JPH0633650A - スーパーロック機構付車両ドアロック装置の安全機構 - Google Patents

スーパーロック機構付車両ドアロック装置の安全機構

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JPH0633650A
JPH0633650A JP21344092A JP21344092A JPH0633650A JP H0633650 A JPH0633650 A JP H0633650A JP 21344092 A JP21344092 A JP 21344092A JP 21344092 A JP21344092 A JP 21344092A JP H0633650 A JPH0633650 A JP H0633650A
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Katsuya Kuroda
克哉 黒田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スーパーロック機構の盗難防止機能を損なう
ことなく、万一の際のスーパーロック解除機構を得る。 【構成】 ロック位置とアンロック位置に切替るロック
レバー17と、該ロックレバー17の切替えを不能にす
るスーパーロック部材55と、該スーパーロック部材5
5の駆動用モータ53とを有する。前記モータ53は、
少なくともイグニッションキースイッチ65または塔乗
者検出スイッチ66のいずれかがONで運転状態と認識
できるときに手元スイッチ67をアンロック側に操作す
れとスーパーロック部材55を解除方向に作動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スーパーロック機構付
車両ドアロック装置に係るものである。スーパーロック
機構とは、ロック装置をロック状態とアンロック状態と
に切替えるロックレバーを、機械的に回転(変位)不能
にする機構をいい、防犯効果を期待するものである。
【0002】
【従来技術】従来、車両用ドアロック装置は、周知のと
おり、車外からのキー操作または車内でのシルノブ操作
によりロックレバーをロック位置に切替えると、ドア内
外の開扉ハンドルとロック装置のラッチ機構との間の連
結経路が断たれ、開扉ハンドルを操作しても、ドアを開
けることはできない。しかし、構造上、ロック装置をロ
ック状態にしても、ドアの隙間から挿入した金属棒によ
りロックレバーを引っ掛けて、アンロック位置に回転さ
せると、開扉できることになる。そこで、金属棒を挿入
してもアンロック状態に切替えることができないように
したロック装置も提案されている。この具体的構造はロ
ックレバーに係合レバー(スーパーロック部材)を係合
させて、この係合を解除しない限りロックレバーの回転
(変位)を不能とするもので、当業者は、この機構をス
ーパーロック(または、デッドロック)と呼んでいる。
【0003】従来公知の、特開平2−269281号公
報に記載されたものは、スーパーロック機構の一例であ
り、ロックレバーと、該ロックレバーをロック位置とア
ンロック位置とに切替えるアクチュエータと、該アクチ
ュエータを作動不能状態(メカロック状態)と作動可能
状態とに切替えるスーパーロック部材とを有し、スーパ
ーロック部材によりアクチュエータを作動不能状態にす
ることにより、アクチュエータに直結したロックレバー
を作動不能状態にする構成である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記スーパーロック機
構は、車外からのキー操作(またはリモコン操作)によ
りスーパーロックしたり解除したりする構造に形成され
ているが、運転中にスーパーロックされたりすると、扉
は開かず、予想外の事態になる。したがって、運転中
は、スーパーロックされない構造にしてあるが、衝突事
故のときのように、運転中に強い衝撃があると、スーパ
ーロック機構が誤動作してスーパーロック状態になるこ
とがある。すると、車内に閉じこめられたままになるの
で、本発明は、この点、鋭意工夫したものである。
【0005】
【発明の目的】本発明は、スーパーロック機構の盗難防
止機能を損なうことなく、万一の際にはスーパーロック
を解除できるようにしたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】よって、本発明は、ロッ
ク位置とアンロック位置に切替るロックレバー17と、
該ロックレバー17に係合すると該ロックレバー17が
動かなくなって前記切替えを不能にするスーパーロック
部材55と、該スーパーロック部材55を前記ロックレ
バーに係合させたり係合を解除させたりするモータ53
とを有するスーパーロック機構付車両ドアロック装置に
おいて、任意所望位置に、車両のイグニッションキーシ
リンダにキーを差込むとONになるイグニッションキー
スイッチ65と、塔乗者が居るとONになる塔乗者検出
スイッチ66と、電動ドアロック用手元スイッチ67と
を設け、前記イグニッションキースイッチ65及び塔乗
者検出スイッチ66及び手元スイッチ67並びに前記モ
ータ53とを、少なくとも前記イグニッションキースイ
ッチ65または前記塔乗者検出スイッチ66のいずれか
がONで運転状態と認識できるときには前記手元スイッ
チ67をアンロック側に操作すれば前記スーパーロック
部材55は解除方向に作動するように電気的に配線結合
したスーパーロック機構付車両ドアロック装置の安全機
構としたものである。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例を図面により説明すると、
1はロック装置の合成樹脂製ボディであり、その表側の
凹部2内には、車体に固定したストライカ3と係合する
ラッチ4を軸5により、またラッチ4と係合してラッチ
4の逆転を防止するラチェット6を軸7によりそれぞれ
軸支する。前記ボディ1の表側には前記凹部2を覆う金
属板のカバープレート8を固定する。9はカバープレー
ト8とボディ1の双方に形成されている前記ストライカ
3が進入する案内溝、10は案内溝9の奥に設けたウエ
ッジ、11は前記ラチェット6より裏側に一体的に形成
した突起であり、該突起11は前記ボディ1に形成した
円弧孔12を通って前記ボディ1の裏側に突出させる。
13は前記ボディ1に形成したロック本体を扉に止着す
る複数のネジ挿通用透孔である。
【0008】前記ボディ1の裏側には、左右側に長い膨
出部14を一体的に形成する。該膨出部14はコの字状
の縦断形状を呈し、その内部側が前記案内溝9となる。
前記ボディ1の下部にはアクチュエータ部15を取付け
る。アクチュエータ部15には、通常のロック機構用の
モータ52と、スーパーロック機構用のモータ53とが
設けられる。モータ52の出力軸16にはシルノブロッ
クレバー17の軸孔18を挿通固定し、モータ52によ
りシルノブロックレバー17を図2のアンロック位置と
図3のロック位置とに切替えできるように構成する。
【0009】前記シルノブロックレバー17には3本の
脚部を放射方向に突出形成させてあり、車内方向に突出
ている第1脚部19にはドアの内側ロック操作部材(以
下、シルノブという)に至るロッド(図省略)を連結
し、上方に突出ている第2脚部20には作動リンク21
の一端22を軸23により軸止し(図3、図5)、下方
に突出ている第3脚部24には連結リンク25の一端2
6を軸27により軸止する(図3、図5)。
【0010】28は略L型を呈するキーロックレバーで
あり、前記シルノブロックレバー17の側方に並設され
る。キーロックレバー28の中心の軸孔29には軸30
を挿通固定し、車外側に突出る一端31にはキーシリン
ダに至るロッド(図示なし)を連結し、下方に伸びる他
端32には軸孔29を中心とする円弧長孔33を形成す
る。該長孔33には前記連結リンク25の他端35に形
成した突起34を挿通させる。前記キーロックレバー2
8とキーシリンダとは、ロストモーション(遊び)なし
に連結される。これにより、前記キーロックレバー28
はキーシリンダの操作以外では不動となり、キーロック
レバー28を外力により回転させることはできない構成
になる。なお、キーシリンダとシルノブとの間のロスト
モーションは、前記長孔33により達成される。前記シ
ルノブロックレバー17の軸16と、前記キーロックレ
バー28の軸30と、軸27と、突起34は、略平行四
辺形の各頂点位置にする。
【0011】図6において、37はボディ1の裏側に固
定した金属板のバックプレートであり、バックプレート
37には軸36を固定する。軸36は前記ラチェット6
の軸7と同一軸心上に位置する。軸36には第1オープ
ンレバー38の基端部(車内側の端部)に設けた軸孔3
9を回転自在に挿通する。第1オープンレバー38の先
端部(車外側)には前記軸孔39を中心とす円弧孔40
を形成する。円弧孔40には扉のアウターオープンハン
ドルに至るロッド(図示なし)を連結する。また、第1
オープンレバー38の基端部には段差部41(図5)を
形成し、段差部41の近傍に前記軸孔39より半径方向
に伸びる長孔42を形成する。図5の43は第1オープ
ンレバー38を反時計回転方向に付勢するバネである。
【0012】前記作動リンク21の他端44には軸孔4
5を形成し(図5、6)、該軸孔45と前記第1オープ
ンレバー38の長孔42とに軸46を挿通し、アウター
オープンハンドルの開扉操作で、第1オープンレバー3
8が回動すると、作動リンク21が軸23を中心に共回
りするように連結する。前記作動リンク21の他端44
には直角に表側方向に屈曲させた当接片47を形成す
る。前記作動リンク21の他端44は、前記シルノブロ
ックレバー17がアンロック位置(図2)とロック位置
(図3)との間回転すると、前記長孔42に沿って左右
方向に変位する。
【0013】図2はアンロック状態を示しており、軸2
3は軸36と同一軸心上に重合し、また、作動リンク2
1の他端44は長孔42の右端に移動し、前記当接片4
7は前記ラチェット6の突起11と相対峙する。この状
態で、第1オープンレバー38をアウターオープンハン
ドルにより時計回転aさせると、軸46により連結され
た作動リンク21も軸23を中心に時計回転し、作動リ
ンク21の当接片47がラチェット6の突起11と当接
して(突起11の位置は図3参照)、突起11を下動さ
せて、ラッチ4に係合しているラチェット6を離脱させ
開扉させる。
【0014】図3はロック状態を示しており、シルノブ
ロックレバー17を図2の位置から反時計回転させてロ
ック状態としたものである。この状態では、前記作動リ
ンク21の他端44は前記長孔42内を左端に移動して
いるため、前記当接片47は突起11の位置から左側に
外れる。したがって、第1オープンレバー38を回転さ
せて前記当接片47を下降させても前記当接片47は空
振りとなり、ラッチ4に係合しているラチェット6は回
転せず、開扉しない。
【0015】48は第2オープンレバーであり、その左
右中心部に形成した軸孔49を前記軸36に回転自在に
軸止する。第2オープンレバー48には、前記第1オー
プンレバー38の段差部41と当接する当接面50を形
成する。前記段差部41と前記当接面50とは、図2、
3の状態で第1オープンレバー38を時計回転させたと
きは、段差部41は当接面50より離れるだけだが、第
2オープンレバー48の方を時計回転させたときは、当
接面50が段差部41と係合して、第1オープンレバー
38も一緒に回転させる。
【0016】前記第2オープンレバー48の当接面50
より先は円弧アーム51に形成し、その先端58を前記
突起11に臨ませる。該先端58は、図6に示したよう
に、前記当接片47よりも図において下方に位置し、第
2オープンレバー48を回転させると、直接前記突起1
1と当接する。
【0017】第2オープンレバー48の他端側には、係
合片56を形成し、該係合片56に前記バックプレート
37に軸止したインナーレバー57を係合させる(図
4)。インナーレバー57には扉のインナーオープンハ
ンドルを連結する。図2、3、4の54は前記モータ5
3の出力軸であり、該出力軸54にはスーパーロック部
材55の基部を固定する。スーパーロック部材55の先
端側には、裏側に突出る係合部59を形成する(図
7)。
【0018】スーパーロック部材55は、図7において
実線のスーパーロック位置と、仮想線の解除位置との間
回転する。図3のように、シルノブロックレバー17が
ロック位置にあるときに、スーパーロック部材55を図
7の実線位置にすると、スーパーロック部材55の係合
部59は、前記連結リンク25の突起34と係合し、そ
のため、シルノブロックレバー17は図2のアンロック
位置方向には回転不能となり、シルノブロックレバー1
7を不正に回転させることはできなくなる。また、スー
パーロック部材55が仮想線の解除位置に回転すると、
その係合部59は引っこむので、係合部59と突起34
との係合が解除され、シルノブロックレバー17は、図
3から図2のアンロック位置に回動できる。
【0019】しかして、前記キーロックレバー28の他
端32には、図5のように、曲げた押圧片60を形成し
てあり、スーパーロック部材55が図7の実線位置にあ
るときに、キーロックレバー28をロック側(矢印b)
に回転(図3においては左回転)させると、押圧片60
がスーパーロック部材55のテーパー部61に当接し
て、スーパーロック部材55を仮想線の解除位置に戻
す。
【0020】前記アクチュエータ部15には、ロック状
態検出スイッチ62と、ロック操作検出スイッチ63と
が設けられる(図8)。ロック状態検出スイッチ62
は、シルノブロックレバー17の出力軸16の位置を監
視して、ロック装置がロック位置であるかアンロック位
置であるか検出する。ロック操作検出スイッチ63は、
前記キーロックレバー28の軸30と連動して切替わる
構成とし、キー操作の有無を検出する。
【0021】図8は、スーパーロック機構の制御ブロッ
ク図であり、64は制御部、65はイグニッションキー
シリンダにキーが差込まれるとONになるイグニッショ
ンキースイッチ、66は塔乗者(ドライバー)が居ると
ONになる塔乗者検出スイッチと、67は車内に設けら
れた電動ドアロック用手元スイッチ(集中ドアロック用
スイッチ)、68はモータ52用の駆動回路、69はス
ーパーロック用モータ53の駆動回路である。前記手元
切替スイッチ67は、通常は、全てのドアのロック装置
を集中してロック状態またはアンロック状態に切替える
スイッチであるが、イグニッションキーシリンダにキー
が差込まれてイグニッションキースイッチ65がONで
あるか、塔乗者(ドライバー)が居て塔乗者検出スイッ
チ66がONであるかの条件のときに、手元スイッチ6
7をアンロック側に操作すると、スーパーロック用のモ
ータ53が解除方向に回転するように構成する。
【0022】
【作用】本発明は以上の構成であり、扉を閉じると、車
体に固定したストライカ3が案内溝9内に進入して、ラ
ッチ4と係合し、ラッチ4をロック位置まで正転させ、
ラッチ4にラチェット6が係合して、ラッチ4の逆転を
防止し、閉扉する(図1)。しかして、図2において、
アウターオープンハンドルを開扉操作して第1オープン
レバー38を時計回転aさせると、軸46を介して作動
リンク21も軸23を中心に右回転し、作動リンク21
の当接片47により突起11を下降させるから、ラチェ
ット6を回転させてラッチ4より離脱させ、開扉でき
る。
【0023】図2の状態において、キーを扉のキーシリ
ンダに挿入して施錠操作すると、キーロックレバー28
が反時計回転して、連結リンク25を介してシルノブロ
ックレバー17を反時計回転させて図3の状態にする。
すると、シルノブロックレバー17の第2脚部20に軸
23で連結された作動リンク21は左動し、作動リンク
21の他端44は長孔42内を左端に移動し、当接片4
7と突起11とを離間させ、ロック装置はロック状態に
なる。同時に、キーロックレバー28の回転により軸3
0が回転し、ロック操作検出スイッチ63がロック操作
を検出し、他の扉のロック装置を連動してロック状態に
切替えるとともに、スーパーロック用モータ53を作動
させて、スーパーロック部材55をスーパーロック位置
に変位させる(他の扉のロック装置もスーパーロックに
なる)。
【0024】この状態では、第1オープンレバー38を
時計回転させても、当接片47は突起11と係合しない
ため、空振りとなって、ラチェット6は移動せず開扉さ
れない。また、スーパーロック部材55の係合部59が
連結リンク25の突起34と係合する位置にあるため、
シルノブロックレバー17はアンロック位置方向(時計
回転方向)には回転不能となり、シルノブロックレバー
17を不正回転させることはできない。
【0025】また、図2の状態において、シルノブによ
りロックすると、シルノブロックレバー17は反時計回
転し、図3のロック位置に変位してロックが完了する。
このとき、連結リンク25はの突起34は長孔33の右
端に移動するだけで、キーロックレバー28とは当接し
ない。なお、シルノブによるロックではスーパーロック
は作動しない。
【0026】スーパーロック状態の解除は、キーによ
り、キーシリンダをいったんロック側に回転させて行
う。即ち、キーシリンダをロック側に回転させると、図
3においてキーロックレバー28は長孔33による遊び
により単独で反時計回転する。すると、キーロックレバ
ー28に形成した押圧片60はスーパーロック部材55
のテーパー部61に当接し、スーパーロック部材55を
図7において下方に押し下げて、係合部59と連結リン
ク25の突起34との係合(スーパーロック)を解除す
る。このようにして、スーパーロックを解除した後、キ
ーをアンロック操作すると、キーロックレバー28は図
3において、時計回転して連結リンク25を介してシル
ノブロックレバー17を時計回転させ、ロックの解除が
行える。同時に、キーのアンロック操作により、キーロ
ックレバー28が時計回転して、軸30によりロック操
作検出スイッチ63がアンロック操作を検出すると、他
の扉のロック装置のスーパーロック機構を連動して解除
し、併せてアンロック状態に切替える。
【0027】しかして、運転中に、何等かの不具合によ
り、万一スーパーロック状態になったときには、車内に
設けられたロック装置の手元切替スイッチ67をアンロ
ック側に操作する。手元切替スイッチ67は、イグニッ
ションキーシリンダにキーが差込まれてイグニッション
キースイッチ65がONであるか、塔乗者(ドライバ
ー)が居て塔乗者検出スイッチ66がONであるかの条
件のときに、アンロック側に操作されると、スーパーロ
ック用のモータ53を解除方向に回転させる。これによ
り、スーパーロックの機能を損なわずに万一の場合のセ
ーフティ機構を得ることができる。
【0028】
【発明の効果】以上のように、本発明は、ロック位置と
アンロック位置に切替るロックレバー17と、該ロック
レバー17に係合すると該ロックレバー17が動かなく
なって前記切替えを不能にするスーパーロック部材55
と、該スーパーロック部材55を前記ロックレバーに係
合させたり係合を解除させたりするモータ53とを有す
るスーパーロック機構付車両ドアロック装置において、
任意所望位置に、車両のイグニッションキーシリンダに
キーを差込むとONになるイグニッションキースイッチ
65と、塔乗者が居るとONになる塔乗者検出スイッチ
66と、電動ドアロック用手元スイッチ67とを設け、
前記イグニッションキースイッチ65及び塔乗者検出ス
イッチ66及び手元スイッチ67並びに前記モータ53
とを、少なくとも前記イグニッションキースイッチ65
または前記塔乗者検出スイッチ66のいずれかがONで
運転状態と認識できるときには前記手元スイッチ67を
アンロック側に操作すれば前記スーパーロック部材55
は解除方向に作動するように電気的に配線結合したスー
パーロック機構付車両ドアロック装置の安全機構とした
ものであるから、何等かの不具合により、万一スーパー
ロック状態になっても、車内に設けられたロック装置の
手元切替スイッチ67をアンロック側に操作すれば、ス
ーパーロック状態を解除でき、スーパーロックの機能を
損なわずに万一の場合のセーフティ機構を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ロック装置の縦断正面図。
【図2】 アンロック状態のロック装置の背面図。
【図3】 ロック状態のロック装置の背面図。
【図4】 ロック装置の背面図。
【図5】 レバー群の分解斜視図。
【図6】 要部断面図。
【図7】 スーパーロックの作用状態を示す断面図。
【図8】 ブロック回路図。
【符号の説明】
1…ボディ、2…凹部、3…ストライカ、4…ラッチ、
5…軸、6…ラチェット、7…軸、8…カバープレー
ト、9…案内溝、10…ウエッジ、11…突起、12…
円弧孔、13…透孔、14…膨出部、15…アクチュエ
ータ部、16…出力縦軸、17…シルノブロックレバ
ー、18…軸孔、19…第1脚部、20…第2脚部、2
1…作動リンク、22…一端、23…軸、24…第3脚
部、25…連結リンク、26…一端、27…軸、28…
キーロックレバー、29…軸孔、30…切替軸、31…
一端、32…他端、33…長孔、34…軸、35…他
端、36…軸、37…バックプレート、38…第1オー
プンレバー、39…軸孔、40…円弧孔、41…段差
部、42…長孔、43…バネ、44…他端、45…軸
孔、46…軸、47…当接片、48…第2オープンレバ
ー、49…軸孔、50…当接面、51…円弧アーム、5
2…モータ、53…モータ、54…出力軸、55…スー
パーロック部材、56…係合片、57…インナーレバ
ー、58…先端、59…係合部、60…押圧片、61…
テーパー部、62…ロック状態検出スイッチ、63…ロ
ック操作検出スイッチ、64…制御部、65…イグニッ
ションキースイッチ、66…塔乗者検出スイッチ、67
…手元切替スイッチ、68…駆動回路、69…駆動回
路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロック位置とアンロック位置に切替るロ
    ックレバー17と、該ロックレバー17に係合すると該
    ロックレバー17が動かなくなって前記切替えを不能に
    するスーパーロック部材55と、該スーパーロック部材
    55を前記ロックレバーに係合させたり係合を解除させ
    たりするモータ53とを有するスーパーロック機構付車
    両ドアロック装置において、任意所望位置に、車両のイ
    グニッションキーシリンダにキーを差込むとONになる
    イグニッションキースイッチ65と、塔乗者が居るとO
    Nになる塔乗者検出スイッチ66と、電動ドアロック用
    手元スイッチ67とを設け、前記イグニッションキース
    イッチ65及び塔乗者検出スイッチ66及び手元スイッ
    チ67並びに前記モータ53とを、少なくとも前記イグ
    ニッションキースイッチ65または前記塔乗者検出スイ
    ッチ66のいずれかがONで運転状態と認識できるとき
    には前記手元スイッチ67をアンロック側に操作すれば
    前記スーパーロック部材55は解除方向に作動するよう
    に電気的に配線結合したスーパーロック機構付車両ドア
    ロック装置の安全機構。
JP21344092A 1992-07-17 1992-07-17 スーパーロック機構付車両ドアロック装置の安全機構 Expired - Fee Related JP2573538B2 (ja)

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