JPH06335753A - ドラムアセンブリ組替方法 - Google Patents

ドラムアセンブリ組替方法

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JPH06335753A
JPH06335753A JP12701393A JP12701393A JPH06335753A JP H06335753 A JPH06335753 A JP H06335753A JP 12701393 A JP12701393 A JP 12701393A JP 12701393 A JP12701393 A JP 12701393A JP H06335753 A JPH06335753 A JP H06335753A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ladle
drum assembly
crane
drum
suspended
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP12701393A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunimasa Sasaki
邦政 佐々木
Yoichi Wakiyama
洋一 脇山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Nippon Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd, Nippon Steel Corp filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP12701393A priority Critical patent/JPH06335753A/ja
Publication of JPH06335753A publication Critical patent/JPH06335753A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 双ドラム式連続鋳造設備においてドラムアセ
ンブリ組替専用のための台車やそのレールを必要としな
い組替方法を提供する。 【構成】 ドラムアセンブリ1の水冷ドラム51等が消
耗してドラムアセンブリ1の組替を必要とするようにな
ると、タンディッシュ80を天井クレーンによって懸吊
して除去したのち、ドラムアセンブリ1をレードルクレ
ーン30によって吊りビーム7を介して懸吊して架台5
から除去しレードル台車41に載置して搬送する。メン
テナンス済のドラムアセンブリ1は、レードル台車41
に載置して搬送し、レードルクレーン30で懸吊して所
定位置に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、双ドラム式連続鋳造設
備におけるドラムアセンブリ組替方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、双ドラム式連続鋳造設備において
は、建屋の天井クレーンの容量を小さくし、大容量のレ
ードルクレーンを設置する方式が用いられている。図2
はこのような従来の双ドラム式連続鋳造設備の一例を示
す側面図である。図2において、30はレードルクレー
ンであり、その専用のガーダ31のレール32上に搭載
されている。41は自走するレードル台車であり、レー
ル43上に搭載されている。35はレードル71を一時
載置する架台である。50はドラムアセンブリであり、
台車54に軸着された1対の水冷ドラム51と、台車5
4上のフレーム53と水冷ドラム51の両端面とに介装
された1対のサイド堰52と、その他図示しない部材と
から構成され、レール55上に搭載されている。56は
上面にレール57を敷設した組替台車であり、レール5
8上に搭載されている。61は固設された架台である。
71はレードル、80はタンディッシュである。
【0003】溶湯を満載してレードル台車41によって
送給されたレードル71をレードルクレーン30によっ
て懸吊し、架台61の所定の位置に設定する。そして、
タンディッシュ80を介してドラムアセンブリ50の回
転する水冷ドラム51とサイド堰52とによって形成さ
れる湯溜り部に溶湯を供給し、凝固させた帯状の鋳片5
9を下方から排出し、水平方向に送給して連続鋳造を開
始する。このレードル71が空になると、空のレードル
71をレードルクレーン30によって懸吊して架台35
上に一時載置し、溶湯を満載して新たにレードル台車4
1によって送給されたレードル71をレードルクレーン
30によって懸吊し、架台61上の所定の位置に設定し
て連続鋳造を再開する。そして、架台35上のレードル
71をレードルクレーン30によって再度懸吊し、レー
ドル台車41に載置して返送する。
【0004】水冷ドラム51等が消耗してドラムアセン
ブリ50の組替を要するようになると、レードル71内
の溶湯を使い果たして、このレードル71を前述と同様
に除去すると共に、図示しない天井クレーンによってタ
ンディッシュ80を懸吊して除去し、このドラムアセン
ブリ50をその台車54によって組替台車56のレール
57上に移動させ、さらにこの組替台車56によって返
送する。そして、メンテナンス済みのドラムアセンブリ
50を組替台車56によって送給し、台車54によって
移動させて所定の位置に設定し、タンディッシュ80及
び溶湯を満載したレードル71を設定して帯材の鋳片5
9の連続鋳造を再開する。このような従来の組替方法で
は、ドラムアセンブリ50に自走する台車54及びレー
ル55,57を要し、さらに自走してこのドラムアセン
ブリ50を搬送する組替台車56及びレール58を必要
とする。従って、設置の製作費及び維持管理費を多く要
していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、双ドラム式
連続鋳造設備において、ドラムアセンブリを搬送するた
めの専用の台車やそのレールを設けることなしにドラム
アセンブリを組替えできるようにし、設備の製作費及び
維持管理費を低減することが可能なドラムアセンブリ組
替方法を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、溶湯を満載し
たレードルをレードル台車によって送給し、このレード
ルをレードルクレーンによって懸吊して所定の位置に設
定し、水冷ドラム、サイド堰、フレーム、自走台車等に
よって構成するドラムアセンブリに前記溶湯を送給し、
帯状に凝固させた鋳片を連続鋳造し、空になった前記レ
ードルを前記レードルクレーンによって懸吊し、前記レ
ードル台車に載置して返送する双ドラム式連続鋳造設備
における前記ドラムアセンブリ組替の課題解決のため、
レードルクレーンとレードル台車を活用する。即ち、本
発明においては、組替えを要する前記ドラムアセンブリ
を前記レードルクレーンを利用して設定位置から懸吊し
て除去し、前記レードル台車に載置して返送し、メンテ
ナンス済みの前記ドラムアセンブリを前記レードル台車
を利用して送給し、前記レードルクレーンを利用して懸
吊して所定の位置に設定する方法を採用する。
【0007】
【作用】ドラムアセンブリの組替に際し、レードルの設
定及び搬送専用のレードルクレーン及びレードル台車を
そのままドラムアセンブリの設定及び搬送に利用する。
従って、本発明によればドラムアセンブリ用の搬送装置
を省略して双ドラム式連続鋳造設備を簡単なものにする
ことができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明によるドラムアセンブリ組替方
法の実施の態様を図1を用いて説明する。なお、図1に
おいて図2に示した従来の設備と同一の部材には同一の
符号を付し、重複する説明を省略する。図1において、
1はドラムアセンブリであり、フレーム3に軸着された
1対の水冷ドラム51と、フレーム3と水冷ドラム51
の両端面とに介装された1対のサイド堰52と、フレー
ム3に固設された1対のトラニオン6と、その他図示し
ない部材とから構成され、架台5の所定の位置に設定さ
れている。7は吊りビームである。
【0009】次に、図1に示した双ドラム式連続鋳造設
備において本発明によりドラムアセンブリを組替えるや
り方について説明する。溶湯を満載してレードル台車4
1によって送給されたレードル71をレードルクレーン
30によって懸吊し、架台61の所定の位置に載置す
る。そして、タンディッシュ80を介してドラムアセン
ブリ1の回転する水冷ドラム51とサイド堰52とによ
って形成される湯溜り部に溶湯を供給し、凝固させた帯
状の鋳片59を下方から排出し、水平方向に送給して連
続鋳造を開始する。このレードル71が空になると、レ
ードルクレーン30によって懸吊して架台35上に一時
載置し、溶湯を満載して新たにレードル台車41によっ
て送給されたレードル71をレードルクレーン30によ
って懸吊し、架台61上の所定の位置に設定して連続鋳
造を再開する。そして、架台35上のレードル71をレ
ードルクレーン30によって再度懸吊し、レードル台車
41に載置して返送する。
【0010】水冷ドラム51等が消耗してドラムアセン
ブリ1の組替を要するようになると、レードル71内の
溶湯を使い果たしてこのレードル71を前述と同様に除
去すると共に、図示しない天井クレーンによってタンデ
ィッシュ80を懸吊して除去したのち、このドラムアセ
ンブリ1をレードルクレーン30によって吊りビーム7
を介して懸吊して架台5から除去し、レードル台車41
に載置して返送する。そして、メンテナンス済のドラム
アセンブリ1を前記レードル台車41によって送給し、
レードルクレーン30によって懸吊して所定の位置に設
定し、タンディッシュ80及び溶湯を満載したレードル
71を設定して帯材の鋳片59の連続鋳造を再開する。
以上、本発明によるドラムアセンブリ組替方法の実施の
一態様について説明したがその具体的やり方は、特許請
求の範囲に示す本発明の範囲内で種々変更してよいこと
はいうまでもない。
【0011】
【発明の効果】以上のとおり、本発明では、組替を要す
るドラムアセンブリを従来はレードル専用であったレー
ドルクレーンを利用して懸吊して所定の位置から除去
し、また従来はレードル専用であったレードル台車に載
置して返送し、メンテナンス済のドラムアセンブリを前
記レードル台車によって搬送し、前記レードルクレーン
によって懸吊して所定の位置に設定することにより、ド
ラムアセンブリのため従来設けられていた自走台車、組
替台車及びこれらのためのレールが不要になるので、双
ドラム式連続鋳造設置の製作費及び維持管理費を低減す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるドラムアセンブリ組替方法の実施
の態様を説明するための双ドラム式連続鋳造設備の要部
を示す側面図。
【図2】従来のドラムアセンブリ組替方法を説明するた
めの双ドラム式連続鋳造設備の一例の要部を示す側面
図。
【符号の説明】
1 ドラムアセンブリ 3 フレーム 5 架台 6 トラニオン 7 吊りビーム 30 レードルクレーン 41 レードル台車 59 鋳片 71 レードル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶湯を満載したレードルをレードル台車
    によって送給し、このレードルをレードルクレーンによ
    って懸吊して所定の位置に設定し、水冷ドラム、サイド
    堰、フレーム、自走台車によって構成するドラムアセン
    ブリに前記溶湯を供給し、帯状に凝固させた鋳片を連続
    鋳造し、空になった前記レードルを前記レードルクレー
    ンによって懸吊し、前記レードル台車に載置して返送す
    る双ドラム式連続鋳造設備において、組替えを要する前
    記ドラムアセンブリを前記レードルクレーンを利用して
    設定位置から懸吊して除去し、前記レードル台車に載置
    して返送し、メンテナンス済みの前記ドラムアセンブリ
    を前記レードル台車を利用して送給し、前記レードルク
    レーンを利用して懸吊して所定の位置に設定することを
    特徴とするドラムアセンブリ組替方法。
JP12701393A 1993-05-28 1993-05-28 ドラムアセンブリ組替方法 Withdrawn JPH06335753A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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