JP4728013B2 - 動的arqウィンドウ管理方法およびデバイス - Google Patents

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Description

本発明は、包括的には、通信ネットワークに関し、詳細には、ARQプロトコルに基づくネットワークにおける動的ARQウィンドウの管理に関する。
本明細書では、いくつかの局(STA)およびノードを備えた通信ネットワークについて考える。STAで実行されるアプリケーションが生成したデータは、各データフローにおいて、データリンクを介して交換される。各データフローは、所与の送信機、所与の受信機、所与のアプリケーションに対応する。所与のデータリンクを介して1つまたは2つ以上のデータフローを転送することができる。データリンクは、送信機STAから受信機STAへ確立され、中間ノードを通ることもあるし、通らないこともある。ISO(「国際標準化機構」)によるネットワークプロトコル階層モデルを参照すると、データリンクは、リンク層(LL)プロトコルによって規定され、LLプロトコルは、媒体アクセス制御サブ層(MAC)を含む。LLレベルでは、データは、MACサブ層によって物理媒体に挿入されたり、物理媒体から抽出されたりするLLプロトコルデータユニット(LL−PDU)で転送される。以下では、送信機STAおよび受信機STAを、それぞれ送信機および受信機と呼ぶことにする。
エラーが発生しやすい物理媒体(例えば、無線、電力ライン等)の場合、LL層は、LL−PDUが受けた伝送エラーの回復を担当するエラー制御(EC)メカニズムを含む。ECメカニズムは、通常、受信機によって検出されるような喪失または破損したLL−PDUを再送することに基づいている。このような再送方式を管理するプロトコルは、自動再送要求(ARQ)プロトコルとしても知られている。一般に、ARQインスタンスは、受信機および送信機の双方で実行される。さらに、受信機のARQインスタンスが、送信されたLL−PDUの受信ステータスを送信機のARQインスタンスに通知できるように、逆方向のデータリンクがプロビジョニングされる。このARQプロトコル情報は、ARQフィードバックメッセージまたはARQ肯定応答(ARQ−ACK)メッセージとも呼ばれる特定のシグナリングLL−PDUで転送される。このタイプのプロトコルでは、先に送信されたLL−PDUに対するARQ−ACKメッセージが正しく受信されている場合に限り、送信機は、所与のデータリンクを介して受信機にデータを送信することができる。その結果、送信機がARQ−ACKメッセージを待っている時、ARQ−ACKメッセージが受信されるまで、データ送信は阻止される。このデータ送信の阻止は、データリンク、さらには送信効率に影響を与える。送信阻止を回避することによって送信効率を改善するために、スライディングウィンドウメカニズムが一般に導入される。スライディングウィンドウは、送信機がARQ−ACKメッセージを受信していなくても送信できるLL−PDUの個数を表す。このようなスライディングウィンドウのサイズは、2つの境界によって画定される。これら2つの境界は、一般にウィンドウボトム(BoW(Bottom of Window))およびウィンドウトップ(ToW(Tow of Window))と呼ばれる。プロトコルに応じて、スライディングウィンドウのサイズは、例えば、ヨーロッパ電気通信標準協会(ETSI)によって定義されたHiperLAN/2標準規格と同様に固定することもできるし、例えば、伝送制御プロトコル(TCP)と同様に可変とすることもできる。スライディングウィンドウのサイズが固定される場合、そのサイズは、データリンクの確立時に選ばれる。スライディングウィンドウのサイズが可変とされる場合、そのサイズは、受信機が送信したARQ−ACKメッセージを通じて送信機に広告される。この後者の場合、ARQ−ACKの受信によって、スライディングウィンドウの境界が更新される。データ送信中、送信機は、これらの境界に基づいて、対応するデータリンクを介したデータフローを制御する。換言すると、送信機は、ARQ−ACKを受信せずに送信するLL−PDUの個数を制御することによって、LL−PDUの送信の停止、再開、または継続を行う。その結果、スライディングウィンドウは、エラーが発生していない場合であっても、データリンクスループットに不利に影響する可能性のあるフロー制御効果を有する。
受信機が、どのPDUが正しく受信されていないかを、送信機に送信したARQ−ACKメッセージで示すことができるように、ARQプロトコルは、送信機および受信機に共通のPDUの識別情報であって、プロトコルシグナリングによって使用されるPDUの識別情報に依拠している。このデータユニット識別情報は、通常、データユニットに特有の連続番号であり、考慮されている層によってのみハンドリングされる。
他方、STAで実行されるアプリケーションは、さまざまなサービス品質(QoS)要件を有することができる。例えば、これらのQoS要件は、ビットレート(もしくは帯域幅)制約条件または伝送遅延制約条件の点から表すことができる。これらの制約条件を満たすことは、データリンクが必要とされる帯域幅および/または伝送遅延を提供するならば可能である。特に、帯域幅のプロビジョニングは、資源予約プロシージャを通じて実行することができる。資源予約が成功すると、それによって、必要とされるビットレートでアプリケーションデータフローを転送することが保証される。以下のセクションでは、より良く理解するために、ビットレートQoS要件のみを考える。
類似のQoS要件を有するいくつかのアプリケーションデータフローを転送するのに単一のデータリンクを使用することができる。したがって、データリンクのビットレートは、異なるアプリケーションデータフローのアクティビティに応じて、時間で変化し得る。
このセクションでは、このようなARQプロトコルの基本原理および定義を示す。すでに説明したように、スライディングウィンドウは、2つの境界およびそのサイズによって画定される。2つの境界はToWおよびBoWであり、サイズはウィンドウサイズ(WS(Window Size))である。以下では、これら境界およびサイズを同じ単位で表す。この単位は、LL−PDUが例えばHiperLAN/2と同様に固定サイズである場合にはLL−PDU番号(数?)とすることもできるし、TCPと同様にバイト数とすることもできる。
また、この単位は、各LL−PDUを識別するのに使用される連続番号空間を画定するのにも使用される。連続番号の範囲は、LL−PDUの番号付けにおいてあいまいさが生じないように、かつ、各LL−PDUを一意に識別できるように決定される。この場合、BoWおよびToWは、それぞれスライディングの下端および上端に位置するLL−PDUの連続番号である。より良く理解するために以下では、LL−PDU連続番号および対応するLL−PDUは等価であるとみなす。
BoWは、受信機が検出する最も小さな連続番号の喪失または破損したLL−PDUを指し、ToWは、以下の方程式によってBoWから求められる。
ToW=BoW+WS−1
送信機は、BoWとToWとを含めて両者の間に含まれるどのLL−PDUも送信または再送することができる。
BoWは、受信機によって更新され、ARQ−ACKメッセージで送信機に広告される。スライディングウィンドウのサイズが可変である場合には、WSも、一般に、ARQ−ACKメッセージで広告されるのに対し、このサイズが固定である場合には、WSはデータリンク確立時に選択される。
一般に、データリンクのラウンドトリップ時間(RTT)は、送信機によるLL−PDUの放出と、対応するARQ−ACKメッセージ、すなわち、放出されたLL−PDUをカバーするARQ−ACKメッセージの受信との間の経過時間として定義される。RTTは、物理媒体による伝送遅延、および、送信機および受信機における処理だけでなく、さまざまな中間ノードにおける処理をも含む。
このタイプのプロトコルは、伝送エラーが発生するデータリンクに正確に適合される。逆に、伝送エラーのないデータリンクは、このようなプロトコルによって影響を受けることがある。
実際に、伝送エラーが発生しない場合、Bmaxと呼ばれる最大データリンクスループット、対応するRTT、およびWSは、以下の方程式によって結合される。
max=WS/RTT
この関係は、以下の簡単化の仮定から推論することができる。
送信されたすべてのLL−PDUは同じサイズを有し、ARQ−ACKメッセージの送信レートは、受信機から送信機への逆方向のデータリンクにおいて制限を受けない。換言すると、逆方向のデータリンクはARQ−ACKにトランスペアレントである。
送信機がLL−PDUを一定のスループットBで放出すると仮定すると、LL−PDU間のタイムギャップはTと呼ぶことができる。受信機は、LL−PDUを受信するごとに1つのARQ−ACKを放出する。送信機がこれまでに送信した最初のLL−PDUがBoWとみなされる場合、このLL−PDUに応答するARQ−ACKメッセージはRTT後に受信される。スライディングウィンドウによって、送信機は、最初のARQ−ACKが受信されるまで、所与の個数nの他のLL−PDUをさらに送信することが可能になる。nは、WSよりも小さな整数である。以下の方程式が推論される。
n=B×RTT
ARQ−ACKメッセージを受信することによって、送信機には、LL−PDUをさらに1つ送信する機会が与えられる。換言すると、BoWが進み、その結果、スライディングウィンドウが進む。後続のARQ−ACKメッセージがTおきに受信され、したがって、それにより、新たなLL−PDUをTおきに送信することが可能になり、その結果、送信機は、Bに等しいスループットでLL−PDUを放出し続ける。
したがって、スループットBを達成するために、以下の関係を検証するようにWSの最小値を選択しなければならない。
WSmin=B×RTT
図1は、送信機11、受信機12、および所与のデータリンク13を示している。データリンク13は、Bと呼ばれるビットレートでデータフローを転送する。対応する逆方向データリンク14によって、受信機12から送信機11へのARQ−ACKメッセージの送信が可能になる。送信機側では、16で参照される送信待ち状態のLL−PDUのキューが、LL−PDU#11からLL−PDU#14までのLL−PDUを含む。先行するLL−PDU#1からLL−PDU#10までのLL−PDUはすでに送信されている。さらに、LL−PDU#1からLL−PDU#7までのLL−PDUは、受信機側に受信されていると仮定し、それらLL−PDUは、受信機がそれらの対応するARQ−ACKメッセージを送信するまで、15で参照されるメモリバッファに記憶されると仮定する。受信機は、LL−PDUおよびARQ−ACKメッセージの処理に或る時間を費やすので、図示の例では、LL−PDU#1からLL−PDU#3までのLL−PDUに対応するARQ−ACKメッセージのみが処理されて、逆方向データリンク14を介して送信されているとみなしている。時刻tで放出されたLL−PDUに対応するARQ−ACKメッセージは、送信機側に時刻t+RTTで受信される。その結果、メモリバッファ15は、多くともRTTの時間の間に受信される個数のLL−PDUを記憶可能でなければならない。図1に示す例では、データフローが、RTTの時間の間、所与のビットレートBで送信されると、受信機は7個のLL−PDUを記憶する。
エラーが発生しやすい伝送の場合、RTTの大部分が、受信機でのLL−PDUおよびARQ−ACKの処理に費やされる可能性がある。その結果、受信機には、その時間の間に送信されたLL−PDUを記憶できるだけ十分なメモリが設けられる。確かに、LL−PDUが正しく受信されなかったことを示すARQ−ACKが受信されると、LL−PDUが再送される。再送されたLL−PDUのステータスをその後のARQ−ACKメッセージを通じて得るための経過時間のために、見掛けのRTTはより長くなる。この場合、ARQ−ACKメッセージを待っている間、送信機の送信を阻止しない方が好ましい。その結果、再送による待ち時間の間、できるだけ多くの補償を行うために、より大きなスライディングウィンドウを設けることが好ましい。このため、厳しいQoS制約条件を示すいくつかのデータリンクに対しては、これらのデータリンクがエラーを受ける時であっても、これらの制約条件を保証できるように、大きな空間のメモリ資源が予約されることになる。
上記説明に関して、ARQプロトコルがメモリ予約に基づく場合には、所与のスループットが保証され、ARQプロトコルが予約のないメモリ使用に基づく場合には、スループットが保証されない。
その結果、異なるQoSを有し、かつ、異なるスライディングウィンドウサイズ要件を有する異なるデータリンクに対しては、特に、これらのスライディングウィンドウサイズの要求がとりわけ伝送エラーに応じて可変であることから、効率的な動的ARQウィンドウ管理を適用することは困難である。
所与のデータリンク用のスライディングウィンドウの実施に使用されるメモリバッファは、一般に、共有メモリ資源において、同じ受信機で終端するすべてのデータリンク間で取得される限られた資源である。いくつかのアプリケーションは、基礎を成すデータリンクが満たさなければならない特定のスループット要件を有する。したがって、スライディングウィンドウのメモリバッファを管理して、共通資源を共有するすべてのデータリンクをできるだけうまく収容することが望ましい。上記に鑑み、異なるQoS制約条件を有する多くのタイプのアプリケーションに適合可能な動的ARQウィンドウ管理が必要とされている。
従って、本発明は第1の態様において、
複数の異なるデータリンクを管理する少なくとも1つの送信機、または、それぞれが少なくとも1つのデータリンクを管理する複数の送信機であって、当該1つまたは複数の送信機が、スライディングウィンドウメモリ要求を送信し、データリンクが、ARQプロトコルに従ってPDUを転送し、かつ、1組の所定のQoS優先度に属する各QoS優先度に関連付けられる、少なくとも1つの送信機または複数の送信機と、
複数の上記データリンクを収容し、ARQ肯定応答メッセージまたはARQ−ACKメッセージを上記送信機に送信することによって、送信された各PDUに応答する少なくとも1つの受信機と、
上記データリンク間で共有されるメモリであって、上記受信機に備えられて、少なくとも受信されたPDUの応答が行われるまで、当該受信されたPDUを記憶する、メモリと、
送信機ARQインスタンスと、上記1つまたは複数の送信機から上記スライディングウィンドウメモリ要求を受信する受信機ARQインスタンスとを備え、所定の1組の動作制御モードから選択された動作制御モードに従って上記データリンクのそれぞれを制御するARQ管理エンティティと、
を備えるネットワークにおける動的ARQウィンドウ管理方法を提案し、本方法は、
上記ARQ管理エンティティが、所与の動作制御モードを選択するステップと、
上記1つの送信機または上記複数の送信機のうちの少なくとも1つが、所与のデータリンクの1つまたは2つ以上のPDUを上記受信機に送信するステップと、
上記受信機が、上記受信されたPDUを上記共有メモリに記憶するステップと、
上記受信機ARQインスタンスが、上記選択された動作制御モードおよび/またはフロー制御データを含んだ特定の情報を含む上記対応するARQ−ACKメッセージを返信するステップと、
上記受信機ARQインスタンスが、応答されたPDUを上位層に配信すると、当該応答されたPDUを上記共有メモリから除去するステップと、
上記ARQ−ACKメッセージを受信すると、上記送信機ARQインスタンスが、当該ARQ−ACKメッセージに含まれる上記特定の情報に基づいて、上記データリンクでのPDUの送信の継続または停止を行うステップと、
を含み、
上記動作制御モードを選択するステップは、上記共有メモリ内の利用可能なメモリ空間、上記関連付けられた各QoS優先度、および上記受信機によって受信された上記送信機からの上記スライディングウィンドウメモリ要求を考慮しながら、PDU送信中にデータリンクごとに動的に繰り返される。
本発明の第2の態様は、データフロー伝送を制御するデバイスに関し、本デバイスは、第1の態様による方法を実行する手段を備える。
本発明のさらなる特徴および利点は、以下の説明からより一層明らかになるであろう。以下の説明は、単に例示として与えられるものであり、添付図面と共に読まれるべきである。
本発明の一実施の形態は、所定の1組の動作制御モードを定義して、これら動作制御モードの1つをいくつかの特定の特性に従って適用するARQウィンドウ管理方法を提案する。これらの特性は、所与のアプリケーションのQoS制約条件とすることができる。
送信機および受信機は、1組のデータリンクによってリンクされる。各データリンクは、所与のレベルのQoSに対応する伝送特性を有する。この所与のレベルのQoSは、PDUが各データリンクを介して転送されて与えられたアプリケーションに提供されるものである。これらの伝送特性は、トラフィッククラスに対応することができる。IEEE802.1D標準規格は、本明細書の以下に示す分類を提案している。
Figure 0004728013
本明細書の上記に示したトラフィッククラスは、QoSレベルと等価であり、例えば、QoSレベルを、本発明の一実施の形態によって管理されるデータフローに関連付けるのに使用することができる。
送信機から受信機へ送信された所与のアプリケーションに対応するデータフローは、所与のアプリケーションのトラフィック要件またはQoS制約条件に対応するクラスのデータリンクにマッピングされる。本発明の一実施の形態に従って提案されたメカニズムの一実施態様は、これよりも少ないトラフィッククラスに依拠することもできるし、これよりも多いトラフィッククラスに依拠することもできることに留意すべきである。これらのトラフィッククラスは、他のトラフィック特性またはパラメータを使用して定義することができる。クラスは次のように識別される。すなわち、C,C,…,Cで識別される。Cは、Cよりも優先度が低く、以下同様である。クラスCに属するデータリンクkはDL(C)と呼ばれる。
データリンクは、ARQプロトコルにより信頼性のあるデータ転送を提供することが好ましい。ARQプロトコルは、当業者に周知のスライディングウィンドウメカニズムに基づくものとすることができる。
すでに上記で説明したように、ARQプロトコルは、受信機がARQプロトコルを管理できるようにするために、受信機側にバッファメモリを必要とする。受信機において各データリンクでこのようなARQプロトコルを実施するのに使用されるメモリは、すべてのデータリンク間で共有される。
本発明の一実施の形態による動的ARQウィンドウ管理は、ARQ管理エンティティと呼ばれるエンティティによって管理される。ARQエンティティは、受信機側の受信機ARQインスタンス(ARQ−RX)および送信機側の送信機ARQインスタンス(ARQ−TX)を備える。ARQ−RXインスタンスは、データリンクのARQウィンドウを管理するデータリンクの宛先終端に位置する。単一のARQメモリバッファマネージャ(ARQ−MBM)が、受信機側の利用可能なメモリバッファの管理を担当する。ARQ−MBMは、ARQ−RXインスタンスによって起動される。ARQ−TXインスタンスは、データリンクの送信元終端に位置し、トラフィック要件に基づいてスライディングウィンドウを管理するためにメモリ予約の要求をトリガする。
本発明の一実施の形態では、より良く理解するために、所定の1組の動作制御モードは2つの動作制御モードを備える。もちろん、本発明は、これよりも多くの動作制御モードに基づく実施の形態を包含する。
ARQエンティティは、データリンクごとに動作制御モードの1つを選択する。第1の選択は、データリンク確立時に行われる。このような選択は、所与のデータリンクのデータ送信中いつでも行えることが好ましい。第1の動作制御モードをバイナリフロー制御(BFC)と呼ぶことにする。第2の動作制御モードをウィンドウフロー制御(WFC)と呼ぶことにする。
ARQエンティティが、所与のデータリンクに対してBFCモードを選択すると、ARQ−TXインスタンスは、ARQ−ACKメッセージのフラグを使用してフロー制御されることが好ましい。このフロー制御フラグは、停止/再開(Stop/Resume)の略語であるS/Rと呼ばれる。実際には、このフロー制御フラグは、送信機が停止しなければならないこと、または、データ送信を継続(もしくは再開)できることを送信機に通知するフロー制御データを含む。BFCモードでは、受信機は、或るしきい値と利用可能なメモリ空間との比較に基づいてこのフラグを設定する。このしきい値は、運用管理で設定される。利用可能なメモリ空間がしきい値よりも大きい場合、ARQ−RXインスタンスは、再開(Resume)の略語であるRにフラグを設定し、次いで、送信機は、所与のデータリンクに対応する送信の継続を許可される。逆の場合、ARQ−RXインスタンスは、停止(Stop)の略語であるSにフラグを設定し、送信機は各データ送信を停止する。
ARQエンティティが、所与のデータリンクに対してWFCモードを選択すると、ARQウィンドウサイズ(ARQ−WS)は、メモリ予約メカニズムに基づくウィンドウ予約メカニズムを通じて固定される。ARQ−WSは、ARQ−TXインスタンスおよびARQ−RXインスタンスの双方によって使用されるパラメータである。BFCモードに導入されるフロー制御メカニズムは、送信機が、交渉されたARQ−WSを一時的に超えることができるように、WFCモードで再現される。
メモリ予約メカニズムは、ARQプロトコルメッセージの組に追加される簡単な予約メッセージを通じて実施されることが好ましい。もちろん、本発明は、異なるプロトコルの実施態様を包含する。ウィンドウ予約(ARQ−WRSV(Window ReSerVation))メッセージおよびウィンドウ許可(ARQ−WGNT(Window GraNT))メッセージの2つのタイプのメッセージが定義される。それらメッセージは、データリンクの特定のシグナリングLL−PDUで転送することもできるし、フィードバック要求(ARQ−RFB(Requests for FeedBack))メッセージやARQ−ACKメッセージ等の既存のメッセージに組み込むこともできる。既存のメッセージに組み込む場合、ARQ−RFBメッセージおよびARQ−ACKメッセージに付加フィールドが設けられることが好ましい。ARQ−WRSVメッセージは、要求ウィンドウサイズ(ReqWS(Requested Window Size))フィールドと呼ばれる要求されたメモリ空間に関する情報を含む。ARQ−WGNTメッセージは、予約されたメモリ空間に関する情報を含む。この予約されたメモリ空間は、受信機の共有メモリに現実に予約されるものであり、許可ウィンドウサイズ(GntWS(Granted Window Size))フィールドと呼ばれる。もちろん、予約されたメモリ空間は、要求されたメモリ空間と異なる可能性がある。
また、このようなプロトコルは、ARQ−ACKメッセージでピギーバックされるフロー制御フラグも使用することが好ましい。このフロー制御フラグがRに設定されると、ARQ−ACKメッセージは、最後に正しく受信されたLL−PDU(LastRX)の連続番号も含むことが好ましい。この情報は、ARQ−TXがデータ送信を再開できるLL−PDUを決定できるように設けられる。さらに、現在選択されている動作制御モード(BFCまたはWFC)は、ARQ−RXインスタンスによって示され、好ましくは、既存のARQプロトコルメッセージを使用するために、モードフラグと呼ばれるフラグを通じて、各ARQ−ACKメッセージに含まれる。
ARQメモリバッファマネージャ(ARQ−MBM(Memory Buffer Manager))は、所与の受信機で終端するデータリンクのすべてのARQ−RXインスタンス間で受信機の共有メモリを共有することを担当する。このARQ−MBMは、ARQテーブルと呼ばれるテーブルを保持する。このテーブルの各エントリは、以下に示すように、1つのデータリンクのステータス情報を含む。このようなテーブルは、データリンクIDフィールド、クラスフィールド、モードフィールド、およびウィンドウサイズフィールドを含む。
Figure 0004728013
データリンクIDは、データリンクi(DL)に付属した識別子である。
クラスは、DLの優先度クラスである。
モードは、DLの現在の動作モード(Mode)である。
ウィンドウサイズは、DLの現在予約されているウィンドウサイズ(WS)である。
すべてのデータリンクに対応するメモリ予約要求に従ってメモリの共有を行うために、ARQ−MBMは、ARQ−WRSVメッセージを通じてARQ−TXインスタンスにより渡されたReqWSフィールドと、異なるテーブルエントリの内容とを入力として取り込む。
ARQ−MBMでは、メモリを共有する以下のアルゴリズムを実施することができる。
BMSize:全バッファメモリサイズ
BMRsv:予約されたすべてのウィンドウによって占有されたバッファメモリ空間
BMRsv(CL):クラスiのデータリンクの予約されたウィンドウによって占有されたバッファメモリの部分
DL:データリンクi
Mode:データリンクiの現在のデータリンク動作モード
WS:データリンクiの現在予約されているウィンドウサイズ(BFCモードの時、0に等しい)
ReqWS:データリンクiの要求されたウィンドウサイズ
GntWS:受信機によってデータリンクiに許可されたウィンドウサイズ
ARQ−WRSVメッセージをDLで受信すると、
Figure 0004728013
if (ReqWSi ≦ WSi)
if (ReqWSi = 0)
Modei = BFC
endif
「予約は受け付けられた」
GntWSi = ReqWSi
WSi = GntWSi
else
if (ReqWSi < (BMSize BMRsv))
if (WSi = 0)
Modei = WFC
endif
「予約は受け付けられた」
GntWSi = ReqWSi
WSi = GntWSi
else
Figure 0004728013
if (WSi = 0)
Modei = WFC
endif
「予約は受け付けられた」
GntWSi = ReqWSi
WSi = GntWSi
Figure 0004728013
等のクラスj<iのすべてのDLに対してBFCモードを強制する。すなわち、対応するデータリンクのテーブルにおいてモードフィールドをBFCに設定する。
else
「予約は拒否された」
GntWSi = WSi
endif
endif
endif
ARQ−MBMは、以下の方程式に従って計算できる利用可能なバッファメモリ空間を常に監視する。
(BMSize−BMRsv)
図2は、BFCモードとWFCモードとの間の遷移を示す状態マシンを示している。これらの遷移は、(ARQ−RXインスタンスについては)ARQ−WGNTメッセージの送信時または(ARQ−TXインスタンスについては)ARQ−ACKメッセージの受信時にトリガされる。実際には、ARQエンティティは、BFC動作制御モードからWFC動作制御モードへの、22で参照される遷移を管理する。この遷移は、受信機が、サイズが0に等しくないメモリ空間の要求を含んだARQ−WRSVに応答して、メモリ予約が正しく行われたことを送信機に通知するARQ−WGNTメッセージを返信する時の遷移である。ARQエンティティは、WFC動作制御モードからBFC動作制御モードへの、23で参照される遷移を管理する。この遷移は、サイズが0に等しいメモリ空間の要求を含んだARQ−WRSVメッセージの受信時、または、受信機が、前に受け付けたメモリ予約をもはや保証できない時のいずれかの遷移である。その場合、遷移は、BFCに設定されたモードフィールドを有するARQ−ACKメッセージの放出/受信時にトリガされる。24で参照される遷移は、送信機が現在のスライディングウィンドウよりも大きなスライディングウィンドウを必要とする場合を示している。この場合、ARQエンティティは、WFC動作制御モードを維持し、予約されたメモリサイズのみが変更される。他方、21で参照される遷移は、送信機が、サイズが0に等しくない所与のメモリ空間を予約するARQ−WRSVメッセージを送信する場合であって、ARQ−RXインスタンスがこのメモリ予約を受け付けることができない場合を示している。その結果、ARQエンティティはBFCモードを維持する。
以下のセクションでは、本発明の一実施の形態に従ってARQ−RXインスタンスにより受信機側で実行されるオペレーションを説明する。
所与のデータリンクについて考えると、その動作モードが何であっても、ARQ−RXインスタンスは、LL−PDUを受信すると、共有メモリバッファの利用可能なメモリ空間をチェックする。この利用可能なメモリ空間は、以下の方程式に従って計算される。
BMSize−BMRsv
利用可能なメモリ空間が所与の下限しきい値よりも小さい場合、ARQ−RXインスタンスは、Sに設定されたフロー制御フラグを有するARQ−ACKメッセージを送信し、これによって、ARQ−TXインスタンスは、対応するデータリンクのPDUの送信を停止する。受信機のメモリバッファがない場合には、Sに設定されたフロー制御フラグを有するARQ−ACKメッセージをARQ−RXインスタンスが送信した後に受信されたLL−PDUは、廃棄することができる。
メモリバッファの利用可能なメモリ空間が、所与の上限しきい値よりも大きく、かつ、ARQ−TXインスタンスが、対応するデータリンクでのLL−PDUの送信を停止している場合、すなわち、Sに設定されたフロー制御フラグを有する最後のARQ−ACKが送信された後、ARQ−RXインスタンスは、Rに設定されたフロー制御フラグを有し、有効なLastRXフィールドを含んだARQ−ACKメッセージを送信し、最後に受信された有効なPDUを送信機に示す。
ARQ−RXがARQ−ACKメッセージを送信する他のあらゆる場合において、フロー制御フラグはRに設定される。
いずれにしても、ARQ−RXインスタンスは、現在のデータリンクの動作制御モードをARQ−ACK中に位置するモードフラグを通じて示す。このモードフラグは、ARQテーブルにおけるデータリンクに関連付けられたエントリのモードフィールドから決定される。
BFCモードで動作するデータリンクについて考えると、ARQ−RXインスタンスは、ARQ−WRSVメッセージを受信すると、ReqWSフィールドに示された、要求されたウィンドウサイズでARQ−MBMを起動する。ARQ−MBMが「予約は受け付けられた」の表示を返すと、ARQ−RXインスタンスは、ReqWSフィールドと同じ値を含んだGntWSフィールドを有するARQ−WGNTメッセージを送信し、対応するデータリンクの動作制御モードは、BFCモードからWFCモードへ切り換わる。ARQ−MBMが「予約は拒否された」の表示を返すと、ARQ−RXインスタンスは、0に設定されたGntWSフィールドを有するARQ−WGNTメッセージを送信し、データリンクはBFCモードに留まる。
WFCモードで動作する所与のデータリンクについて考えると、ARQ−RXインスタンスは、ARQ−WRSVメッセージを受信すると、ARQ−MBMを起動することによって、ReqWSフィールドに示された新たに要求されたウィンドウサイズに利用可能なメモリバッファ空間を融通できるかどうかをチェックする。ARQ−MBMが「予約は受け付けられた」の表示を返すと、ARQ−RXインスタンスは、ReqWSフィールドと同じ値を含んだGntWSフィールドを有するARQ−WGNTメッセージを送信する。要求したウィンドウサイズの変更が拒否されると、ARQ−RXインスタンスは、前に使用されていた値に設定されたGntWSフィールドを有するARQ−WGNTメッセージを送信する。GntWSフィールドが0に設定されると、ARQエンティティはBFCモードに切り換わる。
以下のセクションでは、本発明の一実施の形態に従ってARQ−TXインスタンスにより送信機側で実行されるオペレーションについて説明する。
動作モードが何であっても、ARQ−TXインスタンスは、Sに設定されたフロー制御フラグを有するARQ−ACKメッセージを受信すると、所与のデータリンクでの新たなLL−PDUの放出を停止するが、依然としてエラーのあったLL−PDUを再送することはできる。
ARQ−TXは、Rに設定されたフロー制御フラグを有するARQ−ACKメッセージを受信すると、所与のデータリンクでの新たなLL−PDUの放出が前もって停止されていないならば、その放出を継続することができる。停止している時にこのメッセージが受信されると、ARQ−TXインスタンスは、LastRXフィールドで示された連続番号から開始する新たなLL−PDUの送信を再開する。
本発明の一実施の形態において、BFCモードで動作する所与のデータリンクを考えると、ARQ−TXインスタンスは、要求されたウィンドウサイズをReqWSフィールドに含むARQ−WRSVメッセージを送信することによって、BFCモードにある時はいつでもウィンドウメモリ予約プロシージャをトリガできることが好ましい。対応するARQ−WGNTメッセージの受信を待っている間、タイマが始動される。ARQ−WGNTメッセージが受信される前にタイマが満了すると、同じARQ−WRSVメッセージを再送することができる。ARQ−TXインスタンスは、ARQ−WGNTメッセージを受信すると、このARQ−WGNTメッセージのGntWSフィールドをチェックする。返されたウィンドウサイズが要求した値と等しい場合には、メモリ予約が成功している。返された値が要求した値と異なる場合、特に、返された値が0である場合には、予約は失敗しており、データリンクはBFCモードに留まる。
WFCモードで動作する所与のデータリンクについて考えると、ウィンドウサイズは、各GntWSフィールドに非ゼロの値を含む、最も近時に受信したARQ−WGNTメッセージで返された値に固定される。
ウィンドウサイズは、BFCモードと同じプロシージャを使用することによって、ARQ−TXインスタンスの要求に応じていつでも変更することができる。
ARQ−TXインスタンスは、ARQ−WGNTメッセージを受信すると、返されたGntWSフィールド値でウィンドウサイズを更新する。GntWSフィールドが0に等しい場合、データリンクモードはBFCモードに切り換わる。
BFCモードに設定された動作制御モードフラグを有するARQ−ACKメッセージを受信すると、データリンクモードはBFCモードに切り換わる。
上述したように、Sに設定された制御フローフラグは、BFCモードと解釈される。この最後の特徴によって、メモリバッファ資源が受信機で利用可能である時に、ARQ−TXインスタンスは、交渉したウィンドウサイズを超過することが可能になる。
図3は、本発明の一実施の形態における交換メッセージを介して所与のデータリンクで所与のデータリンクのBFCモードとWFCモードとの間を切り換わるいくつかの場合を示している。最初に、ARQエンティティは、BFCモード313を選択している。その結果、所与のデータリンクに対して、メモリ空間は受信機側に予約されない。送信機301は、メモリ空間を予約するためにARQ−WRSVメッセージ303を受信機302に送信し、同時に、タイマ318を始動する。要求したメモリ空間のサイズは、ARQ−WRSVメッセージのReqWSフィールドに設定される。受信機302は、ARQ−WGNTメッセージ304を送信機301に返信する。送信機301は、タイマが満了する前に、このARQ−WGNTメッセージ304を受信しない。送信機301は、同じARQ−WRSVメッセージ305を再送する。利用可能なメモリ空間が、予約を要求したメモリ空間よりも大きい場合には、受信機302は、メモリ予約を受け付けたARQ−WGNTメッセージ306を送信機に返信する。ARQエンティティは、所与のデータリンクについてWFCモード314に切り換わる。予約された資源を解放するために、送信機301は、要求メモリサイズ0を含むARQ−WRSVメッセージ307を送信する。受信機は、このメッセージ307を受信すると、対応するメモリ空間を解放し、ARQ−WGNTメッセージ308を送信機301に返信する。ARQエンティティは、BFCモード315に切り換わる。その後、送信機301は、ReqWSフィールドにメモリ空間サイズを含むARQ−WRSVメッセージ309を送信することによって、メモリ予約プロシージャを要求する。受信機は、要求されたメモリ空間サイズに等しい予約したメモリ空間サイズを含むARQ−WGNTメッセージ310を返信することによって、この予約を受け付ける。ARQエンティティは、WFCモード316に切り換わる。その後、受信機は、所与のデータリンクに予約されたメモリ空間を先取りし、次いで、BFCに設定されたモードフラグを含むARQ−ACKメッセージ311を送信する。その結果、ARQエンティティは、BFCモード317に切り換わる。
本発明の一実施の形態は、さまざまなQoS制約条件を示す異なるアプリケーションデータフローが送信されるネットワークに有利に適用することができる。特に、特定のQoS要件を伴うことなく、大きな柔軟性がアプリケーションデータフローに提供される。実際には、このタイプのアプリケーションは、固定サイズの予約メモリを使用する必要なく、アプリケーションデータフローの瞬時スループットに応じてメモリ資源を有利に使用することができる。その結果、データリンク間でのメモリバッファの分配を動的に行うことができる。他方、厳しいQoS制約条件を有するアプリケーションデータフローには、予約プロシージャを使用することによって、資源が保証される。さらに、受信機に十分なメモリバッファが存在すると、あらゆるアプリケーションデータフローは、直ちに、下位層が提供する最大スループットに達することができる。その結果、メモリ資源が利用可能である限り、送信効率は、メモリ資源を使用する柔軟で効率的な動的メモリ管理によって改善され、これによって、メモリ資源の浪費が回避される。
従来技術による古典的なARQ方式を示す図である。 本発明の一実施の形態による2つの動作制御モード間の状態マシンを示す図である。 本発明の一実施の形態による送信機と受信機との間で交換されるメッセージを示す図である。
符号の説明
11 送信機
12 受信機
13 データリンク
14 逆方向データリンク
15 メモリバッファ

Claims (13)

  1. 複数の異なるデータリンクを管理する少なくとも1つの送信機、または、それぞれが少なくとも1つのデータリンクを管理する複数の送信機であって、該1つまたは複数の送信機が、スライディングウィンドウメモリ要求を送信し、前記データリンクが、ARQプロトコルに従ってPDUを転送し、かつ、1組の所定のQoS優先度に属する各QoS優先度に関連付けられる、少なくとも1つの送信機または複数の送信機と、
    複数の前記データリンクを収容し、ARQ肯定応答メッセージまたはARQ−ACKメッセージを前記送信機に送信することによって、送信された各PDUに応答する少なくとも1つの受信機と、
    前記データリンク間で共有されるメモリであって、前記受信機に備えられて、少なくとも受信されたPDUの応答が行われるまで、該受信されたPDUを記憶する、メモリと、
    送信機ARQインスタンスと、前記1つまたは複数の送信機から前記スライディングウィンドウメモリ要求を受信する受信機ARQインスタンスとを備え、所定の1組の動作制御モードから選択された動作制御モードに従って前記データリンクのそれぞれを制御するARQ管理エンティティと、
    を備えるネットワークにおける動的ARQウィンドウ管理方法であって、
    前記ARQ管理エンティティが、所与の動作制御モードを選択するステップと、
    前記1つの送信機または前記複数の送信機のうちの少なくとも1つが、所与のデータリンクの1つまたは2つ以上のPDUを前記受信機に送信するステップと、
    前記受信機が、前記受信されたPDUを前記共有メモリに記憶するステップと、
    前記受信機ARQインスタンスが、前記選択された動作制御モードおよび/またはフロー制御データを含んだ特定の情報を含む前記対応するARQ−ACKメッセージを返信するステップと、
    前記受信機ARQインスタンスが、応答されたPDUを上位層に配信すると、該応答されたPDUを前記共有メモリから除去するステップと、
    前記ARQ−ACKメッセージを受信すると、前記送信機ARQインスタンスが、該ARQ−ACKメッセージに含まれる前記特定の情報に基づいて、前記データリンクでのPDUの送信の継続または停止を行うステップと、
    を含み、
    前記動作制御モードを選択するステップは、前記共有メモリ内の利用可能なメモリ空間、前記関連付けられた各QoS優先度、および前記受信機によって受信された前記送信機からの前記スライディングウィンドウメモリ要求を考慮しながら、PDU送信中にデータリンクごとに動的に繰り返され
    前記1組の所定の動作制御モードは、少なくとも、メモリ空間が所与のデータリンクに対して前記共有メモリに予約されない第1の動作制御モードと、所与のメモリ空間が所与のデータリンクに対して前記共有メモリに排他的に予約される第2の動作制御モードとを含む、動的ARQウィンドウ管理方法。
  2. 前記第2の動作制御モードは、スライディングウィンドウメカニズムに基づく、請求項に記載の動的ARQウィンドウ管理方法。
  3. 前記フロー制御データは、
    前記共有メモリの前記利用可能なメモリ空間が運用管理で設定された第1のしきい値よりも大きい場合には、前記フロー制御データは、前記データリンクについてPDUの送信を継続するように前記各送信機ARQインスタンスに広告するステップと、
    前記共有メモリの前記利用可能なメモリ空間が運用管理で設定された第1のしきい値よりも大きくない場合には、前記フロー制御データは、前記データリンクについてPDUの送信を停止するように前記各送信機ARQインスタンスに広告するステップと、
    に基づいて提供される、
    請求項1または2に記載の動的ARQウィンドウ管理方法。
  4. 前記PDUの送信を停止するステップの後に、
    前記共有メモリの前記利用可能なメモリ空間が運用管理で設定された第2のしきい値よりも大きい場合には、前記受信機ARQインスタンスが、最後に正しく受信されたPDUに関する情報を含むメッセージを送信することによって、前記送信機ARQインスタンスにPDUの送信を継続するように広告するステップと、
    前記送信機ARQインスタンスが、前記情報に基づいてPDUの送信を継続するステップと、
    をさらに含む、請求項に記載の動的ARQウィンドウ管理方法。
  5. 前記ARQ管理エンティティは、
    前記送信機ARQインスタンスが、所与のデータリンクについて前記共有メモリの要求したメモリ空間を含んだメモリ予約要求メッセージを送信するステップと、
    前記受信機ARQインスタンスが、前記所与のデータリンクについて、前記共有メモリの予約したメモリ空間に関するメモリ情報を含んだ対応する応答メッセージを返信するステップと、に従ってメモリ予約が行われると、前記第1の動作制御モードから前記第2の動作制御モードへ前記動作制御モードを切り換え、
    前記受信機ARQインスタンスは、前記要求したメモリ空間と、前記所与のデータリンクの前記各QoS優先度と、前記共有メモリの前記利用可能なメモリ空間とに応じて、前記予約したメモリ空間を決定する、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の動的ARQウィンドウ管理方法。
  6. 前記共有メモリにメモリ空間が利用可能でない場合には、前記受信機ARQインスタンスは、前記メモリ予約要求を拒否する、対応する応答メッセージを返信し、該応答メッセージは、現在予約されているメモリ空間に関する情報を含む、請求項に記載の動的ARQウィンドウ管理方法。
  7. 前記送信機ARQインスタンスは、前記共有メモリの新たに要求したメモリ空間を画定するメモリ予約要求をさらに送信することによって、前記予約したメモリ空間のサイズを変更するように要求する、請求項5または6に記載の動的ARQウィンドウ管理方法。
  8. 前記利用可能なメモリ空間がメモリ予約を達成するのに十分でない場合には、前記受信機ARQインスタンスは、前記所与のデータリンクのQoS優先度よりも低いQoS優先度に関連付けられた低いQoSのデータリンクに予約された前記メモリ空間を寄せ集め、
    該寄せ集めたメモリ空間が前記要求したメモリ空間よりも大きい場合には、前記受信機ARQインスタンスは、前記低いQoSのデータリンクに予約されたメモリ空間を先取りすることによって、前記要求したメモリ空間を前記所与のデータリンクに対して予約し、前記低いQoSのデータリンクに、前記第2の動作制御モードから前記第1の動作制御モードへ切り換わるように強制し、
    前記寄せ集めたメモリ空間が前記要求したメモリ空間よりも大きくない場合には、前記受信機ARQインスタンスは、現在予約されているメモリ空間に関する情報を含む、前記メモリ予約を拒否する対応する応答メッセージを返信する、
    請求項5ないし7のいずれか1項に記載の動的ARQウィンドウ管理方法。
  9. 前記送信機ARQインスタンスは、
    メモリ予約要求が送信された時にタイマを始動するステップと、
    前記メモリ予約要求メッセージに対応する応答メッセージの受信時に前記タイマをリセットするステップと、
    前記タイマの満了時に前記メモリ予約要求メッセージを再び送信するステップと、
    をさらに実行する、請求項5ないし8のいずれか1項に記載の動的ARQウィンドウ管理方法。
  10. 前記ARQエンティティは、メモリ予約要求に対応する応答メッセージであって、サイズが0に等しい予約したメモリ空間を含む応答メッセージの、前記受信機ARQインスタンスについては送信時に、前記送信機ARQインスタンスについては受信時に、それぞれ、前記第2の動作制御モードから前記第1の動作制御モードへ前記動作制御モードを切り換え、または、前記第1の動作制御モードを含むARQ−ACKメッセージの受信時に前記第2の動作制御モードから前記第1の動作制御モードへ前記動作制御モードを切り換える、請求項5ないし9のいずれか1項に記載の動的ARQウィンドウ管理方法。
  11. 前記第1の動作制御モードは、比較的低いQoS優先度に関連付けられたデータリンクに対して選択され、前記第2の動作制御モードは、比較的高いQoS優先度に関連付けられたデータリンクに対して選択される、請求項1ないし10のいずれか1項に記載の動的ARQウィンドウ管理方法。
  12. 前記共有メモリにメモリ空間がもはや利用可能でない場合には、前記受信機ARQインスタンスは、データリンクのPDUを廃棄する、請求項1ないし11のいずれか1項に記載の動的ARQウィンドウ管理方法。
  13. 請求項1ないし12のいずれか1項に記載の方法を実行する手段を備える、データリンク伝送を制御するデバイス。
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