JPH0633674Y2 - 蛍光ランプの点灯制御回路 - Google Patents

蛍光ランプの点灯制御回路

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JPH0633674Y2
JPH0633674Y2 JP1989032198U JP3219889U JPH0633674Y2 JP H0633674 Y2 JPH0633674 Y2 JP H0633674Y2 JP 1989032198 U JP1989032198 U JP 1989032198U JP 3219889 U JP3219889 U JP 3219889U JP H0633674 Y2 JPH0633674 Y2 JP H0633674Y2
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基 八巻
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アイワ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、液晶テレビなどのバックライトとして使用
して好適な蛍光ランプの点灯制御回路に関し、特に簡単
な構成で安定点灯を実現したものである。
[従来の技術] バックライトを使用した液晶テレビなどでは、バックラ
イト用の蛍光ランプのチラツキを防止するためや、点灯
効率を高めるため、蛍光ランプを高周波点灯するように
工夫している。
蛍光ランプは周知のように、その性質上正負対称な高周
波点灯パルス(放電電圧若しくは電流)が必要とされて
いるが、その際点灯パルスの安定化を図るため、従来で
は電源の位相を制御したり、蛍光ランプを駆動するため
に設けられた点灯回路の周波数を制御したりしている。
[考案が解決しようとする課題] しかし、電源の位相を制御したり、点灯回路より出力さ
れる点灯パルスの周波数を安定化するためには、その制
御回路や安定化回路の構成が非常に複雑化する欠点があ
る。
そこで、この考案ではこのような従来の課題を解決した
ものであって、簡単な構成で点灯パルスの安定化を達成
した蛍光ランプの点灯制御回路を提案するものである。
[課題を解決するための手段] 上述の課題を解決するため、この考案においては、蛍光
ランプを駆動する点灯パルスを出力する点灯回路と、 所定の直流電圧が印加され且つ該直流電圧を上記点灯回
路に対する駆動電圧として供給する第1の整流平滑回路
と、 上記点灯回路の出力からリミッタ回路および積分回路を
順に介することにより得た信号と、上記点灯回路より出
力される全波点灯パルスを第2の整流平滑回路を介する
ことにより得た平滑出力とのレベルとを比較する比較器
とを有し、 この比較出力で上記直流電圧値を制御することによって
上記点灯パルスの振幅を一定に保つようにしたことを特
徴とするものである。
[作用] 点灯回路20に発生する半波若しくは全波の点灯パルスa
若しくはdから基準信号(基準レベル)cが作成され
る。一方、点灯回路20より出力される全波点灯パルスd
の平滑出力eが比較器34において基準信号cとレベル比
較されて、比較出力fが形成される。
この比較出力fで点灯回路20に印加される直流電圧値が
制御される。すなわち、点灯パルスdの振幅を一定に保
つように直流電圧値が制御される。
[実施例] 続いて、この考案に係る蛍光ランプの点灯制御回路の一
例を第1図以下を参照して詳細に説明する。
第1図に示す点灯制御回路10において、18は蛍光ランプ
である。蛍光ランプ18は点灯回路20より出力される全波
の点灯パルスd(第3図D)によって駆動される。
端子12には所定の直流電圧が印加され、これがチョーク
コイル14を介して第1の整流平滑回路としての整流平滑
回路16に供給されて安定した直流電圧に再変換される。
この直流電圧が点灯回路20に対する駆動電圧として供給
される。
点灯回路20としては、種々の正弦波発振回路を使用する
ことができるが、本例では第2図に示すようなプッシュ
プル発振器が使用されている。
同図において、22,24は発振トランジスタ、26は発振ト
ランスであり、端子20aに供給された所定の直流電圧が
コイル28の中点29に印加される。そして、出力端子20b
より全波の高周波点灯パルスdが得られる。
点灯回路20より出力された所定周波数の全波点灯パルス
dが蛍光ランプ18の両電極端子に印加され、これによっ
て蛍光ランプ18が所定の照度をもって点灯する。
この考案では、これらの構成に加え、さらに点灯回路20
で発生した半波若しくは全波の点灯パルスに基づいて所
定の基準信号(基準レベル)が作成される。以下の例で
は、半波の点灯パルスa(第3図A)が使用され、これ
がリミッタ回路30で十分にリミッタされ、ほぼ矩形波状
になされたそのリミッタ出力b(同図B)が積分回路32
に供給されて積分される。そうすると、この積分出力c
は第3図Cに示すように一定振幅の三角波信号となる。
三角波信号はその周期及び振幅が夫々一定であるから、
この三角波信号を基準信号として使用することができ
る。比較器34ではこの基準信号cに対する平滑出力e
(第3図C)のレベルが比較される。
平滑出力eとして、本例では蛍光ランプ18に印加される
全波の点灯パルスdを第2の整流平滑回路としての整流
平滑回路36に通した出力が利用される。
点灯回路20の動作が不安定な場合には、点灯回路20より
出力される点灯パルスdの振幅も第3図Cのように変動
している。
このレベル変動が比較出力f(同図E)のデューテーの
変化となって検出され、この比較出力fで制御トランジ
スタ38の導通角が制御される。制御トランジスタ38は整
流平滑回路16に印加される直流電圧の電源路に接続され
ているので、比較出力fに応じて直流電圧値が所定のレ
ベルとなるように制御される。整流平滑回路16に印加さ
れる直流電圧値が一定になれば、点灯回路20で発生する
点灯パルスa,dの振幅も一定になり、これに基づき蛍光
ランプ18が安定駆動されることになる。
第4図はこの考案の他の例であって、基準電圧源40と誤
差増幅器42とが設けられ、整流平滑回路36の出力と基準
電圧との誤差分が増幅され、増幅された平滑出力eを基
準信号cと比較するようにしている。
こうすれば、平滑出力eのレベルが大きくなるので、直
流電圧の制御精度が高くなるなどのメリットがある。
なお、リミッタ回路30として両波のリミッタ構成とすれ
ば、全波の点灯パルスdでも基準信号cとして使用する
ことができる。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案においては、点灯回路に
発生する点灯パルスに基づいて作成された基準信号によ
って、点灯回路より出力される全波点灯パルスの平滑出
力をレベル比較し、その比較出力に基づいて点灯パルス
を安定化するようにしたものである。
これによれば、点灯回路から得られる点灯パルスを基準
信号として利用できるから、点灯パルスの安定化回路系
の構成を著しく簡略化できる特徴を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る蛍光ランプの点灯制御回路の一
例を示す要部の系統図、第2図は点灯回路の具体例を示
す接続図、第3図はその動作説明に供する波形図、第4
図はこの考案の他の例を示す系統図である。 10……点灯制御回路 16,36……整流平滑回路 18……蛍光ランプ 20……点灯回路 30……リミッタ回路 32……積分回路 34……比較器 38……制御トランジスタ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】蛍光ランプを駆動する点灯パルスを出力す
    る点灯回路と、 所定の直流電圧が印加され且つ該直流電圧を上記点灯回
    路に対する駆動電圧として供給する第1の整流平滑回路
    と、 上記点灯回路の出力からリミッタ回路および積分回路を
    順に介することにより得た信号と、上記点灯回路より出
    力される全波点灯パルスを第2の整流平滑回路を介する
    ことにより得た平滑出力とのレベルとを比較する比較器
    とを有し、 この比較出力で上記直流電圧値を制御することによって
    上記点灯パルスの振幅を一定に保つようにしたことを特
    徴とする蛍光ランプの点灯制御回路。
JP1989032198U 1989-03-22 1989-03-22 蛍光ランプの点灯制御回路 Expired - Lifetime JPH0633674Y2 (ja)

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JPH02123098U JPH02123098U (ja) 1990-10-09
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