JPH09121217A - バースト転送方法 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ラベル多重又は時分割多重により通信端末間
でバースト転送を行うバースト転送方法に関し、予約時
間帯に於いて通信網を専有してバースト転送を行わせ
る。 【解決手段】 通信網3は、発側及び着側通信端末のア
ドレスを含む通信先情報と、通信開始時刻や通信時間長
或いは周期内割合で示す帯域情報とを含む通信予約要求
A,Bを、要求受付手段4により受信して通信要求解析
手段5に転送し、通信要求解析手段5は、通信先情報1
0を経路設定手段6に、又帯域情報11を帯域予約手段
7に転送し、経路設定手段6は、発側通信端末アドレス
と着側通信端末アドレスとを基に通信網3内の経路を設
定し、その通信経路情報12を帯域予約手段7に転送
し、通信予約要求を受付可否の結果を発側の通信端末へ
通知し、予約可能の場合は、その予約に従ってバースト
転送を行う。
でバースト転送を行うバースト転送方法に関し、予約時
間帯に於いて通信網を専有してバースト転送を行わせ
る。 【解決手段】 通信網3は、発側及び着側通信端末のア
ドレスを含む通信先情報と、通信開始時刻や通信時間長
或いは周期内割合で示す帯域情報とを含む通信予約要求
A,Bを、要求受付手段4により受信して通信要求解析
手段5に転送し、通信要求解析手段5は、通信先情報1
0を経路設定手段6に、又帯域情報11を帯域予約手段
7に転送し、経路設定手段6は、発側通信端末アドレス
と着側通信端末アドレスとを基に通信網3内の経路を設
定し、その通信経路情報12を帯域予約手段7に転送
し、通信予約要求を受付可否の結果を発側の通信端末へ
通知し、予約可能の場合は、その予約に従ってバースト
転送を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラベル多重又は時
分割多重によるバースト転送方法に関する。データ転送
システムに於いて、多量のデータを、一定速度で転送す
れば良い場合と、短時間で転送する必要がある場合とが
ある。バースト転送は、短時間で多量のデータを転送す
る場合であり、従来例のATM(Asynchronous Trans
ferMode ;非同期転送モード)方式やパケット転送方
式等のラベル多重化方式又はタイムスロットを割付ける
時分割多重化方式では、このようなバースト転送には充
分な対応ができないものであった。
分割多重によるバースト転送方法に関する。データ転送
システムに於いて、多量のデータを、一定速度で転送す
れば良い場合と、短時間で転送する必要がある場合とが
ある。バースト転送は、短時間で多量のデータを転送す
る場合であり、従来例のATM(Asynchronous Trans
ferMode ;非同期転送モード)方式やパケット転送方
式等のラベル多重化方式又はタイムスロットを割付ける
時分割多重化方式では、このようなバースト転送には充
分な対応ができないものであった。
【0002】
【従来の技術】ラベル多重化方式の一つのATM方式
は、データを48バイトに分割し、5バイトのヘッダを
付加して、53バイト構成のATMセルとして転送する
ものである。そして、複数の発側の通信端末からのAT
Mセルの送出頻度に対応して時間軸上に多重化され、通
信網を介してホスト装置や着側の通信端末へ転送され
る。又通信網を構成するATMスイッチ装置は、複数の
入方路からのATMセルを同一の出方路に送出する場合
に、ATMセルの衝突が発生すると、バッファメモリに
一時的に蓄積してATMセルを転送するものである。
は、データを48バイトに分割し、5バイトのヘッダを
付加して、53バイト構成のATMセルとして転送する
ものである。そして、複数の発側の通信端末からのAT
Mセルの送出頻度に対応して時間軸上に多重化され、通
信網を介してホスト装置や着側の通信端末へ転送され
る。又通信網を構成するATMスイッチ装置は、複数の
入方路からのATMセルを同一の出方路に送出する場合
に、ATMセルの衝突が発生すると、バッファメモリに
一時的に蓄積してATMセルを転送するものである。
【0003】この場合のバッファメモリが有限の容量で
あるから、同一の出方路へのATMセルが集中すると、
バッファメモリのオーバーフローが生じることになり、
オーバーフローしたATMセルは廃棄される。そこで、
各発側の通信端末が送信開始に先立って送信帯域を申告
し、この申告帯域の許可が可能か否かを、通信網のAT
Mセルの転送能力と、他の発側の通信端末からの申告帯
域とを基に判定し、許可した場合は、申告帯域内のAT
Mセルの転送を保証し、申告帯域を超えて送出されたA
TMセルを優先的に廃棄するフロー制御方式が適用され
ている。
あるから、同一の出方路へのATMセルが集中すると、
バッファメモリのオーバーフローが生じることになり、
オーバーフローしたATMセルは廃棄される。そこで、
各発側の通信端末が送信開始に先立って送信帯域を申告
し、この申告帯域の許可が可能か否かを、通信網のAT
Mセルの転送能力と、他の発側の通信端末からの申告帯
域とを基に判定し、許可した場合は、申告帯域内のAT
Mセルの転送を保証し、申告帯域を超えて送出されたA
TMセルを優先的に廃棄するフロー制御方式が適用され
ている。
【0004】又時分割多重化方式は、所定長のフレーム
内の複数のタイムスロットを発側の通信端末に割当て、
各発側の通信端末からのデータを割当てたタイムスロッ
トに挿入して転送するものである。従って、1フレーム
内のタイムスロット数以上の通信端末の送信要求を受付
けることはできない。又発側の通信端末と着側の通信端
末との間に複数の交換装置が存在する場合に、各交換装
置はフレーム同期をとってデータを交換することにな
り、バースト転送の為に割当てた連続タイムスロット数
が相違する場合が一般的となるから、各交換装置に於け
る同期処理は困難であり、且つ従来例の多重化装置や多
重分離装置には、このような構成を備えていないもので
ある。
内の複数のタイムスロットを発側の通信端末に割当て、
各発側の通信端末からのデータを割当てたタイムスロッ
トに挿入して転送するものである。従って、1フレーム
内のタイムスロット数以上の通信端末の送信要求を受付
けることはできない。又発側の通信端末と着側の通信端
末との間に複数の交換装置が存在する場合に、各交換装
置はフレーム同期をとってデータを交換することにな
り、バースト転送の為に割当てた連続タイムスロット数
が相違する場合が一般的となるから、各交換装置に於け
る同期処理は困難であり、且つ従来例の多重化装置や多
重分離装置には、このような構成を備えていないもので
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来例のラベル多重方
式の例えばATM方式に於いては、申告帯域を超えたデ
ータ量のバースト転送を行った時に、他の通信端末も比
較的多量のデータを送出している状態であると、前述の
ように、通信網内のバッファメモリのオーバーフロー等
の輻輳状態が発生し、ATMセルの廃棄が生じることに
なる。即ち、安定なバースト転送を行うことは困難であ
った。
式の例えばATM方式に於いては、申告帯域を超えたデ
ータ量のバースト転送を行った時に、他の通信端末も比
較的多量のデータを送出している状態であると、前述の
ように、通信網内のバッファメモリのオーバーフロー等
の輻輳状態が発生し、ATMセルの廃棄が生じることに
なる。即ち、安定なバースト転送を行うことは困難であ
った。
【0006】又時分割多重方式に於いては、複数の連続
タイムスロットを割当てることによりバースト転送を行
うことができる。しかし、複数のスイッチ(交換装置)
を経由した転送経路の場合は、周期的にタイムスロット
を制御する各スイッチを、一時的に連続タイムスロット
を用いるバースト転送に切替える必要があり、このよう
なダイナミックなタイムスロットの割付制御は困難であ
る。
タイムスロットを割当てることによりバースト転送を行
うことができる。しかし、複数のスイッチ(交換装置)
を経由した転送経路の場合は、周期的にタイムスロット
を制御する各スイッチを、一時的に連続タイムスロット
を用いるバースト転送に切替える必要があり、このよう
なダイナミックなタイムスロットの割付制御は困難であ
る。
【0007】従って、従来例のATM方式やパケット転
送方式等のラベル多重方式或いはタイムスロットを割付
けてデータを転送する時分割多重方式に於けるバースト
転送は困難であった。そこで、本発明は、時間を予約す
ることにより、バースト転送を可能とすることを目的と
する。
送方式等のラベル多重方式或いはタイムスロットを割付
けてデータを転送する時分割多重方式に於けるバースト
転送は困難であった。そこで、本発明は、時間を予約す
ることにより、バースト転送を可能とすることを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のバースト転送方
法は、図1を参照して説明すると、(1)ラベル多重又
は時分割多重により端末間で通信網を介してバースト的
にデータを転送するバースト転送方法に於いて、通信網
3は、要求受付手段4と、通信要求解析手段5と、経路
設定手段6と、帯域予約手段7とを備え、要求受付手段
4により受付けた通信端末1,2からのバースト転送の
通信予約要求A,Bを通信要求解析手段5により解析
し、この通信要求解析手段5により解析した通信先情報
10を基に経路設定手段6により、発側の通信端末と着
側の通信端末との間の経路を決定し、通信要求解析手段
5により解析した要求帯域情報11と、経路設定手段6
により決定した経路情報12とを基に、帯域予約手段7
により予約が可能か否かを判定し、予約可能の場合に通
信端末1,2からのバースト転送の通信予約要求A,B
に従った経路及び帯域の予約設定を行う過程を含むもの
である。従って、通信網3に対してバースト転送の予約
を行うことにより、予約した時間帯に、通信網3を専有
してラベル多重方式又は時分割多重方式による安定なバ
ースト転送が可能となる。
法は、図1を参照して説明すると、(1)ラベル多重又
は時分割多重により端末間で通信網を介してバースト的
にデータを転送するバースト転送方法に於いて、通信網
3は、要求受付手段4と、通信要求解析手段5と、経路
設定手段6と、帯域予約手段7とを備え、要求受付手段
4により受付けた通信端末1,2からのバースト転送の
通信予約要求A,Bを通信要求解析手段5により解析
し、この通信要求解析手段5により解析した通信先情報
10を基に経路設定手段6により、発側の通信端末と着
側の通信端末との間の経路を決定し、通信要求解析手段
5により解析した要求帯域情報11と、経路設定手段6
により決定した経路情報12とを基に、帯域予約手段7
により予約が可能か否かを判定し、予約可能の場合に通
信端末1,2からのバースト転送の通信予約要求A,B
に従った経路及び帯域の予約設定を行う過程を含むもの
である。従って、通信網3に対してバースト転送の予約
を行うことにより、予約した時間帯に、通信網3を専有
してラベル多重方式又は時分割多重方式による安定なバ
ースト転送が可能となる。
【0009】又(2)通信網3に要求一括受付手段を設
け、この要求一括受付手段により、複数の通信端末1,
2からのバースト転送の通信予約要求A,Bを一括して
受付け、順次又は並列的に通信要求解析手段5に、複数
の通信端末1,2対応の通信予約要求A,Bを転送する
過程を含むことができる。従って、複数の通信端末1,
2から同時的に通信予約要求A,Bを送出した場合に、
例えば、予め設定した優先順位に従って或いは任意の優
先選択方式に従って、通信端末対応の通信予約要求を順
次通信要求解析手段4に転送することができる。又通信
要求解析手段5等が並列処理構成の場合は、一括して受
付けた通信予約要求を並列的に転送することができる。
け、この要求一括受付手段により、複数の通信端末1,
2からのバースト転送の通信予約要求A,Bを一括して
受付け、順次又は並列的に通信要求解析手段5に、複数
の通信端末1,2対応の通信予約要求A,Bを転送する
過程を含むことができる。従って、複数の通信端末1,
2から同時的に通信予約要求A,Bを送出した場合に、
例えば、予め設定した優先順位に従って或いは任意の優
先選択方式に従って、通信端末対応の通信予約要求を順
次通信要求解析手段4に転送することができる。又通信
要求解析手段5等が並列処理構成の場合は、一括して受
付けた通信予約要求を並列的に転送することができる。
【0010】又(3)要求一括受付手段は、通信端末の
優先順位又は要求帯域の比較による優先順位に従って一
括受付けを行った通信予約要求を要求受付手段4に転送
することができる。例えば、要求帯域が最小の通信予約
要求を周期内の先の時間帯に予約し、要求帯域が最大の
通信予約要求を最後に予約するように制御することがで
きる。
優先順位又は要求帯域の比較による優先順位に従って一
括受付けを行った通信予約要求を要求受付手段4に転送
することができる。例えば、要求帯域が最小の通信予約
要求を周期内の先の時間帯に予約し、要求帯域が最大の
通信予約要求を最後に予約するように制御することがで
きる。
【0011】又(4)通信端末は通信要求を通信網3に
通知し、この通信網3は、要求受付手段4と、通信要求
解析手段5と、経路設定手段6と、帯域予約手段7とを
備え、経路設定手段6により、発側の通信端末と着側の
通信端末との間の経路を決定し、通信要求解析手段5に
より解析した要求帯域情報と、経路設定手段6により決
定した経路情報とを基に、帯域予約手段7によりある時
間帯で予約が可能か否かを判定し、予約可能の場合に、
通信端末が通信資源を利用する時間を予約し、この予約
の結果を前記通信端末に通知し、この通信端末は、予約
時間に従い端末資源を予約し、予約時間にバーストデー
タを発生させる過程を含むことができる。即ち、通信網
3の各種の資源である通信資源を通信端末が利用できる
時間を予約し、予約内容を通信端末に通知するから、通
信端末は、自通信端末の各種のポート等の端末資源を予
約して、その予約時間にバーストデータを転送するもの
である。
通知し、この通信網3は、要求受付手段4と、通信要求
解析手段5と、経路設定手段6と、帯域予約手段7とを
備え、経路設定手段6により、発側の通信端末と着側の
通信端末との間の経路を決定し、通信要求解析手段5に
より解析した要求帯域情報と、経路設定手段6により決
定した経路情報とを基に、帯域予約手段7によりある時
間帯で予約が可能か否かを判定し、予約可能の場合に、
通信端末が通信資源を利用する時間を予約し、この予約
の結果を前記通信端末に通知し、この通信端末は、予約
時間に従い端末資源を予約し、予約時間にバーストデー
タを発生させる過程を含むことができる。即ち、通信網
3の各種の資源である通信資源を通信端末が利用できる
時間を予約し、予約内容を通信端末に通知するから、通
信端末は、自通信端末の各種のポート等の端末資源を予
約して、その予約時間にバーストデータを転送するもの
である。
【0012】又(5)通信網3は、バースト転送の通信
予約要求の受付開始を行う周期を一定とし、通信端末
は、バースト転送の要求発生により、一定の周期の通信
予約要求の受付開始時点以降に通信予約要求を送出し、
通信網3は、この通信予約要求の受付けが可能の場合
に、要求帯域情報に従ったバースト転送を可能とする予
約受付けを行う過程を含むことができる。
予約要求の受付開始を行う周期を一定とし、通信端末
は、バースト転送の要求発生により、一定の周期の通信
予約要求の受付開始時点以降に通信予約要求を送出し、
通信網3は、この通信予約要求の受付けが可能の場合
に、要求帯域情報に従ったバースト転送を可能とする予
約受付けを行う過程を含むことができる。
【0013】又(6)通信網3は、通信端末からのバー
スト転送の時間長による帯域情報を含む通信予約要求に
より、発側の通信端末と着側の通信端末との間の経路上
で要求時間長の割当てが可能か否かを判定し、割当てが
可能の場合に、この時間長によるバースト転送を可能と
する時間長指定の予約受付けを行う過程を含むことがで
きる。
スト転送の時間長による帯域情報を含む通信予約要求に
より、発側の通信端末と着側の通信端末との間の経路上
で要求時間長の割当てが可能か否かを判定し、割当てが
可能の場合に、この時間長によるバースト転送を可能と
する時間長指定の予約受付けを行う過程を含むことがで
きる。
【0014】又(7)通信網3は、通信端末からのバー
スト転送の開始時刻と時間長とによる帯域情報を含む通
信予約要求により、発側の通信端末と着側の通信端末と
の間の経路上で、要求開始時刻から要求時間長のバース
ト転送が可能か否かを判定し、可能の場合に、要求開始
時刻から要求時間長のバースト転送を可能とする時刻指
定の予約受付けを行う過程を含むことができる。
スト転送の開始時刻と時間長とによる帯域情報を含む通
信予約要求により、発側の通信端末と着側の通信端末と
の間の経路上で、要求開始時刻から要求時間長のバース
ト転送が可能か否かを判定し、可能の場合に、要求開始
時刻から要求時間長のバースト転送を可能とする時刻指
定の予約受付けを行う過程を含むことができる。
【0015】又(8)通信網3は、通信端末からのバー
スト転送の周期に対する割合による帯域情報を含む通信
予約要求により、発側の通信端末と着側の通信端末との
間の経路上に於ける周期内の空き割合と要求割合とを比
較し、この要求割合によるバースト転送が可能か否かを
判定し、可能の場合に、要求割合によるバースト転送を
可能とする割合指定の予約受付けを行う過程を含むこと
ができる。
スト転送の周期に対する割合による帯域情報を含む通信
予約要求により、発側の通信端末と着側の通信端末との
間の経路上に於ける周期内の空き割合と要求割合とを比
較し、この要求割合によるバースト転送が可能か否かを
判定し、可能の場合に、要求割合によるバースト転送を
可能とする割合指定の予約受付けを行う過程を含むこと
ができる。
【0016】又(9)通信網3は、通信予約要求対応
に、通信開始時刻と通信時間長とを格納した管理テーブ
ルを備え、この管理テーブルを検索して、経路対応の周
期内の予約通信時間長又は空き時間長を求める過程を含
むことができる。これにより、通信予約要求の経路対応
の予約受付けの可否の判定が容易となる。
に、通信開始時刻と通信時間長とを格納した管理テーブ
ルを備え、この管理テーブルを検索して、経路対応の周
期内の予約通信時間長又は空き時間長を求める過程を含
むことができる。これにより、通信予約要求の経路対応
の予約受付けの可否の判定が容易となる。
【0017】又(10)通信網3は、通信予約要求対応
に、周期内の割合と既に通信が終了した割合とを格納し
た管理テーブルを備え、この管理テーブルを検索して、
経路対応の周期内の使用割合又は既に通信が終了した割
合を求める過程を含むことができる。これにより、周期
内の割合による管理が容易とする。
に、周期内の割合と既に通信が終了した割合とを格納し
た管理テーブルを備え、この管理テーブルを検索して、
経路対応の周期内の使用割合又は既に通信が終了した割
合を求める過程を含むことができる。これにより、周期
内の割合による管理が容易とする。
【0018】又(11)通信網3は、通信予約テーブル
と、現在時刻読取装置と、出力バッファと、選択装置
と、固有番号検索装置とを備え、通信予約テーブルに、
固有番号対応に通信開始時刻と通信時間長とを格納し、
現在時刻読取装置による現在時刻が、通信予約テーブル
の通信開始時刻及び通信時間長による時間帯を示す時
に、出力バッファから固有番号対応のデータを読出して
着側の通信端末又は着側のスイッチに送出する過程を含
むことができる。
と、現在時刻読取装置と、出力バッファと、選択装置
と、固有番号検索装置とを備え、通信予約テーブルに、
固有番号対応に通信開始時刻と通信時間長とを格納し、
現在時刻読取装置による現在時刻が、通信予約テーブル
の通信開始時刻及び通信時間長による時間帯を示す時
に、出力バッファから固有番号対応のデータを読出して
着側の通信端末又は着側のスイッチに送出する過程を含
むことができる。
【0019】又(12)通信網3は、通信予約テーブル
と、現在時刻読取装置と、出力バッファと、選択装置
と、固有番号検索装置とを備え、通信予約テーブルに、
固有番号対応に通信開始時刻と通信時間長とを格納し、
現在時刻読取装置による現在時刻が、通信予約テーブル
の通信開始時刻及び通信時間長による時間帯を示す時
に、出力バッファに該当するデータが存在しない場合
は、任意に選択したデータをこの出力バッファから読出
して着側の通信端末又は着側のスイッチに送出する過程
を含むことができる。
と、現在時刻読取装置と、出力バッファと、選択装置
と、固有番号検索装置とを備え、通信予約テーブルに、
固有番号対応に通信開始時刻と通信時間長とを格納し、
現在時刻読取装置による現在時刻が、通信予約テーブル
の通信開始時刻及び通信時間長による時間帯を示す時
に、出力バッファに該当するデータが存在しない場合
は、任意に選択したデータをこの出力バッファから読出
して着側の通信端末又は着側のスイッチに送出する過程
を含むことができる。
【0020】又(13)通信網3は、通信予約要求に従
ってバースト転送を行うデータに対して予約を示す識別
子を付加して送出し、この識別子を付加されたデータを
優先的に処理する過程を含むことができる。これによ
り、識別子が付加されたデータはバースト転送の為に予
約時間帯に送出されたものとして、通信網3内に於いて
は優先的に処理される。
ってバースト転送を行うデータに対して予約を示す識別
子を付加して送出し、この識別子を付加されたデータを
優先的に処理する過程を含むことができる。これによ
り、識別子が付加されたデータはバースト転送の為に予
約時間帯に送出されたものとして、通信網3内に於いて
は優先的に処理される。
【0021】又(14)通信網3は、各リンクについて
予約状況を収集し、発側の通信端末からのバースト通信
の通信予約要求に対して予約状況を参照し、要求通信開
始時刻から通信時間長の時間帯について、発側の通信端
末のリンクと着側の通信端末のリンクとの間を通して予
約できるか否かを判定し、予約できる場合は、要求通信
開始時刻からバースト転送を行う予約を行い、予約でき
ない場合は、各リンクに於ける空き時間帯を調べて、発
側の通信端末のリンクの予約時間帯と同一又はそれより
順次遅くなる時間帯を、着側の通信端末方向の各リンク
に対して予約時間帯を設定する過程を含むことができ
る。
予約状況を収集し、発側の通信端末からのバースト通信
の通信予約要求に対して予約状況を参照し、要求通信開
始時刻から通信時間長の時間帯について、発側の通信端
末のリンクと着側の通信端末のリンクとの間を通して予
約できるか否かを判定し、予約できる場合は、要求通信
開始時刻からバースト転送を行う予約を行い、予約でき
ない場合は、各リンクに於ける空き時間帯を調べて、発
側の通信端末のリンクの予約時間帯と同一又はそれより
順次遅くなる時間帯を、着側の通信端末方向の各リンク
に対して予約時間帯を設定する過程を含むことができ
る。
【0022】又(15)通信網3は、発側の通信端末か
らのバースト通信の通信予約要求に対して、発側の通信
端末のリンクの予約状況を参照し、要求通信開始時刻か
ら通信時間長の時間帯について予約できるか否かを判定
し、予約できる場合は、次のリンクに於いて、予約でき
た時間帯と同一又はそれより遅い時間帯を予約し、順次
着側の通信端末のリンクまで予約を行う過程を含むこと
ができる。即ち、リンク毎に分散処理により順次予約時
間帯を設定することができる。
らのバースト通信の通信予約要求に対して、発側の通信
端末のリンクの予約状況を参照し、要求通信開始時刻か
ら通信時間長の時間帯について予約できるか否かを判定
し、予約できる場合は、次のリンクに於いて、予約でき
た時間帯と同一又はそれより遅い時間帯を予約し、順次
着側の通信端末のリンクまで予約を行う過程を含むこと
ができる。即ち、リンク毎に分散処理により順次予約時
間帯を設定することができる。
【0023】又(16)通信網3は、発側の通信端末か
らのバースト通信の通信予約要求に対して、発側の通信
端末のリンクの予約状況を参照し、要求時間帯が予約済
時間帯と重なる時に、発側の通信端末に対して周期内の
空き時間帯を通知する過程を含むことができる。それに
より、発側の通信端末は、空き時間帯を通信開始時刻と
して指定し、又空き時間長を基に通信時間長を指定し
て、バースト通信の通信予約要求を行うことができる。
らのバースト通信の通信予約要求に対して、発側の通信
端末のリンクの予約状況を参照し、要求時間帯が予約済
時間帯と重なる時に、発側の通信端末に対して周期内の
空き時間帯を通知する過程を含むことができる。それに
より、発側の通信端末は、空き時間帯を通信開始時刻と
して指定し、又空き時間長を基に通信時間長を指定し
て、バースト通信の通信予約要求を行うことができる。
【0024】又(17)通信網3は、発側の通信端末か
らのバースト通信の通信予約要求に対して、発側の通信
端末のリンクの予約状況を参照し、要求時間帯が予約済
時間帯と重なる時に、この予約済時間帯を予約した通信
端末に対して、この予約済時間帯の変更の可否を問い合
わせ、変更可能の場合は、この予約済時間帯を変更し、
発側の通信端末からの通信予約要求を受付ける過程を含
むことができる。この場合、通信予約要求を行った通信
端末が緊急性を有する場合、或いは通信網3内に於ける
優先順位が高い場合に、この通信予約要求を優先して要
求通信開始時刻を予約することができる。
らのバースト通信の通信予約要求に対して、発側の通信
端末のリンクの予約状況を参照し、要求時間帯が予約済
時間帯と重なる時に、この予約済時間帯を予約した通信
端末に対して、この予約済時間帯の変更の可否を問い合
わせ、変更可能の場合は、この予約済時間帯を変更し、
発側の通信端末からの通信予約要求を受付ける過程を含
むことができる。この場合、通信予約要求を行った通信
端末が緊急性を有する場合、或いは通信網3内に於ける
優先順位が高い場合に、この通信予約要求を優先して要
求通信開始時刻を予約することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】図2は通信網の説明図であり、ロ
ーカルエリアネットワーク(LAN)による通信網の場
合を示し、3はATM−LANによる通信網、21は網
資源管理装置、22はATMスイッチ、PCはパーソナ
ルコンピュータ、WSはワークステーション、WANは
広域ネットワークを示す。網資源管理装置21は、或る
周期毎の通信端末に相当するパーソナルコンピュータP
C又はワークステーションWSからのバースト転送の通
信予約要求を受付けた場合、その通信予約要求の時間帯
に於いてバースト転送を可能とするものである。
ーカルエリアネットワーク(LAN)による通信網の場
合を示し、3はATM−LANによる通信網、21は網
資源管理装置、22はATMスイッチ、PCはパーソナ
ルコンピュータ、WSはワークステーション、WANは
広域ネットワークを示す。網資源管理装置21は、或る
周期毎の通信端末に相当するパーソナルコンピュータP
C又はワークステーションWSからのバースト転送の通
信予約要求を受付けた場合、その通信予約要求の時間帯
に於いてバースト転送を可能とするものである。
【0026】この通信網3は、ATM−LANのみでな
く、ATM交換機,パケット交換機等を含む公衆網或い
は時分割多重方式による通信網を含むものである。又A
TM−LANに網資源管理装置21を設けて集中管理を
行う場合を示すが、各ATMスイッチ22にそれぞれ資
源管理装置21の機能を設けて分散管理を行わせること
も可能である。又バースト転送の通信予約要求は、発側
及び着側の通信端末のアドレス情報と、バースト転送の
開始時刻、通信時間長を含む帯域情報、又は周期に対す
る割合で示す帯域情報を含むものである。
く、ATM交換機,パケット交換機等を含む公衆網或い
は時分割多重方式による通信網を含むものである。又A
TM−LANに網資源管理装置21を設けて集中管理を
行う場合を示すが、各ATMスイッチ22にそれぞれ資
源管理装置21の機能を設けて分散管理を行わせること
も可能である。又バースト転送の通信予約要求は、発側
及び着側の通信端末のアドレス情報と、バースト転送の
開始時刻、通信時間長を含む帯域情報、又は周期に対す
る割合で示す帯域情報を含むものである。
【0027】図3はATM交換装置の説明図であり、図
2に於けるATMスイッチ22に相当する構成を示し、
51は交換装置、52は出力制御装置、53は出力バッ
ファ、54はセル選択装置、55は現在時刻取得装置、
56は予約データ部を示す。入方路からのATMセル
が、そのヘッダの仮想パス識別子VPI,仮想チャネル
識別子VCIを基に、交換装置51により出方路対応の
出力制御装置52に転送され、出力バッファ53を介し
て出方路に送出される。
2に於けるATMスイッチ22に相当する構成を示し、
51は交換装置、52は出力制御装置、53は出力バッ
ファ、54はセル選択装置、55は現在時刻取得装置、
56は予約データ部を示す。入方路からのATMセル
が、そのヘッダの仮想パス識別子VPI,仮想チャネル
識別子VCIを基に、交換装置51により出方路対応の
出力制御装置52に転送され、出力バッファ53を介し
て出方路に送出される。
【0028】この出方路対応の出力制御装置52は、出
力バッファ53とセル選択装置54とを備え、このセル
選択装置54は、現在時刻取得装置55と予約データ部
56との間で必要なデータを転送して、出力バッファ5
3からATMセルを読出して送出する。この予約データ
部56は、バースト転送を要求する通信端末からの通信
予約要求によって通信開始時刻,通信時間長等の予約時
間データを、着側の通信端末対応に格納する。この場合
の着側の通信端末は、VPI,VCI等によるヘッダデ
ータとして示している。
力バッファ53とセル選択装置54とを備え、このセル
選択装置54は、現在時刻取得装置55と予約データ部
56との間で必要なデータを転送して、出力バッファ5
3からATMセルを読出して送出する。この予約データ
部56は、バースト転送を要求する通信端末からの通信
予約要求によって通信開始時刻,通信時間長等の予約時
間データを、着側の通信端末対応に格納する。この場合
の着側の通信端末は、VPI,VCI等によるヘッダデ
ータとして示している。
【0029】従って、セル選択装置54は、予約データ
部56のヘッダデータ(VPI,VCI等)対応の予約
時間データを識別し、現在時刻取得装置55からの現在
時刻情報が、予約データ部56の予約時間データに相当
する場合に、そのヘッダデータに従ったATMセルを、
出力バッファ53から順次読出して送出する。それによ
り、通信網を専有した状態で、予約した時間長内に於い
てバースト転送を行うことができる。
部56のヘッダデータ(VPI,VCI等)対応の予約
時間データを識別し、現在時刻取得装置55からの現在
時刻情報が、予約データ部56の予約時間データに相当
する場合に、そのヘッダデータに従ったATMセルを、
出力バッファ53から順次読出して送出する。それによ
り、通信網を専有した状態で、予約した時間長内に於い
てバースト転送を行うことができる。
【0030】図4は網資源管理装置の説明図であり、図
2に於ける網資源管理装置21に相当した構成を示し、
又図1に於ける要求受付手段4,通信要求解析手段5,
経路設定手段6及び帯域予約手段7をそれぞれ同一符号
の要求受付装置4,要求解析装置5,経路設定装置6,
帯域予約装置7として示している。又8は経路データ,
帯域予約データ等を格納した網資源データ部を示す。又
帯域予約装置7は、開始時刻指定予約,時間長指定予
約,割合指定予約等の予約機能を備えている。
2に於ける網資源管理装置21に相当した構成を示し、
又図1に於ける要求受付手段4,通信要求解析手段5,
経路設定手段6及び帯域予約手段7をそれぞれ同一符号
の要求受付装置4,要求解析装置5,経路設定装置6,
帯域予約装置7として示している。又8は経路データ,
帯域予約データ等を格納した網資源データ部を示す。又
帯域予約装置7は、開始時刻指定予約,時間長指定予
約,割合指定予約等の予約機能を備えている。
【0031】通信端末からの予約要求を要求受付装置4
により受信すると、要求解析装置5により解析し、発側
アドレス,着側アドレス等による通信端末のアドレス情
報を経路設定装置6に転送し、開始時刻指定,時間長指
定,割合指定等による要求帯域情報を帯域予約装置7に
転送し、帯域予約装置7は、網資源データ部8の経路デ
ータ,帯域予約データを参照して予約の可否を判定し、
予約結果を通信端末へ通知する。このような網資源管理
装置の要求受付装置4,要求解析装置5,経路設定装置
6及び帯域予約装置7は、それぞれの専用のハードウェ
アとして構成することもできるが、例えば、プロセッサ
の処理機能によっても実現することができる。
により受信すると、要求解析装置5により解析し、発側
アドレス,着側アドレス等による通信端末のアドレス情
報を経路設定装置6に転送し、開始時刻指定,時間長指
定,割合指定等による要求帯域情報を帯域予約装置7に
転送し、帯域予約装置7は、網資源データ部8の経路デ
ータ,帯域予約データを参照して予約の可否を判定し、
予約結果を通信端末へ通知する。このような網資源管理
装置の要求受付装置4,要求解析装置5,経路設定装置
6及び帯域予約装置7は、それぞれの専用のハードウェ
アとして構成することもできるが、例えば、プロセッサ
の処理機能によっても実現することができる。
【0032】図5は本発明の実施の形態の説明図であ
り、図1の原理図に対応した構成を示し、通信端末1,
2が通信網3に収容されている。この通信網3は、前述
の網資源管理装置21等による要求受付装置4と、通信
要求解析装置5と、経路設定装置6と、帯域予約装置7
とを備えている。そして、通信端末1,2からの図示を
省略した他の通信端末へのバースト転送の通信予約要求
A,Bを要求受付装置4に送出する。
り、図1の原理図に対応した構成を示し、通信端末1,
2が通信網3に収容されている。この通信網3は、前述
の網資源管理装置21等による要求受付装置4と、通信
要求解析装置5と、経路設定装置6と、帯域予約装置7
とを備えている。そして、通信端末1,2からの図示を
省略した他の通信端末へのバースト転送の通信予約要求
A,Bを要求受付装置4に送出する。
【0033】通信要求解析装置5は、要求受付装置4に
より受付けた通信予約要求A,Bの内容の帯域及び通信
先を解析し、発側アドレスと着側アドレスとを基にした
通信先アドレス情報10を経路設定装置6へ転送し、又
通信開始時刻指定,通信時間長,周期内の割合等による
要求帯域情報11を帯域予約装置7へ転送する。経路設
定装置6は、通信先アドレス情報10を基に、発側の通
信端末と着側の通信端末との間の通信経路を示す通信経
路情報12を帯域予約装置7へ転送する。
より受付けた通信予約要求A,Bの内容の帯域及び通信
先を解析し、発側アドレスと着側アドレスとを基にした
通信先アドレス情報10を経路設定装置6へ転送し、又
通信開始時刻指定,通信時間長,周期内の割合等による
要求帯域情報11を帯域予約装置7へ転送する。経路設
定装置6は、通信先アドレス情報10を基に、発側の通
信端末と着側の通信端末との間の通信経路を示す通信経
路情報12を帯域予約装置7へ転送する。
【0034】帯域予約装置7は、通信経路情報12と、
要求帯域情報11とを基に、予約が可能か否かを判定す
る。予約可能の場合は、点線矢印で示すように、通信予
約要求A,Bを送出した通信端末1,2に予約結果を通
知し、通信網3の交換機等の通信資源を予約する。又こ
の場合のバースト転送の通信予約要求A,Bに対して、
下方に示すように、所定の周期内で、要求帯域に対応し
た時間帯を割当てるように予約を受付けて、受付処理を
終了する。その場合、バースト転送の開始時刻指定予約
又は時間長指定予約又は割合指定予約を行うことにな
る。そして、予め定めた一定の周期内或いは通信量に対
応して変更する可変の周期内の予約時間帯に於いて、そ
れぞれ通信端末1,2の送信を開始させることにより、
バースト転送を行うことができる。この時の予約結果を
点線矢印で示すように、通信予約要求A,Bを行った通
信端末1,2に通知すると、通信端末1,2は、予約時
間帯に於ける自通信端末の各部のカード,モジュール,
ポート等の端末資源を予約することができる。従って、
予約時間帯に於いてデータの転送経路を占有してバース
ト転送を行うことができる。
要求帯域情報11とを基に、予約が可能か否かを判定す
る。予約可能の場合は、点線矢印で示すように、通信予
約要求A,Bを送出した通信端末1,2に予約結果を通
知し、通信網3の交換機等の通信資源を予約する。又こ
の場合のバースト転送の通信予約要求A,Bに対して、
下方に示すように、所定の周期内で、要求帯域に対応し
た時間帯を割当てるように予約を受付けて、受付処理を
終了する。その場合、バースト転送の開始時刻指定予約
又は時間長指定予約又は割合指定予約を行うことにな
る。そして、予め定めた一定の周期内或いは通信量に対
応して変更する可変の周期内の予約時間帯に於いて、そ
れぞれ通信端末1,2の送信を開始させることにより、
バースト転送を行うことができる。この時の予約結果を
点線矢印で示すように、通信予約要求A,Bを行った通
信端末1,2に通知すると、通信端末1,2は、予約時
間帯に於ける自通信端末の各部のカード,モジュール,
ポート等の端末資源を予約することができる。従って、
予約時間帯に於いてデータの転送経路を占有してバース
ト転送を行うことができる。
【0035】図6は本発明の実施の形態のシーケンス説
明図であり、通信端末と網資源管理装置との間について
示し、発側の通信端末から、通信端末固有又は仮想パス
識別子VPI,仮想チャネル識別子VCIに相当する識
別番号ID、発側アドレス、着側アドレス、通信量等を
含む通信予約要求を送出すると、網資源管理装置は、転
送誤り等がなければ、通信予約要求を受信したことを示
す要求受付ACKを送出する。
明図であり、通信端末と網資源管理装置との間について
示し、発側の通信端末から、通信端末固有又は仮想パス
識別子VPI,仮想チャネル識別子VCIに相当する識
別番号ID、発側アドレス、着側アドレス、通信量等を
含む通信予約要求を送出すると、網資源管理装置は、転
送誤り等がなければ、通信予約要求を受信したことを示
す要求受付ACKを送出する。
【0036】そして、網資源管理装置は、発側アドレス
と着側アドレスとに従った通信経路に於ける周期内の空
き時間と、要求通信量とを比較し、空き時間内に要求通
信量のデータを転送可能と判断すると、予約受付可能と
判定する。又空き時間内に要求通信量のデータを転送不
可能と判断すると、予約受付不可能と判定する。そし
て、予約結果を通信端末に通知する。予約受付可能の場
合は、通信端末の識別番号IDと、バースト転送の開始
時刻とを通信端末に通知し、通信端末は予約受信ACK
を網資源管理装置へ送出する。又予約受付けが不可能の
場合は、その旨を通信端末へ通知する。
と着側アドレスとに従った通信経路に於ける周期内の空
き時間と、要求通信量とを比較し、空き時間内に要求通
信量のデータを転送可能と判断すると、予約受付可能と
判定する。又空き時間内に要求通信量のデータを転送不
可能と判断すると、予約受付不可能と判定する。そし
て、予約結果を通信端末に通知する。予約受付可能の場
合は、通信端末の識別番号IDと、バースト転送の開始
時刻とを通信端末に通知し、通信端末は予約受信ACK
を網資源管理装置へ送出する。又予約受付けが不可能の
場合は、その旨を通信端末へ通知する。
【0037】図7は通信予約要求の一例のフォーマット
説明図であり、IDは通信端末又はVPI,VCI等に
よる固有番号、DSTは発側アドレス、ORGは着側ア
ドレス、SIZEは通信量、TIMEは通信開始希望時
刻、PERIODは発生間隔、PSIZEは発生単位を
示す。この場合、固有番号IDと発側アドレスDSTと
着側アドレスORGと通信量SIZEとを必須項目と
し、通信開始希望時刻TIMEと発生間隔PERIOD
と発生単位PSIZEとをオプション項目としている
が、システムに対応して必須項目とオプション項目とを
変更することができるものである。或いは他の項目を追
加することも可能である。
説明図であり、IDは通信端末又はVPI,VCI等に
よる固有番号、DSTは発側アドレス、ORGは着側ア
ドレス、SIZEは通信量、TIMEは通信開始希望時
刻、PERIODは発生間隔、PSIZEは発生単位を
示す。この場合、固有番号IDと発側アドレスDSTと
着側アドレスORGと通信量SIZEとを必須項目と
し、通信開始希望時刻TIMEと発生間隔PERIOD
と発生単位PSIZEとをオプション項目としている
が、システムに対応して必須項目とオプション項目とを
変更することができるものである。或いは他の項目を追
加することも可能である。
【0038】図8は通信予約要求の一括受付けの場合の
説明図であり、複数の通信端末からバースト転送の通信
予約要求が要求一括受付装置15に入力され、要求一括
受付装置15は、同時的に入力された通信予約要求A,
B,Cについて、順次、要求受付装置4に転送すること
ができる。或いは、要求受付装置4や要求解析装置5が
並列処理を可能とした構成の場合は、複数の通信予約要
求A,B,Cを一括受付装置15で受信すると、並列的
に要求受付装置4へ転送することができる。
説明図であり、複数の通信端末からバースト転送の通信
予約要求が要求一括受付装置15に入力され、要求一括
受付装置15は、同時的に入力された通信予約要求A,
B,Cについて、順次、要求受付装置4に転送すること
ができる。或いは、要求受付装置4や要求解析装置5が
並列処理を可能とした構成の場合は、複数の通信予約要
求A,B,Cを一括受付装置15で受信すると、並列的
に要求受付装置4へ転送することができる。
【0039】図9は要求一括受付装置の説明図であり、
この要求一括受付装置15を、網資源管理装置21内に
設けた場合を示し、16はATMインタフェースカード
により構成された要求受信装置、17は内部メモリによ
り構成された要求記憶装置、9は網資源管理装置21の
要求受付装置4と要求解析装置5等を含む要求処理(解
析)装置を示す。
この要求一括受付装置15を、網資源管理装置21内に
設けた場合を示し、16はATMインタフェースカード
により構成された要求受信装置、17は内部メモリによ
り構成された要求記憶装置、9は網資源管理装置21の
要求受付装置4と要求解析装置5等を含む要求処理(解
析)装置を示す。
【0040】要求受信装置16は、ATM網を介して複
数の通信端末からのバースト転送の通信予約要求を受信
して、要求記憶装置17に蓄積する。要求処理(解析)
装置9は、要求記憶装置17に対して要求読出制御を行
い、それに従って読出された要求情報を受信して、前述
のように、通信予約要求を受付可能か否かの判定処理を
行うことになる。
数の通信端末からのバースト転送の通信予約要求を受信
して、要求記憶装置17に蓄積する。要求処理(解析)
装置9は、要求記憶装置17に対して要求読出制御を行
い、それに従って読出された要求情報を受信して、前述
のように、通信予約要求を受付可能か否かの判定処理を
行うことになる。
【0041】この場合に、同時に到着した複数の通信予
約要求についても一括受付けを行い、前述のように並列
処理を行うか、又は相互関係を調べて、優先順位に従っ
て処理を行うことができる。例えば、通信時間長が長い
通信予約要求よりも通信時間長が短い通信予約要求を優
先的に予約処理する。又は周期に対する割合が大きい通
信予約要求よりも割合が小さい通信予約要求を優先的に
予約処理することができる。即ち、通信量の少ないバー
スト転送を先に予約し、全体としての遅延時間を小さく
することができる。
約要求についても一括受付けを行い、前述のように並列
処理を行うか、又は相互関係を調べて、優先順位に従っ
て処理を行うことができる。例えば、通信時間長が長い
通信予約要求よりも通信時間長が短い通信予約要求を優
先的に予約処理する。又は周期に対する割合が大きい通
信予約要求よりも割合が小さい通信予約要求を優先的に
予約処理することができる。即ち、通信量の少ないバー
スト転送を先に予約し、全体としての遅延時間を小さく
することができる。
【0042】図10は時間帯毎の通信予約要求の説明図
であり、複数の通信端末から通信予約要求A,B,Cに
ついて示し、それぞれ周期毎に、通信開始時刻と通信時
間長とが指定されて予約受付けが行われた場合を示し、
この通信予約要求A,B,Cに従って通信端末から通信
を開始することにより、通信網は、予約A,B,Cとし
て示すように、通信網を専有させる状態としてバースト
転送を行わせる。
であり、複数の通信端末から通信予約要求A,B,Cに
ついて示し、それぞれ周期毎に、通信開始時刻と通信時
間長とが指定されて予約受付けが行われた場合を示し、
この通信予約要求A,B,Cに従って通信端末から通信
を開始することにより、通信網は、予約A,B,Cとし
て示すように、通信網を専有させる状態としてバースト
転送を行わせる。
【0043】又この場合の通信端末に対して割当てる期
間と、通信網の資源割付け期間とを、通信端末からの通
信予約要求等に対応して設定できるもので、従って、1
期間目,2期間目,3期間目との時間長が異なる場合を
示している。なお、各期間の時間長を同一とすることも
可能である。
間と、通信網の資源割付け期間とを、通信端末からの通
信予約要求等に対応して設定できるもので、従って、1
期間目,2期間目,3期間目との時間長が異なる場合を
示している。なお、各期間の時間長を同一とすることも
可能である。
【0044】又予約した通信開始時刻に通信端末が通信
を開始した場合を示すが、通信網側で遅延を許容できる
場合や空き時間が多い場合には、それぞれの期間内でバ
ースト転送が完了する時刻に通信を開始することも可能
である。又通信予約要求受付けにより通信経路設定を行
うことが可能であるから、その場合には、バースト転送
開始毎に通信経路設定を行う必要がなく、直ちにバース
ト転送の処理を開始することができる。
を開始した場合を示すが、通信網側で遅延を許容できる
場合や空き時間が多い場合には、それぞれの期間内でバ
ースト転送が完了する時刻に通信を開始することも可能
である。又通信予約要求受付けにより通信経路設定を行
うことが可能であるから、その場合には、バースト転送
開始毎に通信経路設定を行う必要がなく、直ちにバース
ト転送の処理を開始することができる。
【0045】図11は周期的転送の場合の説明図であ
り、通信網は、通信予約要求受付けを一定の周期t1毎
に開始する。従って、通信端末は、この周期t1を予め
識別することができるから、通信網側の予約要求受付開
始の状態であるか否かを相互に通信して確認することな
く、通信予約要求を通信網に対して転送することができ
る。なお、図10に示す場合は、各周期が一定でないか
ら、通信網側の予約要求受付開始の状態を識別する為の
相互の通信が必要となる。そして、通信予約要求が通信
網に於いて受付けられると、通信端末は、その予約した
周期の予約時間帯に於いてバースト転送を開始すること
ができる。
り、通信網は、通信予約要求受付けを一定の周期t1毎
に開始する。従って、通信端末は、この周期t1を予め
識別することができるから、通信網側の予約要求受付開
始の状態であるか否かを相互に通信して確認することな
く、通信予約要求を通信網に対して転送することができ
る。なお、図10に示す場合は、各周期が一定でないか
ら、通信網側の予約要求受付開始の状態を識別する為の
相互の通信が必要となる。そして、通信予約要求が通信
網に於いて受付けられると、通信端末は、その予約した
周期の予約時間帯に於いてバースト転送を開始すること
ができる。
【0046】図12は開始時刻指定予約と時間長指定予
約との場合の説明図であり、通信端末からのバースト転
送の通信予約要求Aは、通信量に対応した通信時間長
「0070」と、通信開始時刻「0000」と、通信先
の通信端末(目的地端末)ID「5」とを含む場合を示
し、又通信予約要求Bは、通信時間長「0100」と、
通信開始時刻「0200」と、通信先の通信端末(目的
地端末)ID「9」とを含む場合を示す。
約との場合の説明図であり、通信端末からのバースト転
送の通信予約要求Aは、通信量に対応した通信時間長
「0070」と、通信開始時刻「0000」と、通信先
の通信端末(目的地端末)ID「5」とを含む場合を示
し、又通信予約要求Bは、通信時間長「0100」と、
通信開始時刻「0200」と、通信先の通信端末(目的
地端末)ID「9」とを含む場合を示す。
【0047】要求受付装置4は、例えば、図7に示すフ
ォーマットによる通信予約要求A,Bを受信し、要求解
析装置5からの読出要求に従って例えば通信予約要求A
を読出し、通信時間長により要求帯域を識別して(7)
で示す帯域予約装置7へ転送し、又通信先の通信端末I
Dにより通信先情報を識別して(6)で示す経路設定装
置6へ転送し、この経路設定装置6から通信経路情報を
帯域予約装置7へ転送する。帯域予約装置7は、通信時
間長「0070」と、通信開始時刻「0000」と、通
信先の経路を示す通信網のIDの「ID−017」と、
1番目の通信予約要求の「A1」とを含む情報を予約情
報として格納することになる。
ォーマットによる通信予約要求A,Bを受信し、要求解
析装置5からの読出要求に従って例えば通信予約要求A
を読出し、通信時間長により要求帯域を識別して(7)
で示す帯域予約装置7へ転送し、又通信先の通信端末I
Dにより通信先情報を識別して(6)で示す経路設定装
置6へ転送し、この経路設定装置6から通信経路情報を
帯域予約装置7へ転送する。帯域予約装置7は、通信時
間長「0070」と、通信開始時刻「0000」と、通
信先の経路を示す通信網のIDの「ID−017」と、
1番目の通信予約要求の「A1」とを含む情報を予約情
報として格納することになる。
【0048】又要求解析装置5が逐次処理を行う場合を
示すが、この要求解析装置5が並列処理を可能とする構
成の場合、要求受付装置4に於いて受付けた通信予約要
求A,B,・・・を並列処理可能の個数だけ同時的に読
出して処理することも可能である。同様に、経路設定装
置6、帯域予約装置7も並列処理が可能の場合、それぞ
れ複数の解析結果を並列転送して処理することができ
る。
示すが、この要求解析装置5が並列処理を可能とする構
成の場合、要求受付装置4に於いて受付けた通信予約要
求A,B,・・・を並列処理可能の個数だけ同時的に読
出して処理することも可能である。同様に、経路設定装
置6、帯域予約装置7も並列処理が可能の場合、それぞ
れ複数の解析結果を並列転送して処理することができ
る。
【0049】図13は期間に対する割合指定予約の場合
の説明図であり、通信端末からのバースト転送の通信予
約要求Aは、通信量に対応する周期期間に対する割合
「040」(1周期の期間の4%)と、通信先の通信端
末(目的地端末)ID「5」とを含み、又通信予約要求
Bは、通信量に対応する周期期間に対する割合「02
0」(1周期の期間の2%)と通信先の通信端末(目的
地端末)ID「9」とを含む場合を示す。
の説明図であり、通信端末からのバースト転送の通信予
約要求Aは、通信量に対応する周期期間に対する割合
「040」(1周期の期間の4%)と、通信先の通信端
末(目的地端末)ID「5」とを含み、又通信予約要求
Bは、通信量に対応する周期期間に対する割合「02
0」(1周期の期間の2%)と通信先の通信端末(目的
地端末)ID「9」とを含む場合を示す。
【0050】要求受付装置4は、この通信予約要求A,
Bを受付け、要求解析装置5からの要求に従って通信予
約要求A,Bを順次転送する。前述のように、要求解析
装置5が並列処理可能の構成の場合は、並列的に通信予
約要求A,Bを転送することができる。
Bを受付け、要求解析装置5からの要求に従って通信予
約要求A,Bを順次転送する。前述のように、要求解析
装置5が並列処理可能の構成の場合は、並列的に通信予
約要求A,Bを転送することができる。
【0051】要求解析装置5は、周期期間に対する割合
「040」により、通信時間長「0100」(例えば、
周期2500msの場合、4%の割合は、100msと
なる)と、通信開始時刻を任意(周期期間内の任意の時
刻)とし、通信先の経路を示す通信網のIDの「ID−
017」と、1番目の通信予約要求の「A1」とを含む
情報を予約情報として、帯域予約装置7に於いて格納す
る。
「040」により、通信時間長「0100」(例えば、
周期2500msの場合、4%の割合は、100msと
なる)と、通信開始時刻を任意(周期期間内の任意の時
刻)とし、通信先の経路を示す通信網のIDの「ID−
017」と、1番目の通信予約要求の「A1」とを含む
情報を予約情報として、帯域予約装置7に於いて格納す
る。
【0052】図14は通信網資源管理の説明図であり、
通信経路21〜25と、通信経路の切替えを行うスイッ
チ27〜29とを含む通信網3に於いて、通信経路21
〜25対応に、通信開始時刻,通信時間長,通信端末I
Dを記憶できる管理テーブル30〜35を備え、又これ
らの管理テーブル30〜35を検索するテーブル検索装
置37を備えている。各管理テーブル30〜35は、通
信網3を集中管理する網資源管理装置に設けるか、或い
はスイッチ27〜29対応に分散配置することができ
る。
通信経路21〜25と、通信経路の切替えを行うスイッ
チ27〜29とを含む通信網3に於いて、通信経路21
〜25対応に、通信開始時刻,通信時間長,通信端末I
Dを記憶できる管理テーブル30〜35を備え、又これ
らの管理テーブル30〜35を検索するテーブル検索装
置37を備えている。各管理テーブル30〜35は、通
信網3を集中管理する網資源管理装置に設けるか、或い
はスイッチ27〜29対応に分散配置することができ
る。
【0053】図15は管理テーブル検索の説明図であ
り、図14に於ける管理テーブル30をテーブル検索装
置37により検索する場合を示し、管理テーブル30
は、通信に於ける固有番号IDと、通信開始時刻と、通
信時間長との領域を有し、ID「A1,B6,A3」
と、これに対応する通信開始時刻「0014,017
3,0340」及び通信時間長「0120,0167,
0030」が記憶されている場合を示す。
り、図14に於ける管理テーブル30をテーブル検索装
置37により検索する場合を示し、管理テーブル30
は、通信に於ける固有番号IDと、通信開始時刻と、通
信時間長との領域を有し、ID「A1,B6,A3」
と、これに対応する通信開始時刻「0014,017
3,0340」及び通信時間長「0120,0167,
0030」が記憶されている場合を示す。
【0054】例えば、通信経路21(図14参照)の周
期内の通信利用時間の合計時間を得る場合、テーブル検
索装置37に通信時間長を問い合わせると、テーブル検
索装置37は管理テーブル30から通信時間長を読出
す。この通信時間長「0120,0167,0030」
を加算することにより、通信利用時間は「0317」で
あることが判る。それにより、周期内の空き時間を容易
に求めることができることにより、通信経路21に於け
る通信予約要求が発生した場合の受付可能か否かの判定
を容易に行うことができる。
期内の通信利用時間の合計時間を得る場合、テーブル検
索装置37に通信時間長を問い合わせると、テーブル検
索装置37は管理テーブル30から通信時間長を読出
す。この通信時間長「0120,0167,0030」
を加算することにより、通信利用時間は「0317」で
あることが判る。それにより、周期内の空き時間を容易
に求めることができることにより、通信経路21に於け
る通信予約要求が発生した場合の受付可能か否かの判定
を容易に行うことができる。
【0055】又テーブル検索装置37は、管理テーブル
30の通信開始時刻と通信時間長とを基に、周期内の空
き時間帯を識別することができるから、通信予約要求時
の開始時刻指定予約については、その開始時刻が空き時
間帯内であるか否かにより、容易に予約受付けが可能か
否かを判定することができる。
30の通信開始時刻と通信時間長とを基に、周期内の空
き時間帯を識別することができるから、通信予約要求時
の開始時刻指定予約については、その開始時刻が空き時
間帯内であるか否かにより、容易に予約受付けが可能か
否かを判定することができる。
【0056】図16は使用量検索の説明図であり、例え
ば、図14に於ける通信経路22の管理テーブル31の
内容の一例について、ID「A1,B6,A3」と、使
用割合「17,28,14」と、既に通信した割合
「0,11,3」とが記憶されている場合を示し、通信
経路22に於いて、既に通信した割合についての問い合
わせがあると、テーブル検索装置39は、管理テーブル
31を検索して、既に通信した割合「11,3」を読出
して加算することにより、通信経路22について既に通
信した割合「14」を求めることができる。その場合
に、使用割合「17,28,14」を読出して加算する
ことにより、通信予約要求による通信経路22の使用割
合の合計と、それに対する既に通信した割合の合計とに
より、通信経路22の使用状況や資源の空き状態等を把
握することができる。
ば、図14に於ける通信経路22の管理テーブル31の
内容の一例について、ID「A1,B6,A3」と、使
用割合「17,28,14」と、既に通信した割合
「0,11,3」とが記憶されている場合を示し、通信
経路22に於いて、既に通信した割合についての問い合
わせがあると、テーブル検索装置39は、管理テーブル
31を検索して、既に通信した割合「11,3」を読出
して加算することにより、通信経路22について既に通
信した割合「14」を求めることができる。その場合
に、使用割合「17,28,14」を読出して加算する
ことにより、通信予約要求による通信経路22の使用割
合の合計と、それに対する既に通信した割合の合計とに
より、通信経路22の使用状況や資源の空き状態等を把
握することができる。
【0057】図17は通信開始時刻と通信時間長とによ
る通信予約要求の説明図であり、通信端末T1,T2と
通信端末T3,T4との間を通信網のスイッチ40,4
1を介して接続した状態に於いて、(A)は、通信端末
T1から、通信端末T4への通信予約要求Aと、通信端
末T3への通信予約要求Bとを送出し、通信端末T2か
ら通信端末T3への通信予約要求Cを送出した時、その
1周期内に於いて既に時間帯42が予約済みの場合を示
し、又通信予約要求A,B,Cは通信開始時刻と通信時
間長とを含む場合を示す。
る通信予約要求の説明図であり、通信端末T1,T2と
通信端末T3,T4との間を通信網のスイッチ40,4
1を介して接続した状態に於いて、(A)は、通信端末
T1から、通信端末T4への通信予約要求Aと、通信端
末T3への通信予約要求Bとを送出し、通信端末T2か
ら通信端末T3への通信予約要求Cを送出した時、その
1周期内に於いて既に時間帯42が予約済みの場合を示
し、又通信予約要求A,B,Cは通信開始時刻と通信時
間長とを含む場合を示す。
【0058】この場合、通信端末T1から通信端末T3
への通信予約要求Bは、予約済みの時間帯42と重なる
から、その通信予約要求Bは受付けられないことにな
る。従って、(B)に示すように、通信端末T1から通
信端末T4への通信予約要求Aが43として示すよう
に、又通信端末T2から通信端末T3への通信予約要求
Cが44として示すように、それぞれ受付けられ、それ
ぞれの通信開始時刻に於いて、通信端末T1から通信端
末T4へバースト転送が行われ、又通信端末T2から通
信端末T3へバースト転送が行われる。
への通信予約要求Bは、予約済みの時間帯42と重なる
から、その通信予約要求Bは受付けられないことにな
る。従って、(B)に示すように、通信端末T1から通
信端末T4への通信予約要求Aが43として示すよう
に、又通信端末T2から通信端末T3への通信予約要求
Cが44として示すように、それぞれ受付けられ、それ
ぞれの通信開始時刻に於いて、通信端末T1から通信端
末T4へバースト転送が行われ、又通信端末T2から通
信端末T3へバースト転送が行われる。
【0059】図18は期間に対する割合による通信予約
要求の説明図であり、(A)は、それぞれ割合指定によ
る通信端末T1から通信端末T4への通信予約要求A及
び通信端末T3への通信予約要求Bを送出し、又通信端
末T2から通信端末T3へ通信予約要求Cを送出した場
合、スイッチ40,41間では、46で示す予約済みの
割合が存在するが、空きの割合が充分に存在する場合を
示す。
要求の説明図であり、(A)は、それぞれ割合指定によ
る通信端末T1から通信端末T4への通信予約要求A及
び通信端末T3への通信予約要求Bを送出し、又通信端
末T2から通信端末T3へ通信予約要求Cを送出した場
合、スイッチ40,41間では、46で示す予約済みの
割合が存在するが、空きの割合が充分に存在する場合を
示す。
【0060】そして、それぞれの通信予約要求A,B,
Cによる割合の合計が空きの割合以下であると、(B)
に示すように、1周期に於ける各通信予約要求A,B,
Cについて47,48,49で示すように、割合指定に
よる予約受付けが行われる。そして、通信端末T1,T
2は、1周期内の予約割合であれば、それぞれバースト
転送が可能となる。なお、1周期を超える予約割合とな
る場合の通信予約要求は受付けを拒否される。
Cによる割合の合計が空きの割合以下であると、(B)
に示すように、1周期に於ける各通信予約要求A,B,
Cについて47,48,49で示すように、割合指定に
よる予約受付けが行われる。そして、通信端末T1,T
2は、1周期内の予約割合であれば、それぞれバースト
転送が可能となる。なお、1周期を超える予約割合とな
る場合の通信予約要求は受付けを拒否される。
【0061】図19は通信許可期間内の通信の説明図で
あり、通信網から通信端末に対して通信可能期間taの
通知Naを送出する。これにより通信端末はバースト転
送の要求がある場合、その通信可能期間ta内に於ける
通信開始時刻,通信時間長,その期間taに対する割合
等による通信予約要求を示す通信要求Taを通信網に送
出する。
あり、通信網から通信端末に対して通信可能期間taの
通知Naを送出する。これにより通信端末はバースト転
送の要求がある場合、その通信可能期間ta内に於ける
通信開始時刻,通信時間長,その期間taに対する割合
等による通信予約要求を示す通信要求Taを通信網に送
出する。
【0062】この通信要求Taを通信網が受付けること
ができる場合、送信許可期間tbの通知Nbを送出す
る。通信端末は、この送信許可期間tb内に於いてバー
スト転送の通信Tbを開始する。従って、通信可能期間
taが一定の場合は勿論のこと、可変の場合に於いて
も、通信端末は、通信網から通知された送信許可期間t
b内に於いて、予約した時間長又は割合に基づいてバー
スト転送を行うことができる。
ができる場合、送信許可期間tbの通知Nbを送出す
る。通信端末は、この送信許可期間tb内に於いてバー
スト転送の通信Tbを開始する。従って、通信可能期間
taが一定の場合は勿論のこと、可変の場合に於いて
も、通信端末は、通信網から通知された送信許可期間t
b内に於いて、予約した時間長又は割合に基づいてバー
スト転送を行うことができる。
【0063】図20は網資源管理装置の通信予約要求処
理の機能説明図であり、60は通信予約要求処理部、6
1は読出制御装置、62は経由リンク計算装置、63は
予約空き時間計算装置、64は要求処理装置、65は要
求解析装置、66は書換え装置、67は帯域予約装置、
68は網トポロジデータ記憶装置、69は帯域予約状況
記憶装置、70は要求受付装置、71は予約結果通知装
置である。
理の機能説明図であり、60は通信予約要求処理部、6
1は読出制御装置、62は経由リンク計算装置、63は
予約空き時間計算装置、64は要求処理装置、65は要
求解析装置、66は書換え装置、67は帯域予約装置、
68は網トポロジデータ記憶装置、69は帯域予約状況
記憶装置、70は要求受付装置、71は予約結果通知装
置である。
【0064】予約受付装置70は、図4の要求受付装置
4に相当し、要求解析装置65は図4の要求受付装置5
に相当し、要求処理装置64と帯域予約装置67とが図
4の帯域予約装置7に相当し、経由リンク計算装置62
と網トポロジデータ記憶装置68とが図4の経路設定装
置6に相当する。又網トポロジデータ記憶装置68と帯
域予約状況記憶装置69とが図4の網資源データ部8に
相当する。
4に相当し、要求解析装置65は図4の要求受付装置5
に相当し、要求処理装置64と帯域予約装置67とが図
4の帯域予約装置7に相当し、経由リンク計算装置62
と網トポロジデータ記憶装置68とが図4の経路設定装
置6に相当する。又網トポロジデータ記憶装置68と帯
域予約状況記憶装置69とが図4の網資源データ部8に
相当する。
【0065】読出制御装置61は、要求処理装置64か
らの読出許可に従って、要求受付装置70で受信した通
信端末からのバースト転送の通信予約要求を読出し、要
求解析装置65に転送する。要求解析装置65は、例え
ば、図7に示す通信予約要求フォーマットに従った要求
情報を解析し、発側アドレスと着側アドレスとを経由リ
ンク計算装置62に転送し、時間長指定予約要求時間を
要求処理装置64へ転送する。
らの読出許可に従って、要求受付装置70で受信した通
信端末からのバースト転送の通信予約要求を読出し、要
求解析装置65に転送する。要求解析装置65は、例え
ば、図7に示す通信予約要求フォーマットに従った要求
情報を解析し、発側アドレスと着側アドレスとを経由リ
ンク計算装置62に転送し、時間長指定予約要求時間を
要求処理装置64へ転送する。
【0066】経由リンク計算装置62は、要求解析装置
65からの発側アドレスと着側アドレスとを基に、網ト
ポロジデータ記憶装置68の網トポロジデータを参照し
て、発側通信端末と着側通信端末との間の経由リンクを
求めて、予約空き時間計算装置63へ転送する。予約空
き時間計算装置63は、帯域予約状況記憶装置69に記
憶されている経由リンク対応の予約状況を参照して、空
き時間や通信開始時間を求め、要求処理装置64へ転送
する。
65からの発側アドレスと着側アドレスとを基に、網ト
ポロジデータ記憶装置68の網トポロジデータを参照し
て、発側通信端末と着側通信端末との間の経由リンクを
求めて、予約空き時間計算装置63へ転送する。予約空
き時間計算装置63は、帯域予約状況記憶装置69に記
憶されている経由リンク対応の予約状況を参照して、空
き時間や通信開始時間を求め、要求処理装置64へ転送
する。
【0067】要求処理装置64は、空き時間と要求時間
とを比較し、空き時間の方が長い場合は、帯域予約装置
67へ、残りの空き時間と、開始時刻と、経由リンクと
を含む予約情報を転送し、予約結果通知装置71を介し
て通信端末へ予約結果,開始時刻を含む予約受付情報を
転送する。又帯域予約装置67は、書換え装置66を制
御して帯域予約状況記憶装置69の経由リンク対応の予
約状況を更新する。従って、帯域予約状況記憶装置69
は、バースト転送の通信予約要求を受付ける毎に更新さ
れる。
とを比較し、空き時間の方が長い場合は、帯域予約装置
67へ、残りの空き時間と、開始時刻と、経由リンクと
を含む予約情報を転送し、予約結果通知装置71を介し
て通信端末へ予約結果,開始時刻を含む予約受付情報を
転送する。又帯域予約装置67は、書換え装置66を制
御して帯域予約状況記憶装置69の経由リンク対応の予
約状況を更新する。従って、帯域予約状況記憶装置69
は、バースト転送の通信予約要求を受付ける毎に更新さ
れる。
【0068】図21は本発明の実施の形態のフローチャ
ートであり、通信網又はその網資源管理装置に於いて、
通信端末からのバースト転送の要求メッセージ(通信予
約要求)を受付け(a)、発側アドレスと着側アドレス
とを基に求めた経路上の予約データを収集し(b)、通
信端末からの通信予約要求が時間(通信開始時刻,通信
時間長)で帯域を予約しているか又は周期内の割合で帯
域を予約しているか否かを判定する(c)。
ートであり、通信網又はその網資源管理装置に於いて、
通信端末からのバースト転送の要求メッセージ(通信予
約要求)を受付け(a)、発側アドレスと着側アドレス
とを基に求めた経路上の予約データを収集し(b)、通
信端末からの通信予約要求が時間(通信開始時刻,通信
時間長)で帯域を予約しているか又は周期内の割合で帯
域を予約しているか否かを判定する(c)。
【0069】時間で帯域を予約している場合は、その要
求は開始時刻を指定しているか否かを判定し(d)、開
始時刻を指定している場合は、全経路上で開始時刻から
要求時間長の予約が可能か否かを判定し(e)、空き時
間帯が存在することにより予約可能の場合は、時刻指定
帯域予約(f)とし、その予約結果を要求送出通信端末
(発側通信端末)へ通知する(k)。
求は開始時刻を指定しているか否かを判定し(d)、開
始時刻を指定している場合は、全経路上で開始時刻から
要求時間長の予約が可能か否かを判定し(e)、空き時
間帯が存在することにより予約可能の場合は、時刻指定
帯域予約(f)とし、その予約結果を要求送出通信端末
(発側通信端末)へ通知する(k)。
【0070】又ステップ(c)に於いて、時間で帯域を
予約するものではなく、周期内の割合で帯域を予約する
場合は、全経路上で周期内の割合として予約可能か否か
を判定し(i)、周期内の割合に余裕がある場合は予約
可能であるから、割合指定予約とし(j)、その予約結
果を要求送出通信端末へ通知する(k)。又周期内の割
合に余裕がない場合は、予約失敗通知を要求送出通信端
末へ通知する(m)。
予約するものではなく、周期内の割合で帯域を予約する
場合は、全経路上で周期内の割合として予約可能か否か
を判定し(i)、周期内の割合に余裕がある場合は予約
可能であるから、割合指定予約とし(j)、その予約結
果を要求送出通信端末へ通知する(k)。又周期内の割
合に余裕がない場合は、予約失敗通知を要求送出通信端
末へ通知する(m)。
【0071】又ステップ(d)に於いて、開始時刻が指
定されていない場合は、全経路上で要求時間長の予約が
可能か否かを判定し(g)、予約可能の場合は、時間長
指定帯域予約とし(h)、その予約結果を要求送出通信
端末へ通知する(k)。又予約が不可能の場合は、予約
失敗通知を要求送出通信端末へ通知する(m)。又ステ
ップ(e)に於いて、予約不可能の場合は、予約失敗で
あるから、その予約失敗通知を要求送出通信端末へ通知
する(m)。
定されていない場合は、全経路上で要求時間長の予約が
可能か否かを判定し(g)、予約可能の場合は、時間長
指定帯域予約とし(h)、その予約結果を要求送出通信
端末へ通知する(k)。又予約が不可能の場合は、予約
失敗通知を要求送出通信端末へ通知する(m)。又ステ
ップ(e)に於いて、予約不可能の場合は、予約失敗で
あるから、その予約失敗通知を要求送出通信端末へ通知
する(m)。
【0072】図22は開始時刻指定予約に於ける転送制
御説明図であり、図2のATMスイッチ22の機能の要
部又は図3のATM交換装置の機能の要部を示し、81
は通信予約テーブル、82は現在時刻読取装置、83は
利用者固有番号検索装置、84はパケット選択装置、8
5はパケット記憶装置であり、パケットによるラベル多
重通信の場合を示し、パケット記憶装置85は、そのパ
ケットを一時的に格納する通信網に於けるバッファであ
る。
御説明図であり、図2のATMスイッチ22の機能の要
部又は図3のATM交換装置の機能の要部を示し、81
は通信予約テーブル、82は現在時刻読取装置、83は
利用者固有番号検索装置、84はパケット選択装置、8
5はパケット記憶装置であり、パケットによるラベル多
重通信の場合を示し、パケット記憶装置85は、そのパ
ケットを一時的に格納する通信網に於けるバッファであ
る。
【0073】又ATM方式に適用する場合、図3に示す
ATM交換装置と各部とを対応させると、出力バッファ
53とパケット記憶装置85、セル選択装置54とパケ
ット選択装置84、現在時刻取得装置55と現在時刻読
取装置82に、予約データ部56と通信予約テーブル8
1とがそれぞれ対応する。又時分割多重方式に適用する
場合は、パケット記憶装置85がフレームデータを一時
的に蓄積するバッファに相当し、パケット選択装置84
がタイムスロット割当てによるフレームデータの選択機
能に相当することになる。
ATM交換装置と各部とを対応させると、出力バッファ
53とパケット記憶装置85、セル選択装置54とパケ
ット選択装置84、現在時刻取得装置55と現在時刻読
取装置82に、予約データ部56と通信予約テーブル8
1とがそれぞれ対応する。又時分割多重方式に適用する
場合は、パケット記憶装置85がフレームデータを一時
的に蓄積するバッファに相当し、パケット選択装置84
がタイムスロット割当てによるフレームデータの選択機
能に相当することになる。
【0074】又通信予約テーブル81は、ID番号「A
1,B6,A3,・・・」対応に、通信開始時刻「00
14,0173,0340,・・・」と通信時間長「0
120,0167,0030,・・・」が、通信端末か
らの通信予約要求によって格納されている場合を示す。
なお、ATMセルによるラベル多重通信の場合は、AT
Mセルのヘッダの仮想パス識別子VPI,仮想チャネル
識別子VCIが前述のID番号に相当することになる。
1,B6,A3,・・・」対応に、通信開始時刻「00
14,0173,0340,・・・」と通信時間長「0
120,0167,0030,・・・」が、通信端末か
らの通信予約要求によって格納されている場合を示す。
なお、ATMセルによるラベル多重通信の場合は、AT
Mセルのヘッダの仮想パス識別子VPI,仮想チャネル
識別子VCIが前述のID番号に相当することになる。
【0075】パケット記憶装置85にID番号が付加さ
れた複数のパケットが蓄積され、現在時刻読取装置82
が現在時刻「0200」を読取って利用者固有番号検索
装置83に転送すると、利用者固有番号検索装置83
は、通信予約テーブル81に登録された通信開始時刻と
その通信時間長とによる時間帯に、現在時刻の「020
0」が入っているものが存在するか否かを検索する。
れた複数のパケットが蓄積され、現在時刻読取装置82
が現在時刻「0200」を読取って利用者固有番号検索
装置83に転送すると、利用者固有番号検索装置83
は、通信予約テーブル81に登録された通信開始時刻と
その通信時間長とによる時間帯に、現在時刻の「020
0」が入っているものが存在するか否かを検索する。
【0076】この場合、通信予約テーブル81のID=
A1は、通信開始時刻「0014」、通信時間長「01
20」であるから、時間帯は「0134」となり、現在
時刻「0200」には入らないことになり、ID=B6
の通信開始時刻は「0173」、通信時間長は「016
7」であるから、時間帯「0340」に現在時刻「02
00」が入ることになり、ID=B6が検索出力されて
パケット選択装置84に転送される。
A1は、通信開始時刻「0014」、通信時間長「01
20」であるから、時間帯は「0134」となり、現在
時刻「0200」には入らないことになり、ID=B6
の通信開始時刻は「0173」、通信時間長は「016
7」であるから、時間帯「0340」に現在時刻「02
00」が入ることになり、ID=B6が検索出力されて
パケット選択装置84に転送される。
【0077】パケット選択装置84は、ID=B6を基
にパケット記憶装置85からID=B6のパケットを選
択して取り出し、出力装置へこのパケットを転送する。
そして、通信開始時刻「0173」から通信時間長「0
167」を超えない範囲で次のID=B6のパケットを
順次パケット記憶装置85から取り出して転送すること
ができる。従って、通信開始時刻と時間長とを含む通信
予約要求によって、バースト転送を行うことができる。
この場合、パケット記憶装置85は、ID番号対応のF
IFO形式の記憶装置とすることにより、ID番号対応
に順次取り出して転送することができる。或いはパケッ
ト番号を識別して順次取り出すことも可能である。
にパケット記憶装置85からID=B6のパケットを選
択して取り出し、出力装置へこのパケットを転送する。
そして、通信開始時刻「0173」から通信時間長「0
167」を超えない範囲で次のID=B6のパケットを
順次パケット記憶装置85から取り出して転送すること
ができる。従って、通信開始時刻と時間長とを含む通信
予約要求によって、バースト転送を行うことができる。
この場合、パケット記憶装置85は、ID番号対応のF
IFO形式の記憶装置とすることにより、ID番号対応
に順次取り出して転送することができる。或いはパケッ
ト番号を識別して順次取り出すことも可能である。
【0078】図23は通信開始時刻に予約パケットが存
在しない場合の処理説明図であり、図22の場合と同様
に通信予約テーブル81の内容で、現在時刻読取装置8
2が現在時刻「0200」を読取った時に、パケット記
憶装置85には、ID=B6のパケットが存在しない場
合を示し、パケット記憶装置85から何も取り出さない
こともできる。即ち、通信予約テーブル81に登録され
た通信開始時刻と通信時間長とに従ったパケットのみ
を、パケット記憶装置85から取り出して転送すること
になる。
在しない場合の処理説明図であり、図22の場合と同様
に通信予約テーブル81の内容で、現在時刻読取装置8
2が現在時刻「0200」を読取った時に、パケット記
憶装置85には、ID=B6のパケットが存在しない場
合を示し、パケット記憶装置85から何も取り出さない
こともできる。即ち、通信予約テーブル81に登録され
た通信開始時刻と通信時間長とに従ったパケットのみ
を、パケット記憶装置85から取り出して転送すること
になる。
【0079】しかし、この図23に於いては、着側の通
信端末又は通信網のスイッチにパケットを受信蓄積でき
る充分な容量のバッファを備えている場合、パケット記
憶装置85から、ID=A1のパケットとして示すよう
に、任意のパケットを選択して取り出して転送する。そ
れによって、予約したことによる時間帯に空きが生じた
場合、その空き時間に他のパケットを転送できるから、
通信網の有効利用を図ることができる。
信端末又は通信網のスイッチにパケットを受信蓄積でき
る充分な容量のバッファを備えている場合、パケット記
憶装置85から、ID=A1のパケットとして示すよう
に、任意のパケットを選択して取り出して転送する。そ
れによって、予約したことによる時間帯に空きが生じた
場合、その空き時間に他のパケットを転送できるから、
通信網の有効利用を図ることができる。
【0080】図24は予約時間内の識別子の説明図であ
り、通信予約テーブル81にID=A1、通信開始時刻
「0014」、通信時間長「0120」が登録されてお
り、現在時刻読取装置82が現在時刻「0100」を読
取った場合、通信開始時刻から通信時間長の時間帯内で
あるから、パケット記憶装置(図示を省略)からID=
A1のパケットを取り出して転送することになる。その
場合に、識別子付加装置86により予約時間内の識別子
を付加して転送する。
り、通信予約テーブル81にID=A1、通信開始時刻
「0014」、通信時間長「0120」が登録されてお
り、現在時刻読取装置82が現在時刻「0100」を読
取った場合、通信開始時刻から通信時間長の時間帯内で
あるから、パケット記憶装置(図示を省略)からID=
A1のパケットを取り出して転送することになる。その
場合に、識別子付加装置86により予約時間内の識別子
を付加して転送する。
【0081】この識別子により複数リンクを介して転送
する場合の通信網のスイッチ(交換装置)は、予約時間
によるパケットであることを判定できるから、優先的に
処理する。この識別子はパケットのヘッダに付加するこ
とができる。又ATMセルの場合は、ヘッダのセルロス
プライオリティCLPを用いて、例えば、CLP=
“0”を予約時間内の識別子とし、このATMセルは優
先的に処理し、予約していないATMセル又は予約時間
帯以外の通信が発生した場合のATMセルについては、
CLP=“1”とすることができる。又タイムスロット
割当て等による時分割多重の場合は、連続して割当てた
先頭のタイムスロット、又は制御タイムスロット等によ
り予約時間内の識別子を付加して転送することができ
る。
する場合の通信網のスイッチ(交換装置)は、予約時間
によるパケットであることを判定できるから、優先的に
処理する。この識別子はパケットのヘッダに付加するこ
とができる。又ATMセルの場合は、ヘッダのセルロス
プライオリティCLPを用いて、例えば、CLP=
“0”を予約時間内の識別子とし、このATMセルは優
先的に処理し、予約していないATMセル又は予約時間
帯以外の通信が発生した場合のATMセルについては、
CLP=“1”とすることができる。又タイムスロット
割当て等による時分割多重の場合は、連続して割当てた
先頭のタイムスロット、又は制御タイムスロット等によ
り予約時間内の識別子を付加して転送することができ
る。
【0082】図25は複数リンクの経路上の予約の説明
図であり、発側の通信端末91と着側の通信端末92と
の間に経路に沿って交換装置93,94が存在し、発側
の通信端末91と交換装置93との間及び交換装置9
3,94間のリンクに於いて、右側に示すように、周期
内の同一の時間帯に予約できるが、交換装置94と着側
の通信端末92との間に於いては、他の予約が存在する
為に、発側の通信端末91と着側の通信端末92との間
に同一の時間帯の予約ができない場合を示し、その場合
は、それより時間を遅らせた時間帯に空き時間帯が存在
することから、その空き時間帯に予約できる場合であ
る。
図であり、発側の通信端末91と着側の通信端末92と
の間に経路に沿って交換装置93,94が存在し、発側
の通信端末91と交換装置93との間及び交換装置9
3,94間のリンクに於いて、右側に示すように、周期
内の同一の時間帯に予約できるが、交換装置94と着側
の通信端末92との間に於いては、他の予約が存在する
為に、発側の通信端末91と着側の通信端末92との間
に同一の時間帯の予約ができない場合を示し、その場合
は、それより時間を遅らせた時間帯に空き時間帯が存在
することから、その空き時間帯に予約できる場合であ
る。
【0083】この場合は、前述のように、交換装置94
に設けた出力バッファ(図3の符号53参照)又はパケ
ット記憶装置(図22の符号85参照)等のバッファに
一時的に蓄積し、予約時間帯に於いて読出して着側の通
信端末92に転送することになる。又時分割多重通信に
於いても、要求の予約として示すタイムスロットを割当
て、且つ交換装置94のバッファを用いることにより、
発側の通信端末91から着側の通信端末92に対して連
続したタイムスロットを用いるバースト転送を行うこと
ができる。
に設けた出力バッファ(図3の符号53参照)又はパケ
ット記憶装置(図22の符号85参照)等のバッファに
一時的に蓄積し、予約時間帯に於いて読出して着側の通
信端末92に転送することになる。又時分割多重通信に
於いても、要求の予約として示すタイムスロットを割当
て、且つ交換装置94のバッファを用いることにより、
発側の通信端末91から着側の通信端末92に対して連
続したタイムスロットを用いるバースト転送を行うこと
ができる。
【0084】図26は、発側の通信端末91と着側の通
信端末92との間の経路の各リンクの予約状況を調べて
予約を行う場合を示し、発側の通信端末91と交換装置
93との間、及び交換装置93,94間に、周期の中間
時間帯に他の予約が存在し、その前後に空き時間帯が存
在し、又交換装置94と着側の通信端末92との間に、
周期の前半に他の予約が存在して、その後半に空き時間
帯が存在する場合に於いて、周期内の遅い時間帯であっ
ても、総てのリンクに於いて同一の時間帯に予約可能で
あることを識別すると、その時間帯を総てのリンクにつ
いて予約する。この場合は、バッファの使用量が少なく
て済み、通信網内の遅延時間を少なくすることができ
る。
信端末92との間の経路の各リンクの予約状況を調べて
予約を行う場合を示し、発側の通信端末91と交換装置
93との間、及び交換装置93,94間に、周期の中間
時間帯に他の予約が存在し、その前後に空き時間帯が存
在し、又交換装置94と着側の通信端末92との間に、
周期の前半に他の予約が存在して、その後半に空き時間
帯が存在する場合に於いて、周期内の遅い時間帯であっ
ても、総てのリンクに於いて同一の時間帯に予約可能で
あることを識別すると、その時間帯を総てのリンクにつ
いて予約する。この場合は、バッファの使用量が少なく
て済み、通信網内の遅延時間を少なくすることができ
る。
【0085】図27は複数リンクの逐次予約の説明図で
あり、図25及び図26に示す場合と同様に、発側の通
信端末91と着側の通信端末92との間の経路に、交換
装置93,94とが存在する場合に、先ず、発側の通信
端末91と交換装置93との間のリンクについて周期内
の予約可能の空き時間帯を調べ、その空き時間帯の中の
早い時間帯を予約し、この予約ができた場合は、次の交
換装置93,94間のリンクについて周期内の予約可能
の空き時間帯を調べ、その空き時間帯の中の先に予約し
た時間帯と同一又はそれより遅い時間帯を予約し、この
予約ができた場合は、次の交換装置94と着側の通信端
末92との間のリンクについて周期内の空き時間帯を調
べ、その空き時間帯の中の先に予約した時間帯と同一又
はそれより遅い時間帯を予約する。
あり、図25及び図26に示す場合と同様に、発側の通
信端末91と着側の通信端末92との間の経路に、交換
装置93,94とが存在する場合に、先ず、発側の通信
端末91と交換装置93との間のリンクについて周期内
の予約可能の空き時間帯を調べ、その空き時間帯の中の
早い時間帯を予約し、この予約ができた場合は、次の交
換装置93,94間のリンクについて周期内の予約可能
の空き時間帯を調べ、その空き時間帯の中の先に予約し
た時間帯と同一又はそれより遅い時間帯を予約し、この
予約ができた場合は、次の交換装置94と着側の通信端
末92との間のリンクについて周期内の空き時間帯を調
べ、その空き時間帯の中の先に予約した時間帯と同一又
はそれより遅い時間帯を予約する。
【0086】この逐次予約によって、図27の各リンク
対応に示すように、他の予約の存在により、発側の通信
端末91と交換装置93との間及び交換装置93,94
間が同一の時間帯を予約し、交換装置94と着側の通信
端末92との間が周期内の遅い時間帯に予約できる。
対応に示すように、他の予約の存在により、発側の通信
端末91と交換装置93との間及び交換装置93,94
間が同一の時間帯を予約し、交換装置94と着側の通信
端末92との間が周期内の遅い時間帯に予約できる。
【0087】この場合、予約結果としては図25に示す
場合と類似しているが、経路上の各リンクについて、前
のリンクの予約できた時間帯と同一又はそれより後の時
間帯となるように順次着側の通信端末に向かって予約処
理を行うものであり、発側の通信端末91からのバース
ト転送の通信予約要求を、通信網内を経路に沿って順次
転送し、且つ前の予約情報を付加することにより、最終
のリンクの予約ができた時に、通信予約要求が受付けら
れて、バースト通信の予約が行われたことになる。従っ
て、経路上の総てのリンクの予約状況を収集した後に、
予約処理を行う例えば図26に示す場合に比較して、同
一時間帯で予約できる可能性が少なくなるが、予約に要
する処理が分散されることにより、処理時間の短縮を図
ることができる。
場合と類似しているが、経路上の各リンクについて、前
のリンクの予約できた時間帯と同一又はそれより後の時
間帯となるように順次着側の通信端末に向かって予約処
理を行うものであり、発側の通信端末91からのバース
ト転送の通信予約要求を、通信網内を経路に沿って順次
転送し、且つ前の予約情報を付加することにより、最終
のリンクの予約ができた時に、通信予約要求が受付けら
れて、バースト通信の予約が行われたことになる。従っ
て、経路上の総てのリンクの予約状況を収集した後に、
予約処理を行う例えば図26に示す場合に比較して、同
一時間帯で予約できる可能性が少なくなるが、予約に要
する処理が分散されることにより、処理時間の短縮を図
ることができる。
【0088】図28は要求時間帯変更の説明図であり、
発側の通信端末91から通信開始時刻と通信時間長とを
含むバースト転送の通信予約要求を送出し、その要求時
間帯が右側に示すように予約済時間帯と重なる場合、交
換装置93は、通信端末91に対して予約失敗の通知を
行うことになる。そこで、通信端末91は要求時間帯を
変更して再度通信予約要求を送出するが、それによって
も予約済時間帯と重なる場合は、交換装置93は再度予
約失敗の通知を通信端末91に送出する。即ち、通信予
約要求の多発の可能性がある。
発側の通信端末91から通信開始時刻と通信時間長とを
含むバースト転送の通信予約要求を送出し、その要求時
間帯が右側に示すように予約済時間帯と重なる場合、交
換装置93は、通信端末91に対して予約失敗の通知を
行うことになる。そこで、通信端末91は要求時間帯を
変更して再度通信予約要求を送出するが、それによって
も予約済時間帯と重なる場合は、交換装置93は再度予
約失敗の通知を通信端末91に送出する。即ち、通信予
約要求の多発の可能性がある。
【0089】そこで、予約失敗通知と共に、周期内の空
き時間帯を通知する。通信端末91は、この空き時間帯
が周期内の遅い時間帯であってもバースト転送が可能と
判断した場合、その空き時間帯内を要求時間帯として、
再度、通信予約要求を行うことにより、協調後として右
側に示すように、最初の要求時間帯(点線で示す)を遅
らせて予約時間帯とすることができる。
き時間帯を通知する。通信端末91は、この空き時間帯
が周期内の遅い時間帯であってもバースト転送が可能と
判断した場合、その空き時間帯内を要求時間帯として、
再度、通信予約要求を行うことにより、協調後として右
側に示すように、最初の要求時間帯(点線で示す)を遅
らせて予約時間帯とすることができる。
【0090】このような空き時間帯は、例えば、図20
に於ける帯域予約状況記憶装置69に、経由リンク対応
の予約された通信開始時間,通信時間長等と共に空き時
間を更新して記憶しているから、この空き時間を読出し
て、前述の予約失敗通知に付加して送出することができ
る。又は図15に於ける管理テーブル30の内容をテー
ブル検索装置37により読出した結果を処理して空き時
間帯を求め、その空き時間帯を予約失敗通知に付加して
送出することができる。
に於ける帯域予約状況記憶装置69に、経由リンク対応
の予約された通信開始時間,通信時間長等と共に空き時
間を更新して記憶しているから、この空き時間を読出し
て、前述の予約失敗通知に付加して送出することができ
る。又は図15に於ける管理テーブル30の内容をテー
ブル検索装置37により読出した結果を処理して空き時
間帯を求め、その空き時間帯を予約失敗通知に付加して
送出することができる。
【0091】図29は予約済時間帯変更の説明図であ
り、交換装置93に収容された通信端末95,96の一
方の例えば通信端末95が通信予約要求を行って、右側
に示す(95)のように予約済時間帯が存在する時に、
他方の通信端末96が(96)で示す要求時間帯で通信
予約要求を行った場合、前述の実施の各形態に於いては
予約失敗となるが、通信端末96からの再要求により、
又は優先順位が高い通信端末96であることにより、予
約済時間帯を変更する為に、交換装置93は通信端末9
5に予約済時間帯の変更が可能か否かを問い合わせる。
り、交換装置93に収容された通信端末95,96の一
方の例えば通信端末95が通信予約要求を行って、右側
に示す(95)のように予約済時間帯が存在する時に、
他方の通信端末96が(96)で示す要求時間帯で通信
予約要求を行った場合、前述の実施の各形態に於いては
予約失敗となるが、通信端末96からの再要求により、
又は優先順位が高い通信端末96であることにより、予
約済時間帯を変更する為に、交換装置93は通信端末9
5に予約済時間帯の変更が可能か否かを問い合わせる。
【0092】予約済時間帯の変更可能の場合は、協調後
として右側に示すように、予約済時間帯を周期の後半の
空き時間帯に変更し、通信端末96からの要求時間帯を
周期の前半に設定する。又予約済時間帯の変更が不可能
の場合は、図28に示すように、空き時間帯を通知し
て、要求時間帯の変更を行うか、又はそれ以降の周期に
於いて予約する処理を行うことになる。
として右側に示すように、予約済時間帯を周期の後半の
空き時間帯に変更し、通信端末96からの要求時間帯を
周期の前半に設定する。又予約済時間帯の変更が不可能
の場合は、図28に示すように、空き時間帯を通知し
て、要求時間帯の変更を行うか、又はそれ以降の周期に
於いて予約する処理を行うことになる。
【0093】図30は転送所要時間の説明図であり、
(B)に示すように、通信端末TA〜TEがATMスイ
ッチを介して共有伝送路に接続された構成に於いて、各
通信端末TA〜TEが同時に同一量のデータが発生して
共有伝送路を介して転送する場合、(A)の帯域共有型
転送に於いては、各通信端末TA〜TEに割当てられた
帯域をそれぞれ等しくすると、最高速度の1/5の速度
で、各通信端末TA〜TEがデータ転送を行うことにな
る。従って、各通信端末TA〜TEが同時に転送を開始
すると、同時に転送終了となる。
(B)に示すように、通信端末TA〜TEがATMスイ
ッチを介して共有伝送路に接続された構成に於いて、各
通信端末TA〜TEが同時に同一量のデータが発生して
共有伝送路を介して転送する場合、(A)の帯域共有型
転送に於いては、各通信端末TA〜TEに割当てられた
帯域をそれぞれ等しくすると、最高速度の1/5の速度
で、各通信端末TA〜TEがデータ転送を行うことにな
る。従って、各通信端末TA〜TEが同時に転送を開始
すると、同時に転送終了となる。
【0094】又図30の(A)の本発明を適用するバー
スト転送に於いては、通信端末TA〜TEの順に時間帯
が予約された場合を示し、先の時間帯を予約した通信端
末の転送が終了するまで、次の時間帯を予約した通信端
末の転送開始が待たされるが、それぞれの予約時間帯で
は最高速度でデータ転送が可能である。その場合、通信
網としての利用率は、帯域共有型転送とバースト転送と
は同じであるが、待ち時間を含めた転送所要時間は大き
く異なる。即ち、帯域共有型転送に比較してバースト転
送は、待ち時間を含めた転送所要時間は、例えば、通信
端末TAは1/5、通信端末TBは2/5となる。又最
も長く待たされた通信端末TEは、帯域共有型転送の場
合と等しくなる。
スト転送に於いては、通信端末TA〜TEの順に時間帯
が予約された場合を示し、先の時間帯を予約した通信端
末の転送が終了するまで、次の時間帯を予約した通信端
末の転送開始が待たされるが、それぞれの予約時間帯で
は最高速度でデータ転送が可能である。その場合、通信
網としての利用率は、帯域共有型転送とバースト転送と
は同じであるが、待ち時間を含めた転送所要時間は大き
く異なる。即ち、帯域共有型転送に比較してバースト転
送は、待ち時間を含めた転送所要時間は、例えば、通信
端末TAは1/5、通信端末TBは2/5となる。又最
も長く待たされた通信端末TEは、帯域共有型転送の場
合と等しくなる。
【0095】又バーストデータの大きさが異なる場合、
転送データ量が大きいバースト転送によって、転送デー
タ量が小さいバースト転送の待ち時間が大きくなり、帯
域共有型転送の場合より転送所要時間が大きくなる場合
が生じる。そこで、各通信端末TA〜TEからのバース
ト転送要求による転送データ量を比較し、通信予約要求
を行った周期に於ける転送データ量が小さいものを、そ
の周期内の早い時間帯に予約することによって、全体と
しての待ち時間を小さくすることができる。
転送データ量が大きいバースト転送によって、転送デー
タ量が小さいバースト転送の待ち時間が大きくなり、帯
域共有型転送の場合より転送所要時間が大きくなる場合
が生じる。そこで、各通信端末TA〜TEからのバース
ト転送要求による転送データ量を比較し、通信予約要求
を行った周期に於ける転送データ量が小さいものを、そ
の周期内の早い時間帯に予約することによって、全体と
しての待ち時間を小さくすることができる。
【0096】又前述の各実施の形態に於いて、通信予約
要求を受付ける周期は1周期としているが、複数周期に
ついて通信予約要求を受付ける構成とすることもでき
る。この場合は、周期対応に且つ通信端末の通信先対応
等のように、それぞれ通信開始時刻と通信時間長或いは
周期に対する割合等による要求帯域情報を登録する手段
を設ければ良いことになる。又複数の通信網が接続さ
れ、それぞれ異なる通信網に収容された発側の通信端末
と着側の通信端末との間にバースト転送する場合に於い
ても、分散制御的に通信予約要求を受付けることによ
り、バースト転送を可能とすることができる。
要求を受付ける周期は1周期としているが、複数周期に
ついて通信予約要求を受付ける構成とすることもでき
る。この場合は、周期対応に且つ通信端末の通信先対応
等のように、それぞれ通信開始時刻と通信時間長或いは
周期に対する割合等による要求帯域情報を登録する手段
を設ければ良いことになる。又複数の通信網が接続さ
れ、それぞれ異なる通信網に収容された発側の通信端末
と着側の通信端末との間にバースト転送する場合に於い
ても、分散制御的に通信予約要求を受付けることによ
り、バースト転送を可能とすることができる。
【0097】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ラベル
多重又は時分割多重により通信端末間で通信網3を介し
てバースト的にデータを転送するバースト転送方法に於
いて、バースト転送の通信開始時刻、通信時間長、周期
内の割合等の帯域情報を、通信予約要求として通信網3
に送出し、予約受付けの場合は、この帯域情報に従って
発側通信端末と着側通信端末との間の経路を同時的に又
は周期内の異なる時間帯に於いて、通信端末が通信資源
を占有する時間帯を予約し、この予約時間帯の連続タイ
ムスロットを割当てることによる時分割多重方式に於け
るバースト転送、又はパケットやATMセルを用いるラ
ベル多重方式に於けるバースト転送を行うことができる
利点がある。
多重又は時分割多重により通信端末間で通信網3を介し
てバースト的にデータを転送するバースト転送方法に於
いて、バースト転送の通信開始時刻、通信時間長、周期
内の割合等の帯域情報を、通信予約要求として通信網3
に送出し、予約受付けの場合は、この帯域情報に従って
発側通信端末と着側通信端末との間の経路を同時的に又
は周期内の異なる時間帯に於いて、通信端末が通信資源
を占有する時間帯を予約し、この予約時間帯の連続タイ
ムスロットを割当てることによる時分割多重方式に於け
るバースト転送、又はパケットやATMセルを用いるラ
ベル多重方式に於けるバースト転送を行うことができる
利点がある。
【0098】この場合の通信網3に於ける予約要求に従
った処理の予約結果を通信端末に通知する場合は、予約
受付けの予約結果を受信した通信端末は、予約時間帯に
於ける自通信端末の各部の端末資源の予約を行うことに
より、予約時間帯に於いてバーストデータを発生させ
て、着側通信端末にバースト転送することができる。
った処理の予約結果を通信端末に通知する場合は、予約
受付けの予約結果を受信した通信端末は、予約時間帯に
於ける自通信端末の各部の端末資源の予約を行うことに
より、予約時間帯に於いてバーストデータを発生させ
て、着側通信端末にバースト転送することができる。
【0099】又バースト転送の通信予約要求は、通信網
3を集中管理する網資源管理装置に対して行うか、或い
は通信網3の交換装置に対してそれぞれ行うことができ
る。又分散配置は、発側通信端末から着側通信端末に向
かって設定された経路の各リンク対応に順次予約処理を
行わせることも可能であり、大規模な通信網3に於ける
通信予約要求の受付処理が容易となる利点がある。
3を集中管理する網資源管理装置に対して行うか、或い
は通信網3の交換装置に対してそれぞれ行うことができ
る。又分散配置は、発側通信端末から着側通信端末に向
かって設定された経路の各リンク対応に順次予約処理を
行わせることも可能であり、大規模な通信網3に於ける
通信予約要求の受付処理が容易となる利点がある。
【0100】又通信端末と通信網3との間の協調動作に
より、要求時間帯の変更や予約済時間帯の変更等を行っ
て、周期内の空き時間帯を有効に利用することができ、
又緊急を要する場合のバースト転送も可能となる利点が
ある。
より、要求時間帯の変更や予約済時間帯の変更等を行っ
て、周期内の空き時間帯を有効に利用することができ、
又緊急を要する場合のバースト転送も可能となる利点が
ある。
【図1】本発明の原理図である。
【図2】通信網の説明図である。
【図3】ATM交換装置の説明図である。
【図4】網資源管理装置の説明図である。
【図5】本発明の実施の形態の説明図である。
【図6】本発明の実施の形態のシーケンス説明図であ
る。
る。
【図7】通信予約要求の一例のフォーマット説明図であ
る。
る。
【図8】通信予約要求の一括受付けの場合の説明図であ
る。
る。
【図9】要求一括受付装置の説明図である。
【図10】時間帯毎の通信予約要求の説明図である。
【図11】周期的転送の場合の説明図である。
【図12】開始時刻指定予約と時間長指定予約との場合
の説明図である。
の説明図である。
【図13】期間に対する割合指定予約の場合の説明図で
ある。
ある。
【図14】通信網資源管理の説明図である。
【図15】管理テーブル検索の説明図である。
【図16】使用量検索の説明図である。
【図17】通信開始時刻と通信時間長とによる通信予約
要求の説明図である。
要求の説明図である。
【図18】期間に対する割合による通信予約要求の説明
図である。
図である。
【図19】通信許可期間内の通信の説明図である。
【図20】網資源管理装置の通信予約要求処理の機能説
明図である。
明図である。
【図21】本発明の実施の形態のフローチャートであ
る。
る。
【図22】開始時刻指定予約に於ける転送制御説明図で
ある。
ある。
【図23】通信開示時刻に予約パケットが存在しない場
合の処理説明図である。
合の処理説明図である。
【図24】予約時間内の識別子の説明図である。
【図25】複数リンクの経路上の予約の説明図である。
【図26】複数リンクの経路上の予約の説明図である。
【図27】複数リンクの逐次予約の説明図である。
【図28】要求時間帯変更の説明図である。
【図29】予約済時間帯変更の説明図である。
【図30】転送処理時間の説明図である。
1,2 通信端末 3 通信網 4 要求受付手段 5 通信要求解析手段 6 経路設定手段 7 帯域予約手段 10 通信先情報 11 要求帯域情報 12 通信経路情報 A,B 通信予約要求
Claims (17)
- 【請求項1】 ラベル多重又は時分割多重により通信端
末間で通信網を介してバースト的にデータを転送するバ
ースト転送方法に於いて、 前記通信網は、要求受付手段と、通信要求解析手段と、
経路設定手段と、帯域予約手段とを備え、 前記要求受付手段により受付けた通信端末からのバース
ト転送の通信予約要求を前記通信要求解析手段により解
析し、該通信要求解析手段により解析した通信先情報を
基に前記経路設定手段により、発側の通信端末と着側の
通信端末との間の経路を決定し、前記通信要求解析手段
により解析した要求帯域情報と前記経路設定手段により
決定した経路情報とを基に、前記帯域予約手段により予
約が可能か否かを判定し、予約可能の場合に前記通信端
末からのバースト転送の通信予約要求に従った経路及び
帯域の予約設定を行う過程を含むことを特徴とするバー
スト転送方法。 - 【請求項2】 前記通信網に要求一括受付手段を設け、
該要求一括受付手段により複数の通信端末からのバース
ト転送の通信予約要求を一括して受付け、順次又は並列
的に前記通信要求解析手段に前記複数の通信端末対応の
通信予約要求を転送する過程を含むことを特徴とする請
求項1記載のバースト転送方法。 - 【請求項3】 前記一括受付手段により、複数の前記送
信予約要求を一括して受付けて、通信端末の優先順位又
は要求帯域の比較による優先順位に従って、前記送信予
約要求を前記要求受付手段に転送する過程を含むことを
特徴とする請求項1又は2記載のバースト転送方法。 - 【請求項4】 前記通信端末は通信要求を前記通信網に
通知し、該通信網は、要求受付手段と、通信要求解析手
段と、経路設定手段と、帯域予約手段とを備え、前記経
路設定手段により、発側の通信端末と着側の通信端末と
の間の経路を決定し、前記通信要求解析手段により解析
した要求帯域情報と前記経路設定手段により決定した経
路情報とを基に、前記帯域予約手段によりある時間帯で
予約が可能か否かを判定し、予約可能の場合に、前記通
信端末が通信資源を利用する時間を予約し、該予約の結
果を前記通信端末に通知し、該通信端末は、予約時間に
従い端末資源を予約し、予約時間にバーストデータを発
生させる過程を含むことを特徴とする請求項1記載のバ
ースト転送方法。 - 【請求項5】 前記通信網は、バースト転送の通信予約
要求の受付開始を行う周期を一定とし、前記通信端末
は、バースト転送の要求発生により、一定の周期の前記
通信予約要求の受付開始時点以降に通信予約要求を送出
し、前記通信網は、該通信予約要求の受付けが可能の場
合に、要求帯域情報に従ったバースト転送を可能とする
予約受付けを行う過程を含むことを特徴とする請求項1
記載のバースト転送方法。 - 【請求項6】 前記通信網は、前記通信端末からのバー
スト転送の時間長による帯域情報を含む通信予約要求に
より、発側の通信端末と着側の通信端末との間の経路上
で要求時間長の割当てが可能か否かを判定し、割当てが
可能の場合に、該時間長によるバースト転送を可能とす
る時間長指定の予約受付けを行う過程を含むことを特徴
とする請求項1乃至5の何れか1項記載のバースト転送
方法。 - 【請求項7】 前記通信網は、前記通信端末からのバー
スト転送の開始時刻と時間長とによる帯域情報を含む通
信予約要求により、発側の通信端末と着側の通信端末と
の間の経路上で、要求開始時刻から要求時間長のバース
ト転送が可能か否かを判定し、可能の場合に、要求開始
時刻から要求時間長のバースト転送を可能とする時刻指
定の予約受付けを行う過程を含むことを特徴とする請求
項1乃至5の何れか1項記載のバースト転送方法。 - 【請求項8】 前記通信網は、前記通信端末からのバー
スト転送の周期に対する割合による帯域情報を含む通信
予約要求により、発側の通信端末と着側の通信端末との
間の経路上に於ける周期内の空き割合と要求割合とを比
較し、該要求割合によるバースト転送が可能か否かを判
定し、可能の場合に、要求割合によるバースト転送を可
能とする割合指定の予約受付けを行う過程を含むことを
特徴とする請求項1乃至5の何れか1項記載のバースト
転送方法。 - 【請求項9】 前記通信網は、通信予約要求対応に、通
信開始時刻と通信時間長とを格納した管理テーブルを備
え、該管理テーブルを検索して、経路対応の周期内の予
約通信時間長又は空き時間長を求める過程を含むことを
特徴とする請求項1乃至7の何れか1項記載のバースト
転送方法。 - 【請求項10】 前記通信網は、通信予約要求対応に、
周期内の割合と既に通信が終了した割合とを格納した管
理テーブルを備え、該管理テーブルを検索して、経路対
応の周期内の使用割合又は既に通信が終了した割合を求
める過程を含むことを特徴とする請求項1乃至7の何れ
か1項記載のバースト転送方法。 - 【請求項11】 前記通信網は、通信予約テーブルと、
現在時刻読取装置と、出力バッファと、選択装置と、固
有番号検索装置とを備え、前記通信予約テーブルに、固
有番号対応に通信開始時刻と通信時間長とを格納し、前
記現在時刻読取装置による現在時刻が、前記通信予約テ
ーブルの通信開始時刻及び通信時間長による時間帯を示
す時に、前記出力バッファから前記固有番号対応のデー
タを読出して着側の通信端末又は着側のスイッチに送出
する過程を含むことを特徴とする請求項1記載のバース
ト転送方法。 - 【請求項12】 前記通信網は、通信予約テーブルと、
現在時刻読取装置と、出力バッファと、選択装置と、固
有番号検索装置とを備え、前記通信予約テーブルに、固
有番号対応に通信開始時刻と通信時間長とを格納し、前
記現在時刻読取装置による現在時刻が、前記通信予約テ
ーブルの通信開始時刻及び通信時間長による時間帯を示
す時に、前記出力バッファに該当するデータが存在しな
い場合は、任意に選択したデータを該出力バッファから
読出して着側の通信端末又は着側のスイッチに送出する
過程を含むことを特徴とする請求項1記載のバースト転
送方法。 - 【請求項13】 前記通信網は、通信予約要求に従って
バースト転送を行うデータに対して予約を示す識別子を
付加して送出し、該識別子を付加されたデータを優先的
に処理する過程を含むことを特徴とする請求項1乃至1
2の何れか1項記載のバースト転送方法。 - 【請求項14】 前記通信網は、各リンクについて予約
状況を収集し、前記発側の通信端末からのバースト通信
の通信予約要求に対して前記予約状況を参照し、要求通
信開始時刻から通信時間長の時間帯について前記発側の
通信端末のリンクと前記着側の通信端末のリンクとの間
を通して予約できるか否かを判定し、予約できる場合は
前記要求通信開始時刻からバースト転送を行う予約を行
い、予約できない場合は、前記要求通信開始時刻より遅
い時刻に於いて予約できる同一の時間帯が存在するか否
かを判定し、存在する場合は前記要求通信開始時刻から
バースト転送を行う予約を行い、予約できない場合は、
前記各リンクに於ける空き時間帯を調べて、前記発側の
通信端末のリンクの予約時間帯と同一又はそれより順次
遅くなる時間帯を、前記着側の通信端末方向の各リンク
に対して予約時間帯を設定する過程を含むことを特徴と
する請求項1乃至13の何れか1項記載のバースト転送
方法。 - 【請求項15】 前記通信網は、前記発側の通信端末か
らのバースト通信の通信予約要求に対して、該発側の通
信端末のリンクの予約状況を参照し、要求通信開始時刻
から通信時間長の時間帯について予約できるか否かを判
定し、予約できる場合は、次のリンクに於いて、前記予
約できた時間帯と同一又はそれより遅い時間帯を予約
し、順次前記着側の通信端末のリンクまで予約を行う過
程を含むことを特徴とする請求項1乃至13の何れか1
項記載のバースト転送方法。 - 【請求項16】 前記通信網は、前記発側の通信端末か
らのバースト通信の通信予約要求に対して、該発側の通
信端末のリンクの予約状況を参照し、要求時間帯が予約
済時間帯と重なる時に、該発側の通信端末に対して周期
内の空き時間帯を通知する過程を含むことを特徴とする
請求項1乃至15の何れか1項記載のバースト転送方
法。 - 【請求項17】 前記通信網は、前記発側の通信端末か
らのバースト通信の通信予約要求に対して、該発側の通
信端末のリンクの予約状況を参照し、要求時間帯が予約
済時間帯と重なる時に、該予約済時間帯を予約した通信
端末に対して該予約済時間帯の変更の可否を問い合わ
せ、変更可能の場合は、該予約済時間帯を変更し、前記
発側の通信端末からの通信予約要求を受付ける過程を含
むことを特徴とする請求項1乃至15の何れか1項記載
のバースト転送方法。
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