JPH0633668Y2 - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JPH0633668Y2
JPH0633668Y2 JP1986174919U JP17491986U JPH0633668Y2 JP H0633668 Y2 JPH0633668 Y2 JP H0633668Y2 JP 1986174919 U JP1986174919 U JP 1986174919U JP 17491986 U JP17491986 U JP 17491986U JP H0633668 Y2 JPH0633668 Y2 JP H0633668Y2
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ミツミテイ−ア−ルダブリユ株式会社
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はコネクタに係り、特に零挿入形式のカードエッ
ジ型コネクタに関する。
従来の技術 一般に零挿入形式のカードエッジ型コネクタは、被接続
体(例えばICカード、以下カードという)が挿入された
際これに設けられた複数の端子と圧接続線されるコンタ
クトピンと、このコンタクトピンが相対向して植設され
てなるコネクタ本体と、コネクタ本体を覆うようにして
これに摺動可能に取り付けられ、カードの挿入時に摺動
操作されて上記コンタクトピンをカードに設けられた端
子に圧接させるカバー部材とにより構成されている。し
かるに上記構成のコネクタではカバー部材の摺動操作が
必要となり操作性の点で問題があった。そこで本出願人
は先に実願昭59-151111号にて上記問題点を解決したコ
ネクタを提案した。
考案が解決しようとする問題点 ここでカードに設けられる複数の端子の配設位置につい
て考えるに、端子をカードの側縁に近い位置に配設する
とカードの挿入脱時において端子がコネクタ本体の挿入
部等に当接してしまい、端子が損傷してしまう虞れがあ
る。よって、端子はカードのなるべく内側位置に設ける
のが端子の損傷防止上望ましい。しかるに上記提案のコ
ネクタでは押し拡げ部材が挿入されるカードに向って凸
形状とされていたため、カード本体内に挿入されるカー
ドの挿入深さは小であり、この状態においてコンタクト
ピンが圧接される構造であった。このため、端子はコネ
クタの構造によりカードの外周縁近傍に必然的に設けな
ければならず、端子の損傷が生じたり接触不良等が発生
するという問題点があった。
そこで本考案では、押し拡げ部材にカードの挿入を許容
する溝部を形成することにより上記問題点を解決したコ
ネクタを提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本考案では、 被接続体が挿入される挿入部を有するコネクタ本体と、 該挿入部内の少なくとも一側面に接触部が列設されるよ
う該コネクタ本体に組込まれてなるばね性を有するコン
タクト部材と、 上記被接続体の挿入時にあって上記コンタクト部材に形
成された係止部と係合することにより上記ばね力に抗し
てコンタクト部材を押し拡げ被接続体の挿入部内への進
入を許容する進入位置にあり、上記被接続体とコンタク
ト部材の接続時にあっては上記進入位置より退いた退出
位置にありコンタクト部材の被接続体への当接接続を許
容する押し拡げ部材とよりなるコネクタにおいて、 上記押し拡げ部材の挿入部と対向する位置に被接続体が
挿入される挿入溝部を形成し、 上記コンタクト部材を逆U字形状に折り曲げ形成すると
共に、上記係止部を上記折り曲げ部位に対し離間した先
端部近傍位置に形成し、 上記押し拡げ部材のコンタクト部材と対向する位置に傾
斜部を形成し、 上記押し拡げ部が上記進入位置にある時は上記係止部が
傾斜部の境部直前位置を押圧することにより上記進入位
置を保持し、押し拡げ部の退出位置への移動時は係止部
が傾斜部を押圧付勢するよう構成し、 かつ、上記コネクタ本体に、上記押し拡げ部材が上記退
出位置に退いた際に被接続体と当接し、被接続体を略挿
入溝部内に挿入された位置に保持する保持部材を設けた
ことを特徴とするものである。
実施例 次に本考案になるコネクタの一実施例について第1図乃
至第5図を用いて説明する。
各図に示すコネクタ1において、2はコネクタ本体,3は
本考案の要部をなす押し拡げ部材,4はカードエッジの抜
去時に操作される操作レバーである。各部材2,3,4は共
に樹脂製である。
コネクタ本体2は、細長形状体であり、第3図(A),
(B)に示すように、細長矩形状であり上面部にカード
エッジ挿入部5が形成してある。この挿入部5内には、
第1図(A),(B)に併せて示すように、複数対のコ
ンタクト部材6,7が夫々相対向して等間隔で二列に並ん
で組込まれており、更に内部には後述する押し拡げ部材
3が上下方向に移動可能に組込まれている。
コンタクト部材6,7は、第1図(A)に示すように、夫
々上部が逆U字状に折曲してあり、接触部6a,7a及び係
止部6b,7bが設けられている。接触部6a,7aは略V字状で
あり、突き出した部分が相対向している。係止部6b,7b
はコンタクト部材6,7の先端に小さくV字状に折曲され
て形成されており、接触部6a,7aより下側の端部近傍に
位置している。接触部6a,7aは夫々ばね性を有してお
り、係止部6b,7bを係止されないフリーな状態では、接
触部6a,7aの離間寸法は、後述するカードエッジの厚さ
より小となるよう構成されている。コンタクト部材6,7
のうちコネクタ本体2より突出している部分はL字状に
直角折曲してあり、第2図(C)に示されるように信号
端子部6c,7cとなっている。この信号端子部6c,7cは第3
図(B)に示されるようにコネクタ本体2の下部側方位
置より突出するよう構成されている。この際、各信号端
子部6c,7cは板状の保持部材8に保持された状態でコネ
クタ本体2より突出されている。この保持部材8の存在
により多数の信号端子部6c,7cは整列性良く列設された
状態で突出するため、各信号端部6c,7cの接触による短
絡事故を防止できると共にコネクタ1の例えば電気回路
基板等への接続,取付け作業を容易にすることができ
る。
次に本考案の要部をなす押し拡げ部材3について以下説
明する。押し拡大げ部材3は第1図(A),(B)及び
第4図(A),(B)に示すように、挿入部5と対向す
る上部中央位置にその長手方向に亘りカード12が挿入さ
れる挿入溝部9が形成された杆状部材である。また押し
拡げ部材3の下部両端には脚部10a,10bが形成されてお
り、この脚部10a,10bには操作レバー4が係合してい
る。この押し拡げ部材3は第1図(A)に示す上動位置
(以下進入位置P1という)と第1図(B)に示す下動位
置(以下退出位置P2という)との間で移動可能な状態で
コネクタ本体2内に組み込まれている。更に押し拡げ部
材3の両側面上部のコンタクト部材6,7と対向する部分
には傾斜部11a〜11dが形成されている。この内、傾斜部
11a,11bは傾斜部11c,11dより傾斜角度が大となるよう形
成されている(これについては後述する)。
更に押し拡げ部材3の両側面13a,13b及び上面13cには複
数のコンタクト部材6,7に対応して仕切り部14a,14bが形
成されている。この仕切り部14a,14bによりコンタクト
部材6,7の配設ピッチを小として、実装密度を大として
も隣接するコンタクト部材6,7が短絡してしまうような
ことはなく、小なるスペースで多数の接点を有するコネ
クタ1を実現できる。また押し拡げ部材3の上下移動時
においては、各コンタクト部材6,7は各仕切り部14a,14b
内で相対的に移動するため所定の配設位置を確実に維持
し、接続時における接触不良等を防止することができ
る。
尚、15は突出ピンであり、カード12のコネクタ1内への
挿入に伴いカード12内に挿入され、カード12内部に設け
られた端子部(コンタクト部材6,7と当接接続される端
子)を埃塵から保護するためのシャッタ機構を駆動して
シャッタを開蓋する機能を奏する。この突出ピン13はコ
ネクタ本体2の底部2aに植設されると共に押し拡げ部材
3に形成された孔3a,3b(第4図(A)に示す)を貫通
して上方向へ突出している。
進入位置Pにおいては、第1図(A)に示すように、
押し拡げ部材3が係止部6b,7b間に進入しており、接触
部6a,7aは互いに離れる方向に押し拡げられて両者の間
隔はカード12の厚さより大となっている。また係止部6
b,7bは傾斜部11c,11dの境部直前の垂直面16a,16bを押圧
しており、押し拡げ部材3を図中矢印B2方向に付勢する
力は発生せず、押し拡げ部材3は進入位置P1に保持され
る。
退出位置P2においては、第1図(B)に示すように傾斜
部11a,11bが係止部6b,7bの間より抜け出しており、接触
部6a,7aは互いに近接することが許容されている。
操作レバー4は、第2図(A)乃至(C)及び第3図
(A)に示すように、両端の軸17a,17bを夫々コネクタ
本体2両端に形成されているブラケット18a,18bに支承
されて、矢印C1,C2方向に回動可能に設けてある。操作
レバー4には、上記押し拡げ部材3の脚部10a,10bの下
端に対向する凸部19a,19bが設けてある。
次に上記構成のコネクタ1にカード12を接続するときの
操作及び各部の動作について説明する。
カード12をコネクタ1に接続するに際して、コネクタ1
は第1図(A)及び第2図(A)乃至(C)に示す状態
にあり、押し拡げ部材3は進入位置P1に位置しており、
接触部6a,7a間は押し拡げられている。
上記状態においてカード12は挿入部5よりコネクタ本体
2内に挿入される。この際、上述のように挿入部5と対
向する押し拡げ部材3の上部には挿入溝部9が形成され
ているため、カード12は従来に比べ深い位置までコネク
タ本体2内に挿入することができる。尚、挿入溝部9の
長手方向に対する略中央位置には突出段部20が形成され
ており、カード12はその下端部12aが接触部6a,7aの間を
通って突出段部20と当接する位置まで零挿入される(第
1図(A)に示す状態)。この状態において接触部6a,7
aはカード12に設けられている接続端子部12b,12cと対向
している。
上述したように押し拡げ部材3が進入位置P1にある時、
係止部6a,6bは垂直面16a,16bの傾斜部11c,11dに近い境
部の若干範囲(第1図(A)中tで示す略1mmの範囲)
において係合しており、押し拡げ部材3を保持してい
る。ここで、カード12をB2方向へ略1mm押圧変位させ
る。この操作により係止部6b,7bは傾斜部11c,11dと係合
し、コンタクト部材6,7はその有するばね力により傾斜
部11c,11dを押圧し、よって押し拡げ部材3はB2方向へ
付勢され、最終的に第1図(B)に示す退出位置P2に到
り、操作レバー4は矢印C1方向に回動する。そして、押
し拡げ部材3が進入位置P1より退出位置P2に退くことに
より、接触部6a,7bはばね力により互いの離間寸法を小
とする方向に変位しカード12の接続端子部12b,12cと当
接し、電気的に接続される。この際、上記したようにカ
ード12は挿入溝部9の存在によりコネクタ本体2内の深
い位置まで挿入可能となったことにより、カード12の下
端部12aと接続端子部12b,12cとの離間寸法(第1図
(B)中矢印Lで示す)を大とすることができる。よっ
て接続端子部12b,12cをカード12の内側位置に設けるこ
とが可能となり、カード12の挿入脱時における接続端子
部12b,12cの損傷を防止し得、接触不良等の不測の事故
を防止することができる。一方、押し拡げ部材3が退出
位置P2にある際、カード12はコネクタ本体2の内側の両
側部に突出形成された突起21a,21b(第2図(A)に示
す)に下端部12aを当接されており、第1図(B)に示
す位置で保持されている。また押し拡げ部材3が進入位
置P1にある際、挿入溝部9に形成された突出段部20の高
さ位置は突起21a,21bの高さ位置より若干量高くなるよ
う構成されている。これにより、カード12が若干量傾い
て挿入部5に挿入された場合でも、確実な挿入動作を行
ない得る。また、上記のようにコネクタ本体2の内側に
は突起21a,21bが形成されているため、押し広げ部材3
が退出位置P2に退いてもカード12の位置は挿入溝部9内
に侵入した位置と略同じ位置を維持する(正確には、上
記の若干量分だけ下動する)。このため、接触部6a,7a
が接続端子部12b,12cに接触する際に、接触部6a,7aと接
続端子部12b,12cとの間で擦れが発生することを防止で
き、よって接触部6a,7a及び接続端子部12b,12cに摩耗が
発生するのを防止することができる。
カード12のコネクタ1に対する接続を解除する場合に
は、操作レバー4を矢印C2方向水平位置まで回動操作す
る。この操作により、押し拡げ部材3は両側の脚部10a,
10bを凸部19a,19bにより同時に押し上げられて矢印B1
向に元の進入位置P1まで移動する。押し拡げ部材3がB1
方向へ移動する際、まず係止部6b,7bは傾斜角度の大な
る傾斜部11a,11bと係合する。この部分においては押し
拡げ部材3の小なる変位で係止部6b,7bは大きく離間す
る。これに続く傾斜部11c,11dは傾斜部11a,11bに比べて
傾斜角度が小で小なる力で係止部6b,7bを拡げ押し拡げ
部材3を挿入させることができる。このように押し拡げ
部材3の移動距離を考慮した上で傾斜部11a〜11dの傾斜
角度を適宜選定することにより、押し拡げ部材3の操作
力を小とすることが可能となる。また前記したように、
コンタクト部材6,7は夫々上部が逆U字状に折曲してあ
り、かつ第1図に示されるように折曲部位(上端位置。
第1図に符号6c,7cで示す)から下方に向け接触部6a,7
a、係止部6b,7bが順次形成された構成とされている。
また、コンタクト部材6,7を押し拡げるために押し拡げ
部材3が直接作用するのはコンタクト部材6,7の先端部
に形成された係止部6b,7bである。
更に、コンタクト部材6,7が押し拡げられる際、コンタ
クト部材6,7は折曲部位6c,7cを略中心として変位する。
即ち、本実施例における押し拡げ部材3によるコンタク
ト部材6,7の押し拡げ動作においてはこの原理が応用さ
れ、上記した折曲部位6c,7cを支点,接触部6a,7aを作用
点,係止部6b,7bを力点とみなすことができる。
従って、力点となる係止部6b,7bを支点となる折曲部位6
c,7cに対して離間した端部近傍に形成することにより、
小さな操作力でコンタクト部材6,7を押し拡げることが
可能となる。よって、コンタクト部材6,7を上記のよう
に構成することによっても押し拡げ部材3の操作力を小
さくするこができる。尚、操作力及び移動距離に自由度
がある場合には、ひとつの傾斜角の傾斜部として良いこ
とは勿論である。
上述の如く押し拡げ部材3が上動することにより、押し
拡げ部材3が係止部6b,7b間に進入すると共に、カード1
2を押し上げる。これにより、接触部6a,7a間が押し拡げ
られると共にカード12が挿入部5より若干量押し出され
る。
なお、上記コネクタ1は、最初に、コネクタ本体2の挿
入部5内に押し拡げ部材3を挿入し、次いでコンタクト
部材6,7を上方より挿入し、コンタクト部材6,7,コネク
タ本体2の下方への突出部分をL字状に折り曲げ保持部
材8に挿通し、操作レバー4を取り付ける手順で組立て
られる。
また、上記実施例ではカード12の両面に接続端子部12b,
12cが設けられた構成に対応し得る所謂ダブルタイプの
コネクタ1について説明したが、押し拡げ部材3に代え
て、傾斜部22a,22bが一側面に形成された押し拡げ部材2
3(第5図(A),(B)に示す。尚、第1図(A),
(B)に対応する構成には同一符号を付した)とするこ
とにより、他の構成を変えることなく、シングルタイプ
のコネクタ24とすることができる。
考案の効果 上述の如く本考案によれば、コンタクト部材がU字状に
折り曲げられ、かつ係止部が折曲部位に対して離間した
端部近傍に形成されているため、小さな操作力でコンタ
クト部材を押し拡げることが可能となり、よって押し拡
げ部材の操作力を小さくするこができ操作性を向上させ
ることができる。
また、被接続体をコネクタ本体内に深く挿入することが
可能となり、これにより被接続体の挿入方向端とコンタ
クト部材の接続部との離間寸法を大きくすることがで
き、挿入脱時における被接続体に設けられた接続部の損
傷を防止できると共に接触不良の発生を防止することが
できる。
また、押し拡げ部材の移動はコンタクト部材と傾斜部と
の係合により円滑にかつ不要な操作力を要せず行うこと
ができるため、操作性の向上を図ることができる。
更には、保持部材を設けることにより押し広げ部材が退
出位置に退いても被接続体の位置は挿入溝部内に侵入し
た位置と略同じ位置を維持するため、コンタクト部材と
被接続体との間で擦れが発生することはなく、よってコ
ンタクト部材及び被接続体に摩耗が発生するのを防止す
ることができ、コネクタの信頼性を向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案になるコネクタの一実施例における押し
拡げ部材の動作を説明するための断面図、第2図
(A),(B),(C)は本考案になるコネクタの正面
図,平面図,側面図、第3図(A),(B)は第2図に
示すコネクタの斜視図、第4図(A),(B)は押し拡
げ部材の平面図及び側面図、第5図は本考案になるコネ
クタの他の実施例の断面図である。 1,24……コネクタ、2……コネクタ本体、3,23……押し
拡げ部材、4……操作レバー、5……挿入部、6,7……
コンタクト部材、6a,7a……接触部、6b,7b……係止部、
8……保持部材、9……挿入溝部、11a,11b,11c,11d,22
a,22b……傾斜部、12……カード、12b,12c……接続端子
部、14a,14b……仕切り部、15……突出ピン、16a,16b…
…垂直面、20……突出段部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】被接続体が挿入される挿入部を有するコネ
    クタ本体と、 該挿入部内の少なくとも一側面に接触部が列設されるよ
    う該コネクタ本体に組込まれてなるばね性を有するコン
    タクト部材と、 該被接続体の挿入時にあって該コンタクト部材に形成さ
    れた係止部と係合することにより上記ばね力に抗して該
    コンタクト部材を押し拡げ該被接続体の該挿入部内への
    進入を許容する進入位置にあり、該被接続体と該コンタ
    クト部材の接続時にあっては上記進入位置より退いた退
    出位置にあり該コンタクト部材の該被接続体への当接接
    続を許容する押し拡げ部材とよりなるコネクタにおい
    て、 該押し拡げ部材の該挿入部と対向する位置に該被接続体
    が挿入される挿入溝部を形成し、 該コンタクト部材を逆U字形状に折り曲げ形成すると共
    に、該係止部を上記折り曲げ部位に対し離間した先端部
    近傍位置に形成し、 該押し拡げ部材の該コンタクト部材と対向する位置に傾
    斜部を形成し、 該押し拡げ部が上記進入位置にある時は該係止部が該傾
    斜部の境部直前位置を押圧することにより上記進入位置
    を保持し、該押し拡げ部の退出位置への移動時は該係止
    部が該傾斜部を押圧付勢するよう構成し、 かつ、該コネクタ本体に、該押し拡げ部材が上記退出位
    置に退いた際に該被接続体と当接し、該被接続体を略挿
    入溝部内に挿入された位置に保持する保持部材を設けた
    ことを特徴とするコネクタ。
JP1986174919U 1986-11-14 1986-11-14 コネクタ Expired - Lifetime JPH0633668Y2 (ja)

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