JPH06338138A - 基準クロック発生装置及び基準クロック発生方法 - Google Patents

基準クロック発生装置及び基準クロック発生方法

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JPH06338138A
JPH06338138A JP5126817A JP12681793A JPH06338138A JP H06338138 A JPH06338138 A JP H06338138A JP 5126817 A JP5126817 A JP 5126817A JP 12681793 A JP12681793 A JP 12681793A JP H06338138 A JPH06338138 A JP H06338138A
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clock signal
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oscillator
reference clock
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JP5126817A
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Masahiko Tsunoda
昌彦 角田
Katsuhiko Kaida
克彦 海田
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】1つの振動子のみを有して、周波数の異なる複
数の基準クロック信号を安価にて生成可能な基準クロッ
ク発生装置を提供することを目的とする。 【構成】水晶振動子28の発振周波数に従ったクロック
信号を発振回路29より出力し、これを1/2分周回路
30で1/2分周して、所定の周波数を有するCPUク
ロック信号を得る。一方、発振回路29の出力を1/M
分周回路31で1/M分周し、その分周出力を位相比較
器32、チャージポンプ33、ループフィルタ34、電
圧制御発振器35および1/N分周回路36からなるP
LL回路に与える。このPLL回路の後段に1/L分周
回路37を設け、1/M分周回路31、1/N分周回路
36および1/L分周回路37の各分周比を制御レジス
タ38にて適切な値に設定して、所定の周波数を有する
サーボクロック信号を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のシステムクロッ
クを必要とする磁気ディスク装置等のデータ処理装置に
用いられる基準クロック発生装置及び基準クロック発生
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク装置では、それぞれのパフ
ォーマンスを最大限に発揮させるため、サーボ制御回路
(およびリード/ライト回路)とCPUとで別々のクロ
ック信号を持つ必要がある。ただし、昨今の磁気ディス
ク装置では、高機能、大容量化のためにデータ転送速度
が上昇し、CPUも高速化しているため、それぞれの発
振周波数がかなり高くなってきている。
【0003】図4に磁気ディスク装置に用いられる従来
の基準クロック発生装置の構成を示す。従来は、2つの
水晶振動子22および25を用いて、CPUクロック信
号とサーボクロック信号とを別々に生成していた。
【0004】水晶振動子22は、CPUクロック信号生
成用であり、CPUクロック信号の2倍の周波数で発振
する。発振回路23は、水晶振動子22の発振周波数に
従ってTTLまたはCMOS相当レベルのクロック信号
を出力する。分周回路24は、発振回路23の出力を1
/2分周し、その分周出力をCPUクロック信号として
外部に出力する。
【0005】一方、水晶振動子25は、サーボクロック
信号生成用であり、シリンダコード転送速度の3倍で発
振する。発振回路26は、水晶振動子24の発振周波数
に従ってTTLまたはCMOS相当レベルのクロック信
号を出力する。補助発振回路27は、水晶振動子25が
目的の高周波で発振するように時定数が設定されたLC
回路である。なお、R1 およびR2 は抵抗、C11,C1
2,C21,C23はコンデンサ、Lはコイルである。
【0006】上記構成において、例えばCPUの最高ス
ピードを得るために、16MHzのCPUクロック信号
が必要であると仮定すると、クロック信号の周波数およ
びデューティの精度を上げる目的で、32MHzの水晶
振動子22を使用し、これを1/2分周して使用するこ
とになる。一方、サーボ用の基準クロック信号として、
昨今のデータ転送速度の上昇により、17.3MHzが
必要であると仮定すると、一般にグレイコード等を用い
ているサーボデータのデコード精度を向上させるため、
17.3MHzの3倍の52MHzの水晶振動子25を
使用することになる。
【0007】なお、実際には、CPUクロック信号およ
びサーボクロック信号の他に、リード/ライト基準クロ
ック信号が必要であるが、これはサーボクロック信号を
利用することができる。CDR(Constant D
ensity Recording)方式を用いている
磁気ディスク装置では、サーボクロック信号をリード/
ライト基準クロック信号としてライトPLL回路に与
え、各ゾーン毎にその周波数を切り替えている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従
来、磁気ディスク装置に用いられる基準クロック発生装
置には、30MHz以上の水晶振動子が2つ必要であっ
た。この場合、水晶振動子の発振周波数が25〜30M
Hzを越えると、水晶が極めて薄くなることから、機械
的信頼性が低下し、それを改善するのに高価となる。し
たがって、装置1台に高価な水晶振動子を複数搭載する
ことは、コスト的に大きな問題となる。
【0009】また、水晶振動子は30MHzを越えると
基本波(1次発振周波数)で発振するのが困難になり、
3次高調波や5次高調波を使用せざるを得なくなる。こ
のため、高調波成分で発振しやすいように、R,L,C
からなる補助発振回路(補助的な共振回路)が必要とな
ったり、誤って基本波で発振してCPUが誤動作しない
ように、発振周波数を監視する回路が必要になるなど、
補助回路が多くなる問題がある。
【0010】本発明は上記のような点に鑑みなされたも
ので、1つの振動子のみを有して、周波数の異なる複数
の基準クロック信号を安価にて生成可能な基準クロック
発生装置及び基準クロック発生方法を提供することを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の基準クロック発
生装置は、1つの振動子を有し、この振動子の発振周波
数に従ってクロック信号を発振する発振手段と、PLL
回路および複数の分周回路の組み合わせからなり、上記
発振手段から発振される上記クロック信号に基づいて、
周波数の異なる複数の基準クロック信号を生成する基準
クロック生成手段と、上記各分周回路の分周比をそれぞ
れ独立に設定し、上記各基準クロック信号の周波数を調
整する制御手段とを具備したものである。
【0012】
【作用】上記の構成によれば、PLL回路および複数の
分周回路の組み合わせにより、発振手段から発振される
クロック信号から周波数の異なる複数の基準クロック信
号が生成される。したがって、各分周比を適切な値に設
定するだけで、1つの振動子のみで、しかも、その振動
子の発振周波数を変えることなく、所望の周波数を有す
る複数の基準クロックを得ることができる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。まず、本発明の基準クロック発生装置が適用さ
れる磁気ディスク装置の構成について説明する。図3は
サーボ方式の磁気ディスク装置の構成を示すブロック図
である。図3において、1は記録媒体であるディスク、
2はこのディスク1に対しデータのリード/ライトを行
う磁気ヘッドである。ディスク1は、スピンドルモータ
3によって回転する。磁気ヘッド2は、キャリッジ4に
搭載されており、ボイスコイルモータ(VCM)5によ
ってディスク1の半径方向に移動する。スピンドルモー
タ3は、モータドライバ6によって駆動される。ボイス
コイルモータ5は、VCMドライバ7によって駆動され
る。
【0014】ヘッドアンプ10は、データの読出し時に
は、磁気ヘッド2の読出し信号を増幅し、データの書込
み時には、ライトデータに従って磁気ヘッド2に書込み
電流を供給する。パルス検出回路11は、ヘッドアンプ
10からの読出し信号の電磁変換位置に相当する波形ピ
ーク点を検出し、アナログの読出し信号を2値化データ
に変換する。
【0015】サーボ検出回路12は、ディスク1に予め
記録されているサーボデータであるヘッド位置決めデー
タ(バーストデータ)を検出する。A/Dコンバータ1
3は、アナログのヘッド位置決めデータをディジタル値
に変換する。サーボコントローラ14は、パルス検出回
路11からのシリンダアドレスコードとA/Dコンバー
タ13からのヘッド位置決めデータに基づいて、磁気ヘ
ッド2の位置決め制御を行うものであり、ここではその
制御に必要なサーボクロック信号を基準クロック発生回
路21から得ている。
【0016】リードPLL回路15は、パルス検出回路
11からのリードパルスに位相同期したリードクロック
信号を作成する。デコーダ16は、パルス検出回路11
からのリードパルスをNRZ信号に復調する。ライトP
LL回路17は、後述する基準クロック発生回路21か
らのサーボクロック信号をリード/ライト基準クロック
信号として入力し、ライトクロック信号を作成する。エ
ンコーダ18は、インタフェイスコントローラ20から
のNRZデータをライトPLL回路17からのライトク
ロック信号に同期したライトデータに変調する。
【0017】CPU19は、磁気ディスク装置を統括制
御するものであり、ここでは、その制御に必要なCPU
クロック信号を基準クロック発生回路21から得てい
る。インタフェイスコントローラ20は、図示せぬホス
トコンピュータとのインタフェイス制御を行う。基準ク
ロック発生回路21は、本発明の部分であり、図1また
は図2に示すような構成により、サーボクロック信号お
よびCPUクロック信号を生成して、サーボコントロー
ラ14およびCPU19にそれぞれ出力する。
【0018】次に、本発明の基準クロック発生装置につ
いて説明する。本発明では、1つの振動子で、周波数の
異なる複数の基準クロック(ここでは、サーボクロック
信号およびCPUクロック信号)を生成することを目的
としており、その具体的な構成を図1に示す。
【0019】図1は第1の実施例としての基準クロック
発生装置の構成を示すブロック図である。図1におい
て、水晶振動子28は、32MHzで発振する。発振回
路29は、水晶振動子28の発振周波数に従ってTTL
もしくはCMOS相当レベルのクロック信号を出力す
る。1/2分周回路30は、発振回路29の出力信号を
1/2分周し、その分周出力をCPUクロック信号とし
て外部(CPU19)に出力する。
【0020】1/M分周回路31は、発振回路29の出
力信号を制御レジスタ38にて設定される分周比(1/
M)で分周する。位相比較器32は、1/M分周回路3
1の分周出力とPLL回路の帰還ループに設けられた1
/N分周回路36の分周出力との位相比較を行う。チャ
ージポンプ33は、位相比較器32の出力信号に従って
ループフィルタ34に供給されるチャージ/ディスチャ
ージ電流の電流源である。ループフィルタ34は、チャ
ージポンプ33のチャージ/ディスチャージ電流を平滑
し、電圧制御発振器(VCO)35に発振制御電圧を供
給する積分型フィルタである。電圧制御発振器35は、
ループフィルタ34の出力電圧に応じた周波数(ここで
は、104MHz)で発振する。
【0021】1/N分周回路36は、PLL回路の帰還
ループに設けられ、電圧制御発振器35の出力信号を制
御レジスタ38にて設定される分周比(1/N)で分周
し、その分周出力を位相比較器32にフィードバックす
る。1/L分周回路37は、電圧制御発振器35の出力
信号を制御レジスタ38にて設定される分周比(1/
L)で分周し、その分周出力をサーボクロック信号(リ
ード/ライト基準クロック信号)として外部(サーボコ
ントローラ14)に出力する。制御レジスタ38は、1
/M分周回路31、1/N分周回路36および1/L分
周回路37の各分周比をそれぞれ独立に設定する。
【0022】このような構成において、発振回路29か
ら出力される32MHzのクロック信号は、1/2分周
回路30および1/M分周回路31に与えられる。1/
2分周回路30では、32MHzのクロック信号を1/
2分周する。これにより、16MHzのCPUクロック
信号が得られる。このCPUクロック信号は、図3に示
すCPU19に与えられる。
【0023】ここで、制御レジスタ38にて、1/M分
周回路31の分周比を「1/4」、1/N分周回路36
の分周比を「1/13」を設定すると共に、PLL回路
の後段に設けられた1/L分周回路37の分周比を「1
/2」に設定すると、発振回路29から出力された32
MHzのクロック信号は、まず、1/M分周回路31で
1/4分周された後、PLL回路に与えられる。
【0024】PLL回路は、位相比較器32、チャージ
ポンプ33、ループフィルタ34、電圧制御発振器35
および1/N分周回路36からなり、1/M分周回路3
1の出力信号(8MHzのクロック信号)を受けて10
4MHzのクロック信号を生成する。この104MHz
のクロック信号は、PLL回路の後段に設けられた1/
L分周回路37において1/2分周される。これによ
り、52MHzのサーボクロック信号が得られる。この
サーボクロック信号は、図3に示すサーボコントローラ
14に与えられる。なお、この52MHzのサーボクロ
ック信号は、リード/ライト基準クロック信号としてラ
イトPLL回路17にも与えられる。
【0025】このように、PLL回路と分周回路を設
け、サーボクロック信号の周波数に応じて、各分周比を
制御レジスタ38にて適切な値に設定することにより、
CPUクロック信号と同時に、このCPUクロック信号
とは周波数の異なるサーボクロック信号を得ることがで
きる。この場合、32MHzの水晶振動子を1つしか使
用しないため、CPUおよびサーボ制御のそれぞれのパ
フォーマンスを落とさずに、コストダウンを図ることが
できる。また、本装置はPLL回路と分周回路で構成さ
れているため、周波数精度が非常に高く、しかも、従来
のような補助回路を必要とすることもない。
【0026】次に、本発明の第2の実施例を説明する。
上記第1の実施例では、CPUクロック信号の周波数を
固定とし、そのCPUクロック信号からサーボクロック
信号の周波数を任意に設定するような構成としたが、こ
こでは、CPUクロック信号とCPUクロック信号のそ
れぞれの周波数を任意に設定可能とする。
【0027】図2は第2の実施例としての基準クロック
発生装置の構成を示すブロック図である。図2におい
て、水晶振動子39は、16MHzで発振する。発振回
路40は、水晶振動子39の発振周波数に従ってTTL
もしくはCMOS相当レベルのクロック信号を出力す
る。
【0028】1/M分周回路41は、発振回路40の出
力信号を制御レジスタ49にて設定される分周比(1/
M)で分周する。位相比較器42は、1/M分周回路4
1の分周出力とPLL回路の帰還ループに設けられた1
/N分周回路46の分周出力との位相比較を行う。チャ
ージポンプ43は、位相比較器42の出力信号に従って
ループフィルタ44に供給されるチャージ/ディスチャ
ージ電流の電流源である。ループフィルタ44は、チャ
ージポンプ43のチャージ/ディスチャージ電流を平滑
し、電圧制御発振器(VCO)45に発振制御電圧を供
給する積分型フィルタである。電圧制御発振器45は、
ループフィルタ34の出力電圧に応じた周波数(ここで
は、96MHz)で発振する。
【0029】1/N分周回路46は、PLL回路の帰還
ループに設けられ、電圧制御発振器45の出力信号を制
御レジスタ49にて設定される分周比(1/N)で分周
し、その分周出力を位相比較器42にフィードバックす
る。1/L1 分周回路47は、電圧制御発振器45の出
力信号を制御レジスタ49にて設定される分周比(1/
L1 )で分周し、その分周出力をCPUクロック信号と
して外部(CPU19)に出力する。1/L2 分周回路
48は、電圧制御発振器45の出力信号を制御レジスタ
49にて設定される分周比(1/L2 )で分周し、その
分周出力をサーボクロック信号(リード/ライト基準ク
ロック信号)として外部(サーボコントローラ14)に
出力する。制御レジスタ49は、1/M分周回路41、
1/N分周回路46、1/L1 分周回路47および1/
L2 分周回路48の各分周比をそれぞれ独立に設定す
る。
【0030】このような構成において、発振回路40か
ら出力される16MHzのクロック信号は、1/M分周
回路41を介してPLL回路に与えられる。ここで、制
御レジスタ49にて、1/M分周回路41の分周比を
「1/2」、1/N分周回路46の分周比を「1/1
2」に設定し、さらにPLL回路の後段に設けられた1
/L1 分周回路47および1/L2 分周回路48の分周
比をそれぞれ「1/6」,「1/2」に設定すると、発
振回路29から出力された16MHzのクロック信号
は、まず、1/M分周回路41で1/2分周された後、
PLL回路に与えられる。
【0031】PLL回路は、位相比較器42、チャージ
ポンプ43、ループフィルタ44、電圧制御発振器45
および1/N分周回路46からなり、1/M分周回路4
1の出力信号(8MHzのクロック信号)を受けて96
MHzのクロック信号を生成する。この96MHzのク
ロック信号は、PLL回路の後段に設けられた1/L1
分周回路47および1/L2 分周回路48に与えられ
る。
【0032】1/L1 分周回路47では、PLL出力を
1/6分周する。これにより、16MHzのCPUクロ
ック信号が得られる。このCPUクロック信号は、図3
に示すCPU19に与えられる。一方、1/L2 分周回
路48では、上記PLL出力を1/2分周する。これに
より、48MHzのサーボクロック信号が得られる。こ
のサーボクロック信号は、図3に示すサーボコントロー
ラ14に与えられる。なお、この48MHzのサーボク
ロック信号は、リード/ライト基準クロック信号として
ライトPLL回路17にも与えられる。
【0033】このように、PLL回路の後段に2種類の
分周回路を設けて、CPUクロック信号とサーボクロッ
ク信号をそれぞれ得るようにしても良い。この場合、図
1の構成では、水晶振動子28がCPUクロック信号の
周波数に依存され、その発振周波数が30MHz以上と
なるが、図2の構成では、サーボクロック信号の周波数
をCPUクロック信号の周波数の整数倍でしか選択でき
ないものの、水晶振動子39がCPUクロック信号の周
波数に依存されないため、その発振周波数を20MH以
下とすることができ、さらにコストダウンを図ることが
できる。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、PLL回
路および複数の分周回路を組み合わせて、周波数の異な
る複数の基準クロック信号を生成するようにしたため、
各分周比を適切な値に設定するだけで、1つの振動子の
みで、しかも、その振動子の発振周波数を変えることな
く、所望の周波数を有する複数の基準クロック信号を得
ることができる。
【0035】したがって、磁気ディスク装置において、
CPUおよびサーボ制御回路のそれぞれのパフォーマン
スを落とすことなく、CPUクロック信号およびサーボ
クロック信号といった2種類の基準クロック信号を安価
な構成にて精度良く提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る基準クロック発生
装置の構成を示すブロック図。
【図2】本発明の第2の実施例に係る基準クロック発生
装置の構成を示すブロック図。
【図3】本発明の基準クロック発生装置が適用される磁
気ディスク装置の構成を示すブロック図。
【図4】従来の基準クロック発生装置の構成を示すブロ
ック図。
【符号の説明】
28…水晶振動子、29…発振回路、30…1/2分周
回路、31…1/M分周回路、32…位相比較器、33
…チャージポンプ、34…ループフィルタ、35…電圧
制御発振器、36…1/N分周回路、37…1/L分周
回路、38…制御レジスタ、39…水晶振動子、40…
発振回路、41…1/M分周回路、42…位相比較器、
43…チャージポンプ、44…ループフィルタ、45…
電圧制御発振器、46…1/N分周回路、47…1/L
1 分周回路、48…1/L2 分周回路、49…制御レジ
スタ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つの振動子を有し、この振動子の発振
    周波数に従ってクロック信号を発振する発振手段と、 PLL回路および複数の分周回路の組み合わせからな
    り、上記発振手段から発振される上記クロック信号に基
    づいて、周波数の異なる複数の基準クロック信号を生成
    する基準クロック生成手段と、 上記各分周回路の分周比をそれぞれ独立に設定し、上記
    各基準クロック信号の周波数を調整する制御手段とを具
    備したことを特徴とする基準クロック発生装置。
  2. 【請求項2】 上記制御手段は、磁気ディスク装置を統
    括制御するCPUに必要なCPUクロック信号、および
    磁気ヘッドの位置決め制御を行うサーボ制御回路に必要
    なサーボクロック信号のそれぞれの周波数に応じて、上
    記各分周回路の分周比を独立に設定することを特徴とす
    る請求項1記載の基準クロック発生装置。
  3. 【請求項3】 1つの振動子を有し、この振動子の発振
    周波数に従ってクロック信号を発振する発振手段を備
    え、 PLL回路および複数の分周回路の組み合わせにより、
    上記発振手段から発振される上記クロック信号に基づい
    て、周波数の異なる複数の基準クロック信号を生成し、 上記各分周回路の分周比を独立に設定して、上記各基準
    クロック信号の周波数を調整するようにしたことを特徴
    とする基準クロック発生方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100489414B1 (ko) * 1998-01-16 2005-08-01 삼성전자주식회사 서보클럭신호의 안정도 판별장치
US7558462B2 (en) 2002-07-04 2009-07-07 Sony Corporation Reproduction device and content information reproduction method
JP2011519077A (ja) * 2008-02-20 2011-06-30 ヒューレット−パッカード デベロップメント カンパニー エル.ピー. 2つの基準クロックを有するリドライバ及びその動作方法

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