JPH06334842A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH06334842A
JPH06334842A JP5140075A JP14007593A JPH06334842A JP H06334842 A JPH06334842 A JP H06334842A JP 5140075 A JP5140075 A JP 5140075A JP 14007593 A JP14007593 A JP 14007593A JP H06334842 A JPH06334842 A JP H06334842A
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JP
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Application number
JP5140075A
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English (en)
Inventor
Toshio Nakada
俊男 中田
Junji Suzuki
淳二 鈴木
Katsunari Tanaka
克成 田中
Tetsuji Morimoto
哲司 森本
Yoshiharu Okazaki
芳治 岡崎
Takashi Nakajima
孝 中島
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1ページに合成する原稿枚数を、1枚の原稿
が2ページに跨がって出力されることがないように自動
的に決定し、かつ、各出力ページに大きな余白が生じな
いようにすること。 【構成】 原稿読取装置7で原稿長(ライン数)を測り
ながら複数の原稿画像を読み取り、記憶装置2に原稿単
位で蓄積記憶させる。一方、1つの定形サイズを選択し
て出力サイズとし、該出力サイズより大の設定値と各原
稿長とに基づいて、上記設定値で指定される範囲内に記
録可能な最大の枚数を各出力ページ毎に決定する。そし
て、決定した上記枚数の原稿画像を上記記憶装置2から
順次読み出してイメージメモリ8上で連結合成する。画
像が出力サイズからはみ出す場合は、そのページに合成
される全部又は一部の原稿の画像を縮小したり、一部カ
ットしたりして出力サイズ内に収める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置や複
写装置等において、複数枚の原稿画像を連結合成する画
像処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】まず、ファクシミリ装置や複写装置等に
おける画像処理装置の概要を説明する。図15は、画像
処理装置の概要を示すブロック図である。図15におい
て、1は制御装置、2は記憶装置、3は圧縮伸長装置、
4はコントロールパネル、5は表示装置、6はキャラク
タジェネレータ、7は原稿読取装置、8はイメージメモ
リ、9は出力装置、10はファクシミリ通信装置、11
はデータバス、12は制御バスである。
【0003】原稿読取装置7で読み取った画像データ
は、一旦イメージメモリ8に記憶された後、圧縮伸長装
置3で符号化されてから記憶装置2に記憶される。その
後、出力装置9からプリントアウトしたり、ファクシミ
リ通信装置10から他のファクシミリ装置等に送信した
りする。コントロールパネル4は、操作者がキーを押下
することによって操作を行うためのものであり、複数の
キーから成る。表示装置5は、機器の状態等を操作者に
視覚的に知らせるためのものであり、数行の文字列や数
字等を表示する。キャラクタジェネレータ6は、ページ
番号等を発生させて原稿画像の後端等にそれを付加する
ためのものである。それらの制御は制御装置1で行う。
【0004】このような画像処理装置において、伝票等
の短尺な原稿を多数枚処理するような場合、複数枚の原
稿を一枚の用紙にまとめて記録させたいという要求があ
る。しかし、それを行うには、複数枚の原稿画像を1つ
の画像に合成する必要がある。従来、複数枚の原稿画像
を1つの画像に合成する技術は、種々提案されている
が、それらは全て、予め合成する枚数を決めておいて、
一定枚数ずつの原稿を合成し、出力するというものであ
る。
【0005】すなわち、コントロールパネル4により、
まず、出力サイズと合成する原稿枚数とを指定する。そ
の後スタートボタンを押すと、制御装置1は、原稿読取
装置7を起動する。原稿読取装置7は指定された枚数の
原稿を連続して読み取り、1ページ分の画像データとし
てイメージメモリ8に格納する。それを圧縮伸長装置3
で符号化して、1ページ分ずつ記憶装置2に格納した
後、ファクシミリ通信装置10から送信する。
【0006】なお、このような画像処理装置に関連する
従来の文献としては、例えば、特開昭60−26124
8号公報,特開昭61−169081号公報,特開昭6
1−265971号公報等がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、操作者が、合成する原稿枚数を予め指定す
る必要があるため、操作者は、いちいち原稿のサイズを
測り、出力すべきサイズに収まる原稿枚数を計算してか
ら指定する必要があり、手間がかかる。また、原稿のサ
イズが全ページ一定に決まっている場合は、そのように
して、合成する原稿枚数を予め指定することができる
が、原稿サイズがページ毎に一定しない場合は、指定す
ることができず、無理に指定してしまうと、大きな余白
を生じたり、出力サイズからはみ出す原稿が出てしまっ
たりする。そのような原稿をファクシミリ送信原稿とし
て使用すると、特に受信機側がカット紙ファクシミリで
あった場合、本来同一用紙上に存在すべき1枚の原稿画
像が2ページにまたがって出力されてしまったりして、
可読性,保存性を著しく損なうという問題点があった。
本発明は、そのような問題点を解決することを課題とす
るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の画像処理装置では、原稿サイズを測定しな
がら原稿画像を読み取って電気信号に変換する原稿読取
手段と、出力サイズとして原稿サイズに応じた定形サイ
ズを選択する出力サイズ決定手段と、前記原稿読取手段
で測定した各原稿サイズと前記出力サイズより大きいサ
イズを指定する設定値とに基づいて、前記設定値で指定
されるサイズ内に記録可能な最大原稿枚数を各出力ペー
ジ毎に決定する合成枚数決定手段と、前記合成枚数決定
手段で決定した枚数の原稿画像を合成したときの画像の
サイズが前記出力サイズを超えるか否かを判別し、前記
出力サイズを超えるときは、出力サイズ内に収まるよう
に全部または一部の原稿画像を縮小して前記枚数の原稿
画像を順次連結合成し、合成したときの画像のサイズが
前記出力サイズを超えないときは、原稿画像を縮小せず
に前記枚数の原稿画像を順次連結合成する画像合成手段
とを具えることとした。また、原稿サイズを測定しなが
ら原稿画像を読み取って電気信号に変換する原稿読取手
段と、出力サイズとして原稿サイズに応じた定形サイズ
を選択する出力サイズ決定手段と、前記原稿読取手段で
測定した各原稿サイズと前記出力サイズより大きいサイ
ズを指定する設定値とに基づいて、前記設定値で指定さ
れるサイズ内に記録可能な最大原稿枚数を各出力ページ
毎に決定する合成枚数決定手段と、前記合成枚数決定手
段で決定した枚数の原稿画像を合成したときの画像のサ
イズが前記出力サイズを超えるか否かを判別し、前記出
力サイズを超えるときは、出力サイズを超える分だけ、
全部または一部の原稿画像を一部分削除して前記枚数の
原稿画像を順次連結合成し、合成したときの画像のサイ
ズが前記出力サイズを超えないときは、原稿画像を削除
せずに前記枚数の原稿画像を順次連結合成する画像合成
手段とを具えることとした。
【0009】
【作 用】原稿読取手段で原稿のサイズを測定しなが
ら原稿画像を読み取る。そして、出力サイズ決定手段で
出力サイズとして原稿サイズに応じた定形サイズを選択
する。さらに、合成枚数決定手段により、前記原稿読取
手段で測定した各原稿サイズと前記出力サイズ決定手段
で決定した出力サイズより大きいサイズを示す設定値と
に基づいて、前記設定値で指定されるサイズ内に記録可
能な最大原稿枚数を出力画像の各ページ毎に決定する。
そして、画像合成手段では、前記合成枚数決定手段で決
定した枚数の原稿画像を合成したときの画像のサイズが
前記出力サイズを超えるか否かを判別し、前記出力サイ
ズを超えるときは、出力サイズ内に収まるように全部ま
たは一部の原稿画像を縮小して前記枚数の原稿画像を順
次連結合成し、合成したときの画像のサイズが前記出力
サイズを超えないときは、原稿画像を縮小せずに前記枚
数の原稿画像を順次連結合成する。また、画像合成手段
の他の例では、前記合成枚数決定手段で決定した枚数の
原稿画像を合成したときの画像のサイズが前記出力サイ
ズを超えるか否かを判別し、前記出力サイズを超えると
きは、出力サイズを超える分だけそのページにおける全
部または一部の原稿画像の一部分を削除して前記枚数の
原稿画像を順次連結合成し、合成したときの画像のサイ
ズが前記出力サイズを超えないときは、原稿画像を削除
せずに前記枚数の原稿画像を順次連結合成する。
【0010】そのため、(1)1ページに合成すべき原
稿枚数を指定するのに、操作者が、いちいち原稿のサイ
ズを測り、出力すべきサイズに収まる原稿枚数を計算し
てから指定するというようなことは不要となる。(2)
また、原稿サイズが一定しない場合でも、各原稿のサイ
ズに応じて、出力画像の各ページ毎に出力サイズ内に記
録可能な読み取り原稿枚数を決定するので、合成枚数を
最適な枚数にすることができ、大きな余白を生じたり、
出力サイズからはみ出して、1枚の原稿が2ページにま
たがって出力されたりすることはなくなり、可読性,保
存性を良好にする。(3)さらに、合成画像のサイズが
出力サイズを超えても、前記設定値より小さければ、支
障が出ない範囲で原稿画像を縮小したり、一部を削除し
たりして1ページの中に合成してしまうことができるの
で、出力ページの後端部に生じる余白をより一層少なく
し、記録用紙の無駄を少なくすることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は、本発明の画像処理装置における制
御装置の概要を示すブロック図である。符号は、図15
のものに対応し、13は原稿蓄積手段、14は出力サイ
ズ決定手段、15は合成方法決定手段、16は合成枚数
決定手段、17は画像合成手段である。
【0012】本実施例では、原稿読取装置7(図15参
照)で読み取りライン数をカウントしながら1ラインず
つ原稿画像を読み取り、イメージメモリ8(図15参
照)に展開していく。その際、読み取りライン数をカウ
ントすることは、従来の原稿読取装置でも原稿サイズを
測定する手段として採用しているので、そのカウント値
を利用することができる。そして、イメージメモリ8に
原稿1枚分の画情報を展開し終わったら、原稿蓄積手段
13により、該原稿1枚分の画情報を記憶装置2(図1
5参照)に順次蓄積記憶させる。出力サイズ決定手段1
4では、A4,B5,Letter等といった定形サイズの中
から読み取られた原稿に最適な出力サイズ(出力画像の
サイズ)を決定する。合成方法決定手段15は、画像合
成の方法を、装置に予め設定しておくか、操作者がその
都度指定することによって後述するものの内からいずれ
か1つを決定する。
【0013】合成枚数決定手段16では、上記原稿読取
装置7でカウントした各原稿の読み取りライン数と上記
出力サイズ決定手段14で決定した出力サイズより大き
い値の設定値とに基づいて、前記設定値で指定されるサ
イズ内に記録可能な最大原稿枚数を出力画像の各ページ
毎に決定する。画像合成手段17では、出力画像の各ペ
ージ毎に、前記合成枚数決定手段16で決定した枚数の
原稿画像を順次連結合成し、かつ、合成画像のサイズが
出力サイズを超えているときは、合成画像全体が出力サ
イズ内に収まるように当該ページにおける全部または一
部の原稿画像を縮小する。そのようにして合成した画像
は、1ページ単位で記憶装置2に記憶させる。
【0014】図2は、原稿とそれらを合成した画像の一
例を示す図である。図2(イ),(ロ)は2種類の原稿
であり、例えば、図2(イ)の比較的大きいサイズの原
稿が1枚、図2(ロ)の小さいサイズの原稿が5枚あっ
て、それらを合成して出力画像を得るものとする。図2
(ハ)は、1ページ目の出力画像である。図2(イ)の
原稿のサイズが大きいため、2枚の原稿しか入れること
ができず、3枚目の原稿を入れようとすると出力サイズ
からはみ出してしまう。そこで、3枚目以降の原稿は、
2ページ目の出力画像として合成すればよいが、そのよ
うにすると、1ページ目の下部に大きな余白ができてし
まい記録用紙が無駄になる。そこで、3枚目の原稿画像
を副走査方向に縮小して1ページ目に入れてしまう。そ
して、4枚目から6枚目の原稿サイズは小さいので、1
ページの中に3枚共入れることができて、図2(ニ)の
ような2ページ目の出力画像が得られる。
【0015】次に、本実施例の動作をフローチャートを
使って説明する。まず、操作者が画像合成機能を使用す
ることをコントロールパネル4(図15参照)より指示
することにより処理が開始される。図3は、本発明の画
像処理装置における全体の処理手順を示すフローチャー
トである。 ステップ1…原稿読取装置7により原稿画像を1枚読み
取る。 ステップ2…読み取った原稿画像を原稿1枚分ずつ記憶
装置2に蓄積記憶させる。 ステップ3…次の原稿があるか否かを判別し、あればス
テップ1〜3を繰り返す。
【0016】ステップ4…なければ、出力サイズを決定
する。 ステップ5…画像の合成方法を、装置に予め設定してお
くか、操作者がその都度指定することによって後述する
ものの内からいずれか1つを決定する。この実施例で
は、最後部の原稿が出力サイズの範囲からはみ出す場
合、最後部の原稿を副走査方向に縮小して、全原稿画像
を出力サイズ内に収めてしまうという方法を指定するも
のとする。 ステップ6…出力画像の合成原稿枚数を各出力ページ毎
に決定する。 ステップ7…決定した枚数の原稿画像を合成して記憶装
置2に記憶させる。 ステップ8…次の原稿があるか否かを判別し、あればス
テップ6〜8を繰り返す。
【0017】以下、上記各ステップを詳細に説明する。 (原稿読取処理)図4は、原稿読み取り時の処理手順を
示すフローチャートである。 ステップ1…原稿読み取りライン数をカウントするカウ
ンタのカウント値Clineをクリアして0にする。 ステップ2…原稿を1ライン分読み取り、イメージメモ
リ8に転送する。 ステップ3…カウンタのカウント値Clineをインクリメ
ントする。 ステップ4…原稿の後端になったか否かを判別する。 ステップ5…原稿の後端になったら、その時のカウント
値Clineを記憶しておく。
【0018】(原稿蓄積処理)図5は、読み取った原稿
を記憶装置に蓄積記憶する時の処理手順を示すフローチ
ャートである。 ステップ1…イメージメモリ8に展開された1枚分の画
像データを読み出し、圧縮伸長装置3により符号化す
る。 ステップ2…符号化された画情報を記憶装置2に転送す
る。
【0019】(出力サイズ決定処理)図6は、合成画像
のサイズを決定する時の処理手順を示すフローチャート
である。 ステップ1…予め定形サイズの呼称と寸法の情報を保持
している定形サイズテーブルを記憶装置2から読み出
す。 ステップ2…読み出したテーブルに基づいて、表示装置
5に候補の定形サイズを一覧表示させる。 ステップ3…操作者は、コントロールパネル4から採用
したいサイズを選択指示する。 ステップ4…選択されたサイズを記憶装置2に記憶させ
る。
【0020】(合成枚数決定処理)図7は、1ページ毎
の原稿合成枚数を決定する時の処理手順を示すフローチ
ャートである。 ステップ1…スタートページポインタPSPに、先頭の原
稿のページ番号をセットし、合成枚数カウンタCP に1
をセットする。そして、ページ番号xの原稿の副走査方
向の長さをlng(x)で示すとき、合成画像の総副走
査長を示すための変数LA にlng(PSP)、すなわ
ち、先頭の原稿の副走査長をセットする。
【0021】ステップ2…変数LA が、出力サイズ決定
手段で決定した出力サイズより大きい設定値Kを超えた
か否かを判別する。 ステップ3…超えていなければ、スタートページポイン
タPSPに合成枚数カウンタCP の値を足し合わせた数の
ページ番号の原稿があるか否かを判別する。 ステップ4…あれば、変数LA に次の原稿の副走査方向
の長さlng(PSP+CP )を足し合わせた値が、上記
設定値Kを超えたか否かを判別する。 ステップ5…超えていなければ、変数LA にLA +ln
g(PSP+CP )をセットする。 ステップ6…合成枚数カウンタCP をインクリメントす
る。 ステップ7…ステップ2,ステップ4で設定値Kを超え
たとき、または、ステップ3でそのページ番号の原稿が
なくなったとき、その時のスタートページポインタPSP
の値を合成開始ページとし、合成枚数カウンタCP の値
を合成ページ数とし、変数LA を合成画像長として保持
する。
【0022】(画像合成処理)図8は、複数原稿を合成
する時の処理手順を示すフローチャートである。 ステップ1…上記合成枚数決定処理で得た合成開始ペー
ジ(PSPの値)と合成ページ数(CP の値)を、それぞ
れページ番号を示す変数PS と残りの合成ページ数を示
す変数PE にセットする。 ステップ2…図7の合成枚数決定処理で保持した合成画
像長LA が、図6の出力サイズ決定処理で決定した出力
サイズL0 より大きいか否かを判別する。 ステップ3…大きくなければ、ページ番号PS の原稿の
符号化データを記憶装置2から読み出す。 ステップ4…読み出した符号化データを圧縮伸長装置3
で復号化してイメージメモリ8の出力画像を格納するた
めのエリアAの、前に格納されている原稿画像の後ろに
展開して結合する。 ステップ5…変数PE をデクリメントする。 ステップ6…変数PE が0より大きいか否かを判別す
る。 ステップ7…大きければ、変数PS をインクリメントす
る。
【0023】ステップ8…ステップ2で合成画像長LA
が、出力サイズL0 より大きければ、出力サイズ内に収
まるように、合成画像を副走査方向に短縮させてイメー
ジメモリ8に展開する。 ステップ9…ステップ6で0より大きくなくなったら、
すなわち、上記合成枚数決定処理で決定されたページ数
の原稿が全て処理されたら、イメージメモリ8上に展開
されている出力画像1ページ分の画像データを圧縮伸長
装置3で符号化する。 ステップ10…符号化された画情報を記憶装置2に転送
する。
【0024】次に、上記ステップ8の合成画像を副走査
方向に短縮させてイメージメモリ8に展開する処理につ
いて説明する。合成画像を副走査方向に短縮させる方法
としては、図2に示したように、最終原稿の画像を副走
査方向に縮小する方法の他に次のような方法がある。す
なわち、図9(イ)に示すように、最終原稿の画像を主
走査方向と副走査方向の両方に縮小するもの、図9
(ロ)に示すように、最終原稿の画像の下部を削除する
もの、図9(ハ)に示すように、そのページに合成され
る全原稿画像の下部を削除するもの、図9(ニ)に示す
ように、そのページに合成される全原稿画像を縮小する
もの等がある。それらの内、いずれを採用するかは、前
述した合成方法決定手段15で決定する。
【0025】まず、最終原稿の画像を副走査方向に縮小
する場合の処理を説明する。図10は、最終原稿の画像
を副走査方向に縮小する場合の処理手順を示すフローチ
ャートである。 ステップ1…図7に示した合成枚数決定処理で得られた
合成画像長LA と、図6に示した出力サイズ決定処理で
選択した出力サイズL0 及び図4に示した原稿読取処理
で測定した最終原稿の副走査方向のサイズに基づいて最
終原稿の縮小率を算出する。 ステップ2…ページ番号PS (変数PS については、図
8のステップ1参照)の原稿の符号化データを記憶装置
2から読み出す。 ステップ3…変数PE (変数PE については、図8のス
テップ1参照)が1になったか否か、すなわち、読み出
した原稿がそのページに合成される原稿の内の最終原稿
であるか否かを判別する。 ステップ4…まだ1になっていなければ、読み出した原
稿の符号化データを復号化してイメージメモリ8の出力
画像を格納するエリアAに展開し、その前に格納されて
いる原稿画像に連結する。 ステップ5…変数PS をインクリメントし、変数PE
デクリメントする。
【0026】ステップ6…ステップ3で変数PE が1に
なったら、読み出した原稿の符号化データを復号化し
て、一旦、イメージメモリ8の上記エリアAとは別のエ
リアBに展開する。 ステップ7…ステップ1で算出した縮小率に応じて、ラ
インの間引きを行いながら、エリアBの画情報をエリア
Aに転送し、その前に格納されている原稿画像に連結す
る。
【0027】次に、最終原稿の画像を主走査方向と副走
査方向の両方に縮小する場合の処理を説明する。図11
は、最終原稿の画像を主走査方向及び副走査方向に縮小
する場合の処理手順を示すフローチャートである。ステ
ップ1〜ステップ6は、図10のものと同様なので説明
を省略する。 ステップ7…ステップ1で算出した縮小率に応じて、ラ
インと各ライン中のドットの間引きを行いながら、エリ
アBの画情報をエリアAに転送し、その前に格納されて
いる原稿画像に連結する。
【0028】なお、図10及び図11に示したものの場
合は、最終原稿のみ縮小するので、その縮小率は比較的
大きくなるが、図7に示した合成枚数決定処理における
設定値Kを、原稿サイズを勘案して、出力サイズよりあ
まり大きくならない範囲で設定することにより、支障の
ない範囲で縮小させるようにすることができる。
【0029】次に、最終原稿の画像の下部を削除する場
合の処理を説明する。図12は、最終原稿の画像の下部
を削除する場合の処理手順を示すフローチャートであ
る。 ステップ1…図7に示した合成枚数決定処理で得られた
合成画像長LA と、図6に示した出力サイズ決定処理で
選択した出力サイズL0 及び図4に示した原稿読取処理
で測定した最終原稿の副走査方向のサイズに基づいて最
終原稿の削除すべきライン数を算出する。ステップ2〜
ステップ6は、図10のものと同様なので説明を省略す
る。 ステップ7…最終原稿の総ライン数から、ステップ1で
算出した削除ライン数を差し引いたライン数だけ、エリ
アBの画情報をエリアAに転送し、その前に格納されて
いる原稿画像に連結する。
【0030】なお、図12に示したものの場合は、最終
原稿のみ下部を削除するので、その削除量は比較的大き
くなるが、この場合も、図7に示した合成枚数決定処理
における設定値Kを、原稿サイズを勘案して、出力サイ
ズよりあまり大きくならない範囲で設定することによ
り、支障のない範囲で削除させるようにすることができ
る。また、原稿によっては、下部が他の原稿と共通の内
容であったり、空欄であったりする場合があり、そのよ
うな原稿では下部は不要となるので、図12に示した方
法が有効になる。
【0031】次に、全原稿の画像の下部を削除する場合
の処理を説明する。図13は、全原稿の画像の下部を均
一に削除する場合の処理手順を示すフローチャートであ
る。 ステップ1…図7に示した合成枚数決定処理で得られた
合成画像長LA と、図6に示した出力サイズ決定処理で
選択した出力サイズL0 及び合成枚数に基づいて各原稿
の削除すべきライン数を算出する。 ステップ2…ページ番号PS の原稿の符号化データを記
憶装置2から読み出す。 ステップ3…読み出した原稿の符号化データを復号化し
てイメージメモリ8のエリアBに展開する。 ステップ4…各原稿の総ライン数からステップ1で算出
した削除ライン数を差し引いたライン数だけ、エリアB
の画情報を、出力画像を格納するためのエリアAに転送
し、その前に格納されている原稿画像に連結する。 ステップ5…変数PE が1になったか否か、すなわち、
直前に処理した原稿がそのページに合成される原稿の内
の最終原稿であったか否かを判別する。 ステップ6…まだ1になっていなければ、変数PS をイ
ンクリメントし、変数PE をデクリメントする。
【0032】次に、全原稿の画像を副走査方向に縮小す
る場合の処理を説明する。図14は、全原稿の画像を副
走査方向に縮小する場合の処理手順を示すフローチャー
トである。 ステップ1…図7に示した合成枚数決定処理で得られた
合成画像長LA と、図6に示した出力サイズ決定処理で
選択した出力サイズL0 及び合成枚数に基づいて各原稿
の縮小率を算出する。ステップ2,ステップ3,ステッ
プ5及びステップ6は、図13のものと同様なので説明
を省略する。 ステップ4…ステップ1で算出した縮小率に応じて、ラ
インの間引きを行いながら、エリアBの画情報を、出力
画像を格納するためのエリアAに転送し、その前に格納
されている原稿画像に連結する。
【0033】なお、図9(ニ)及び図14のものは、全
原稿の画像を副走査方向にのみ縮小する場合を示した
が、全原稿の画像を主走査方向と副走査方向の両方に縮
小するようにしてもよい。その場合は、図14のものに
おけるステップ4で縮小率に応じて、ラインと各ライン
中のドットの両方の間引きを行いながら、エリアBの画
情報をエリアAに転送し、その前に格納されている原稿
画像に連結する。
【0034】以上のようにして、1ページ毎に複数の原
稿画像が合成された出力画像が符号化されて記憶装置2
に記憶されるが、それを送信する場合は、記憶装置2か
ら読み出してファクシミリ通信装置10から送信する。
しかし、このままでは操作者は、読み取った原稿枚数は
分かっても合成後の出力画像のページ数は分からない。
そこで、全ページの合成処理が完了した時点で、読み取
られた原稿の枚数及び合成後の出力サイズ,合成後の出
力枚数を表示装置5(図15参照)に表示するようにす
ることができる。その場合、読み取られた原稿の枚数
は、原稿読み取り時にカウントされ、記憶されているの
でその値を表示する。また、合成後の出力サイズは、上
記出力サイズ決定手段14で決定されたものを表示す
る。さらに、合成後の出力枚数は、1ページの合成がイ
メージメモリ8上で完了する毎にカウントアップする出
力画像ページカウンタを設け、そのカウント値を表示す
る。
【0035】また、合成後の出力画像にはページ数が付
けられている方が便利である。そこで、キャラクタジェ
ネレータ6により上記出力画像ページカウンタの値を発
生させて、出力画像後端にページ番号を付加したり、さ
らに、出力画像の当該ページに読み取り原稿のどのペー
ジが載っているのかを表示するようにすることができ
る。その場合、読み取り原稿のどのページであるかは、
上記スタートページポインタPSPと合成枚数カウンタC
P の値から算出できるので、その値をキャラクタジェネ
レータ6により発生させて出力画像後端に付加する。
【0036】なお、上記実施例では、画像合成手段17
により複数原稿画像を合成した後、圧縮伸長装置3で符
号化して記憶装置2に記憶させるようにしているが、必
ずしも記憶装置2に記憶させる必要はなく、例えば、符
号化した画情報を直接ファクシミリ通信装置10から送
信することもできる。
【0037】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明の画像処理装置
によれば、(1)1ページに合成すべき原稿枚数を指定
するのに、操作者が、いちいち原稿のサイズを測り、出
力すべきサイズに収まる原稿枚数を計算してから指定す
るというようなことは不要となる。(2)また、原稿サ
イズが一定しない場合でも、各原稿のサイズに応じて、
出力画像の1ページ毎に出力サイズ内に記録可能な読み
取り原稿枚数を決定するので、合成枚数を最適な枚数に
することができ、大きな余白を生じたり、出力サイズか
らはみ出して、1枚の原稿が2ページにまたがって出力
されたりすることはなくなり、可読性,保存性を良好に
する。(3)さらに、合成画像のサイズが出力サイズを
超えても、前記設定値より小さければ、支障が出ない範
囲で原稿画像を縮小したり、一部を削除したりして1ペ
ージの中に合成してしまうことができるので、出力ペー
ジの後端部に生じる余白をより一層少なくし、記録用紙
の無駄を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の画像処理装置における制御装置の概
要を示すブロック図
【図2】 原稿とそれらを合成した画像の一例を示す図
【図3】 本発明の画像処理装置における全体の処理手
順を示すフローチャート
【図4】 原稿読み取り時の処理手順を示すフローチャ
ート
【図5】 読み取った原稿をイメージメモリに蓄積する
時の処理手順を示すフローチャート
【図6】 合成画像の出力サイズを決定する時の処理手
順を示すフローチャート
【図7】 1ページ毎の原稿合成枚数を決定する時の処
理手順を示すフローチャート
【図8】 複数原稿を合成する時の処理手順を示すフロ
ーチャート
【図9】 複数原稿を合成した画像の例を示す図
【図10】 最終原稿の画像を副走査方向に縮小する場
合の処理手順を示すフローチャート
【図11】 最終原稿の画像を主走査方向及び副走査方
向に縮小する場合の処理手順を示すフローチャート
【図12】 最終原稿の画像の下部を削除する場合の処
理手順を示すフローチャート
【図13】 全原稿の画像の下部を均一に削除する場合
の処理手順を示すフローチャート
【図14】 全原稿の画像を副走査方向に縮小する場合
の処理手順を示すフローチャート
【図15】 画像処理装置の概要を示すブロック図
【符号の説明】
1…制御装置、2…記憶装置、3…圧縮伸長装置、4…
コントロールパネル、5…表示装置、6…キャラクタジ
ェネレータ、7…原稿読取装置、8…イメージメモリ、
9…出力装置、10…ファクシミリ通信装置、11…デ
ータバス、12…制御バス、13…原稿蓄積手段、14
…出力サイズ決定手段、15…合成方法決定手段、16
…合成枚数決定手段、17…画像合成手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森本 哲司 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社内 (72)発明者 岡崎 芳治 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社内 (72)発明者 中島 孝 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿サイズを測定しながら原稿画像を読
    み取って電気信号に変換する原稿読取手段と、出力サイ
    ズとして原稿サイズに応じた定形サイズを選択する出力
    サイズ決定手段と、前記原稿読取手段で測定した各原稿
    サイズと前記出力サイズより大きいサイズを指定する設
    定値とに基づいて、前記設定値で指定されるサイズ内に
    記録可能な最大原稿枚数を各出力ページ毎に決定する合
    成枚数決定手段と、前記合成枚数決定手段で決定した枚
    数の原稿画像を合成したときの画像のサイズが前記出力
    サイズを超えるか否かを判別し、前記出力サイズを超え
    るときは、出力サイズ内に収まるように全部または一部
    の原稿画像を縮小して前記枚数の原稿画像を順次連結合
    成し、合成したときの画像のサイズが前記出力サイズを
    超えないときは、原稿画像を縮小せずに前記枚数の原稿
    画像を順次連結合成する画像合成手段とを具えたことを
    特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 原稿サイズを測定しながら原稿画像を読
    み取って電気信号に変換する原稿読取手段と、出力サイ
    ズとして原稿サイズに応じた定形サイズを選択する出力
    サイズ決定手段と、前記原稿読取手段で測定した各原稿
    サイズと前記出力サイズより大きいサイズを指定する設
    定値とに基づいて、前記設定値で指定されるサイズ内に
    記録可能な最大原稿枚数を各出力ページ毎に決定する合
    成枚数決定手段と、前記合成枚数決定手段で決定した枚
    数の原稿画像を合成したときの画像のサイズが前記出力
    サイズを超えるか否かを判別し、前記出力サイズを超え
    るときは、出力サイズを超える分だけ、全部または一部
    の原稿画像を一部分削除して前記枚数の原稿画像を順次
    連結合成し、合成したときの画像のサイズが前記出力サ
    イズを超えないときは、原稿画像を削除せずに前記枚数
    の原稿画像を順次連結合成する画像合成手段とを具えた
    ことを特徴とする画像処理装置。
JP5140075A 1993-05-19 1993-05-19 画像処理装置 Pending JPH06334842A (ja)

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JP5140075A JPH06334842A (ja) 1993-05-19 1993-05-19 画像処理装置

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JPH06334842A true JPH06334842A (ja) 1994-12-02

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