JPH06335Y2 - 容 器 - Google Patents

容 器

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JPH06335Y2
JPH06335Y2 JP1989009172U JP917289U JPH06335Y2 JP H06335 Y2 JPH06335 Y2 JP H06335Y2 JP 1989009172 U JP1989009172 U JP 1989009172U JP 917289 U JP917289 U JP 917289U JP H06335 Y2 JPH06335 Y2 JP H06335Y2
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JP
Japan
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container
partition plate
container body
empty
side wall
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JP1989009172U
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JPH0299720U (ja
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利明 老川
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Rengo Co Ltd
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Rengo Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、飲料缶等の転がりやすい円筒形物品を多数
収容するのに適する容器に関するものである。
〔従来の技術〕 従来、この種の容器として、第6図及び第7図に示すよ
うに、飲料缶Aを2列に収容する直方体状容器本体41
と、この容器本体の中へ挿入し2列の飲料缶を仕切る方
形状仕切板42とからなるものが知られている。
この容器は、例えば一般家庭において開封した場合、上
部開口を上にした状態(第7図参照)、即ち縦置状態に
し、飲料缶を上から順次取出すようにしていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、この従来の容器においては、飲んだ後の空缶
の置き場所に困ると共に、もし元の容器の中へ投入する
と中身のある実缶と空缶とが混ざり合って次の飲料缶の
取出しに手間取る等の問題があった。
この考案は、従来品の有するこのような問題点に鑑みて
なされたものであり、その目的とするところは、空缶を
元の容器の中へ入れても実缶と混ざり合わず飲料缶を容
易に取出せるようにした容器を提供しようとするもので
ある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、この考案における容器は、
円筒状の缶を複数列上下に積み重ねた状態で収容する容
器本体を、上下の缶の列を仕切る仕切板によって複数の
室に分割し、上下の室を仕切る仕切板の端部に、缶1個
分が通過する大きさの切欠きを設け、この各仕切板に設
けた切欠きを、隣合う上下の仕切板で上下に重ならない
ように一端と他端に交互に位置させることにより、各室
を一連の通路とし、この通路の上端の容器本体部分に缶
挿入口を形成し、通路の下端の容器本体部分に缶取出口
を形成したものである。
〔作用〕
この様に構成された容器は、缶取出口から1個の飲料缶
を取外すとこの位置に空所ができ、この位置を下にして
多少傾斜すると、上位から缶が切欠きを経て自重で落下
して缶挿入口付近に空所が移転されここが空缶の入れ場
所となる。
〔実施例〕
第1図〜第5図は、この考案の実施例を示し、この容器
は、第1図及び第2図に示すように、円筒形飲料缶Aを
上段及び下段の2列に収容する段ボール等の厚紙からな
る直方体状容器本体1に、内部を2室に分割する仕切板
2を設けてなり、この仕切板2の一端に缶1個分を通過
させることができる大きさの切欠き3が設けられ、切欠
き3で連通した容器本体の壁面と仕切板2とにより形成
された通路の一端側側面に、縦の折目線4を介して開閉
する小さい正方形状フラップ5が設けられ缶1個を縦方
向に引出す(第4図参照)実缶引出口6が形成されてい
る。
また天面には、横の折目線7を介して開閉する長方形状
フラップ8が設けられ缶を横置きのまま投入する(第4
図参照)空缶挿入口9が形成されている。本実施例の容
器は容器本体1と仕切板2とが連らなった第3図に示す
一枚の打抜基板Bから屈曲して作成されている。
打抜基板Bについて詳細な説明する。容器本体の角筒体
を形成する4個の長方形状側壁10、11,12,13
が折目線14を介して連設され、側壁10の端縁に折目
線15を介して継ぎ代16、仕切板2及び継ぎ代17が
延長して順次連設されている。
側壁10の一方の端縁には、角筒体底面を形成する底壁
18及び差込片19が順次連設され、側壁11,13の
同じ側の端縁に折込片20がそれぞれ連設されている。
側壁10の他方の端部には、折目線7と切込線21とに
より空缶挿入口となる長方形状のフラップ8が形成され
ており、フラップ8の端縁に折目線22を介して折込片
23が突設されている。側壁11の同じ側の端部には、
上記フラップ8から遠い側のコーナに実缶取出口となる
正方形状のフラップ5が折目線4と切込線24により形
成されている。また側壁11の端縁に折目線22を介し
て蓋壁25及び差込片26が順次連設されている。側壁
12の端縁に折目線22を介して折込片27が、また側
壁13の端縁中央に小さい差込片28がそれぞれ突設さ
れている。
フラップ8は、側壁11との境界線及び継ぎ代16との
境界線が切込線21となって開閉自在であり、折目線2
2から折込片23内に摘み片となるコ字形切込線29が
設けられている。フラップ5は、飲料缶をその端面から
取出せる大きさの方形状で有り、方形状の3辺が切込線
24となり残りの一辺が折目線4となって開閉自在であ
る。
蓋壁25と差込片26との境目には、差込片28を挿入
するスリット30が設けられ、反対側の中央にはフラッ
プ5を開けやすくなる指掛け孔31が設けられている。
側壁13の端縁には差込片28の差込み操作を容易にす
るためこれと同じ幅の2条の切込線32が設けられてい
る。
次に仕切板2付近について説明する。仕切板2は底壁側
の端部に缶が通過可能な方形状切欠き3が設けられ、他
端縁は側壁の折目線22と揃っている。継ぎ代16は、
側壁13の内面に貼着されるもので側壁13の幅の1/2
寸法の幅を備え、容器本体の丁度中央部に仕切板2が固
定されるようになる。なお、継ぎ代17の上下両端及び
継ぎ代16の上端は缶の移動又は容器組立上の都合によ
り切欠いている。
上記打抜基板Bより容器を組立てるには、各側壁10,
11,12,13を折目線14から屈曲させて角筒体を
形成すると共に、側壁13の内面に継ぎ代16を貼着す
ると角筒体が保形でき、継ぎ代17を反対側に位置する
側壁11の中央部に貼着して仕切板2が角筒体内中央部
に固定されると共に、この仕切板で筒体内部が2等分さ
れるようになる(第1図、第5図参照)。
また、仕切板は必ずしも容器本体と連らなった一枚の打
抜基板から作成する必要はなく、容器本体と別体のもの
でもよい。更に複数の仕切板を用いて容器内部を3室以
上の数に分割したものとすることもでき、この時には缶
移動用通路をジグザグ状に設けるとよい。
前記容器を使用する場合、通常の容器と同様に仕切板の
両側に飲料缶Aを並べて詰込み(第1図参照)、各折込
片20,23,27を先に折込み次に底壁及び蓋壁をこ
れに折り重ねて差込片19、26を挿入し、更に差込片
28をスリット30に挿入し封緘がなされる。
消費者においては、第4図及び第5図に示すように、フ
ラップ5即ち実缶取出口6が下段になるように横置状に
し、フラップ5を開けてこの実缶取出口から飲料缶Aを
引出す(第4図参照)。
容器を持ってこれを傾斜させながら、上段の缶を切欠き
3から下段に自重で落下させて空所を埋め(第5図細線
方向X参照)、上段に缶1個分の空所を作成し、空缶を
上段の空缶挿入口9から挿入する。
この操作を繰返すことによって、飲んだ後の空缶は容器
の中に順次収容され乱雑になるようなことはない。
なお、空缶挿入口は比較的大きく缶を横にした状態で容
易に挿入することができ、また実缶取出口は、缶の端を
指先で摘んで引出し得るものであって、缶が転がる等し
て不用意に出てくることがなく安全である。
〔考案の効果〕
この考案は、上述の通り構成されているので次に記する
効果を奏する。
実缶取出口と空缶挿入口とが設けてあり、内部で缶が回
送できるような構成になっており、実缶を取出して発生
した空缶をすぐに埋めて上部に空所を設けることがで
き、ここに飲み終った空缶が挿入できるため空缶の整理
が容易で付近が美しく、また全部が空缶になった際の後
処理も容易である等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の実施例を示す斜視図、第2図は同
上の要部を開いた状態を示す斜視図、第3図は同上を作
成する打抜基板を示す平面図、第4図及び第5図は使用
状態を示す要部斜視図及び縦断面図である。 また第6図及び第7図は、従来例を示す断面図及び缶取
出時の斜視図である。 A……飲料缶、 B……打抜基板、 1、41……容器本体、 2、42……仕切板、3……切欠き、 6……実缶取出口、 9……空缶挿入口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】円筒状の缶を複数列上下に積み重ねた状態
    で収容する容器本体を、上下の缶の列を仕切る仕切板に
    よって複数の室に分割し、上下の室を仕切る仕切板の端
    部に、缶1個分が通過する大きさの切欠きを設け、この
    各仕切板に設けた切欠きを、隣合う上下の仕切板で上下
    に重ならないように一端と他端に交互に位置させること
    により、各室を一連の通路とし、この通路の上端の容器
    本体部分に缶挿入口を形成し、通路の下端の容器本体部
    分に缶取出口を形成したことを特徴とする容器。
JP1989009172U 1989-01-28 1989-01-28 容 器 Expired - Lifetime JPH06335Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1989009172U JPH06335Y2 (ja) 1989-01-28 1989-01-28 容 器

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JP1989009172U JPH06335Y2 (ja) 1989-01-28 1989-01-28 容 器

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JPH0299720U JPH0299720U (ja) 1990-08-08
JPH06335Y2 true JPH06335Y2 (ja) 1994-01-05

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JP1989009172U Expired - Lifetime JPH06335Y2 (ja) 1989-01-28 1989-01-28 容 器

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JPS4737326U (ja) * 1971-05-10 1972-12-25

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JPH0299720U (ja) 1990-08-08

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