JPH06338118A - ディスクカートリッジ装着装置 - Google Patents

ディスクカートリッジ装着装置

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JPH06338118A
JPH06338118A JP5126418A JP12641893A JPH06338118A JP H06338118 A JPH06338118 A JP H06338118A JP 5126418 A JP5126418 A JP 5126418A JP 12641893 A JP12641893 A JP 12641893A JP H06338118 A JPH06338118 A JP H06338118A
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disk
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lever
disc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディスクの損傷発生を防止すると共に、カー
トリッジ挿入時の操作性を高める。 【構成】 カートリッジ係止レバー89には、カートリ
ッジ係止状態を解除する方向の回動力が引張コイルスプ
リング93によって常時付与され、かつシャッター開閉
アーム94のカートリッジ排出方向の回動による押圧に
よってカートリッジ係止方向の回動力が付与されてい
る。このため、ディスクカートリッジ3にカートリッジ
係止レバー89が常時押圧接触しないから、カートリッ
ジ削れ粉の発生を抑制することができると共に、ディス
クカートリッジ3の挿入抵抗を小さくすることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばフロッピィーデ
ィスク装置等に使用して好適なディスクカートリッジ装
着装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばフロッピィーディスク装置等のデ
ィスク装置は、パーソナルコンピュータを始めとしてオ
フィスコンピュータやワードプロセッサ等に広く用いら
れており、その普及は目覚ましい。
【0003】従来、この種のディスク装置は、例えば図
3に示すように構成されている。
【0004】これを同図に基づいて説明すると、同図に
おいて、符号1で示すものはディスク回転中心としての
スピンドルモータ軸2を内蔵するシャーシで、例えばパ
ーソナルコンピュータ等の機器筐体(図示せず)内に収
納されており、全体が前方に開口しディスクカートリッ
ジ3が臨む収納空間1aを有する有底箱によって形成さ
れている。このシャーシ1の底面の後方右側部には、前
後方向に開口する貫通孔4aを有する保持壁4およびこ
の保持壁4と所定の間隔をもって並列する支軸5が立設
されており、前方端部には各々が左右方向に所定の間隔
をもって並列する2つのスプリング係止片6が突設され
ている。また、このシャーシ1の両側壁には、上下方向
に延在する案内溝(左側の2つの案内溝のみ図示)7が
一体に設けられている。
【0005】8および9は前後方向に所定の間隔をもっ
て並列する2対の突子で、前記シャーシ1の底面に取り
付けられており、後述するスライド板を前後方向に案内
し得るように構成されている。これら各対の突子8,9
は、各々が互いに左右方向に所定の間隔をもって並設さ
れている。このうち後方の突子9には、外径が先端に向
かって小さくなる円錐状のカートリッジ位置決め部9a
が設けられている。
【0006】10はディスクカートリッジ排出用のイジ
ェクト釦11をその前方端縁右側部に有する断面視コ字
状のスライド板で、前記スピンドルモータ軸2が臨む平
面視U字状の切欠き12aおよび前記スプリング係止片
6が臨む第1長孔12bを有する底面板12と、この底
面板12の両側部に立設され各々が所定の間隔をもって
対向する2つの側面板13とからなり、前記シャーシ1
内に進退自在に設けられている。
【0007】このスライド板10の底面板12には、前
記各突子8,9が臨み前後方向に延在する切欠き14と
第2長孔15および前記スプリング係止片6に対応する
スプリング係止孔16が設けられている。また、このス
ライド板10の底面板12の後方端部片側側縁には、下
方に突出するロック爪17が取り付けられている。
【0008】一方、このスライド板10の側面板12に
は斜め前方に向かって上る勾配をもつ前後左右4個のカ
ム溝18が形成されており、これらカム溝18のうち左
側のカム溝の後方には前後方向に延在するラック19が
設けられている。
【0009】20は前記スライド板10を前方に付勢す
る2つの引張用のコイルスプリングで、両端部が前記各
スプリング係止片6と前記各スプリング係止孔16に係
止されている。
【0010】21は前記ロック爪17に対応する係合面
21aと案内面21bを有するトリガーアームで、前記
支軸5に回動自在に設けられており、上端面には側方に
突出するスプリング係止用の突子22aを有するアーム
操作子22が一体に設けられている。
【0011】23は前記スライド板10を係止する方向
に前記トリガーアーム21を回動付勢するトーションス
プリングで、巻線部が前記支軸5の周囲に設けられ、か
つ両端部が前記突子22aと前記保持壁4に係止されて
いる。
【0012】24はヘッドキャリッジ送り用のステッピ
ングモータで、前記シャーシ1の後方端部に固定されて
いる。このステッピングモータ24の出力軸25は、前
後方向に延在し螺旋状のV字溝25aを有するリードス
クリュー軸によって形成されており、先端部が前記保持
壁4の貫通孔4a内に軸受(図示せず)を介して支承さ
れている。
【0013】26は前後方向に延在するガイド軸で、前
記シャーシ1の後方端部片側に保持されており、後述す
るヘッドキャリッジを前後方向に案内するように構成さ
れている。
【0014】27は斜め後方に突出するニードルピン2
8およびこのニードルピン28を前記出力軸25のV字
溝25a内の溝壁に圧接する板ばね29を有するヘッド
キャリッジで、前記シャーシ1の上方に進退自在に保持
されており、左側部下側には前記ガイド軸26がブシュ
(図示せず)を介して挿通する軸孔(図示せず)が設け
られている。このヘッドキャリッジ27の先端部上面に
はディスク上の記録情報の読み取りを行う第1ヘッド3
0が保持されており、キャリッジ後方端部には前記第1
ヘッド30に対応する第2ヘッド31を有するヘッドア
ーム32が弾性体33を介して揺動自在に取り付けられ
ている。このヘッドアーム32は前記第2ヘッド31が
前記第1ヘッド30に接近する方向にトーションスプリ
ング34によって揺動付勢されており、片側側縁には側
方に突出するアーム回動規制用のストッパ32aが一体
に設けられている。
【0015】36は前記ディスクカートリッジ3を挿抜
自在に保持するカートリッジホルダーで、前記スライド
板10内に昇降自在に設けられている。このカートリッ
ジホルダー36の両側側端部には前記各カム溝18およ
び前記案内溝7内に臨む凸部としてのローラ37が回転
自在に保持されており、後方端部片側側縁には両側方に
開口する係止孔38aを有する切り起こし片38が設け
られている。そして、このカートリッジホルダー36
は、前記アーム操作子22に対する前記ディスクカート
リッジ3の押圧によって前記ロック爪17と前記係合面
21aとが係合解除し、前記スライド板10の前方移動
によって前記底面板12に接近し、一方前記イジェクト
釦11の押圧による前記スライド板10の後方移動によ
って前記底面板12から離間するように構成されてい
る。
【0016】39は前記ディスクカートリッジ3のシャ
ッター3aを開閉するシャッター開閉アームで、前記ホ
ルダー36の後方端部片側に回動自在に設けられてい
る。このシャッター開閉アーム39には、上方に突出す
る係止片40が一体に形成されている。
【0017】41は前記シャッター開閉アーム39に復
帰習性を付与する引張用のコイルスプリングで、両端部
が前記係止片40と前記係止孔38aに係止されてい
る。
【0018】42および43はディスク(図示せず)の
種類(2DD,2HD,2ED)を検出するスイッチと
ディスク(図示せず)に書き込みの可否を検出するスイ
ッチで、前記シャーシ1上に基板44を介して設置され
ている。
【0019】45は前記ラック19に噛合する歯車46
を有するダンパ装置で、前記シャーシ1の後方端部側縁
に設置されており、前記スライド板10の進退動作力を
一部吸収し得るように構成されている。
【0020】なお、47および48は前記ディスクカー
トリッジ3のカートリッジ3bに設けられ前記各突子9
が出入する位置決め用の凹部である。また、49および
50は前記ディスクカートリッジ3の挿入方向片側角部
と挿入方向端部両側縁に設けられたテーパと係合凹部で
ある。
【0021】ところで、この種のディスク装置には、デ
ィスクカートリッジ3の排出時にカートリッジ落下によ
る損傷を防止する必要から、ディスクカートリッジ3を
所定の位置に停止させるための係止レバーを有するディ
スクカートリッジ装着装置を備えたものも採用されてい
る。
【0022】このようなディスクカートリッジ装着装置
は、例えば実開平3−66056号公報に開示され、図
4に示すように構成されている。
【0023】これを同図に基づいて概略説明すると、同
図において、符号61で示すものは前記ディスクカート
リッジ3の両側縁を載置可能な保持片61aを有するカ
ートリッジホルダーで、前記スライド板10内に昇降自
在に設けられている。このカートリッジホルダー61の
カートリッジ挿入方向端部片側側縁には上方に突出する
スプリング係止片62が設けられており、カートリッジ
排出側端部片側側縁には後述する係止レバーの係止爪が
挿抜する開口窓63およびこの開口窓63の一部を閉塞
するようなレバー回動規制片64が設けられている。ま
た、このカートリッジホルダー61の上端面片側側縁に
は、上方に突出するレバーガイド65とレバー軸66お
よびこれらレバーガイド65とレバー軸66の近傍に各
々位置するレバー上昇規制片67,68が設けられてい
る。
【0024】69は前記レバーガイド65が対応するカ
ム面69aをそのカートリッジ排出端部一方側側縁に有
するカートリッジ係止レバーで、前記カートリッジホル
ダー61の上端面に回動かつ進退自在に設けられてお
り、前記ディスクカートリッジ3を係止し得るように構
成されている。このカートリッジ係止レバー69のカー
トリッジ排出方向端部他方側側縁には、前記ディスクカ
ートリッジ3の係合凹部50内に挿抜可能な係止面70
aおよび案内面70bからなる係止爪70が一体に設け
られている。また、このカートリッジ係止レバー69の
カートリッジ挿入方向端部には、レバー長手方向に延在
し前記レバー軸66が挿通する長孔71および前記スプ
リング係止片62に対応するスプリング係止片72が設
けられている。
【0025】73は前記カートリッジ係止レバー69に
カートリッジ係止方向に回動力を付与する引張コイルス
プリングで、両端部が前記各スプリング係止片62,7
2に係止されている。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、この種のデ
ィスクカートリッジ装着装置においては、カートリッジ
係止レバー69に係止爪70がディスクカートリッジ3
を係止する方向の弾撥力が付与されており、このためカ
ートリッジホルダー61内のディスクカートリッジ3に
係止爪70が常時押圧接触していた。この結果、カート
リッジ挿抜時にカートリッジ係止レバー69がディスク
カートリッジ3のカートリッジ3bに押圧接触するスト
ロークが大きくなり、ディスクカートリッジ3とカート
リッジ係止レバー69との間に起こる摩擦によってディ
スクカートリッジ3から削れ粉が発生し、これがカート
リッジ3b内に侵入してディスク(図示せず)が損傷す
るという問題があった。
【0027】また、ディスクカートリッジ3に対するカ
ートリッジ係止レバー69の押圧接触力が常時作用する
ことは、カートリッジ挿入時にシャッター開閉アーム
(図示せず)に作用する復帰用スプリング(図示せず)
のみならずカートリッジ係止レバー69に作用する引張
コイルスプリング73の弾撥力に抗してディスクカート
リッジ3を操作する必要があり、それだけカートリッジ
挿入時の操作力が大きくなるという問題もあった。
【0028】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、ディスクカートリッジの削れ粉によるディスク
の損傷発生を防止することができると共に、カートリッ
ジ挿入時の操作力を小さくすることができるディスクカ
ートリッジ装着装置を提供するものである。
【0029】
【課題を解決するための手段】本発明に係るディスク装
置は、ディスクカートリッジのシャッターを開閉するシ
ャッター開閉アームと、ディスクカートリッジを係止す
るカートリッジ係止レバーとを備え、このカートリッジ
係止レバーには、ディスクカートリッジの係止状態を解
除する方向の回動力がスプリングによって常時付与さ
れ、かつシャッター開閉アームのカートリッジ排出方向
の回動による押圧によってディスクカートリッジを係止
する方向の回動力が付与されているものである。
【0030】
【作用】本発明においては、カートリッジ挿入時にディ
スクカートリッジの押圧によってシャッター開閉アーム
がカートリッジ挿入方向に回動すると、カートリッジ係
止レバーがスプリングの弾撥力によってディスクカート
リッジの係止状態を解除する方向に回動する。
【0031】一方、カートリッジ排出時にシャッター開
閉アームのカートリッジ排出方向の回動による押圧によ
ってカートリッジ係止レバーがディスクカートリッジを
係止する方向に回動する。
【0032】
【実施例】以下、本発明の構成等を図に示す実施例によ
って詳細に説明する。
【0033】図1は本発明に係るディスクカートリッジ
装着装置の要部を示す平面図で、同図以下においてディ
スクカートリッジについては同一の符号を付し、詳細な
説明は省略する。また、同実施例の説明において、従来
例の説明に用いた部材と同一あるいは同等の部材につい
ては同一の符号を用いる。
【0034】同図において、符号81で示すものは前記
ディスクカートリッジ3の両側縁を載置可能な保持片
(図示せず)を有するカートリッジホルダーで、前記ス
ライド板10内に昇降自在に設けられている。このカー
トリッジホルダー81上のカートリッジ排出方向端縁略
中央位置およびカートリッジ挿入方向端縁片側側部には
上方に突出するスプリング係止片82,83が設けられ
ており、カートリッジ挿抜方向略中央部片側側縁には上
方に突出するレバーガイド84とレバー回動規制子85
およびこれらレバーガイド84とレバー回動規制子85
との間に位置するレバー支軸86が設けられている。ま
た、このカートリッジホルダー81の排出方向端部片側
側縁には、後述する係止レバーの係止爪が挿抜する開口
窓87が設けられている。
【0035】なお、このカートリッジホルダー81に
は、前記レバーガイド84と前記レバー支軸86の近傍
に位置するレバー上方移動規制片(図示せず)が設けら
れている。
【0036】89はディスクカートリッジ3を係止可能
なカートリッジ係止レバーで、前記カートリッジホルダ
ー81の上端面片側側縁に回動かつ進退自在に設けられ
ている。このカートリッジ係止レバー89のカートリッ
ジ排出方向端部一方側側縁には前記レバーガイド84に
対する当接によってレバー係止状態を解除する方向の押
圧力を受けるような傾斜面からなるカム面89aが形成
されており、カートリッジ挿入方向端部一方側側縁には
後述するシャッター開閉アームが押圧可能な凸部89b
が形成されている。また、このカートリッジ係止レバー
89のカートリッジ排出方向端部他方側側縁には、前記
ディスクカートリッジ3の係合凹部50内に挿抜可能な
係止面90aと案内面90bからなる係止爪90が一体
に設けられている。さらに、このカートリッジ係止レバ
ー89のカートリッジ挿抜方向略中央部にはレバー長手
方向に延在し前記レバー支軸86が挿通する長孔91が
設けられており、カートリッジ挿入方向端部には前記ス
プリング係止片83に対応するスプリング係止片92が
設けられている。
【0037】93は前記カートリッジ係止レバー89に
カートリッジ係止状態を解除する方向に回動力を常時付
与する引張コイルスプリングで、両端部が前記各スプリ
ング係止片83,92に係止されている。
【0038】94は下方に突出するシャッター開閉用の
ピン94aをそのアーム一端部に有する平面視略L字状
のシャッター開閉アームで、アーム他端部が前記カート
リッジホルダー81上の後方端縁片側部にアーム支軸9
5を介して回動自在に設けられており、前記ディスクカ
ートリッジ3の挿抜によって前記シャッター3aを開閉
し得るように構成されている。そして、このシャッター
開閉アーム94は、カートリッジ排出方向の回動による
押圧によって前記カートリッジ係止レバー89に対し前
記ディスクカートリッジ3を係止する方向の回動力を付
与し得るように構成されている。また、このシャッター
開閉アーム94のアーム屈曲部には前記スプリング係止
片82に対応するスプリング係止片96が設けられてお
り、カートリッジ挿入方向端部一方側側縁には前記凸部
89bに対応する凸部94bが設けられている。
【0039】97は前記シャッター開閉アーム94に復
帰習性(カートリッジ排出方向の回動力)を付与する引
張コイルスプリングで、両端部が各々前記スプリング係
止片82,96に係止されている。
【0040】このように構成されたディスクカートリッ
ジ装着装置におけるディスクカートリッジ挿入・排出時
のカートリッジ係止レバーとシャッター開閉アームの動
作につき、図2(A)〜(C)を用いて説明する。
【0041】(1) ディスクカートリッジ挿入時のカ
ートリッジ係止レバーとシャッター開閉アームの動作に
ついて説明する。
【0042】先ず、ディスクカートリッジ3をカートリ
ッジ挿入方向に押圧操作することにより、カートリッジ
一部を図2(A)に実線で示すようにカートリッジホル
ダー81内に挿入する。このとき、シャッター開閉アー
ム94が引張コイルスプリング97の弾撥力によって初
期位置に復帰しているため、カートリッジ係止レバー8
9は凸部94b(シャッター開閉アーム)の凸部89b
への押圧によって係止爪90がカートリッジホルダー8
1の開口窓87内に臨む位置に位置付けられている。
【0043】次に、ディスクカートリッジ3をカートリ
ッジ挿入方向にさらに押圧操作することにより図2
(B)に示すようにカートリッジホルダー81内にディ
スクカートリッジ3を挿入すると、ディスクカートリッ
ジ3の押圧移動によってシャッター開閉アーム94が引
張コイルスプリング97の弾撥力に抗してアーム支軸9
5を中心に反時計方向に回動すると共に、このシャッタ
ー開閉アーム94の回動動作に追随してカートリッジ係
止レバー89が引張コイルスプリング93の弾撥力によ
ってレバー支軸86を中心に反時計方向に回動する。
【0044】そして、ディスクカートリッジ3をカート
リッジ挿入方向にさらに押圧することにより図2(C)
に示すようにカートリッジホルダー81内にディスクカ
ートリッジ3を挿入すると、ディスクカートリッジ3の
押圧移動によってシャッター開閉アーム94が引張コイ
ルスプリング97の弾撥力に抗してアーム支軸95を中
心に反時計方向に回動すると共に、このアーム回動動作
と独立してカートリッジ係止レバー89が引張コイルス
プリング93の弾撥力によってレバー支軸86を中心に
反時計方向に回動する。この場合、凸部94b,89b
同士の押圧状態が解除されるため、カートリッジ係止レ
バー89はレバー回動規制子85に当接するまで回動す
ると共に、カートリッジホルダー81内のディスクカー
トリッジ3から離間移動する。
【0045】(2) ディスクカートリッジ排出時のカ
ートリッジ係止レバーとシャッター開閉アームの動作に
ついて説明する。
【0046】すなわち、イジェクト釦11(図3に図
示)をカートリッジ挿入方向に押圧操作すると、シャッ
ター開閉アーム94が図2(C)に示す状態(カートリ
ッジ係止レバー89の係止爪90とディスクカートリッ
ジ3の係合凹部50の係止状態が解除されている状態)
から引張コイルスプリング97の弾撥力によってアーム
支軸95を中心に時計方向に回動するため、同図(B)
に示すように凸部94bの凸部89bへの押圧によって
カートリッジ係止レバー89が引張コイルスプリング9
3の弾撥力に抗してレバー支軸86を中心に時計方向に
回動すると共に、ディスクカートリッジ3はシャッター
3bが閉状態になる位置に向かってカートリッジ排出方
向に移動する。
【0047】そして、シャッター開閉アーム94がアー
ム支軸95を中心に時計方向にさらに回動すると、カー
トリッジ係止レバー89もレバー支軸86を中心に時計
方向にさらに回動する。このとき、ディスクカートリッ
ジ3がカートリッジ排出方向に移動して係止爪90が係
合凹部50内に嵌合する位置に位置付けられる。
【0048】この後、ディスクカートリッジ3が図2
(A)に2点鎖線で示すようにカートリッジ排出方向に
さらに移動すると、カートリッジ係止レバー89が長孔
91の延在方向に沿って同方向に引張コイルスプリング
93の弾撥力に抗して移動すると共に、カム面89aの
レバーガイド84への押圧によってレバー支軸86を中
心に反時計方向に回動してカートリッジ係止レバー89
がディスクカートリッジ3から離間移動する。
【0049】したがって、本実施例においては、カート
リッジホルダー81内のディスクカートリッジ3に係止
爪90が常時押圧接触しないから、カートリッジ挿抜時
にカートリッジ係止レバー89がディスクカートリッジ
3に押圧接触するストロークを短縮することができ、デ
ィスクカートリッジ3とカートリッジ係止レバー89と
の間に起こる摩擦によるディスクカートリッジ3の削れ
粉の発生を抑制することができる。
【0050】また、本実施例において、カートリッジ係
止レバー89にディスクカートリッジ3の係止状態を解
除する方向の回動力が常時付与されていることは、ディ
スクカートリッジ3の挿入抵抗を小さくすることができ
る。
【0051】この他、本実施例においては、ディスクカ
ートリッジ3の排出直前位置で係止力を得ることができ
るから、カートリッジホルダー81からのカートリッジ
排出量を大きい排出量に設定することができる。
【0052】また、本実施例においては、係止爪90と
係合凹部50の嵌合によって係止力を得ることができる
から、ディスクカートリッジ3に対するカートリッジ係
止レバー89の押圧力を小さくすることができると共
に、カートリッジホルダー81からのカートリッジ排出
量のばらつきを小さくすることができる。
【0053】なお、本実施例においては、フロッピィー
ディスク装置に適用する例を示したが、本発明はこれに
限定されるものではなく、他のディスク装置にも実施例
と同様に適用可能である。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、デ
ィスクカートリッジのシャッターを開閉するシャッター
開閉アームと、ディスクカートリッジを係止するカート
リッジ係止レバーとを備え、このカートリッジ係止レバ
ーには、ディスクカートリッジの係止状態を解除する方
向の回動力がスプリングによって常時付与され、かつシ
ャッター開閉アームのカートリッジ排出方向の回動によ
る押圧によってディスクカートリッジを係止する方向の
回動力が付与されているので、カートリッジ挿入時にデ
ィスクカートリッジの押圧によってシャッター開閉アー
ムがカートリッジ挿入方向に回動すると、カートリッジ
係止レバーがスプリングの弾撥力によってディスクカー
トリッジの係止状態を解除する方向に回動し、一方カー
トリッジ排出時にシャッター開閉アームのカートリッジ
排出方向の回動による押圧によってカートリッジ係止レ
バーがディスクカートリッジを係止する方向に回動する
ことになる。
【0055】したがって、カートリッジホルダー内のデ
ィスクカートリッジにカートリッジ係止レバーが常時押
圧接触しないから、カートリッジ挿抜時にカートリッジ
係止レバーがディスクカートリッジに押圧接触するスト
ロークを確実に短縮することができ、ディスクカートリ
ッジとカートリッジ係止レバーとの間に起こる摩擦によ
るカートリッジ削れ粉の発生を抑制してディスクの損傷
発生を防止することができる。
【0056】また、カートリッジ係止レバーにディスク
カートリッジの係止状態を解除する方向の回動力が常時
付与されていることは、ディスクカートリッジの挿入抵
抗を小さくすることができるから、カートリッジ挿入時
の操作性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスクカートリッジ装着装置を
示す平面図。
【図2】(A)〜(C)は同じく本発明におけるディス
クカートリッジ装着装置のカートリッジ係止レバーとシ
ャッター開閉アームの動作状態を説明するために示す平
面図。
【図3】従来のディスク装置の全体を示す分解斜視図。
【図4】従来におけるディスクカートリッジ装着装置の
一部を示す斜視図。
【符号の説明】
3…ディスクカートリッジ 3a…シャッター 50…係合凹部 81…カートリッジホルダー 89…カートリッジ係止レバー 90…係止爪 93…引張コイルスプリング 94…シャッター開閉アーム 97…引張コイルスプリング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクカートリッジを挿抜自在に保持
    するカートリッジホルダーと、このカートリッジホルダ
    ーに回動自在に設けられ前記ディスクカートリッジのシ
    ャッターを開閉するシャッター開閉アームと、このシャ
    ッター開閉アームの側方に回動自在に設けられ前記ディ
    スクカートリッジを係止するカートリッジ係止レバーと
    を備え、このカートリッジ係止レバーには、前記ディス
    クカートリッジの係止状態を解除する方向の回動力がス
    プリングによって常時付与され、かつ前記シャッター開
    閉アームのカートリッジ排出方向の回動による押圧によ
    って前記ディスクカートリッジを係止する方向の回動力
    が付与されていることを特徴とするディスクカートリッ
    ジ装着装置。
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