JPH06337232A - 半導体圧力センサの気密試験装置およびその試験方法 - Google Patents

半導体圧力センサの気密試験装置およびその試験方法

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JPH06337232A
JPH06337232A JP12640693A JP12640693A JPH06337232A JP H06337232 A JPH06337232 A JP H06337232A JP 12640693 A JP12640693 A JP 12640693A JP 12640693 A JP12640693 A JP 12640693A JP H06337232 A JPH06337232 A JP H06337232A
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chamber
test
pressure sensor
helium
vacuum
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JP12640693A
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Kazuyuki Kato
和之 加藤
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Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】半導体圧力センサの性能に悪影響を与えること
なく、高精度の気密保証を短時間で実施できる気密試験
装置および気密試験方法を得る。 【構成】ダイヤフラム3を有するシリコンチップ2と台
座4との間に第1の接合部9Aを、台座とケ−ス5との
間に第2の接合部9Bを有する半製状態の半導体圧力セ
ンサ10を供試体とし、筒状の口金6が気密に貫通する
隔壁21により内部が真空室22と加圧室23に画成さ
れるテストチャンバ−20と、真空室に遮断弁を介して
連結された荒引き真空ポンプ31,およびヘリウムリ−
クデテクタ12の分析管12Aを経由して連結された本
引き真空ポンプ32と、加圧室に遮断弁を介して連結さ
れた真空ポンプ33,および圧力調節器付きヘリウム供
給源34と、ヘリウムリ−クデテクタの検出信号を受け
て供試体のヘリウムリ−ク量を求める演算手段35とを
備え、2つの接合部のリ−ク値を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、絶対圧検出用の半導
体圧力センサの2つの気密接合部の気密試験を半製状態
の半導体圧力センサについて行うための気密試験装置、
およびこの試験装置を用いた気密試験方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は絶対圧検出用の半導体圧力センサ
を模式化して示す断面図であり、半導体圧力センサ1は
シリコンチップ2の一方の面を円形にエッチングして厚
み数10μm としたダイヤフラム3が形成され、ダイヤ
フラム3の表層部に図示しない複数の半導体歪みゲ−ジ
回路が拡散によって形成される。シリコンチップ2は第
1の接合部9Aを介して台座4に気密に結合支持され、
この台座4は第2の接合部9Bを介してケ−ス5に気密
に接合支持される。また、ケ−ス5はその中央部に突設
された筒状の口金6を備え、この口金6の中空部がケ−
ス5および台座4を貫通して延長されることにより、ダ
イヤフラム3の内側に口金6に連通した被測定圧室8B
が画成される。さらに、ケ−ス5はその周縁部に気密に
溶接されたキャップ7を備え、ダイヤフラム3とキャッ
プ7との間に形成される空間を高真空状態に維持するこ
とにより圧力基準室8Aが形成される。従って、圧力基
準室8Aと被測定圧室8Bとの間の差圧によってダイヤ
フラム3が変形し、その歪み量を半導体歪みゲ−ジ回路
が感知し、電気信号に変換した情報を信号処理回路に向
けて出力することにより、被測定圧室8Bの絶対圧を電
気信号に変換して出力する半導体圧力センサが構成され
る。
【0003】ところで、絶対圧検出用の半導体圧力セン
サでは、圧力基準室8A内の圧力を基準にして被測定圧
室8Bとの差圧を絶対圧として検出するものであり、基
準となる圧力基準室8A内の圧力(例えば真空度)を長
期間(例えば10年間)高度に一定に保つことを保証す
ることが求められる。図3に示す構造の絶対圧測定用の
半導体圧力センサの場合、ケ−ス5とキャップ7との溶
接部9Cの気密性を高度に維持することは比較的容易で
あるが、2つの接合部9A,9Bには接合加工のバラツ
キに起因する僅かなガスリ−クを生ずる場合があるた
め、この部分の気密性能を気密試験によって保証するこ
とが求められる。
【0004】図4は半導体圧力センサの従来の気密試験
方法を模式化して示す断面図であり、半導体圧力センサ
1の圧力基準室8A内に一定圧力のヘリウムガスを封入
した状態でヘリウムリ−クデテクタ10のテストチャン
バ−11内に収納し、テストチャンバ−11内を真空状
態にした後、排気中に含まれるヘリウムのリ−ク量を測
定する方法が知られている。
【0005】また、半導体圧力センサ1(完成品)複数
個を高圧のヘリウムガスタンク内に長期間放置し、その
後半導体圧力センサの被測定圧室8Bに既知のガス圧を
加えて半導体歪みゲ−ジの出力を測定し、初期値との差
を求めることによって気密性の良否を判定する方法が知
られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の気密試験方法の
うち前者においては、テストチャンバ−に複数個の半導
体圧力センサを収納して同時に試験を行い、規定量を越
えるリ−ク量が検出されたときにのみ個別に再試験を行
うという手順で効率よく気密試験を行うことができる。
しかしながら、供試半導体圧力センサそれぞれの圧力基
準室に一定圧力のヘリウムを封入する作業が必要になる
とともに、通常真空状態で使用される圧力基準室8Aに
加圧ヘリウムを封入して試験するため、圧力を高くする
と試験後の半導体圧力センサの出力レベルなどに悪影響
を与える。このためヘリウムの封入圧力が制約され、か
つこれが原因で気密の検出精度が低下するという問題が
ある。また、高度な気密保証を行う必要上ヘリウムリ−
クデテクタの検出感度の下限付近でリ−ク量の良否の判
定を行うことが多く、ヘリウムリ−クデテクタのリ−ク
指示値のオフセットが無視できなくなり、判定精度がオ
フセットより影響されて低下するという問題が発生す
る。
【0007】一方、後者の方法は半導体圧力センサの実
用状態を模擬した方法であり、しかも複数個の半導体圧
力センサの試験を同時に行える利点を有するが、センサ
の耐久性を考慮するとタンクの内圧を5気圧以下に抑え
る必要があり、大気圧で10年の保証を行うには試験期
間が2年間の長期に及ぶことになり、製品の試験方法と
しては実用性に乏しいという欠点がある。
【0008】この発明の目的は、半導体圧力センサの性
能に悪影響を与えることなく、高精度の気密保証を短時
間で実施できる気密試験装置および試験方法を得ること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明によれば、ダイヤフラムとその表面に形成
された半導体歪みゲ−ジ回路とを有するシリコンチップ
と、このシリコンチップを第1の接合部を介して気密に
支持する台座と、この台座を第2の接合部を介して気密
に支持し,かつダイヤフラム内側の被測定圧室に連通す
る筒状の口金を有するケ−スとからなる半製状態の半導
体圧力センサを供試体とし、前記第1および第2の接合
部の気密試験を行うものであって、前記筒状の口金が気
密に貫通する隔壁により内部が真空室と加圧室に画成さ
れるテストチャンバ−と、前記真空室にそれぞれ遮断弁
を介して連結された荒引き真空ポンプ,およびヘリウム
リ−クデテクタの分析管を経由して連結された本引き真
空ポンプと、前記加圧室にそれぞれ遮断弁を介して連結
された真空ポンプ,および圧力調節器付きヘリウム供給
源と、前記ヘリウムリ−クデテクタの検出信号を受けて
前記供試体のヘリウムリ−ク量を求める演算手段とを備
えてなるものとする。
【0010】また、テストチャンバ−が、真空室および
加圧室にそれぞれ遮断弁を介して連結された乾燥窒素供
給源を備えてなるものとする。さらに、供試体としての
半製状態の半導体圧力センサをテストチャンバ−にセッ
トした後真空室および加圧室を排気して真空状態とする
過程と、この状態でリ−ク量を測定してヘリウムリ−ク
デテクタのオフセット値を測定する過程と、加圧室にヘ
リウムガスを導入して被測定圧室に予め定まるヘリウム
ガス圧を加える過程と、この状態でヘリウムガスのリ−
ク量を測定する過程と、得られたリ−ク量測定値と前記
オフセット値との差から供試体のリ−ク値を算出する過
程とを含む気密試験方法とする。
【0011】
【作用】この発明において、ケ−スにキャップを溶接す
る前の半製状態の半導体圧力センサを供試体とし、この
供試体の筒状の口金をテストチャンバ−の隔壁に真空室
側から気密に挿入すれば、真空室が半導体圧力センサの
基準圧力室に代わる機能を持ち、加圧室が供試体の被測
定圧室と連通してダイヤフラムを介して真空室との間に
差圧を与える機能を持つので、半導体圧力センサの実用
の加圧状態を模擬した気密試験が可能になり、逆向きの
圧力を加えて試験を行うことによって半導体圧力センサ
に生ずる性能の低下を回避する機能が得られる。また、
真空室にはそれぞれ遮断弁を介して連結された荒引き真
空ポンプ,およびヘリウムリ−クデテクタの分析管を経
由して連結された本引き真空ポンプを設け、加圧室には
それぞれ遮断弁を介して連結された真空ポンプ,および
圧力調節器付きヘリウム供給源を設ければ、両室を真空
排気した状態でヘリウムリ−クデテクタの指示値を読む
ことによりオフセット値を検出する機能が得られるとと
もに、加圧室を加圧した状態で分析管を通るヘリウムガ
スを検出することにより、ダイヤフラムに実用状態を模
擬した差圧が加わった状態でのリ−ク量を検出する機能
が得られる。
【0012】また、テストチャンバ−が、真空室および
加圧室にそれぞれ遮断弁を介して連結された乾燥窒素供
給源を備えるよう構成すれば、気密試験により供試体お
よびテストチャンバ−が吸湿または汚損することを防
ぎ、到達真空度の低下や排気時間の長期化などの悪影響
を防止する機能が得られる。さらに、気密試験方法とし
て、供試体としての半製状態の半導体圧力センサをテス
トチャンバ−にセットした後真空室および加圧室を排気
して真空状態とし、この状態でリ−ク量を測定してヘリ
ウムリ−クデテクタの指示値のオフセットを読み取ると
ともに、加圧室にヘリウムガスを導入して被測定圧室に
予め定まるヘリウムガス圧を加えた状態でヘリウムガス
のリ−ク量を測定するよう構成したことにより、演算手
段によってリ−ク量測定値とオフセット値との差から供
試体のリ−ク値を算出することにより、供試体の僅かな
リ−ク量をヘリウムリ−クデテクタのオフセット値の影
響を回避して精度よく検出する機能が得られる。
【0013】
【実施例】以下、この発明を実施例に基づいて説明す
る。図1はこの発明の実施例になる半導体圧力センサの
気密試験装置を簡略化して示すシステム構成図であり、
従来技術と同じ構成部分には同一参照符号を付すことに
より、重複した説明を省略する。図において、供試半導
体圧力センサ10は、図3に示す半導体圧力センサ1の
キャップ7をケ−ス5に溶接部9Cで気密に結合する前
の半製状態で気密試験が行われる。従って、第1の接合
部9Aおよび第2の接合部9Bのヘリウムリ−ク量が気
密試験の対象となる。気密試験装置のテストチャンバ−
20はその内部を2分割する隔壁21を備え、供試半導
体圧力センサ10のケ−ス5に突設された筒状の口金6
を隔壁21に形成された孔に挿入し、Oリング24によ
って気密を保持することにより、テストチャンバ−20
の内部は互いに気密が保持された真空室22と加圧室2
3に画成される。
【0014】このように形成されたテストチャンバ−2
0の真空室22側には、遮断弁V1を介して荒引き真空
ポンプ31が,遮断弁V2 を介して本引き真空ポンプ3
2が連結され、遮断弁V2 と本引き真空ポンプ32との
間にはヘリウムリ−クデテクタ12の分析管12Aが接
続される。また、加圧室23には、遮断弁V3 を介して
真空ポンプ33が,遮断弁V4 を介してヘリウム供給源
34が連結され、遮断弁V4 とヘリウム供給源34との
間には圧力調節器34Aが接続される。さらに、ヘリウ
ムリ−クデテクタ12の出力側には供試半導体圧力セン
サ10のリ−ク値を算出する演算手段35が接続され、
その演算結果は表示器36に表示される。なお、真空室
および加圧室には遮断弁V5 およびV6 を介して乾燥窒
素の供給源37および38が必要に応じて連結される。
【0015】図2は実施例になる気密試験装置を用いた
気密試験方法の手順を示す流れ図であり、図示する手順
に基づいてオフセットL0 および供試半導体圧力センサ
10のリ−ク値L1 を測定し、演算手段35でL1 −L
0 =Lなる演算を行うことにより、オフセット値L0 の
影響を排除した精度の高いリ−ク値Lを得ることができ
る。
【0016】ところで、上述の気密試験方法において、
供試半導体圧力センサ10のリ−ク量はヘリウムの分子
量が小さいために空気のそれの4倍程度大きくなる。い
ま、ヘリウムの加圧力をP(kg/cm2)、定数をA、リ−
ク量をL(atm cc/sec)とした場合、リ−ク量Lは次式
で表される。 L=A(P+0.14P2.4 )・・・(式1) 例えば、ヘリウムの加圧力Pを5kg/cm2とした場合、空
気1kg/cm2の加圧で得られるリ−ク量との比LRは次式
に示すように約38倍となる。
【0017】 LR=4 ×(5 +0.12×5 2.4 )/(1 +0.12×1 2.4 )=38.3 (倍)・・・ (式2) このように、ヘリウムガスの加圧によって半導体圧力セ
ンサの接合部9A,9Bのリ−ク量を約38倍に加速し
て微小なリ−ク量の検出感度を向上できる利点が得られ
るとともに、テストチャンバ−20の真空室が半導体圧
力センサの基準圧力室に代わる機能を持ち、加圧室が供
試体の被測定圧室と連通してダイヤフラムを介して真空
室との間に差圧を与える機能を持つので、絶対圧検出用
の半導体圧力センサの実用的加圧状態を模擬した気密試
験が可能になり、これとは逆の加圧状態となる従来の気
密試験方法で問題となった圧力を高くすると試験後の半
導体圧力センサの出力レベルなどに悪影響を与えるとい
う問題点を排除できるので、これが原因でヘリウムの封
入圧力が制約され、気密の検出精度が低下するという問
題をも排除することができる。
【0018】一方、検出しようとするリ−ク量がヘリウ
ムリ−クデテクタ12の検出限界に近い微量である場
合、ヘリウムリ−クデテクタの指示値Mは、Mo をリ−
ク量には無関係のオフセット,MLを求めようとする半
導体圧力センサのリ−ク量の信号値とした場合、次式で
表される。 M=Mo +ML・・・(式3) 実施例になる気密試験方法において、加圧前のオフセッ
ト値の測定と、加圧後のリ−ク量の測定との間の時間差
が小さければ、指示値は加圧前はMo ,加圧後はMo +
MLとなるので、演算手段35によってM−Mo なる演
算を行うことにより、求めようとする供試半導体圧力セ
ンサ10のリ−ク値MLを精度よく,且つ短時間に検出
することができる。このように、真空室および加圧室を
ともに排気した状態でリ−ク量を測定してヘリウムリ−
クデテクタのオフセット値を測定するとともに、加圧室
にヘリウムガスを導入して被測定圧室に予め定まるヘリ
ウムガス圧を加えた状態でヘリウムガスのリ−ク量を測
定するよう気密試験方法を構成したことにより、演算手
段によってリ−ク量測定値とオフセット値との差から供
試体のリ−ク値を算出できることになり、供試体の僅か
なリ−ク量をヘリウムリ−クデテクタのオフセット値の
影響を回避して精度よく検出できる利点が得られる。
【0019】
【発明の効果】この発明は前述のように、供試体として
ケ−スにキャップを溶接する前の半製状態の半導体圧力
センサを用い、隔壁を有するテストチャンバ−の真空室
が圧力基準室の機能を兼ねることにより絶対圧検出用半
導体圧力センサの実用の加圧状態を模擬した気密試験を
行えるようその気密試験装置を構成するとともに、その
気密試験方法においてヘリウムリ−クデテクタの指示値
のオフセットを測定してリ−ク量指示値から差し引くよ
う構成した。その結果、実用の加圧状態とは逆の加圧状
態で行う従来の気密試験方法で問題となった半導体圧力
センサの性能の低下を排除し、ヘリウム加圧効果を有効
に利用して高感度かつ短時間でリ−ク値を検出でき、且
つオフセットの影響を排除してヘリウムリ−クデテクタ
の検出限界に近い微量のリ−ク値をも精度よく検出でき
る半導体圧力センサの気密試験装置および気密試験方法
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例になる半導体圧力センサの気
密試験装置を簡略化して示すシステム構成図
【図2】実施例になる気密試験装置を用いた気密試験方
法の手順を示す流れ図
【図3】絶対圧検出用の半導体圧力センサを模式化して
示す断面図
【図4】半導体圧力センサの従来の気密試験方法を模式
化して示す断面図
【符号の説明】
1 半導体圧力センサ 2 シリコンチップ 3 ダイヤフラム 4 台座 5 ケ−ス 6 円筒状の口金 7 キャップ 8A 圧力基準室 8B 被測定圧室 9A 第1の接合部 9B 第2の接合部 9C 溶接部 10 供試半導体圧力センサ(半製状態) 11 テストチャンバ− 12 ヘリウムリ−クデテクタ 12A 分析管 20 テストチャンバ− 21 隔壁 22 真空室 23 加圧室 24 Oリング 31 荒引き真空ポンプ 32 本引き真空ポンプ 33 真空ポンプ 34 ヘリウム供給源 35 演算手段 36 表示器 37 窒素供給源 38 窒素供給源

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ダイヤフラムとその表面に形成された半導
    体歪みゲ−ジ回路とを有するシリコンチップと、このシ
    リコンチップを第1の接合部を介して気密に支持する台
    座と、この台座を第2の接合部を介して気密に支持し,
    かつダイヤフラム内側の被測定圧室に連通する筒状の口
    金を有するケ−スとからなる半製状態の半導体圧力セン
    サを供試体とし、前記第1および第2の接合部の気密試
    験を行うものであって、前記筒状の口金が気密に貫通す
    る隔壁により内部が真空室と加圧室に画成されるテスト
    チャンバ−と、前記真空室にそれぞれ遮断弁を介して連
    結された荒引き真空ポンプ、およびヘリウムリ−クデテ
    クタの分析管を経由して連結された本引き真空ポンプ
    と、前記加圧室にそれぞれ遮断弁を介して連結された真
    空ポンプ、および圧力調節器付きヘリウム供給源と、前
    記ヘリウムリ−クデテクタの検出信号を受けて前記供試
    体のヘリウムリ−ク量を求める演算手段とを備えてなる
    ことを特徴とする半導体圧力センサの気密試験装置。
  2. 【請求項2】テストチャンバ−が、真空室および加圧室
    にそれぞれ遮断弁を介して連結された乾燥窒素供給源を
    備えてなることを特徴とする請求項1記載の半導体圧力
    センサの気密試験装置。
  3. 【請求項3】供試体としての半製状態の半導体圧力セン
    サをテストチャンバ−にセットした後真空室および加圧
    室を排気して真空状態とする過程と、この状態でリ−ク
    量を測定してヘリウムリ−クデテクタのオフセット値を
    測定する過程と、加圧室にヘリウムガスを導入して被測
    定圧室に予め定まるヘリウムガス圧を加える過程と、こ
    の状態でヘリウムガスのリ−ク量を測定する過程と、得
    られたリ−ク量測定値と前記オフセット値との差から供
    試体のリ−ク値を算出する過程とを含むことを特徴とす
    る請求項1記載の気密試験装置を用いた半導体圧力セン
    サの気密試験方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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