用いて、リンク1の予
約を試み、予約が成功し、引き続きリンク2の予約を試
み、予約が成功し、引き続きリンク3の予約を試み、予
約が成功し、引き続きリンク4の予約を試みる。リンク
4では、予約は不運にも失敗となり、予約失敗パケット
がバーストサーバー1に送られ、リンク3の予約もキャ
ンセルされる。バーストサーバー1は、仮受信サーバー
となり、バーストサーバー0とバーストサーバー1は、
リンク1,2の予約帯域を用いて、帯域Bで情報転送す
る。次にバーストサーバー1は、要求する予約帯域B′
をB′<Bとして、つまり小さくして、予約パケットを
用いて、リンク4の予約を試みる。要求帯域が小さいの
で、幸運にもリンク4の予約が成功し、引き続きリンク
5の予約を試み、予約が成功する。このとき、予約パケ
ットは、バーストサーバー3に到着し、バーストサーバ
ー3からバーストサーバー1に予約成功パケットが送ら
れ、バーストサーバー1とバーストサーバー3は、リン
ク1,2の予約帯域を用いて、帯域B′で情報転送す
る。
【0048】第1の実施例においても同様に前記帯域変
更を行う帯域変更機能をバーストサーバー1に付加した
構成が可能である。
【0049】また、前記第1の実施例および第2の実施
例においては、図2および図3を用いて、バーストサー
バーへの情報転送が終了した後に、別のバーストサーバ
ーに対して予約を開始する場合を示したが、情報転送の
終了を待たずに、転送情報を受け取った直後から任意時
間後に別のバーストサーバーに対して予約を開始する構
成も可能である。図10および図11は、前記第1の実
施例および第2の実施例における、前記転送情報を受け
取った直後から任意時間後に別のバーストサーバーに対
して予約を開始する構成の場合の通信ダイアグラムを示
す例である。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、バーストサーバーを用
いることで、全てのリンクで同時に帯域予約に成功する
必要なしに、情報を送ることができる。つまり、従来技
術の項で述べたエンドエンドのブロック率Gを決めるG
=Kgにおいて、Kを小さくすることが可能である。従
って、リンク毎のブロック率gは固定であるため、エン
ドエンドでのブロック率の大幅な低下が期待できる。ま
た、予約に成功したリンクでは、実際に情報が送られる
ことになり、網全体のリンクの利用効率あるいはスルー
プットを向上させることが可能である。また、情報を蓄
積するためのサーバーのバッファ容量が小さい場合に
は、バッファの利用状況を知った上で情報転送を行うこ
とにより、バッファのオーバーフローによる情報の廃棄
をなくすことができる。このため、廃棄に起因する再送
が網の不必要なトラヒック増加をもたらし、網を輻輳さ
せることおよび、再送による遅延の増大が通信品質を劣
化させることを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における構成を示す図である。
【図2】本発明における通信ダイアグラムを示す図であ
る。
【図3】本発明における通信ダイアグラムを示す図であ
る。
【図4】ルーティングテーブルを示す図である。
【図5】制御パケットを示す図である。
【図6】スイッチの構成を示す図である。
【図7】バーストサーバーの構成を示す図である。
【図8】バーストサーバー選択機能を端末および網内に
持つ網構成を示す図である。
【図9】帯域変更装置付のバーストサーバーの構成をそ
れぞれ示す図である。
【図10】通信ダイアグラムを示す図である。
【図11】通信ダイアグラムを示す図である。
【図12】従来の通信網の構成を示す図である。
【図13】従来網における通信ダイアグラムを示す図で
ある。
【符号の説明】
x 送信端末 y 受信端末 601 バッファスイッチ 602 帯域管理装置 701 パケットバッファ 710 バッファ使用状況管理装置 909 帯域変更装置

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信を行いたい情報源をx、情報源xから
    の情報を受信する先をyとし、送信情報源xは、xとy
    の通信ルート上には、複数のリンクおよび交換ノードあ
    るいは多重化ノードがあり、送信情報源xは、情報をパ
    ケット転送するのに必要な帯域を全てのリンクで確保し
    た上で受信先yに対してパケット交換を行うATM交換
    方法において、 制御情報を処理する機能、パケットをバッファに蓄積す
    る機能、バッファ使用が可能であることを伝達する機
    能、帯域を設定開放する機能を備えるバーストサーバー
    をN個(1≦N)、xとyの通信ルート上にある複数の
    交換ノードあるいは多重化ノード上に置く、あるいはノ
    ードに接続しておき、送信側に最も近いバーストサーバ
    ーから最も遠いバーストサーバーまでに順にバーストサ
    ーバー1、バーストサーバー2、・・・、バーストサー
    バーNの番号をつけ、送信情報源xをバーストサーバー
    0、受信先yをバーストサーバーN+1としたとき、 バーストサーバー0は、バーストサーバー0からバース
    トサーバーj、ただし1≦j≦N+1までの全てのリン
    クに帯域を確保後、バーストサーバーjのバッファ使用
    可能性を調べる手段を用い、使用が可能である場合に、
    バーストサーバーjにパケットを送出し、送出終了後、
    バーストサーバー0からバーストサーバーjまでの帯域
    を開放し、次いで、バーストサーバーjは、前記バース
    トサーバー0と同様にバーストサーバーjからバースト
    サーバーj+h、ただし1≦j+h≦N+1までの全て
    のリンクに帯域を確保後、バーストサーバーj+hのバ
    ッファ使用可能性を調べる手段を用い、使用が可能であ
    る場合に、バーストサーバーjから送られたパケットを
    バーストサーバーj+hに送出し、送出終了後、パケッ
    トが占有していたバーストサーバーjのバッファを開放
    し、バーストサーバーjからバーストサーバーj+hま
    での全てのリンクの帯域を開放するという手順を繰り返
    し、バーストサーバー0からバーストサーバーN+1へ
    情報を転送することを特徴とするバーストサーバー蓄積
    交換方法
  2. 【請求項2】通信を行いたい情報源をx、情報源xから
    の情報を受信する先をyとし、送信情報源xは、xとy
    の通信ルート上にある複数のリンクおよび交換ノードあ
    るいは多重化ノードにおいて、情報をパケット転送する
    のに必要な帯域を確保した上で受信先yに対してパケッ
    ト交換を行うATM交換方法において、 制御情報を処理する機能、パケットをバッファに蓄積す
    る機能、バッファ使用が可能であることを伝達する機
    能、帯域を設定開放する機能を備えるバーストサーバー
    をN個(1≦N)、xとyの通信ルート上にある複数の
    交換ノードあるいは多重化ノード上に置く、あるいはノ
    ードに接続しておき、送信側に最も近いバーストサーバ
    ーから最も遠いバーストサーバーまでに順にバーストサ
    ーバー1、バーストサーバー2、・・・、バーストサー
    バーNの番号をつけ、送信情報源xをバーストサーバー
    0、受信先yをバーストサーバーN+1としたとき、j=0を初期値とし、バーストサーバーN+1に情報が
    送られるまで、 送信すべき情報を持っているバーストサーバーjは、バ
    ーストサーバーjからバーストサーバーj+h(ただし
    1≦j+h≦N+1)まで、全てのリンクで帯域の確保
    を試みる手順Bを実行し、 前記全てのリンクで帯域確保が成功した場合には、バー
    ストサーバーj+hは、前記手順Bを実行し、 バーストサーバーjからバーストサーバーN+1までの
    全てのリンクで帯域確保に成功した場合には、バースト
    サーバーjは、バーストサーバーN+1へパケットを送
    出し、送出後、バーストサーバーjからバーストサーバ
    ーN+1までの帯域を開放するという手順Dを実行し、 バーストサーバーk(j<k≦N)とバーストサーバー
    k+h(j<k+h≦N)の間にあるリンクfで前記帯
    域確保に失敗した場合には、リンクfからバーストサー
    バーkまでの全リンクの予約を取り消し、バーストサー
    バーkのバッファ使用可能性を調べるという手順Eを行
    い、手段Eにおいて、バーストサーバーkのバッファの
    使用が可能である場合に、バーストサーバーjは、パケ
    ットをバーストサーバーkに送出し、送出終了後、該パ
    ケットが占有していたバーストサーバーjのバッファを
    解放し、バーストサーバーjからバーストサーバーkま
    での全てのリンクの予約帯域を開放する手順Cを実行
    し、 手順Eにおいて、該バーストサーバーkの使用が不可能
    である場合には、バー ストサーバーk−i(ただしj<
    k−i<k)をバーストサーバーkと見なして前記手順
    Cを実行することを特徴とするバーストサーバー蓄積交
    換方法。
  3. 【請求項3】N個のバーストサーバーのうち、任意のK
    個だけを使用して通信を行うことを特徴とする請求項1
    または2記載のバーストサーバー蓄積交換方法
  4. 【請求項4】N個のバーストサーバーのうち、任意のK
    個だけを選び出す機能を持つ装置をバーストサーバー0
    に備えることを特徴とする請求項3記載のバーストサー
    バー蓄積交換方法
  5. 【請求項5】送信すべき情報を持っている任意のバース
    トサーバーj、(ただしj≠0)から情報を送るために
    バーストサーバーjから予約パケットを送る際に、バー
    ストサーバーh、(ただしh<j)が予約した帯域と同
    じ大きさの帯域あるいは異なる大きさの任意の帯域を予
    約することを特徴とする請求項1または2記載のバース
    トサーバー蓄積交換方法
  6. 【請求項6】バーストサーバーのバッファ使用可能性を
    調べる手段として、前記帯域予約パケットを用いてバッ
    ファの使用可能性をバーストサーバーに問い合わせるこ
    とを特徴とする請求項1または2記載のバーストサーバ
    ー蓄積交換方法
  7. 【請求項7】バーストサーバーのバッファ使用可能性を
    調べる手段として、前記帯域予約パケットを用いてバッ
    ファの使用可能性をバーストサーバーに問い合わせるこ
    とを特徴とする請求項2記載のバーストサーバー蓄積交
    方法
  8. 【請求項8】バーストサーバーのバッファ使用可能性を
    調べる手段として、バーストサーバーが端末も含めた他
    のバーストサーバーに未使用バッファの状況あるいは使
    用可否状況を通知することを特徴とする請求項2記載の
    バーストサーバー蓄積交換方法
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