JPH06336451A - 有機芳香族化合物の製造方法 - Google Patents

有機芳香族化合物の製造方法

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JPH06336451A
JPH06336451A JP5256272A JP25627293A JPH06336451A JP H06336451 A JPH06336451 A JP H06336451A JP 5256272 A JP5256272 A JP 5256272A JP 25627293 A JP25627293 A JP 25627293A JP H06336451 A JPH06336451 A JP H06336451A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 高純度の置換スチレンを製造する新規な方法
を提供する。 【構成】 保護基を有するフェノールスチレンを塩基の
存在下で、酸無水物,ジカーボネート,ハロゲン置換ア
ルキルまたは酸ハロゲン化物と反応させ、一般式3のカ
ルボニル置換スチレンを生成する。 (Rは必須の置換基ではなく、低級アルキルのような
基であり、R″はSOR′′′,−COOR′′′,
−COR′′′または−CHR′′′R′′′′であ
り、R′′′はアルキル、アリールまたは置換アルキル
もしくはアリールであるが、この置換基は加水分解また
は酸/塩基中和のような望ましくない塩基誘発反応を殆
ど受けないものであり、R′′′′はR′′′またはH
である)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は有機芳香族化合物の合成
に関する。更に詳細には、本発明は置換スチレンの合成
に関する。
【0002】
【従来の技術】スチレン化合物は様々な用途に使用され
ている。また、ポリマー製造用のモノマーとして特に有
用であることが発見された。スチレン化合物のうち、ア
ルコキシカルボニルオキシ(ACO)置換基を有するス
チレンモノマーは、デバイス製造用の塗料およびリソグ
ラフィのような用途で使用されるポリマーの先駆体とし
て活発な研究が展開されている。
【0003】例えば、t−ブトキシカルボニルオキシス
チレンのコポリマーおよびホモポリマーは、米国特許第
4996136号明細書および米国特許出願第07/8
06971号明細書(1991年12月12日出願)に
記載されているように、リソグラフィ用に使用されるポ
リマーの製造に使用されている。更に、塩基の存在下で
アセトキシスチレンから製造された4−ヒドロキシスチ
レンコポリマーは防錆剤のような用途が提案されてい
る。
【0004】このポリマーの重合は1988年3月16
日に発行された欧州特許出願第A2O260104号明
細書および米国特許第4689371号明細書に例示さ
れている。ここでは、アセトキシスチレンおよび二次置
換スチレンが、塩基および遊離基開始剤の存在下で、1
45℃で反応され、ヒドロキシスチレンおよびその他の
置換スチレン部分を有するコポリマーが生成する。
【0005】ヒドロキシスチレン出発物質におけるヒド
ロキシル基のエステル化のような単純な官能基化は、こ
のような出発物質が不安定なために、一般的に非常に困
難である。従って、置換基を有するスチレンモノマーは
通常、ジ−ターシャリー−ブチルジカーボネートのよう
な化合物を、p−ヒドロキシベンズアルデヒドのような
ヒドロキシル置換アシルベンゼンと最初に反応させ、下
記の化1で示される化合物を生成することにより製造さ
れる。
【化1】
【0006】次いで、この中間体はメチレンヴィティッ
ヒ試薬の存在下で反応され、米国特許第4491628
号明細書に例示されているようなスチレンを生成する。
しかし、この方法はヴィティッヒ試薬のコストおよび多
工程処理による低収率のために、経費がかかり過ぎる。
【0007】最近、アラン・イー・ネイダー(Allan E.
Nader)らはt−ブトキシカルボニルオキシスチレンの別
の合成方法を発表した。この方法は、ダブリュ・ジェー
・デール(W.J.Dale)らがジャーナル・オブ・ジ・アメリ
カン・ケミカル・ソサエティ(Journal of the American
Chemical Society),80,3645(1958)およ
びビー・ビー・コルソン(B.B.Corson) らがジャーナル
・オブ・オーガニック・ケミストリー(Journal of Orga
nic Chemistry),23,544(1958)に記載した
4−ビニルフェニルベンゾエートの同一反応と類似の4
−アセトキシスチレンの水性塩基分解を用いる4−ヒド
ロキシスチレンの生成から出発する。
【0008】この分解に続いて、エフ・ホウリハン(F.H
oulihan)らがカナディアン・ジャーナル・オブ・ケミス
トリー(Canadian Journal of Chemistry) ,63,15
3,(1985)に開示したように、4−ヒドロキシス
チレンから誘導されたフェノレートの転相触媒t−ブト
キシカルボニル化が行われる。この工程の併用により、
高い粗収率のt−ブトキシカルボニルオキシスチレンが
得られる。しかし、この物質は、例によって例の如く、
蒸留により精製されるが、蒸留後の精製物質の収率は報
告されていない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】t−ブトキシカルボニ
ルオキシスチレンの蒸留は非常に問題のあることが発見
された。合成過程で少量の4−ヒドロキシル不純物が必
ず存在し、この不純物の存在によりt−ブトキシカルボ
ニル保護基の脱離が起こり、その結果、蒸留中にかなり
多量の4−ヒドロキシスチレン不純物が生成する。この
分解生成物は留出物中に存在する。
【0010】この蒸留による不純物増加作用は、エッチ
・イトウ(H.Ito) がジャーナル・オブ・ポリマー・サイ
エンス,パートA:ポリマー・ケミストリー(Journal o
f Polymer Science,PartA:Polymer Chemistry),24,
2971(1986)に開示したように、フェノール部
分がt−ブトキシカルボニルオキシ基からイソブチレン
と二酸化炭素の熱脱離を触媒するために起こるものと思
われる。減圧下におけるt−ブトキシカルボニルオキシ
スチレンの蒸留は、この反応を起こさせるのに十分な温
度を必要とするので、蒸留中に更に汚染が促進され、純
粋生成物の収率は大幅に低下する。
【0011】従って、本発明の目的は、高純度の置換ス
チレンを製造する新規な方法を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明により、大抵の場
合、蒸留を必要とせずに高純度の置換スチレンを製造す
るための、単一工程で低温度の新規な方法が提供され
る。実際、本発明の方法により得られた4−t−ブトキ
シカルボニルオキシスチレンおよび4−メタンスルホニ
ルオキシスチレンのようなスチレンモノマーのラジカル
重合は、モノマーの蒸留なしに実施可能である。
【0013】本発明の方法は、(1) 下記の化2
【化2】 (式中、R´は−COR1 のような保護基であり、R3
は必須の置換基ではなく、低級アルキルのような基であ
り、R1 は水素原子または炭素原子を1〜5個有する低
級アルキル基である)により示される保護フェノールを
塩基水溶液と反応させて保護基を除去し、続いて、生成
物を単離することなく、塩基の存在下で、(2) 酸ハロゲ
ン化物,ハロゲン置換アルキル,ジカーボネートまたは
酸無水物と比較的素早く反応させ、下記の化3
【化3】 (式中、R´´はSO2 R´´´,−COOR´´´,
−COR´´´または−CHR´´´R´´´´であ
り、R´´´はアルキル、アリールまたは置換アルキル
もしくはアリールであるが、この置換基は加水分解また
は酸/塩基中和のような望ましくない塩基誘発反応を殆
ど受けないものであり、R´´´´はR´´´またはH
である)で示される化合物を直接生成することからな
る。
【0014】本発明の方法による反応は単一の反応容器
内で室温で、しかも、容易に入手可能な塩基(例えば、
(CH34 NOH)のような比較的安価な試薬により
起こり、更に、精製が不要なので、比較的安価な試薬を
用いる簡単な方法により高収率が得られる。
【0015】更に、有機可溶性転相触媒を全く使用して
いないので、精製の際にこれらの触媒を除去する必要も
ない。また、有機溶剤を使用していないので、廃液問題
も大幅に軽減される。実際、遊離基重合を受け易いモノ
マーの場合、このモノマーは蒸留処理をしなくても、5
0000ダルトン以上の分子量(Mw )を有するポリマ
ーを製造するための試薬として使用できる十分な純度を
有する。このため、このモノマー中のフェノール系不純
物のレベルは非常に低いので、このような不純物により
重合が阻害されることはない。
【0016】置換スチレンの生成は、塩基と化2で示さ
れる化合物との相互作用により生成されたフェノレート
と、酸無水物,ハロゲン置換アルキルまたは酸塩化物と
の反応により、中間体を単離することなく行われる。
(化2の化合物のその他の環置換基は、所望の反応を実
質的に阻害しなければ、使用することができる。)酸無
水物、酸塩化物またはハロゲン置換アルキルについて様
々な組成物を使用できる。
【0017】酸無水物[(R´´´CO)2 O、但しR
´´´はアリールまたはアルキルである];酸ハロゲン
化物(例えば、X−SO2 R´´´またはX−COR´
´´、但しXはハロゲンである);ジカーボネート
[(R´´´OCO)2 O,例えば、ジ−t−ブチルジ
カーボネート];およびアルキルハロゲン化物[R´´
´CHXR´´´´、但しXはハロゲンである]などが
有用である。
【0018】しかし、選択された反応化合物は反応媒体
(例えば、塩基水溶液)と極めて緩慢に反応する(ある
いは、全く反応しない)ことが好ましい。これにより、
スチレン組成物との反応が殆ど制限されない。迅速に反
応する場合、加水分解反応を遅らせるために、塩化メチ
レンのような疎水性溶剤を使用することが好ましい。ま
た、非常に反応性の生成物の場合、無水溶剤中で塩基お
よび所望の反応化合物と反応させるために、中間体のヒ
ドロキシスチレンを単離することが好ましい。
【0019】この反応は、最初に、初期の反応化合物と
2当量の塩基との相互作用によりフェノレートが生成さ
れ、その後、この中間体フェノレート(単離せず)と酸
無水物、酸ハロゲン化物またはアルキルハロゲン化物と
の反応が続いて進行するものと思われる。この反応に
は、フェノキシラジカルの酸素と、その他の反応化合物
の反応中心に対する現存の結合の分解によるこの化合物
の反応中心との間で結合を形成することが必要である。
(この分解は、一般的に脱離基と呼ばれる基、すなわ
ち、pKa ≦7のその母体酸を特徴とする基の除去によ
り起こる。)従って、一般的に、この反応は脱離基を有
する分子とフェノレートとの相互作用により進行する。
【0020】反応(加水分解とその後のフェノレートの
生成の両方)は、(CH34 NOHのような塩基、す
なわち、11〜14の範囲内のpKa を有する塩基によ
り引き起こされる。この範囲内のpKa を有する塩基は
反応を促進するが、金属部分を有する水酸化ナトリウム
のような塩基の使用は、ナトリウムのような汚染物を忌
避する電子用途については、絶対に避けるべきである。
【0021】化学量論的過剰量の塩基も使用できるが、
目的生成物が塩基に対して不安定な場合には、過剰量の
塩基の使用は避けるべきである。しかし、所望の度合い
の反応を引き起こさせるために、必要十分な量の塩基を
存在させなければならない。対照サンプルを使用するこ
とにより、所望の反応効率について好適な塩基濃度を容
易に決定することができる。
【0022】一般的に、反応を開始するために、初期の
スチレン化合物を十分に攪拌しながら塩基中に導入す
る。少量しか生成されないならば、一度に添加すること
もできる。しかし、多量に処理され、しかも、発熱が起
こる場合、このような添加はコントロールしながら慎重
に行い、過剰な温度上昇が起こらないようにしなければ
ならない。(一般的に、35℃以上の温度は重合化のよ
うな副反応を許容不可能なレベルにまで誘発する。)
【0023】同様に、酸無水物,ジカーボネートまたは
アルキルハロゲン化物は置換スチレンと一緒に添加する
か、または、置換スチレンの添加後に添加する。一緒に
添加する場合、酸無水物,ジカーボネートまたはアルキ
ルハロゲン化物は、スチレン化合物との相当な反応を防
止するために塩基と過剰に反応しないようなものを選択
しなければならない。また、酸無水物,ジカーボネート
またはアルキルハロゲン化物の添加は、過大な温度上昇
が起こらないように、注意深く行わなければならない。
【0024】この反応は一般的に、5℃〜20℃の範囲
内の温度で行われる。前記のように、35℃以上の温度
は一般的に、ポリマー生成を誘発するので避けるべきで
ある。一方、5℃未満の温度も使用できるが、一般的
に、反応速度が不当に遅くなり過ぎる。一般的に、この
反応は大気圧で行われるが、加圧してもよい。一般的
に、塩基水溶液に場合、別の溶剤は不要である。しか
し、酸および塩基の両方に安定な非水性溶剤の添加また
は置換も可能である。
【0025】テトラブチルアンモニウムヒドロキシドの
ような転相触媒を用いて反応を加速させることもできる
が、前記のように、このような転相触媒の使用は好まし
くない。前記の反応順序により蒸留することなく生成さ
れたエステルおよびエーテルをラジカル重合法で使用す
ることにより、50000ダルトン超の重量平均分子量
を有するポリマーを生成することができる。
【0026】
【実施例】以下、実施例により本発明の合成方法で使用
される条件を具体的に例証する。
【0027】実施例1 4−t−ブトキシカルボニルオキシスチレンの合成 テトラメチルアンモニウムヒドロキシドの25wt%溶液
(52mL,15モル%過剰量)に4−アセトキシスチ
レンを10.00g(6.17×10-2モル)添加し
た。15分間攪拌した後、明澄な帯黄色の溶液を得た。
この溶液に攪拌しながらジ−t−ブチルジカーボネート
を13.46g(6.17×10-2モル)添加し、2相
を十分に混合した。1〜2時間の間、生成物の緩慢な生
成が確認された。5時間後に反応は殆ど完了した。薄層
クロマトグラフィーにより、極少量の残留4−ヒドロキ
シスチレンが検出された。この反応混合物をエチルエー
テル(15mL×2)で抽出した。このエチルエーテル
抽出物を25%テトラメチルアンモニウムヒドロキシド
(TMAH)10mLで洗浄し、水を蒸留し、塩基を除
去した。有機層をMgSO4 で乾燥させ、濾過し、そし
て、真空中で溶剤を除去することにより、純粋な4−t
−ブチルオキシカルボニルオキシスチレンが11.87
g(収率87%)得られた。生成物の分析結果は次の通
りである。IR(cm-1):2950,1755,12
75,1150;1 HNMR(CDCl3 ,ppm):
1.54(s,9H),5.20(d(11Hz),1
H),5.67(d(18Hz),1H),6.67
(d(11,18Hz)のd,1H),7.11(d
(8Hz),2H),7.38(d(8Hz),2H)
【0028】実施例2 4−t−ブトキシカルボニルオキシスチレンの合成 実施例1の方法に従って行った。但し、この実施例では
反応化合物を全て一度に一緒に混合した。全ての処理が
完了した後、純粋な生成物が11.40g(収率81
%)得られた。
【0029】実施例3 4−メタンスルホニルオキシスチレンの合成 約100g(6.17×10-1モル)の4−アセトキシ
スチレンを25%TMAH冷却溶液(480mL)に攪
拌しながらゆっくりと添加した。(添加中、温度を25
℃以下に維持した。)約30分間〜1時間攪拌した後、
明澄な帯黄色の溶液が得られた。この溶液を5℃にまで
冷却し、氷浴で冷却することにより温度を15℃以下に
維持しながら、メタンスルホニルクロリド79.5g
(0.75×10-1モル)を攪拌しながら添加した。溶
液のpHが中性になるまで、この反応混合物を30分間
攪拌した。その後、得られた結晶を濾去し、蒸留水で洗
浄し、そして吸引乾燥した。この結晶を最小量の塩化メ
チレンに溶解させ、ヘキサンを添加することにより再結
晶させた。このようにして、白色の結晶を76g(収率
62%)回収した。生成物の分析結果は次の通りであ
る。 融点:57〜58℃; IR(cm-1):2980,1500,1385,11
80,1150,980,880,850;1 HNMR(CDCl3 ,ppm):3.14(s,3
H),5.31(d(11Hz),1H),5.74
(d(18Hz)),6.67(d(11,18Hz)
のd,1H),7.24(d(9Hz),2H),7.
44(d(9Hz),2H); 元素分析:計算値(C:54.53,H:5.09),
S:16.17),実測値(C:54.35,H:5.
19,S:16.22)
【0030】実施例4 4−ベンジルオキシスチレンの合成 約10g(6.17×10-2モル)の4−アセトキシス
チレンを25wt%TMAH冷却溶液(51mL)に添加
した。15分間攪拌した後、明澄な帯黄色の溶液が得ら
れた。この溶液に約10.6g(6.17×10-2
ル)の臭化ベンジルを攪拌しながら添加した。生成物の
結晶がゆっくりと生成するのが確認された。約5時間後
に、薄層クロマトグラフィーにより反応の完了を確認し
た。結晶を濾去し、蒸留水で洗浄し、そして吸引乾燥し
た。このようにして、純粋な目的生成物が10.5g
(収率81%)得られた。生成物の分析結果は次の通り
である。 融点:68〜69℃(68〜69℃,ティー・カメタニ
(T.Kametani)ら,テトラヘドロン(Tetrahedron),31,235
(1975)) ; IR(cm-1):1630,1605,1510,12
40,1020,1000,910,840,700;1 HNMR(CDCl3 ,ppm):4.96(s,2
H),5.03(d(11Hz),1H),5.51
(d(16Hz),1H),6.56(d(11,16
Hz)のd,1H),6.82(d(11Hz),2
H),7.21(d(11Hz),2H),7.28
(m,5H); 元素分析:計算値(C:85.68,H:6.71),
実測値(C:85.67,H:6.95)
【0031】実施例5 4−ビニルフェニル 4´−メチルベンゾエートの合成 約10.0g(6.17×10-2モル)の4−アセトキ
シスチレンを25wt%TMAH冷却溶液(51mL)に
攪拌しながら添加した。約15分間攪拌した後、明澄な
帯黄色の溶液が得られた。この溶液を10〜15℃にま
で冷却し、温度を25℃以下に維持しながら、p−トル
オシルクロリド9.54g(6.17×10-2モル)を
攪拌しながらゆっくりと添加した。添加中、結晶の生成
が確認された。約30分間攪拌した後、pHが中性にな
ったことが確認された。薄層クロマトグラフィーにより
反応の完了を確認した。結晶を濾去し、ヘキサンで洗浄
し、そして吸引乾燥した。このようにして、純粋な4−
ビニルフェニル 4´−メチルベンゾエートを13g
(収率93%)回収した。生成物の分析結果は次の通り
である。 融点:91〜92℃; IR(cm-1):1730,1605,1270,12
65,1200,990,880,750;1 HNMR(CDCl3 ,ppm):2.38(s,3
H),5.16(d(11Hz),1H),5.63
(d(16Hz),1H),6.64(d(11,16
Hz)のd,1H),7.00−7.60(m,6
H),8.00(d(9Hz),2H); 元素分析:計算値(C:80.64,H:5.93),
実測値(C:80.67,H:5.66)
【0032】実施例6 4−エチルオキシカルボニルオキシスチレンの合成 実施例1の方法に従って行った。但し、この実施例で
は、ジーt−ブチル ジカーボネートの代わりに、ジエ
チル ジカーボネート10.0g(6.17×10-2
ル)を使用した。反応は1時間後に完了した。精製処理
を行った後、純粋な生成物が11.84g(収率75
%)回収された。生成物の分析結果は次の通りである。 IR(cm-1):2980,1760,1505,13
70,1260,1220,1060,990,90
0,845,780;1 HNMR(CDCl3 ,ppm):1.36(t(8
Hz),3H),4.31(q(8Hz),3H),
5.22(d(11Hz),1H),5.69(d(8
Hz),1H),6.68(d(11,16Hz)の
d,1H),7.13(d(9Hz),2H),7.4
0(d(9Hz),2H); 元素分析:計算値(C:68.74,H:6.29),
実測値(C:68.71,H:6.40)
【0033】実施例7 4−ビニルフェニル ベンゾエートの合成 約10.0g(6.17×10-2モル)の4−アセトキ
シスチレンを25wt%TMAH冷却溶液(42.5m
L)に添加した。栓付三角フラスコ中で約15分間攪拌
した後、明澄な黄色溶液が得られた。この溶液を10℃
にまで冷却し、そして、この溶液に無水安息香酸13.
9g(6.17×10-2モル)を攪拌しながら添加し
た。この攪拌反応混合物を室温になるまで放置した。1
時間後に反応は完了した。結晶生成物を濾去し、蒸留水
で洗浄し、そして、結晶を風乾させることにより精製処
理した。斯くして、純粋な4−ビニルフェニル ベンゾ
エートが11.5g(収率83%)得られた。生成物の
分析結果は次の通りである。 融点:75〜76℃(75.5〜76.5℃,ビー・ビ
ー・コルソン(B.B.Corson)ら,ジャーナル・オブ・オー
ガニック・ケミストリー(Journal of Organic Chemistr
y),23,544(1958)); IR(cm-1):1730,1600,1270,10
65,1000,905,885,705;1 HNMR(CDCl3 ,ppm):5.24(d(1
1Hz)),5.71(d(17Hz),1H),6.
71(d(11,17Hz)のd,1H),7.16
(d(8Hz),2H),7.42−7.60(m,5
H),8.19(d(8Hz),2H); 元素分析:計算値(C:80.34,H:5.39),
実測値(C:80.37,H:5.55)
【0034】実施例8 4−ヒドロキシスチレンの合成 約100g(6.17×10-1モル)の4−アセトキシ
スチレンを25%TMAH冷却溶液42.5mLに攪拌
しながらゆっくりと添加した。添加中、反応混合物を冷
却し、温度を25℃以下に維持した。約30分間経過
後、明澄な帯黄色の溶液が得られた。5℃にまで冷却し
た後、pHが中性になるまで(約2時間)、攪拌溶液中
にCO2 を吹き込んだ。酢酸エチルと石油エーテルとの
1:4混液を1回分50mLとして約200mL使用
し、水性混合物から粗4−ヒドロキシスチレンを抽出し
た。塩基が有機抽出物中に帯有されないようにするた
め、有機抽出物中にCO2 を吹き込んだ。この溶液を無
水MgSO4 で乾燥させ、濾過し、真空中で溶剤を除去
した。少量の酢酸エチルを含有する残留物を僅かに加熱
しながら最小量の石油エーテル(約100mL)に溶解
させた。冷却(0℃)した後、純粋な4−ヒドロキシス
チレンの白色結晶が得られた。濾液を濃縮し、更に晶出
させた後、総量で67.6gの純粋な4−ヒドロキシス
チレンが回収された(収率95%)。この化合物を長期
保存するする場合、−5℃〜−10℃で保存しなければ
ならない。さもなければ重合化が起こるであろう。生成
物の分析結果は次の通りである。 融点:68〜69℃(73.5℃,エッチ・シュミット
(H.Schmid)およびピー・カラー(P.Karrer), Helv.Chim.
Acta,28,722(1945));1 HNMR(CDCl3 ,ppm):5.12(d(1
1Hz),1H),5.59(d(18Hz),1
H),5.55(s広,1H),6.63(d(11,
18Hz)のd,1H),6.77(d(8Hz),2
H),7.28(d(8Hz),2H);
【0035】実施例9 4−トリクロロアセトキシスチレンの合成 約10.0g(6.17×10-2モル)の4−アセトキ
シスチレンを25wt%TMAH冷却溶液(48mL)に
溶解させた。この溶液を5℃にまで冷却し、そして、こ
の冷却溶液にトリクロロアセチルクロリド12.6g
(6.95×10-2モル)を攪拌しながら添加した。反
応から15分間経過後、この混合物を塩化メチレン20
mLで抽出し、TMAH10mLで洗浄し、続いて水1
回分10mLで数回洗浄した。有機層を硫酸マグネシウ
ムで乾燥させ、濾過し、真空中で溶剤を除去した。この
ようにして、3g(収率18%)の4−トリクロロアセ
トキシスチレンを単離した。生成物の分析結果は次の通
りである。 融点:37〜39℃; IR(cm-1):1775,1600,1210,85
0;1 HNMR(CDCl3 ,ppm):5.29(d(1
1Hz),1H),5.74(d(17Hz),1
H),6.70(d(11,17Hz)のd,1H),
7.18(d(9Hz),2H),7.46(d(9H
z),2H); 元素分析:計算値(C:45.24,H:45.18,
Cl:40.06),実測値(C:45.18,H:
2.42,Cl:39.93)
【0036】実施例10 4−トリクロロアセトキシスチレンの合成 約10.0g(6.17×10-2モル)の4−アセトキ
シスチレンを25wt%TMAH冷却溶液(42.5m
L)に攪拌しながら溶解させた。この溶液を5℃にまで
冷却し、そして、トリクロロアセチルクロリド12.6
3g(6.95×10-2モル)を塩化メチレン150m
Lに溶解させて得られた溶液をこの冷却溶液に添加し
た。反応混合物が15℃以上に加熱されることを避ける
ために、氷浴で冷却しながら、攪拌しながらゆっくりと
添加した。反応開始から15分間経過後、塩化メチレン
層を分離し、これを6wt%テトラメチルアンモニウムヒ
ドロキシド1カイブン40mLで3回洗浄し、続いて、
蒸留水1回分40mLで数回洗浄し、精製処理した。洗
浄された有機層を硫酸マグネシウムで乾燥させ、シリカ
ゲルで濾過し、真空中で溶剤を除去した。残留物を石油
エーテルから再結晶させ、4−トリクロロアセトキシス
チレンを10.2g(収率62%)得た。
【0037】実施例11 4−t−ブトキシカルボニルオキシスチレンの重合 4−t−ブトキシカルボニルオキシスチレン(5.00
g,2.27×10-2モル)およびAIBN0.03g
を窒素雰囲気下でドライトルエン5mLに溶解させた。
この溶液を凍結融解させ、溶解酸素を除去し、次いで、
窒素雰囲気下で70℃で12時間加熱した。加熱終了
後、反応混合物を冷却し、塩化メチレン〜10mLで希
釈し、石油エーテル中に2回沈殿させ、続いて、メタノ
ールで洗浄した。斯くして、ポリマーが3.75g(収
率75%)得られた。ジェー・エム・ジェー・フレッチ
ェ(J.M.J.Frechet) ,イー・アイヒラー(E.Eichler) ,
エッチ・イトー(H.Ito) ,シー・ジー・ウイルソン(C.
G.Willson) がポリマー(Polymer),24,995(1983)に既に
開示しているように、分光分析の結果、この物質はポリ
(4−t−ブトキシカルボニルオキシスチレン)である
ことが確認された。分子量(Mw ):206000;
D:1.74
【0038】実施例12 4−メタンスルホニルオキシスチレンの重合 4−メタンスルホニルオキシスチレン(4.00g,
2.02×10-2モル)およびAIBN0.13gを窒
素雰囲気下でドライトルエン5mLに溶解させた。この
溶液を凍結融解させ、溶解酸素を除去し、次いで、窒素
雰囲気下で70℃で12時間加熱した。加熱終了後、粘
着質なガム状の反応混合物をアセトン20mLに溶解さ
せ、そして、メタノール中に2回沈殿させた。乾燥後、
ポリマーが3.2g(収率80%)回収された。生成物
の分析結果は次の通りである。 元素分析:計算値(C:54.53,H:5.08,
S:16.16),実測値(C:53.75,H:5.
21,S:15.35);1 HNMR(CDCl3 ,ppm):1.45−1.6
5(広m,3H),3.10(s,3H),6.59
(m,2H),7.02(m,2H); IR(cm-1):3034,2938,2855,15
00,1366,1150,870; 分子量(Mw ):249000; D:2.70
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の方法によ
れば、単一の反応容器内で室温で、しかも、容易に入手
可能な塩基(例えば、(CH34 NOH)のような比
較的安価な試薬により起こり、更に、精製が不要なの
で、比較的安価な試薬を用いる簡単な方法により高収率
で目的生成物が得られる。
【0040】更に、有機可溶性転相触媒を全く使用して
いないので、精製の際にこれらの触媒を除去する必要も
ない。また、有機溶剤を使用していないので、廃液問題
も大幅に軽減される。実際、遊離基重合を受け易いモノ
マーの場合、このモノマーは蒸留処理をしなくても、5
0000ダルトン以上の分子量を有するポリマーを製造
するための試薬として使用できる十分な純度を有する。
実際、本発明の方法により製造されたモノマー中のフェ
ノール系不純物の含量レベルは非常に低いので、このよ
うな不純物により重合が阻害されることはない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07C 67/14 68/06 Z 9279−4H 69/618 69/63 69/773 69/96 Z 9279−4H 303/26 309/66

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有機芳香族化合物の製造方法において、 置換4−ヒドロキシスチレンを化学的に反応させて前記
    化合物を生成するステップを有し、 前記置換4−ヒドロキシスチレンは、保護基を有するフ
    ェノールを塩基で処理し、そして、得られた脱保護基フ
    ェノールと、酸ハロゲン化物,ハロゲン置換アルキル,
    ジカーボネートおよび酸無水物からなる群から選択され
    る化合物とを、塩基の存在下で、相互作用させることに
    より生成され、 前記置換4−ヒドロキシスチレンは、事前に蒸留処理さ
    れることなく、前記化学反応を受けることを特徴とする
    有機芳香族化合物の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記塩基はテトラアルキルアンモニウム
    ヒドロキシドからなる請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 前記組成物は重量平均分子量が少なくと
    も50000ダルトンのポリマーである請求項1の方
    法。
  4. 【請求項4】 前記ジカーボネートはジ−t−ブチル
    ジカーボネートからなる請求項1の方法。
  5. 【請求項5】 前記酸ハロゲン化物は、式X−SO2
    ´´´(式中、Xはハロゲンであり、R´´´はアリー
    ルまたはアルキルである)の化合物からなる請求項1の
    方法。
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