JPH06337658A - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
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- JPH06337658A JPH06337658A JP14869493A JP14869493A JPH06337658A JP H06337658 A JPH06337658 A JP H06337658A JP 14869493 A JP14869493 A JP 14869493A JP 14869493 A JP14869493 A JP 14869493A JP H06337658 A JPH06337658 A JP H06337658A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は液晶表示装置に関し、メモリ駆動時
に液晶セル印加される電圧を0Vとすることにより、消
費電力を低減するとともに、表示品位の高い液晶表示装
置を提供することを目的とする。 【構成】 強誘電液晶層と複数の交差する走査ラインS
L及びデータラインDLとを備える強誘電性液晶パネル
2と、走査ドライバ3と、データドライバ4とを備える
液晶表示装置1であって、表示すべき1フレームの表示
データを格納する第一データ格納手段5と、第一データ
格納手段5に格納される表示データの前フレームの表示
データを格納する第二データ格納手段6と、第一データ
格納手段5に格納された表示データと第二データ格納手
段6に格納された表示データとを比較するデータ比較手
段7と、第一データ格納手段5に格納される表示データ
と、第二データ格納手段6に格納される表示データとが
一致する場合、データが一致する部分では、走査ドライ
バ3とデータドライバ4とにより印加される電圧値を同
じ値に設定する制御手段8とを備えるように構成する。
に液晶セル印加される電圧を0Vとすることにより、消
費電力を低減するとともに、表示品位の高い液晶表示装
置を提供することを目的とする。 【構成】 強誘電液晶層と複数の交差する走査ラインS
L及びデータラインDLとを備える強誘電性液晶パネル
2と、走査ドライバ3と、データドライバ4とを備える
液晶表示装置1であって、表示すべき1フレームの表示
データを格納する第一データ格納手段5と、第一データ
格納手段5に格納される表示データの前フレームの表示
データを格納する第二データ格納手段6と、第一データ
格納手段5に格納された表示データと第二データ格納手
段6に格納された表示データとを比較するデータ比較手
段7と、第一データ格納手段5に格納される表示データ
と、第二データ格納手段6に格納される表示データとが
一致する場合、データが一致する部分では、走査ドライ
バ3とデータドライバ4とにより印加される電圧値を同
じ値に設定する制御手段8とを備えるように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示装置に係り、
特に、表面安定化強誘電性液晶(SSFLC:surface
stabilized ferroelectric liquid crystal)を用いた
液晶表示装置において、低消費電力駆動の液晶表示装置
に関する。
特に、表面安定化強誘電性液晶(SSFLC:surface
stabilized ferroelectric liquid crystal)を用いた
液晶表示装置において、低消費電力駆動の液晶表示装置
に関する。
【0002】〔発明の背景〕一般に、外部から電界を加
えたときにだけ電極が生じるような物質を「誘電体」と
呼び、特に外部電界がない場合でも分極があるもの(こ
の分極を自発分極という)は「強誘電体」として区別さ
れている。強誘電体は、加える電界の方向によって、自
発分極の向きを反転されることができるという特徴を持
っており、また、自発分極を一方向に揃えることもでき
る。
えたときにだけ電極が生じるような物質を「誘電体」と
呼び、特に外部電界がない場合でも分極があるもの(こ
の分極を自発分極という)は「強誘電体」として区別さ
れている。強誘電体は、加える電界の方向によって、自
発分極の向きを反転されることができるという特徴を持
っており、また、自発分極を一方向に揃えることもでき
る。
【0003】ある種の液晶では、このような自発分極を
持つものがあり、このような液晶を「強誘電性液晶(F
LC:ferroelectric liquid crystal)」と呼ぶ。強誘
電性を示す液晶としては、分子構造の中に不斉炭素原子
を持つスメクティック液晶で、液晶分子が各層に対して
一定の角度傾いているスメクティックCが知られてお
り、強誘電性液晶は不斉炭素原子をもっているので、カ
イラルスメクティックCとも呼ばれ、カイラルネマティ
ック液晶(コレステリック液晶)と同様に液晶分子はら
せん構造をとっている。
持つものがあり、このような液晶を「強誘電性液晶(F
LC:ferroelectric liquid crystal)」と呼ぶ。強誘
電性を示す液晶としては、分子構造の中に不斉炭素原子
を持つスメクティック液晶で、液晶分子が各層に対して
一定の角度傾いているスメクティックCが知られてお
り、強誘電性液晶は不斉炭素原子をもっているので、カ
イラルスメクティックCとも呼ばれ、カイラルネマティ
ック液晶(コレステリック液晶)と同様に液晶分子はら
せん構造をとっている。
【0004】しかし、その分子配列はコレステリック液
晶の場合とは全く異なり、液晶分子の長軸が各層に垂直
な方向から一定の角度傾いた配列となって、傾きの方向
がある層から次の層へと少しずつずれるように並び、ら
せん構造となっている。また、双極子モーメントもらせ
んに伴って回転している。
晶の場合とは全く異なり、液晶分子の長軸が各層に垂直
な方向から一定の角度傾いた配列となって、傾きの方向
がある層から次の層へと少しずつずれるように並び、ら
せん構造となっている。また、双極子モーメントもらせ
んに伴って回転している。
【0005】強誘電性液晶のらせんのピッチは通常、数
ミクロン程度であるが、液晶層の厚みがこのらせんピッ
チよりも薄くなると、らせん構造が解消されて液晶分子
が一方向に揃うようになる。このような状態で液晶に直
流電圧を加えると、電圧の正または負の極性により双極
子の方向、すなわち、液晶分子の向きを切り替えること
ができる。この切り替えに必要な時間は、ネマティック
液晶素子等における分子配列が変化する時間に比べて非
常に早く、100万分の1秒よりも短い応答時間も報告
されている。
ミクロン程度であるが、液晶層の厚みがこのらせんピッ
チよりも薄くなると、らせん構造が解消されて液晶分子
が一方向に揃うようになる。このような状態で液晶に直
流電圧を加えると、電圧の正または負の極性により双極
子の方向、すなわち、液晶分子の向きを切り替えること
ができる。この切り替えに必要な時間は、ネマティック
液晶素子等における分子配列が変化する時間に比べて非
常に早く、100万分の1秒よりも短い応答時間も報告
されている。
【0006】強誘電性液晶では、このような高速応答性
の他にも、TN(twisted nematic),STN(super t
wisted nematic )等のように電界によって発生する誘
電トルクを利用して表示するものと異なり、異なる二種
類の電界ベクトルに対してそれぞれ異なる二つの光学的
安定状態となる双安定性(bistability )を有し、その
いずれかの安定状態を維持するメモリ作用を持つこと
や、大容量表示に向いており、視野角が広いことなど、
これまでの液晶に比べて非常に優れた性質を持っている
ため、近年、この強誘電性液晶の自発分極を利用して表
示する表面安定化強誘電性液晶を用いた液晶表示装置が
注目されている。
の他にも、TN(twisted nematic),STN(super t
wisted nematic )等のように電界によって発生する誘
電トルクを利用して表示するものと異なり、異なる二種
類の電界ベクトルに対してそれぞれ異なる二つの光学的
安定状態となる双安定性(bistability )を有し、その
いずれかの安定状態を維持するメモリ作用を持つこと
や、大容量表示に向いており、視野角が広いことなど、
これまでの液晶に比べて非常に優れた性質を持っている
ため、近年、この強誘電性液晶の自発分極を利用して表
示する表面安定化強誘電性液晶を用いた液晶表示装置が
注目されている。
【0007】表面安定化強誘電性液晶は、この強誘電性
液晶の自発分極を利用して表示するものであり、前述し
た二つの光学的安定状態への遷移時間が100μs以下
と、通常の液晶に比較して非常に高速であり、しかも、
高いコントランストを得ることができるため、OA用フ
ラットパネルディスプレイとして期待されている。
液晶の自発分極を利用して表示するものであり、前述し
た二つの光学的安定状態への遷移時間が100μs以下
と、通常の液晶に比較して非常に高速であり、しかも、
高いコントランストを得ることができるため、OA用フ
ラットパネルディスプレイとして期待されている。
【0008】しかし、強誘電性液晶パネルのパネルギャ
ップは、そのらせん構造をほどくために通常のSTNを
用いた液晶表示装置におけるパネルギャップの約1/3
である、1〜2μm程度となることから、液晶セルの容
量が約3倍となり、このような液晶表示装置を1/4バ
イアス法と呼ばれる駆動法によって駆動する場合、セル
電圧が高くなってしまう。
ップは、そのらせん構造をほどくために通常のSTNを
用いた液晶表示装置におけるパネルギャップの約1/3
である、1〜2μm程度となることから、液晶セルの容
量が約3倍となり、このような液晶表示装置を1/4バ
イアス法と呼ばれる駆動法によって駆動する場合、セル
電圧が高くなってしまう。
【0009】すなわち、強誘電性液晶パネルに対して画
像表示のために常に走査駆動していたのでは、STNを
用いた液晶表示装置よりも大きな駆動電力が必要とな
り、消費電力の点で不利となる。
像表示のために常に走査駆動していたのでは、STNを
用いた液晶表示装置よりも大きな駆動電力が必要とな
り、消費電力の点で不利となる。
【0010】そこで、強誘電性液晶を用いた液晶表示装
置において、駆動時の消費電力を抑えることが必要とな
る。
置において、駆動時の消費電力を抑えることが必要とな
る。
【0011】
【従来の技術】従来、STNを用いた液晶表示装置の駆
動法としては、例えば、図5,図6に示すように、抵抗
値の等しい4つの抵抗を直列接続することで、各接続点
から、図7に示すように、初期化を含む黒状態(以下、
単に黒状態という)または初期化を含む白状態(以下、
単に白状態という)に相当する正または負のパルス電圧
を得て、この正または負の双極性パルス電圧を一組にし
て書き込みを行う交流駆動が一般的である。
動法としては、例えば、図5,図6に示すように、抵抗
値の等しい4つの抵抗を直列接続することで、各接続点
から、図7に示すように、初期化を含む黒状態(以下、
単に黒状態という)または初期化を含む白状態(以下、
単に白状態という)に相当する正または負のパルス電圧
を得て、この正または負の双極性パルス電圧を一組にし
て書き込みを行う交流駆動が一般的である。
【0012】この場合の走査ドライバには、図5に示す
ように、2V,1V,−1V,−2Vのそれぞれ異なる
4つの電圧値を出力することのできる4値出力の走査ド
ライバが用いられ、データドライバには、図6に示すよ
うに、2V,0V,−2Vのそれぞれ異なる3つの電圧
値を出力することのできる3値出力のデータドライバが
用いられる。
ように、2V,1V,−1V,−2Vのそれぞれ異なる
4つの電圧値を出力することのできる4値出力の走査ド
ライバが用いられ、データドライバには、図6に示すよ
うに、2V,0V,−2Vのそれぞれ異なる3つの電圧
値を出力することのできる3値出力のデータドライバが
用いられる。
【0013】この場合、この交流駆動を強誘電性液晶を
用いた液晶表示装置に適応する場合、強誘電性液晶が波
高値応答型であるため、駆動電圧のバイアス比として
は、選択セル電圧と半選択セル電圧との比が最も大きく
とれるように、1/4バイアス法が用いられる。このた
めに、データライン非書込電圧は、交流化信号の正,負
の状態に関係なく同じ電圧(この場合、0V)となる。
用いた液晶表示装置に適応する場合、強誘電性液晶が波
高値応答型であるため、駆動電圧のバイアス比として
は、選択セル電圧と半選択セル電圧との比が最も大きく
とれるように、1/4バイアス法が用いられる。このた
めに、データライン非書込電圧は、交流化信号の正,負
の状態に関係なく同じ電圧(この場合、0V)となる。
【0014】そして、前述した1/4バイアス法によっ
て黒状態の書き込みと、白状態の書き込みとを行う駆動
法としては、2フィールド法(SID’85 Digi
est P.131に記載)、複数走査ライン同時消去
法(電子通信学会全国大会公演予稿集No.2 (19
86−3) P.83に記載)、4パルス法(Nati
onal Technical Report 33
(1987) P.44に記載)等がある。
て黒状態の書き込みと、白状態の書き込みとを行う駆動
法としては、2フィールド法(SID’85 Digi
est P.131に記載)、複数走査ライン同時消去
法(電子通信学会全国大会公演予稿集No.2 (19
86−3) P.83に記載)、4パルス法(Nati
onal Technical Report 33
(1987) P.44に記載)等がある。
【0015】ここで、2フィールド法は、正,負の対称
な単発の書き込みパルスからなり、白状態を書き込む1
回目の走査(以下、第1フィールド走査という)と黒状
態を書き込む2回目の走査(以下、第2フィールド走査
という)によって液晶パネル内の全画素に所望のデータ
を書き込むものであり、現行のSTN用のドライバ回路
がそのまま使用できるため、液晶モジュールに印加する
制御信号も大幅に変更することなく利用できる。
な単発の書き込みパルスからなり、白状態を書き込む1
回目の走査(以下、第1フィールド走査という)と黒状
態を書き込む2回目の走査(以下、第2フィールド走査
という)によって液晶パネル内の全画素に所望のデータ
を書き込むものであり、現行のSTN用のドライバ回路
がそのまま使用できるため、液晶モジュールに印加する
制御信号も大幅に変更することなく利用できる。
【0016】また、複数走査ライン同時消去法は、複数
本(例えば、8本)の走査ラインを同時に白状態または
黒状態として消去を行い、その後に所望のデータを書き
込むので、1回の走査で液晶パネルの全画素に高速に書
き込みを行うものである。
本(例えば、8本)の走査ラインを同時に白状態または
黒状態として消去を行い、その後に所望のデータを書き
込むので、1回の走査で液晶パネルの全画素に高速に書
き込みを行うものである。
【0017】そして、4パルス法は、4つの異なる書き
込みパルスからなり、この4つのパルスのうち、2つ目
のパルスと3つ目のパルスとが同極性となる。この4つ
のパルスにより1回の走査で液晶パネルの全画素に対し
て所望のデータを書き込むものである。
込みパルスからなり、この4つのパルスのうち、2つ目
のパルスと3つ目のパルスとが同極性となる。この4つ
のパルスにより1回の走査で液晶パネルの全画素に対し
て所望のデータを書き込むものである。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の液晶表示装置にあっては、走査ドライバから
の出力波形は、図5に示すように、走査ラインの非選択
期間におけるセル印加電圧として1Vと−1Vとを出力
することになる。
うな従来の液晶表示装置にあっては、走査ドライバから
の出力波形は、図5に示すように、走査ラインの非選択
期間におけるセル印加電圧として1Vと−1Vとを出力
することになる。
【0019】すなわち、強誘電性液晶を駆動する場合、
表示内容に変化がない場合には、強誘電性液晶の特長で
あるメモリ作用を利用して、本来、印加電圧を0V状態
としてメモリ駆動すべきであるにもかかわらず、実際に
は、メモリ駆動時に±1Vの駆動電圧が印加されるた
め、液晶パネルには充放電電流が流れ、不必要な電力が
消費されるという問題点があった。
表示内容に変化がない場合には、強誘電性液晶の特長で
あるメモリ作用を利用して、本来、印加電圧を0V状態
としてメモリ駆動すべきであるにもかかわらず、実際に
は、メモリ駆動時に±1Vの駆動電圧が印加されるた
め、液晶パネルには充放電電流が流れ、不必要な電力が
消費されるという問題点があった。
【0020】さらには、メモリ駆動時に駆動電圧が印加
されることから表示画像にフリッカが発生し、表示画像
が劣化するという問題点もあった。
されることから表示画像にフリッカが発生し、表示画像
が劣化するという問題点もあった。
【0021】〔目的〕上記問題点に鑑み、本発明は、メ
モリ駆動時に液晶セルに印加される電圧を0Vとするこ
とにより、消費電力を低減するとともに、表示品位の高
い液晶表示装置を提供することを目的とする。
モリ駆動時に液晶セルに印加される電圧を0Vとするこ
とにより、消費電力を低減するとともに、表示品位の高
い液晶表示装置を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
図1に示すように、カイラルスメクティックC相または
カイラルスメクティックH相を有する液晶層と複数の交
差する走査ラインSL及びデータラインDLとを備える
強誘電性液晶パネル2と、該強誘電性液晶パネル2の複
数の走査ラインSL中のいずれかの走査ラインSLに所
定電圧を印加する走査ドライバ3と、該強誘電性液晶パ
ネル2の複数のデータラインDLに対してそれぞれ所定
電圧を印加するデータドライバ4と、を備える液晶表示
装置1であって、前記強誘電性液晶パネル2に表示すべ
き1フレームの表示データを格納する第一データ格納手
段5と、該第一データ格納手段5に格納される表示デー
タの前フレームの表示データを格納する第二データ格納
手段6と、前記第一データ格納手段5に格納された表示
データと前記第二データ格納手段6に格納された表示デ
ータとを比較するデータ比較手段7と、該データ比較手
段7によって、前記第一データ格納手段5に格納される
表示データと、前記第二データ格納手段6に格納される
表示データとが一致する場合、データが一致する部分で
は、前記走査ドライバ3と前記データドライバ4とによ
り印加される電圧値を同じ値に設定する制御手段8と、
を備えることにより、上記目的を達成している。
図1に示すように、カイラルスメクティックC相または
カイラルスメクティックH相を有する液晶層と複数の交
差する走査ラインSL及びデータラインDLとを備える
強誘電性液晶パネル2と、該強誘電性液晶パネル2の複
数の走査ラインSL中のいずれかの走査ラインSLに所
定電圧を印加する走査ドライバ3と、該強誘電性液晶パ
ネル2の複数のデータラインDLに対してそれぞれ所定
電圧を印加するデータドライバ4と、を備える液晶表示
装置1であって、前記強誘電性液晶パネル2に表示すべ
き1フレームの表示データを格納する第一データ格納手
段5と、該第一データ格納手段5に格納される表示デー
タの前フレームの表示データを格納する第二データ格納
手段6と、前記第一データ格納手段5に格納された表示
データと前記第二データ格納手段6に格納された表示デ
ータとを比較するデータ比較手段7と、該データ比較手
段7によって、前記第一データ格納手段5に格納される
表示データと、前記第二データ格納手段6に格納される
表示データとが一致する場合、データが一致する部分で
は、前記走査ドライバ3と前記データドライバ4とによ
り印加される電圧値を同じ値に設定する制御手段8と、
を備えることにより、上記目的を達成している。
【0023】この場合、上記目的である消費電力の低減
及び表示品位の向上は、例えば、請求項2に記載するよ
うに、前記走査ドライバ3は、前記走査ラインSLを選
択する際に印加する走査ライン選択電圧と該走査ライン
SLの非選択時に印加する走査ライン非選択電圧とを備
え、前記データドライバ4は、書き込みを行うデータラ
インDLに印加するデータライン書込電圧と、書き込み
を行わないデータラインDLに印加するデータライン非
書込電圧とを備え、前記第一データ格納手段5に格納さ
れる表示データと、前記第二データ格納手段6に格納さ
れる表示データとが一致する場合、データが一致する部
分では、前記走査ドライバ3により印加される走査ライ
ン非選択電圧と前記データドライバ4により印加される
データライン非書込電圧値とを同じ値に設定することが
有効である。
及び表示品位の向上は、例えば、請求項2に記載するよ
うに、前記走査ドライバ3は、前記走査ラインSLを選
択する際に印加する走査ライン選択電圧と該走査ライン
SLの非選択時に印加する走査ライン非選択電圧とを備
え、前記データドライバ4は、書き込みを行うデータラ
インDLに印加するデータライン書込電圧と、書き込み
を行わないデータラインDLに印加するデータライン非
書込電圧とを備え、前記第一データ格納手段5に格納さ
れる表示データと、前記第二データ格納手段6に格納さ
れる表示データとが一致する場合、データが一致する部
分では、前記走査ドライバ3により印加される走査ライ
ン非選択電圧と前記データドライバ4により印加される
データライン非書込電圧値とを同じ値に設定することが
有効である。
【0024】
【作用】請求項1記載の発明によれば、第一データ格納
手段に格納される表示データと、第二データ格納手段に
格納される表示データとが一致する部分では、走査ドラ
イバとデータドライバとにより印加される電圧値が同じ
値に設定されるので、書き換えの不要なメモリ駆動時に
おいて、強誘電性液晶パネルに流れる充放電電流が抑え
られ、これに伴い、フリッカが防止される。
手段に格納される表示データと、第二データ格納手段に
格納される表示データとが一致する部分では、走査ドラ
イバとデータドライバとにより印加される電圧値が同じ
値に設定されるので、書き換えの不要なメモリ駆動時に
おいて、強誘電性液晶パネルに流れる充放電電流が抑え
られ、これに伴い、フリッカが防止される。
【0025】すなわち、充放電電流が抑えられることに
より消費電力が低減され、フリッカが防止されることに
より表示品位の高い表示が可能となる。
より消費電力が低減され、フリッカが防止されることに
より表示品位の高い表示が可能となる。
【0026】この場合、請求項2記載の発明のように、
データが一致する部分では、走査ドライバにより印加さ
れる走査ライン非選択電圧とデータドライバにより印加
されるデータライン非書込電圧値とが同じ値に設定され
るので、メモリ駆動時における消費電流が抑えられる。
データが一致する部分では、走査ドライバにより印加さ
れる走査ライン非選択電圧とデータドライバにより印加
されるデータライン非書込電圧値とが同じ値に設定され
るので、メモリ駆動時における消費電流が抑えられる。
【0027】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を、図2〜図4
を参照して説明する。なお、図2〜図4において、図1
と同一部分には同一の符号を付す。
を参照して説明する。なお、図2〜図4において、図1
と同一部分には同一の符号を付す。
【0028】まず、本実施例の構成を説明する。
【0029】図2は、本実施例の液晶表示装置1の要部
構成を示すブロック図である。図2において、液晶表示
装置1は、強誘電性液晶パネル2、走査ドライバ3、デ
ータドライバ4、第一データ格納手段であるフレームメ
モリ5、第二データ格納手段であるフレームメモリ6、
データ比較手段であるコンパレータ7、制御手段である
CPU8、スイッチS1から構成されている。
構成を示すブロック図である。図2において、液晶表示
装置1は、強誘電性液晶パネル2、走査ドライバ3、デ
ータドライバ4、第一データ格納手段であるフレームメ
モリ5、第二データ格納手段であるフレームメモリ6、
データ比較手段であるコンパレータ7、制御手段である
CPU8、スイッチS1から構成されている。
【0030】図3は、強誘電性液晶パネル2の断面図で
ある。
ある。
【0031】強誘電性液晶パネル2は、図3に示すよう
に、ガラス基板11,12、透明電極13,14、絶縁
膜15,16、配向膜17,18、スペーサ19、強誘
電性液晶層20から構成されている。
に、ガラス基板11,12、透明電極13,14、絶縁
膜15,16、配向膜17,18、スペーサ19、強誘
電性液晶層20から構成されている。
【0032】ガラス基板11,12の対向面には、それ
ぞれ透明電極13,14を形成するとともに、透明電極
13,14の対向面には、それぞれ絶縁膜15,16を
形成し、各絶縁膜15,16の表面には配向膜17,1
8を形成している。
ぞれ透明電極13,14を形成するとともに、透明電極
13,14の対向面には、それぞれ絶縁膜15,16を
形成し、各絶縁膜15,16の表面には配向膜17,1
8を形成している。
【0033】配向膜17,18は、ラビングなどの処理
を受け、液晶分子を配向させる有機高分子膜であり、ポ
リビニルアルコール(PVA:Poly Vinyle Alcohol )
等のポリイミド系樹脂が使用される。
を受け、液晶分子を配向させる有機高分子膜であり、ポ
リビニルアルコール(PVA:Poly Vinyle Alcohol )
等のポリイミド系樹脂が使用される。
【0034】スペーサ19は、液晶セルのガラス間ギャ
ップの均一性を確保するためのものであり、直径1.5
μmの球体状となっている。
ップの均一性を確保するためのものであり、直径1.5
μmの球体状となっている。
【0035】強誘電性液晶層20は、安定性の面で良好
なエステル系の混合組成物からなる強誘電性液晶を用い
ている。
なエステル系の混合組成物からなる強誘電性液晶を用い
ている。
【0036】走査ドライバ3は、書き込みを行うべき走
査ラインSLに所定の電圧を印加することにより走査ラ
インSLを選択するものであり、その内部に電源回路3
aを有し、この電源回路3aによって走査ライン選択電
圧及び走査ライン非選択電圧を生成している。
査ラインSLに所定の電圧を印加することにより走査ラ
インSLを選択するものであり、その内部に電源回路3
aを有し、この電源回路3aによって走査ライン選択電
圧及び走査ライン非選択電圧を生成している。
【0037】図4は、走査ドライバ3における電源回路
3aの要部構成を示す図である。
3aの要部構成を示す図である。
【0038】電源回路3aは、図4に示すように、同一
抵抗値の4つの抵抗Rを直列に接続することにより、各
接続点において5つの電圧値(2V,1V,0V,−1
V,−2V)を得るものであり、また、CPU8から入
力される制御信号(後述する状態変化信号)に基づいて
スイッチSW1,SW2を切り換えることにより、走査
ライン非選択電圧を0Vにすることができる。
抵抗値の4つの抵抗Rを直列に接続することにより、各
接続点において5つの電圧値(2V,1V,0V,−1
V,−2V)を得るものであり、また、CPU8から入
力される制御信号(後述する状態変化信号)に基づいて
スイッチSW1,SW2を切り換えることにより、走査
ライン非選択電圧を0Vにすることができる。
【0039】データドライバ4は、走査ドライバ3によ
って選択された走査ラインSL上の各画素に所定の電圧
を印加するものであり、その内部に電源回路4aを有
し、この電源回路4aによってデータライン書込電圧及
びデータライン非書込電圧を生成している。なお、電源
回路4aによって生成されるデータライン書込電圧は、
図6と同様に±2Vであり、データライン非書込電圧は
0Vである。
って選択された走査ラインSL上の各画素に所定の電圧
を印加するものであり、その内部に電源回路4aを有
し、この電源回路4aによってデータライン書込電圧及
びデータライン非書込電圧を生成している。なお、電源
回路4aによって生成されるデータライン書込電圧は、
図6と同様に±2Vであり、データライン非書込電圧は
0Vである。
【0040】フレームメモリ5は、強誘電性液晶パネル
2に表示すべき1フレーム分の表示データを格納するビ
デオメモリであり、フレームメモリ6は、フレームメモ
リ5に格納された表示データの前の1フレーム分の表示
データを格納するビデオメモリである。
2に表示すべき1フレーム分の表示データを格納するビ
デオメモリであり、フレームメモリ6は、フレームメモ
リ5に格納された表示データの前の1フレーム分の表示
データを格納するビデオメモリである。
【0041】コンパレータ7は、フレームメモリ5に格
納されている表示データと、フレームメモリ6に格納さ
れている表示データとを比較し、両データが同じである
か否かの情報信号をCPU8に出力するものである。
納されている表示データと、フレームメモリ6に格納さ
れている表示データとを比較し、両データが同じである
か否かの情報信号をCPU8に出力するものである。
【0042】CPU8は、コンパレータ7からの情報信
号に基づいて走査ドライバ3及びデータドライバ4の制
御や、スイッチS1の切換制御等を行うものであり、具
体的には、走査ドライバ3に対して、走査ラインシフト
クロックパルス、走査ライン駆動信号等を出力し、デー
タドライバ4に対して、表示データ転送クロックパル
ス、表示データラッチパルス、交流化基準信号等を出力
し、走査ドライバ3、データドライバ4、スイッチS1
に対して、それぞれ状態変化信号を出力するものであ
る。
号に基づいて走査ドライバ3及びデータドライバ4の制
御や、スイッチS1の切換制御等を行うものであり、具
体的には、走査ドライバ3に対して、走査ラインシフト
クロックパルス、走査ライン駆動信号等を出力し、デー
タドライバ4に対して、表示データ転送クロックパル
ス、表示データラッチパルス、交流化基準信号等を出力
し、走査ドライバ3、データドライバ4、スイッチS1
に対して、それぞれ状態変化信号を出力するものであ
る。
【0043】スイッチS1は、CPU8から出力される
状態変化信号に基づいてフレームメモリ5に格納された
表示データをデータドライバ4に出力するか否かを切り
換えるものである。
状態変化信号に基づいてフレームメモリ5に格納された
表示データをデータドライバ4に出力するか否かを切り
換えるものである。
【0044】次に、本実施例の動作(作用)を説明す
る。
る。
【0045】液晶表示装置1に対して外部から入力され
る表示データは、まず、フレームメモリ5内に格納され
るとともに、フレームメモリ5に格納された表示データ
がデータドライバ4に出力され、最初の1フレーム分の
表示データが強誘電性液晶パネル2に表示される。
る表示データは、まず、フレームメモリ5内に格納され
るとともに、フレームメモリ5に格納された表示データ
がデータドライバ4に出力され、最初の1フレーム分の
表示データが強誘電性液晶パネル2に表示される。
【0046】次いで、フレームメモリ5内に格納された
表示データは、フレームメモリ6にそのまま転送され、
次に表示すべき1フレーム分の表示データが、新たにフ
レームメモリ5に格納される。
表示データは、フレームメモリ6にそのまま転送され、
次に表示すべき1フレーム分の表示データが、新たにフ
レームメモリ5に格納される。
【0047】そして、フレームメモリ5に格納された表
示データと、フレームメモリ6に格納された表示データ
とは、ドット単位、ドット列単位、あるいは、水平1ラ
イン単位でコンパレータ7によって比較され、一致して
いるか否かの情報信号がCPU8に出力される。
示データと、フレームメモリ6に格納された表示データ
とは、ドット単位、ドット列単位、あるいは、水平1ラ
イン単位でコンパレータ7によって比較され、一致して
いるか否かの情報信号がCPU8に出力される。
【0048】ここで、コンパレータ7からCPU8に対
して「一致」の情報信号が出力された場合、CPU8
は、図4に示す走査ドライバ3の電源部3aに対して状
態変化信号として“H”が出力され、スイッチSW1,
SW2を0V側に切り換えるとともに、スイッチS1を
フレームメモリ5とデータドライバ4とが切り離される
ように切り換えることにより、走査ライン非選択電圧が
データライン非書込電圧と同じ0Vに設定され、表示デ
ータに変化のない場合は、走査ライン非選択電圧はデー
タライン非書込電圧と同電位となる。
して「一致」の情報信号が出力された場合、CPU8
は、図4に示す走査ドライバ3の電源部3aに対して状
態変化信号として“H”が出力され、スイッチSW1,
SW2を0V側に切り換えるとともに、スイッチS1を
フレームメモリ5とデータドライバ4とが切り離される
ように切り換えることにより、走査ライン非選択電圧が
データライン非書込電圧と同じ0Vに設定され、表示デ
ータに変化のない場合は、走査ライン非選択電圧はデー
タライン非書込電圧と同電位となる。
【0049】一方、コンパレータ7からCPU8に対し
て「不一致」の情報信号が出力された場合、CPU8
は、図4に示す走査ドライバ3の電源部3aに対して状
態変化信号として“L”が出力され、スイッチSW1,
SW2を1V及び−1V側にそれぞれ切り換えられ、図
5に示す従来例と同様に、走査ライン非選択電圧として
±1Vが設定される。
て「不一致」の情報信号が出力された場合、CPU8
は、図4に示す走査ドライバ3の電源部3aに対して状
態変化信号として“L”が出力され、スイッチSW1,
SW2を1V及び−1V側にそれぞれ切り換えられ、図
5に示す従来例と同様に、走査ライン非選択電圧として
±1Vが設定される。
【0050】このように本実施例では、1フレーム分の
表示データを比較することにより、表示データの変更が
ない場合、すなわち、強誘電性液晶の特長であるメモリ
作用を生かしたメモリ駆動を行う場合には、走査ドライ
バ3の出力電圧をデータドライバ4の出力電圧と同じ0
Vに設定することで、メモリ駆動時における消費電力を
低減でき、例えば、背景が壁紙表示で、その前面に表示
されるウィンドゥ内の表示データのみが変化する場合の
ように画面変化が極端に少ない場合、消費電力を大幅に
低減することができる。
表示データを比較することにより、表示データの変更が
ない場合、すなわち、強誘電性液晶の特長であるメモリ
作用を生かしたメモリ駆動を行う場合には、走査ドライ
バ3の出力電圧をデータドライバ4の出力電圧と同じ0
Vに設定することで、メモリ駆動時における消費電力を
低減でき、例えば、背景が壁紙表示で、その前面に表示
されるウィンドゥ内の表示データのみが変化する場合の
ように画面変化が極端に少ない場合、消費電力を大幅に
低減することができる。
【0051】また、電位変動を抑えることによりフリッ
カの発生を抑えることもできるので、非常に見やすい表
示画面が得られる。
カの発生を抑えることもできるので、非常に見やすい表
示画面が得られる。
【0052】以上説明したように、本実施例では、フレ
ームメモリ5に格納される表示データとフレームメモリ
6に格納される表示データとが一致する部分では、走査
ドライバ3とデータドライバ4とによって印加する電圧
値を同じ値に設定することにより、メモリ駆動時におい
て、強誘電性液晶パネル2に流れる充放電電流を抑え、
フリッカの発生を防止することができる。
ームメモリ5に格納される表示データとフレームメモリ
6に格納される表示データとが一致する部分では、走査
ドライバ3とデータドライバ4とによって印加する電圧
値を同じ値に設定することにより、メモリ駆動時におい
て、強誘電性液晶パネル2に流れる充放電電流を抑え、
フリッカの発生を防止することができる。
【0053】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記
実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。例
えば、表示データを格納するためのフレームメモリを、
表示データのデータ量に対して適切な容量を持つRAM
で代用してもよい。
適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記
実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。例
えば、表示データを格納するためのフレームメモリを、
表示データのデータ量に対して適切な容量を持つRAM
で代用してもよい。
【0054】
【発明の効果】本発明によれば、第一データ格納手段に
格納される表示データと、第二データ格納手段に格納さ
れる表示データとが一致する部分では、走査ドライバと
データドライバとによって印加する電圧値を同じ値に設
定することにより、書き換えの不要なメモリ駆動時にお
いて、強誘電性液晶パネルに流れる充放電電流を抑える
ことができ、さらに、フリッカの発生を防止することが
できる。
格納される表示データと、第二データ格納手段に格納さ
れる表示データとが一致する部分では、走査ドライバと
データドライバとによって印加する電圧値を同じ値に設
定することにより、書き換えの不要なメモリ駆動時にお
いて、強誘電性液晶パネルに流れる充放電電流を抑える
ことができ、さらに、フリッカの発生を防止することが
できる。
【0055】したがって、消費電力を低減し、高品位の
表示を得ることができる。
表示を得ることができる。
【図1】本発明の原理構成を示すブロック図である。
【図2】本実施例における液晶表示装置の要部構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図3】強誘電性液晶パネルの断面図である。
【図4】走査ドライバにおける電源回路の要部構成を示
す図である。
す図である。
【図5】1/4バイアス法を説明するための図である。
【図6】1/4バイアス法を説明するための図である。
【図7】従来の2フィールド法を説明するためのタイミ
ングチャートである。
ングチャートである。
1 液晶表示装置 2 強誘電性液晶パネル 3 走査ドライバ 4 データドライバ 5 フレームメモリ(第一データ格納手段) 6 フレームメモリ(第二データ格納手段) 7 コンパレータ(データ比較手段) 8 CPU(制御手段) 11,12 ガラス基板 13,14 透明電極 15,16 絶縁膜 17,18 配向膜 19 スペーサ 20 強誘電性液晶層 S1 スイッチ SW1 スイッチ SW2 スイッチ
Claims (2)
- 【請求項1】カイラルスメクティックC相またはカイラ
ルスメクティックH相を有する液晶層と複数の交差する
走査ライン及びデータラインとを備える強誘電性液晶パ
ネルと、 該強誘電性液晶パネルの複数の走査ライン中のいずれか
の走査ラインに所定電圧を印加する走査ドライバと、 該強誘電性液晶パネルの複数のデータラインに対してそ
れぞれ所定電圧を印加するデータドライバと、 を備える液晶表示装置であって、 前記強誘電性液晶パネルに表示すべき1フレームの表示
データを格納する第一データ格納手段と、 該第一データ格納手段に格納される表示データの前フレ
ームの表示データを格納する第二データ格納手段と、 前記第一データ格納手段に格納された表示データと前記
第二データ格納手段に格納された表示データとを比較す
るデータ比較手段と、 該データ比較手段によって、前記第一データ格納手段に
格納される表示データと、前記第二データ格納手段に格
納される表示データとが一致する場合、データが一致す
る部分では、前記走査ドライバと前記データドライバと
により印加される電圧値を同じ値に設定する制御手段
と、 を備えることを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項2】前記走査ドライバは、前記走査ラインを選
択する際に印加する走査ライン選択電圧と該走査ライン
の非選択時に印加する走査ライン非選択電圧とを備え、 前記データドライバは、書き込みを行うデータラインに
印加するデータライン書込電圧と、書き込みを行わない
データラインに印加するデータライン非書込電圧とを備
え、 前記第一データ格納手段に格納される表示データと、前
記第二データ格納手段に格納される表示データとが一致
する場合、データが一致する部分では、前記走査ドライ
バにより印加される走査ライン非選択電圧と前記データ
ドライバにより印加されるデータライン非書込電圧値と
を同じ値に設定することを特徴とする請求項1記載の液
晶表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14869493A JPH06337658A (ja) | 1993-05-26 | 1993-05-26 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14869493A JPH06337658A (ja) | 1993-05-26 | 1993-05-26 | 液晶表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06337658A true JPH06337658A (ja) | 1994-12-06 |
Family
ID=15458513
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14869493A Pending JPH06337658A (ja) | 1993-05-26 | 1993-05-26 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06337658A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100445710B1 (ko) * | 1995-03-17 | 2004-11-06 | 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 | 액티브매트릭스액정표시장치 |
KR100465472B1 (ko) * | 2001-04-13 | 2005-01-13 | 산요덴키가부시키가이샤 | 액티브 매트릭스형 표시 장치 |
KR100508050B1 (ko) * | 2001-04-13 | 2005-08-17 | 산요덴키가부시키가이샤 | 액티브 매트릭스형 표시 장치 |
-
1993
- 1993-05-26 JP JP14869493A patent/JPH06337658A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100445710B1 (ko) * | 1995-03-17 | 2004-11-06 | 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 | 액티브매트릭스액정표시장치 |
KR100465472B1 (ko) * | 2001-04-13 | 2005-01-13 | 산요덴키가부시키가이샤 | 액티브 매트릭스형 표시 장치 |
KR100508050B1 (ko) * | 2001-04-13 | 2005-08-17 | 산요덴키가부시키가이샤 | 액티브 매트릭스형 표시 장치 |
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